JPH0477399B2 - - Google Patents

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JPH0477399B2
JPH0477399B2 JP60213819A JP21381985A JPH0477399B2 JP H0477399 B2 JPH0477399 B2 JP H0477399B2 JP 60213819 A JP60213819 A JP 60213819A JP 21381985 A JP21381985 A JP 21381985A JP H0477399 B2 JPH0477399 B2 JP H0477399B2
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Fujio Masuoka
Kyobumi Ochii
Makoto Segawa
Yoichi Suzuki
Shoji Ariizumi
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はMOS型の半導体記憶装置に関するも
のである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
第5図に典型的なスタテイツクRAM用のメモ
リセルを示す。
このメモリセルは、インバータを構成しそれぞ
れ負荷抵抗3,4を伴つたMOSFET1,2によ
り構成されたフリツプフロツプ回路と、その2つ
の入力点と列選択用MOSFET7,8により選択
されると共に負荷用MOSFET9,10を介して
電源に接続された例えば第1層アルミニウム配線
より成るビツト線11,12との間にそれぞれ接
続された伝送ゲートMOSFET5,6とを備えて
いる。列選択用MOSFET7および8のゲートは
共通接続され、列デコーダ(図示せず)に接続さ
れた列選択線14より列選択信号が入力される。
伝送ゲートMOSFET5,6のゲートは行デコー
ダ15に接続された例えば多結晶シリコン層より
成るワード線13に接続されている。
このようにメモリセルが行、列方向にマトリク
ス配置された記憶装置においては、行デコーダ1
5で1本のワード線13を選択すると同時に列デ
コーダによつて1対のビツト線11,12を選択
することによつて1個のメモリセルを特定し、こ
のメモリセルに対して書き込み、読み出しを行な
う。
しかしながら、このような記憶装置では、行デ
コーダ15によつて1本のワード線13が選択さ
れると、そのワード線13に接続されたすべての
メモリセル(すなわち、同一行のすべてのメモリ
セル)の伝送ゲートが開き、“0”状態を維持し
ている側にはビツト線の負荷用MOSFET、伝送
ゲートMOSFET、ドライバMOSFETを介して
電流が流れてしまうという欠点がある。このよう
に、1本のワード線13が選択されたときにその
ワード線13に接続されたメモリセルのすべてに
電流が流れると、記憶装置全体としての消費電流
値が非常に大きなものとなつてしまう。例えば
64Kの記憶容量を有する記憶装置の場合には1本
のワード線13に256個のメモリセルが接続され
ているが、これらのメモリセルに同時に電流が流
れると、全消費電流は50mA以上にも達する。
次に、消費電流を低減させるために提案された
メモリセルアレイの一例を第6図に示す。
この例では、メモリセルアレイを構成する各メ
モリセルをnB個のブロツク1〜nBに分割してい
る。
第1行を例にとつて説明すると、行デコーダを
構成するNAND回路23の出力端子にはそれぞ
れ行選択線22が接続され、この行選択線22に
はブロツク毎に設けられたAND回路21の一方
の入力端子がそれぞれ接続されている。また、こ
のAND回路21の他方の入力端子には、各ブロ
ツク毎に設けられたブロツク選択線BS1〜BSnB
が入力されている。さらに、各AND回路21の
出力端子には、ブロツク単位で分割されたワード
線24−1〜24−nBが接続されるとともに、各
ワード線24−1〜24−nBには、そのブロツク
に属するメモリセル20が接続されている。
このように、本例では、1本のワード線には同
一ブロツク且つ同一行のメモリセルのみが接続さ
れている。すなわち、1本のワード線に接続され
ているメモリセルの数は上述の第5図の場合の
1/nBであるので、消費電流を上述の第5図の場
合の1/nBとすることができる。
例えば64KRAMの場合、ブロツクの数を4(す
なわち、nB=4)とすれば、1本のワード線に接
続されるメモリセルの数は64、すなわち第5図の
場合の1/4となる。したがつて、同時に駆動する
メモリセルの数は1/4となるので、メモリセルが
消費する電流も第5図の場合の1/4の12.5mAと
なる。
しかしながら、第6図に示したようなRAMに
は、以下のような欠点がある。
かかる構成では、上述のように、メモリセル
アレイの各ブロツクの各行毎にAND回路21
を設けなければならない。したがつて、メモリ
セルアレイの回路構成が複雑となり、チツプ面
積が増大する原因となる。
ワード線を選択する際にAND回路21が介
在することとなるので、ロジツクの段数が1段
増すこととなり、メモリセルの選択に要する速
度が低下して動作上不利となる。
また、上述のように、メモリセルの消費電流
は減少するものの、新たにAND回路21が電
流を消費するようになる。したがつて、全消費
電流は多少減少するものの、十分とは言えな
い。このため、消費電流を十分に抑えるために
は、装置全体をnチヤネル等の単チヤネル
MOSで構成することはできず、複雑な製造工
程を経るCMOSを採用せざるを得ない。
一方、装置全体をCMOSで構成した場合に
は、CMOS特有のラツチアツプという問題が
ある。
これはウエル内の高濃度不純物拡散領域、ウエ
ル、基板、基板内の高濃度不純物拡散領域により
形成されるPnPn構造がラテラルバイポーラトラ
ンジスタの組合わせによるサイリスタを形成し、
種々の原因でサイリスタがオンとなつて異常電流
が流れる現象であるが、メモリにおいては基板電
流による内部トリガが問題となる。
第7図ないし第12図は基板電流に伴うラツチ
アツプ(インターナルラツチアツプ)を説明する
図である。
第8図はCMOS型のメモリセルの示す回路図
であつて、nチヤネルMOSFET51,54とこ
れらにそれぞれ並列接続された負荷用pチヤネル
MOSFET52,55とが交差接続されてフリツ
プフロツプを構成しており、両入力端子には伝送
ゲートであるnチヤネルMOSFET53,56を
介してビツト線11,12がそれぞれ接続され、
MOSFET53,56のゲートにはワード線13
が接続されている。
いま、MOSFET51側が“0”を記憶してお
り、ワード線13の選択が行なわれたとすれば、
ビツト線に充電された電荷はMOSFET51を介
してグランド線に放電される。このとき、第7図
の断面図に示すようにnチヤネルMOSFETのド
レイン41からVSSバイアス点43に向つてホー
ル44が多数キヤリアとしてp型基板あるいはp
ウエル中を流れ、その電位を上昇させ、この電位
上昇によつて寄生バイポーラトランジスタをオン
させてしまい、ラツチアツプを発生する。なお、
大きな容量を有するビツト線に対しメモリセルの
駆動能力は小さいため第9図に示すようにVGS
上昇に対してVDSの降下は緩慢となり、このよう
な状態のときに基板電流が流れやすい。メモリで
は多数のセルが同時に動作するため、このような
基板電流の累積が生じ特にラツチアツプが生じや
すい。
第10図はドレイン電圧をパラメータとしたゲ
ート電圧VGS(V)と基板電流IS(A)との関係を示すグラ
フであつてY軸は対数目盛である。これにより、
ドレイン電圧が高いほど基板電流が大きいことが
わかる。
第12図は第11図に示すCMOSメモリセル
において16セル分の距離Lだけ離れて基板バイア
スがとられた場合の各位置における基板電位上昇
ΔV(V)を表わしたグラフである。なお第11
図ではウエル領域30の両側16個ずつ並列配置さ
れたnチヤネルトランジスタ領域20−1a〜2
0−16aおよび20−1b〜20−16bによ
つてセルブロツクが形成され、ウエル領域上をワ
ード線24が通り、セルブロツク間には基板バイ
アス点31が設けられている。
第12図を参照すると、一般に寄生バイポーラ
トランジスタをオンさせるようなベースエミツタ
間電圧は−0.6Vとされているため、電源電圧が
8V以上ではラツチアツプが生じうることがわか
る。ここで点線はp型基板のバイアス点間隔を1/
4の4セル間隔としたときの電位上昇のピーク値
を示しており基板の電位上昇が著しく低下したこ
とがわかる。
〔発明の目的〕
本発明はこのような問題を解決するためなされ
たものであり、消費電力が小さく、駆動速度が速
く、チツプ面積が小さく且つラツチアツプが起り
にくい半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
〔発明の概要〕
上記目的の達成のため、本発明にかかる半導体
記憶装置においては、マトリクス状に配設された
複数個のメモリセルからなるメモリセルアレイを
有する半導体記憶装置において、 前記メモリセルアレイを構成する前記メモリセ
ルを複数列毎に分割してなる複数のメモリセル群
と、 1のメモリセル群内の同一行の前記メモリセル
にそれぞれ接続された複数のワード線と、 複数の前記メモリセル群にまたがつて同一行に
複数配線され、且つ、同一行の1または複数の前
記ワード線に接続された複数のワード線選択線
と、 アクセスすべき前記メモリセル群およびアクセ
スすべき行のアドレスをデコードし、対応する前
記ワード線選択線を選択する行デコーダと、 を備えている。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照しながら本発明の実施例のいく
つかを詳細に説明する。
第1図は本発明にかかる半導体記憶装置の一実
施例を示す説明図であつて、2つの128列×256行
のマトリクス200a,200bから成る8ビツ
ト構成の64KRAMのメモリセルアレイ200を
示している。
これらのマトリクス200a,200bを構成
する各メモリセル201は、それぞれ、8列のメ
モリセル列毎に分割され、16個のメモリセル群2
09を構成している。すなわち、メモリセルアレ
イ200全体としては、32個のメモリセル群20
9を有することになる。そして、各メモリセル群
209内の同一行のメモリセル201は、それぞ
れ同一のワード線206,207に接続されてい
る。この結果、1本のワード線には8個のメモリ
セルが接続されることになる。
また、メモリセルアレイ200の2個のマトリ
クス200a,200bの間には、行デコーダ1
00が設けられている。この行デコーダ100か
らは、各行毎に、例えば第2層のアルミニウム配
線で成る4本のワード線選択線202,203,
204,205が、左右の各マトリクス200
a,200bに2本づつ引き出されている。ここ
で、第1図に示したように、ワード線選択線20
2〜205は、対応するマトリクス内の各メモリ
セル群201にまたがつて配線されている。
上述のようにマトリクス200a,200bは
それぞれ256行であるから、各行について4本の
ワード線選択線202〜205が引き出されるこ
とにより、全体としては1024本のワード線選択線
を有することなる。
そして、上述の各ワード線206,207は、
隣り合うワード線どうしが同じワード線選択線に
接続されることがないように、交互に2本のワー
ド線選択線の一方に接続されている。これによ
り、1本のワード線選択線には、1行分(32本)
のすべてのワード線206,207のうち、1/4
のワード線(すなわち8本)が接続されることに
なる。
また、行デコーダ100は、アクセスすべきメ
モリセル群209およびアクセスすべき行のアド
レスをデコードし、これに対応する1本のワード
線選択線を、上述のごとき1024本のワード線選択
線の中から選択する。
次に、このようなメモリセル群209、ワード
線206,207、ワード線選択線202〜20
5、基板バイアス点208の関係を、第4図の平
面図に示す。
すなわち、隣接配置された8個のメモリセル2
01−1〜201−8から成るメモリセル群が配
設され、このメモリセル群の上をワード線207
および2本のワード線選択線202,203が通
つている。このメモリセル群の左側には同様のメ
モリセル群が形成されており、このメモリセル群
はワード線206に接続されている。メモリセル
群間のスペースは基板バイアス点208になつて
いると共にワード線206,207をそれぞれワ
ード線選択線202,203に接続する接続点と
なつている。
このような構成によれば、行デコーダ100
が、アクセスすべきメモリセル群209およびア
クセスすべき行のアドレスを入力し、この情報に
基いて1本のワード線選択線を選択することによ
り、上述のように8本のワード線が選択され、こ
れにより64個のメモリセル201が選択される。
すなわち、本実施例によれば、第6図に示した従
来の装置のようなAND回路21を用いることな
く、1つの行に属する256個のメモリセル201
のうち、その1/4のみを選択することが可能とな
る。
このように、本実施例の装置では、AND回路
21を設けないことにより、第6図に示した従来
の装置と比較してロジツクの段数を1段減らすこ
ととができ、メモリセルの選択に要する速度が向
上する。
また、本実施例では、第1図に示したように、
16列のメモリセル列(すなわち2個のメモリセル
群209)おきに、図中太い実線で示された基板
バイアス点208が設けられている。したがつ
て、本実施例においては、1つの基板バイアス点
間隔内に、2個のメモリセル群が設けられている
ことになる。ここで、上述のように、隣り合うワ
ード線どうしは、同じワード線選択線に接続され
ることはない。したがつて、行デコーダ100が
1本のワード線選択線を選択した際に、1つの基
板バイアス点間隔内で2本のワード線が同時に選
択されることはない。
すなわち、本実施例の装置によれば、1つの基
板バイアス点間隔内で同時に選択されるメモリセ
ルの数を、第5図、第6図に示したような従来の
装置の1/2にすることができるので、p型基板或
いはp型ウエルの電圧の上昇を1/2に抑えること
ができる。したがつて、ラツチアツプが起こり難
くすることができるのである。
なお、第6図に示した従来の装置を、1つの基
板バイアス点間隔内で2本のワード線が同時に選
択されないように構成することは、配線が非常に
複雑となるので、現実には不可能である。これに
対して、本実施例の装置は、上述のように、ワー
ド線選択線202〜205およびワード線201
によつてメモリセル201の選択を行うこととし
たので、かかる構成を簡単な配線で実現すること
ができる。
次に、上述した行デコーダ100の一構成例を
第2図に示す。なお、第2図の回路は、行デコー
ダ100の1行分の構成のみを示している。
かかる回路は、プリデコード信号3・A4,
A3・A4,3・4,A3・4の4つのプ
リデコード信号を、それぞれプリデコード信号線
117,118,137,138から受けとり、
ワード線選択線202,203,204,205
のうちのいずれかに有効な選択情報を出力するも
のである。
なお、第2図の右半分は左半分と全く同じ構成
で同時に動作し、かつ参照番号が20異なるだけで
あるので、以下においては左半分のみについて説
明をする。
ここで、他のアドレス信号であるA5/5〜
A12/12のそれぞれのいずれかがドライバ
トランジスタ160に接続されていずれかの信号
が“1”レベルのときは、NORゲートを構成す
るドライバトランジスタ160のいずれかがオン
となつているため、行デコーダ100は非選択と
なる。
一方、ドライバトランジスタ160に接続され
た信号のすべてが“0”状態となつたときは、ロ
ードを構成するトランジスタ108,109か
ら、トランジスタ101,103,106,12
6,123,121のゲートを共通接続している
ノードが充電されてハイレベルになり、浅いD型
トランジスタ113およびD型トランジスタ11
5、E型トランジスタ114および116により
構成されるインバータによつてその出力は“0”
となり、トランジスタ112はオフとなる。トラ
ンジスタ108および109はコンデンサ105
をあらかじめ充電しており、またE型トランジス
タ102,104,107がオフとなるから、コ
ンデンサ105の容量によつてブートストラツプ
作用が生じ、E型トランジスタ101,103,
106はオンとなつてプリデコード線の内容がワ
ード線選択線にそのまま出力されることになる。
したがつて、前述した4つのプリデコード信号の
うちの1つだけが選択レベルになつているから、
以上のような動作によりワード線選択線202〜
205のうちの1本だけが選択レベルになる。
このように、第2図に示した行デコーダ100
によれば、非常に簡単な構成で、同一行に属する
4本のワード線202〜205から1本のみを選
択することができ、ひいては行選択により電流の
流れるメモリセルの数を1/4にすることができる。
すなわち、第6図に示した従来の装置の場合には
上述の効果を得るために第5図の従来の装置と比
較して1行につき32個のAND回路21を設けな
ければならないのに対し、本実施例の装置の場合
には1行について8個のトランジスタ101,1
02,103,104,121,122,12
3,124を追加するだけでよい。したがつて、
本実施例の装置では、第6図に示した従来の装置
と比較して、チツプ面積を減少させることができ
る。
また、追加されたこれらのトランジスタのう
ち、1本のワード線選択線を選択する際に同時に
駆動するのは2個のみである(例えばトランジス
タ101,103)。したがつて、第6図に示し
た従来の装置のように1行につき32個のAND回
路21を設けた場合に比べて、消費電力を大幅に
減少させることができる。
第3図は行デコーダ100の他の構成例を示す
回路図であつて、CMOS構成の場合を示したも
のである。
これは、行デコーダ100を示すドライバトラ
ンジスタ170に接続されている他のアドレス線
150の信号A5/5〜A12/12がすべ
て“0”であることを条件に作動し、プリコード
信号A3・A4,3・A4,A3・4,
3・4をそれぞれトランジスタ181および1
82,183および184,191および19
2,193および194より成るCMOSインバ
ータ並びにトランジスタ185,187,19
5,197によつてプリデコード信号からワード
線選択線202,203,204,205の一つ
に有効な信号を出力するようにしたものである。
信号4をゲート入力され、ワード線選択線2
02および203にそれぞれドレインが接続され
たnチヤネルMOSトランジスタ186および1
88、並びにワード線選択線204および205
にそれぞれドレインが接続されたnチヤネル
MOSトランジスタ196および198はCMOS
インバータにおいてpチヤネルMOSトランジス
タのソースが“0”となつた時にそのドレイン電
位を確実に降下させるために設けられたものであ
る。
このような構成の行デコーダ100において
も、上述の第2図で示した行デコーダ100の場
合と同様、4本のワード線選択線202〜205
から1本を選択するように構成するために追加す
るトランジスタは、1行について8個(すなわち
トランジスタ181,182,183,184,
191,192,193,194)のみである。
このように、行デコーダ100をCMOSで構
成した場合にも、上述の第2図の場合と同様、回
路規模を小さくすることができるとともに、消費
電力を減少させることができる。
なお、以上の実施例においては同一行のメモリ
セル201の1/4が選択されるように構成したが、
これに限ることなく、他の2のべき乗の数に分割
することが可能である。なお、分割数が多くなれ
ばそれに応じて行選択時の消費電流は減少する
が、デコーダやプリコード信号の発生手段の構成
は多少複雑となる。
また、1本のワード線に接続されるメモリセル
の数は実施例では8個であつたが、これに限るも
のではない。
さらに、ビツト線、ワード線、ワード線選択線
はすべてアルミニウム配線を用いたり、ワード線
選択線のみを多結晶シリコン配線としてもよい。
〔発明の効果〕
以上実施例にもとづいて詳細に説明したよう
に、本発明によれば、ワード線をメモリセル群ご
とに分割して設け、この分割されたワード線をワ
ード線選択線を用いて行デコーダにより直接(す
なわち、AND回路を介することなく)選択する
ようにしたので、選択されるメモリセルの数を減
少させつつ、消費電力を減少させることができ
る。また、このようにAND回路を必要としない
ことより、CMOSのみならず単チヤネルMOSで
も形成することができ、設計の自由度が大きい。
さらにAND回路を使用する場合よりも回路構成
が簡単になるので、チツプ面積を小さくすること
が可能である。
また、CMOS構成の半導体記憶装置において、
あらかじめ定められた基板バイアス点間隔内のメ
モリセルを、異なるワード線選択線に接続された
複数のメモリセル群に分割して構成した場合に
は、基板電位が上昇しにくくラツチアツプ耐量の
高いCMOS半導体記憶装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる半導体記憶装置の構成
を示す説明図、第2図は第1図中の行デコーダの
詳細構成を示す回路図、第3図CMOS構成の行
デコーダの構成を示す回路図、第4図はメモリセ
ル群、ワード線、ワード線選択線基板バイアス点
の関係を示す説明図、第5図はメモリセルの構成
を示す回路図、第6図は従来のメモリセルアレイ
の構成を示す回路図、第7図はラツチアツプの原
理を示す説明図、第8図はメモリセル内の電流経
路を示す回路図、第9図は基板電流の流れやすい
時点を示すグラフ、第10図はゲート電圧と基板
電流との関係を示すグラフ、第11図はCMOS
メモリセルにおける基板バイアスの様子を示す説
明図、第12図はバアイス点間の基板電位上昇の
様子を示すグラフである。 100……行デコーダ、200……メモリセル
アレイ、201……メモリセル、202,20
3,204,205……ワード線選択線、20
6,207……ワード線、208……基板バイア
ス点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マトリクス状に配設された複数個のメモリセ
    ルからなるメモリセルアレイを有する半導体記憶
    装置であつて、 前記メモリセルアレイを構成する前記メモリセ
    ルを複数列毎に分割してなる複数のメモリセル群
    と、 1のメモリセル群内の同一行の前記メモリセル
    にそれぞれ接続された複数のワード線と、 複数の前記メモリセル群にまたがつて同一行に
    複数配線され、且つ、同一行の1または複数の前
    記ワード線に接続された複数のワード線選択線
    と、 アクセスすべき前記メモリセル群およびアクセ
    スすべき行のアドレスをデコードし、対応する前
    記ワード線選択線を選択する行デコーダと、 を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。 2 前記メモリセル群の数が2のべき乗である特
    許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。 3 1の基板バイアス点間隔内の前記メモリセル
    が複数の前記メモリセル群に分割され、且つ、こ
    れらのメモリセル群が異なる前記ワード線選択線
    に接続された特許請求の範囲第1項記載の半導体
    記憶装置。 4 前記メモリセルおよび前記行デコーダが
    CMOS構成で成る特許請求の範囲第3項記載の
    半導体記憶装置。
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