JPH0475305A - 有極電磁石装置 - Google Patents

有極電磁石装置

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Publication number
JPH0475305A
JPH0475305A JP2188628A JP18862890A JPH0475305A JP H0475305 A JPH0475305 A JP H0475305A JP 2188628 A JP2188628 A JP 2188628A JP 18862890 A JP18862890 A JP 18862890A JP H0475305 A JPH0475305 A JP H0475305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yokes
iron core
held
yoke
iron
Prior art date
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Pending
Application number
JP2188628A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneo Nakada
宗生 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 この発明は、永久磁石と電磁石とからなる有極電磁石装
置に関する。
〈従来技術と課題〉 従来、この種の装置として、第2図で示すように、対角
隅部を同極に磁化してなる永久磁石1の片側側面IAに
間隙Kを設け、かつ、異なる各磁極面に当接するように
一対のヨーク2.3を配設する一方、前記永久磁石lの
反対側面IBにN・S両磁極にまたがって当接されるヨ
ーク4を設け、前記ヨーク2.3および4間に位置する
ように電磁石5を配設し、この電磁石5のコイル5Aの
励磁の有無にもとづいて、電磁石5の鉄心5Bがヨーク
2.3の自由@2A、3A側あるいはヨーク4の自由端
4A、4B側に平行移動により吸着動作するように磁気
回路を形成したものが知られている。(特開昭60−7
0706号公報参照) 通常、上記コイル5Aが無励磁の状態において、ヨーク
4が永久磁石1の側面IBに当接されて、この当接部に
おける磁極N−3間を短絡しているために、上記ヨーク
4の両側自由端4Aおよび4Bにはみかけ上、磁極が形
成されず、ヨーク2および3側においては、ヨーク2お
よび3間に間I!!Kを設けているために、永久磁石1
により第2図(A)で示した極性に磁化される。そのた
め、上記鉄心5Bはヨーク2および3の自由i2Aおよ
び3A間に吸着され、点線で示す磁気回路B1が形成さ
れている。
つぎに、鉄心5Bの両端の磁極が前記ヨーク2および3
の自由@2Aおよび3Aと同極になるようにコイル5A
を励磁すると、両自由端2Aおよび3Aと鉄心5Bとの
間で反撥力が生じて、鉄心5Bは第2図(B)で示すよ
うに平行移動し、第2図(C)で示すようにヨーク間に
吸着される。このとき、電磁石5による磁力により点線
で示す磁気回路B2が形成される。
上記コイル5Aの励磁を解くと、ヨーク4の両自由44
Aおよび4Bも消磁されるために、鉄心5Bは第2図(
A)で示す状態に復帰する。
ところが、上記構成によれば、コイル5Aが励磁されな
い第2図(A)の状態においては、永久磁石1の磁力で
ヨーク2.3に鉄心5Bが保持されるけtども、コイル
5Aが励磁された第2図(B)および(C)の状態にお
いては、電磁石5の磁力のみであり、永久磁石1は作用
しないので、この永久磁石1の磁力が有効に活用されず
、上記鉄心5Bの吸引力および保持力を確保するために
、コイル5Aへの通電を持続しなければならない。その
ため、きわめて消費電力が増大する。
〈発明の目的〉 この発明は上記課題を解消するためになされたもので、
永久磁石の磁力を鉄心の吸引力および保持力に有効に活
用することができ、高感度で応答するとともに、消費電
力を要することなく、安定した保持力を有する有極電F
Ii石装置を提供することを目的とする。
〈発明の構成と効果〉 この発明による有極電磁石装置は、コイルが巻装された
鉄心の長手方向両側に、4つのヨークを所定間隔を存し
て配設し、これら各ヨークの互いに対向する端部を異方
向に着磁させる永久磁石を設け、上記鉄心の長手方向の
両側中間部に1対の鉄片をそれぞれ配置し、上記鉄心の
両端部が同側方に配列された1対のヨークに吸着された
際、この吸着状態のヨークから一方の鉄片を解離位置に
保持するとともに、吸着されていない他方のヨークに他
方の鉄片を接触状態に保持するように構成したことを特
徴とする。
上記構成によれば、鉄心の両端部が同側方の1対のヨー
クに吸着された際、この吸着状態のヨークから一方の鉄
片が解離位置に保持されるため、永久磁石からの磁力線
は上記1対のヨーク間を流れないで、上記鉄心を通過す
る。
他方、上記鉄心の両端部が吸着されていない他方のヨー
クは、他方の鉄片で接触状態に保持されるから、上記永
久磁石からの磁力線は他方の1対のヨーク間を流れて上
記鉄心を通過しない。
したがって、上記構成によれば、全ての永久磁石、ヨー
クおよび鉄心を通る磁気回路が形成されるから、上記鉄
心の動作および復帰のいづれにおいても永久磁石の磁力
を有効に活用することができて、応答の高速度化と、強
力な吸着保持力を確保することができ、その吸着保持に
あたり、無駄な消費電力を要しない。
〈実施例の説明〉 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
第1図はこの発明による有極電磁石装置の概略的な平面
図である。
同図において、コイル18が巻装された鉄心17の長手
方向両側に、4つのヨーク13゜14.15.16を所
定間隔を存して配設し、これら各ヨーク13,14,1
5.16の互いに対向する端部を異方向に着磁させる永
久磁石11゜12を設け、上記鉄心17の長手方向の両
側中間部に1対の鉄片19.20がそれぞれ接離可能に
配置されている。上記鉄心17と鉄片19.20は非磁
性体からなる、たとえば合成樹脂製の枠体21に、取付
けられて可動ブロックを構成している。
上記構成において、第1図(A)で示すように、鉄心1
7の両端部が一側方の1対のヨーク13゜14に吸着さ
れた際、上記枠体21を介して上記鉄心17と一体的に
移動する一方の鉄片19が、上記吸着状態のヨーク13
.14から解離位置に保持され、永久磁石it、12か
らの磁力線は上記ヨーク13.14間を流れないで、上
記鉄心17を通過する。
他方、上記鉄心17の両端部が吸着されていない他方の
ヨーク15.16は、他方の鉄片20で接触状態に保持
されるから、上記永久磁石11゜12からの磁力線は上
記ヨーク15.16間を流れて上記鉄心17を通過しな
い。これによって、第1図(A)の点線で示す磁気回路
A1が形成される。
この状態で鉄心17の両端の磁極が前記ヨーク13.1
4の自由端13Aおよび14Aと同極になるようにコイ
ル18を励磁すると、両自由端13Aおよび14Aと鉄
心17との間で反撥力が生じて、鉄心17は第1図(B
)から図(C)で示すように平行移動する。
すなわち、永久磁石11.12の作る磁気回路A1と逆
方向に上記コイル18を励磁すれば、最も強い磁力線が
現われる鉄心17の両端部は、この状態で吸着していた
ヨーク13.14と反発するとともに、反対側のヨーク
15.16から吸弓が開始される。これによって、上記
鉄心17がヨーク13.14から解離を開始すると同時
に、他方の鉄片20が反対側のヨーク15.16から解
離されるので、上記磁気回路AIが開放される。
これによって、上記鉄心17はヨーク13.14から容
易に解離し、上記鉄心17の動作の応答性を高めること
ができる。
上記鉄心17が第1図(C)で示すようにヨーク15.
16に吸着されると、上記枠体21を介して上記鉄心1
7と一体的に移動する他方の鉄片19がヨーク13.1
4に吸着され、永久磁石11.12からの磁力線は同図
の点線で示す磁気回路A2を流れる。上記コイル18の
励磁を解除しても、この磁気回路A2は上記永久磁石1
1.12からの磁力線により安定して強力に保持される
この永久磁石11.12の磁力線による磁気回路A2の
保持状態から、第1図(A)で示す磁気回路AIの保持
状態に復帰させるためには、上記コイル18に永久磁石
11.12の作る磁気回路A2と逆方向に励磁すればよ
く、これによって、上述と逆動作で鉄心17を復帰させ
ることができる。
なお、上記実施例においては、鉄心17と鉄片19.2
0とを枠体21に取付けて可動ブロックを構成していた
けれども、これらを固定ブロックとするとともに、永久
磁石11.12およびヨーク13.14,15.16を
可動ブロックとしても同様の効果を奥することはいうま
でもない。
また、上記永久磁石11.12は別体に構成していたけ
れども、従来例と同様に一体であってもよく、上記鉄心
17に動作用と復帰用の2つのコイルを巻回してもよい
。さらに、可動ブロックにバネ圧を加えて、コイルON
時にそのバネ圧に抗してブロックが動くように構成し、
上記コイルのOFF時にバネ圧によってブロックを復帰
させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による有極電磁石装置の一実施例を示
す動作説明用の概略的な平面図、′tS2図は従来例の
同平面図である。 11.12−・・永久磁石、13〜16・・・ヨーク、
17・・・鉄心、18・・・コイル、19.20・・・
鉄片。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コイルが巻装された鉄心と、この鉄心の長手方向
    両側に所定間隔を存して配設された4つのヨークと、こ
    れら各ヨークの互いに対向する端部を異方向に着磁させ
    る永久磁石と、上記鉄心の長手方向の両側中間部にそれ
    ぞれ配置されかつ対応する各1対のヨークに接離する1
    対の鉄片とを具備し、上記鉄心の両端部が同側方に配列
    された1対のヨークに吸着された際、この吸着状態のヨ
    ークから一方の鉄片を解離位置に保持するとともに、吸
    着されていない他方のヨークに他方の鉄片を接触状態に
    保持するように構成したことを特徴とする有極電磁石装
    置。
JP2188628A 1990-07-17 1990-07-17 有極電磁石装置 Pending JPH0475305A (ja)

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JP2188628A JPH0475305A (ja) 1990-07-17 1990-07-17 有極電磁石装置

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JPH0475305A true JPH0475305A (ja) 1992-03-10

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