JPH0473923B2 - - Google Patents

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JPH0473923B2
JPH0473923B2 JP60228344A JP22834485A JPH0473923B2 JP H0473923 B2 JPH0473923 B2 JP H0473923B2 JP 60228344 A JP60228344 A JP 60228344A JP 22834485 A JP22834485 A JP 22834485A JP H0473923 B2 JPH0473923 B2 JP H0473923B2
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JP
Japan
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coating
optical fiber
curing
liquid resin
resin
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JP60228344A
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JPS6287919A (ja
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【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕 本発明は複数本の光フアイバを平面状に並行に
並べ、これは一括被覆を施してなる、いわゆる光
フアイバテープ心線の製造方法に関するものであ
る。 〔従来技術〕 近年光フアイバ通信網の拡大に伴い、加入者系
への光フアイバ通信の導入が検討されている。加
入者系への導入において、最も大きな課題の1つ
に、光フアイバケーブルの外径をいかにに細くす
るか、すなわちいかに高い密度で光フアイバをケ
ーブル内に収納せしめるか、がある。この高密度
光フアイバケーブル用として現在最も期待されて
いる構造が、第4図に示す光フアイバテープ心線
3である。これは複数の光フアイバ1(少なく共
1層の被覆層を有するものが一般的である)を平
面状に並行かつ互いに接触させて並べ、これに一
体的に一括被覆2を施したものである。この被覆
2の材質としては熱硬化樹脂、紫外線硬化樹脂が
一般的で、前記樹脂を塗布後、前者の場合は加熱
炉により、後者の場合は紫外線照射装置により樹
脂を硬化せしめる。 ところが従来、第3図に示すような光フアイバ
1の心ずれが度々発生する。この現象は被覆2の
厚さが厚い程顕著に現れる。これは通常において
は、被覆2を1回の塗布及び硬化により一挙に形
成するため、被覆2の樹脂の硬化の際発生する歪
が大きく、この歪で心ずれが生ずるものと推定さ
れる。このように心ずれが発生すると、本光フア
イバテープ心線3をコネクタに接続する際、コネ
クタとの位置合わせができなくなる等問題が大き
い。 〔発明の目的〕 前記問題に鑑み本発明の目的は、平面状に並行
に並べた複数本の光フアイバの心ずれを防止し、
もつて心ずれのない、それ故コネクタ接続のしや
すい光フアイバテープ心線の製造方法を提供する
ことにある。 〔発明の構成〕 前記目的を達成すべく本発明は、複数本の光フ
アイバを平面状に並行にかつ互いに接触させて並
べる工程と、これに液状の樹脂を一括塗布する工
程と、しかる後前記液状の樹脂を硬化せしめる工
程とを有する光フアイバテープ心線の製造方法に
おいて、前記一活塗布する工程と前記硬化せしめ
る工程とを1組とする塗布−硬化工程を少なくと
も2工程以上有すると共に、1組の塗布−硬化工
程により形成される被覆厚は5〜60μmであるこ
とを特徴とするものである。 〔発明の実施例〕 以下に本発明の実施例を図を参照して詳細に説
明する。 第1図は本発明の一実施例を示す装置概略図
で、第2図は前記第1図の装置により製造される
光フアイバテープ心線3の一実施例を示す。第1
図が示すように、まず複数本の光フアイバ1、…
…1′をサプラインボビン4、……4により供給
する。これを目板もしくはガイドロール等の整列
装置5により平面状にかつ互いに接触させた状態
で並行に並べる。このように整列せしめたら続い
てダイス6により1回目の液状の樹脂8の塗布を
行う。ここで符号7は液状の樹脂8の貯蔵タンク
で、符号9は該液状の樹脂8の吐出量を調整する
バルブである。前記塗布後硬化装置10で前記液
状の樹脂8を硬化せしめる。ここで前記液状の樹
脂8が熱硬化樹脂の場合は、硬化装置10加熱炉
であり、前記樹脂が紫外線硬化樹脂の場合は紫外
線照射装置となる。このようにまず1組の塗布用
ダイス6と硬化装置10により第2図に示す被覆
2−1を形成する。続いてこれをガイドロール1
1により案内して第2番目の塗布用のダイス12
に導き、前記第1の塗布及び硬化の場合と同様に
液状の樹脂8を貯蔵タンク13により供給し、前
記被覆2−1上に新たに液状の樹脂8を塗布し、
ダイス12でテープ状に成形後、硬化装置15に
より前記樹脂を硬化させる。ここで符号14は液
状の樹脂8の吐出量を調整するバルブである。こ
のようにして被覆2−2を形成したら、必要に応
じてガイドロール16,17で案内しながら引取
機18で引取り、必要ならアキユームレーター1
9を介して巻取機20により巻き取る。符号21
は外径測定器である。ここで前記被覆2−1と被
覆2−2とを熱硬化樹脂または紫外線硬化樹脂だ
けで形成してもよいし、一方を熱硬化樹脂という
ように組み合わせて使用してもよい。尚組み合わ
せの場合は当然のことながら硬化装置10も加熱
炉と紫外線照射装置の組み合わせになる。 このように液状の樹脂8の塗布及び該樹脂の硬
化を1組の工程とする塗布−硬化工程を少なくと
も2回以上設けることにより、被覆2を目標とす
る厚さまで少しづつ厚くしていく。通常前述の1
回の工程で形成する被覆厚は5μm〜60μmである
ことが好ましい。これより厚いと従来のように心
ずれが起こりやすい。また塗布する液状の樹脂8
の粘度も650cps〜5000cpsのものが塗布しやすく
好ましい。以上の点から被覆2の厚さが厚いとき
は当然塗布−硬化の工程数が増えることになる。 また通常光フアイバテープ心線3を複数を積層
する等してケーブルを構成するが、その際接続の
問題から各光フアイバテープ心線3の識別が必要
になる。それ故最終の塗布工程で使用する液状の
樹脂8には着色剤を含有せしめておき、最終層の
色により各光フアイバテープ心線3の識別を行う
こともできる。 以下に本発明の実施例及び比較例を示す。ここ
で実とは実施例を、比とは比較例を意味する。ま
た粘度の単位はcps、線速の単位はm/分、膜厚
(被覆厚)及び心ずれの単位はμmとする。また
以下に示す実施例ではすべて塗布−硬化工程を2
回にした。
〔発明の効果〕
前述の如く本発明によれば、被覆時の歪の発生
を最小限にとどめることができ、もつて心ずれの
少ない光フアイバテープ心線を得ることができ、
多心一括接続用コネクタとの接続が容易かつ確実
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための製造装置の一
実施例を示す概略図、第2図は本発明により得ら
れた光フアイバテープ心線の一実施例を示す横断
面図、第3図は心ずれを示す横断面図、第4図は
光フアイバテープ心線の横断面図である。 1〜光フアイバ、2〜被覆、3〜光フアイバテ
ープ心線、6,12〜ダイス、8〜液状の樹脂、
10,15〜硬化装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数本の光フアイバを平面状に並行にかつ互
    いに接触させて並べる工程と、これに液状の樹脂
    を一括塗布する工程と、しかる後前記液状の樹脂
    を硬化せしめる工程とを有する光フアイバテープ
    心線の製造方法において、前記一括塗布する工程
    と前記硬化せしめる工程とを1組とする塗布−硬
    化工程を少なくとも2工程以上有すると共に、1
    組の塗布−硬化工程により形成される被覆厚は5
    〜60μmであることを特徴とする光フアイバテー
    プ心線の製造方法。 2 前記液状の樹脂の粘度は650〜5000cpsである
    ことは特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光
    フアイバテープ心線の製造方法。
JP60228344A 1985-10-14 1985-10-14 光フアイバテ−プ心線の製造方法 Granted JPS6287919A (ja)

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JPS6287919A JPS6287919A (ja) 1987-04-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0240604A (ja) * 1988-07-29 1990-02-09 Tatsuta Electric Wire & Cable Co Ltd テープ型光ファイバー心線の製造方法

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JPS4963449A (ja) * 1972-06-06 1974-06-19
JPS5898707A (ja) * 1981-12-09 1983-06-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光テ−プ心線
JPS592881A (ja) * 1982-06-30 1984-01-09 Fujitsu Ltd 半導体パツケ−ジの捺印方法
JPS5915907A (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 複心光フアイバ集束体の製造方法
JPS59172604A (ja) * 1983-03-23 1984-09-29 Totoku Electric Co Ltd 光フアイバアレイ

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