JPH0481438A - スタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物 - Google Patents
スタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物Info
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- JPH0481438A JPH0481438A JP2194843A JP19484390A JPH0481438A JP H0481438 A JPH0481438 A JP H0481438A JP 2194843 A JP2194843 A JP 2194843A JP 19484390 A JP19484390 A JP 19484390A JP H0481438 A JPH0481438 A JP H0481438A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スタンドレスタイヤ用トレッドゴム組成物に
関する。
関する。
スパイクタイヤの使用禁止に伴い、これに代わる高性能
のスタッドレスタイヤの提供が強く求められている。従
来、スタッドレスタイヤのトレンドゴムには、カーボン
ブランクを配合することにより良好な機械的物性を付与
すると共に、二次転移温度（以下、Ｔｇと略す）の低い
ゴムやＴｇの低いオイルを配合することにより、低温に
おける硬度を小さくして良好な氷上性能を付与するよう
にしていた。しかし、このようなゴム組成物はトレッド
ゴムとしてのウェットスキツド性能が満足されないとい
う欠点があった。
のスタッドレスタイヤの提供が強く求められている。従
来、スタッドレスタイヤのトレンドゴムには、カーボン
ブランクを配合することにより良好な機械的物性を付与
すると共に、二次転移温度（以下、Ｔｇと略す）の低い
ゴムやＴｇの低いオイルを配合することにより、低温に
おける硬度を小さくして良好な氷上性能を付与するよう
にしていた。しかし、このようなゴム組成物はトレッド
ゴムとしてのウェットスキツド性能が満足されないとい
う欠点があった。
［発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、良好な機械的物性と氷上性能を維持し
ながら、ウェットスキツド性能を向上したスタンドレス
タイヤ用トレッドゴム組成物を提供することにある。
ながら、ウェットスキツド性能を向上したスタンドレス
タイヤ用トレッドゴム組成物を提供することにある。
このような本発明の目的は、全ゴム量１００重量部当た
りカーボンブランク４０重量部以上とオイル１０重量部
以上を配合し、該オイル中の５０重量％以上が一５０℃
以下のＴｇと５００以上の重量平均分子量を有するパラ
フィン系オイルであるゴム組成物により達成することが
できる。
りカーボンブランク４０重量部以上とオイル１０重量部
以上を配合し、該オイル中の５０重量％以上が一５０℃
以下のＴｇと５００以上の重量平均分子量を有するパラ
フィン系オイルであるゴム組成物により達成することが
できる。
このようにカーボンブラックと共に配合したオイル中の
５０重量％以上をＴｇが一５０℃以下で、かつ重量平均
分子量が５００以上のパラフィン系オイルにしたことに
より、本来の機械的物性と氷上性能を悪化させることな
く、ウェットスキツド性能を向上することができる。
５０重量％以上をＴｇが一５０℃以下で、かつ重量平均
分子量が５００以上のパラフィン系オイルにしたことに
より、本来の機械的物性と氷上性能を悪化させることな
く、ウェットスキツド性能を向上することができる。
さらに具体的には３００２伸長時モジュラス、破断強度
、破断伸び等の大きい機械的物性や低い硬度で代表され
る氷上性能を維持しながら、リュプケ弾性で代表される
ウェットスキツド性能を向上し、さらには乾燥路でのド
ライ性能も向上することになるのである。
、破断伸び等の大きい機械的物性や低い硬度で代表され
る氷上性能を維持しながら、リュプケ弾性で代表される
ウェットスキツド性能を向上し、さらには乾燥路でのド
ライ性能も向上することになるのである。
このような効果は、単にオイルのＴｇが一５０℃以下で
あるというだけでなく、特に重量平均分子量が５００以
上という非常に高分子量のものにすることによって可能
にすることができる。
あるというだけでなく、特に重量平均分子量が５００以
上という非常に高分子量のものにすることによって可能
にすることができる。
従来から、Ｔｇが一５０℃以下であるオイルは氷上性能
を上げるために使用されていたが、Ｔｇが一５０℃以下
であると共に重量平均分子量が５００以上であるような
パラフィン系オイルは、従来のタイヤ用ゴム組成物の配
合薬品としては使用されていなかった。このパラフィン
系オイルは、トレッドゴム組成物に配合するオイル量の
５０重量％以上である限り、全量であってもよく、部で
あってもよい。
を上げるために使用されていたが、Ｔｇが一５０℃以下
であると共に重量平均分子量が５００以上であるような
パラフィン系オイルは、従来のタイヤ用ゴム組成物の配
合薬品としては使用されていなかった。このパラフィン
系オイルは、トレッドゴム組成物に配合するオイル量の
５０重量％以上である限り、全量であってもよく、部で
あってもよい。
また、本発明に使用するゴムとしては、通常のスタンド
レスタイヤのトレッド用ゴム組成物に使用されているゴ
ムがいずれも使用可能である。たとえば、天然ゴム（Ｎ
Ｒ）、ポリブタジェンゴム（ＢＲ）、スチレン−ブタジ
ェン共重合体ゴム（ＳＢＲ）等がある。望ましくは、Ｔ
ｇが一５０℃未満のゴムを使用するのがよい。
レスタイヤのトレッド用ゴム組成物に使用されているゴ
ムがいずれも使用可能である。たとえば、天然ゴム（Ｎ
Ｒ）、ポリブタジェンゴム（ＢＲ）、スチレン−ブタジ
ェン共重合体ゴム（ＳＢＲ）等がある。望ましくは、Ｔ
ｇが一５０℃未満のゴムを使用するのがよい。
また、カーボンブランクも特に限定されるものではなく
、スタッドレスタイヤのトレッドゴム組成物に配合され
ているＨＡＦ、 ｌ５ＡＦ等をいずれも使用することが
できる。このカーボンブランクは、全ゴム量１００重量
部当たり４０重量部以上配合する必要があり、これによ
りトレッドコムに必要な３００χ伸長時モジュラス、破
断強度及び伸び等の機械的物性を付与することができる
。
、スタッドレスタイヤのトレッドゴム組成物に配合され
ているＨＡＦ、 ｌ５ＡＦ等をいずれも使用することが
できる。このカーボンブランクは、全ゴム量１００重量
部当たり４０重量部以上配合する必要があり、これによ
りトレッドコムに必要な３００χ伸長時モジュラス、破
断強度及び伸び等の機械的物性を付与することができる
。
なお、本発明のゴム組成物には前述のゴム成分、カーボ
ンブランク、オイルの他に、−船釣にトレッド用ゴム組
成物に配合される各種のゴム配合薬品、たとえば硫黄、
酸化亜鉛、加硫促進剤、老化防止剤、ステアリン酸等を
適宜配合することができる。
ンブランク、オイルの他に、−船釣にトレッド用ゴム組
成物に配合される各種のゴム配合薬品、たとえば硫黄、
酸化亜鉛、加硫促進剤、老化防止剤、ステアリン酸等を
適宜配合することができる。
表に示す、配合組成の相違する３種類のゴム組成物を調
製した。これらの３種類のゴム組成物について、ＪＩＳ
−Ｋ ６３０１に規定されている方法に準じて、３００
χ伸長時モジュラス（Ｋｇ／ｃｍ”） （Ｍ３００χと
略す）、破断強度（にｇ／ｃｍ”） （ＴＢと略す）、
破断伸び（χ）（ＥＢと略す）、０℃及び−２０℃にお
けるＪＩＳ−Ａ硬度、０℃及び６０℃におけるリュプケ
弾性を、それぞれ測定した。
製した。これらの３種類のゴム組成物について、ＪＩＳ
−Ｋ ６３０１に規定されている方法に準じて、３００
χ伸長時モジュラス（Ｋｇ／ｃｍ”） （Ｍ３００χと
略す）、破断強度（にｇ／ｃｍ”） （ＴＢと略す）、
破断伸び（χ）（ＥＢと略す）、０℃及び−２０℃にお
けるＪＩＳ−Ａ硬度、０℃及び６０℃におけるリュプケ
弾性を、それぞれ測定した。
これらの測定値のうち、ＪＩＳ−Ａ硬度は、これが小さ
いほどトレンドゴムとしての総合的なグリップ性能に優
れていることを示す。特に−２０℃のＪＩＳ−Ａ硬度が
低い程氷上のグリップ性能が優れていることを示す。ま
た、０℃におけるリュプケ弾性が小さいほどトレッドの
ウェットスキツド性能に優れていることを示し、６０℃
におけるリュブケ弾性が小さいほど、ドライグリップ性
能に優れていることを示す。
いほどトレンドゴムとしての総合的なグリップ性能に優
れていることを示す。特に−２０℃のＪＩＳ−Ａ硬度が
低い程氷上のグリップ性能が優れていることを示す。ま
た、０℃におけるリュプケ弾性が小さいほどトレッドの
ウェットスキツド性能に優れていることを示し、６０℃
におけるリュブケ弾性が小さいほど、ドライグリップ性
能に優れていることを示す。
測定結果は表に示す通りであった。
（本頁以下、余白）
上表中、配合量は重量部を表す
” ＮＳはＮ−ｔ−ブチル−２−ヘンジチアゾールスル
フェンアミドである。
フェンアミドである。
上表から、比較例１のゴム組成物はリュプケ弾性からウ
ェットスキツド性能は良好であるものの、−２０℃での
ＪＩＳ−Ａ硬度から氷上性能に劣り、比較例２のゴム組
成物は氷上性能は良好であるが、ウェットスキツド性能
に劣っている。
ェットスキツド性能は良好であるものの、−２０℃での
ＪＩＳ−Ａ硬度から氷上性能に劣り、比較例２のゴム組
成物は氷上性能は良好であるが、ウェットスキツド性能
に劣っている。
これに対して実施例のゴム組成物は、氷上性能とウェッ
トスキツド性能の両特性共に良好であることがわかる。
トスキツド性能の両特性共に良好であることがわかる。
また、３００χモジユラス、破断強度（ＴＢ） 、破断
伸び（ＥＢ）から、実施例の機械的特性は、比較例１，
２と遜色がないことがわかる。
伸び（ＥＢ）から、実施例の機械的特性は、比較例１，
２と遜色がないことがわかる。
本発明によれば、特定量のカーボンブランクとオイルを
配合することによりトレッドゴムに必要な３００χ伸長
時モジュラス、破断強度及び伸び等の機械的性質を高く
し、かつ低温時のＪＩＳＡ硬度を低くして良好な氷上性
能を発揮すると共に、上記オイル中の５０重量％以上を
二次転移点が一５０℃以下で、重量平均分子量が５００
以上のパラフィン系オイルにすることによって、これら
の機械的性質や氷上性能を損なうことなく、リュプケ弾
性を低くし、ウェットスキツド性能を向上することがで
きる。このため、本発明のゴム組成物はスタッドレスタ
イヤ用トレンドゴム組成物として極めて有用である。
配合することによりトレッドゴムに必要な３００χ伸長
時モジュラス、破断強度及び伸び等の機械的性質を高く
し、かつ低温時のＪＩＳＡ硬度を低くして良好な氷上性
能を発揮すると共に、上記オイル中の５０重量％以上を
二次転移点が一５０℃以下で、重量平均分子量が５００
以上のパラフィン系オイルにすることによって、これら
の機械的性質や氷上性能を損なうことなく、リュプケ弾
性を低くし、ウェットスキツド性能を向上することがで
きる。このため、本発明のゴム組成物はスタッドレスタ
イヤ用トレンドゴム組成物として極めて有用である。
Claims (1)
- 全ゴム量１００重量部当たり、カーボンブラック４０重
量部以上とオイル１０重量部以上を配合し、該オイル中
の５０重量％以上が−５０℃以下の二次転移温度と５０
０以上の重量平均分子量を有するパラフィン系オイルで
あるスタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2194843A JP2852968B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | スタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2194843A JP2852968B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | スタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0481438A true JPH0481438A (ja) | 1992-03-16 |
| JP2852968B2 JP2852968B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16331200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2194843A Expired - Fee Related JP2852968B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | スタッドレスタイヤ用トレッドゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2852968B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7859174B2 (en) | 2006-02-01 | 2010-12-28 | Panasonic Corporation | Metal vapor discharge lamp |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP2194843A patent/JP2852968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7859174B2 (en) | 2006-02-01 | 2010-12-28 | Panasonic Corporation | Metal vapor discharge lamp |
| US8227959B2 (en) | 2006-02-01 | 2012-07-24 | Panasonic Corporation | Metal vapor discharge lamp |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2852968B2 (ja) | 1999-02-03 |
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