JPS6355201B2 - - Google Patents

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JPS6355201B2
JPS6355201B2 JP55111129A JP11112980A JPS6355201B2 JP S6355201 B2 JPS6355201 B2 JP S6355201B2 JP 55111129 A JP55111129 A JP 55111129A JP 11112980 A JP11112980 A JP 11112980A JP S6355201 B2 JPS6355201 B2 JP S6355201B2
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JP
Japan
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permanent magnet
electromagnet
magnetic path
magnetization
magnetic
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JP55111129A
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English (en)
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JPS5736819A (ja
Inventor
Kazuji Yasuda
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JOHOKU KIGYO KK
Original Assignee
JOHOKU KIGYO KK
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ガス漏れ、地震発生時における緊
急遮断用電磁ガスバルブ或は電器等に使用される
電磁制御装置に関するものである。
従来、この種の電磁制御装置は、弁体等の被操
作部と連結される可動鉄片、この可動鉄片を吸着
することで被操作部を所定の動作状態に維持する
永久磁石および、永久磁石からの可動鉄片の離脱
を行わせる減磁コイルから構成されており、この
ような電磁制御装置を用いて、例えば緊急遮断用
の電磁バルブを制御する場合は、永久磁石にて鉄
片を吸着することにより電磁バルブを開状態に保
持しておき、そして緊急時に減磁コイルに電流を
流し、永久磁石の磁力を弱めることで鉄片を永久
磁石から離脱し、電磁バルブを緊急遮断するよう
になつている。
しかし、上記のような従来の電磁制御装置で
は、減磁コイルにより生じる磁束が永久磁石の磁
力を弱める方向に作用するため、この減磁コイル
による永久磁石への減磁作用が過大であるか、度
重なると、永久磁石の磁化が減少して電磁制御装
置の動作特性を変化させてしまう。これを避ける
ため、大きな永久磁石を必要とし、装置を大形化
する欠点がある。また、特に減磁電流が永久磁石
の保磁力以上になると、その磁極が逆転するおそ
れがあつた。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、そ
の第1の目的は入力パルス電流による永久磁石の
減磁を防止し、常に安定した吸着力と離脱機能を
もつ電磁制御装置を提供するにある。
この発明の第2の目的は、永久磁石と電磁石と
を結合する磁気回路に空隙を設け、この空隙によ
り永久磁石と吸着板との吸着力を調整できるよう
にした電磁制御装置を提供するにある。
この発明の第3の目的は、パルス電流を小さく
しても吸着板を容易に離脱できるようにした電磁
制御装置を提供するにある。
以下、この発明の具体的実施例を図面について
説明する。第1図はこの発明にかかる電磁制御装
置の一例を示すもので、1は両端に継鉄2a,2
bを固着した永久磁石であり、この永久磁石1に
はその磁路を形成する継鉄2a,2bを介して吸
着される吸着板3が対向配置されている。この吸
着板3は被操作部、例えば電磁バルブ(図示せ
ず)の弁体に連結され、図示しないスプリング或
いは垂力等により常に継鉄2a,2bから離脱せ
しめる矢印Aの方向に付勢されているとともに、
吸着板3が継鉄2a,2bに吸着されているとき
は、上記電磁バルブが開状態に保持されるもので
ある。また、上記永久磁石1の継鉄2a,2bに
は、吸着した吸着板3を離脱させるためのU字状
電磁石4の両端面が空隙Sを介して対向配置され
ており、さらにこの電磁石4は上記永久磁石1を
磁化する方向に励磁する線輪5を備えている。
上記構成の電磁制御装置において、ガス漏れな
どの検知により線輪5にパルス電流が流れると、
電磁石4は永久磁石2の磁化を強める方向に磁束
φ1を発生する。このため、永久磁石1は磁化を
増すが、その磁束密度は飽和状態に近くなるの
で、電磁石4の磁束φ1の大部分は、継鉄2a−
吸着板3−継鉄2bの磁路を通過する。しかるに
この磁束φ1は永久磁石1が吸着板3を吸着して
いる磁束φ2の方向と逆になるので、吸着板3に
作用する永久磁石1の磁束が相殺され、吸着板3
に対する永久磁石1の吸着力が減少する。この結
果、吸着板3は離脱され、これに連結した電磁バ
ルブは閉動作されることになる。即ち電磁バルブ
がガス漏れによつて緊急遮断することになる。
また、永久磁石1の磁束の一部は空隙Sを介し
て電磁石4の鉄心4aを通過するが、このときの
磁束の量は空隙Sの間隔によつて設定され、同時
に吸着板3側への磁束の量を調整することにな
る。即ち、空隙Sは互いに分離可能になつている
永久磁石1の継鉄2a,2b又は6a,6bと電
磁石4の鉄心4aに形成されるものであるため、
装置組立て時に継鉄2a,2bの端面と鉄心4a
の端面間にプラスチツクフイルム、紙等にシート
材を適当枚数積層して介在することにより、空隙
Sをシート材の厚さに応じた0.3mmの精度で微調
整することが可能になり、これに伴い永久磁石1
の吸着板3に対する吸着力を高い精度で調整でき
る。これは永久磁石1の成形誤差および特性のば
らつき、吸着板3および電磁石4の成形誤差ある
いはこれら各部品の組立誤差に伴う電磁制御装置
の動作特性のバラツキをなくし、ほぼ一定した動
性特性のものに調整し得るほか、永久磁石の長期
使用に伴う特性変化による電磁制御装置の動作特
性の補正も可能になる。
第2図は上記永久磁石1のB−H曲線を示すも
ので、永久磁石1に一度減磁界が加えられると、
その残留磁束密度は第2図のC点に変化し、ここ
で減磁界を取り去つても残留磁束密度はA点に戻
らず、このA点より低い点A′に落着く。したが
つて永久磁石の吸着力は弱くなる。しかるに、上
記第1の実施例では、永久磁石1の磁化を強める
方向に電磁石4の磁界が作用するので、この場合
の永久磁石1のB−H曲線の磁束密度は飽和に近
いB点に到達し、そして電磁石4の磁界を取り去
つたとき、その残留磁束密度は元のA点に復帰す
ることになる。したがつて永久磁石は安定な吸着
力を維持できる。
第3図は、パルス電流が小さくても吸着板を容
易に離脱できるようにしたこの発明の他の例を示
すものである。同図において、永久磁石1は並行
に配列した磁路を形成する継鉄6a,6bの一端
間に横架状態に固着され、継鉄6a,6bの他端
側端面には、これに吸着される第1図と同様の吸
着板3が対向配置されているとともに、継鉄6
a,6bの永久磁石取付け側端面にはU字状電磁
石4の両端面が空隙Sを介して対向配置され、さ
らに上記電磁石4は、第1図の場合と同様に永久
磁石1を磁化する方向に励磁する線輪5を備え、
また、上記継鉄6aには永久磁石1の磁化方向と
逆に励磁する減磁線輪7が設けられており、そし
て上記線輪5と7は加極性となるように直列に接
続されている。
上記構成の電磁制御装置において、吸着板3が
永久磁石1により継鉄6a,6bに吸着されてい
るとき、線輪5,7に矢印方向のパルス電流が流
れると、電磁石4は永久磁石2の磁化を強める方
向に磁束φ1を発生し、また、線輪7は永久磁石
1の磁化を弱める方向の磁束φ3を発生する。こ
のため、永久磁石1に対しその磁化を強める方向
に加わる電磁石4の磁束は、永久磁石1の磁化を
弱める方向に加わる磁束と相殺される。この結
果、永久磁石1の磁化は何ら変化せず、その残留
磁束密度は第2図に示すB−H曲線上のA点付近
にとどまる。一方、電磁石4の線輪5と継鉄6a
の線輪7により生じる磁束φ1,φ3は相加わつた
状態で継鉄6a−吸着板3−継鉄6b−電磁石4
の磁路内を通過するが、この磁束の方向は吸着板
3を吸着保持する永久磁石1の磁束φ2の方向と
逆になるため、吸着板3に作用する永久磁石1の
磁束は相殺され、吸着板3に対する永久磁石1の
吸着力を第1図の場合よりさらに減少する。この
結果、スプリング等により矢印A方向に引張られ
ている吸着板3は瞬時に離脱されることになる。
なお、第3図における空隙Sは第1図の場合と同
様の作用効果を発揮させるものであることは勿論
である。
以上のようにこの発明によれば、吸着板を離脱
制御する電磁石の線輪は永久磁石の磁化を強める
方向に励磁されるようにしたので、永久磁石の磁
化が減少されることがなく、このため、装置の作
動特性を安定に維持できるほか、使用永久磁石を
小形化でき、装置のコンパクト化も容易となる。
また、永久磁石の磁路と電磁石の磁路とを互いに
分離可能に構成し、その相対向磁路間に空隙を形
成し、この空隙を微調整することで吸着板への永
久磁石の吸着力を調整するようにしてあるため、
各構成部品の成形誤差および組立て誤差があつて
も組立て後の吸着力および離脱性能の調整が容易
で、一定した動作特性の装置を提供できる。さら
にまた、永久磁石の磁化を強める方向に励磁する
線輪と、その逆に減磁する線輪とを加極性となる
よう付加したので、吸着板を永久磁石から離脱制
御するためのパルス電流が小さくても吸着板を容
易に離脱できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる電磁制御装置の第1
の例を示す概略図、第2図はこの発明のおける永
久磁石のB−H曲線図、第3図はこの発明におけ
る電磁制御装置の第2の例を示す概略図である。 1……永久磁石、2a,2b,6a,6b……
継鉄、3……吸着板、4……電磁石、5……線
輪、7……線輪。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 永久磁石と、この永久磁石に磁路を介して吸
    着され、かつ磁路から離間する方向に付勢されて
    いる吸着板と、上記永久磁石の磁路と分離可能に
    構成され上記永久磁石の磁化を強める方向に励磁
    される線輪を備えた吸着板離脱制御用の電磁石
    と、上記永久磁石の磁路とこれに対向する電磁石
    の磁路間に形成された微調整可能な空隙とを有
    し、この空隙により永久磁石の吸着力を調整でき
    るようにしたことを特徴とする電磁制御装置。 2 永久磁石と、この永久磁石に磁路を介して吸
    着され、かつ磁路から離間する方向に付勢されて
    いる吸着板と、上記永久磁石の磁路と分離可能に
    構成され空隙を介して磁気結合されると共に上記
    永久磁石の磁化を強める方向に励磁される線輪を
    備えた吸着板離脱制御用電磁石と、上記永久磁石
    の磁路に設けられ、かつ上記電磁石の線輪と加極
    性となるよう直列に接続されているとともに上記
    永久磁石の磁化を強める上記電磁石からの磁束と
    相殺する方向及び上記吸着板への永久磁石の磁力
    を減ずる方向に励磁される線輪とからなる電磁制
    御装置。
JP11112980A 1980-08-14 1980-08-14 Denjiseigyosochi Granted JPS5736819A (ja)

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JPH0738343B2 (ja) * 1985-10-11 1995-04-26 三菱マテリアル株式会社 電磁アクチュエータ装置
GB0109975D0 (en) * 2001-04-24 2001-06-13 Camcon Ltd Electromagnetically operated valve

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