JPS6127139Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6127139Y2 JPS6127139Y2 JP9220080U JP9220080U JPS6127139Y2 JP S6127139 Y2 JPS6127139 Y2 JP S6127139Y2 JP 9220080 U JP9220080 U JP 9220080U JP 9220080 U JP9220080 U JP 9220080U JP S6127139 Y2 JPS6127139 Y2 JP S6127139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- shaped magnetic
- excitation coil
- guide tube
- magnetic pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 16
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 4
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は励磁コイル内に突出および引込自在に
嵌挿されたプランジヤを高効率にて駆動し得る電
磁出力器に関するものである。
嵌挿されたプランジヤを高効率にて駆動し得る電
磁出力器に関するものである。
従来第１図に示すように励磁コイル７内にプラ
ンジヤ９を摺動自在に嵌挿し、励磁コイル７の上
方にラツチング用の永久磁石１を配設した電磁出
力器が開発されている。その動作を説明すれば、
まず固定鉄芯１３が永久磁石１によつて磁化され
たプランジヤ９の内方端１０と異極性に磁化され
るように励磁コイル７に通電してプランジヤ９の
内方端１０を固定鉄芯１３に吸引する。その後励
磁コイル７への通電を停止してもプランジヤ９は
永久磁石１によつて磁化されているのでそのまま
固定鉄芯１３にラツチングされる。次に励磁コイ
ル７に逆方向に通電して固定鉄芯１３をプランジ
ヤ９の下方端１０と同極性に磁化するとプランジ
ヤ９は復帰ばね１１によりストツパ１２に当接す
るまで牽引されて元の位置に復帰する。以上のよ
うにして有極ラツチング型の電磁出力器が実現で
きるものであるが、かかる従来の電磁出力器にお
いてはプランジヤ９を磁化するために永久磁石１
を互いに同極性の端面がプランジヤ９の側に向か
い合うように配設する必要があり、この向かい合
つた永久磁石同士が互いに磁束を打ち消し合う作
用をするために永久磁石１の力が弱まり効率が悪
いという欠点があり、また励磁コイル７の一端に
プランジヤ着磁用の永久磁石１を配設するために
軸方向の長さが長くなるという欠点があつた。本
考案は従来例のこのような欠点を解消することを
目的とするものである。
ンジヤ９を摺動自在に嵌挿し、励磁コイル７の上
方にラツチング用の永久磁石１を配設した電磁出
力器が開発されている。その動作を説明すれば、
まず固定鉄芯１３が永久磁石１によつて磁化され
たプランジヤ９の内方端１０と異極性に磁化され
るように励磁コイル７に通電してプランジヤ９の
内方端１０を固定鉄芯１３に吸引する。その後励
磁コイル７への通電を停止してもプランジヤ９は
永久磁石１によつて磁化されているのでそのまま
固定鉄芯１３にラツチングされる。次に励磁コイ
ル７に逆方向に通電して固定鉄芯１３をプランジ
ヤ９の下方端１０と同極性に磁化するとプランジ
ヤ９は復帰ばね１１によりストツパ１２に当接す
るまで牽引されて元の位置に復帰する。以上のよ
うにして有極ラツチング型の電磁出力器が実現で
きるものであるが、かかる従来の電磁出力器にお
いてはプランジヤ９を磁化するために永久磁石１
を互いに同極性の端面がプランジヤ９の側に向か
い合うように配設する必要があり、この向かい合
つた永久磁石同士が互いに磁束を打ち消し合う作
用をするために永久磁石１の力が弱まり効率が悪
いという欠点があり、また励磁コイル７の一端に
プランジヤ着磁用の永久磁石１を配設するために
軸方向の長さが長くなるという欠点があつた。本
考案は従来例のこのような欠点を解消することを
目的とするものである。
以下本考案の構成を図示実施例について説明す
ると、第２図に示すように軸方向に着磁された筒
状永久磁石１の一端面に円板状磁性体板２を、他
端面にドーナツ板状磁性体板３をそれぞれ取着
し、円板状磁性体板２の中心部に凸磁極５を形成
し、ドーナツ板状磁性体板３の中心孔４から上記
凸磁極５の外周に達する案内管６を設け、案内管
６の周囲に励磁コイル７を配設し、案内管６内に
摺動自在に嵌挿され一端８を外方に突出したプラ
ンジヤ９の内方端１０を円板状磁性体板２の凸磁
極５と対向させ、上記プランジヤ９を外方へ牽引
する復帰ばね１１と、該復帰量を規制するストツ
パ１２とを設けたものである。第２図において１
６は非磁性体製のコイルボビンであり、１４は同
じく非磁性体よりなる外部ケースである。したが
つて本考案の電磁出力器においては、永久磁石１
のＮ極からドーナツ板状磁性体板３、プランジヤ
９、空隙１５、円板状磁性体板２を介してＳ極に
至る経路がループ状の磁気回路を構成しており、
その磁気抵抗は空隙が少ないために比較的小さ
く、しかもプランジヤ９の両側の永久磁石は同じ
方向を向いているので従来例のように磁束を打ち
消し合うという欠点はなく、むしろ強め合うよう
に構成されている。
ると、第２図に示すように軸方向に着磁された筒
状永久磁石１の一端面に円板状磁性体板２を、他
端面にドーナツ板状磁性体板３をそれぞれ取着
し、円板状磁性体板２の中心部に凸磁極５を形成
し、ドーナツ板状磁性体板３の中心孔４から上記
凸磁極５の外周に達する案内管６を設け、案内管
６の周囲に励磁コイル７を配設し、案内管６内に
摺動自在に嵌挿され一端８を外方に突出したプラ
ンジヤ９の内方端１０を円板状磁性体板２の凸磁
極５と対向させ、上記プランジヤ９を外方へ牽引
する復帰ばね１１と、該復帰量を規制するストツ
パ１２とを設けたものである。第２図において１
６は非磁性体製のコイルボビンであり、１４は同
じく非磁性体よりなる外部ケースである。したが
つて本考案の電磁出力器においては、永久磁石１
のＮ極からドーナツ板状磁性体板３、プランジヤ
９、空隙１５、円板状磁性体板２を介してＳ極に
至る経路がループ状の磁気回路を構成しており、
その磁気抵抗は空隙が少ないために比較的小さ
く、しかもプランジヤ９の両側の永久磁石は同じ
方向を向いているので従来例のように磁束を打ち
消し合うという欠点はなく、むしろ強め合うよう
に構成されている。
以下本考案の電磁出力器の動作を説明すると、
まずプランジヤ９の内方端１０が円板状の磁性体
板２の凸磁極５と異極性に磁化されるように励磁
コイル７に通電し、プランジヤ９の内方端１０を
上記凸磁極５に吸引する。この状態で励磁コイル
７への通電を停止しても凸磁極５は永久磁石１に
よつて磁化されているので、プランジヤ９の内方
端１０はそのまま凸磁極５に吸引されたままラツ
チングされる。次に励磁コイル７に逆方向の電流
を流すとプランジヤ９の内方端１０が凸磁極５と
同極性に着磁されるから、プランジヤ９は復帰ば
ね１１に牽引されてストツパ１２に当接するまで
外方に突出し、元の位置に復元される。したがつ
て励磁コイル７に交互に逆方向の通電を行なえ
ば、プランジヤ９を外方に突出し、または内方に
引込むことができるものである。
まずプランジヤ９の内方端１０が円板状の磁性体
板２の凸磁極５と異極性に磁化されるように励磁
コイル７に通電し、プランジヤ９の内方端１０を
上記凸磁極５に吸引する。この状態で励磁コイル
７への通電を停止しても凸磁極５は永久磁石１に
よつて磁化されているので、プランジヤ９の内方
端１０はそのまま凸磁極５に吸引されたままラツ
チングされる。次に励磁コイル７に逆方向の電流
を流すとプランジヤ９の内方端１０が凸磁極５と
同極性に着磁されるから、プランジヤ９は復帰ば
ね１１に牽引されてストツパ１２に当接するまで
外方に突出し、元の位置に復元される。したがつ
て励磁コイル７に交互に逆方向の通電を行なえ
ば、プランジヤ９を外方に突出し、または内方に
引込むことができるものである。
以上のように本考案においては従来励磁コイル
の一端に互いに同極性の磁極が接近して向かい合
い、磁束が打ち消されるように配設されていた永
久磁石を、励磁コイルの外周に互いに磁束が強め
合うように配設できると共に、永久磁石の磁極間
の距離を十分に大きくとることができるので従来
例に比べて永久磁石の着磁が容易であり、また磁
気抜け現象が起こりにくく、したがつてはるかに
高効率の電磁出力器を実現できるという利点があ
り、また筒状の永久磁石を励磁コイルの外周に配
設したので従来のように軸方向に長くなることは
なく、小型の電磁出力器を製作する上でもきわめ
て有利なものである。
の一端に互いに同極性の磁極が接近して向かい合
い、磁束が打ち消されるように配設されていた永
久磁石を、励磁コイルの外周に互いに磁束が強め
合うように配設できると共に、永久磁石の磁極間
の距離を十分に大きくとることができるので従来
例に比べて永久磁石の着磁が容易であり、また磁
気抜け現象が起こりにくく、したがつてはるかに
高効率の電磁出力器を実現できるという利点があ
り、また筒状の永久磁石を励磁コイルの外周に配
設したので従来のように軸方向に長くなることは
なく、小型の電磁出力器を製作する上でもきわめ
て有利なものである。
第１図は従来の電磁出力器の側断面図、第２図
は本考案の一実施例に係る電磁出力器の側断面図
である。 １は永久磁石、２，３は磁性体板、６は案内
管、７は励磁コイル、９はプランジヤ、１１は復
帰ばね、１２はストツパである。
は本考案の一実施例に係る電磁出力器の側断面図
である。 １は永久磁石、２，３は磁性体板、６は案内
管、７は励磁コイル、９はプランジヤ、１１は復
帰ばね、１２はストツパである。
Claims (1)
- 軸方向に着磁された筒状永久磁石の一端面に円
板状磁性体板を、他端面にドーナツ板状磁性体板
をそれぞれ取着し、円板状磁性体板の中心部に凸
磁極を形成し、ドーナツ板状磁性体板の中心孔か
ら上記凸磁極の外周に達する案内管を設け、案内
管の周囲に励磁コイルを配設し、案内管内に摺動
自在に嵌挿されたプランジヤの内方端を円板状磁
性体板の凸磁極と対向させ、上記プランジヤを外
方へ付勢する復帰ばねと、該復帰量を規制するス
トツパとを設けて成る電磁出力器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9220080U JPS6127139Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9220080U JPS6127139Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5714414U JPS5714414U (ja) | 1982-01-25 |
| JPS6127139Y2 true JPS6127139Y2 (ja) | 1986-08-13 |
Family
ID=29454155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9220080U Expired JPS6127139Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6127139Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-30 JP JP9220080U patent/JPS6127139Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5714414U (ja) | 1982-01-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0134326Y2 (ja) | ||
| JPS5829754U (ja) | ドアロツク用アクチユエ−タ | |
| JPS59220905A (ja) | ケ−ス式トリツプソレノイド | |
| JPS6127139Y2 (ja) | ||
| JPS6138166Y2 (ja) | ||
| JPS63251139A (ja) | 永久磁石式電磁チヤツク | |
| JPS6329811B2 (ja) | ||
| JPS6317212Y2 (ja) | ||
| JPH03117358U (ja) | ||
| JPH0119374Y2 (ja) | ||
| JPS5934966Y2 (ja) | ソレノイド | |
| JPS5929003U (ja) | 自己保持形プツシユプルソレノイド | |
| JPS59739Y2 (ja) | 有極電磁装置 | |
| JPS592865U (ja) | ドアロツク用アクチユエ−タ | |
| JPS6350819Y2 (ja) | ||
| JPH0322837Y2 (ja) | ||
| JPS5923369Y2 (ja) | 直流ソレノイド | |
| JPS59165405A (ja) | 直流自己保持型電磁石 | |
| JPS6038844B2 (ja) | 磁気的吸引装置 | |
| JPS61188316U (ja) | ||
| JPS5949069U (ja) | 電磁弁装置 | |
| JPS60190016U (ja) | 電磁装置 | |
| JPH0340876U (ja) | ||
| JPS5857883B2 (ja) | ジキホジガタデンジシヤク | |
| JPS6160439U (ja) |