JPS6038843B2 - 磁気的吸引装置 - Google Patents

磁気的吸引装置

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JPS6038843B2
JPS6038843B2 JP57068767A JP6876782A JPS6038843B2 JP S6038843 B2 JPS6038843 B2 JP S6038843B2 JP 57068767 A JP57068767 A JP 57068767A JP 6876782 A JP6876782 A JP 6876782A JP S6038843 B2 JPS6038843 B2 JP S6038843B2
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JP
Japan
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magnetic
permanent magnet
attraction device
demagnetizing
magnetizing
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Expired
Application number
JP57068767A
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English (en)
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JPS58186910A (ja
Inventor
幸男 森山
滿 齊藤
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Mitsubishi Steel Magnetics KK
Original Assignee
Mitsubishi Steel Magnetics KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/02Permanent magnets [PM]
    • H01F7/04Means for releasing the attractive force

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、永久磁石及びその着滋及び脱磁のためのコイ
ルを有している磁気的吸引装置における磁気回路、特に
、脱磁時に磁極繭及び空間を含むその近傍に生ずる残留
磁気を容易に消去し得る磁気回路の構成に関するもので
ある。
磁気的吸引装置として、例えば、肴磁及び脱磁用のコイ
ルを有する永久磁石を備えたりフティングマグネツトが
公知となっており、マグネットを着磁状態として、例え
ば、強磁性体製の吸引対象物を吸引し、これをマグネッ
トと共に必要箇所へ移送し、マグネットを脱磁状態とす
ることによって吸引対象物をマグネットから脱離させ、
マグネットを再び必要箇所へ次ぎの作業のために移動さ
せるようにすることか、行なわれている。
今、このような磁気的吸引装置の従来のものの1例を図
によって示すと、添付図面の第1図に示すようなものと
なっている。
すなわち、第1図において、10は藤断面の形状か長方
形、円形などである捧状の永久磁石を示すが、その両端
面には、横断面の形状か長方形状などである強磁性体製
の平板状のヨーク(磁極)11及び12が強固に固着さ
れて平行な1対の磁極を形成しており、また、これらの
ヨーク11,12の一端面は、それぞれ、長方形状など
の横断面を有している磁極面11′及び12′を形成し
ており、ヨーク11,12が永久磁石10の作用によっ
て着磁される時は、これらの磁極面11′,12′に対
向して置かれる強磁性体である吸引対象物13との間に
実線矢印によって示されるような磁気回路が生じ、これ
によって、吸引対象物13が吸引されるようになってい
る。
また、永久磁石10の回りには、これを中心として着磁
及び脱磁用のコイル14が配置されており、その電流の
方向を適当に選択してコイル14に電流を印加すると、
この電流によるコイル14の磁化方向を永久磁石10の
磁場方向と同方向又は逆方向とし、これによって、ヨー
ク11及び12の磁極11′及び12′に発生する磁力
を増強させ、吸引対象物13に対して強力な吸引力を働
かせ、又は、破線矢印によって示されるような磁気回路
を吸引対象物13との間に発生させ、これによって、磁
極11′及び12′と吸引対象物13との間に生ずる磁
気回路を解消させ、両者の間における吸引力を実質的に
消失させ、吸引対象物13を磁極11′,12′から脱
離させることができるようにしてある。しかしながら、
このような構成を有しているリフティングマグネットに
おいては、ヨーク11及び12の脱磁の際の条件は、特
に、磁極面11′及び12′と吸引対象物13との間の
空隙によって異なり、従って、着磁・脱磁コイル14へ
の一定の脱磁電流の印加によっては、残留磁気の値が変
化し、その値を一定にすることはおろか、皆無にするこ
とは困難であった。
今、このことを、第2図に、縦軸に残留磁気Bを、簾軸
に抗磁力日を、とれぞれ、探って示してある磁化曲線に
よって説明すると、次ぎのようになる。まず、着磁の場
合には、着磁・脱磁コイル14は、印加磁場日,によっ
て動作点1で飽和状態となり、肴磁が完了する。
この場合の直線日,一1の意味するこう配(動作線)は
、リフティングマグネットの内、外磁極面11′,12
′と、吸引対象物13との間の空隙に依存するか、説明
を簡単にするために、空隙は一定、すなわち、この配は
一定であるものとする。着磁の完了に伴い印加した磁場
日,を取去ると、動作点は第2図で見て左方に平行移動
し、動作点2に落ち付く。一方、脱磁の場合には、動作
点が3となるようにマイナス方向の磁場(一日3)を印
加し磁場を取り去ると、透磁率の関係で「0」の点に落
ち付く。すなわち、残留磁気が無くなる。しかし、仮り
に、若しも、一日3′や一日3″のような不適正なマイ
ナス磁場を与えると、B′やB″のような残留磁気が生
じてしまい、吸引している吸引対象物13の脱離の円滑
性を欠くことになる。また、磁極面11′,12′と吸
引対象物13との間の空隙は、実際面からは、異物や凸
起物等の介入によって変化するので、動作線のこう配が
変化し、脱離のための適正な磁場を得るためには、電流
またはその印加時間を制御することが必要となることと
なるが、現実的には、残留磁気を消去することは困難で
ある。本発明は、永久磁石及びこれの着磁及び脱磁のた
めのコイルを有している磁気的吸引装置において、脱磁
の場合に磁極の残留磁気を実質的に皆無とすることので
きる磁気回路の構成を得ることを、その目的とするもの
である。
本発明においては、この目的を達成するために、永久磁
石を2個に分割し、これらを1対のョーク(磁極)の間
に適宜の間隔を直し、て配置し、これらの各永久磁石の
それぞれに別個の着磁・脱磁用コイルを配瞳するか、又
は、いずれか一方だけに着磁兼脱磁用コイルを配置し、
ヨークが吸引対象物を吸引する場合には、これらのコイ
ルを励磁し、永久磁石の磁力を強化し(着磁)し、吸引
対象物を脱離する場合には、永久磁石のコイルのいずれ
か一方を逆励磁し、これらの永久磁石同志の間に閉回磯
を形成させ、これによって、磁極面の残留磁気を実質的
に完全に消去させるようにすることを特徴とするもので
あり、これによって、磁極面からの吸引対象物の脱離を
迅速に且つ確実に行なわせることができるようになるも
のである。
以下、本発明をその1実施例を示す添付図面の第3図に
基づいて説明する。
本発明においては、第3図に示すように、第1図に示す
従来の磁気的吸引装置の場合における永久磁石10を、
2個の永久磁石10・,102 に分割し、これらを適
宜の間隔を置いて平行に、対向する1対のヨーク(磁極
)11と12との間に配置し、また、各永久磁石10,
,102の外周に、それぞれ、着磁・脱磁用コイル14
,,142を配置して構成されている。
本発明は、このような構成を有しているが、吸引対象物
13を吸引する場合には、永久磁石10,,102の外
周にそれぞれ配置された着磁・脱磁用コイル14,,1
42を励磁し、肴磁を行なうと、磁力線が実線の矢印に
よって示すように、磁極11,12と吸引対象物13と
の間に発生する。
次ぎに、吸引した吸引対象物13を脱磁させる場合には
、着磁・脱磁用コイル142を逆励磁すると磁力線は点
線矢印によって示すように、前者と逆方向に働き、永久
磁石10.及び102の間において閉回路を形成する。
その結果、内・外極面1 1′,12′への磁力線の供
V給は断たれ、残留磁気がなくなり、従って、吸引対象
物13は磁極面11′,12′から離脱落下することに
なる。なお、永久磁石10,,102の励磁・逆励磁は
、静止形電源でも、パルス電源でも良く、また、使用時
における電流値の制御や、電流の時間的制御は全く不要
になる。更に、本実施例においては、看磁・脱磁用コイ
ル141,142を、それぞれ、永久磁石10,,10
2に巻回するものとしてあるが、コイル141,142
は、いずれか一方の永久磁石10.又は102に巻回す
るだけでも良い。
本発明は、上記のような構成及び作用を有しているが、
今、ここで、本発明の特徴を従来の袋贋と対比して示す
と、次ぎのようになる。
以上のように、本発明は、従釆の永久磁石及びこれに巻
回された着磁及び脱磁用コイルを有している磁気的吸引
装置において、磁極面及び空間を含むその近傍に生ずる
残留磁気を実質的に完全に消去させることができるので
、従来のものにおける種々の困難を除去した装置を提供
することが可能となるものである。
また、本発明装置は、上に実施例として説明された強磁
性体つり上げ用リフティングマグネットとして好適であ
る他、ドア開閉用磁石装置などとしても有効に利用され
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従釆の磁気的吸引装置の1例を示す略図、第
2図は、その永久磁石の磁化過程を示す磁化曲線を示す
線図、第3図は本発明装置の1実施例を示す略図である
。 10,,102・・・・・・永久磁石;11,12・・
・・.・磁極(ョ−ク):11′,12′……磁極面:
13・・・・・・吸引対象物;14,,142・・・・
・・着磁・脱磁用コイルo繋l図 第3図 簾2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 棒状の2本の永久磁石を任意の間隔に平行に横方向
    に配置し、それらの各端面を平板状の強磁性体製のヨー
    ク(磁極)によつてそれぞれ強固に連結し、また、各永
    久磁石のいずれか一方又は両方の外周に着磁及び脱磁用
    のコイルを巻回して成ることを特徴とする磁気的吸引装
    置。 2 2本の永久磁石がほぼ同一の形状及び寸法を有して
    いる特許請求の範囲第1項記載の磁気的吸引装置。
JP57068767A 1982-04-26 1982-04-26 磁気的吸引装置 Expired JPS6038843B2 (ja)

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JPS58186910A JPS58186910A (ja) 1983-11-01
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