JPH0479769B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0479769B2 JPH0479769B2 JP60115219A JP11521985A JPH0479769B2 JP H0479769 B2 JPH0479769 B2 JP H0479769B2 JP 60115219 A JP60115219 A JP 60115219A JP 11521985 A JP11521985 A JP 11521985A JP H0479769 B2 JPH0479769 B2 JP H0479769B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machining
- signal
- output
- hole
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 98
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 11
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 5
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 2
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 claims description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 9
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 5
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/02—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、放電加工装置において孔明き加工を
行う場合にその孔の貫通を自動的に検出するため
の装置に関する。
行う場合にその孔の貫通を自動的に検出するため
の装置に関する。
従来の技術
放電加工装置において、孔開きを行う場合、孔
が貫通しか否か自動的に検出することができな
く、オペレータの勘や目視によつて孔が貫通した
ことを検出していた。
が貫通しか否か自動的に検出することができな
く、オペレータの勘や目視によつて孔が貫通した
ことを検出していた。
発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、貫通孔の加工終了時を自動的
に正確かつ簡易に検出できるようにした放電加工
装置における孔空き確認装置の提供することにあ
る。
に正確かつ簡易に検出できるようにした放電加工
装置における孔空き確認装置の提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段
本発明の放電加工装置における孔明き確認装置
は、ワークと電極間の平均加工電流を検出する平
均加工電流検出手段と、加工速度を検出する加工
速度検出手段と、上記検出平均加工電流を前記検
出加工速度で除算して出力する演算手段と、該演
算手段の出力を検出し孔明き完了を検出する孔明
き検出手段とから成り、しかもこの孔明き検出手
段は、所定レベルの電圧を上記演算回路からの出
力電圧に加え出力電圧レベルを増大させるレベル
シフト手段と、上記演算回路の出力を所定時間遅
延させる遅延回路と、上記レベルシフト手段及び
上記遅延回路の出力を入力するコンパレータとを
備えることによつて、上記問題点を解決した。
は、ワークと電極間の平均加工電流を検出する平
均加工電流検出手段と、加工速度を検出する加工
速度検出手段と、上記検出平均加工電流を前記検
出加工速度で除算して出力する演算手段と、該演
算手段の出力を検出し孔明き完了を検出する孔明
き検出手段とから成り、しかもこの孔明き検出手
段は、所定レベルの電圧を上記演算回路からの出
力電圧に加え出力電圧レベルを増大させるレベル
シフト手段と、上記演算回路の出力を所定時間遅
延させる遅延回路と、上記レベルシフト手段及び
上記遅延回路の出力を入力するコンパレータとを
備えることによつて、上記問題点を解決した。
作 用
放電加工装置において、孔加工中、ワークと電
極間の平均加工電流及び加工速度が、平均加工電
流検出手段及び加工速度検出手段にてそれぞれ検
出される。演算手段は、検出平均加工電流を加工
速度で除算して出力する。この出力信号は加工面
積相当信号を意味している。すなわち、孔明き検
出手段のコンパレータには、演算回路の出力電圧
を所定量だけ増大させたレベルシフト手段の出力
と演算回路の出力を遅延差せた遅延回路の出力が
入力されている。そのため、穴が貫通するまでは
レベルシフト手段からの出力が遅延回路の出力よ
り大きいが、孔が貫通すると、レベルシフト手段
からの出力は小さなレベルとなるが、遅延回路の
出力は遅延した分遅れて小さな出力となるため、
孔が貫通したとき、コンパレータの２つの入力の
大きさが反転し、コンパレータの出力は反転し孔
が貫通したことを検出する。
極間の平均加工電流及び加工速度が、平均加工電
流検出手段及び加工速度検出手段にてそれぞれ検
出される。演算手段は、検出平均加工電流を加工
速度で除算して出力する。この出力信号は加工面
積相当信号を意味している。すなわち、孔明き検
出手段のコンパレータには、演算回路の出力電圧
を所定量だけ増大させたレベルシフト手段の出力
と演算回路の出力を遅延差せた遅延回路の出力が
入力されている。そのため、穴が貫通するまでは
レベルシフト手段からの出力が遅延回路の出力よ
り大きいが、孔が貫通すると、レベルシフト手段
からの出力は小さなレベルとなるが、遅延回路の
出力は遅延した分遅れて小さな出力となるため、
孔が貫通したとき、コンパレータの２つの入力の
大きさが反転し、コンパレータの出力は反転し孔
が貫通したことを検出する。
実施例
第１図は、本発明の一実施例による放電加工装
置における孔明き確認装置を示し、本実施例で
は、直流電源３より、電流制限抵抗５及び制御回
路（図示せず）によりオン、オフ制御されるスイ
ツチング素子としてのトランジスタ４を介してワ
ーク１と孔明き用電極２間に電圧を印加して放電
孔明き加工を行う例を示している。
置における孔明き確認装置を示し、本実施例で
は、直流電源３より、電流制限抵抗５及び制御回
路（図示せず）によりオン、オフ制御されるスイ
ツチング素子としてのトランジスタ４を介してワ
ーク１と孔明き用電極２間に電圧を印加して放電
孔明き加工を行う例を示している。
本発明装置の要部構成の説明に先立ち、本発明
の作動原理を端的に述べれば、本発明は、放電孔
加工終了時に放電加工面積Ｓが加工中の値から急
減して零に至ることに着目し、加工面積Ｓの急減
をもつて孔加工終了を検出するようにしたもの
で、詳しくは、加工面積Ｓ、加工速度Ｆ及び加工
電流ITの従来公知の関係式Ｓ＝Ｋ・IT／Ｆ（ここ
でＫは定数）を利用して加工時の加工面積Ｓの変
化を監視し、孔加工終了を検知するようにしてい
る。
の作動原理を端的に述べれば、本発明は、放電孔
加工終了時に放電加工面積Ｓが加工中の値から急
減して零に至ることに着目し、加工面積Ｓの急減
をもつて孔加工終了を検出するようにしたもの
で、詳しくは、加工面積Ｓ、加工速度Ｆ及び加工
電流ITの従来公知の関係式Ｓ＝Ｋ・IT／Ｆ（ここ
でＫは定数）を利用して加工時の加工面積Ｓの変
化を監視し、孔加工終了を検知するようにしてい
る。
そこで、第１図を参照して本発明装置の要部を
説明すると、上記電流制限抵抗５の両端には抵抗
１１，１２及び抵抗１３，１４がそれぞれ接続さ
れ、これら抵抗１１〜１４により電流制限抵抗５
に流れる電流に対応する結線部１５，１６間の電
圧Ｖ１を検出するようにしている。この電圧Ｖ１
はワーク１と電極２間に流れるパルス状の加工電
流ITを表わす。そして、これら抵抗１１〜１４の
後段には電圧Ｖ１を平滑する平滑作動増幅器１７
が接続され、加工電流ITの平均値である平均加工
電流IWを表すす電圧Ｖ２を除算回路１８へ出力す
るようになつている。上記抵抗１１〜１４及び平
滑作動増幅器１７は平均加工電流検出手段を構成
している。
説明すると、上記電流制限抵抗５の両端には抵抗
１１，１２及び抵抗１３，１４がそれぞれ接続さ
れ、これら抵抗１１〜１４により電流制限抵抗５
に流れる電流に対応する結線部１５，１６間の電
圧Ｖ１を検出するようにしている。この電圧Ｖ１
はワーク１と電極２間に流れるパルス状の加工電
流ITを表わす。そして、これら抵抗１１〜１４の
後段には電圧Ｖ１を平滑する平滑作動増幅器１７
が接続され、加工電流ITの平均値である平均加工
電流IWを表すす電圧Ｖ２を除算回路１８へ出力す
るようになつている。上記抵抗１１〜１４及び平
滑作動増幅器１７は平均加工電流検出手段を構成
している。
一方、NC装置６と除算回路１８間には加工速
度検出手段としての周波数−電圧変換器（以下ｆ
−ｖ変拠器という）１９が介設され、このｆ−ｖ
変換器１９にて加工速度ｆに応じた周波数の指令
パルスＰを加工速度Ｆを表わす電圧Ｖ３に変換す
るようにしている。そして、加工面積演算手段と
しての除算回路１８は、平滑作動増幅器１７から
の出力電圧値（平均加工電流）Ｖ２をｆ−ｖ変換
器１９からの出力電圧値（加工速度）Ｖ３で除算
して加工面積信号Ｖ４を得るもので、該信号Ｖ４
はコンパレータ２０の一方の入力端子及び除算回
路１８とコンパレータ２０間に介在する遅延回路
２１に夫々供給され、さらに、遅延回路２１に供
給されたものは、所定時間だけ遅延されて遅延信
号V′４としてコンパレータ２０の他方の入力端
子に供給されるようになつている。なお、このと
き、遅延回路２１に通さない方の加工面積相当信
号Ｖ４は、孔明きに至るまでの加工作業中に遅延
回路２１を通つた遅延信号V′４との間に第３図
に示されるように常に一定値以上の差が生じてい
るようにするために、上記加工面積相当信号Ｖ４
を所定値だけ正方向にレベルシフトさせる。
度検出手段としての周波数−電圧変換器（以下ｆ
−ｖ変拠器という）１９が介設され、このｆ−ｖ
変換器１９にて加工速度ｆに応じた周波数の指令
パルスＰを加工速度Ｆを表わす電圧Ｖ３に変換す
るようにしている。そして、加工面積演算手段と
しての除算回路１８は、平滑作動増幅器１７から
の出力電圧値（平均加工電流）Ｖ２をｆ−ｖ変換
器１９からの出力電圧値（加工速度）Ｖ３で除算
して加工面積信号Ｖ４を得るもので、該信号Ｖ４
はコンパレータ２０の一方の入力端子及び除算回
路１８とコンパレータ２０間に介在する遅延回路
２１に夫々供給され、さらに、遅延回路２１に供
給されたものは、所定時間だけ遅延されて遅延信
号V′４としてコンパレータ２０の他方の入力端
子に供給されるようになつている。なお、このと
き、遅延回路２１に通さない方の加工面積相当信
号Ｖ４は、孔明きに至るまでの加工作業中に遅延
回路２１を通つた遅延信号V′４との間に第３図
に示されるように常に一定値以上の差が生じてい
るようにするために、上記加工面積相当信号Ｖ４
を所定値だけ正方向にレベルシフトさせる。
そして、コンパレータ２０は、加工面積相当信
号Ｖ４と遅延信号V′４との大小を比較し、遅延
信号V′４が上記信号Ｖ４を上回つたとき、すな
わちコンパレータからの出力が低レベルから高レ
ベルに切り替わつたとき、NC装置６に孔加工終
了信号VV５を出力するようになつている。この
ように、コンパレータ２０は、遅延回路２１と協
動して孔明き検出手段を成している。
号Ｖ４と遅延信号V′４との大小を比較し、遅延
信号V′４が上記信号Ｖ４を上回つたとき、すな
わちコンパレータからの出力が低レベルから高レ
ベルに切り替わつたとき、NC装置６に孔加工終
了信号VV５を出力するようになつている。この
ように、コンパレータ２０は、遅延回路２１と協
動して孔明き検出手段を成している。
次に、本実施例の動作について、第２図、第３
図を参照しながら説明する。なお、第２図中Ｈは
孔の長さ（ワークの厚み）を意味し、第３図にお
いて、縦軸にこの孔の長さＨをとり、横軸に平均
加工電流IW、加工速度Ｆ、加工面積相当信号Ｖ４
を示している。NC制御装置６はサーボ回路７を
介してサーボモータＭを駆動し、ワーク１と電極
２相対的に移動させて孔加工を行うが、この孔加
工中、平均加工電流IW及び加工速度（電極２の送
り速度）Ｆは、加工深さｈに対し例えば第３図に
示すように夫々変化する。そして、図示のように
変化する平均加工電流IWを表わす電圧Ｖ２が、抵
抗５及び抵抗１１〜１４を介して平滑差動増幅器
１７にて常時検出される。一方、NC装置６から
サーボ回路７に供給される加工速度Ｆに応じた周
波数の指令パルスＰがｆ−ｖ変換器１９にも供給
され、該変換器１９により電圧Ｖ３に変換され、
加工速度ｆが常時検出される。そして、除算回路
１８にて加工面積Ｓに比例する両電圧の比Ｖ２／
Ｖ３（＝Ｖ４）が時々刻々演算され、この結果、
除算回路１８から出力加工面積相当信号Ｖ４は、
レベルシフト手段により正の所定値が加えられ
る。そのレベルシフトした信号は、加工深さｈに
対して第３図のＶ４に示すように変化し、孔加工
の進行に伴う平均加工電流IWの漸増及び加工速度
Ｆの漸減変化につれて加工開始時の値から漸増
し、さらに孔加工完了直後には平均加工電流IWの
急減及び加工速度Ｆの急増に伴つて急減する。
図を参照しながら説明する。なお、第２図中Ｈは
孔の長さ（ワークの厚み）を意味し、第３図にお
いて、縦軸にこの孔の長さＨをとり、横軸に平均
加工電流IW、加工速度Ｆ、加工面積相当信号Ｖ４
を示している。NC制御装置６はサーボ回路７を
介してサーボモータＭを駆動し、ワーク１と電極
２相対的に移動させて孔加工を行うが、この孔加
工中、平均加工電流IW及び加工速度（電極２の送
り速度）Ｆは、加工深さｈに対し例えば第３図に
示すように夫々変化する。そして、図示のように
変化する平均加工電流IWを表わす電圧Ｖ２が、抵
抗５及び抵抗１１〜１４を介して平滑差動増幅器
１７にて常時検出される。一方、NC装置６から
サーボ回路７に供給される加工速度Ｆに応じた周
波数の指令パルスＰがｆ−ｖ変換器１９にも供給
され、該変換器１９により電圧Ｖ３に変換され、
加工速度ｆが常時検出される。そして、除算回路
１８にて加工面積Ｓに比例する両電圧の比Ｖ２／
Ｖ３（＝Ｖ４）が時々刻々演算され、この結果、
除算回路１８から出力加工面積相当信号Ｖ４は、
レベルシフト手段により正の所定値が加えられ
る。そのレベルシフトした信号は、加工深さｈに
対して第３図のＶ４に示すように変化し、孔加工
の進行に伴う平均加工電流IWの漸増及び加工速度
Ｆの漸減変化につれて加工開始時の値から漸増
し、さらに孔加工完了直後には平均加工電流IWの
急減及び加工速度Ｆの急増に伴つて急減する。
こうしたレベルシフトされた加工面積相当信号
Ｖ４の変化は、コンパレータ２０にて常時監視さ
れる。すなわち、コンパレータ２０において、除
算回路１８からの加工面積相当信号Ｖ４の現在値
（レベルシフトされた信号）と、現時点より所定
時間だけ過去の信号値V4に対応する遅延回路２
１からの遅延信号V′４の現在値との大小関係が
比較され、加工面積相当信号Ｖ４の増減が判別さ
れる。孔加工開始時から孔加工終了直前までは加
工面積相当信号値Ｖ４が漸増変化と、遅延信号値
V′４を常に上回つているので、コンパレータ２
０の出力は低レベルである。しかし、孔加工が完
了すると、（レベルシフトした）加工面積相当信
号Ｖ４は、第３図に示すように、急激に低減す
る。一方、この時点での遅延信号V′４は所定時
間前の（孔加工が完了する前の）信号、すなわ
ち、加工面積相当信号がまだ急激に低減するに至
らない時の信号であるから、この時始めて、加工
面積相当信号Ｖ４は遅延信号V′４より小さな値
になる。すると、コンパレータ２０から高レベル
の孔加工終了信号Ｖ５がNC装置６に出力され、
NC装置６はこの信号Ｖ５に応じて指令パルスＰ
の供給を停止すると共に図示しない制御回路を非
作動化して放電停止させる。
Ｖ４の変化は、コンパレータ２０にて常時監視さ
れる。すなわち、コンパレータ２０において、除
算回路１８からの加工面積相当信号Ｖ４の現在値
（レベルシフトされた信号）と、現時点より所定
時間だけ過去の信号値V4に対応する遅延回路２
１からの遅延信号V′４の現在値との大小関係が
比較され、加工面積相当信号Ｖ４の増減が判別さ
れる。孔加工開始時から孔加工終了直前までは加
工面積相当信号値Ｖ４が漸増変化と、遅延信号値
V′４を常に上回つているので、コンパレータ２
０の出力は低レベルである。しかし、孔加工が完
了すると、（レベルシフトした）加工面積相当信
号Ｖ４は、第３図に示すように、急激に低減す
る。一方、この時点での遅延信号V′４は所定時
間前の（孔加工が完了する前の）信号、すなわ
ち、加工面積相当信号がまだ急激に低減するに至
らない時の信号であるから、この時始めて、加工
面積相当信号Ｖ４は遅延信号V′４より小さな値
になる。すると、コンパレータ２０から高レベル
の孔加工終了信号Ｖ５がNC装置６に出力され、
NC装置６はこの信号Ｖ５に応じて指令パルスＰ
の供給を停止すると共に図示しない制御回路を非
作動化して放電停止させる。
発明の効果
上述のように、本発明によれば、ワークと電極
間の平均加工電流をワークと電極との相対送り速
度で除算して加工面積相当信号を得て、その出力
に対し所定値加えてレベルシフトした信号と、こ
の加工面積相当信号を所定時間遅延させた信号と
の大小関係を、常時コンパレータに監視させ、そ
のコンパレータの出力信号の反転をもつて孔明き
完了を検出するようにしたので、貫通孔の加工終
了時を正確に且つ容易に自動検出できる。
間の平均加工電流をワークと電極との相対送り速
度で除算して加工面積相当信号を得て、その出力
に対し所定値加えてレベルシフトした信号と、こ
の加工面積相当信号を所定時間遅延させた信号と
の大小関係を、常時コンパレータに監視させ、そ
のコンパレータの出力信号の反転をもつて孔明き
完了を検出するようにしたので、貫通孔の加工終
了時を正確に且つ容易に自動検出できる。
すなわち、加工途中に加工面積相当信号が増減
し変動するようなことが起こつても、加工面積相
当信号がレベルシフトされているため、加工面積
相当信号をレベルシフトした信号と遅延させた信
号との加工中における大小関係には反転が生じ難
いため、コンパレータは加工途中に反転、すなわ
ち貫通したとの誤信号を発する虞はない。一方、
貫通して孔加工が完了すると、加工面積相当信号
は急激に減少するため、遅延させない方の信号が
レベルシフトしてあつても貫通時点でレベルシフ
トした信号と遅延させた信号との大小関係はこの
時点で確実に逆転するので、コンパレータは孔明
け加工終了時点を正確に知らせることになる。
し変動するようなことが起こつても、加工面積相
当信号がレベルシフトされているため、加工面積
相当信号をレベルシフトした信号と遅延させた信
号との加工中における大小関係には反転が生じ難
いため、コンパレータは加工途中に反転、すなわ
ち貫通したとの誤信号を発する虞はない。一方、
貫通して孔加工が完了すると、加工面積相当信号
は急激に減少するため、遅延させない方の信号が
レベルシフトしてあつても貫通時点でレベルシフ
トした信号と遅延させた信号との大小関係はこの
時点で確実に逆転するので、コンパレータは孔明
け加工終了時点を正確に知らせることになる。
第１図は、本発明の一実施例の要部を示すプロ
ツク図、第２図は、放電加工による貫通孔の加工
を示す部分断面図、及び、第３図は、同実施例
に、おける平均加工電流、加工速度、加工面積相
当信号及び遅延信号の加工深さに対する変化を例
示するグラフである。 １……ワーク、２……電極、１１〜１４……抵
抗、１７……平滑作動増幅器、１８……除算回
路、１９……ｆ−ｖ変換器、２０……コンパレー
タ、２１……遅延回路。
ツク図、第２図は、放電加工による貫通孔の加工
を示す部分断面図、及び、第３図は、同実施例
に、おける平均加工電流、加工速度、加工面積相
当信号及び遅延信号の加工深さに対する変化を例
示するグラフである。 １……ワーク、２……電極、１１〜１４……抵
抗、１７……平滑作動増幅器、１８……除算回
路、１９……ｆ−ｖ変換器、２０……コンパレー
タ、２１……遅延回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ワークと電極間の平均加工電流を検出する平
均加工電流検出手段と、加工速度を検出する加工
速度検出手段と、上記検出平均加工電流を前記検
出加工速度で除算して出力する演算手段と、該演
算手段の出力を検出し孔明き完了を検出する孔明
き検出手段とから成る放電加工装置における孔明
き確認装置において、 上記孔明き検出手段は、所定レベルの電圧を上
記演算回路からの出力電圧に加え出力電圧レベル
を増大させるレベルシフト手段と、上記演算回路
の出力を所定時間遅延させる遅延回路と、上記レ
ベルシフト手段及び上記遅延回路の出力を入力す
るコンパレータとを備えることを特徴とする放電
加工装置における孔明き確認装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60115219A JPS61274813A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 放電加工装置における孔明き確認装置 |
| KR1019870700062A KR900008501B1 (ko) | 1985-05-30 | 1986-05-29 | 방전가공 장치에 있어서의 천공확인 장치 |
| PCT/JP1986/000270 WO1986006995A1 (en) | 1985-05-30 | 1986-05-29 | Device for confirming formation of holes in discharge machining apparatus |
| EP86903572A EP0222023B1 (en) | 1985-05-30 | 1986-05-29 | Device for confirming formation of holes in discharge machining apparatus |
| DE8686903572T DE3680748D1 (de) | 1985-05-30 | 1986-05-29 | Anordnung zur bestaetigung der lochbildung bei erosionsmaschinen. |
| US07/010,166 US4760233A (en) | 1985-05-30 | 1986-05-29 | Drilling confirming apparatus of electric discharge machining system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60115219A JPS61274813A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 放電加工装置における孔明き確認装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61274813A JPS61274813A (ja) | 1986-12-05 |
| JPH0479769B2 true JPH0479769B2 (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=14657310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60115219A Granted JPS61274813A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 放電加工装置における孔明き確認装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4760233A (ja) |
| EP (1) | EP0222023B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61274813A (ja) |
| KR (1) | KR900008501B1 (ja) |
| DE (1) | DE3680748D1 (ja) |
| WO (1) | WO1986006995A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4441055C1 (de) * | 1994-11-17 | 1996-03-28 | Agie Ag Fuer Ind Elektronik | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung von Funkenerosionsprozessen |
| JP3382756B2 (ja) * | 1995-07-31 | 2003-03-04 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置および放電加工方法 |
| US5598075A (en) * | 1995-09-13 | 1997-01-28 | Industrial Technology Research Institute | Servo control method and apparatus for discharging machine |
| JP3024541B2 (ja) * | 1996-03-04 | 2000-03-21 | 株式会社デンソー | 放電加工用電極送り装置 |
| CA2267371C (en) * | 1996-09-25 | 2001-02-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Frequency-voltage conversion circuit, delay amount judgement circuit, system having frequency-voltage conversion circuit, method of adjusting input/output characterictics of frequency-voltage conversion circuit, and apparatus for automatically adjusting input/output characteristics of frequency-voltage conversion circuit |
| US6723942B1 (en) * | 2003-03-06 | 2004-04-20 | Industrial Technology Research Institute | Automatic breakthrough detection device |
| JP2007044813A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Fanuc Ltd | 放電加工装置 |
| US9333577B2 (en) * | 2008-08-29 | 2016-05-10 | General Electric Company | Electro discharge machining apparatus and method |
| JP5349391B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2013-11-20 | 三菱電機株式会社 | 細穴放電加工機及び細穴放電加工方法 |
| JP5549576B2 (ja) * | 2010-12-20 | 2014-07-16 | 株式会社デンソー | 電解加工方法および電解加工装置 |
| US8710392B2 (en) * | 2011-06-29 | 2014-04-29 | United Technologies Corporation | Electric discharge machining hole drilling |
| DE112012005873B4 (de) | 2012-02-17 | 2016-08-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Funkenerodiermaschine und elektrisches Funkenerodierverfahren |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5721227A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-03 | Sodeitsuku:Kk | Electrical discharge machining level position detector |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5049797A (ja) * | 1973-09-03 | 1975-05-02 | ||
| GB1583442A (en) * | 1976-04-15 | 1981-01-28 | Rolls Royce | Method of and apparatus for controlling an electro-discharge drilling machine tool |
| US4415791A (en) * | 1981-02-13 | 1983-11-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Breakthrough detection means for electric discharge machining apparatus |
| JPS57138541A (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | Electric spark machining device |
| JP2766567B2 (ja) * | 1991-08-28 | 1998-06-18 | シャープ株式会社 | 電気衣類乾燥機 |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP60115219A patent/JPS61274813A/ja active Granted
-
1986
- 1986-05-29 DE DE8686903572T patent/DE3680748D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-29 EP EP86903572A patent/EP0222023B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-29 US US07/010,166 patent/US4760233A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-05-29 KR KR1019870700062A patent/KR900008501B1/ko active
- 1986-05-29 WO PCT/JP1986/000270 patent/WO1986006995A1/ja active IP Right Grant
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5721227A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-03 | Sodeitsuku:Kk | Electrical discharge machining level position detector |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR900008501B1 (ko) | 1990-11-24 |
| US4760233A (en) | 1988-07-26 |
| DE3680748D1 (de) | 1991-09-12 |
| KR870700430A (ko) | 1987-12-29 |
| EP0222023A4 (en) | 1988-09-07 |
| WO1986006995A1 (en) | 1986-12-04 |
| EP0222023A1 (en) | 1987-05-20 |
| JPS61274813A (ja) | 1986-12-05 |
| EP0222023B1 (en) | 1991-08-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0479769B2 (ja) | ||
| JPH0454885A (ja) | サーボモータ用監視装置 | |
| US5170026A (en) | Method and apparatus for positioning first and second objects based on a potential difference | |
| JP3200416B2 (ja) | 工具脱落防止装置及びこれを備えた工作機械 | |
| US4065703A (en) | Pulse excitation torque amplifier | |
| JPH02256448A (ja) | 工作機械における刃具の異常検出装置 | |
| US3270262A (en) | Maximum error signal detector for a servo control and a circuit override responsive thereto | |
| JPS62124461A (ja) | 異常診断装置 | |
| SU1380874A1 (ru) | Способ контрол процесса глубокого сверлени | |
| JPS5830107B2 (ja) | 旋削加工用工具の異常検出装置 | |
| JPH0986421A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JPS61142053A (ja) | 工具折損検出装置 | |
| JPH0316227B2 (ja) | ||
| KR100195078B1 (ko) | 브이알 모터의 속도제어방법 및 장치 | |
| JPS6028796A (ja) | 誘導電動機の制御装置 | |
| JPH0230151Y2 (ja) | ||
| JP2000014199A (ja) | 回転速度センサの異常判定装置 | |
| JPS5932249B2 (ja) | 放電加工装置 | |
| JPH0355121A (ja) | 放電加工機の加工電極駆動制御装置 | |
| JPS6179165A (ja) | ロ−タリエンコ−ダを用いたアナログ速度検出方法 | |
| KR940005283Y1 (ko) | 직류모터 속도 제어장치 | |
| JPS62218053A (ja) | 工具折損検出装置 | |
| JPH01271809A (ja) | 制御パルス信号の入力異常検出装置 | |
| JPH06207836A (ja) | エンコーダーパルスチェック装置 | |
| JP2002247871A (ja) | モータ制御装置及びモータ制御方法 |