JPH047836Y2 - - Google Patents

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JPH047836Y2
JPH047836Y2 JP2352587U JP2352587U JPH047836Y2 JP H047836 Y2 JPH047836 Y2 JP H047836Y2 JP 2352587 U JP2352587 U JP 2352587U JP 2352587 U JP2352587 U JP 2352587U JP H047836 Y2 JPH047836 Y2 JP H047836Y2
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JP
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paper
roll core
main body
body case
receiving plate
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JP2352587U
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JPS63131691U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ロール状トイレツトペーパー用取出
装置に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、この種のロール状トイレツトペーパー用
取出装置に1個だけのペーパーを装着したもの
は、例えば、ホテル、公衆便所やビル等ではペー
パーの管理が煩わしく、そのため、複数のペーパ
ーを装着することが要望され、ペーパーを上下2
段にして収納するか、左右に並列して収納するか
した取出装置の提案が多数なされている。
例えば、実公昭52−39635号公報では、第5図
に示すようなロール状トイレツトペーパー用取出
装置が紹介されている。すなわち、上下面を開口
した本体ケース1は略筐体に形成され、該本体ケ
ース1の上面を前方に傾斜して開口し、該開口に
蓋体2を後端を枢支して取付けている。なお、本
従来例は前方からみて、左右対称であるので片方
のみについて述べる。また、本従来例のロール状
トイレツトペーパー用取出装置はビス、バネを除
いてプラスチツク製のもので構成されている。
本体ケース1の上段には予備のロール状トイレ
ツトペーパー(以下、単にペーパーと称する)を
収納し、下段には使用中のペーパーを収納するよ
うにしている。したがつて、本体ケース1の下方
においてのみ、その側面にペーパーのロール芯を
保持するためのロール芯保持部3を抜差自在に設
けている。そのため、本体ケース1の側面には嵌
合孔4を穿設している。
該ロール芯保持部3はコマ状に形成され、一対
のピン5,5を半径方向に突設し、軸芯6を外向
きに突設している。、該軸芯6は、ねじり力を与
えるバネ7を挿入するとともに、帽体8の孔9に
摺動自在に挿入されて軸支されている。該帽体8
の内部には、前記ピン5を螺状にガイドさせるた
めのガイド溝10aを有する筒状ガイド10を突
設し、該帽体8は本体ケース1の外側面に形成し
た厚肉部11にビス12で接着する。
該筒状ガイド10には、弯曲状受板13を回転
支持するためのリング14が内嵌され、該リング
14には切欠15を設けている。該切欠15には
前記ピン5が挿入されている。したがつて、弯曲
状受板13を回動すれば、ロール芯保持部3はピ
ン5を介して回動する。また、その回動に伴いピ
ン5がガイド溝10aにガイドされるため、ロー
ル芯保持部3は本体ケース1に対し抜差自在とな
る。
該弯曲状受板13の円弧側の一端は自由端と
し、他端はコ字状のレバー16の中間部16aが
固着されている。該レバー16の両立上部16b
が前記リング14に連結している。該中間部16
aの下端にノコ刃17を形成し、該中間部16a
は本体ケース1の側板のアール部20に沿つて下
方に回動できる。
なお、18は視認孔、19はレバー回動用の指
入孔を示す。
かかる従来例は以上の構成となつているので、
次のような使い方をする。すなわち、本体ケース
1に上下2段のペーパーを収納し、下段のペーパ
ーを逐次使用するが、使用ずみとなれば、レバー
16の中間部16aを把持して下方に回動する。
そうすれば、リング14も回動し、切欠15にピ
ン5が係止しているのでロール芯保持部3が徐々
に回動しながら、本体ケース1からバネ7のねじ
り力に抗して、外方に退くので、ペーパーのロー
ル芯の保持がはずれ、ロール芯は本体ケース1の
下方開口部から落下する。同時に、レバー16の
中間部16aを下方に回動するためことから、今
まで予備のペーパーをその上面で支えていた弯曲
状受板13が回動し、予備のペーパーAを弯曲状
受板13の下面ですくいながら落下させるので、
弯曲状受板13における中間部16a側でペーパ
ーを支えることになる。
次いで、中間部16aを離すと、バネ7のねじ
り力によりロール芯保持部3は元の状態に回動さ
れ本体ケース1内へ進入し、落下した予備のペー
パーのロール芯に差込まれる。
ここにおいて、かかる従来例を使用するに当た
り、ペーパーの取出端を把持して適宜長さに引出
し、ノコ刃17に対し横上方向に向け引きちぎれ
ば、ペーパーは切断されるが、その切れ味が悪
い。すなわち、ペーパーはその軸方向に平行に切
れずペーパーが続出する。かかる不都合の原因を
分析してみると、弯曲状受板13と一体となつた
レバー16の中間部16aがプラスチツク製であ
るため、ある程度の肉厚を必要とし、そのため、
ペーパーの取出端とノコ刃17との、ペーパーの
半径方向に隙間が構成されること、しかも、ペー
パーが空回りすることから、切れ味が悪い、とい
うことが判明した。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、かかる従来技術の不都合を解
消するため案出されたもので、その要旨とすると
ころは、少なくとも下面を開口し、かつ、ペーパ
ーを上下2段に収納できる本体ケースと、該本体
ケースの下段側の両側面に穿設された嵌合孔で抜
差自在とした、一対のコマ状ロール芯保持部と、
該ロール芯保持部と係止され、かつ、把持して回
動するレバー付の該本体ケースを区劃する弯曲状
受板とからなり、該レバーを下方に回動すること
により、該ロール芯保持部が該本体ケースより外
方に退き使用ずみのロール芯の保持を解くととも
に、該弯曲状受板が回動し予備のペーパーを落下
させ、かつ、すくい、次いで該レバーを上方に戻
すことにより、該ロール芯保持部が該本体ケース
の内方に進み落下した前記予備のペーパーのロー
ル芯を保持するロール状トイレツトペーパー用取
出装置において、前記弯曲状受板の下側に設けら
れ、かつ、該弯曲状受板より弯曲方向に若干延出
した薄板状の切断板を設けたことを特徴とするロ
ール状トイレツトペーパー用取出装置にある。
〔実施例〕
本考案の構成をその作用とともに、添付図面に
示す実施例により詳細に説明する。第1図は本実
施例の全体斜視図、第2図は第1図の1部省略正
面図、第3図は第1図の1部破断側面図、第4図
は要部拡大断面図を示すが、第5図の従来例と同
一部分はその図示および説明を省略する。なお、
本実施例は前方からみて左右対称であるので、片
方のみについて述べる。
本体ケース1の側面の嵌合孔4の周辺に設けた
厚肉部11に、円周方向に切欠21を形成し、該
切欠21よりレバー16aの立上部16bを回動
可能に挿入し、該立上部16bの基端はリング1
4に固着している。該立上部16bは、前記従来
例のものより長くし、中間部16aと連結してい
る。該立上部16bの途中で弯曲状受板13を固
着している。
該弯曲受板13の円弧側の自由端近傍で切断板
22を枢支し(第3図参照)、該切断板22は該
弯曲状受板13と略同一の曲率半径で、かつ、該
弯曲状受板13より円周方向に若干長く構成し
て、該弯曲状受板13の下面側に設ける。該切断
板22の自由端の上面に押え用突起23を突設し
ている。該切断板22の自由端のペーパーA方向
に突出した端縁にノコ刃17を設けている。な
お、24はペーパーAの手送り孔を示す。
ここにおいて、本実施例では第4図のようなロ
ール芯の回動をブレーキする機構を設け、該ブレ
ーキ機構でペーパーAの自由回動を防止し、ペー
パーの切れ味を向上させている。すなわち、ロー
ル芯保持部3を分割して親ロール芯保持部3aと
子ロール芯保持部3bとに構成し、親ロール芯保
持部3aにはピン5および軸芯6を設けるととも
に、その外周にストツパー25を周設している。
子ロール芯保持部3bは親ロール芯保持部3aに
内嵌し、該ストツパー25より本体ケース1内に
進入することがないようにしているが、常時、バ
ネ力の小さい補助バネ17aによつて該ストツパ
ー25に押圧している。つまり、ペーパーAのロ
ール芯は、ペーパーAの使用中、弱いバネ力でそ
の回動にブレーキを付与している。
本考案の実施例は叙上の構成となつているの
で、次のような使い方をする。すなわち、使い方
の概略は前記従来例と略同様であるが、ペーパー
Aの引出しに際し、手送り孔24へ指を入れてペ
ーパーAを回動して行い、適宜の長さに引出せ
ば、押え用突起23を押えて、ペーパーAの端部
を横上方向に引きちぎれば、ノコ刃17でいわゆ
る押え切りができる。かかる際、ペーパーAはブ
レーキ機構でもその回動を阻止されているので、
押え用突起23で殊更に押えて引きちぎりをしな
くてもよい。
なお、本実施例は前記従来例に対し、切断板2
2および子ロール芯保持部3bを付加したもので
あるが、本考案は子ロール芯保持部3bがなくて
もよい。
以上要するに本考案は、実用新案登録請求の範
囲に記載された構成を採択したので次の効果を奏
する。
〔考案の効果〕
ロール状トイレツトペーパーを上下2段に収納
し、下段に該ペーパーの使用がすめば、レバーを
下向きに回動することにより、使用ずみのロール
芯を落下させるとともに、上段の予備のペーパー
を下段に落下させ、弯曲状受板ですくい、次い
で、レバーを上向きに回動することにより、ロー
ル芯保持部でこれを保持し、ペーパーの新旧入替
がレバーの回動一つで自動的に行うことができ、
至便なロール状トイレツトペーパー用取出装置を
提供できるのは勿論、弯曲状受板でその浮上がり
を規制された、薄板状の切断刃にペーパーの取出
し端を当てて横上方に引きちぎれば、いわゆる押
し切りとなつてペーパーに対する切れ味が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の全体斜視図、第2図は第1
図の1部省略正面図、第3図は第1図の1部破断
側面図、第4図は要部拡大断面図、第5図は従来
例の分解斜視図を示す。 1……本体ケース、3……ロール芯保持部、4
……嵌合孔、13……弯曲状受板、16……レバ
ー、22……切断板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも下面を開口し、かつ、ペーパーを上
    下2段に収納できる本体ケースと、該本体ケース
    の下段側の両側面に穿設された嵌合孔で抜差自在
    とした、一対のコマ状ロール芯保持部と、該ロー
    ル芯保持部と係止され、かつ、把持して回動する
    レバー付の該本体ケースを区劃する弯曲状受板と
    からなり、該レバーを下方に回動することによ
    り、該ロール芯保持部が該本体ケースより外方に
    退き使用ずみのロール芯の保持を解くとともに、
    該弯曲状受板が回動し予備のペーパーを落下さ
    せ、かつ、すくい、次いで該レバーを上方に戻す
    ことにより、該ロール芯保持部が該本体ケースの
    内方に進み落下した前記予備のペーパーのロール
    芯を保持するロール状トイレツトペーパー用取出
    装置において、 前記弯曲状受板の下側に設けられ、かつ、該弯
    曲状受板より弯曲方向に若干延出した薄板状の切
    断板を設けたことを特徴とするロール状トイレツ
    トペーパー用取出装置。
JP2352587U 1987-02-18 1987-02-18 Expired JPH047836Y2 (ja)

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JP2352587U JPH047836Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18

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JP2352587U JPH047836Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18

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Publication Number Publication Date
JPS63131691U JPS63131691U (ja) 1988-08-29
JPH047836Y2 true JPH047836Y2 (ja) 1992-02-28

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