JPH10299443A - 内燃機関用バルブ制御システム - Google Patents

内燃機関用バルブ制御システム

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JPH10299443A
JPH10299443A JP10038557A JP3855798A JPH10299443A JP H10299443 A JPH10299443 A JP H10299443A JP 10038557 A JP10038557 A JP 10038557A JP 3855798 A JP3855798 A JP 3855798A JP H10299443 A JPH10299443 A JP H10299443A
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valve
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Kynan L Church
ロン チャーチ カイナン
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ハンプトン キース
Jason J Mcconnell
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0015Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
    • F01L13/0036Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque the valves being driven by two or more cams with different shape, size or timing or a single cam profiled in axial and radial direction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
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    • F01L2820/031Electromagnets

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータにより高リフトモードまたは
低リフトモードで選択的にエンジンバルブを作動させ
る、内燃機関用のバルブ作動装置において、アクチュエ
ータが故障した場合に低リフトモードで作動する。 【解決手段】 シリンダヘッド11に取り付けられたアク
チュエータ組立体27は、ラッチ手段と係合するアーム部
材103と、アーム部材103を第1の位置から第2の位置へ
向ける圧縮コイルばね101を含み、入力信号に応じて動
く電機子によって、圧縮コイルばね101の力に抗しアー
ム部材103を第1の位置に付勢する。この時、カム部15
がロッカーアームを介してポペットバルブ21を高リフト
モードで作動させる。電機子に入力信号が入らないと、
圧縮コイルばね101の付勢力により第2の位置でポペット
バルブ21は低リフトモードで作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用のバル
ブ作動装置に関し、特に、ソレノイドアクチュエータが
作動状態になっているか否かに応じて高リフトモードま
たは低リフトモードでエンジンバルブを作動させる装置
に関する。
【0002】さらに、本発明は、特に、ここで参考のた
めに書き入れる、本発明の譲受人に譲渡された米国特許
第5,529,033号および第5,584,267号において、例示の目
的でのみ図示および説明されている、通常「ラッチ可能
なロッカーアーム」と称される一般的なタイプのロッカ
ーアーム組立体に用いられるバルブ作動装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一つの典型的なラッチ可能なロッカーア
ーム装置は、エンジンカムシャフト上のカム部と係合す
るインナーロッカーアームと、エンジンポペットバルブ
と係合するアウターロッカーアームとを有する。加えて
通常はスライド可能なラッチ部材を有し、このラッチ部
材は、ある位置で、インナーおよびアウターロッカーア
ームが一致して動くように機械的に連結し、そして、他
の位置で、これらのロッカーアームが互いに相対的に動
き得るようにしている。通常は、これらのロッカーアー
ムがラッチされてない場合、エンジンポペットバルブは
閉位置となっている。このような装置は、通常の状態で
はポペットバルブが定期的に開くか、または閉位置にあ
るため、バルブ・ディアクティベーション・システム
(VDS)とも称される。
【0004】本発明はVDSタイプのバルブ制御システ
ムに有用であるが、とりわけ「デュアルリフト」タイプ
のバルブ制御システムに有効であり、ここではこのバル
ブ制御システムに沿って説明する。典型的なデュアルリ
フトシステムにあっては、各カムは高リフト部および低
リフト部を含んでおり、これらのカム部は、ポペットバ
ルブの開放に効果的である。なお、ポぺットバルブの開
放は、2つのロッカーアームが共にラッチされているか
どうかによって決定され、そしてこのロッカーアームの
ラッチはソレノイドアクチュエータが作動状態にあるか
どうかによって、順繰りに決定される。
【0005】前述された特許におけるバルブ作動システ
ムにあっては、ラッチ部材は、通常、インナーおよびア
ウターロッカーアームが一致して動くラッチ位置に向け
て付勢されている。これにより、通常の方法で弁装置を
作動させてVDSシステムのエンジンポペットバルブを
開放させること(または、デュアルリフトシステムにお
ける「高リフト」モード状態にすること)が可能となっ
ている。すなわち、スライド式ラッチ部材を非ラッチ位
置へ動かすためには、ソレノイドアクチュエータを作動
状態にすることが必要であり、これによりロッカーアー
ムは互いに揺動(ピボット)自在となるとともに、エン
ジンポペットバルブはVDSシステムに据え置かれる
(または、デュアルリフトシステムにおける「低リフ
ト」モードで作動する)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ラッチ可能なロッカー
アームを作動させるための、前記した従来の装置は、通
常は、正常に作動している間は満足できるものである。
しかし、この従来のシステムは1つの重大な欠点を有し
ている。すなわち、ソレノイドアクチュエータが故障し
た場合(例えば、コイルが焼き切れたような場合)、ラ
ッチ可能なロッカーアームは、通常は比較的高いエンジ
ン速度の時にのみ使用されるラッチ状態でのみ作動する
ようになっていることである。
【0007】したがって、本発明の目的は、ラッチ可能
なロッカーアーム組立体用の改良されたバルブ制御シス
テムであって、ソレノイドアクチュエータが故障した場
合には、ラッチ可能なロッカーアームがバルブ閉鎖状態
で(または低リフトモードで)作動するバルブ制御シス
テムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の、上記した目的
および他の目的は、シリンダヘッドと、シリンダヘッド
内で一つの状態と他の状態との間を動き得るポペットバ
ルブと、カムプロフィルを有するカム部を含むカムシャ
フトとを含んでいる内燃機関用の、改良されたバルブ制
御システムを提供することにより達成される。この制御
システムは、軸線の回りを回転するようにシリンダヘッ
ドに対し相対的に取り付けられた第1のロッカーアーム
を含む。また、この軸線の回りを回転するようにシリン
ダヘッドに対し相対的に第2のロッカーアームが取り付
けられている。これらのロッカーアームのうちの一つは
ポペットバルブと係合する。そしてまた、これらのロッ
カーアームのうちの一つは、カム部と係合するカムフォ
ロワ部材を有している。ラッチ手段は、この軸線に垂直
な方向への動きに応じて、第1および第2のロッカーア
ームがこの軸線の回りを一致して揺動するために互いに
係合させる第1の位置へ、またこれらのロッカーアーム
を互いに相対的に回転自在にする第2の位置へと、移動
可能である。アクチュエータ組立体は、電気的入力信号
に応答してラッチ手段を動かし得る。
【0009】この改良されたバルブ制御システムは、ハ
ウジングと、ラッチ手段と係合するアーム部材と、アー
ム部材を第1の位置からラッチ手段の第2の位置に対応
する第2の位置へ向けて付勢する付勢手段とを含むアク
チュエータ組立体を備えていることを特徴としている。
このアクチュエータ組立体は、電気的入力信号を受ける
電磁コイルと、後退位置および伸長位置を有し軸方向に
移動可能な電機子とを含んでいる。電機子の後退位置お
よび伸長位置のうちの一方は電気的入力信号に応答して
生じるものであり、この電気的入力信号に応答して生じ
る位置において、電機子は付勢手段の力に抗してアーム
部材を第1の位置に向かって付勢する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。ただし、これらの図面は本発
明を限定するものではない。
【0011】図1は、内燃機関の典型的な弁装置を示し
ているが、この弁装置は本発明を含むものである。図1
は、オーバーヘッドカム形のエンジンシリンダヘッド11
の一部を示している。ここではさらに高リフトカム部15
を含むカムシャフト13を示しているが、この高リフトカ
ム部15の特有の形状は、本発明の一部を構成するもので
はない。シリンダヘッド11には、いわゆるラッチ可能な
ロッカーアーム(LRA)組立体19のピボット点として
作用する水圧式(または油圧式)ラッシュアジャスター
17が配されている。さらに図1では、エンジンポペット
バルブ21(ここではバルブステムのみが図示されてい
る)およびバルブリターンばね23が示されている。
【0012】ここで図示したように、本発明のバルブ制
御システムは、ラッチ可能なロッカーアーム組立体19に
より、選択的に図1のような「高リフト」モードまたは
図2のような「低リフト」モードで、ポペットバルブ21
を作動させることに特に適応したタイプである。「高リ
フト」モードでは、ロッカーアーム組立体19は、ポペッ
トバルブ21が比較的大きく開くように作動でき、また、
「低リフト」モードでは、ロッカーアーム組立体19は、
ポペットバルブ21を比較的小さく開くように作動でき
る。図1および2にはポペットバルブ21が断片的にのみ
示してあるが、この図は、ポペットバルブ21の開放位置
を表している。その理由は、図示の位置からカムシャフ
ト13が回転する結果、カム部15がロッカーアーム組立体
19と係合し、当業者によく知られた方法によって、リタ
ーンばね23の力に抗してポペットバルブ21が下方へ動く
(「リフティング」する)。
【0013】ソレノイド式アクチュエータ組立体27は、
ラッチ可能なロッカーアーム組立体19と共同して働くと
ともにブラケット25によって支持されている。このソレ
ノイド式アクチュエータ組立体27は、図1において一対
の導線29によって示される電気的な入力信号の有無にそ
れぞれ応じて、ロッカーアーム組立体19を高リフトモー
ドと低リフトモードの間で切り替えるように作動する。
なお、符号29は、以後においてこの入力信号を示すもの
ととして使用する。
【0014】図3は、図1および2と関連し、ラッチ可
能なロッカーアーム組立体19をより詳細に示している。
図1のラッチ可能なロッカーアーム組立体19の外面図に
は、高リフトカム部15が示されているが、図3の軸方向
断面図には低リフトカム部31が示されている。この実施
形態にあっては、「高さ」または「リフト」(カムシャ
フト13の回転軸からカム部の外周面までの距離)は、カ
ム部31の場合よりもカム部15の場合の方が多少大きくな
っている。これについては後でより詳細に説明する。ラ
ッチ可能なロッカーアーム組立体19は、アウターロッカ
ーアーム33とインナーロッカーアーム35から構成されて
いる。最後に、ラッチ可能なロッカーアーム組立体19
は、スライダ機構37を備えている。
【0015】アウターロッカーアーム33は、前部壁39と
後部壁41を含んでいる。これらの壁39、41は、一対の側
部壁43(図3にはこの一方のみが示されており、図1に
は他方が部分的に示されている)によって互いに接合さ
れている。各側部壁43各々の頂部にはスライディングパ
ッド45が備えられている。当業者にとって理解できる通
り、低リフトカム部31は一つあるが、高リフトカム部15
は二つあり、このうちの一つは低リフトカム31の両側部
のいずれかに配置されており、そして高リフトカム部15
の各々が、スライディングパッド45の1つに係合してい
る。
【0016】インナーロッカーアーム35は、一対の側部
壁47(図3にはこの一方のみが示されている)を含んで
おり、この側部壁47は、インナーロッカーアーム35の後
端近傍の接続用壁49によって互いに連結されているとと
もに、バルブステムパッド51によって互いに連結されて
いる。このバルブステムパッド51は、ポペットバルブ21
の上部端と係合するパッド表面53を備えている。インナ
ーロッカーアーム35の両側部壁47の間には、ローラベア
リング組立体55が配置され、このローラベアリング組立
体55は、「低リフト」作動時のみ、カムフォロワ部材と
して作用する低リフトカム部31と係合したままとなって
いる。「高リフト」モードで作動する場合、カム部31
は、基礎円から離れて動作する間、ローラベアリング55
とは係合しない状態にある。さらに側部壁47の間には、
図3に示すようにラッシュアジャスター17のボールプラ
ンジャ59と係合を保つ支点部材57が配置され、そしてま
た、この支点部材57は、アウターおよびインナーロッカ
ーアーム33、35双方と切込みで係合されている。当業者
によく知られているように、ボールプランジャ59上の支
点部材57の係合は、固定されたラッシュアジャスター17
に関し、各々のロッカーアーム33、35用の支点またはピ
ボット点として作用する。
【0017】アウターロッカーアーム33はスロット61を
区画し、このスロット61内部には、スライダ機構37の一
部であるラッチ63が配設されている。そして図1および
2に最もよく示されているように、スライダ機構37は一
対の側部壁65を含んでいることが好ましく、この側部壁
65は、一対のポケット64(図1または2には一方のみが
示されている)の間に入り込むラッチ63を有している。
ラッチ63は、このポケット64によって支持されることに
加え、各々の隣接する側部壁43内にあるスロット61内へ
延びている。
【0018】ラッチ可能なロッカーアーム組立体19の後
端の方で、後部壁41と係合タブ69との間に圧縮コイルば
ね67が配置されており、この係合タブ69は、スライダ機
構37を含む、プレス加工によって上を向いた部分を含ん
でいる。圧縮コイルばね67の付勢力は、係合タブ69の前
面に対して作用し、図3の右側へスライダ機構37を付勢
している。スライダ機構37が右へ動くと、ラッチ63がス
ロット61とバルブステムパッド51の上面71との双方に係
合する位置に到達するまで、ラッチ63はスロット61内で
右へ移動する。すなわち、図3で示す位置において、ロ
ッカーアーム33、35は「非ラッチ状態」であるが、ラッ
チ63が右へ移動し上面71に係合すると、より詳細に後述
するように、ロッカーアーム33、35は「ラッチ状態」と
なる。
【0019】図1〜3と共に図4を参照して、アクチュ
エータ組立体27を詳細に説明する。本発明にとって重要
なのはアクチュエータ自体および構造上の詳細ではな
く、アクチュエータ組立体27がラッチ可能なロッカーア
ーム組立体19と相互に作用する方法であることが、ソレ
ノイド式のアクチュエータ組立体27の説明に関連して当
業者に明らかとなろう。
【0020】アクチュエータ組立体27は、大きいチャン
バ75、小さい円筒状のチャンバ77、および長孔79を形成
するハウジング73を含んでいる。これらのチャンバ75、
77は同軸的であり、そして長孔79はこの軸から偏位して
いるが、この長孔79の軸はチャンバ75、77の軸と平行で
あることが好ましい。
【0021】チャンバ75は、カバー部材81によって囲ま
れており、そしてこのチャンバ75内には電磁コイル83が
配設されている。この電磁コイル83は、導線29に接続さ
れ、この導線29より通常の方法で電圧印加される。電磁
コイル83およびカバー部材81は協働して電機子チャンバ
85を区画し、この電機子チャンバ85内に電機子組立体87
が配置されている。電機子組立体87は、小さいチャンバ
77内へ向かって下方に延びるプランジャ部89を含んでお
り、そしてその下端部は硬化処理を施したタペット91の
中に組込まれている。タペット91は、プランジャ89の下
端部へ押し込まれており、このタペット91は、後に明ら
かにするような理由により、主として耐摩耗性の表面を
得るために備えられるものである。タペット91は、プラ
ンジャ89の上端の方に、圧縮コイルばね95の座部として
作用するフランジ部93を備えており、このフランジ部93
の機能は、電磁コイル83が励磁されていないときに、図
4に示す位置に向けて電機子組立体87を常に上方へ付勢
するものである。
【0022】長孔79内には、遊びのない密接した状態で
別のタペット部材97が配置され、このタペット部材97
は、圧縮コイルばね101の下側座部としてはたらく接触
部99を含む。またこの圧縮コイルばね101の上端部は、
ハウジング73の底面に位置している。これにより、圧縮
コイルばね101は、タペット部材97を図4の下方へ付勢
する。
【0023】アクチュエータ組立体27は、全体を参照符
号103で示す略T字形状のアーム部材を備えており、こ
のアーム部材103はハウジング73にピボット位置105で軸
支されている。アーム部材103は、ピボット位置105をは
さんでそれぞれ反対側となるように一対の入力部を含ん
でおり、これに含まれる一つの入力部107の上側面はタ
ペット91と係合し、そしてまた、入力部109の上側面
は、タペット部材97の接触部99と係合している。最後
に、アーム部材103は出力部111を含んでおり、この出力
部111は、図4に示すように、少なくとも所定の時間、
スライダ機構37の係合タブ69と係合している。
【0024】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0025】主に図2、3、4では、電磁コイル83が非
励磁状態の時に、圧縮コイルばね95は、前述のように、
タペット91と電機子組立体87を図4に示す位置へと上方
に付勢する。同時に、圧縮コイルばね101はタペット97
を下方へ付勢し、これにより、アーム部材103がピボッ
ト位置105について時計回り方向に揺動する。出力部111
はタブ69に係合し、そしてスライダ機構37を、図3に示
す位置に向かって左に付勢する。本発明の重要な特徴
は、圧縮コイルばね101の力が、圧縮コイルばね67の付
勢力にうち勝ってアーム部材103を付勢できるよう十分
大きいということである。これにより、電磁コイル83が
非励磁状態の時に、スライダ機構37は付勢されて非ラッ
チ状態、すなわち図3に示す低リフトモードになる。こ
の低リフトモードでは、ポペットバルブ21の開弁は、低
リフトカム部31の回転のみに応じて行われ、そしてこの
低リフトカム部31がローラベアリング55に係合すること
により、インナーロッカーアーム35を揺動させ、そして
またバルブステムパッド51がポペットバルブ21を「リフ
ト」する、すなわちこのポペットバルブ21をバルブリタ
ーンばね23の付勢力に抗して下方へ動かすようになって
いる。
【0026】電磁コイル83が励磁される時、この電磁コ
イル83は、圧縮コイルばね95にうち勝って電機子組立体
87を図4の下方へ付勢するために十分な力を、電機子組
立体87に及ぼす。本発明における重要な点の一つは、ア
クチュエータ組立体27が単独で、圧縮コイルばね101
(「エネルギー」ばねとも称される)の付勢力にうち勝
つような十分な力を発揮する必要はない、ということで
ある。その代わり、アーム部材103に加わる力、すなわ
ち電磁コイル83と電機子組立体87によって生成され、ア
ーム部材103を反時計回りに回転させようとする力は、
圧縮コイルばね67の力によって促進される。電機子組立
体87が図4における下方に動くと、電磁コイル83と電機
子組立体87との間の間隙が小さくなり、これにより、励
磁された電磁コイル83が、圧縮コイルばね101の力にう
ち勝つような十分な力となるまで、電機子組立体87に加
える下方への力を増大させることができる。そしてま
た、アーム部材103が、係合タブ69から離れ図1に示す
位置へ回転する。単なる例として挙げれば、圧縮コイル
ばね67の付勢力は、圧縮コイルばね101の付勢力の約1
/2である。この配分は、他の場合と比べて、電磁コイ
ル83をより小さくすることができるとともに、電力消費
をより少なくすることができる。
【0027】この状態にあっては、圧縮コイルばね67の
力は、図3に示す非ラッチ位置から、図1に示す、バル
ブステムパッド51の上面71にラッチ63が係合する上述の
ラッチ位置まで、スライダ機構37を付勢するのに十分で
ある。このラッチ状態では、アウターロッカーアーム33
上のスライディングパッド45に高リフトカム部15が係合
すると、このとき2つのロッカーアーム33、35は一体的
に回転し(これらのロッカーアームがラッチされている
からである)、これによってポペットバルブ21の高リフ
ト開放が達成される(カム部15は、カム部31よりも「リ
フト」が大きいからである)。
【0028】本発明の重要な点によると、普通は、比較
的高いエンジン速度の高リフトモードで動作する間、ア
ーム部材103はスライダ機構37の係合タブ69(図1参
照)と接触しない。これにより、アーム部材103と係合
タブ69との間において、通常発生する摩擦接触と摩耗と
が防止される。
【0029】図1の高リフトモードから図2の低リフト
モードに変えるために必要なことは、電磁コイル83を非
励磁状態とするだけであり、圧縮コイルばね95が電機子
組立体87を図4に示す位置へ向けて上方へ再び付勢し、
同時に、圧縮コイルばね101が入力部109を付勢して、圧
縮コイルばね67にうち勝ってアーム部材103を時計回り
に回転させ、再びスライダ機構37を非ラッチ状態に動か
して図3に示す低リフトモードにする。
【0030】これにより、本発明によるこのバルブ制御
システムは、それ自身の通常状態では高リフトモードに
付勢されるロッカーアーム組立体と、コイルを励磁する
ための入力信号がない時に低リフトモードの動作位置に
ロッカーアーム組立体を付勢させるアクチュエータ組立
体とを含んでいる。これにより、電気的な故障が起こっ
た場合には、ポペットバルブ21は低リフトモードでのみ
作動する。当業者にはよく知られているように、デュア
ルリフト式バルブ制御システムにおいて、低リフトカム
は低速のエンジン運転に最適化され、高リフトカムは高
速のエンジン運転に最適化されている。このようなエン
ジンにあっては、高リフトモードにおける弁の開放は、
エンジンのアイドリング時における排ガスの実質的な増
大につながり、そしてまた、エンジン回転が不安定にな
るか、場合によってはスタートさえも不能になる。
【0031】このバルブ制御システムを上述の方法で作
動させることを可能にするため、適当なばね力を有する
適宜なばね67、95、101を選択することは、当業者が可
能なことであると思われる。同様に、電機子が図4の非
励磁の位置から図1の完全な励磁位置への移動の様々な
時点で、電機子にくわわる力を適当なレベルとし得るよ
うに、電磁コイル83および電機子組立体87用に適当なパ
ラメータを選択することは、このアクチュエータ分野の
当業者にとって可能なことと思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弁装置に取り付けられた本発明のエンジンポペ
ットバルブ制御システムの、「高リフト」モード作動を
示す断面図である。
【図2】図1のエンジンポペットバルブ制御システム
の、「低リフト」モード作動を示す断面図である。
【図3】図1、2における側面から見た、ラッチ可能な
ロッカーアーム組立体の軸線方向断面図である。
【図4】図1、2に示すバルブ制御システムのアクチュ
エータの軸方向拡大断面図である。
【符号の説明】
11 シリンダヘッド 13 カムシャフト 15 高リフトカム部 17 水圧式(または油圧式)ラッシュアジャスター 19 ロッカーアーム組立体 21 ポペットバルブ 23 バルブリターンばね 25 ブラケット 27 アクチュエータ組立体 29 電気的入力信号 31 低リフトカム部 33 第1のロッカーアーム(アウターロッカーアーム) 35 第2のロッカーアーム(インナーロッカーアーム) 37 ラッチ手段(スライダ機構) 39 前部壁 41 後部壁 43 側部壁 45 カムフォロワ部材(スライディングパッド) 47 側部壁 49 接続用壁 51 バルブステムパッド 53 パッド表面 55 カムフォロワ部材(ローラベアリング組立体) 57 支点部材 59 ボールプランジャ 61 スロット 63 ラッチ 64 ポケット 65 側部壁 67 付勢手段(圧縮コイルばね) 69 係合タブ 71 上面 73 ハウジング 75,77 チャンバ 79 長孔 81 カバー部材 83 電磁コイル 85 電機子チャンバ 87 電機子組立体 89 プランジャ部 91 タペット 93 フランジ部 95 圧縮コイルばね 97 付勢手段(タペット) 99 付勢手段(接触部) 101 付勢手段(圧縮コイルばね) 103 アーム部材 105 ピボット位置 107 入力部 109 入力部 111 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 ジェイソン ジェイムズ マックコネル アメリカ合衆国 49201 ミシガン州 ジ ャクソン ゲンスン ストリート 612 ダブリュ.

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド(11)と、該シリンダヘ
    ッド(11)内で一つの状態と他の状態との間を移動可能
    なポペットバルブ(21)と、カムプロフィルを有するカ
    ム部(15,31)を含むカムシャフト(13)とを含む内燃
    機関用のバルブ制御システムであって、 軸線の回りを回転するように前記シリンダヘッド(11)
    に対し相対的に取り付けられた第1のロッカーアーム
    (33)と、前記軸線の回りを回転するように前記シリン
    ダヘッド(11)に対し相対的に取り付けられた第2のロッ
    カーアーム(35)とを含み、前記ロッカーアームのうち
    の一つが前記ポペットバルブ(21)と係合可能であり、
    また前記ロッカーアームのうちの一つが前記カム部(1
    5、31)と係合可能なカムフォロワ部材(45、55)を有
    し、さらに、前記軸線に垂直な方向への動きに応答し
    て、前記第1のロッカーアーム(33)および第2のロッ
    カーアーム(35)を前記軸線の回りを一致して揺動させ
    るために互いに係合させる第1の位置へ、また前記ロッ
    カーアーム(33、35)を互いに相対的に回転自在にする
    第2の位置へと移動可能なラッチ手段(37)と、電気的
    な入力信号(29)に応答して前記ラッチ手段(37)を動
    かし得るアクチュエータ組立体(27)とを含むバルブ制
    御システムにおいて、 前記アクチュエータ組立体(27)は、ハウジング(73)
    と、前記ラッチ手段(37)に係合するアーム部材(10
    3)と、該アーム部材(103)を、第1の位置から離れて
    前記ラッチ手段(37)の第2の位置に対応する第2の位置
    へ向けて付勢する付勢手段(97、99、101)とを含んで
    おり、 前記アクチュエータ組立体(27)は、前記電気的入力信
    号(29)を受ける電磁コイル(83)と、後退位置および
    伸長位置を有し軸方向に移動可能な電機子(87)とを含
    み、前記両位置のうちの一方は前記電気的入力信号(2
    9)に応答して生じるものであり、 前記電機子(87)は、前記電気的入力信号(29)に応答
    して生じる位置で、前記付勢手段(97、99、101)の力
    に抗して前記アーム部材(103)を前記第1の位置に向
    けて付勢することを特徴とする内燃機関用バルブ制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記アーム部材(103)が、前記ラッチ
    手段(37、69)に係合する出力部(111)と、入力部(1
    07、109)とを含み、前記出力部(111)と前記入力部
    (107、109)はピボット位置(105)で接合されてお
    り、前記アーム部材(103)は前記ハウジング(73)に
    対し相対的に揺動する請求項1記載のバルブ制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記アーム部材(103)が概ねT字状で
    あるとともに、前記ピボット位置(105)が、前記入力
    部の両端である第1の端部(107)と第2の端部(109)
    との中間位置に配置されており、前記出力部(111)が
    前記T字形状のアーム部材(103)の垂直部分を含む請
    求項2記載のバルブ制御システム。
  4. 【請求項4】前記ピボット位置(105)が、前記アーム
    部材(103)の前記付勢手段(97、99、101)と、前記軸
    方向に移動可能な前記電機子(87、89、91)との間を横
    切るように配置されている請求項3記載のバルブ制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記第1の位置に向けて前記アーム部材
    (103)を付勢するため、前記軸方向に移動可能な前記
    電機子(87、89、91)が前記第1の入力部(107)に係
    合し、前記第2の位置に向けて前記アーム部材(103)
    を付勢するため、前記アーム部材(103)の前記付勢手
    段(97、99、101)が前記第2の入力部(109)に係合す
    る請求項4記載のバルブ制御システム。
  6. 【請求項6】 前記アーム部材(103)の前記付勢手段
    が、前記ハウジング(73)と、前記第2の入力手段(10
    9)に係合する座部(99)とに両端部が位置している圧
    縮コイルばね(101)を含み、前記圧縮コイルばね(10
    1)が力Xを発生する請求項5記載のバルブ制御システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記軸方向に移動可能な前記電機子(87)
    が、前記第1の入力部(107)との係合状態から離れて
    前記電機子を前記後退位置に向けて付勢する付勢手段
    (95)を含んでおり、前記電機子(87)の前記付勢手段
    は、力Yを発生する圧縮コイルばね(95)を含み、該力
    Yは前記力Xよりも実質的に小さい請求項6記載のバル
    ブ制御システム。
  8. 【請求項8】前記軸方向に移動可能な電機子(87)が、
    前記電気的入力信号(29)に応答して、前記圧縮コイル
    ばね(95)の前記力Yに抗して、前記伸長位置へ移動す
    る請求項7記載のバルブ制御システム。
  9. 【請求項9】 前記ラッチ手段(37)が、前記第1のロッ
    カーアーム(33)と第2のロッカーアーム(35)を互いに
    係合させるため、前記ラッチ手段を前記第1の位置に向
    けて付勢する付勢手段(67)を含んでおり、前記付勢手
    段(67)が、前記電機子(87)の付勢力を促進するとと
    もに、前記アーム部材(103)の前記付勢手段(97、9
    9、101)の付勢力に抗し、前記第1の位置に向けて前記
    アーム部材(103)に力を加える請求項1記載のバルブ
    制御システム。
  10. 【請求項10】 前記アーム部材(103)に加わる前記
    電機子(87)の付勢力が、前記アーム部材(103)が前
    記第1の位置にあるとき、前記アーム部材の前記ラッチ
    装置(37)との係合が解かれる程に十分なものである請
    求項9記載のバルブ制御システム。
  11. 【請求項11】 前記カムシャフト(13)が高リフトカ
    ム部(15)と低リフトカム部(31)とを含んでおり、前
    記第1のロッカーアーム(33)が、前記高リフトカム部
    (15)と係合する高リフトフォロワ部材(45)を含み、
    前記第2のロッカーアーム(35)が、低リフトカム部
    (31)と係合する低リフトフォロワ部材(55)を含む請
    求項1記載のバルブ制御システム。
  12. 【請求項12】 高リフトモードでの作動に対応して、
    前記ラッチ手段(37)が前記第1の位置をとり前記ロッ
    カーアーム(33、35)が互いに係合し、低リフトモード
    での作動に対応して、前記ラッチ手段(37)が前記第2
    の位置をとり前記ロッカーアーム(33、35)が互いに揺
    動自在になり、前記コイル(83)へ前記電気信号(29)
    が入力されない場合、前記アーム部材(103)を付勢す
    る前記付勢手段(97、99、101)が、前記ラッチ手段(3
    7)を前記低リフトモード動作に向けて付勢する請求項1
    1記載のバルブ制御システム。
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