JPH047548Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047548Y2 JPH047548Y2 JP3230386U JP3230386U JPH047548Y2 JP H047548 Y2 JPH047548 Y2 JP H047548Y2 JP 3230386 U JP3230386 U JP 3230386U JP 3230386 U JP3230386 U JP 3230386U JP H047548 Y2 JPH047548 Y2 JP H047548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- spring
- contact support
- lever
- return spring
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
この考案は電磁石の動きをレバーなどを介して
接点支えを駆動し、接点支えに戻しばねを備えた
電磁接触器の構造に関する。
接点支えを駆動し、接点支えに戻しばねを備えた
電磁接触器の構造に関する。
この種の電磁接触器の接点部は電磁石部との絶
縁のために絶縁板で仕切られており、接点支えは
この絶縁板と上部ケースとにガイドされて往復動
する。接点開閉は電磁石の動きをレバーを介して
接点支えを駆動させて行ない電磁石コイルが無励
磁の時には可動接点を釈放状態に保つよう接点支
えには戻しばねが設けられている。これを第３図
の縦断面図および第２図の上部ケース横断面図で
説明する。電磁石１は下部ケース２に収納されて
おり、電磁石コイル３を励磁することによつて矢
印Ａ方向へ動作する。電磁石１の一端には上部ケ
ース４に収納されている接点支え５を駆動するた
めのレバー６が設けられている。上部ケース４に
は固定接点７が設けられ、これと接離動作する可
動接点８は圧縮性の接点ばね９にて接点支え５に
弾性的に保持され、この接点ばね９の荷重軸方向
と一致させるようにレバー６の駆動点Ｐがある。
接点部１１と電磁石部１２との間には絶縁板１０
が設けられており、この絶縁板１０は接点支え５
の摺動方向のガイドも兼ねている。接点支え５の
もう一方のガイド面は上部ケース４の内側上面と
なつている。さらに電磁石コイル３の無励磁の時
には可動接点８を釈放状態に戻しておく必要か
ら、接点支え５に戻しばね１３を設けている。
縁のために絶縁板で仕切られており、接点支えは
この絶縁板と上部ケースとにガイドされて往復動
する。接点開閉は電磁石の動きをレバーを介して
接点支えを駆動させて行ない電磁石コイルが無励
磁の時には可動接点を釈放状態に保つよう接点支
えには戻しばねが設けられている。これを第３図
の縦断面図および第２図の上部ケース横断面図で
説明する。電磁石１は下部ケース２に収納されて
おり、電磁石コイル３を励磁することによつて矢
印Ａ方向へ動作する。電磁石１の一端には上部ケ
ース４に収納されている接点支え５を駆動するた
めのレバー６が設けられている。上部ケース４に
は固定接点７が設けられ、これと接離動作する可
動接点８は圧縮性の接点ばね９にて接点支え５に
弾性的に保持され、この接点ばね９の荷重軸方向
と一致させるようにレバー６の駆動点Ｐがある。
接点部１１と電磁石部１２との間には絶縁板１０
が設けられており、この絶縁板１０は接点支え５
の摺動方向のガイドも兼ねている。接点支え５の
もう一方のガイド面は上部ケース４の内側上面と
なつている。さらに電磁石コイル３の無励磁の時
には可動接点８を釈放状態に戻しておく必要か
ら、接点支え５に戻しばね１３を設けている。
このような構成において接点ばねや戻しばねの
力が接点支えに与える影響を考えると、接点ばね
９はレバー６の駆動点Ｐと荷重軸方向が同一であ
り、接点支え５に与えるモーメントは微少であり
無視できるが、戻しばね１３は接点支え５に時計
方向のモーメントを与えるため摺動部はＱ点のみ
である。
力が接点支えに与える影響を考えると、接点ばね
９はレバー６の駆動点Ｐと荷重軸方向が同一であ
り、接点支え５に与えるモーメントは微少であり
無視できるが、戻しばね１３は接点支え５に時計
方向のモーメントを与えるため摺動部はＱ点のみ
である。
また第４図に示すようにレバー６を長くし、レ
バー６の駆動点Ｐを戻しばねの荷重軸方向に近づ
けた場合には、接点ばね９と戻しばね１３のばね
力の大きさや接点支え５の動作量によるばね作用
位置によつて摺動部がＱ点となつたりＲ点となつ
たりする。
バー６の駆動点Ｐを戻しばねの荷重軸方向に近づ
けた場合には、接点ばね９と戻しばね１３のばね
力の大きさや接点支え５の動作量によるばね作用
位置によつて摺動部がＱ点となつたりＲ点となつ
たりする。
従つて電磁接触器の開閉動作の都度接点支えは
ガイド面を摺動するため摺動部の荷重が大きいと
ガイド部の摩耗や摩擦力により開閉動作が不安定
となるおそれがあつた。
ガイド面を摺動するため摺動部の荷重が大きいと
ガイド部の摩耗や摩擦力により開閉動作が不安定
となるおそれがあつた。
この考案は上述した事情に鑑み、接点ばねや戻
しばねの荷重によつて接点支えのガイド面に及ぼ
す荷重を減少させ、開閉動作によるガイド面の摩
耗防止と不安定動作の防止により長寿命で高感
度、高性能な電磁接触器を提供することを目的と
する。
しばねの荷重によつて接点支えのガイド面に及ぼ
す荷重を減少させ、開閉動作によるガイド面の摩
耗防止と不安定動作の防止により長寿命で高感
度、高性能な電磁接触器を提供することを目的と
する。
この考案では上記目的達成のため接点ばねの荷
重軸方向と戻しばねの荷重軸方向とをともに接点
支えを駆動するレバーの駆動点に対向させること
によつて接点支えに与えるモーメントを微小と
し、接点支えのガイド面の摩耗や摩擦力による動
作の安定性を改善しようとするものである。
重軸方向と戻しばねの荷重軸方向とをともに接点
支えを駆動するレバーの駆動点に対向させること
によつて接点支えに与えるモーメントを微小と
し、接点支えのガイド面の摩耗や摩擦力による動
作の安定性を改善しようとするものである。
第１図はこの考案の実施例を示すもので、従来
構造を示す第２図と同一の部分に対しては同一の
符号を付し、とくに説明は省略する。この考案に
おいて従来構造を改良した点は戻しばね１３の荷
重軸方向（矢印Ｓ）を接点ばね９の荷重軸方向
（矢印Ｔ）と同じようにレバー駆動点Ｐに一致さ
せるようにしたことで、戻しばね１３の当接する
上部ケース１４の内面と接点支え１５とを傾斜面
とすることにより簡易に改造できる。
構造を示す第２図と同一の部分に対しては同一の
符号を付し、とくに説明は省略する。この考案に
おいて従来構造を改良した点は戻しばね１３の荷
重軸方向（矢印Ｓ）を接点ばね９の荷重軸方向
（矢印Ｔ）と同じようにレバー駆動点Ｐに一致さ
せるようにしたことで、戻しばね１３の当接する
上部ケース１４の内面と接点支え１５とを傾斜面
とすることにより簡易に改造できる。
このような構成において電磁接触器を動作させ
ると、すなわち、電磁石コイル３を励磁すること
によつて電磁石１は矢印Ａ方向へ移動し、端部に
設置したレバー６が支点６ａを中心に矢印Ｂ方向
に回動し、レバー６は駆動点Ｐで接する接点支え
５を矢印Ｃ方向へ移動させ、可動接点８は固定接
点に接触する。この動作過程で接点ばね９の荷重
軸方向は常にレバー６の駆動点Ｐと一致している
ため接点支え５を回転させるモーメントが発生せ
ず、また戻しばね１３の荷重軸方向も駆動点Ｐと
略一致しているため同様に接点支え５を回転させ
るモーメントが微少となる。従つて接点支え５が
ガイド面に接する荷重は微小とすることができる
ので摺動による摩耗防止と摩擦力低減による動作
の安定性が向上する。
ると、すなわち、電磁石コイル３を励磁すること
によつて電磁石１は矢印Ａ方向へ移動し、端部に
設置したレバー６が支点６ａを中心に矢印Ｂ方向
に回動し、レバー６は駆動点Ｐで接する接点支え
５を矢印Ｃ方向へ移動させ、可動接点８は固定接
点に接触する。この動作過程で接点ばね９の荷重
軸方向は常にレバー６の駆動点Ｐと一致している
ため接点支え５を回転させるモーメントが発生せ
ず、また戻しばね１３の荷重軸方向も駆動点Ｐと
略一致しているため同様に接点支え５を回転させ
るモーメントが微少となる。従つて接点支え５が
ガイド面に接する荷重は微小とすることができる
ので摺動による摩耗防止と摩擦力低減による動作
の安定性が向上する。
この考案によれば接点支えを駆動するレバーの
駆動点に対向して、接点ばねと戻しばねの荷重軸
方向を一致させるように構成したので接点支えの
回転力を減少させ、ガイド面に接する荷重を微少
とすることができるため接点支えの摺動による摩
耗の防止と摩擦力低減による動作の安定性が向上
する。
駆動点に対向して、接点ばねと戻しばねの荷重軸
方向を一致させるように構成したので接点支えの
回転力を減少させ、ガイド面に接する荷重を微少
とすることができるため接点支えの摺動による摩
耗の防止と摩擦力低減による動作の安定性が向上
する。
第１図はこの考案の一実施例である電磁接触器
の縦断面図、第２図は従来構造の電磁接触器の縦
断面図、第３図は第２図における上部ケース部分
の横断面図、第４図は従来構造の他の例の電磁接
触器の縦断面図である。 １……電磁石、３……電磁石コイル、６……レ
バー、８……可動接点、９……接点ばね、１３…
…戻しばね、Ｐ……駆動点。
の縦断面図、第２図は従来構造の電磁接触器の縦
断面図、第３図は第２図における上部ケース部分
の横断面図、第４図は従来構造の他の例の電磁接
触器の縦断面図である。 １……電磁石、３……電磁石コイル、６……レ
バー、８……可動接点、９……接点ばね、１３…
…戻しばね、Ｐ……駆動点。
Claims (1)
- 電磁石の動きをレバーなどを介して接点支えを
駆動する構造で電磁石コイルを励磁することによ
つて可動接点を投入状態にさせ、励磁を切ること
により、可動接点を保持する接点ばねと接点支え
を保持する戻しばねとのばね力によつて可動接点
を釈放状態にさせる電磁接触器において、前記接
点ばねの荷重軸方向と前記戻しばねの荷重軸方向
とをともに前記接点支えのレバー駆動点に一致さ
せるようにしたことを特徴とする電磁接触器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3230386U JPH047548Y2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3230386U JPH047548Y2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62144039U JPS62144039U (ja) | 1987-09-11 |
| JPH047548Y2 true JPH047548Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=30838854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3230386U Expired JPH047548Y2 (ja) | 1986-03-06 | 1986-03-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047548Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5018844B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2012-09-05 | 富士電機機器制御株式会社 | 電磁接触器 |
-
1986
- 1986-03-06 JP JP3230386U patent/JPH047548Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62144039U (ja) | 1987-09-11 |
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