JPH0474521B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0474521B2 JPH0474521B2 JP60066738A JP6673885A JPH0474521B2 JP H0474521 B2 JPH0474521 B2 JP H0474521B2 JP 60066738 A JP60066738 A JP 60066738A JP 6673885 A JP6673885 A JP 6673885A JP H0474521 B2 JPH0474521 B2 JP H0474521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer member
- hollow cylindrical
- oil storage
- storage chamber
- cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 23
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/20—Adjusting or compensating clearance
- F01L1/22—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically
- F01L1/24—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically by fluid means, e.g. hydraulically
- F01L1/245—Hydraulic tappets
- F01L1/25—Hydraulic tappets between cam and valve stem
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、内燃機関の油圧式に自動調節可能で
かつ上側にカム軸を備えたタペツトのためのカツ
プ形状ケーシングであつて、該ケーシングが片側
を底部によつて閉じられた中空円筒状の外側部材
から成つており、この外側部材の内部に中空円筒
状の内側部材を同軸的に配置してあり、該内側部
材が環状のフランジ部材を介して外側部材の孔内
に液密に結合されており、中空円筒状の内側部材
内に本来の遊び補償部材を案内してあり、該遊び
補償部材が環状のオイル貯蔵室によつて取り囲ま
れており、オイル貯蔵室が半径方向では中空円筒
状の外側部材の套壁と中空円筒状の内側部材とに
よつて制限されかつ、軸線方向では外側部材の底
部とフランジ部材とによつて制限されており、外
側部材の外周面が周溝を有している形式のものに
関する。
かつ上側にカム軸を備えたタペツトのためのカツ
プ形状ケーシングであつて、該ケーシングが片側
を底部によつて閉じられた中空円筒状の外側部材
から成つており、この外側部材の内部に中空円筒
状の内側部材を同軸的に配置してあり、該内側部
材が環状のフランジ部材を介して外側部材の孔内
に液密に結合されており、中空円筒状の内側部材
内に本来の遊び補償部材を案内してあり、該遊び
補償部材が環状のオイル貯蔵室によつて取り囲ま
れており、オイル貯蔵室が半径方向では中空円筒
状の外側部材の套壁と中空円筒状の内側部材とに
よつて制限されかつ、軸線方向では外側部材の底
部とフランジ部材とによつて制限されており、外
側部材の外周面が周溝を有している形式のものに
関する。
従来の技術
上記形式を有する公知のケーシングにおいては
オイル貯蔵室内へのオイル供給が、該オイル貯蔵
室の縦方向延びの範囲内で外側部材の外套面に形
成された周溝によつて行なわれ、この周溝の単数
又は複数の周面個所から貫通孔がオイル貯蔵室ま
で案内されている。この周溝には内燃機関の潤滑
媒体循環回路からオイルが供給孔を介して流入
し、この供給孔は適切な個所で、内燃機関のシリ
ンダヘツド内に該ケーシングのために配置された
案内孔に接続されている。しかしこの場合、案内
孔とケーシングとの間の環状ギヤツプを通つての
シリンダヘツド内へのオイル流入も発生し、これ
は不都合である。このために、周溝を外側部材の
底部からできるだけ離して配置し、それによつて
案内孔とケーシング外套壁との間のギヤツプ内に
可及的に大きなシール長さを形成することが試み
られている。しかしこの構造では、周溝から出発
する貫通孔をオイル貯蔵室に接続せしめるため
に、該オイル貯蔵室の軸線方向長さを比較的大き
くする必要がある。
オイル貯蔵室内へのオイル供給が、該オイル貯蔵
室の縦方向延びの範囲内で外側部材の外套面に形
成された周溝によつて行なわれ、この周溝の単数
又は複数の周面個所から貫通孔がオイル貯蔵室ま
で案内されている。この周溝には内燃機関の潤滑
媒体循環回路からオイルが供給孔を介して流入
し、この供給孔は適切な個所で、内燃機関のシリ
ンダヘツド内に該ケーシングのために配置された
案内孔に接続されている。しかしこの場合、案内
孔とケーシングとの間の環状ギヤツプを通つての
シリンダヘツド内へのオイル流入も発生し、これ
は不都合である。このために、周溝を外側部材の
底部からできるだけ離して配置し、それによつて
案内孔とケーシング外套壁との間のギヤツプ内に
可及的に大きなシール長さを形成することが試み
られている。しかしこの構造では、周溝から出発
する貫通孔をオイル貯蔵室に接続せしめるため
に、該オイル貯蔵室の軸線方向長さを比較的大き
くする必要がある。
更に最近では機関の構造高さを減少するため
に、フランジ部材をケーシングの底部にできるだ
け近づけて配置することが試みられている。しか
しこの場合オイル案内のための周溝もまた底部に
近づけなければならず、それによつて案内孔とケ
ーシング外套壁との間のシール長さが著しく減少
され、従つて不都合なシリンダヘツド内へのオイ
ル流入が発生してしまう。
に、フランジ部材をケーシングの底部にできるだ
け近づけて配置することが試みられている。しか
しこの場合オイル案内のための周溝もまた底部に
近づけなければならず、それによつて案内孔とケ
ーシング外套壁との間のシール長さが著しく減少
され、従つて不都合なシリンダヘツド内へのオイ
ル流入が発生してしまう。
発明の課題
本発明の課題は冒頭に述べた形式のケーシング
を改良して、ケーシングの底部へのフランジ部材
の接近配設にもかかわらず、オイル供給のために
働く周溝がケーシングの底部から十分な距離を置
いて配置可能であり、それによつてシリンダヘツ
ド内へのオイル流入が可及的に少なく維持可能な
ようにすることである。
を改良して、ケーシングの底部へのフランジ部材
の接近配設にもかかわらず、オイル供給のために
働く周溝がケーシングの底部から十分な距離を置
いて配置可能であり、それによつてシリンダヘツ
ド内へのオイル流入が可及的に少なく維持可能な
ようにすることである。
課題を解決するための手段
上記の課題は本発明によれば、周溝が底部から
軸線方向に少なくとも外側部材の套壁へのフラン
ジ部材の移行個所よりも離して配置されており、
この周溝の少なくとも1つの周面個所から出発す
る軸線方向溝を設けてあり、この軸線方向溝がオ
イル貯蔵室の方向に延びていて、外側部材の套壁
に形成された貫通孔を介してオイル貯蔵室に接続
されていることによつて解決されている。
軸線方向に少なくとも外側部材の套壁へのフラン
ジ部材の移行個所よりも離して配置されており、
この周溝の少なくとも1つの周面個所から出発す
る軸線方向溝を設けてあり、この軸線方向溝がオ
イル貯蔵室の方向に延びていて、外側部材の套壁
に形成された貫通孔を介してオイル貯蔵室に接続
されていることによつて解決されている。
実施態様
軸線方向溝は種々異なる方法で製造可能であ
る。例えばフライス加工及び非切削的にスタンピ
ング加工によつても形成可能である。しかし特に
有利な実施態様によれば、軸線方向溝が、外側部
材の套壁を貫通する打抜き部として形成されてお
り、この打抜き部が套壁内面で、フランジ部材に
一体成形されたつばによつて部分的に適切に被わ
れており、それによつてフランジ部材の、底部に
面した側のみに貫通開口が残留形成されていると
よい。
る。例えばフライス加工及び非切削的にスタンピ
ング加工によつても形成可能である。しかし特に
有利な実施態様によれば、軸線方向溝が、外側部
材の套壁を貫通する打抜き部として形成されてお
り、この打抜き部が套壁内面で、フランジ部材に
一体成形されたつばによつて部分的に適切に被わ
れており、それによつてフランジ部材の、底部に
面した側のみに貫通開口が残留形成されていると
よい。
またフランジ部材とケーシングの底部に極めて
接近配置しなければならず、それによつて軸線方
向溝の端部も該カツプ形状ケーシングの底部側端
部に対して大きく近づけられ、大量の漏洩オイル
貫流の発生が考えられる場合もある。このような
場合のための本発明による解決手段は、フランジ
部材の外縁が、底部と反対の方向に延びる中空円
筒状のつばに続いており、このつばの少なくとも
自由端部の範囲が外側部材の孔内に液密に結合さ
れており、オイル貯蔵室がフランジ部材の前記つ
ばの外周面の少なくとも1つの個所に形成された
軸線方向の通路によつて拡大されており、該通路
が外側部材の套壁に形成された貫通孔に接続され
ていることである。これによつて周溝からオイル
貯蔵室への克服されるべき長さ全体が2つの区分
に分けられ、この内の第1の区分が、該周溝から
出発した軸線方向溝によつて、また第2の区分が
内側に位置する通路によつて形成され、この通路
は片側をフランジ部材のつばによつてまた他方側
を外側部材の孔によつて制限形成されている。こ
れによつて外側の周溝とオイル貯蔵室との間のよ
り大きな距離が架橋可能となり、しかもこの際に
上方へ、許容度を越えた量の漏洩オイル流が発生
する心配はない。
接近配置しなければならず、それによつて軸線方
向溝の端部も該カツプ形状ケーシングの底部側端
部に対して大きく近づけられ、大量の漏洩オイル
貫流の発生が考えられる場合もある。このような
場合のための本発明による解決手段は、フランジ
部材の外縁が、底部と反対の方向に延びる中空円
筒状のつばに続いており、このつばの少なくとも
自由端部の範囲が外側部材の孔内に液密に結合さ
れており、オイル貯蔵室がフランジ部材の前記つ
ばの外周面の少なくとも1つの個所に形成された
軸線方向の通路によつて拡大されており、該通路
が外側部材の套壁に形成された貫通孔に接続され
ていることである。これによつて周溝からオイル
貯蔵室への克服されるべき長さ全体が2つの区分
に分けられ、この内の第1の区分が、該周溝から
出発した軸線方向溝によつて、また第2の区分が
内側に位置する通路によつて形成され、この通路
は片側をフランジ部材のつばによつてまた他方側
を外側部材の孔によつて制限形成されている。こ
れによつて外側の周溝とオイル貯蔵室との間のよ
り大きな距離が架橋可能となり、しかもこの際に
上方へ、許容度を越えた量の漏洩オイル流が発生
する心配はない。
実施例
第1図に示されたカツプ形状のケーシングは、
中空円筒状の套壁2を有する外側部材1から成
り、この套壁2の一方端部は底部3によつて閉じ
られている。外側部材1の内部には内側部材4が
同心的に配置されており、この内側部材4は環状
のフランジ部材5によつて套壁2の孔に結合され
ている。この結合は、一方ではフランジ部材5が
套壁2の孔内の段部6に支持され、また他方では
周溝7の圧延形成時に形成される隆起部8がフラ
ンジ部材5に対して当接せしめられることによつ
て行なわれている。この継ぎ目個所の付加的なシ
ールはろう接又は溶接によつて行なわれる。内側
部材4内には本来の遊び補償部材9が長手方向摺
動可能に案内されている。
中空円筒状の套壁2を有する外側部材1から成
り、この套壁2の一方端部は底部3によつて閉じ
られている。外側部材1の内部には内側部材4が
同心的に配置されており、この内側部材4は環状
のフランジ部材5によつて套壁2の孔に結合され
ている。この結合は、一方ではフランジ部材5が
套壁2の孔内の段部6に支持され、また他方では
周溝7の圧延形成時に形成される隆起部8がフラ
ンジ部材5に対して当接せしめられることによつ
て行なわれている。この継ぎ目個所の付加的なシ
ールはろう接又は溶接によつて行なわれる。内側
部材4内には本来の遊び補償部材9が長手方向摺
動可能に案内されている。
各部材2,3,4,5及び遊び補償部材9によ
つて、環状のオイル貯蔵室10が制限形成されて
いる。このオイル貯蔵室10内へのオイル供給
は、套壁2の外周面内の周溝7を介して行なわれ
る。即ち周方向のある個所でこの周溝7から軸線
方向溝11が出発形成され、この溝11はオイル
貯蔵室10の範囲まで延びてその端範囲内で貫通
孔12に接続されている。これによつて周溝7か
らオイル貯蔵室10内へ、その軸線方向距離にも
かかわらず確実なオイル供給が保証される。
つて、環状のオイル貯蔵室10が制限形成されて
いる。このオイル貯蔵室10内へのオイル供給
は、套壁2の外周面内の周溝7を介して行なわれ
る。即ち周方向のある個所でこの周溝7から軸線
方向溝11が出発形成され、この溝11はオイル
貯蔵室10の範囲まで延びてその端範囲内で貫通
孔12に接続されている。これによつて周溝7か
らオイル貯蔵室10内へ、その軸線方向距離にも
かかわらず確実なオイル供給が保証される。
第2図に示された変化実施例が第1図の例と異
なる点は主に、フランジ部材5が内側部材4の、
より底部3に近い端部から出発しており、それに
よつて外側部材1内の下方へ開いた中空室が軸線
方向で著しく拡大されていることである。この場
合、フランジ部材5の外縁が底部3とは反対方向
に延びる中空円筒状のつば13に続いており、こ
のつば13は第1図の例におけるフランジ部材5
と同様の形式で外側部材1の孔内に固定されてい
る。このつば13の外周面の1つの箇所に、オイ
ル貯蔵室10を拡大するための軸線方向の通路1
4が押込み変形によつて形成されている。この軸
線方向の通路14の、底部3と反対側の端部に貫
通孔12が接続しており、この貫通孔12は外側
部材1の套壁2内の軸線方向溝11から出発して
いる。
なる点は主に、フランジ部材5が内側部材4の、
より底部3に近い端部から出発しており、それに
よつて外側部材1内の下方へ開いた中空室が軸線
方向で著しく拡大されていることである。この場
合、フランジ部材5の外縁が底部3とは反対方向
に延びる中空円筒状のつば13に続いており、こ
のつば13は第1図の例におけるフランジ部材5
と同様の形式で外側部材1の孔内に固定されてい
る。このつば13の外周面の1つの箇所に、オイ
ル貯蔵室10を拡大するための軸線方向の通路1
4が押込み変形によつて形成されている。この軸
線方向の通路14の、底部3と反対側の端部に貫
通孔12が接続しており、この貫通孔12は外側
部材1の套壁2内の軸線方向溝11から出発して
いる。
第3図に示された実施例が第1図の例と異なる
点は主に、軸線方向溝11の代りに長手方向で延
びる打抜き部15が配置されており、この打抜き
部15が周溝7から出発してオイル貯蔵室10の
範囲まで延びていることである。この打抜き部1
5の長さの1部分は内側からつば16によつて被
われており、それによつてフランジ部材5の、底
部3に面した側に貫通開口17のみが残留形成さ
れている。前記の両実施例と異なりこの例では、
フランジ部材5が環状でなくホツパ状に形成され
ている。
点は主に、軸線方向溝11の代りに長手方向で延
びる打抜き部15が配置されており、この打抜き
部15が周溝7から出発してオイル貯蔵室10の
範囲まで延びていることである。この打抜き部1
5の長さの1部分は内側からつば16によつて被
われており、それによつてフランジ部材5の、底
部3に面した側に貫通開口17のみが残留形成さ
れている。前記の両実施例と異なりこの例では、
フランジ部材5が環状でなくホツパ状に形成され
ている。
発明の効果
本発明の手段によれば、周溝がケーシングの底
部から、フランジ部材よりも明らかに遠くに配設
可能であるにもかかわらず、該周溝からオイル貯
蔵室内へのスムーズなオイル移送が可能である。
また軸線方向溝が延びている周方向範囲において
は、該溝によつて案内孔とケーシングとの間の軸
線方向シール長さが減少せしめられている。しか
し残りの周面全体に亘つて大きなシール長さが保
持され、従つてシリンダヘツド内への不都合に大
量のオイル流入が生じる心配はない。
部から、フランジ部材よりも明らかに遠くに配設
可能であるにもかかわらず、該周溝からオイル貯
蔵室内へのスムーズなオイル移送が可能である。
また軸線方向溝が延びている周方向範囲において
は、該溝によつて案内孔とケーシングとの間の軸
線方向シール長さが減少せしめられている。しか
し残りの周面全体に亘つて大きなシール長さが保
持され、従つてシリンダヘツド内への不都合に大
量のオイル流入が生じる心配はない。
図面は本発明の3つの実施例を示すものであつ
て、第1図は第1実施例、第2図は第2実施例、
第3図は第3実施例をそれぞれ示す縦断面図であ
る。 1……外側部材、2……套壁、3……底部、4
……内側部材、5……フランジ部材、6……段
部、7……周溝、8……隆起部、9……遊び補償
部材、10……オイル貯蔵室、11……軸線方向
溝、12……貫通孔、13,16……つば、14
……通路、15……打抜き部、17……貫通開
口。
て、第1図は第1実施例、第2図は第2実施例、
第3図は第3実施例をそれぞれ示す縦断面図であ
る。 1……外側部材、2……套壁、3……底部、4
……内側部材、5……フランジ部材、6……段
部、7……周溝、8……隆起部、9……遊び補償
部材、10……オイル貯蔵室、11……軸線方向
溝、12……貫通孔、13,16……つば、14
……通路、15……打抜き部、17……貫通開
口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の油圧式に自動調節可能でかつ上側
にカム軸を備えたタペツトのためのカツプ形状ケ
ーシングであつて、該ケーシングが片側を底部3
によつて閉じられた中空円筒状の外側部材1から
成つており、この外側部材1の内部に中空円筒状
の内側部材4を同軸的に配置してあり、該内側部
材4が環状のフランジ部材5を介して外側部材1
の孔内に液密に結合されており、中空円筒状の内
側部材4内に本来の遊び補償部材9を案内してあ
り、該遊び補償部材が環状のオイル貯蔵室10に
よつて取り囲まれており、このオイル貯蔵室10
が半径方向では中空円筒状の外側部材1の套壁2
と中空円筒状の内側部材4とによつて制限されか
つ、軸線方向では外側部材1の底部3とフランジ
部材5とによつて制限されており、外側部材1の
外周面が周溝7を有している形式のものにおい
て、周溝7が底部3から軸線方向に少なくとも外
側部材1の套壁2へのフランジ部材5の移行個所
よりも離して配置されており、この周溝7の少な
くとも1つの周面個所から出発する軸線方向溝1
1を設けてあり、この軸線方向溝11がオイル貯
蔵室10の方向に延びていて、外側部材1の套壁
2に形成された貫通孔12,17を介してオイル
貯蔵室10に接続されていることを特徴とする、
内燃機関の油圧式に自動調節可能なタペツトのた
めのカツプ形状ケーシング。 2 軸線方向溝が外側部材1の套壁2を貫通する
打抜き部15として形成されており、この打抜き
部15が套壁の内側で、フランジ部材5に一体成
形されたつば16によつて部分的に被われてお
り、これによつてフランジ部材15の、底部3に
面した側に貫通開口17が形成されている特許請
求の範囲第1項記載のカツプ形状のケーシング。 3 フランジ部材5の外縁が、底部3と反対の方
向に延びる中空円筒状のつば13に続いており、
このつば13の少なくとも自由端部の範囲が外側
部材1の孔内に液密に結合されており、オイル貯
蔵室10がフランジ部材5の前記つば13の外周
面の少なくとも1つの個所に形成された軸線方向
の通路14によつて拡大されており、該通路14
が外側部材1の套壁2に形成された貫通孔12に
接続されている、特許請求の範囲第1項記載のカ
ツプ形状のケーシング。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3412175.7 | 1984-03-31 | ||
DE19843412175 DE3412175A1 (de) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | Tassenfoermiges gehaeuse eines sich selbsttaetig hydraulisch einstellenden ventilstoessels fuer brennkraftmaschinen mit obenliegender nockenwelle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60222514A JPS60222514A (ja) | 1985-11-07 |
JPH0474521B2 true JPH0474521B2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=6232326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60066738A Granted JPS60222514A (ja) | 1984-03-31 | 1985-04-01 | 内燃機関の油圧式に自動調節可能なタペツトのためのカツプ形状ケーシング |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4579094A (ja) |
JP (1) | JPS60222514A (ja) |
BR (1) | BR8501451A (ja) |
DE (1) | DE3412175A1 (ja) |
ES (1) | ES8607477A1 (ja) |
FR (1) | FR2562157B1 (ja) |
IT (1) | IT1184338B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3542192A1 (de) * | 1985-11-29 | 1987-06-04 | Schaeffler Waelzlager Kg | Sich selbsttaetig hydraulisch einstellender ventilstoessel |
DE3628619A1 (de) * | 1986-08-22 | 1988-03-03 | Schaeffler Waelzlager Kg | Sich selbsttaetig hydraulisch einstellender ventilstoessel |
DE3637906A1 (de) * | 1986-11-06 | 1988-05-19 | Schaeffler Waelzlager Kg | Sich selbsttaetig hydraulisch einstellender ventilstoessel |
DE3639911A1 (de) * | 1986-11-22 | 1988-06-01 | Schaeffler Waelzlager Kg | Sich selbsttaetig hydraulisch einstellender ventilstoessel |
DE3913285A1 (de) * | 1989-04-22 | 1990-10-25 | Audi Ag | Desmodromische ventilsteuerung |
IT1229355B (it) * | 1989-05-23 | 1991-08-08 | Eaton Automotive Spa | Punteria idraulica con circolazione dell'olio lungo un percorso sviluppantesi per 360[ su due livelli. |
JP2782088B2 (ja) * | 1989-06-02 | 1998-07-30 | 日鍛バルブ株式会社 | 直動型油圧ラッシュアジャスタ |
JP2782087B2 (ja) * | 1989-06-02 | 1998-07-30 | 日鍛バルブ株式会社 | 直動型油圧ラッシュアジャスタ |
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