JPH05174595A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05174595A
JPH05174595A JP35607791A JP35607791A JPH05174595A JP H05174595 A JPH05174595 A JP H05174595A JP 35607791 A JP35607791 A JP 35607791A JP 35607791 A JP35607791 A JP 35607791A JP H05174595 A JPH05174595 A JP H05174595A
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JP
Japan
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word line
storage element
semiconductor memory
memory device
block selection
Prior art date
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Pending
Application number
JP35607791A
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English (en)
Inventor
Shigeki Kono
隆樹 河野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は行デコーダの構成トランジス
タ数を減少することである。 【構成】 行デコーダ回路10はアドレス入力信号SQ1
〜SQnを入力とし、ワード線の電圧を出力するインバー
タ回路15で構成されている。前記インバータ回路はブ
ロック選択信号線SP1〜SPmと接地線間に接続されてお
り、ゲートがアドレス入力信号に接続されている。 【効果】 行デコーダ回路10がインバータ回路で構成
できるので、構成トランジスタ数が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電界効果型トランジスタ
を主な構成要素とする半導体記憶装置に関し、特に高集
積化の要求される半導体記憶装置の読み出し回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置の読み出し方法に
ついて、図面を参照して説明する(ここでは特にマスク
ROMで多く採用されるNAND型記憶素子の選択方法
について説明する)。
【0003】図3は従来例のメモリーセルマトリクスを
示す回路図であり、図4は従来例のXデコーダ回路を示
す回路図である。
【0004】表1は選択ブロックのワード線電圧を示す
表であり、表2は非選択ブロックのワード線電圧を示す
表である。表1,表2に添えられている記号Aは選択ワ
ード線を、記号Bは非選択ワード線を、記号Hは高レベ
ルを、記号Lは低レベルをそれぞれ示している。
【0005】
【表1】
【0006】
【表2】
【0007】まずは半導体記憶装置の主要部について簡
単に説明する。記憶素子M1〜Mnは、ここではN型電界
効果型トランジスタで形成されており、選択的に2値
(例えばTrue及びBar)の記憶情報の内のいずれか1
値が割り当てられる。
【0008】具体的には、記憶素子M1〜Mnを構成する
トランジスタのしきい値電圧が2値(例えば、VTH及び
VTL)の内のいずれか1値に、選択的に割り当てられ
る。
【0009】ここで記憶素子M1〜Mnは、複数個図3に
おいてはn個が直列に接続されているが、この記憶素子
の構成方法を縦積み型あるいはNAND型と一般的に称
する。
【0010】NAND型記憶素子は、記憶素子の拡散層
を互いに共有して形成できるため、記憶素子の集積度が
高く、大容量マスクROMに適している。
【0011】デジット線21〜2jは、それぞれ列選択
トランジスタQ21〜Q2jを介して、記憶素子M1〜Mnと
センスアンプ回路部(不図示)とを接続しており、列選
択トランジスタQ21〜Q28により、選択されたデジット
線21〜2jは、記憶素子の記憶情報をセンスアンプ回
路部へ伝達する機能を果たす。
【0012】ブロック選択トランジスタQ1〜Q6は、任
意のメモリセルブロックを選択するN型電界効果型トラ
ンジスタである。
【0013】ワード線102(SW11〜SW1n,SW21〜
SW2n,SWm1〜SWmn)は、任意の記憶素子を選択す
る。読み出し時の選択ワード線の電圧をVGとすれば、 VTL<VG<VTH ・・・ 1式 なる関係を満たすようにVGは設定される(VTL,VTH
は記憶素子のしきい値電圧である)。
【0014】ワード線の電圧は図4に示すような行デコ
ーダ回路により制御されている。
【0015】以上、半導体記憶装置の主要部について説
明したが、次にNAND型記憶素子の具体的な選択方法
について説明する。いま、図3において、記憶素子M1
を選択するには、列選択トランジスタQ21〜Q2jの内、
Q21のみを導通状態とする。また選択記憶素子M1を含
む選択ブロック101を選択するために、ブロック選択
信号SP1を高レベルとし、ブロック選択トランジスタQ
1を導通状態とする。さらに、選択ワード線SW11の電圧
VGを低レベルとし、非選択ワード線SW12〜SW1nの電
圧VG2を高レベルとする。ここで1式に加え、VG2は次
のように設定される。VTL<VG<VTH<VG2 ・・・
2式 (ここでVTL,VG,VTHは1式と同様であ
る。)
【0016】選択記憶素子M1のしきい値がVTLであれ
ば、記憶素子M1は導通し、デジット線に電流が流れ
る。一方、選択記憶素子M1のしきい値がVTHであれ
ば、記憶素子M1は非導通となり、デジット線には電流
は流れない。
【0017】以上、説明した通り、選択された記憶素子
の記憶情報に応じて、デジット線に電流が流れるかある
いは流れないかが決定する。このデジット線の電流の変
化をセンスアンプ回路部において、電圧の変化(高レベ
ル出力及び低レベル出力)に変換し、出力としている。
【0018】最後に、非選択ブロックのワード線の電圧
の設定方法について説明する。非選択ブロックにおいて
は、ブロック選択トランジスタSP2〜SPmが非導通状態
であるので、非選択ブロックのワード線の電圧は、高レ
ベルであっても低レベルであっても、選択記憶素子の読
み出しが可能である。
【0019】しかしながら、非選択ブロックのワード線
を高レベルに設定していると、記憶素子の電界ストレス
が大きく、記憶素子の特性の劣化が速くなるという欠点
がある。したがって、記憶素子の電解ストレスを低減す
る目的で、非選択でブロックのワード線は、低レベルに
設定する必要がある。なお、図4には非選択ブロックの
ワード線を低レベルに設定した行デコーダ回路が示され
ている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
の行デコーダ回路では、非選択ブロックのワード線を低
レベルに設定するために、NANDゲートを複数個配置
しなければならない。
【0021】図4においてNANDゲートの必要数は簡
単にm・n ・・・3式で示されるが、実際の製品、例
えば16MマスクROMにおいては、m=1K個、n=
16個程度に設定されておりm・n=1K・16K個に
も及ぶ。
【0022】したがって、従来の半導体装置では、論理
ゲートのレイアウト面積が大きく、高集積化が要求され
る半導体記憶装置には適さないと言う問題点があった。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、各々が
複数の記憶素子で構成された複数の記憶素子ブロックを
行列状に配したメモリセルアレイと、記憶素子ブロック
の列にそれぞれ設けられたデジット線と、複数の記憶素
子ブロックと対応するデジット線との間に接続され記憶
素子ブロックの行を選択するブロック選択信号に制御さ
れる複数のブロック選択トランジスタと、各々が記憶素
子を選択する複数のワード線で構成され記憶素子ブロッ
クの行に対応して設けられた複数のワード線群と選択さ
れた記憶素子ブロックの行に対応するワード線群中のワ
ード線を選択的に活性化する行デコーダ回路とを備えた
半導体記憶装置において、上記行デコーダ回路はワード
線と接線されたインバータ回路で構成されており、該イ
ンバータ回路は選択されたワード線にブロック選択信号
を供給することである。
【0024】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。ただし、従来例と同一の箇所については、同
一の記号、名称を用いて示し説明を省略する。
【0025】図1は本発明の第1実施例の行デコーダ回
路の回路図であり、ブロック選択信号SP1〜SPmを、イ
ンバータ回路15の電源とすることにより、従来例表
1,表2と、同一の真理値を得ることができる(ただ
し、厳密に言えば、非選択ブロックのワード線はP型ト
ランジスタにより放電されるために、その電圧は一時的
にVTPとなる。ここで、VTPはP型トランジスタのしき
い値であり、およそ1V〜2V程度であり、低レベルと
見なせる)。
【0026】さらに、非選択ブロックのワード線の電圧
は、インバータ回路15を構成する。トランジスタの拡
散層リーク電流により経時的に降下し、接地(GND)
レベルで平衡する。
【0027】次に、本発明の第2実施例について図面を
参照して説明する。ただし、従来例及び本発明の第1実
施例と同一の箇所については、同一の記号名称を用いて
記し、説明を省略する。図2に本発明の第2実施例の行
デコーダ回路の回路図を示す。
【0028】ワード線SW11〜SWmnに放電用トランジス
タとして、N型電界効果型トランジスタQ30を接続し、
そのゲートにブロック選択信号SP1〜SPmの逆相信号を
供給した。この構成により、非選択ブロックのワード線
の低レベルを接地(GND)レベルに固定できる。もち
ろん、真理値は表1,表2と同じである。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、行デコーダ
回路において、ブロック選択信号をワード線の電圧を制
御するインバータ値の電源として用いたので、非選択ブ
ロックのワード線を低レベルに設定しながらも、論理ゲ
ート数を大幅に削減できるという効果を得られる。その
結果、本発明は従来例に比べ、行デコーダ回路の占める
面積が小さくなり、高集積化が要求される半導体記憶装
置に適用できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の行デコーダ回路を示す回
路図である。
【図2】本発明の第2実施例の行デコーダ回路を示す回
路図である。
【図3】メモリセルマトリクスを示す回路図である。
【図4】従来例の行デコーダ回路を示す回路図である。
【符号の説明】
101 メモリセルブロック 102 ワード線 21〜2j デジット線 Q1〜Q6 ブロック選択トランジスタ Q21〜Q2j Y選択トランジスタ M1〜Mn 記憶素子 SP1〜SPm ブロック選択信号 SQ1〜SQn アドレス入力信号 Q30 放電用トランジスタ QP P型電界効果型トランジスタ QN N型電界効果型トランジスタ 10 Xデコーダ回路 15 部分回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が複数の記憶素子で構成された複数
    の記憶素子ブロックを行列状に配したメモリセルアレイ
    と、記憶素子ブロックの列にそれぞれ設けられたデジッ
    ト線と、複数の記憶素子ブロックと対応するデジット線
    との間に接続され記憶素子ブロックの行を選択するブロ
    ック選択信号に制御される複数のブロック選択トランジ
    スタと、各々が記憶素子を選択する複数のワード線で構
    成され記憶素子ブロックの行に対応して設けられた複数
    のワード線群と選択された記憶素子ブロックの行に対応
    するワード線群中のワード線を選択的に活性化する行デ
    コーダ回路とを備えた半導体記憶装置において、上記行
    デコーダ回路はワード線と接線されたインバータ回路で
    構成されており、該インバータ回路は選択されたワード
    線にブロック選択信号を供給することを特徴とする半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記インバータ回路はブロック選択信号
    の供給される信号線と接地線との間に直列接続されたP
    チャンネル型トランジスタとNチャンネルトランジスタ
    とで構成され、ワード線はPチャンネルトランジスタと
    Nチャンネルトランジスタの共通ドレインに接続された
    請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記ワード線との接地線との間には他の
    Nチャンネルトランジスタが接続されており、該他のN
    チャンネルトランジスタはブロック選択信号の逆相信号
    で制御される請求項2記載の半導体記憶装置。
JP35607791A 1991-12-20 1991-12-20 半導体記憶装置 Pending JPH05174595A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049728A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Nec Electronics Corp 半導体記憶装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975488A (ja) * 1982-10-20 1984-04-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体メモリ装置
JPH01119990A (ja) * 1987-11-04 1989-05-12 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置

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