JPS6329811B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6329811B2 JPS6329811B2 JP9446981A JP9446981A JPS6329811B2 JP S6329811 B2 JPS6329811 B2 JP S6329811B2 JP 9446981 A JP9446981 A JP 9446981A JP 9446981 A JP9446981 A JP 9446981A JP S6329811 B2 JPS6329811 B2 JP S6329811B2
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- Japan
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- spool
- magnetic
- permanent magnet
- core
- iron core
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- Expired
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 239000006247 magnetic powder Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 7
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- KPLQYGBQNPPQGA-UHFFFAOYSA-N cobalt samarium Chemical group [Co].[Sm] KPLQYGBQNPPQGA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/14—Pivoting armatures
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電磁石のスプールに関するものであ
る。
る。
従来、電磁石において、励磁コイルの消費電力
を低減させるには、永久磁石の磁気的エネルギー
を有効に利用するのが得策であり、第１図、第２
図に示すように、永久磁石１を磁気回路の一部に
挿入したものが提供されていた。第１図は鉄心２
の切欠きに永久磁石１を嵌合したもので、第２図
は鉄心２とスプール３の内周部に永久磁石１を設
置したものである。
を低減させるには、永久磁石の磁気的エネルギー
を有効に利用するのが得策であり、第１図、第２
図に示すように、永久磁石１を磁気回路の一部に
挿入したものが提供されていた。第１図は鉄心２
の切欠きに永久磁石１を嵌合したもので、第２図
は鉄心２とスプール３の内周部に永久磁石１を設
置したものである。
しかしながら、これらのものでは、永久磁石１
自体の寸法とその取付部の寸法の精度を厳しくチ
エツクしないと永久磁石１の取付け不能が生じた
り、永久磁石１と取付部との間に間隙が生じて磁
気特性の劣化あるいはばらつきを生じ好ましくは
なかつた。また、永久磁石１を別部品として用い
ることにより、部品点数，組立工数の増加となり
コストアツプを招来する欠点を有していた。
自体の寸法とその取付部の寸法の精度を厳しくチ
エツクしないと永久磁石１の取付け不能が生じた
り、永久磁石１と取付部との間に間隙が生じて磁
気特性の劣化あるいはばらつきを生じ好ましくは
なかつた。また、永久磁石１を別部品として用い
ることにより、部品点数，組立工数の増加となり
コストアツプを招来する欠点を有していた。
本発明は上記の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的は、スプール自体を磁性体とすることに
より、永久磁石の磁気エネルギーを効率よく利用
しうるとともに、部品点数，組立工数の低減を図
つた安価な電磁石とすることのできるスプールを
提供することにある。
その目的は、スプール自体を磁性体とすることに
より、永久磁石の磁気エネルギーを効率よく利用
しうるとともに、部品点数，組立工数の低減を図
つた安価な電磁石とすることのできるスプールを
提供することにある。
以下、本発明を添付図面に従つて説明する。
第３図、第４図において、本発明に係るスプー
ル１０は磁性粉を混入した樹脂にて鉄心１１の周
部に一体に成形したもので、磁性粉としては例え
ばサマリウムコバルトが使用され、この場合樹脂
として二液性のエポキシ樹脂を使用すれば、両者
は比重が略等しいため混合が良好に行われ好まし
い。
ル１０は磁性粉を混入した樹脂にて鉄心１１の周
部に一体に成形したもので、磁性粉としては例え
ばサマリウムコバルトが使用され、この場合樹脂
として二液性のエポキシ樹脂を使用すれば、両者
は比重が略等しいため混合が良好に行われ好まし
い。
このスプール１０はいわばプラスチツク磁石と
いうものであり、第５図に示すように、スプール
１０に励磁コイル１２を巻回したのち、鉄心１１
の飽和磁界より強い磁界を左右外部より印加し、
スプール１０をＮ，Ｓ極に着磁する。
いうものであり、第５図に示すように、スプール
１０に励磁コイル１２を巻回したのち、鉄心１１
の飽和磁界より強い磁界を左右外部より印加し、
スプール１０をＮ，Ｓ極に着磁する。
さらに、鉄心１１の端面に可動鉄片１３を設置
し、復帰ばね１４を設けて電磁石とする。
し、復帰ばね１４を設けて電磁石とする。
この場合、スプール１０の発生する磁束φ1は、
無励磁時においては第３図に示すように、鉄心１
１を通じてシヨートされて可動鉄片１３を通ら
ず、可動鉄片１３は磁束φ1の影響を受けない。
そして、スプール１０は鉄心１１とインサート成
形により密着しているため、磁束φ1は空隙を通
ることがなく、効率が非常によいのである。
無励磁時においては第３図に示すように、鉄心１
１を通じてシヨートされて可動鉄片１３を通ら
ず、可動鉄片１３は磁束φ1の影響を受けない。
そして、スプール１０は鉄心１１とインサート成
形により密着しているため、磁束φ1は空隙を通
ることがなく、効率が非常によいのである。
励磁時において第４図に示すように、スプール
１０の発生する磁束φ1と、励磁コイル１２の発
生する磁束φ2が対向するように励磁コイル１２
を励磁すると、磁束φ1，φ2は可動鉄片１３を通
ることとなり、高吸引力が得られるのである。
１０の発生する磁束φ1と、励磁コイル１２の発
生する磁束φ2が対向するように励磁コイル１２
を励磁すると、磁束φ1，φ2は可動鉄片１３を通
ることとなり、高吸引力が得られるのである。
また、磁束φ1，φ2が同方向になるように、励
磁コイル１２を励磁すると、磁束φ1で鉄心１１
が飽和状態にあれば、第６図に示すように上下に
アンバランスな磁気特性を示す。したがつて、励
磁コイル１２に交流電流を印加して交流励磁する
と、第７図に示すような一方にバイアスのかかつ
た磁束が現われ、磁気整流型となる。もちろん、
キープ型とすることも可能である。
磁コイル１２を励磁すると、磁束φ1で鉄心１１
が飽和状態にあれば、第６図に示すように上下に
アンバランスな磁気特性を示す。したがつて、励
磁コイル１２に交流電流を印加して交流励磁する
と、第７図に示すような一方にバイアスのかかつ
た磁束が現われ、磁気整流型となる。もちろん、
キープ型とすることも可能である。
第８図は他の実施例を示し、二分割した鉄心１
１ａ，１１ｂの間にスプール１０を一体に成形
し、二つの鉄心１１ａ，１１ｂを連結保持したも
のである。
１ａ，１１ｂの間にスプール１０を一体に成形
し、二つの鉄心１１ａ，１１ｂを連結保持したも
のである。
また、各実施例で示したようにＣ形鉄心のみな
らず、棒状の鉄心を使用した電磁石を構成するこ
ともでき、この場合、スプールのみを成形してお
き、その中心孔に棒状鉄心を挿入すればよい。
らず、棒状の鉄心を使用した電磁石を構成するこ
ともでき、この場合、スプールのみを成形してお
き、その中心孔に棒状鉄心を挿入すればよい。
以上の説明で明らかなように、本発明は、スプ
ールを磁性粉を混入した樹脂から一体に成形した
ために、スプールに磁気回路の一部を構成する永
久磁石としての機能を持たせることができ、上記
従来のように永久磁石を別部品として用いる必要
がなく、部品点数、組立工数を低減し、コストダ
ウンを図ることができる。しかも、スプールを鉄
心の周部に一体に成形すれば、スプール（永久磁
石）と鉄心との間に間隙が生じることはなく、磁
気特性の劣化やばらつきを生じることがない。
ールを磁性粉を混入した樹脂から一体に成形した
ために、スプールに磁気回路の一部を構成する永
久磁石としての機能を持たせることができ、上記
従来のように永久磁石を別部品として用いる必要
がなく、部品点数、組立工数を低減し、コストダ
ウンを図ることができる。しかも、スプールを鉄
心の周部に一体に成形すれば、スプール（永久磁
石）と鉄心との間に間隙が生じることはなく、磁
気特性の劣化やばらつきを生じることがない。
第１図、第２図は従来のスプールを使用した電
磁石の一部断面図、第３図、第４図は本発明に係
るスプールの一実施例を使用した電磁石の一部断
面図、第５図はスプールの着磁方法の説明図、第
６図、第７図は磁気特性を示すグラフ、第８図は
スプールの他の実施例を使用した電磁石の一部断
面図である。 １０……スプール、１１……鉄心、１２……励
磁コイル。
磁石の一部断面図、第３図、第４図は本発明に係
るスプールの一実施例を使用した電磁石の一部断
面図、第５図はスプールの着磁方法の説明図、第
６図、第７図は磁気特性を示すグラフ、第８図は
スプールの他の実施例を使用した電磁石の一部断
面図である。 １０……スプール、１１……鉄心、１２……励
磁コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 磁性粉を混入した樹脂から一体に成形したこ
とを特徴とする電磁石のスプール。 ２ 鉄心の周部に一体に成形したことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の電磁石のスプー
ル。 ３ 二分割した鉄心の間に一体に成形し、二つの
鉄心を連結保持することを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の電磁石のスプール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9446981A JPS57208114A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Electromagnet spool |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9446981A JPS57208114A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Electromagnet spool |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57208114A JPS57208114A (en) | 1982-12-21 |
| JPS6329811B2 true JPS6329811B2 (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=14111134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9446981A Granted JPS57208114A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Electromagnet spool |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57208114A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63273307A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-10 | Murata Mfg Co Ltd | インダクタ |
| US4995744A (en) * | 1988-12-16 | 1991-02-26 | International Business Machines Corporation | Impact printer actuator using magnet and electromagnetic coil and method of manufacture |
| US5255151A (en) * | 1990-10-22 | 1993-10-19 | Lijun Cai | Electromagnet with momentary demagnetization |
| FR2713820B1 (fr) * | 1993-12-13 | 1996-04-12 | Crouzet Automatismes | Actionneur électromagnétique à noyau plongeant. |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP9446981A patent/JPS57208114A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57208114A (en) | 1982-12-21 |
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