JPH0471704A - 圧延機のロールスタンド - Google Patents

圧延機のロールスタンド

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JPH0471704A
JPH0471704A JP2184833A JP18483390A JPH0471704A JP H0471704 A JPH0471704 A JP H0471704A JP 2184833 A JP2184833 A JP 2184833A JP 18483390 A JP18483390 A JP 18483390A JP H0471704 A JPH0471704 A JP H0471704A
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は円形あるいは角形断面の材料、特に棒線材を圧
延するロールスタンドに関するものである。
「従来の技術」 従来棒線材の仕上圧延装置には圧延すべき棒線材の通過
するパスラインを挟んで2個の孔型ロールを対向配置し
た2ロールタイプのものと、例えば特公昭54−346
9号公報に丞す如く、パスラインを中心としてその周り
に円周方向に120°の間隔を置いて3個の孔型ロール
を放射状に設けた3ロールタイプのものと、例えば特r
#昭63−93403号公報に示す如く、パスラインを
中心としてその周りに円周方向に90°の間隔を置いて
4個の孔型ロールを放射状に設けた4ロールタイプのも
のとがある。
2ロールタイプの仕上圧延装置は構造が簡単であると共
にロール交換が容易である反面、仕上最終スタンドの孔
型形状が円形に近い専用孔型であるため仕上ロールを多
数保有しなければならず、又僅かの径差を同一孔型のロ
ールの圧下量調整で補おうとしても孔型の逃し角度が小
さいため、3ロールタイプ、或いは4ロールタイプに比
べて圧延精度が低下する。
3ロールタイプの圧延装置はパスラインを中心とした夫
々のロールの半径方向の移動、即ちロール圧下調整(以
)「パーティング調整」と言う)機構とロールの全数駆
動機構が両立されていることから、単一のロール駆動入
力軸により全ロールを一斉に駆動しつつ、パーティング
調整が可能な構造となっている。
一斉4ロールタイプのものは逃し角度の関係から3ロー
ルタイプのものより圧延精度が優れており、そして各ロ
ールのパーディング調整機構は設けられているがロール
は非駆動であり、前段の圧延機による押込圧延を前提と
している。このため材料先端の突掛りの問題があるため
線速60m/S〜100TrL/Sの高速圧延と細径線
材(直径1Own〜5履)の圧延には不向きである。又
減面率を確保しようとすれば、材料先端の噛み込み角の
関係からロール径を大きくする必要があり、これがまた
先端突掛りの問題となるという悪循環を生ずる。
「発明が解決しようとする課題」 近年、棒線材圧延において、市場では高精度の製品が要
求されている。例えば、JISに定められている寸法精
度の1/4以下、即ち5.5mm〜20履の径について
±O,lam以下の精度が要求されている。本発明者等
はこの要求に沿い、高精度の製品をam速で提供し得る
圧延装置の基本的手段として40一ル圧延機に着目した
。しかし前述の通り従来の4ロールタイプの圧延装置で
はパーティング調整機構が設けられているものの、ロー
ルが全数非駆動であるため、40一ル圧延機の特性を生
かせないという問題があった。
そこでパーティング調整機構とロール全数駆動機構を併
設した例えば特公昭54−3469号公報に示す従来の
3ロールタイプの圧延機を40ルタイプに改造すること
を試みたが、3ロールタイプをそのままロールの数を増
やして4ロールタイプに構成しようとしたのではロール
駆動機構を連動せしめるだめの駆動かさ歯車を設置する
スペースを確保することができない。従来の構造のまま
このスペースを確保するためにはロール径を大きくして
ロール心間を広くとるしか方法がなく、これは圧延反力
の増大を伴ないコンパクトなロールスタンドは望めない
。l#5従来の3ロールタイプにおけるTi星歯車およ
び太陽歯車によるパーティング調整機構とかさ歯車によ
るロール全数駆動機構とを両立させた構造はコンパクト
な形で4ロールタイプに適用することはできないという
問題があった。
従って本発明は多数の孔型ロールを使用ししかもロール
パーティング調整機構とロール全数駆動機構を併設して
高精度の棒線材を高速度で圧延することのできるコンパ
クトな圧延機のロールスタンドを提供することを目的と
する。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために、本発明によれば、圧延され
る棒線材が通過するパスラインを中心としてその周りに
円周方向に実質的に等しい間隔を置き回転軸線が同一平
面内にあるように配設された複数個の孔型ロールと、前
記孔型ロールの各々を回転自在に支持する偏心軸と、前
記各偏心軸を連動回転せしめ前記パスラインから各孔型
ロールの回転軸線までの半径方向の距離を一斉に調整す
る装置と、匍記各孔型ロールの回転軸に同心に固定され
該孔型ロールと一体に回転する被動歯車と、前記各孔型
ロールの(ロ)転軸線が存在する平面からパスラインの
延在方向に離隔された一平面内に回転軸線が延在し前記
各被動歯車と噛み合う駆動歯車と、前記各駆動歯車を連
動回転せしめる駆動装置とから成ることを特徴とする圧
延機のロールスタンドが提供される。
「作用」 本発明によれば各孔型ロールと一体に回転する被動歯車
と噛み合う駆動歯車の回転軸線が存在する平面が各孔型
ロールの回転軸線が存在する平面からパスラインの延在
方向に離隔するように駆動歯車の回転軸を配設したため
4ロールタイプに構成しても各駆動歯車を連動せしめる
ために駆動歯車の回転軸に取り付けるかさ歯車のスペー
スを十分に確保することができスペースの確保のために
ロール径を大きくする必要もないのでコンパクトなロー
ルスタンドが得られる。
「実施例」 第1.2.3.4図は4ロールタイプの本発明の一実施
例を示づ。本発明による圧延機のロールスタンドは第1
図に示す如く3つのハウジング1゜2.3から成り、ハ
ウジング1.2の合せ面n−■を中心にして存在する構
成部分は第2図に示され、ハ・クジング2.3の合せ面
■−■を中心にして存在する構成部分は第3図に示され
ている。
先ず第2図を参照すると、ハウジング1,2の合せ面に
はパスラインLを中心とする1字状の孔が形成され、こ
の十字状の孔内に前記合せ面内に延びて互に直交する回
転軸線をもった4つの孔型ロール4が配設される。孔型
ロール4は夫々4本の偏心軸8の周りに玉軸受7を介し
て回転自在に支持された中空軸5にキー締結され、又中
空軸5には同心にロール被動はすば歯車6がキー締結さ
れる。偏心軸8の両端のネック部は偏心軸より所定量だ
け偏心しブツシュ9および9′を介してハウジング1.
2に回転自在に軸支されている。偏心軸8の1つ(図で
上方のもの)のネック部の1つからネック部と同軸に調
整軸10が延びており、この調整軸10を微動回転せし
めることにより第4図のa点を中心とする円弧に沿って
偏心軸8の中心b、従って孔型ロール4および被動はす
ば歯116の中心が偏心移動する。こうして孔型ロール
4の中心軸線がパスラインしに対して半径方向に移動し
パーティング調整が行われる。
各偏心軸8のネック部の両軸端にはかさ歯巾11および
11′がキー締結され、夫々直角方向に隣接する偏心軸
のかぎ歯車i1’、iiと噛み合い、1つの偏心軸8(
例えば図で上方のもの)の微動回転は他の全ての偏心軸
8を同期的に微動回転せしめ全ての孔型ロール4がパス
ラインLに対して半径方向に一斉に微少量移動する。な
お図において下方の偏心軸と右方の偏心軸は夫々左方の
偏心軸および上方の偏心軸とかき歯車を介して連動関係
にあるため両者の間を結合するかさ歯巾は存在しない。
次に第3図を参照づると、ハウジン2および3の合せ面
に延在し豆に直交する回転軸線をもった4本のロール駆
動軸12が配設されている。各ロール駆動軸12は玉軸
受13.13’  r回転自在に支持され、そのうち上
部のロール駆動軸12は図で右方に延びて史に玉軸受1
3″でも支持され、軸継手14を介して図示しない分配
減速機あるいは増速機の出力軸15に接続されている。
各ロール駆動軸12には対応するロール被動はすば歯車
6(第2図参照)と噛み合うロール駆動はすば歯車16
がキー締結される。更に上方およびも方のロール駆動軸
12にはロール駆動はすば歯車16の外側および玉軸受
13′の外側に並んで1つづつ2個のロール駆動かさ歯
車17.17’ がキー締結され、左方のロール駆動軸
12は玉軸受13の上に、下方のロール駆動軸12はロ
ール駆動はすば歯車16の右に1個のロール駆動かさ歯
車17′および17だけがキー締結される。各ロール駆
動軸12のかさ歯車17.17’ は直角方向に隣接す
るロール駆動軸のかさ歯車17’、17と噛み合い、従
って1つのロール駆動軸12が回転するとかさ歯車17
.17’ を介して全てのロール駆動軸12が一斉に回
転するようになっている。
各ロール駆動軸12はロール駆動はすば歯車16および
ロール被動はすば歯車6を介して孔型ロール4を駆動す
るようになっているので上方のロール駆動軸12が出力
軸15より圧延動力を受けて回転すると全てのロール駆
動はすば歯車16が同期回転され、これと噛み合うロー
ル被動はすば歯車6を介して全ての孔型ロール4に圧延
動力が伝達される。
第4図はパーティング調整に伴なうロール駆動はすば歯
車16とロール被動はすば歯車6の噛み合い関係を説明
する拡大図である。ロール駆動はすば歯車16は常時一
定位置で回転するように保持されている。これに対しロ
ール被動はすば歯車6はパーティング調整のために偏心
軸8を回転することに伴ない点aを中心とする円弧に沿
って軸心すが移動する。第4図は偏心軸8が偏心円弧の
上死点、即ちロール被動はすば歯車6がパーティング調
整量の中央値にある状態を示しており、この位置におい
てロール駆動はすば歯車16とロール被動はすば歯車6
は基準ピッチ円同志が接触する正しい噛み合いを行うよ
うに心間距離が保たれている。ここで偏心軸8の偏心位
置を第4図の上死点位置より上下いづれかの方向に移動
させパーティング調整を行うと駆動はすば歯車16と被
動はすば歯車6相互の心間距離は僅かに大きくなりはす
ば自重相互のバッククラッシュの増加を伴うが、はすば
歯車の噛み合い関係を実質的に損うに到ることはなく、
高速回転においてもパーティング調整を行いながら円滑
な動力伝達がなされる。
なお図中αはパーティング調整量を示す。
ハウジング1,2.3のパスラインしに直角な方向の断
面は好ましくは第2図、第3図に示す如く、外周の輪郭
がへ角形となるように形成される。
こうすることにより4ロールスタンドを複数台交互に4
5°づつ位相を変え、ロール孔型の非拘束部が重ならな
いように設置する場合、4ロールスタンドを固定するベ
ース断面形状を共通とするこができる。
以上本発明を4ロールスタンドの実施例について説明し
たが、本発明は3ロールスタンド又は2ロールスタンド
に適用することも可能である。
第5図および第6図は本発明を3ロールスタンドに適用
した実施例を示す。第5図は第2図に相当するパーティ
ング調整機構を示す図であり、第6図は第3図に相当す
るロール駆lI]lII構を示づ図である。本実施例は
3個の孔型ロール4がパスラインLを中心にして円周方
向に120°の間隔で配置されている点が第2図および
第3図の4ロールタイプの実施例と異なるだけでその他
の構造および作動原理は4ロールタイプの実施例と全く
同じである。
第5図において3本の偏心軸18はかき歯車2)を介し
て連動するようになっており、各偏心軸18の周りに玉
軸受27を介して回転自在に支持された中空軸25に孔
型ロール4とロール被動はすば歯車26がキー締結され
ている。偏心軸18の1つには長手方向に延びる調整軸
20が一体に形成されており、この調整軸20を微動同
転せしめることにより全偏心軸18は一斉に偏心回転し
各孔型ローラ4のパーティング調整を行う。
次に第6図において、3本のロール駆動軸22はかさ歯
車27を介して連動するようになっており、又各ロール
駆動軸22には第5図のロール被動はすば歯巾26と噛
み合うロール&勅はすば歯車36がキー締結されている
。ロール駆動軸22の1つは軸継手14を介して出力軸
15より圧延動力を受け、各ロール駆動軸22を−・斉
に回転させてはすば歯車36.26を介して中空軸25
を回転せしめ孔型ロール4に圧延動力を伝達する。
本実施例からも分るように本発明はパーティング調整機
構と全ロール駆動機構を備えたロールスタンドを極めて
簡単な構造によって得ることができる。
なお、図示の実施例はロール駆動軸から孔型ローラへの
圧延動力の伝達にはすば歯車を使用したが、本発明はは
すば歯車に限らず一般の平歯車その他の歯車を使用して
も実施できることは当業者にとって明かであろう。
「発明の効果」 (1)本発明はロールパーティング調整機構と、ロール
全数駆動機構を4ロールスタンドにも併せ具備せしめる
ことができるので高精度の線材を高速で製造することが
可能となった。
(2)  ロールパーティング調整機構とロール駆動機
構とをパスライン方向に離隔して配置したため構成部品
のレイアウトがし易くなり、全数駆動方式においてもロ
ールの数の制限が緩和され、しがち構造が簡単化された
(3)4ロールスタンドにも全数駆動方式を適用可能な
構成にもかかわらず、コンパクトな構造であるため、高
剛性のスタンド特性に加え、材料倒れが少ないという効
果と相まって、更に高精度の圧延が可能となり、4ロー
ルスタンドをサイジングスタンドとして有効に適用でき
る。
(4)  本発明を適用した4ロールスタンドのハウジ
ングをへ角形断面とした場合、■・Hスタンド専用のロ
ールスタンドを設けることなく1種類のロールスタンド
を複数台タンデムに配列することが可能となり、又ロー
ル駆動入力軸は単一であるためスタンド交換が迅速に行
える効果を有する。
(5)  パーティング調整軸は単一であり、オンライ
ン圧下が可能な構造であるため、ロールの自動位置制御
ll(オート・ポジション・コントロール)、自動隙間
制御(オート・ギャップ・コントロール)化も容易に行
える。
(6)  本発明を4ロールスタンドに適用した場合、
高精度圧延特性と、同一孔型ロールの材料径差に対する
圧下量調整による補正範囲が広いという特性とを生かし
、接目無鋼管製造設備のストレッチレジューサ等にも使
用できる。
(7)4ロールスタンドにおいては以上の外、パーティ
ング調整機構のうち、直角方向に隣接する偏心軸の間の
連動機構を解き、相対する2組のロール間でのみパーテ
ィング調整を行うように構成すれば、長方形断面の材料
あるいは形鋼等の圧延設備にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を4o−ルスタンドに適用した実施例の
外観正面図、第2図は第1図の■−■線に沿って切断し
矢視方向にみた断面図、第3図は第1図の■−■線に沿
って切断し矢視方向にみた断面図、第4図はパーティン
グ調整に伴なう偏心軸の偏心移動と、ロール駆動はすば
歯車とロール被動はすば歯車の噛み合い関係を説明する
拡大図、第5図および第6図は本発明を3ロールスタン
ドに適用した実施例の夫々異なる平向における断面図で
、第5図はパーティング調整機構を第6図はロール駆動
機構を示す。 1.2.3川ハウジング、4・・・孔型ロール、6・・
・ロール被動はすば歯車、8・・・偏心軸、10・・・
調整軸、11.11’・・・がさ歯車、12・・・ロー
ル駆動軸、15・・・出力軸、16・・・ロール駆動は
すば歯車、 17.17’ ・・・かさ歯車、18・・・偏心軸、2
0・・・調整軸、2)・−・かさ歯車、22・・・ロー
ル駆動軸、 26・・・ロール被動はすば歯車、27・・・がさ歯車
、36・・・ロール駆動はすば歯車。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧延される棒線材が通過するパスラインを中心と
    してその周りに円周方向に実質的に等しい間隔を置き回
    転軸線が同一平面内にあるように配設された複数個の孔
    型ロールと、前記孔型ロールの各々を回転自在に支持す
    る偏心軸と、前記各偏心軸を連動回転せしめ前記パスラ
    インから各孔型ロールの回転軸線までの半径方向の距離
    を一斉に調整する装置と、前記各孔型ロールの回転軸に
    同心に固定され該孔型ロールと一体に回転する被動歯車
    と、前記各孔型ロールの回転軸線が存在する平面からパ
    スラインの延在方向に離隔された一平面内に回転軸線が
    延在し前記各被動歯車と噛み合う駆動歯車と、前記各駆
    動歯車を連動回転せしめる駆動装置とから成ることを特
    徴とする圧延機のロールスタンド。
  2. (2)前記各偏心軸はその軸端に設けた支軸によつて偏
    心回転可能に支持されると共に該支軸に固定されたかさ
    歯車を介して隣接する偏心軸と連動し、前記偏心軸の支
    軸の1つが長手方向に延長されて該偏心軸を回転せしめ
    る調整軸を構成していることを特徴とする請求項(1)
    に記載のロールスタンド。
  3. (3)前記各駆動歯車はロール駆動軸に取り付けられ、
    前記各ロール駆動輪の軸端にかさ歯車が取り付けられ、
    前記各ロール駆動軸は隣接するロール駆動軸と夫々の軸
    端に取り付けたかさ歯車が互に噛み合うことによって連
    動し、前記ロール駆動軸の1つを圧延動力源に接続した
    ことを特徴とする請求項(1)又は(2)に記載のロー
    ルスタンド。
  4. (4)前記被動歯車と駆動歯車ははすば歯車で構成され
    ることを特徴とする請求項(1)、(2)又は(3)に
    記載のロールスタンド。
  5. (5)4個の前記孔型ロールが円周方向に90゜の間隔
    を置いて配設された請求項(1)から(4)のいづれか
    1項に記載のロールスタンド。
  6. (6)3個の前記孔型ロールが円周方向に120゜の間
    隔を置いて配設された請求項(1)から(4)のいづれ
    か1項に記載のロールスタンド。
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