JPH0473852B2 - - Google Patents

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JPH0473852B2
JPH0473852B2 JP22625984A JP22625984A JPH0473852B2 JP H0473852 B2 JPH0473852 B2 JP H0473852B2 JP 22625984 A JP22625984 A JP 22625984A JP 22625984 A JP22625984 A JP 22625984A JP H0473852 B2 JPH0473852 B2 JP H0473852B2
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light emission
thyristor
gate
capacitor
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ストロボ装置における発光制御回
路、更に詳しくは、閃光放電管による発光が停止
してから再び発光させるまでの時間を極めて少な
くでき、マルチ発光、モータードライブ装置との
連動発光、ダイナミツク形フラツト発光等を行な
うストロボ装置に好適な発光制御回路に関する。
(従来技術) 一般に、直列制御形ストロボ装置は、例えば特
公昭44−30905号公報に記載されたものがあるが、
このストロボ装置は、第18図に示すように、メ
インコンデンサCM、閃光放電管XL、メインサイ
リスタSCRM、転流コンデンサCc、同転流コンデ
ンサCcの充電用抵抗Rc1,Rc2、転流サイリスタ
SCRc等が図のように接続されて構成されている。
そして、メインサイリスタSCRMをオンするこ
とによつて閃光放電管XLによる発光を開始し、
このときの発光量が適正露光を得るに必要な値に
なつたときに、転流サイリスタSCRcをオンし、
抵抗Rc1、転流コンデンサCc、抵抗Rc2の経路によ
つて充電された転流コンデンサCcで上記メインサ
イリスタSCRMを逆バイアスすることによつて同
メインサイリスタSCRMをオフにし、閃光放電管
XLの発光を停止するようになつている。
そして、このような直列制御形ストロボを用い
て、カメラの1回のシヤツタ全開動作中に数回の
ストロボ発光を行なうマルチストロボ撮影を行な
う場合、1秒間に数コマのストロボ撮影をモータ
ードライブ装置に連動して行なうモータードライ
ブ連動ストロボ撮影を行なう場合、又はフオーカ
ルプレーンシヤツタによるスリツト露光が行なわ
れている間に実質的に均等露光となるような極め
て短かい周期でパルス状の小発光を繰返し行なう
ダイナミツク形フラツト発光ストロボ撮影を行な
うような場合等のように、閃光発光を停止してか
ら短かい時間の後に次の閃光発光を行なうには、
閃光発光を転流コンデンサCc等によつて行なつた
後に更に閃光発光しようとするときには同転流コ
ンデンサCcは充電されていることが必要となる。
しかしながら、転流コンデンサCcへの充電時定
数は抵抗Rc1,Rc2が存在するために小さくでき
ず、また、転流コンデンサCcによる転流サイリス
タSCRcへの転流の時定数があるから転流動作を
速くすることができないので、必然的に閃光発光
の開始から次の閃光発光の開始までの時間を少な
くできないという不具合がある。また、転流コン
デンサCcへの充電が充分に行なわれないときに転
流サイリスタSCRcをオンすると転流ミスを起こ
す不具合もある。
(目的) 本発明の目的は、閃光発光の停止を極めて早く
行なえると共に、閃光発光停止後に極めて早く再
び閃光発光開始を行なわせることができる、スト
ロボ装置における発光制御回路を提供することに
ある。
(概要) 本発明に係るストロボ装置における発光制御回
路は、閃光放電管の放電ループ中に新に直列に、
発光停止用コンデンサを接続して同コンデンサに
充電する間、閃光発光を行なうようにしたもので
ある。
(実施例) 本発明のストロボ発光装置における発光制御回
路の第1実施例を第1図及び第2図を用いて説明
する。
第1図は、本実施例の発光制御回路を示し、第
2図はそのタイムチヤートを示す。
上記発光制御回路は第1図に示すように、主回
路100と制御回路200で構成されていて、主
回路100の一部を形成する、電源電池等の電圧
を高圧に変換する昇圧電源回路DCCの一端は負
電圧供給ライン(以下、ラインl0と略称する)に
接続されると共に接地され、他端は整流用のダイ
オードD1を介して正電圧供給ライン(以下、ラ
インl1と略称する)に接続されている。両ライン
l0,l1間にはメインコンデンサC1、抵抗R1とネオ
ンランプNEの直列回路でなる周知の充電完了表
示回路が接続されると共に、抵抗R2,R3,R4
R5、トリガコンデンサC2、コンデンサC3、トリ
ガサイリスタQT、トリガトランスT等でなる周
知のトリガ回路が接続されている。上記抵抗R5
には制御回路200から送出される発光トリガ信
号A1が供給されるようになつている。
更に上記ラインl0,l1間には、ダイオードD2
コイルL1の並列回路と、閃光放電管XLと、第1
のスイツチング素子である第1のサイリスタQ10
と、発光停止用コンデンサC4との直列回路が接
続されている。
上記閃光放電管XLのトリガ電極は、上記トリ
ガトランスTのトリガ出力端に接続され、上記発
光停止用コンデンサC4の両端には、第2のスイ
ツチング素子である、同コンデンサC4の放電ル
ープを形成する第2のサイリスタQ20が接続され
ている。上記第1のサイリスタQ10のゲート・カ
ソード間にはバイアス設定用の抵抗R6が接続さ
れ、同サイリスタQ10のゲートには、コンデンサ
C5と抵抗R7の並列回路と、抵抗R8とが順次に接
続され、同抵抗R8の他端には制御回路200か
ら送出される発光開始信号A3が供給されるよう
になつている。
上記第2のサイリスタQ20のゲート・カソード
間にはバイアス設定用の抵抗R9が接続され、同
サイリスタQ20のゲートはコンデンサC6と抵抗
R10の並列回路と、抵抗R11とが順次に接続され、
同抵抗R11の他端には制御回路200から送出さ
れる放電制御信号A2が供給されるようになつて
いる。
次に制御回路200の構成について説明する。
ラインl0,l1間には、抵抗R12と逆流防止用のダイ
オードD3と抵抗R13の直列回路が接続され、同直
列回路によつて形成される分圧回路の分圧点、即
ち、ダイオードD3のカソードと抵抗R13の接続点
は低圧電源ライン(以下、ラインl2と略称する)
に接続されている。同ラインl2と上記ラインl0
の間にはラインl2の電源となるコンデンサC7が接
続されている。両ラインl2,l0間には抵抗R14と抵
抗R15と同調接点X0の直列回路が接続されてい
る。この同調接点X0は、カメラに設けられてい
て、シヤツタ全開時に閉じられるスイツチで形成
されている。
上記抵抗R14,R15の接続点はPNP形のトラン
ジスタQ1のベースに接続され、同トランジスタ
Q1のエミツタはラインl2に接続され、コレクタは
抵抗R16を介してラインl0に接続されていると共
に、NPN形のトランジスタQ2のベースに接続さ
れ、同トランジスタQ2のエミツタはラインl0に接
続され、コレクタは抵抗R17,R18を順次に介し
てラインl2に接続されている。同抵抗R17,R18
接続点はPNP形のトランジスタQ3,Q4のそれぞ
れのベースに接続されている。同トランジスタ
Q3,Q4のそれぞれのエミツタはラインl2に接続さ
れている。そして同トランジスタQ3のコレクタ
から前記放電制御信号A2が主回路100側に送
出されるようになつている。トランジスタQ4
コレクタは抵抗R19と、抵抗R20と積分用コンデ
ンサC8の並列回路を順次に介してラインl0に接続
されている。抵抗R19と積分用コンデンサC8の接
続点、即ち、積分出力端はNPN形のトランジス
タQ5のベースに接続されている。同トランジス
タQ5のエミツタはラインl0に接続され、コレクタ
は抵抗R21,R22を順次に介してラインl2に接続さ
れている。同抵抗R21,R22の接続点はPNP形の
トランジスタQ6のベースに接続されている。同
トランジスタQ6のエミツタはラインl2に接続さ
れ、コレクタからは前記発光トリガ信号A1と発
光開始信号A3が主回路100側に送出されるよ
うになつている。
このように構成された本実施例における発光制
御回路の動作を第2図に示すタイムチヤートを用
いて説明する。カメラのシヤツタの全開と同時に
同調接点X0がオンになると、抵抗R14によつてH
レベルになつているトランジスタQ1のベース電
位がLレベルになるので同トランジスタQ1がオ
ンになる。これに伴なつてトランジスタQ2のベ
ース電位がHレベルになるので同トランジスタ
Q2がオンになつて、トランジスタQ3,Q4が共に
オンとなる。従つてトランジスタQ3のコレクタ
がHレベルになり、このHレベル信号が前記充電
制御信号A2として第2のサイリスタQ20のゲート
に印加され、同サイリスタQ20をオンにする。
第2のサイリスタQ20がオンになると発光停止
用コンデンサC4に残留する充電電荷が、発光停
止コンデンサC4→第2のサイリスタQ20のアノー
ド・カソード→ラインl0の経路で瞬時に放電され
ると共に同サイリスタQ20が保持電流以下となつ
てオフになる。上記充電制御信号A2がHレベル
に立上ると同時に、言い換えればトランジスタ
Q3がオンになると同時にトランジスタQ4がオン
となるのでラインl2の電圧によつて抵抗R19によ
るコンデンサC8への積分が開始する。しかる後、
コンデンサC8の積分電圧がトランジスタQ5のベ
ース・エミツタ間電位のしきい値(例えば0.6V)
を越えると同トランジスタQ5がオンとなる。上
記しきい値を越えるまでの積分電圧になる遅延時
間τはコンデンサC4の充電電荷を放電させるた
めに設けられたものである。トランジスタQ5
オンすると、トランジスタQ6のベースがLレベ
ルになつて同トランジスタQ6がオンとなる。ト
ランジスタQ6がオンになると同トランジスタQ6
のコレクタがHレベルに立上る。このHレベル信
号は前記発光トリガ信号A1としてトリガサイリ
スタQTのゲートに印加され、同サイリスタQT
オンとなる。同トリガサイリスタQTがオンにな
ると、ラインl1→抵抗R2→トリガコンデンサC2
トリガトランスTの1次コイル→ラインl0の経路
ですでに充電されているトリガコンデンサC2
電荷が放電されるので、このときの放電電流がト
リガトランスTの1次コイルに流れ、同トランス
Tの2次コイルに高圧が生じ、閃光放電管XLが
トリガされる。
これと同時に、発光開始信号A3がHレベルに
立上ることによつて第1のサイリスタQ10がオン
となる。第1のサイリスタQ10がオンになると、
ラインl1→コイルL1→閃光放電管XL→第1のサ
イリスタQ10のアノード・カソード→発光停止用
コンデンサC4→ラインl0の経路で電流が流れ、閃
光放電管XLによる閃光発光が開始する。このと
きの閃光放電管XLに流れる放電電流によつて発
光停止用コンデンサC4への充電が行なわれ、コ
ンデンサC4の充電電圧が上昇し、放電電流が上
記第1のサイリスタQ10の保持電流以下になると
同サイリスタQ10がオフとなつて閃光発光が停止
する。
以下、同様に同調接点X0がオンとなるに伴な
つて上記動作を繰返し行なわせることができる。
次に本発明における発光制御回路の第2実施例
を第3,4図に基づいて説明する。本実施例にお
いては、本発明に係る発光制御回路をダイナミツ
ク形フラツト発光ストロボ装置に適用したもの
で、第3図に示す主回路101と第4図に示す制
御回路201で構成されている。
なお、上記主回路101は上記第1図における
主回路100とは、追加回路部分を除いて全く同
様に構成されているので同一構成部材については
同一符号を付すに止め、その説明を省略する。以
下各実施例においても同様とする。
第3図に示すように主回路101は上記第1図
に示す主回路100に追加回路を設けたものであ
る。即ち、メインコンデンサC1の両端には抵抗
R31,R32で形成される分圧回路が接続され、同
回路の抵抗R31,R32の接続点、言い換えれば分
圧点からモニタ電圧信号Mが後述する制御回路2
01側に送出されるようになつている。また、第
1のサイリスタQ10のゲートに抵抗R7を介して接
続する上記抵抗R8の他端にはオアゲートOR1
出力端が接続され、同オアゲートOR1の入力端に
は、次記する制御回路201側から送出される発
光開始信号A3と発光再開信号A4が供給されるよ
うになつている。
本実施例における制御回路201は第4図に示
すようにカメラに設けられたフラツト発光用の同
調接点1が接続されるようになつている。この同
調接点1はフオーカルプレーンシヤツタの先幕で
フイルム画面が露呈される直前に1回閉じられ、
同先幕でフイルム画面の露呈が完了したときに再
度閉じられるスイツチで形成されている。この同
調接点1の一端は接地され、他端は抵抗2の一端
とNPN形のトランジスタ3のベースに接続され
ている。そして、同抵抗2の他端は正電圧電源+
Bに接続されており、同トランジスタ3のコレク
タは抵抗4を介して上記正電圧電源+Bに接続さ
れている。またトランジスタ3のコレクタは入力
レベルがLレベルからHレベルに立上るとトリガ
され、Hレベルのワンシヨツトパルスを出力す
る、ワンシヨツトパルス発生回路(以下、パルス
発生回路と略称する)5のトリガ入力端に接続さ
れている。同回路5の出力端は、RS形のフリツ
プフロツプ回路(以下、FF回路と略称する)6
のセツト入力端に接続されると共に、発光トリガ
信号A1と発光開始信号A3が主回路101側に送
出されるようになつている。同FF回路6の出力
端はアンドゲート7,8のそれぞれの一方の入力
端に接続されると共にパルス発生回路9のトリガ
入力端に接続されている。同パルス発生回路9の
出力端は、オアゲート10の一方の入力端に接続
され、同オアゲート10の出力端はFF回路11
のセツト入力端に接続されている。同回路11の
出力端はアンドゲート12の一方の入力端に接続
されている。
一方、主回路101側からの上記モニタ電圧信
号Mが演算回路13の入力端に供給されるように
なつていて、同回路13の出力端はV−Fコンバ
ータ14を介して上記アンドゲート7,12のそ
れぞれの他方の入力端に接続されている。この演
算回路13はメインコンデンサC1の両端子電圧
を抵抗R31,R32で分圧した電圧を2乗した後、
逆数に変換した出力電圧にするもので、その結
果、メインコンデンサC1の電圧の2乗に反比例
した出力電圧が得られるように形成されている。
上記アンドゲート8の他方の入力端には発振回
路15の出力端が接続され、同発振回路15には
自身の発振周波数を決める抵抗15aとコンデン
サ15bのそれぞれの一端が接続され、同抵抗1
5aとコンデンサ15bのそれぞれの他端には正
電圧電源+Bが供給されるようになつている。
上記アンドゲート7,8,12のそれぞれの出
力端はカウンタ回路16,17,18のカウント
入力端に接続されている。カウンタ回路16は、
ダイナミツク形フラツト発光における小発光開始
時点から次の小発光開始時点までの発光間隔を制
御するためのもので、同回路16はシヤツタ秒
時、絞り値、フイルム感度等に応じて設定され
る、閃光放電管XLの消イオン時間以内の時間に
対応するプリセツトデータx1が入力される発光間
隔設定回路の役目をする。また、上記カウンタ回
路17は、シヤツタ秒時等に応じて決められる、
フイルム露光開始から終了までの時間以上に対応
するカウント数に設定されるプリセツトデータx2
が入力される総発光時間設定回路となつている。
更に、上記カウンタ回路18は、上記コンデンサ
C4の放電を制御するためのもので、上記プリセ
ツトデータx1に対応するカウント数より少ないカ
ウント数に対応するプリセツトデータx3が入力さ
れる、放電タイミング設定回路となつている。
上記カウンタ回路16,17,18のそれぞれ
の出力端はパルス発生回路19,20,21のト
リガ入力端に接続され、同パルス発生回路19の
出力端は上記オアゲート10の他方の入力端に接
続されると共に発光再開信号A4が主回路101
側に送出されるようになつている。上記パルス発
生回路20の出力端はFF回路22のセツト入力
端に接続され、同回路22の出力端はアンドゲー
ト23の一方の入力端に接続されている。上記パ
ルス発生回路21の出力端はアンドゲート23の
他方の入力端と上記FF回路11のリセツト端に
接続されると共に、放電制御信号A2が主回路1
01側に送出されるようになつている。
またアンドゲート23の出力端から送出される
リセツト信号Rは、FF回路6,22、カウンタ
回路16,17,18のそれぞれのリセツト端に
供給されるようになつている。
このように構成された本実施例における動作を
第5図に示すタイムチヤートを用いて説明する。
今、シヤツタレリーズを行なうと、先幕走行が
開始し、同調接点1が閉じ、これに伴なつてトラ
ンジスタ3のベースがLレベルになるので同トラ
ンジスタ3がオフとなる。トランジスタ3がオフ
になるとパルス発生回路5のトリガ入力端の信号
がHレベルに立上り、同回路5がトリガされHレ
ベルのワンシヨツトパルスが出力される。この出
力は、発光トリガ信号A1としてトリガサイリス
タQTのゲートに印加され、同サイリスタQTをオ
ンとする。サイリスタQTがオンになると前述同
様にして閃光放電管XLがトリガされる。また同
時にパルス発生回路5のHレベル出力が発光開始
信号A3としてオアゲートOR1を介して第1のサ
イリスタQ10のゲートに印加されるので同サイリ
スタQ10がオンとなる。第1のサイリスタQ10
オンになると、前述同様に閃光放電管XLの発光
が開始する。これと同時にパルス発生回路5のH
レベル出力によつてFF回路6がセツトされるの
で、アンドゲート7,8が共に開かれる。更に、
FF回路6のHレベル出力によつてパルス発生回
路9がトリガされるので同回路9の出力にHレベ
ルのワンシヨツトパルスが生じる。この出力パル
スはオアゲート10を通過しFF回路11をセツ
トし、同FF回路11の出力がHレベルとなつて
アンドゲート12を開く。
また、このときのメインコンデンサC1の電圧
は抵抗R31,R32によつて分圧されたモニタ電圧
信号Mとして演算回路13に供給される。そして
同回路13によつて上記メインコンデンサC1
エネルギーの2乗に反比例した電圧に変換され
る。この変換された電圧はV−Fコンバータ14
によつて入力電圧に比例した周波数を有するパル
ス信号Pに変換される。このパルス信号Pは、上
記アンドゲート7を介して発光間隔設定用のカウ
ンタ回路16に入力されると共に上記アンドゲー
ト12を介して放電タイミング設定用のカウンタ
回路18に入力される。また、発振回路15の出
力パルスのカウントが総発光時間が設定されたカ
ウンタ回路17によつて開始される。
そして、閃光放電管XLの放電電流による発光
停止用コンデンサC4への充電が完了し、第1の
サイリスタQ10の通電電流が保持電流以下になる
と同サイリスタQ10がオフとなつて発光が停止す
る。しかる後、上記パルス信号Pのパルス数がプ
リセツトデータx3に対応するカウント数に達する
と、カウント回路18の出力がHレベルに立上
る。すると、パルス発生回路12がトリガされ、
Hレベルのワンシヨツトパルスが生じ、このパル
スは放電制御信号A2として第2のサイリスタQ20
のゲートに印加され、同サイリスタQ20をオンと
する。すると、閃光放電管XLに流れる電流によ
つて充電されている発光停止用コンデンサC4
電荷が第2のサイリスタQ20によつて瞬時に放電
され、次の小発光開始に備えられる。
これと同時に、上記パルス発生回路21のHレ
ベルのワンシヨツトパルスによつてFF回路11
がリセツトされるので同回路11の出力がLレベ
ルに反転し、これに伴なつてアンドゲート12が
閉じられるので上記パルス信号Pがカウンタ回路
18に入力されなくなる。
しかる後、発光間隔設定用のカウンタ回路16
による上記パルス信号Pのパルスカウント数がプ
リセツトデータx1に対応するカウント数に達する
と同回路18の出力がHレベルに立上り、同回路
16がリセツトされると共にパルス発生回路19
をトリガする。すると同回路19にHレベルのワ
ンシヨツトパルスが生じ、このパルスは発光再開
信号A4としてオアゲートOR1を介して第1のサ
イリスタQ10のゲートに印加され、同サイリスタ
Q10をオンとする。第1のサイリスタQ10がオン
になると前述同様にして閃光放電管XLによる発
光が開始する。これと同時に、パルス発生回路1
9のHレベルのワンシヨツトパルスの出力はオア
ゲート10を介してFF回路11をセツトするの
で同回路32の出力がHレベルに反転され、これ
に伴なつてアンドゲート12が再び開かれ、パル
ス信号Pがカウンタ回路18に入力され、上述同
様にカウントが開始する。
以下同様に、放電制御信号A2と発光再開信号
A4に順次にHレベルのパルスが繰返し発生され
ることによつて閃光放電管XLによる小発光が繰
返し行なわれる。このような小発光の繰返し間
隔、即ち発光間隔はメインコンデンサC1の電圧
が高い時には長く、低い時には短くなる。従つ
て、メインコンデンサC1の電圧低下に伴なつて
1つの小発光の光量が徐々に減少するので、発光
間隔を徐々に短かくして、実質的に発光量が一定
になるようにしている。
しかる後、総発光時間設定用のカウンタ回路1
7に入力されるパルス数がプリセツトデータx2
対応するカウント数に達すると同回路17の出力
がHレベルに立上る。すると、この出力によつて
パルス発生回路20がトリガされ、FF回路22
がセツトされアンドゲート23が開かれる。する
と同アンドゲート23を放電制御信号A3のHレ
ベルパルスが通過したときに同アンドゲート23
の出力に生じるリセツト信号Rで回路各部がリセ
ツトされ、一連のダイナミツク形フラツト発光が
完了する。
なお、上記小発光の発光間隔は閃光放電管XL
における消イオン時間内に設定する必要があるこ
と勿論である。
上記第2実施例においては1つの閃光発光当り
の発光量が発光停止用コンデンサC4の容量とメ
インコンデンサC1の電圧によつて一義的に決つ
てしまうので、第6図に示すようにそれぞれの容
量が異なる負数の発光停止用コンデンサC51
C52,C53を切換スイツチS50で選択的に接続する
ような容量切換回路50に置き換えるようにして
も良く、このようにすることによつて複数のコン
デンサC51,C52,C53のそれぞれの容量に応じた
1つの小発光当りの光量が選択的に得られる。即
ち、容量が大きいときには大きな発光をし、小さ
なときには小さな発光をすることになる。
また、第7図に示すように第1のサイリスタ
Q10と第2のサイリスタQ20等で形成される、上
記第3図に示すと同様の複数個の回路51,5
2,53のそれぞれに異なる容量の発光停止用コ
ンデンサC51,C52,C53を接続し、これらの回路
51,…を切換スイツチS51a,S51bで選択的に切
換えるようにしても良い。
次に本発明における発光制御回路の第3実施例
を第8図に基いて説明する。本実施例は本発明に
係る発光制御回路をダイナミツク形フラツト発光
ストロボ装置に適用したもので、上記第3図に示
す主回路101に追加回路を設けて第8図に示す
ような主回路102とし、同主回路102に接続
される制御回路を上記第4図に示す制御回路20
1と同様のものを用いるようにした例である。
第8図に示す主回路102において、ライン
l1,l0間には、逆流防止用のダイオードD41と抵抗
R41と抵抗R42の直列回路が接続され、同抵抗
R41,R42の接続点、言い換えれば分圧点は低電
圧ライン(以下、ラインl2と略称する)に接続さ
れている。同ラインl2とラインl0間にはコンデン
サC41が接続されていると共に、抵抗R43,R44
NPN形トランジスタQ41のコレクタ・エミツタを
順次に介してラインl0に接続されている。そし
て、同トランジスタQ41のベースは抵抗R45を介
してラインl0に接続されると共に抵抗R46を介し
て制御回路201(第4図参照)側からの発光開
始信号A2が供給されるようになつている。又、
抵抗R43,R44の接続点は、PNP形のトランジス
タQ42のベースに接続され、同トランジスタQ42
のエミツタはラインl2に接続されている。更にラ
インl2は抵抗R47,R48、NPN形のトランジスタ
Q43のコレクタ・エミツタを順次に介してライン
l0に接続されている。上記トランジスタQ43のベ
ースは抵抗R49を介してラインl0に接続されると
共に、抵抗R50を介してオアゲートOR1の出力端
に接続され、同オアゲートOR1の両入力端子には
上記制御回路201(第4図参照)からの発光開
始信号A3と発光再開信号A4が夫々送出されるよ
うになつている。上記トランジスタQ44のエミツ
タはラインl2に接続され、コレクタは抵抗R51
抵抗R52とコンデンサC42の並列回路、ダイオード
D43のアノード・カソードを順次に介して第1の
サイリスタQ10のゲートに接続されている。同サ
イリスタQ10のカソード・ゲート間には抵抗R53
が接続されていると共に、同ゲートには、発光停
止用コンデンサC4の放電ループを形成するため
のダイオードD42のカソードが接続され、同ダイ
オードD42のアノードは第1のサイリスタQ10
カソードに接続されている。また、上記第1のサ
イリスタQ10のカソードとラインl0間には発光停
止用コンデンサC4が接続されている。又、上記
第1のサイリスタQ10のゲートには第2のサイリ
スタQ20のアノードが接続され、同サイリスタ
Q20のカソードはラインl0に接続されている。
上記トランジスタQ42のコレクタは、抵抗R54
抵抗R55とコンデンサC45の並列回路、ダイオード
D44のアノード・カソードを順次に介して第2の
サイリスタQ20のゲートに接続されている。又、
同ゲートとラインl0との間には抵抗R56が接続さ
れている。
このように構成された本実施例において、制御
回路201(第4図参照)から送出される発光ト
リガ信号A1と発光開始信号A3にHレベルのワン
シヨツトパルスが送出されると、同信号A1によ
つてトリガサイリスタQTがオンとなつて前述同
様に閃光放電管XLがトリガされる。これと同時
に発光開始信号A3がオアゲートOR1を介してト
ランジスタQ43のベースに印加されるので同トラ
ンジスタQ43がオンになる。するとトランジスタ
Q44のベースがLレベルになるので同トランジス
タQ44がオンとなり、これに伴なつて第1のサイ
リスタQ10がオンとなつて上述同様に閃光放電管
XLによる発光が行なわれる。この発光に伴なう
発光停止用コンデンサC4への充電電流が第1の
サイリスタQ10の保持電流以下になると同サイリ
スタQ10がオフとなる。
しかる後、充電制御信号A2にHレベルのパル
スが生じるとトランジスタQ41のベースがHレベ
ルになるので同トランジスタQ41がオンとなる。
これに伴なつてトランジスタQ42のベースがLレ
ベルとなり、同トランジスタQ42がオンとなる。
これに伴なつて第2のサイリスタQ20がオンにな
る。同サイリスタQ20がオンになると発光停止用
コンデンサC4に充電された電荷がダイオードD42
のアノード・カソード→第2のサイリスタQ20
アノード・カソード→ラインl0の経路で瞬時に放
電される。このとき、第1のサイリスタQ10のカ
ソード・ゲート間が逆バイアスされるので第1の
サイリスタQ10が確実にオフされると共に上記第
2のサイリスタQ20がオンしている間に何らかの
原因で第1のサイリスタQ10のゲートにHレベル
のノイズが生じても同サイリスタQ10がオンにな
らないようになつている。しかる後、発光再開信
号A4に生じるHレベルのパルスによつて再びト
ランジスタQ43がオンとなり、これに伴なつて第
1のサイリスタQ10が再びオンとなり閃光放電管
XLによる発光が再開し、以下同様にメインコン
デンサC1の電圧に応じた発光間隔でもつて小発
光が繰返し行なわれることになる。
次に本発明の第4実施例について説明する。本
実施例は、本発明に係る発光制御回路をダイナミ
ツク形フラツト発光機能と閃光発光機能を有する
ストロボ装置に適用したもので、上記第8図に示
す主回路102に追加回路を設けて第9図に示す
ような主回路103とし、同回路103に接続さ
れる制御回路を上記第4図に示す制御回路201
に追加回路を設けて第10図に示すような制御回
路202としたものである。よつて、第9図、第
10図における上記各回路の追加回路を除く同一
構成部材については同一符号を付すに止め、その
説明は省略する。
第9図に示す主回路103において、ライン
l2,l0間には、上記トランジスタQ41,Q42、抵抗
R43,R44,R45,R46で形成されるスイツチング
回路と同様に構成された回路が3組(夫々の符号
にa,b,cの添字を付してある)が同様に接続
されている。更に、閃光放電管XLと第1のサイ
リスタQ10の接続点と、ラインl0の間には閃光発
光用のメインサイリスタQ61が接続されていて、
ラインl1,l0間には抵抗R61、転流コンデンサC61
抵抗R62の直列回路が接続されている。同転流コ
ンデンサC61と抵抗R62の接続点はメインサイリス
タQ61のアノードに接続され、上記抵抗R61と転
流コンデンサC61の接続点と、ラインl0との間に
は上記メインサイリスタQ61を逆バイアスするた
めの転流サイリスタQ62が接続されている。そし
て、トランジスタQ41aのベースには抵抗R46aを介
して制御回路202から送出される閃光発光開始
信号A7が供給されるようになつていて、トラン
ジスタQ42のコレクタはダイオードD61のアノー
ド・カソード、抵抗R63、抵抗R64とコンデンサ
C62の並列回路を順次に介してメインサイリスタ
Q61のゲートに接続されている。
また、トランジスタ41bのベースには抵抗R46b
を介して制御回路202から送出される閃光発光
停止信号A5が供給されるようになつていて、ト
ランジスタQ42bのコレクタはダイオードD62のア
ノード・カソード、抵抗R66、抵抗R67とコンデ
ンサC63の並列回路を順次に介して転流サイリス
タQ62のゲートに接続されている。
更に、トランジスタQ41cのベースはR46cを介し
てオアゲートOR2の出力端に接続され、同オアゲ
ートOR2の入力端のそれぞれには制御回路202
から送出される発光トリガ信号A1と閃光発光ト
リガ信号A6とが供給されるようになつている。
また、トランジスタQ43cのコレクタはダイオード
D63のアノード・カソードを介して抵抗R5に接続
されている。上記メインサイリスタQ61、転流サ
イリスタQ62のゲート・カソード間には、それぞ
れバイアス設定用の抵抗R65,R68が接続されて
いる。
第10図に示す制御回路202において、パル
ス発生回路5の出力端は3入力形のアンドゲート
61の第1入力端と、3入力形アンドゲート62
の第1入力端とアンドゲート63の一方の入力端
に接続されている。同アンドゲート62の第2の
入力端にはインバータ64の出力端が接続され、
同インバータ64の入力端はアンドゲート63の
他方の入力端に接続されている。同アンドゲート
62の出力端はFF回路65のセツト入力端に接
続され、同回路65の出力端はアンドゲート63
の他方の入力端に接続されている。同アンドゲー
ト63の出力端はFF回路66のセツト入力端に
接続されると共に、閃光発光トリガ信号A6と閃
光発光開始信号A7が主回路103側に送出され
るようになつている。上記FF回路66の出力端
はインバータ67、抵抗68を順次に介して
NPN形のトランジスタ69のベースに接続され
ている。正電圧電源+Bと接地端の間には抵抗7
0,71で形成される分圧回路が接続されてい
る。そして、抵抗70,71の接続点、言い換え
れば分圧点は電圧比較回路を形成するオペアンプ
72の反転入力端に接続されている。正電圧電源
+Bにはカメラ本体、またはストロボ装置本体に
設けられた、被写体からの反射光を受光するため
のフオトトランジスタ73のコレクタが接続さ
れ、同フオトトランジスタ73のエミツタは抵抗
74と積分コンデンサ75を順次に介して接地さ
れている。上記抵抗74と積分コンデンサ75の
接続点はオペアンプ72の非反転入力端に接続さ
れると共に上記トランジスタ69のコレクタに接
続されている。同トランジスタ69のエミツタは
接地されている。上記オペアンプ72の出力端は
パルス発生回路76のトリガ入力端に接続され、
同回路76の出力端は、上記FF回路65,66
のそれぞれのリセツト端に接続されている。
また、「ダイナミツク形フラツト発光モード」
と「閃光発光モード」を切換えるための切換スイ
ツチ77が設けられていて、このスイツチ77の
共通端77cは上記アントゲート62の第3入力
端に接続されると共にインバータ79を介して上
記アンドゲート61の第2入力端に接続されてい
る。更に同スイツチ77の第1の端子77aは抵
抗78を介して正電圧電源+Bに接続され、第2
の端子77bは接地されている。上記FF回路6
の出力端と上記アンドゲート61の第3入力端と
の間にはインバータ80が接続されている。
このように構成された本実施例の動作を説明す
る。「ダイナミツク形フラツト発光モード」の場
合には、切換スイツチ77の共通端77cが端子
77b側に切換えられるのでアンドゲート62が
閉じられ、これに伴なつてFF回路65の出力が
Lレベルであるのでアンドゲート65が閉じられ
た状態にある。従つて閃光発光トリガ信号A6
閃光発光開始信号A7、閃光発光停止信号A5は共
にLレベルが保たれている。
このとき、上記アンドゲート61の第2入力端
に接続されているインバータ79の出力端は、同
インバータ79の入力端がスイツチ77を介して
接地されているのでHレベルとなつており、同ア
ンドゲート61の第3入力端に接続されるインバ
ータ80の出力端は、同インバータ80の入力端
に接続されるFF回路6の出力端がLレベルにな
つているのでHレベルになつている。従つてアン
ドゲート61は開かれた状態にある。
従つて、上述同様に同調接点1が閉じられると
前述同様にしてパルス発生回路5の出力端にHレ
ベルのワンシヨツトパルスが生じ、このパルスは
アンドゲート61を通過しFF回路6をセツトす
る。すると同回路6の出力がHレベルに反転さ
れ、前述同様にして発光トリガ信号A1と発光開
始信号A3がHレベルに立上る。これと同時にイ
ンバータ80を介してアンドゲート61が閉じら
れる。
そして、上記発光トリガ信号A1のHレベル信
号はオアゲートOR2と抵抗R46cを順次に介しトラ
ンジスタQ41cのベースに印加されるので同トラン
ジスタQ41cがオンとなり、これに伴なつてトラン
ジスタQ43cがオンとなる。するとラインl2の電位
(Hレベル)がダイオードD63のアノード・カソ
ード、抵抗R5、抵抗R4とコンデンサC3の並列回
路を介してトリガサイリスタQTのゲートに印加
されるので同サイリスタQTがオンとなる。トイ
ガサイリスタQTがオンになると前述同様にして
閃光放電管XLがトリガされる。これと同時にH
レベルの発光開始信号A3で前述同様に第1のサ
イリスタQ10がオンとなつて閃光放電管XLによ
る発光が開始する。以下、前述同様に放電制御信
号A2がHレベルに立上り、しかる後発光再開信
号A4がHレベルに立上ることによつて小発光が
上記第3実施例と同様に繰返し行なわれることに
なる。
一方、「閃光発光モード」の場合にはスイツチ
77の共通端子77cが端子77a側に切換えら
れるのでアンドゲート61の第2入力端がインバ
ータ79を介してLレベルにされ、同アンドゲー
ト61が閉じられるので、上記信号A1,A2
A3,A4は共にLレベルが保たれている。
従つて、今、シヤツタレリーズを行なうとシヤ
ツターの先幕走行が開始し、これに伴なつて同調
接点1が閉じられる。これに伴なつてトランジス
タ4のベースが接地されるので同トランジスタ4
がオフとなり、パルス発生回路5の入力信号がH
レベルに立上るので同回路5の出力端にHレベル
のパルスが生じる。このパルスは、Hレベル信号
が第2及び第3入力端に印加されているアンドゲ
ート62の第1入力端に印加されるので同アンド
ゲート62を通過しFF回路65をセツトし、同
アンドゲート62を閉じると共にアンドゲート6
3を開く。しかる後、シヤツターの先幕がフイル
ム画面の前面を走行完了(シヤツタ全開)すると
同時に同調接点1が再び閉じられるので、パルス
発生回路5が再びトリガされる。このトリガによ
つて生じるパルス発生回路5のHレベルの出力
は、FF回路65の出力によつて開かれているア
ンドゲート63を通過し、閃光発光トリガ信号
A6と閃光発光開始信号A7のHレベルパルスとな
る。そして、閃光発光トリガ信号A6のHレベル
パルスによつてトリガサイリスタQTをオンにす
ることによつて閃光放電管XLをトリガする。こ
れと同時に閃光発光開始信号A7のHレベルパル
スによつてトランジスタQ41aがオンとされ、これ
に伴なつてトランジスタQ42aがオンとなる。トラ
ンジスタQ42aがオンになるとラインl2の電圧がト
ランジスタQ42aのエミツタ・コレクタ、ダイオー
ドD61のアノード・カソード、抵抗R63,抵抗R64
とコンデンサC62の並列回路を順次に介してメイ
ンサイリスタQ61のゲートに印加され、同サイリ
スタQ61をオンとする。メインサイリスタQ61
オンになると、ラインl1→コイルL1→閃光放電管
XL→メインサイリスタQ61のアノード・カソー
ド→ラインl0の経路に電流が流れるので閃光放電
管XLによる発光が開始する。
これと同時に上記信号A6,A7のHレベルのパ
ルスによつてFF回路66がセツトされるので、
これに伴なつてトランジスタ69がオフになる。
するとフオトトランジスタ73によつて受光され
た被写体からの反射光の積分がコンデンサ75に
よつて開始される。そして、このときの積分出力
電圧、即ち、コンデンサ75と抵抗74の接続点
の電圧がオペアンプ72によつて抵抗70,71
による基準電圧と比較される。
しかる後、フオトトランジスタ73の受光量が
適正露出を得る値に達すると、オペアンプ72の
出力がHレベルとなつてパルス発生回路76がト
リガされ、同回路76の出力端にHレベルのワン
シヨツトパルスが生じる。このHレベルパルスは
閃光発光停止信号A5として上記抵抗R46dを介し
てトランジスタQ41bをオンにする。トランジスタ
Q41bがオンになるとトランジスタQ42bがオンにな
り、ラインl2の電位がトランジスタQ42bのエミツ
タ・コレクタ→ダイオードD62のアノード・カソ
ード→抵抗R66→抵抗R67とコンデンサC63の並列
回路の経路を順次に介して転流サイリスタQ62
ゲートに印加される。すると転流サイリスタQ62
がオンとなつて、ラインl1→抵抗R61→転流コン
デンサC61→抵抗R62→ラインl0の経路ですでに充
電されている転流コンデンサC61の放電電荷によ
つて上記メインサイリスタQ61が逆バイアスされ
るので同サイリスタQ61がオフとなつて閃光放電
管XLの発光が停止し、一連の閃光発光動作が完
了する。
次に本発明の第5実施例について説明する。本
実施例は、マルチ発光撮影と、ダイナミツク形フ
ラツト発光撮影とモータドライブ連続撮影に対応
できるようにしたもので、第11図に示す主回路
104は第1図に示す主回路100に追加回路を
設けたもので、第12図に示す制御回路203
は、マルチ発光撮影に対応して上記主回路104
を制御するためのもので、第13図に示す制御回
路204はダイナミツク形フラツト発光でモータ
ードライブ連動撮影に対応して上記主回路104
を制御するためのものである。
第11図に示す主回路104において、第1の
サイリスタQ10のカソードとラインl0の間には上
記第6図に示した容量切換回路50と同様のもの
が接続されている。また、第1のサイリスタQ10
のゲートにはダイオードD71のカソードが接続さ
れ、同ダイオードD71のアノードは同サイリスタ
Q10のカソードに接続されている。そして、ライ
ンl1にはサイリスタQ71のアノードが接続され、
同サイリスタQ71のカソードは、トリガサイリス
タQTのアノードとトリガコンデンサC2の接続点
に接続されている。同サイリスタQ71のゲート・
カソード間には、バイアス設定用の抵抗R71が接
続され、同ゲートには制御回路203側から送出
される第1のトリガ制御信号B1が、抵抗R73、抵
抗R72とコンデンサC71の並列回路を介して供給さ
れるようになつている。
上記トリガサイリスタQTのアノードにはダイ
オードD73のカソードが接続され、同サイリスタ
QTのカソードには同ダイオードD73のアノードが
接続されている。同ダイオードD73のカソード
は、抵抗R74、NPN形のトランジスタQ72のコレ
クタ・エミツタを順次に介してラインl0に接続さ
れている。同トランジスタQ72のベースは抵抗
R75を介してラインl0に接続されると共に抵抗R76
を介して制御回路203側から送出される第3の
トリガ制御信号B3が供給されるようになつてい
る。また、第1のサイリスタQ10のゲートには制
御回路203側から送出される発光開始信号B4
が抵抗R8、抵抗R7とコンデンサC5の並列回路を
順次に介して供給されるようになつている。更
に、第2のサイリスタQ20のゲートには制御回路
203側から送出される放電制御信号B5が抵抗
R11、R10とコンデンサC6の並列回路を順次に介
して供給されるようになつている。
第12図に示す制御回路203において、FF
回路6の出力端はインバータ81の入力端に接続
され、同インバータ81の出力端から上記主回路
104側に第3のトリガ制御信号B3が送出され
るようになつている。また、上記FF回路6の出
力端はアンドゲート82の一方の入力端に接続さ
れると共にパルス発生回路83のトリガ入力端に
接続されている。上記アンドゲート82の他方の
入力端には、発振回路84の出力端が接続される
と共にアンドゲート85の一方の入力端に接続さ
れている。上記発振回路84には、発振周波数を
決めるための抵抗84aの一端とコンデンサ84
bの一端が接続されていて、同抵抗84aとコン
デンサ84bのそれぞれの他端は正電圧電源+B
が供給される端子に接続されている。上記アンド
ゲート82の出力端はカウンタ回路86のカウン
ト入力端に接続されている。このカウンタ回路8
6は、マルチ発光の発光間隔を設定するためのも
ので、同回路86には発光間隔設定データy1が入
力されている。同カウンタ回路86の出力端はパ
ルス発生回路87のトリガ入力端に接続され、同
回路87の出力端はオアゲート88の一方の入力
端に接続されている。同オアゲート88の出力端
から主回路104側に発光開始信号B4が送出さ
れるようになつている。
上記アンドゲート85の出力端はカウンタ回路
89のカウント入力端に接続されている。このカ
ウンタ回路89は上記発光停止用コンデンサC51
C52,C53の放電タイミングを決めるためのもの
で、上記発光間隔データy1に対応する発光間隔時
間より短かい時間に対応して設定された放電タイ
ミング設定データy2が入力されている。このカウ
ンタ回路89の出力端はパルス発生回路90のト
リガ入力端に接続され、同回路90の出力端はア
ンドゲート91の一方の入力端に接続されると共
にFF回路92のリセツト端に接続されている。
そして、パルス発生回路90の出力端から主回路
104側に放電制御信号B5が送出されるように
なつている。
上記パルス発生回路83の出力端は、オアゲー
ト93の一方の入力端に接続されると共にオアゲ
ート88の他方の入力端に接続されている。上記
オアゲート93の出力端はFF回路92のセツト
入力端に接続されると共にカウンタ回路94のカ
ウンタ入力端に接続されている。このカウンタ回
路94はマルチ発光撮影における1駒当りの発光
回数を設定するためのもので、同回路には発光回
数設定データy3が入力されている。同カウンタ回
路94の出力端はFF回路95のセツト入力端に
接続され、同FF回路95の出力端は上記アンド
ゲート91の他方の入力端に接続されている。同
アンドゲート91の出力端は、上記FF回路6,
95、カウンタ回路86,89,94のそれぞれ
のリセツト端と後述するJK形FF回路96のリセ
ツト端に接続されるようになつている。
上記オアゲート93の出力端はJK形FF回路9
6のクロツク入力端CKに接続されている。同回
路96のK入力端子はQ出力端子に接続されると
共にパルス発生回路97のトリガ入力端に接続さ
れ、同回路97の出力端から上記主回路104側
に第1のトリガ制御信号B1が送出されるように
なつている。また上記JK形FF回路96のJ入力
端子は出力端子に接続されると共にパルス発生
回路96のトリガ入力端に接続されている。同回
路98の出力端から上記主回路104側に第2の
トリガ制御信号B2が送出されるようになつてい
る。
第13図に示す制御回路204において、パル
ス発生回路5の出力端はインバータ301を介し
てパルス発生回路302のトリガ入力端に接続さ
れ、同回路302の出力端から上記主回路104
側に放電制御信号B5が送出されるようになつて
いて、同パルス発生回路302の出力端はJK形
FF回路96のクロツク入力端に接続されている。
上記パルス発生回路5の出力端は、FF回路3
03のセツト入力端に接続されると共に、上記主
回路104側に発光開始信号B4が送出されるよ
うになつている。上記FF回路303の出力端は
インバータ304を介して上記主回路104側に
第3のトリガ制御信号B3が送出されるようにな
つている。同FF回路303の出力端はアンドゲ
ート305の一方の入力端に接続され、同アンド
ゲート305の他方の入力端には発振回路84の
出力端が接続され、同アンドゲート305の出力
端はカウンタ回路306のカウント入力端に接続
されている。このカウンタ回路306は、モータ
ードライブと連動するストロボ撮影時に発光トリ
ガ動作が誤動作しないようにするためのもので、
後述する所定時間に対応する設定データy4が入力
されている。
上記カウンタ回路306の出力端はパルス発生
回路307のトリガ入力端に接続され、同回路3
07の出力端から送出されるリセツト信号Rは上
記JK形FF回路96のリセツト端に接続されてい
る。またパルス発生回路5の出力端は上記カウン
タ回路306のリセツト端に接続されている。
このように構成された本実施例において、マル
チ発光撮影を行なう場合には上記第11図に示す
主回路104と上記第12に示す制御回路203
を組合せる。そして、初期状態においては第14
図に示すように信号B1,B2,B4,B5が共にLレ
ベルで、第3のトリガ制御信号B3がHレベルに
なつている。この第3のトリガ制御信号R3のH
レベル信号は、抵抗R76を介してトランジスタ
Q72のベースに印加されるので同トランジスタ
Q72がオンとなり、転流コンデンサC2の残留電荷
が放電される。
今、シヤツタレリーズに伴なつて同調接点1が
閉じられると、前述同様にしてFF回路6の出力
がHレベルに反転し、これに伴なつて第3のトリ
ガ制御信号B3がLレベルに立下りトランジスタ
Q72がオフとなる。これと同時にパルス発生回路
83がトリガされ、同回路83の出力端にHレベ
ルのワンシヨツトパルスが生じる。このパルス
は、オアゲート93を通過しカウンタ回路94に
入力されると共に、FF回路92がセツトされる。
すると同FF回路92の出力がHレベルに反転す
るので、アンドゲート85が開かれカウンタ回路
89に発振回路84の出力パルスが入力され、同
回路89によつてカウントが開始される。
これと同時に、上記FF回路6のHレベルの出
力によつてアンドゲート82が開かれ、発振回路
84の出力パルスがカウンタ回路86に入力され
カウントが開始される。
上記パルス発生回路83の出力パルスはオアゲ
ート93を通過してJK形FF回路のクロツク入力
端子に供給され、同回路96のQ出力をHレベル
に反転し、パルス発生回路97の出力端にHレベ
ルのワンシヨツトパルスが生じ、このHレベルの
パルスは第1のトリガ制御信号B1として抵抗
R73、抵抗B72とコンデンサC71の並列回路を順次
に介してサイリスタQ71のゲートに印加され、同
サイリスタQ71をオンとする。同サイリスタQ71
がオンになると、ラインl1→サイリスタQ71のア
ノード・カソード→トリガコンデンサC2→トリ
ガトランスTの一次コイル→ラインl0の経路でト
リガコンデンサC2への充電電流が流れるので、
上記トリガトランスTの2次コイルに高圧が生
じ、上記閃光放電管XLがトリガされる。なお、
サイリスタQ71はトリガコンデンサC2への充電完
了に伴なつてオフとなる。
これと同時に上記パルス発生回路83のHレベ
ルのパルスはオアゲート88を介してHレベルの
発光開始信号B4として抵抗R8、抵抗R7とコンデ
ンサC5の並列回路を順次に介して第1のサイリ
スタQ10のゲートに印加され、同サイリスタQ10
がオンとなる。第1のサイリスタQ10がオンにな
ると、前述同様にして閃光放電管XLが発光開始
し、発光停止用コンデンサC51,C52,C53のいず
れかの容量に応じた発光量になつて前述同様にし
て第1のサイリスタQ10が保持電流以下となつて
同サイリスタQ10がオフになる。
しかる後、カウンタ回路86からカウントアツ
プ出力が生じると同出力によつてパルス発生回路
90がトリガされ、同回路90のHレベルの出力
パルスが放電制御信号B5として抵抗R11、抵抗
R10とコンデンサC6の並列回路を介して第2のサ
イリスタQ20に印加されるので同サイリスタQ20
がオンとなる。第2のサイリスタQ20がオンにな
ると、発光停止用コンデンサC51,C52,C53のい
ずれかに充電された電荷がダイオードD71を介し
て前述同様に瞬時に放電される。これと同時に上
記パルス発生回路90のHレベルの出力パルスに
よつてFF回路92がリセツトされ、同回路92
の出力がLレベルに反転されるのでアンドゲート
85が閉じられる。
しかる後、カウンタ回路86がカウントアツプ
すると同回路86の出力にHレベルのパルスが生
じ、このパルスによつてパルス発生回路87がト
リガされ、同回路87のHレベルのワンシヨツト
パルスはオアゲート88を介して発光開始信号
B4として前述同様に第1のサイリスタQ10を再び
オンとする。これと同時にパルス発生回路87の
Hレベルの出力パルスはオアゲート93を介して
FF回路92を再びセツトするので、これによつ
てアンドゲート85は開く。するとカウンタ回路
89によるカウントが再開される。これと同時に
上記パルス発生回路87のHレベルのパルスは、
オアゲート93を介してJK形FF回路96のクロ
ツク入力端子に入力されるので出力端子がHレ
ベルに反転される。これに伴なつてパルス発生回
路98がトリガされ、同回路98にHレベルのワ
ンシヨツトパルスが生じる。このパルスは第2の
トリガ制御信号B2として抵抗R5、抵抗R4とコン
デンサC3の並列回路を順次に介してトリガサイ
リスタQTをオンにする。すると、サイリスタQ71
を介して充電されているトリガコンデンサC2
放電され、このときの放電電流がトリガトランス
Tの1次コイルに流れるので、同トリガトランス
Tの2次コイルに高圧が生じ閃光放電管XLがト
リガされる。これと同時にパルス発生回路83の
出力パルスによつてカウンタ回路94が1カウン
ト歩進する。
このようにして行なわれる小発光は、カウンタ
回路94によつて所定の発光回数となるまで繰返
し行なわれ、カウンタ回路94によつて所定の発
光回数に達したことが検出されると、同回路94
の出力がHレベルになる。するとFF回路95が
セツトされ、アンドゲート91が開かれ、放電制
御信号B5がHレベルに立上つた時に同アンドゲ
ート91の出力端から送出されるリセツト信号R
によつて回路各部のリセツトが行なわれ、これに
伴なつて第3のトリガ制御信号B3がHレベルに
反転されマルチ発光ストロボ撮影の一連の動作が
完了する。
一方、モータードライブ装置と連動してストロ
ボ撮影を行なわせる場合には、第11図に示す主
回路104と第13図に示す制御回路204を組
合せる。そして、初期状態においては、信号B1
B2,B4,B5が共にLレベルで第3のトリガ信号
B3がHレベルになつている。従つて前述同様に
トランジスタQ72がオンとなつてトリガコンデン
サC2に残留している電荷が放電される。
今、モータードライブに連動して1回目のシヤ
ツタレリーズに伴なつて同調接点1が閉じられる
と、前述同様にしてパルス発生回路5からHレベ
ルのワンシヨツトパルスが発光開始信号B4とし
て主回路104側に送出され、第1のサイリスタ
Q10をオンにする。これと同時に、FF回路303
がセツトされるので第3のトリガ制御信号B3
Lレベルに立下り、これに伴なつてトランジスタ
Q72がオフとなる。このとき前述同様にして第1
のトリガ制御信号B1にHレベルのパルスが生じ
るので同信号B1によつて前述同様にサイリスタ
Q71がオンとなる。従つて、前述同様にして閃光
放電管XLがトリガされ発光が開始する。しかる
後、発光停止用コンデンサC51,C52,C53のいず
れかに充電が完了するに伴なつて第1のサイリス
タQ10がオフとなり発光が停止する。
その後、2回目のシヤツタレリーズが行なわれ
ると前述同様にしてパルス発生回路5にHレベル
のワンシヨツトパルスが生じるに伴ないJK形FF
回路96の出力端子がHレベルに反転する。す
ると、第2の発光停止信号B2としてのHレベル
のパルスが生じ、前述同様にしてトリガサイリス
タQTがオンとなつて閃光放電管XLがトリガさ
れ、以下同様に閃光発光が行なわれる。
カウンタ回路306は同調接点1が閉じられる
毎にリセツトされると共にカウントを開始し、こ
のときのカウンタ数が設定データy4に対応するカ
ウント数になつたときにパルス発生回路307を
トリガし、リセツト信号Rを強制的に生成し、第
3のトリガ制御信号B3をHレベルに立上げ、上
記コンデンサC2の残留電荷を放電させるように
なつている。これはシヤツタレリーズが行なわれ
た後、次のシヤツタレリーズが行なわれるまでの
時間が長時間である場合、トリガコンデンサC2
の充電電荷が自己放電によつてその電荷を徐々に
放電し、トリガサイリスタQTがオンになつても
閃光放電管XLをトリガするに充分な電圧となら
ず、発光ミスを起こさないようにするためであつ
て、上記トリガコンデンサC2の特性、閃光放電
管XLの特性等によつて決定すれば良い。
上記各実施例においては発光停止用コンデンサ
C4に充電された電荷を瞬時に放電させるための
第2のサイリスタQ20が第15図Aまたは第15
図Bに示されるように接続されているが、第15
図Cまたは第15図Dに示されるように発光停止
用コンデンサC4の放電ループ中に直列となるイ
ンピーダンス素子Z0を接続しても良い。このよう
に構成することによつて発光停止用コンデンサ
C4への充電電荷を放電する際の電流が制限され
るので上記第2のサイリスタQ20の保護を行なう
ことができ、特に上記発光停止用コンデンサC4
の容量が大きい場合、言い換えれば1つの小発光
当りの光量が多い場合に効果的である。
また、上記各実施例における第2のサイリスタ
Q20の代りに第16図Aまたは第16図Bに示す
ようにスイツチング用トランジスタQ′20を接続し
ても良く、第16図Cまたは第16図Dに示すよ
うに上記インピーダンス素子Z0は発光停止用コン
デンサC4の放電ループ中に介挿した回路に、同
コンデンサC4の放電用のスイツチング用トラン
ジスタQ′20を接続するようにしても良い。
更に、上記各実施例においては閃光放電管XL
が第1のサイリスタQ10と発光停止用コンデンサ
C4を順次に介してラインl0に接続されているが、
第17図に示すように構成しても良い。即ち、閃
光放電管XLはダイオードD100のアノード・カソ
ード、発光停止用コンデンサC4、第1のサイリ
スタQ10のアノード・カソードを順次に介してラ
インl0に接続されていて、ダイオードD100のカソ
ードは、ダイオードD101のアノード・カソードを
介してラインl1に接続され、同ラインl1は第2の
サイリスタQ20のアノード・カソードを介して第
1のサイリスタQ10のアノードに接続されてい
る。このように構成することによつて第1のサイ
リスタQ10がオンになつたときにはラインl1→コ
イルL1→閃光放電管XL→ダイオードD100のアノ
ード・カソード→発光停止用コンデンサC4→第
1のサイリスタQ10のアノード・カソード→ライ
ンl0の経路で閃光放電電流が流れる。そして、上
記発光停止用コンデンサC4に充電された電荷を
放電させるために第2のサイリスタQ20をオンに
すると、ダイオードD101のアノード・カソード→
ラインl1→第2のサイリスタQ20のアノード・カ
ソード→発光停止用コンデンサC4の経路で同コ
ンデンサC4の充電電荷が瞬時に放電されること
になる。当然のことながらこの例においても、上
記第15図C,D、第16図A〜Dに示す変形例
と同様に変えて良いこと勿論である。
(発明の効果) このように本発明によれば閃光放電管による発
光を同閃光放電管の放電ループ中に直列接続され
た発光停止用コンデンサを介して行ない、この発
光に伴なつて上記発光停止用コンデンサに充電を
行ない、同コンデンサへの充電完了と共に発光停
止するので、従来の回路のような転流コンデンサ
による発光停止制御回路を設ける必要がないの
で、回路動作が確実になると共に回路の簡略化が
図れる。
また、発光停止してから次回の発光開始をする
までの間隔を極めて小さくできるので、特にダイ
ナミツク形フラツト発光ストロボにおいて効果的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示すストロボ
装置における発光制御回路の電気回路図、第2図
は、上記第1図に示す回路の動作を説明するため
のタイムチヤート、第3図は、本発明の第2実施
例のストロボ装置における発光制御回路の主回路
を示す電気回路図、第4図は、上記第3図に示す
主回路に接続される制御回路の電気回路図、第5
図は、上記第3図及び第4図に示す回路の動作を
説明するためのタイムチヤート、第6図及び第7
図は、上記第1図及び第3図に示す主回路の変形
例を示す電気回路図、第8図は、本発明の第3実
施例のストロボ装置における発光制御回路を示す
電気回路図、第9図は、本発明の第4実施例のス
トロボ装置における発光制御回路の主回路を示す
電気回路図、第10図は、上記第9図に示す主回
路に接続される制御回路を示す電気回路図、第1
1図は、本発明の第5実施例のストロボ装置にお
ける発光制御回路の主回路を示す電気回路図、第
12図及び第13図は、上記第11図に示す主回
路に接続される制御回路を示す電気回路図、第1
4図は、上記第5実施例における動作を説明する
ためのタイムチヤート、第15図A,Bは、上記
各実施例における要部のみを示す電気回路図、第
15図C,Dは、上記第15図A,Bに示す回路
の変形例を示す電気回路図、第16図A〜Dは、
上記第15図A〜Dに示す回路の変形例を示す電
気回路図、第17図は、上記各実施例における主
要部の回路を形成した例を示す電気回路図、第1
8図は、従来の直列制御形ストロボの要部のみを
示す電気回路図である。 C1……メインコンデンサ、Q10……第1のサイ
リスタ(第1のスイツチング素子)、C4……発光
停止用コンデンサ、Q20……第2のサイリスタ
(第2のスイツチング素子)、200,201,2
02,203,204……制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メインコンデンサの放電ループ中に接続され
    た、閃光放電管と第1のスイツチング素子と発光
    停止用コンデンサとの直列回路と、 上記発光停止用コンデンサの放電ループを形成
    する第2のスイツチング素子と、 上記第1のスイツチング素子をオンする発光開
    始信号と、上記第1のスイツチング素子がオフの
    ときに上記第2のスイツチング素子をオンにする
    放電制御信号とを生成する制御回路と、 を具備し、上記第1のスイツチング素子のオンに
    よる上記閃光放電管に流れる放電電流で上記発光
    停止用コンデンサを充電する間に発光を行ない、
    上記第2のスイツチング素子をオンすることによ
    つて上記発光停止用コンデンサに充電された電荷
    を放電させるようにしたことを特徴とするストロ
    ボ装置における発光制御回路。
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