JPH0470179B2 - - Google Patents

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JPH0470179B2
JPH0470179B2 JP63005699A JP569988A JPH0470179B2 JP H0470179 B2 JPH0470179 B2 JP H0470179B2 JP 63005699 A JP63005699 A JP 63005699A JP 569988 A JP569988 A JP 569988A JP H0470179 B2 JPH0470179 B2 JP H0470179B2
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JP
Japan
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piston
brake
drive
cylinder
pressure
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JP63005699A
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English (en)
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JPS63212161A (ja
Inventor
Raibaa Haintsu
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Daimler Benz AG
Original Assignee
Daimler Benz AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Daimler Benz AG filed Critical Daimler Benz AG
Publication of JPS63212161A publication Critical patent/JPS63212161A/ja
Publication of JPH0470179B2 publication Critical patent/JPH0470179B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/143Master cylinder mechanically coupled with booster
    • B60T13/144Pilot valve provided inside booster piston

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、油圧ブレーキブースターによつて作
動する油圧式二系統ブレーキを装備した、またそ
の他に特許請求の範囲第1項に記載の特許を持つ
た路上用車両のホイールブレーキのブレーキ圧を
制御するためのブレーキ装置に関する。
従来の技術 従来のこの種のブレーキ装置については、ドイ
ツ特許公報第2453573C2号に示してある。
従来のブレーキ装置では、タンデム・マスタシ
リンダと比べてより小さい全長を獲得するため
に、車両の両ブレーキ回路にそれぞれ一つずつ配
置された、連帯して作動する2つのマスタシリン
ダが、相互にツイン構造をなしながら一つの共通
のハウジング内に配置されている。2つのマスタ
シンリンダは静圧マスタシリンダとして形成され
ている、つまりブレーキ回路が閉鎖型ブレーキ回
路として形成されているのである。ブレーキブー
スターは駆動シリンダから成り、駆動シリンダの
駆動圧室は、運転者がブレーキシステムのブレー
キペダルを操作する時の力に比例した補助圧力に
よつて動く。この補助圧力は、プロポーシヨニン
グバルブとして形成されているブレーキバルブに
よつて補助圧力源から誘導される。ブレーキブー
スターの駆動シリンダから発生した、増強された
作動力は、ロツカに作用する。ロツカは、駆動シ
リンダの駆動ピストンとともに移動可能なベアリ
ング部に、両マスタシリンダの中央縦軸によつて
示される面に対して垂直にのびる軸を中心にして
旋回できるように据え付けられている。このロツ
カは、その自由端によつて、たとえば各タペツト
によつて2つのマスタシリンダのピストンに軸方
向に支持されている。ロツカアームの有効長さ
LVおよびLHの比LV/LHが、一方のブレーキ
回路に属するマスタシリンダの出口圧室を制限
するマスタシリンダピストンの面積FHと、もう
一方のブレーキ回路に属するマスタシリンダの
出口圧室を制限するマスタシリンダピストンの面
積FVとの比FH/FVに一致していることから、
前述のような支持方法によつてトルクが補正され
るようになつている。ブレーキバルブは、ブレー
キブースターの駆動シリンダのピストンに統合さ
れている。さらにまたブレーキブースターは、補
助圧力源の故障時にペダル力がブレーキバルブの
バルブ本体によつて駆動シリンダのピストンに作
用し、またこのピストンによつてロツカに作用す
るように形成されている。この結果、上述のよう
な機能故障時に、たとえばブレーキ力が増強され
なくてもブレーキシステムが機能可能な状態を保
ち、合法的な最小必要条件に合致した制御減速度
がなおも得られることになる。
従来のブレーキ装置に関して、ドイツ特許公報
第2453573C2号には明確に示されていないことで
あるが、従来のブレーキ装置の機能性上の理由か
ら絶対的に必要なこととして述べておくが、各ブ
レーキ回路に一つずつ割り当てられた2つのマス
タシリンダの出口圧室は、マスタシリンダピスト
ンのフランジによつてそれぞれ、通常はリング状
をなす追従室から区切られており、マスタシリン
ダピストンがいかなる状態にあつてもブレーキ液
貯蔵タンクと接続している。ブレーキシステムが
作動していない状態に対応した位置にマスタシリ
ンダピストンがきた場合、両マスタシリンダの出
口圧室は、マスタシリンダピストンの圧力生成行
程の短い初期段階を過ぎると遮断される各調整孔
によつてブレーキ液貯蔵タンクと連結するか、ま
たはマスタシリンダピストンの圧力生成行程の短
い初期段階を過ぎて遮断状態となる各マスタシリ
ンダピストンの中央バルブによつて各マスタシリ
ンダのそれぞれの追従室と連結し、それによつて
同様にブレーキ液貯蔵タンクと連結する。
この場合の欠点は、前述のような中央バルブの
比較的長い閉鎖行程のために、または調整孔の遮
断のために必要な閉鎖路のために、最終的に両マ
スタシリンダ内でブレーキ圧生成が開始する前
に、ピストンの空行程が比較的長くなつてしまう
ことである。このことは、不利なブレーキ圧特性
およびブレーキペダルストローク特性という結果
を招き、ブレーキ圧がペダル行程もしくはピスト
ン行程の開始時点でほんのわずかしか上昇せず、
ペダルストロークが比較的大きくなつた時にはじ
めてペダルストロークに比例して上昇するように
なる。そのために、ブレーキシステムの反応は比
較的緩慢となる。さらにまた、製造上の公差によ
つて、2つの静圧マスタシリンダがツイン構造を
なしたこのようなブレーキ装置のブレーキ圧特性
およびベダルストローク特性は、著しい変差を見
せ、その変差が、ブレーキシステムのブレーキ力
配分を適切に行つていくことを困難にしている。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、初めに述べたようなブレーキ
装置を改善して、ペダルストロークとブレーキ圧
との間のはつきりと限底された直線的関係によつ
て、狭い許容限度の範囲内で、ブレーキシステム
のより敏感な反応を保証することである。
問題点を解決するための手段 前述の目的は、本発明によれば、特許請求範囲
の第1項の特徴部分に記載の構造によつて達つせ
られる。
本発明によれば、ブレーキブースターの駆動シ
リンダのピストンの動きをともに実行する付加的
な調整シリンダによつて、ブレーキシステムが作
動している時に、マスタシリンダピストンがある
位置まで予備的に移動し、その位置からは、駆動
シリンダピストンの動きの結果として起こるその
他のマスタシリンダピストンの移動はすべて、ベ
ダルストロークに対して精確に、あるいはほぼ精
確に比例するブレーキ圧上昇をもたらし、その場
合、このようなマスタシリンダピストンの予備的
移動の行程は、空行程に制限され、それによつて
空行程がいわば調整されるのである。上述のこと
によつて、製造上の公差が本発明によるブレーキ
装置のブレーキ圧特性およびペダルストローク特
性に与える影響は、最大限に阻止される。以上の
理由から、ブレーキ圧特性およびペダルストロー
ク特性が比較的「平坦」な推移となるようにマス
タシリンダピストンの寸法を決めることが可能で
ある。またこれによる有利な結果として、補助圧
力源が故障した場合に、つまりペダル力によつて
しか制動することができない場合に、なおも有利
に高いブレーキ圧が生じるといつたことことがあ
り、変圧比を急激に変化させるためにマスタシリ
ンダピストンを特別な形状にすること、たとえば
ステツプピストンとして形成する必要もない。
特許請求の範囲第2項および第3項に記載の特
徴は、駆動シリンダおよび調整シリンダの形状に
関するその他の可能性を示しており、その形状
は、本発明によるブレーキ装置のマスタシリンダ
の間に空間的に配置して、スペースを節約するよ
うな形で統合するのに適している。
特許請求の範囲第4項に準じてブレーキブース
ターのブレーキバルブをブレーキブースターの駆
動シリンダのピストンに統合することによつて、
利用できる構造空間を非常に合理的に活用するこ
とができる。これと関連して、特許請求の範囲第
5項および第6項に記載の特徴は、ブレーキ装置
の駆動シリンダの前述の構造に適したブレーキバ
ルブの構造的に簡単な形状について示している。
特許請求のなされた、ブレーキバルブを統合し
たブレーキ装置の形状は、以下のような利点を持
つ、つまり、望みどおりのブレーキシステムの反
応と望みどおりのブレーキ圧特性およびペダルス
トローク特性を獲得することを目的として、ブレ
ーキ装置の各機能要素が基本位置にある場合に遮
断すべきおよび/あるいは開放すべき流路に対し
て望ましい状態をとるべきであるバルブピストン
の制御縁を非常に厳密に予定位置に調整すること
ができる。場合によつては再調整することもでき
ることである。
特許請求第8項に記載の復原スプリングもま
た、上述の目的に役立つており、これは、漸進的
な調整力を出すもので、調整シリンダのピストン
は制動過程の予備的段階においてその調整力とは
逆に移動することができる。
実施例 本発明に関するその他の詳細および特徴は、図
を用いながら幾つかの実施例を示して以下で詳し
く説明していく。
第1図〔詳細を参照のこと〕では、本発明によ
る、フロントアクスルブレーキ回路とリアアク
スルブレーキ回路から成る油圧式二系統ブレー
キを装備した路上用車両のためのブレーキ装置を
示したもので、全体は10で示してある。
第1図において、ブレーキ回路およびは、
概略的に示したフロントホイールブレーキ11お
よび12、リアホイールブレーキ13および1
4、そしてフロントアクスルブレーキ回路およ
びリアアクスルブレーキ回路の、ブレーキ装置
10から各ホイールブレーキ11,12,13,
14までのびる主要ブレーキライン16および1
7で示してある。
ブレーキ回路およびは、いわゆる静圧ブレ
ーキ回路として形成されており、圧力を送り込む
ために、ブレーキ装置10の骨組み内には各静圧
マスタシリンダ18および19が装備されてい
る。
ブレーキ装置10の、全体として23で示した
ハウジング内では、このマスタシリンダ18およ
び19に対していわゆるツイン構造が用いられて
おり、マスタシリンダ18および19は、それぞ
れの中央縦軸21および22が互いに横側に間隔
を保ちながら平行に並ぶように配置されていて、
通常のタンデム構造と比べると、こういつた配置
によつて、縦軸21または22の方向で測定され
るブレーキ装置10の全長を著しく短縮すること
ができるようになる。
全体として24で示した油圧ブレーキブースタ
ーもまた、ブレーキ装置10に統合されており、
このブレーキブースターは、全体として26で示
した油圧式駆動シリンダから成り、油圧式駆動シ
リンダによる圧力の送り込みによつて、マスタシ
リンダ18および19のピストン27または28
が、出口圧室29および31内に圧力を生成する
ために駆動するようになる。全体として32で示
したブレーキバルブもまたブレーキ装置10に統
合されており、このブレーキバルブによつて、ブ
レーキ圧を生成するためにブレーキペダル33を
作動させる力に比例した制御圧が駆動シリンダ2
6の駆動圧室34に送り込まれ、駆動シリンダ2
6は油圧式にブレーキ力を望みどおりに増強す
る。第1図から分かるように、この駆動シリンダ
26は油圧式リニアモーターとして形成されてお
り、中央縦軸36がマスタシンリダ18と19の
中央縦軸に対して平行に、またこれらの中央縦軸
と同平面にのびるように、マスタシリンダ18と
19の「あいだ」に配置されている。
マスタシリンダ18および19のピストンが移
動できるような具合いに配置されているハウジン
グ内腔37および38は、第1図の左側に示し
た、ブレーキ装置ハウジング23の端面壁39に
よつて限定されている。マスタシリンダ18また
は19の出口圧室29または31の、軸方向に可
動する限界を形成するピストン27および28に
は、軸方向に相互に間隔を保つて配置されたそれ
ぞれ2つのピストンフランジ41および42、ま
たは43および44があり、これらのピストンフ
ランジは、リング状パツキング46および47、
または48および49によつてハウジング内腔3
7および38から遮断されている。フロントアク
スルブレーキ回路に属するマスタシリンダ18
のピストン27のピストンフランジ41および4
2、またはリアアクスルブレーキ回路に属する
マスタシリンダ19のピストン28のピストンフ
ランジ43および44によつて、各ハウジング内
腔37または38内にそれぞれ一つずつあるリン
グ状の追従室51または52が限定されており、
その追従室は、追従路53または54によつて、
ブレーキシステムのブレーキ液貯蔵タンク56と
常に連結した状態におかれる。
これらの追従室51および52を各マスタシリ
ンダ18または19の出口圧室29または31か
ら圧力を通さないように限定しているリング状パ
ツキング46および48は、リツプパツキングと
して形成されており、これは、出口圧室側にある
ピストン27または28のピストンフランジ41
および43を軸方向に貫通している流出用内腔
(図の簡略化のために示されていない)と相互に
作用しながら、ノンリターンバルブの機能も果た
している。ノンリターンバルブは、出口圧室29
および31内の圧力を減少させるためにピストン
27および28が戻る際に、必要であれば、マス
タシリンダ18または19の追従室51または5
2からブレーキ液が出口圧室29または31内に
流出することを可能にしてくれる。
マスタシリダピストン27および28は、復原
スプリングによつて、図に示したようなブレーキ
システムが作動していない状態に対応した基本位
置に押しやられる。この場合、復原スプリング
は、たとえば図の上部に、フロントアクスルブレ
ーキ回路のマスタシリンダ18に関して示した
ように、端面壁39とピストン27との間のシリ
ンダ内腔37内に填め込むことができる。
マスタシリンダ18および19のピストン27
および28が基本位置にある時に開いており、ブ
レーキ液をブレーキ液貯蔵タンクから出口圧室2
9または31内に流すことのできる、または出口
圧室29または31からブレーキ液貯蔵タンクに
戻すことのできる調整流路は、本ブレーキ装置1
0の場合には第1図にいわゆる排出孔61または
62として示されており、排出孔の圧力室側の開
口部は、ピストン27または28が基本位置にあ
る場合に完全に開いた状態にあり、ブレーキシス
テムが作動している時にマスタシリダ・ピストン
27または28が、つまりブレーキ圧を生成する
目的で矢印66の方向に移動する場合に、各リン
グ状パツキング46または48が「通過」し、そ
れによつて出口圧室29および31がブレーキ液
貯蔵タンク56から遮断され、その結果として、
矢印66の方向から見た場合に、ピストン27お
よび28がさらに移動していく過程でブレーキ装
置10の出口圧室29および31でブレーキ圧が
生成されることとなる。当然のことであるが、上
述の排出孔61および62のかわりに、従来の構
造方式による中央バルブをマスタシリンダピスト
ンに備え付けることもでき、その中央バルブは、
ピストンが基本位置にある場合に開いた状態に保
たれ、その状態の時にはマスタシリンダ18また
は19の出口圧室29または31が追従室51ま
たは52と連結しており、また、ピストン27お
よび28の行程がその中央バルブの閉鎖行程に相
対した予備的段階となるとすぐに、中央バルブは
遮断状態となり、その遮断状態の時からは、ピス
トン27および28の矢印66の方向への移動は
すべて、各出口圧室29または31での圧力生成
を起こす。
マスタシリンダ18または19の出口圧室29
または31内でペダルストロークに比例して圧力
が生成されるまで、マスタシリンダ18および1
9のピストン27および28は、図に示した基本
位置から始まつて、いかなる場合でも予備的な
「空行程」を実行しなければならず、その場合、
この空行程の最小値は各ピストン行程の予備的過
程によつて決まり、ピストン行程は、排出孔61
および62が各出口圧室29または31から遮断
されるまで実行されなければならない。
マスタシリンダ18および19のピストン27
および28にかかる作動力を生み出すブレーキブ
ースターの駆動シリンダ26は、単動式リニアシ
リンダとして形成されており、そのピストン67
は、ブレーキ装置10のハウジング23の中央内
腔68内においてこの中央内腔68の中央縦軸3
6の方向に移動できるように配置されていて、こ
の中央内腔68に対して密閉されており、またペ
ダル力またはペダルストロークに比例したブレー
キバルブ32の出口圧を駆動圧室34に送り込む
ことによつて矢印66の方向に移動することがで
きる。
駆動ピストン67を包容するハウジング内腔6
8は、マスタシリンダ18および19の内腔37
および38と同じように軸方向にのびており、ま
た、これらと同じように、第1図の左側に示した
ように、ハウジング23の端面壁39の一部によ
つて閉鎖されている。
端面壁39の一部によつてハウジングに固着す
るように、またピストン67によつて可動式に限
定されている駆動シリンダ26の調整室69は、
ブレーキ液貯蔵タンク56に接続している。
駆動シリンダ26のピストン67は、相互に軸
方向に間隔を取りながら配置された、ピストン固
定式の2つのリング状パツキングによつて中央内
腔68から遮断されており、両リング状パツキン
グの取る間隔は、ピストン67の最大行程よりも
多少大きく、これはマスタシリンダピストン27
および28の最大行程とも一致する。この2のリ
ング状パツキングの間には平らなリング状溝のあ
るピストン67があり、その結果、軸方向から見
た場合に、リング状パツキング70および71を
取り付けているピストン67のフランジの間には
リング状間隙を成す空間72ができており、その
空間72はハウジグ通路73によつて、蓄圧器7
4として示されている油圧式補助圧力源の高圧用
出口に接続している。図に示したように、ブレー
キシステムが作動してない状態に対応して駆動シ
リンダが基本位置にある場合、ハウジング通路7
3は、駆動ピストン67の左側フランジ76のす
ぐ横に通じており、このフランジ76は、リング
状間隙を成す入口圧室72から無圧状態の調整室
69を密閉している密閉リング70を取り付けて
いる。この結果として、駆動ピストン67に関し
て起こりうる行程の範囲内において、入口圧室7
2が補助圧力源74と連結した状態となる。
駆動ピストン67には、駆動圧室34に向かつ
て段階的に広がる連続的な中央縦内腔77があ
る。直径が最も小さい内腔部77′は、調整室6
9と、もう少し幅の広い中間内腔部77″との間
にあり、ここには、駆動シリンダ26のピストン
67に統合されたブレーキバルブ32のバルブピ
ストン78が圧力を通さなずに移動できるような
具合いに配置されている。バルブピストン78は
細長い壷形に形成されており、この場合、バルブ
本体の底部79は、圧力を通さないようにピスト
ン67の中央内腔77の最も小さい内腔部77′
を調整室69から遮断している。バルブ本体78
のピストン底部79を含んでいる、最も狭い内腔
部77′の調整室側の末端部は、調節室69内に
突き出ている短いピストン突出部81の範囲内で
のびており、そのピストン突出部81の外径は隣
接するピストンフランジ76の外径よりも明らか
に小さく、ピストンフランジ76はリング状パツ
キング70によつて中央ハウジング内腔68に対
して密閉されている。このピストン突出部81に
は、調整室69と連結した、横方向の内腔として
形成された調整路82があり、この調整路82
は、ピストン底部79によつて密閉された内腔部
77′の範囲内においてピストン67の中央内腔
77に通じている。駆動シリンダ26のピストン
67の、リング状パツキング70および71によ
つてハウジング23の中央内腔68から密閉され
た部分には2つ目の横方向路83があり、図に示
されているように、この通路83は、調整路82
から軸方向に間隔を取りながらピストン67の中
央内腔77の最も狭い内腔部77′に通じており、
またリング状間隙を成すブレーキブースター24
の入口圧室72に連結している。駆動ピストン6
7の、直径の大きい内腔部77″の範囲内では、
細長い管状のピストン棒84が駆動ピストン67
に固定してあり、このピストン棒84の外径は駆
動ピストン67の最も幅広い内腔部77の直径
よりも多少小さく、ピストン棒84の内径は駆動
ピストン67の中間の内腔部77″の直径に一致
している。このピストン棒84は、リング状パツ
キング86によつて、駆動ピストン67の最も幅
広い内腔部77から遮断されている。ピストン
棒84は、中間壁89の、同列に並んだ中央内腔
87および88を貫通しており、その中間壁89
は、駆動ピストン67によつて可動式に限定され
たブレーキブースター24の駆動圧室34をハウ
ジングに固着するように限定しており、またピス
トン棒84は、ブレーキ装置10のハウジング2
3のペダル側を外部に対して遮断しているハウジ
グカバー91をも貫通している。図に示したよう
に、ブレーキシステムが作動していない状態に対
応してブレーキブースター24の駆動シリンダ2
6の駆動ピストン67が基本位置にある場合、ペ
ダル側でブレーキ装置10のハウジング23およ
び91から突き出しているピストン棒84の部分
92の長さは、少なくとも駆動ピストン27の最
大行程に一致し、そのため、ピストン棒84はブ
レーキシステムがいかなる機能状態にあつてもハ
ウジングカバー91の中央内腔に置かれたままと
なる。少なくとも図に示した基本位置においてハ
ウジング23から突き出した、ピストン棒84の
ペダル側の末端部92には、作動ピストン93が
移動できるように配置されており、これは、ピス
トンに固定されたリング状パツキングによつて、
細長い円筒状を成した、駆動ピストン67の中央
内腔77に向かつて開いた、ピストン棒84の空
隙96から遮断されている。作動ピストン93
は、細長いプツシユロツド97によつて、ずれな
いようにブレーキバルブ32のバルブピストン7
8に接続してある、作動ピストン93およびプツ
シユロツド97およびブレーバルブピストン78
から成るピストン構造体による、ピストン棒84
に対して起こりる限りの相対運動は、矢印66で
見た場合、作動ピストン93の停止フランジ98
をピストン棒84のストツプステツプ99に当て
ることによつて限定され、また、矢印101で示
した反対方向から見た場合には、ピストン棒84
の末端部92に填め込まれた停止リング102に
停止フランジ98を当てることによつて限定され
る。この場合、この停止リング102のリング状
停止面103と末端部92のストツプステツプ9
9との間の軸方向の間隔は大きくなつており、そ
の結果、これによる駆動ピストン67に対して起
こりうるバルブ本体78の相対運動の範囲内にお
いて、必要となるブレーキ力制御作用およびブレ
ーキ力増強制御作用が得られることとなる。タペ
ツト104によつて作動ピストン93にかかり、
また球ソケツト継ぎ手によつてポジテイブおよび
ノンポジテイブに作動ピストン93と接続してい
るブレーキペダル33は、カバー91およびタペ
ツトフランジ106取り付けられている行程シミ
ユレーシヨンスプリング107の復原力とは反対
に作動することができる。管状のピストン棒84
は、リツプパツキングとして形成されているリン
グ状パツキング108によつて、ハウジング内腔
68および中間壁89の中央内腔87から遮断さ
れており、この中間壁89にはリング状パツキン
グ108が軸方向に取り付けてある。軸方向から
見た場合、ピストン棒84には、このリング状パ
ンキング108と、ピストン棒の内側末端部を駆
動ピストン67の最大内腔部77から密閉して
いるリング状パツキング86との間に横方向内腔
109があり、この横方向内腔109によつて駆
動シリンダ26の駆動圧室34がピストン棒84
の内部空間96と連結しており、それによつて駆
動ピストン67の中間内腔部77″とそれに続く
最大内腔部77とも連結する。
ブレーキバルブピストン78には、駆動ピスト
ン67の中間内腔部77″内に突き出しているピ
ストンケーシング111側に流出開口部112が
あり、バルブピストン78が駆動ピストン67に
対していかなる状態にあつてもバルブピストン7
8の内部空間113が駆動ピストン67の中間内
腔部77″と、およびピストン棒84の横方向内
腔109によつてブレーキブースター24の駆動
シリンダ26の駆動圧室34と連結した状態とな
るように、流出開口部112の軸方向の広がりと
配置が考えられている。
バルブピストン78には、そのケーシング11
1の、ピストン底部79に隣接した部分に外側を
向いた第一のリング状溝114があり、このリン
グ状溝114は横方向内腔116によつてバルブ
ピストン78の内部空間113に連結している。
図に示されているように、ブレーキシステムが作
動してない状態に対応してブレーキバルブ32の
バルブピストン78およびブレーキブースター2
4の駆動ピストン67が基本位置にある場合、ピ
ストン67の調整路82の開口部がバルブピスト
ン78の第一のリング状溝114と部分的に一致
しており、その結果、ブレーキバルブが基本位置
にある場合には駆動シリンダ26の駆動圧室34
がブレーキブースター24の調節室69と連結し
た状態となる。軸方向から見た場合、リング状溝
114の内側の、第1図によると右側の縁は、調
整路82の開口部の範囲内にのびており、ブレー
キシステムが作動した時、およびブレーキシステ
ム作動の結果としてバルブピストン78が移動し
た時に、矢印66方向に調整路82の開口部を通
過する制御縁を形成し、その結果として、調整室
69がバルブピストン78の内部空間113およ
び駆動シリンダ26の駆動圧室34から遮断され
る。
バルブピストン78には、同じく横方向内腔1
19によつてバルブピストン78の内部空間11
3と連結している。第二のリング状溝118があ
る。
この第二のリング状溝は、横方向から見ると第
一のリング状溝114と流出開口部112間に配
置されており、リング状溝114の内側の制御縁
117が駆動ピストン67の調整路82の開口部
を完全に通過し、それによつて制御縁117が閉
鎖された場合にのみ、またむしろまさにこのよう
な場合に、第1図によると左側の溝の側面121
が、入口圧室72を駆動ピストン67の中央内腔
77と接続させている横方向通路83の開口部の
内法の横断面部に至り、それによつて補助圧力源
74の高い出口圧を駆動シリンダ26の駆動圧室
34に送ることが可能となる。
上述の結果として、圧力が駆動ピストン67
の、駆動圧室34を限定しているリング状面に送
り込まれ、この場合、リング状面の有効値F1は
中央内腔68の横断面F2とピストン棒84の総
横断面F3の差F2−F3から出されるが、この送り
込みによつて、矢印66の方向に向かつた、ブレ
ーキ力増強を行う力が駆動ピストン67に作用
し、その力は、軸方向の動きが駆動ピストン67
またはピストン棒84と連結した、全体として1
22で示されたロツカによつて、またプツシユロ
ツド124および126によつてマスタシリンダ
ピストン27および28に伝達される。この場
合、ロツカ122は、ピストン棒84の中央縦軸
36に対して直角にのびる、また中央縦軸36か
ら横側に間隔を取つてのびる軸123を中心にし
て旋回することができ、またプツシユロツド12
4および126は、図に示したように、一方側が
ロツカアーム127および128、もう一方側が
マスタシリンダピストン27および28に取り付
けられている。こうして、マスタシリンダピスト
ン27および28は、マスタシリンダ18および
19の出口圧室29および31内にブレーキ圧を
生成するために移動する。ブレーキバルブ32の
圧力出口は流出開口部112として形成されてお
り、駆動圧室34内に送り込まれた、そのブレー
キバルブ32の出口圧とともに、作動ピストン9
3もまたリング状面に作用する。リング状面の値
f1は、作動ピストン93を支持している。ピスト
ン棒84の中央空隙の部分の横断面f2と、駆動ピ
ストン67の中央内腔77の最も小さい内腔部7
7′の横断面f3との差f2−f3によつて決定される。
こうして、矢印101の方向に向いた、つまりペ
ダル力とは反対の力が作動ピストン93にかか
る。この力がペダル力を越えた時、この力によつ
てバルブピストン78が駆動ピストン67に対し
て相対的に矢印101の方向に移動し、それによ
つて、入口圧室72がふたたび駆動圧室34から
遮断され、そのかわりに駆動圧室34がまたブレ
ーキブースターの調整室69と連結する。結果と
して、ブレーキバルブ32とブレーキブースター
24の駆動シリンダ26とのこういつた共同作用
によつて、ペダル力と比例した圧力が駆動圧室3
4内にいつも送り込まれ、それによつて望みどお
りのブレーキ力増強が実現する。
フロントアクスルブレーキ回路に属するマス
タシリンダ18のハウジング内腔37の横断面
FV、およびリアアクスルブレーキ回路に属す
るマスタシリンダ19のハウジング内腔38の横
断面FHの寸法は、マスタシリンダピストン27
および28が同じように移動する際にマスタシリ
ンダ18および19の出口圧失29および31内
に同じ圧力が生成されるように、またその場合の
面積比FV/FHが、固定設定の意味で行われた
ブレーキ力分配BVA/BHAに一致するように決
められる。この場合、BVAはフロントアクスル
ブレーキ力分を、BHAはリアアスクルブレーキ
力分を示している。
ロツカ122の旋回軸123からマスタシリン
グ18および19、またはプツシユロツド124
および126の中央縦軸21および22までを測
定した、ロツカアーム127および128の有効
長さLVおよびLHの比LV/LHは、比FH/FV
に一致しており、有効長さの比LV/LHによつ
て、駆動シリンダ26から起こる駆動圧がマスタ
シリンダピストン27および28に伝達される。
その結果、マスタシリンダ18および19のピス
トン27および28は、ブレーキシステムが作動
している時に矢印66の方向に移動する、つま
り、第1図に示してあるように、ロツカ122が
ピストン棒84に対して直角をなすような位置を
取る。プツシユロツド124は、球ソケツト継ぎ
手によつて、ロツカ122と、およびマスタシリ
ンダ18および19のピストン27または28と
接続している。
マスタシリンダピストン27および28、ハウ
ジング23、および/またはブレーキバルブ32
の製造上の公差によつて起こるブレーキシステム
のペダル特性の変差を十分に回避するために、つ
まり、特定のペダル作動行程と関連したブレーキ
圧が変化しうるようなペダル特性の変差範囲をで
きる限り狭く保ち、それによつて車両のブレーキ
装置10およびブレーキシステムの明確に限定さ
れた反応を獲得するために、全体として129で
示した調整シリンダが備えてあり、これは、ブレ
ーキ作動の予備的段階において、つまりすぐに、
ブレーキバルブ32によつて高い圧力が駆動シリ
ンダ26の駆動圧室34内に送り込まれて、この
高い圧力によつて作動し、それによつて、駆動ピ
ストン67と、駆動ピストン67と接続したピス
トン棒84が矢印66の方向に移動する前に、ロ
ツカ122と、このロツカ122の動きと連結し
たマスタシリンダ18および19のピストン27
および28とが矢印66の方向に制限的で初期的
な移動を行う。マスタシリンダピストン27およ
び28は、前述のように予備的移動を行うことに
よつて、マスタシリンダ18および19の出口圧
室29および31が排出孔61および62から遮
断された状態にあるような移動位置に至る、つま
り、この移動位置では、ピストン27および28
が、すでに前に述べた、その範囲内ではブレーキ
圧が生成されないような「空行程」を行い、それ
によつて、駆動シリンダ26の駆動圧室34に圧
力が送り込まれて駆動シリンダ67が移動し、ま
たこれによつて引き続いてマスタシリンダピスト
ン27および28がペダル力およびペダルストロ
ークに比例して移動し、ペダルストロークまたは
ペダル作用力に対してほぼ厳密に比例しながらマ
スタシリンダの出口圧室29および31内に圧力
が生成される。
調整シリンダ129は円筒状、壷形のハウジン
グ131を持つており、このハウジング131の
大部分は、図に示した基本位置において、同じく
円筒状、壷形の、ブレーキペダル33の方を向い
たケースカバー91の膨出部132によつて包容
されており、その場合、ハウジング131の底部
は膨出部132の底部のすぐ横に配置されてお
り、ケーシング136のリング状の端面134は
ロツカ122または駆動シリンダ26の方を向い
ている。このようなハウジング131は、ハウジ
ング底部133の中央内腔を貫通している、また
リング状パツキング137によつてこの中央内腔
から遮断されているピストン棒に、ずれないよう
に固定されている。さらにまた駆動シリンダ12
9は、その一部でピストン棒84を同軸的に包囲
する、ピストン棒が通つている中央内腔139を
持つリング状ピストン138をも含んでおり、こ
の場合、ハウジング底部133の面した、リング
状となつた内側の端面141には、図に示した実
施例においてリツプパツキングとして形成されて
いるリング状パツキング142が備えてあり、こ
れはピストン138をピストン棒84およびハウ
ジング131のケーシング136から遮断してい
る。ピストン138は、ピストン棒84およびケ
ーシング136の内側の円筒状面に移動できるよ
うな具合いに配置されている。
駆動シリンダ26と調整シリンダ129との
「あいだ」の、ピストン棒84の部分に、支持お
よび停止用のフランジ143が固定してあり、こ
の停止フランジ143には、図に示した基本位置
にピストン138を押しやる圧縮スプリング14
4が取り付けてあり、基本位置に押しやられたか
どうかは、ピストン138のリング状フランジ1
46がハウジング131のケーシング136のリ
ング状端面134に当たることによつて分かる。
圧縮スプリング144は、その長さの大部分がピ
ストン138の凹部147によつて包容されてい
る。ピストン138は、リング状パツキング14
2とともに、ハウジング131の底部133によ
つてハウジングに固着するように限定された、リ
ング状の別の作動圧室148を可動式に軸方向に
限定しており、その作動圧室148はピストン棒
84の横方向内腔149によつて内部空間96お
よび圧力出口112と連結している。
ロツカ122の中央部は、ピストン138およ
び調整シリンダハウジング131を放射状に間隔
を置いて包囲しているフレーム151として形成
されており、このフレーム151は、軸123を
中心にして旋回できるように、ピストン138の
フランジ146に継ぎ手によつて接続してある。
駆動圧室148に送り込まれた圧力の作用を受
ける、ピストン138のリング状端面141は、
駆動シリンダ26の駆動圧室34を限定している
駆動ピストン67のリング状端面よりも20%ほど
大きい。ブレーキペダル33の作動によつて圧力
が調整シリンダ129の駆動圧室148に送り込
まれるようになつた場合に、ピストン138は、
ピストン棒84に対して相対的に矢印66の方向
に移動し、ピストン棒84は、ピストン138が
ピストン棒84の停止フランジ143に当たるこ
とによつて限定されている。この結果として、ブ
レーキ装置10のマスタシリンダ18および19
のマスタシリンダピストン27および28が、数
バールのブレーキ圧を生成するのに十分なほど移
動し、ブレーキ圧の生成によつて、制動作用を開
始した時にすでにホイールブレーキ11および1
4が作動するようになる。こうして、ペダル力が
さらに高まつた時にペダルストロークとブレーキ
力との間の関係がほぼ直線的となる。
補助圧力源74が故障した時、ブレーキブース
ターは停止する。しかし、両方のブレーキ回路
およびにおいて、ブレーキ圧をペダル力だけで
生成することができ、作動ピストン93の停止フ
ランジ98がピストン棒84のストツプステツプ
99に当たるようになるとすぐに、ペダル力は、
このピストン棒84と、それによつてロツカ12
2に伝達され、さらにこのロツカ122によつて
マスタシリンダ18および19のピストン27お
よび28に伝達される。補助圧力源が故障した時
に、圧力が駆動ピストンのリング状端面f1に送り
込まれた結果としての、ペダル力とは反対方向の
力がなくなるために、ペダル力はブレーキ圧を生
成するためる十分に活用されうる。そのために、
補助圧力源が故障した時にブレーキ圧を生成する
ためにペダル力が活用される場合に、ブレーキブ
ースターの故障によるブレーキ力損失の一部をふ
たたび調節する「変圧比の急激な変化」が効果と
なる。
両方のブレーキ回路およびのいずれかが故
障した場合、もう一方のブレーキ回路は、ロツカ
122の旋回角がストツプ作用によつて制限され
ることによつて、機能可能な状態を保つ。
前述の場合において、まず空行程が起こり、そ
れによつてペダルストロークが延長するが、最終
的にロツカがストツプ作用によつて止まり、依然
として機能状態にあるブレーキ回路でブレーキ圧
が生成されるまでその状態が続く。
第2図〔その詳細を参照すること〕に別の実施
例として示されたブレーキ装置20は、その機能
に関して第1図によるブレーキ装置10と完全に
同じである。第1図によるブレーキ装置10の機
能要素と構造的に同じように形成されている、ま
たはそうしうるようなブレーキ装置20の各要素
に対しては、第1図と同じ照合番号が使われてい
る。ただし、簡略化のために、関連説明に対して
表示するのみとする。
第1図によるブレーキ装置10の機能要素と機
能の点で類似した、第2図に示したブレーキ装置
20の各要素は、同様に、第1図で使用した照合
番号で示してあるが、ただし、付加的に「′」が
付けてある。
このような表示方法は、第3図〜第9図にも適
用されている。
第2図は、主に、第1図によるブレーキ装置1
0の要素と構造の点で異なる機能要素に限定され
ている。つまり、ブレーキブースター24、その
駆動シリンダ26′、ブレーキバルブ32′、調整
シリンダ129′に限定されている。
第2図およびその他の図面に示された本発明に
よるブレーキ装置の要素に第1図の場合と同じ照
合番号が付けてある限り、常に第1図の説明部分
と関連している。
第2図によるブレーキ装置20の場合、駆動シ
リンダ26′のハウジング152は、ブレーキ装
置20のハウジング23′をペダル側で閉鎖して
いるハウジングカバー91′の、細長い、円筒状
で壷形の部分として形成されている。このハウジ
ング152は、ブレーキブースター24′および
ハウジング23′の中央縦軸36に沿つてのび、
ハウジング23′の壷形で円筒状の中央内腔15
3内に突き出ており、中央内腔153は、両マス
タシリンダ18および19間にひろがつており、
またブレーキペダルの反対側がハウジング23′
の端面壁39によつて遮断されている。
駆動ピストン67′を包容している駆動シリン
ダハウジング152の内腔68′は、ペダル側が
遮断部154によつて閉鎖されており、その遮断
部154は、リング状パツキング108′によつ
てこの内腔68′から遮断されていて、駆動ピス
トン67′によつて可動式に限定されている、ブ
レーキブースター24′の駆動シリンダ26′の駆
動圧室34′をハウジングに固着するように限定
している。ペダルから遠い方に配置された、第2
図では左側の、駆動シリンダハウジング152の
未満では、駆動シリンダハウジング152が端面
壁157によつて遮断されており、この端面壁1
57は、駆動ピストン67′によつて可動式に限
定されている駆動シリンダ26′の調整室69′を
ハウジングに固着するように限定している。リン
グ状パツキング70および71を備えた駆動ピス
トン67′のフランジは、ハウジング通路73に
よつて補助圧力源74と永久的に連結している入
口圧室72を軸方向に限定しており、この入口圧
室72は、ペダル制御式にブレーキバルブ32′
を作動することによつて、ブレーキ装置20の駆
動シリンダ26′の駆動圧室34′と、および調整
シリンダ129′の別の駆動圧室148′と連結し
た状態となりうる。第1図によるブレーキ装置1
0のピストン棒84に機能の点で一致しているピ
ストン棒84′は、第2図によるブレーキ装置2
0において、調整室69′を限定している側の駆
動ピストン67′から開始して、シリンダハウジ
ング152の端面壁157の中央内腔158を貫
通しており、ピストン棒84′はハウジングに固
定したリング状パツキング159によつてこの中
央内腔158から遮断されている。
この場合でも、ピストン棒84′は細長い中空
状のものとして形成されている。ピストン棒8
4′の内部空間96は、第2図では左側に位置し
ている。駆動ピストン67′のフランジ76′のす
ぐ近ぐに配置された調整路82によつて調整室6
9′と連結しており、この調整室69′は、ハウジ
ング通路161によつてブレーキシステムの貯蔵
タンク56と接続している。シリンダハウジング
152の端面からは突出している、ピストン棒8
4′の自由端部162には、内側のリング状パツ
キング163によつてピストン棒84′の自由端
部162から遮断されているリング状円盤形のフ
ランジ131′が配置されており、このフランジ
131′は、ピストン棒84′とともに移動するこ
とができ、機能の点で第1図によるブレーキ装置
10の調整シリンダハウジング131と一致して
いる。このリング状円盤形のフランジ131′は、
調整シリンダ129′の駆動圧室148′を内側で
軸方向に限定しており、また、第2図において左
側に示に示してあるように、全体として壷形をし
たピストン138′の底部164が駆動圧室14
8′を外側で軸方向に限定しており、ピストン1
38′は、その機能の点において第1図によるブ
レーキ装置10のリング状ピストン138と一致
している。この場合、リング状円盤形のフランジ
131′は、外側のリング状パツキング166に
よつて、壷形のピストン138′のケーシング1
68の内側表面167に対して密閉されている。
壷形のピストン138′の内側には、中央に位置
する、細い、棒状の突出部169があつて、ピス
トン棒84′の内部空間96のほぼ全体にわたつ
てのびており、突出部169の、内側の、駆動ピ
ストン67′に面した側の末端には、放射状の支
持フランジ171が取り付けてある。この支持フ
ランジ171と、ピストン84′内に填め込まれ、
リング状段階面173に軸方向に取り付けられた
支持リング172との間には、図に示した実施例
では壷形のピストン138′の棒状突出部を同軸
式に包囲している圧縮ヘリカルスプリングとして
形成された復原スプリング144′がのびており、
ブレーキシステムが作動している時に、ブレーキ
バルブ32′の高い出口圧が調整シリンダ12
9′の駆動圧室148′の内に送り込まれた場合
に、壷形のピストン138′がこの復原スプリン
グの復原力とは反対にピストン棒84′またはリ
ング状円盤形のフランジ131′に対して相対的
に移動することが可能である。ただし、この場
合、段階面173は、駆動ピストン67′の中央
内腔77と接続した、ピストン棒84′の直径と
同じである中央縦内腔174と、直径がわずかに
小さくなつている内腔部176との間に形成され
ており、内腔部176は、ピストン棒84′の自
由端部162を軸方向に貫通しているものとす
る。
壷形のピストン138′と、ピストン棒84′ま
たは駆動シリンダ26′の駆動ピストン67′との
間で可能な相対運動の行程は、壷形ケーシング1
68の内側に配置された停止リング177が、リ
ング状円盤形フランジ131′の外縁の停止リン
グ側領域に当たることによつて限定され、このフ
ランジ131′は、この機能の点において第1図
のブレーキ装置10のピストン棒84の停止フラ
ンジ143と類似している。
駆動ピストン77′の中央内腔77内に、およ
びこの中央内腔77と連続する、ピストン棒8
4′の中央内腔174内に圧力を通さずに移動で
きるような具合いに配置された、ブレーキバルブ
32′のバルブピストン78′は、円筒状で管形の
ものとして形成されており、また引張やせん断に
対して強度のあるものとして作動ピストン93′
と接続している。作動ピストン93′には、ブレ
ーキシステム作動時にブレーキペダル33にかか
るペダル力がペダルタペツト104によつて作用
する。作動ピストン93′は、ハウジング遮断部
154の中央内腔178に移動できるように配置
されており、この遮断部154に固着したリング
状パツキング179によつて遮断部154の中央
内腔178から遮断されており、またそれによつ
て駆動シリンダ26′の駆動圧室34′からも遮断
されている。この駆動圧室34′の内部では、バ
ルブピストン78′および作動ピストン93′から
成るピストン構造体に、作動ピストン93′に固
定された支持リング180が備えられている。
この支持リング180と、駆動シリンダ26′
の駆動ピストン67′の、駆動圧室34′の一方側
の可動式に限定しているリング状面181との間
には、適度のプレストレスのかかつた圧縮ヘリカ
ルスプリング107′がのびており、このスプリ
ングの機能は、第1図によるブレーキ装置10の
行程シミユレーシヨンスプリング107と類似し
ている。
横方向内腔として形成された、またバルブピス
トン78′内に位置する、また駆動ピストン6
7′の中央内腔77の内径よりも小さい外径を持
つバルブピストン78′の領域内に配置された流
出開口部112によつて、駆動シリンダ26′の
駆動圧室34′は、常にバルブピストン78′の内
部空間113と連結した状態にある。バルブピス
トン78′の、ピストン棒84′側の端面縁183
は制御縁であり、ブレーキ装置20が作動してい
る時に調整路82を通過し、それによつて調整室
69′をピストン棒84′の内部空間96から、ま
たバルプピストン78′の内部空間113から、
またそれによつて駆動シリンダ78′の駆動圧室
34′からも遮断する。バルブピストン78′の外
側にはリング状溝118があり、横方向内腔11
9によつてバルブピストン78′の内部空間11
3と連結している。このリング状溝118は、バ
ルブピストン78′の中央フランジ184によつ
て、作動ピストン93′に固定されたバルブピス
トン78′の一部185となつており、この部分
のバルブピストン78′の外径は、駆動ピストン
67′の中央内腔77の直径よりも多少小さくな
つている。リング状溝118の、第2図では左側
に示した溝の側面121は制御縁であり、ブレー
キシステム作動時に制御縁183が調整路82を
通過して、それによつて調整路82を閉鎖すると
すぐに、制御縁121は、入口圧室72と駆動ピ
ストン67′の中央内腔77とを連結させている
横方向路83の開口部にいたり、これによつて、
補助圧力源74からの高い圧力が駆動シリンダ2
6′の駆動圧室34′内、および調整シリンダ12
9′駆動圧室148′内に送り込まれる。この圧力
は、機能の点で第1図によるブレーキ装置10の
ブレーキバルブ32と一致しているブレーキバル
ブ32′が前述の構造をとることによつて、ブレ
ーキペダル33に作用する作用力に比例してい
る。
壷形のピストン138′は、全体として187
で示した壷形スリーブの底部186に取り付けら
れており、スリーブのケーシング188は、図に
示したように基本位置にある場合、駆動シリンダ
26′のハウジング152のほぼその全体を同軸
式に包囲しており、またこのハウジング152に
軸方向に移動できるように配置されている。この
壷形スリーブ187にはブレーキ装置20のロツ
カ122が、図示面に対して垂直にのびる軸12
3を中心に旋回できるように継ぎ手によつて接続
してある。
壷形スリーブ187、この壷形スリーブ187
に取り付けられた壷形のピストン138′、駆動
シリンダ26′のピストン67′は、マスタシリン
ダ18および19のピストン27および28に連
動する復原スプリング57および58によつて、
図に示した基本位置に押しやられる。バルブピス
トン78′、およびこれとともにブレーキペダル
33′も、行程シミユレーシヨンスプリング10
7′によつて基本位置に押しやられる。
ハウジング通路73および161を有利に短く
するために、これらの通路は接続体189に通じ
ており、この停止材189は、中央内腔153を
限定しているハウジング23′の一部と、および
細長い円筒状の、壷形スリーブ187内にのびる
ハウジング152と接続している。スリーブ18
7がハウジング23′に対して相対的に矢印66
の方向に必要な分だけ移動できるように、スリー
ブ187のケーシング188には縦スリツト19
1があり、これを接続材189が放射状に貫通す
る。
第2図の、説明用に選択した内容とは異なる
が、ハウジング通路73および161と接続材1
89は、目的に応じて、ハウジング通路73およ
び161の中央軸と、これらの通路と連結してい
る接続材の接続路の中央軸とが図示面に対して垂
直な平面にくるように配置される。
遮断部154は、ハウジングカバー91′の内
部ねじ山192と噛み合つている外部ねじ山19
3を持ち、その結果、遮断部154が回転するこ
とによつて、遮断部154を軸方向に転移でき、
またこれによつてピストン67′の調整路82お
よび横方向路83の開口部に対してバルブピスト
ン78′の制御縁183および121を厳密に調
整できる。遮断部154は、ロツクナツト190
によつて、制御縁183および121が最適に調
節された状態に固定できる。
ブレーキ装置20の場合においても、マスクシ
リンダ18および19のピストン27および28
は、ブレーキペダル33の予備的作動の時にブレ
ーキバルブ32′の高い出口圧が調整シリンダ1
29′または駆動シリンダ26′の駆動圧室14
8′または34′に送り込まれるとすぐに、ブレー
キ圧を生成するために最小移動を行う。この移動
によつて結果的に、すでに前で説明したように、
ブレーキシステムは全体として敏感に反応するよ
うになり、作動力が小さい時でも概して直線的な
ペダル特性を示すようになる。補助圧力源74が
故障した場合、圧力が作動ピストン93′の内腔
178の横断面に相応した表面に作用することに
よつて生じる反対力がなくなり、その結果、作動
ピストン93′がその停止面195とともに駆動
ピストン67′上にくるとすぐに、ペダル力が十
分に駆動ピストン67′に作用するようになる。
続いて、第3図〜第9図〔その詳細を参照する
こと〕を用いて、説明用例としてリアホイールを
選択した場合の、駆動ホイールのブレーキ回路
に属するマスタシリンダの一連の特別な構造につ
いて説明する。その構造が第1図および第2図で
示したブレーキ装置10または12の範囲内で活
用された場合、付加的な機能が可能となる。つま
り、リアアクスルにおける簡単なアンチ・ロツク
制御(第3図〜第9図)、および簡単なスターテ
イング・スリツプ制御(第5図〜第9図)が可能
となるのである。
第3図で示した、ブレーキ装置10または20
のリアアクスルブレーキ回路に属するマスタシ
リンダ19の場合(ただし、その他の点について
は第1図および第2図に示してある)、マスタシ
リンダピストン28を支持しているハウジング内
腔38の両端には、ペダル側からハウジング23
内に形成された2つの盲内腔194および196
があり、この盲内腔194および196は、軸方
向に可動するような具合いに各対向圧室199お
よび201を限定している対向ピストン197ま
たは198をそれぞれ一つずつ取り付けていて、
対向ピストン197および198はハウジングに
固着するように盲内腔194および196の各端
面壁202および203によつて限定されてい
る。対向ピストン197および198は細長い壷
形のものとして形成されており、この場合、対向
ピストン197および198の、対向圧室199
および201を限定している底部204または2
06は、図に示したようにブレーキシステムが作
動していない状態に対応した基本位置において、
内腔194または196の端面壁202または2
03のすぐ近くに配置されており、また、ピスト
ンに固定されたリツプパツキング207〔第3図
の上部に示した対向ピストン197に位置する〕
によつて、あるいはリング上パツキング208
〔第3図の下部に示した対向ピストン198に位
置する〕によつて内腔194または196から遮
断されている。
マスタシリンダ19のピストン28には、ロツ
カ122のアーム128の方を向いた、またこの
ロツカ122に対して開いている管状の延長部2
09があり、この延長部209は、ロツカ122
をピストン28に連動させるプツシユロツド12
6を同軸式に包囲している。この管状の延長部2
09の外径は、せいぜいマスタシリンダ内腔38
の直径と等しく、だいたいがこれよりも多少小さ
くなつている。管状の延長部209のロツカアー
ム128側末端には、放射状にのびる支持フラン
ジ211がある。対向ピストン197および19
8の底部204および206と、ピストン延長部
209の支持フランジ211との間には、復原ス
プリング58がのびており、これは、一方ではマ
スタシリンダ28とロツカ12を、他方では対向
ピストン197および198を、図に示した、停
止作用によつてそれと分かる基本位置に押しや
る。この復原スプリング58は、対向ピストン1
97および198の範囲内ではそれらの内側面に
よつて、その範囲外ではストツプロツド212に
よつて中心にくるように調節される。ストツプロ
ツド212は、支持フランジ211に固定してあ
り、図に示したような基本位置の場合には対向ピ
ストン197または198内に少し入り込んでい
る。ピストン28が圧力を生成するために最大行
程を行う場合、ストツプロツド212はその全体
が対向ピストン197および198内に入り込ん
だ状態となつている。
制動中に車両のリアホイールの一方側にロツク
傾向が発生した場合〔ただし、ロツク状態を確認
するために必要となるセンサー装置や処理装置は
周知のことする〕、ソレノイドバルブ213が、
図に示されたゼロの基本位置から励磁状態まで
調整される。この場合、ゼロの基本位置では、対
向圧室199および201がブレーキ液貯蔵タン
クと接続しているが、補助圧力源74はこの対向
圧室199および201から遮断されており、そ
の一方、励磁状態では、補助圧力源74が対向圧
室199および201に接続しているが、そのか
わりに対向圧室199および201はブレーキ液
貯蔵タンクまたは補助圧力源のタンクから遮断さ
れている。以上のことによつて、対向ピストン1
97および198は中央軸214の方向に、第3
図では右側方向に押しやられ、その場合、おそく
とも、ピストン底部204および206がストツ
プロツド212の自由端上にくる時、マスタシリ
ンダピストン28も圧力を生成する動きをする目
的でいつしよに動き、マスタシリンダ18の出口
圧室31の容積拡大によつて起こる圧力低下が接
続しているホイールブレーキで実現し、ホイール
ブレーキはロツク傾向を阻止する。ロツカ122
を旋回できるように取り付けたために、圧力低下
はリアアクスルブレーキ回路においてのみ可能
であり、感知できるほどの逆作用がフロントアク
スルブレーキ回路に生じることはない。対向ピ
ストン197および198の中央軸214および
216は、マスタシリンダ19の中央軸22を中
心に対称的になつており、この中央軸22と共通
の平面に位置するように配置されている。この場
合、この平面は、説明用内容とは異なつて、図面
用に選んで交切面上にだいたいが垂直に位置して
いる。面積の比較的小さいリング状パツキング2
07および208によつて、対向ピストン197
および198は摩擦抵抗と反対に起こり、摩擦抵
抗もそれ相応に小さい。
第4図による実施例の場合、リアアクスルブレ
ーキ回路のマスタシリンダ19に属するハウジ
ング23の部分は、図に示した配置では、圧力を
通さずに移動できるような具合いにピストン28
を通した中央内腔38を同軸式に包囲した深いリ
ング状溝を持ち、そのリング状溝のロツカ122
側が開いている。延長部209および支持フラン
ジ211を含めたピストン28は、第3図による
ピストン28の構造と一致している。リング状溝
217内には円筒状のスリーブ218が填め込ま
れており、スリーブ218は、実際にはリング状
溝217の軸方向の全体の深さ以上にのびてお
り、またスリーブ218には、リング状溝217
の底部のすぐ近くに、放射状の内側を向いたリン
グ状フランジ220があり、このリング状フラン
ジ220は、リング状パツキング221によつ
て、ピストン28を直接的に包んでいるハウジン
グ23のケーシング部222の円筒状の外側表面
から遮断されている。スリーブ218とケーシン
グ部222との間にある内側のリング状隙間に復
原スプリング58の一部が包まれており、この復
原スプリング58は、ハウジング側がスリーブ2
18のフランジ220に、ピストン側がフランジ
211の一部に取り付けてある。ピストン28
は、この復原スプリング58によつて、図に示し
たような、ブレーキシステムが作動していない状
態に対応する基本位置に押しやられる。
スリーブ218と、リング状溝217の円筒状
をなした外側の限定面との間にある放射状の外側
のリング状間隙224内には、壁の厚い、円筒状
の対向ピストン226が配置してあり、図に示し
た実施例の場合にリツプパツキングとして形成さ
れた、底部219側の対向ピストン226の端面
に配置されたリング状パツキング227によつ
て、一方ではスリーブ218から、他方ではリン
グ状溝217の外側の限定壁224から遮断され
ている。対向ピストン226によつて軸方向に移
動するように、また底部219によつてハウジン
グに固着するように限定された対向圧室228に
バルブ制御式に圧力を送り込むことによつて、第
3図で示した対向圧室199および201と関連
させてすでに説明したように、対向ピストン22
6は矢印215の方向に移動することが可能であ
る。その結果として、制動中にリアアスクルブレ
ーキ回路のホイールの一方側にロツク傾向が生
じた場合、ピストン226が支持フランジ211
上にくるとすぐに、マスタシリンダ19のピスト
ン28は、ブレーキ回路に圧力を生成する目的
で移動するようになる。第4図に示したブレーキ
装置10または20の要素は、第3図に示した要
素の機能の点で完全に類似している。
アンチ・ロツク制御機能を実現するために必要
な、第3図によるブレーキ装置の要素は、構造的
に簡略にした、また軸対称となつた形状によつて
示してある。
第5図〔詳細を参照すること〕に示した、リア
アスクスブレーキ回路に、つまり駆動するホイ
ールのブレーキ回路に属する、第1図によるブレ
ーキ装置10または第2図によるブレーキ装置2
0の機能部は、全体として19′で示したマスタ
シリンダから成り、これは、第4図のマスタシリ
ンダ19と似たような構造となつているが、第4
図のマスタシリンダ19とは以下の点で異なつて
いる。まず、ブレーキシステムが作動していない
状態に対応した基本位置にマスタシリンダピスト
ン28′を押しやる復原スプリング58が、マス
タシリンダ19′の出口圧室31内に配置されて
いる点であり、また、全体として229で示した
二重作用式調整シリンダの、全体として228で
示したピストンがマスタシリンダピストン28′
と接続しており、この調整シリンダ229は、こ
のシリンダのピストン228のフランジ231に
よつて相互に軸方向に移動するように限定された
2つの作動室232または233に圧力を送り込
むことによつて、または圧力を除くことによつ
て、一方では、ブレーキシステム作動時に、マス
タシリンダ19′の出口圧室31内に圧力を生成
する目的で、油圧によつて増強する作動力とは反
対に矢印215の方向に移動することができ、ま
た他方では、ブレーキシステムが作動することな
しに、マスタシリンダ19′の出口圧室31内に
圧力を生成する目的で矢印66の方向に移動する
ことができる点である。
リアアクスルブレーキ回路のホイールの一方
側の、またはその両方のロツク傾向を阻止するた
めに必要な、マスタシリンダピストン28′の矢
印215への移動は、圧力が作動室232に送り
込むことによつて実現し、すでに第3図のところ
で説明したように、このような圧力の送り込み
は、図には示してないアンチ・ロツク装置の電子
式制御ユニツトの減圧制御信号によつてソレノイ
ドバルブ213を作動することによつて達成され
る。
ドライブ・スリツプ制御機能(ASR機能)を
調整するために、2/3行程式バルブとして形成
された第2のソレノイドバルブ234があり、こ
れがゼロの基本位置にある場合には、二重作用式
調整シリンダ229第2の作動室233がブレー
キ液貯蔵タンクと連結した状態にあるが、補助圧
力減74から遮断されている。、またソレノイド
バルブ234が励磁状態にある場合には、駆動
するホイールの少なくとも一方にスピン傾向が生
じた時に、第2のソレノイドバルブ234が図に
は示してないASR制御装置の電子式制御ユニツ
トの出力信号によつて調整され、ブレーキブース
ター24または24′の補助圧力源74が第2の
作動室233に接続しているが、しかしブレーキ
液貯蔵タンク56から遮断されている。二重作用
式調整シリンダ229のピストン228は円筒状
のスリーブとして形成されており、そのケーシン
グ236は、ピストン延長部209の末端から放
射状を成している支持フランジ211に固定して
いる。ピストン228は、このケーシング236
によつて、マスタシンリダ19′のピストン2
8′を包囲しているハウジング23の内側のケー
シング部222の、環状円筒形の外側表面237
に移動できるような具合には配置されており、ハ
ウジング23の内側のケーシング部222のロツ
カ側末端部に位置する、ハウジングに固着したリ
ング状パツキング238によつて、この外側表面
237から遮断されている。ケーシング222を
同軸的に包囲するリング状溝内に突き出した、二
重作用式調整シリンダ229のピストン228の
ケーシング236の内側の縁から、放射状に外側
に向かつてのびているフランジ231は、ピスト
ンに固定されたリング状パツキング239によつ
て、リング状溝217内に填め込まれた円筒状の
スリーブ242の別のケーシング面241から遮
断されており、またこのスリーブ242は、リン
グ状溝217を外側から限定している円筒状のハ
ウジング面243から遮断されている。円筒状の
スリーブ242の外側の、ロツカ122側の末端
部には、放射状に内側に向かつてのびるフランジ
244があり、このフランジ244は、リング状
パツキング246によつて、二重式調整シリンダ
229のピストン228のケーシング236の、
放射状をなした外側のケーシング面247から遮
断されている。リング状間隙形の作動室233
は、スリーブ242のこのフランジ244によつ
てハウジングに固着するように、またピストン2
28の放射状のフランジ231によつて移動でき
るように限定されており、必要な場合に、この作
動室233に圧力を送り込むことによつてリアア
クスルにおけるドライブ・スリツプ制御が実現で
きる。溝217の底部と、二重作用式調整シリン
ダ229のピストン228のフランジ231との
間に位置するリング状間隙形の作動室232内に
補助圧力源74の出口圧力を送り込むことによつ
て、必要な場合にはホイールのリアアクスルにお
いてブレーキ装置のアンチ・ロツク制御が実現で
きる。第5図に示したような構造のブレーキ装置
10または20の場合、概して、アンチ・ロツク
制御およびドライブ・スリツプ制御に必要な要素
をスペースを節約するように、また同軸的に配置
することができる。
第6図〜第8図〔その詳細を参照すること〕に
示した、本発明のブレーキ装置10または20の
特別な実施例は、アンチ・ロツク制御機能を獲得
するためにスリーブ状の対向ピストン226を装
備した第4図の実施例とは以下の点で異なつてい
る。つまり、スターテイング・スリツプ制御また
は推進制御を実現するために調整要素が備えられ
ている点である。この調整要素は、いわば、第4
図に示した機能ユニツトへの付加要素として形成
されていて、この機能ユニツトは第6図〜第8図
の実施例に完全に「引用」されているため、この
点に関しては第4図の説明を参照するができ〔同
一の照合番号を使つて示してある〕、また第6図
〜第8図の実施例に関する説明は付加的な機能要
素に制限することが可能である。
第6図の実施例の場合、スターテイング・スリ
ツプ制御機能(ASR機能)用の調整シリンダと
して、全体を248で示した、簡単に作動する調
整シリンダが備えてあり、調整シリンダのピスト
ン249は、細長い棒状のプツシユロツド251
によつて、リアアクスルブレーキ回路に属する
マスタシリンダ19のピストン28にある支持フ
ランジ211の、ロツカ122側の外面に取り付
けてある。ASR調整シリンダ248のハウジン
グ252は、ブレーキ装置10または20のハウ
ジング23のハウジングカバー91の、背面の円
筒状・壷形の拡張部として形成されており、その
外面は端面壁253によつて閉鎖されている。ピ
ストン249によつて移動できるように、また端
面壁253によつて軸方向にハウジングに固着す
るように閉鎖された駆動圧室254は、ASR制
御バルブ234がゼロの基本位置にある時に補助
圧力源74から遮断されており、タンクTあるい
はブレーキシステムのブレーキ液貯蔵タンクと接
続している。このような状態である限り、プツシ
ユロツド251を同軸的に包囲している、またハ
ウジングに固着しているガイドブロツク257に
取り付けられている復原スプリング256によつ
て、ピストン249は図に示した基本位置に押し
やられる。基本位置の場合、ピストン249は短
いデイスタンスピースによつて端面壁253上に
ある。プツシユロツド251は、ガイドブロツク
257のガイド内腔258を貫通しており、図に
示したように種々の機能要素が基本位置にある場
合、プツシユロツド251の自由端はメインシリ
ンダ19のピストン28の支持フランジ211か
ら1〜2mmほど間隔を取つて配置されている。
ASR制御を作動させるために、制御バルブ2
34を励磁状態に切り替える。そうすることに
よつて、駆動圧室254は補助圧力源74に接続
し、また補助圧力源タンクまたはブレーキ液貯蔵
タンク56から遮断される。その結果による
ASR調節ピストン249の矢印66方向への移
動は、マスタシリンダ19の中央縦軸22から放
射状にわずかな間隔を取つてマスタシリンダピス
トン28の支持フランジ211に連動するプツシ
ユロツド251によつてマスタシリンダピストン
28に伝達される。こうして、ASR制御のため
に、マスタシリンダ19の出口圧室31内でブレ
ーキ圧が生成されることになる。
アンチ・ロツク制御を作動するためには、第5
図のところですでに説明したように、ABS制御
バルブ213をゼロの基本位置から励磁状態に切
り替える。励磁状態では、補助圧力源74の出口
圧が作動室232に送り込まれる。
第7図〔その詳細を参照すること〕に示した実
施例は、第6図の実施例と、付加的な取り付けた
緩衝要素および支持要素だけである。これらの要
素によつて、マスタシリンダ19の出口圧室31
における特定の最小出口圧値からは、リアアクス
ルのブレーキ力配分を減少させるために、フロン
トアクスルおよびリアアクスルへのブレーキ力配
分の変化が実現する。
以上から、第7図の実施例に関する説明は、そ
の付加要素だけに制限し、その他の点について
は、第6図の説明〔第7図で使用した照合番号が
表示されている〕を参照すること。
第7図の、図の簡略化のために選択した内容と
は異なるが、ハウジング23には、円筒状で壷形
の2つの拡張部261があり、この拡張部261
は、その中央縦軸262をマスタシリンダ19の
中央縦軸22に対して平行にのばしながら、マス
タシリンダ19の中央縦軸22を中心に対称に配
置されており、それらの共通平面は図示面に対し
て垂直に位置している。このように横軸に拡張し
ている両方の部分には付加的な復原スプリング2
63が配置してあり、復原スプリング263の一
方側は、図に詳しく描いてないが、壷形の拡張部
261の底部を形成するハウジング23の端面壁
264に固定してある。このスプリングは、中央
縦軸262に対して同軸的に配置されたヘリカル
スプリングとして形成されており、その自由端2
66は、マスタシリンダ19のピストン28が基
本位置にある場合、マスタシリンダ19の支持フ
ランジ211から間隔を取つて配置されている。
その間隔は、最大行程の30〜60%となつている。
それよつて、ピストン28は、基本位置と、マス
タシリンダ19の最大出口圧にいたる最終位置と
の間を移動することができる。ブレーキ作動中に
マスタシリンダ19のピストン28が移動し、支
持フランジ211の支持ウイング267がスプリ
ング末端部266上にきて、それによつて復原ス
プリング263が圧縮される場合、このような位
置にピストンがきてからは、ピストン28に作用
する復原力が、復原スプリングだけしかない場合
よりも著しく増大する結果となる。ピストン28
にかかる復原力がこのように増大すること、また
軸123を中心に旋回するロツカ122によつて
油圧で増強する作用力をマスタシリンダピストン
27および28へ伝達することの結果として、限
定された最小ペダルストロークまたは最小ペダル
力を越えるとすぐに、リアアスクルのブレーキ力
分がフロントアクスルのブレーキ分と比べて減少
するようになる。このことは、車両の安定した走
行特性またはブレーキ特性の点で、また同時に良
好な制動減速度が得られる点で有利である。復原
スプリング263のコイルのある空間は、たとえ
ばスライド式電位差計として形成されている移動
センター268を取り付けるために活用すること
ができる。移動センター268は、ハウジング2
3に固定した抵抗要素と、および支持フランジ2
11とともに移動可能なピツクアツプ要素とから
成り、基本位置からのマスタシリンダピストン2
8の「離脱」に特有の出力信号を発する。出力信
号のレベルと時間経過は、アンチ・ロツク機能お
よび/またはASR機能を適切に調節するために、
たとえばアンチ・ロツク制御におけるげ減圧過程
後の圧力再生成を調整するために活用できるよう
な情報を含んでいる。
第8図の実施例は、第6図の実施例と、ASR
制御に必要な調整シリンダ248′が配置されて
いることだけである。
第8図の内容とは異なるが、2つの調整シリン
ダ248′が、リアアクスルブレーキ回路に属
するマスタシリンダ19の中央軸22を中心にし
て対称的に配置されており、調整シリンダ24
8′の、マスタシリンダ19の中央縦軸22に対
して平行にのびる中央軸269は、図示面に対し
て垂直な、マスタシリンダ19の中央軸22を含
む平面にのびている。ASR調整シリンダ24
8′のピストン272が圧力を通さずに移動でき
るような具合いに内部に配置されているハウジン
グ内腔271は、ASR調整シリンダ248′用の
対向ピストン226を取り付けているリング状溝
217の横側に配置されており、またこのリング
状溝217と同様にハウジング端面壁の一部27
3によつて閉鎖されている。ASR調整シリンダ
248′のハウジング内腔271は、ロツカ12
2側が、またはマスタシリンダピストン28の支
持フランジ211側が、内腔に填め込まれたガイ
ドブツシユ274によつて閉鎖されており、その
ガイドブツシユ274には中央ガイド内腔276
があり、ピストン272に固定された細いピスト
ン溝277がその中央ガイド内腔276の間を貫
通している。ピストン棒277は、引張強度のあ
るものとして、マスタシリンダピストン28の支
持フランジ211の支持ウイング267′の側部
に接続している。支持ウイング267′には、調
整シリンダ248′の中央縦軸269に対して同
軸的な開口部278があり、この開口部278を
ピストン棒277の自由端279が通つている。
この自由端279には、ピストン棒に固定され
た、また支持フランジ211の支持ウイング26
7′の、調整シリンダ248′とは反対側の外面に
取り付けられた停止リング281がある。これに
よつて支持フランジ211は、調整シリンダ24
8′のピストン272をマスタシリンダ19のピ
ストン28に、引張に対して強度を持つような形
でつなげることになる。ガイドブツシユ274に
よつて、および図に示した実施例の場合にはリツ
プパツキングとして形成されているリング状パツ
キング282によつて、リング状の駆動圧室28
3はハウジングに固着した形で限定づけられる
が、この場合、リング状パツキング282は、ピ
ストン272のピストン棒277を、一方ではガ
イドブツシユ274の中央ガイド内腔276か
ら、また他方では調整シリンダ248′のハウジ
ング内腔271から遮断しており、また、駆動圧
室283は、ピストン272によつて調整シリン
ダ248′の調整室284から区切られている。
補助圧力源の出口圧を駆動圧室283内にソレノ
イドバルブ制御式に送り込むことによつて、ブレ
ーキペダル33の作動とは関係なく、マスタシリ
ンダ19の出口圧室31内においてASR制御段
階に必要なブレーキ圧生成が可能となり、この場
合、ピストン棒277はテンシヨンロツドとして
作用する。制動中、調整シリンダ248′のピス
トン272は、復原スプリングの作用によつて、
図に示した基本位置のままでいる。第8図に直接
的に関係する説明部分で、第8図に示した照合番
号に触れていない場合、第6図の同一のものとし
て示した部材に関する説明個所を参照すること。
第9図〔その詳細を参照すること〕に示したブ
レーキ装置10または20の実施例は、第8図の
実施例と機能の点で等しい。ただし、構造的に見
ると、以下のような相違点がある。つまり、対向
ピストン226を包囲した、アンチ・ロツク制御
用の唯一の調整シリンダ、およびASR制御用の
簡単に作用する2つの調整シリンダ248′のか
わりに二重作用式調整シリンダ287が2つあ
り、これは、アンチ・ロツク制御、および推進制
御またはASR制御に活用される。
第9図の、図の簡略化のために選択した内容と
は違つているが、マスタシリンダ19の中央軸2
2を含んだ、図示面に対して垂直な平面に中央時
262がのびるような具合いに、または、第9a
図の内容からわかるように、図示面と、つまり第
9a図では平面289と約70°の角をなす平面2
88に中央軸262がのびるような具合にに、両
調整シリンダ287が配置してある。図に示した
ような、ブレーキシステムもしくはブレーキ装置
10または20が作動してない状態に対応した基
本位置にマスタシリンダ19のピストン28を押
しやる復原スプリング58は、一方がハウジング
23に、もう一方かマスタシリンダピストン28
の支持フランジ211に取り付けてあり、スプリ
ングの一部はケーシング23の盲内腔291に包
まれている。盲内腔291の中央縦軸292は、
第9a図から分かるように、マスタシリンダ19
の中央縦軸22を中心に対称に配置されていて、
二重作用式調整シリンダ287の中央縦軸262
から横に間隔を取つてのびている。ハウジング2
3内のマスタシリンダ19、調整シリンダ28
7、復原スプリング58の盲内腔291のこうい
つた配置によつて、第9a図の横断面から分かる
ように、集約的でスペースを節約するような全体
構造となつている。
ピストン272′は、調整シリンダ287の内
腔271′の範囲内でアンチ・ロツク制御用の作
動室232′をASR制御用の駆動圧室283′か
ら区切つており、第8図のところで説明したのと
同じように、細長いピストン棒277′によつて
マスタシリンダ19のピストン28の支持フラン
ジ211と接続している。アンチ・ロツク制御ま
たはASR制御を作動する場合に、圧力が作動室
232′または283′のどちらか一方に送り込ま
れることについては、第5図および第6図のとこ
ろで説明したのと同じように調節される。
アンチ・ロツク制御の場合、調整シリンダ28
7のピストン272′がそのピストン棒277′の
ストツプシヨルダ293によつてピストン28の
支持フランジ211上にくるとすぐに、マスタシ
リンダ19のピストン28には、矢印215の方
向に作用する逆駆動力がかかる。
マスタシリンダ19のピストン28と、調整シ
リンダ287のピストン272′との間に起こり
うる相対運動は、図に示した基本位置におけるス
トツプシヨルダ293と支持フランジ211との
間隔に一致する最大行程に制限されている。
調整シリンダ287のピストン272′が図に
示したような基本位置にある場合、作動室23
2′および283′を相互に区切つているピストン
272′のフランジと、ガイドブツシユ274と
の軸方向の間隔もまた、起こりうる相対運動の最
大行程と一致するか、あるいは最大行程よりも多
少大きくなる。
ピストン272′には、作動室232′内に突き
出した、中央に位置する、プツシユロツド状の延
長部294があり、ヘリカルスプリング296が
同軸的にこの延長部294を包囲している。ヘリ
カルスプリング296は、プツシユロツド294
に対して軸方向に移動可能な支持リング297
を、プツシユロツド294の末端止め具298に
当たるように押しやる。正常な制動の時には、調
整シリンダ287の駆動圧室232′または28
3′は無圧状態に保たれる。
支持フランジ211によつて調整シリンダ27
2′のストツプシヨルダ293上に支持されてい
るピストン28が圧力生成の方向66に移動する
場合に、停止リング297が調整シリンダ287
のハウジング内腔271′のストツプシヨルダ2
99に当たるとすぐに、ピストン構造体28,2
72′が、スプリング296の増強する復原力と
は逆にさらに移動する。ただし、スプリング29
6の作用は、第7図のブレーキ装置10または2
0のスプリング163の作用と類似している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、油圧式ブレーキブースターを備えた
本発明によるブレーキ装置の第1の実施例を示し
た、マスタシリンダおよびブレーキブースターの
両中央軸の共通面に沿つた断面図(縮尺は1:
1)で、このブレーキ装置は、マスタシリンダの
ピストンの空工程を縮減するために、2つの静圧
シリンダ、駆動シリンダ、調整シリンダから成つ
ている。第2図は、本発明によるブレーキ装置の
その他の実施例を示した、ブレーキブースターの
中央軸に沿つた断面図で、その他の点では第1図
の内容に一致する。第3図は、本発明によるブレ
ーキ装置の一実施例を示した、ブレーキブースタ
ーの中央軸に沿つた断面図で、このブレーキ装置
の場合にはアンチ・ロツク制御のために利用でき
る、車両のブレーキ回路の一方のマスタシリンダ
に属する対向ピストンがあり、その対向ピストン
が圧力をマスタシリンダピストンに送ることによ
つて基本位置方向への移動が起こるもので、その
他の点では第1図の内容に一致する。第4図は、
本発明によるブレーキ装置のその他の実施例を示
した断面図で、この場合にはアンチ・ロツク制御
のために利用できる対向ピストンがあり、第3図
の内容と一致する。第5図および第6図は、第1
図または第2図によるブレーキ装置の、駆動ホイ
ールのブレーキ回路に属するマスタシリンダの細
部を示した断面図で、アンチ・ロツク制御および
推進制御のための装置を持ち、第3図および第4
図の内容と一致する。第7図は、第6図の実施例
を一部変更した構造を示す断面図で、高ブレーキ
圧時にブレーキ圧配分に影響を与えるための付加
的なスプリングを持つ。第8図は、第6図のブレ
ーキ装置を一部変更した構造を示す断面図で、推
進制御用の調整シリンダがマスタシリンダの横側
に配置されている。第9図は、ブレーキ装置のそ
の他の実施例を示す断面図で、駆動車軸にアン
チ・ロツク制御および推進制御用の二重作用調整
シリンダがあり、第3図〜第8図の内容と一致す
る。第9a図は、第9図のブレーキ装置を矢印
の方向から見た図で、マスタシリンダとアンチ・
ロツク制御および推進制御用の調整シリンダの配
置を示すものである。 10,20……ブレーキ装置、11,12,1
3,14……ホイールブレーキ、16,17……
主要ブレーキライン、18,19……マスタシリ
ンダ、21,22……中央縦軸、23,23′…
…ハウジング、24,24′……ブレーキブース
ター、26,26′……駆動シリンダ、27,2
8……マスタシリンダピストン、29,31……
出口圧室、32,32′……ブレーキバルブ、3
3……ブレーキペダル、34,34′……駆動圧
室、36……中央縦軸、37,38……内腔、3
9……端面壁、41,42,43,44……ピス
トンフランジ、46,47,48,49……リン
グ状パツキング、51,52……追従室、53,
54……追従路、56……ブレーキ液貯蔵タン
ク、57,58……復原スプリング、61,62
……排出孔、63……排出孔の開口部、66……
矢印、67,67′……駆動シリンダピストン、
68,68′……ハウジング内孔、69,69′…
…調整室、70,71……リング状パツキング、
密閉リング、72……入口圧室、73……ハウジ
ング通路、74……補助圧力源、76,76′…
…フランジ、77……中央内腔、77′,77″,
77……内腔部、78,78′……バルブピス
トン、79……ピストン底部、スリーブ底部、8
1……ピストン突出部、82……調整路、83…
…横方向路、84,84′……ピストン棒、86
……リング状パツキング、87,88……中央内
腔、89……中間壁、91,91′……ハウジン
グカバー、92……ピストン棒のペダル側末端
部、93,93′……作動ピストン、94……リ
ング状パツキング、96……空隙、内部空間、9
7……プツシユロツド、98……停止フランジ、
99……ストツプステツプ、101……矢印、1
02……停止リング、103……リング状停止
面、104……ペダルタペツト、作動タペツト、
106……タペツトフランジ、107,107′
……行程シミユレーシヨンスプリング、108,
108……リング状パツキング、109……横方
向内腔、111……ピストンケーシング、112
……圧力出口、流出開口部、113……内部空
間、114……リング状溝、116……横方向内
腔、117……横方向内腔の縁、118……リン
グ状溝、119……横方向内腔、121……溝の
縁、制御縁、122……ロツカ、123……軸、
124,126……ブツシユロツド、127,1
28……ロツカアーム、129,129′……調
整シリンダ、131,131′……ハウジング、
132……膨出部、133……底部、134……
端面、136……ケーシング、137……リング
状パツキング、138,138′……ピストン、
139……中央内腔、141……端面、142…
…リング状パツキング、143……ストツパー、
停止フランジ、144,144′……圧縮スプリ
ング、146……リング状フランジ、147……
凹部、148,148′……駆動圧室、149…
…横方向内腔、151……フレーム、152……
駆動シリンダハウジング、153……中央内腔、
154……遮断部、157……端面壁、158…
…中央内腔、159……リング状パツキング、1
61……ハウジング通路、162……ピストン突
出部、ピストン棒自由端、163……リング状パ
ツキング、164……ピストン底部、166……
リング状パツキング、167……ケーシング表
面、168……ケーシング、169……突出部、
171……支持フランジ、172……支持リン
グ、173……リング状段階面、174……中央
縦内腔、176……内腔部、177……停止リン
グ、178……中央内腔、179……リング状パ
ツキング、180……支持リング、181……リ
ング状面、183……端面縁、制御縁、184…
…中央フランジ、185……バルブピストンの一
部、186……スリーブ底部、187……スリー
ブ、188……ケーシング、189……接続材、
190……ロツクナツト、191……縦スリツ
ト、192……内部ねじ山、193……外部ねじ
山、194,196……盲内腔、195……停止
面、197,198……対向ピストン、199,
201……対向圧室、202,203……端面
壁、204,206……底部、207……リツプ
パツキング、208……リング状パツキング、2
09……延長部、211……支持フランジ、21
2……ストツプロツド、213……ソレノイドバ
ルブ、214,215……矢印、中央軸、216
……軸、217……リング状溝、218……スリ
ーブ、219……底部、220……リング状フラ
ンジ、221……リング状パツキング、222…
…ケーシング部、223……復原スプリング、2
24……リング状間隙、226……対向ピスト
ン、227……リング状パツキング、228……
ピストン、229……二重作用式調整シリンダ、
231……フランジ、232,232′,233
……作動室、234……ソレノイドバルブ、23
6……ケーシング、237……外側表面、23
8,239……リング状パツキング、241……
ケーシング面、242……スリーブ、243……
ハウジング面、244……フランジ、246……
リング状パツキング、247……ケーシング面、
248……ASR調整シリンダ、249……ピス
トン、251……プツシユロツド、252……ハ
ウジング、253……端面壁、254……駆動圧
室、256……復原スプリング、257……ガイ
ドブロツク、258……ガイド内腔、259……
プツシユロツドの自由端、261……拡張部、2
62……中央縦軸、263……復原スプリング、
264……端面壁、266……スプリングの自由
端、267,267′……支持ウイング、268
……移動センサー、269……中央縦軸、27
1,271′……ハウジング内腔、272,27
2′……ピストン、273……端面壁の一部、2
74……ガイドブツシユ、276……中央ガイド
内腔、277……ピストン棒、278……開口
部、279……ピストン棒の自由端、281……
停止リング、282……リング状パツキング、2
83,283′……駆動圧室、284……調整室、
286……復原スプリング、287……二重作用
式調整シリンダ、288,289……平面、29
1……盲内腔、292……中央縦軸、293……
ストツプシヨルダ、294……プツシユロツド、
延長部、296……ヘリカルスプリング、297
……支持リング、298……末端止め具、299
……ストツプシヨルダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油圧ブレーキブースターによつて作動する油
    圧式二系統ブレーキを備えた道路用車両のホイー
    ルブレーキのブレーキ圧を制御するためのブレー
    キ装置であつてペダル力に比例した出口圧を供給
    するブレーキブースターのブレーキバルブととも
    に一つの共通のハウジング内にツイン構造をなし
    て配置された、両ブレーキ回路にそれぞれ割り当
    てられた2つの静圧マスタシリンダとが装備され
    ており、その静圧マスタシリンダのピストンはブ
    レーキバルブの出口圧が増強するとともに圧力上
    昇を目的として出口圧室内で移動可能であり、こ
    の場合、ペダル作動によつて移動する作動要素を
    マスタシリンダのピストンに取り付けることがで
    き、ブレーキブースターの補助圧力源が故障した
    場合にその作動要素によつて運転者が加えた制御
    力だけでピストンが移動でき、このブレーキブー
    スターは、ブレーキバルブの出口圧の作用を受け
    る、またマスタシリンダのピストンに作用する作
    動力を増強させる駆動シリンダからなり、またこ
    の駆動シリンダが生みだす作動力をマスタシリン
    ダのピストンに伝達するために、駆動シリンダの
    ピストンの作動行程をもとに実行し、駆動シリン
    ダの縦軸に対して垂直に走る軸を中心に旋回可能
    なロツカを装備しており、そのロツカアームが支
    持要素によつて両マスタシリンダのピストンにト
    ルクを互いに打ち消し合うような形で連動してお
    り、駆動シリンダ26;26′のピストン67;
    67′の作動行程をともに実行し、ブレーキバル
    ブ32;32′の出口圧によつて作動する調整シ
    リンダ129;129′を装備しており、そのピ
    ストン138;138′は駆動シリンダ26;2
    6′のピストン67;67′に対して相対的に移動
    可能で、また駆動シリンダ26;26′の駆動ピ
    ストン67;67′のピストン面積F1よりも大
    きいピストン面積を有し、この場合、調整シリン
    ダ129;129′に圧力が送り込まれることに
    よつて生じる、調整シリンダのピストン138;
    138′に作用する力が、駆動シリンダ26;2
    6′に圧力が送り込まれることによつて駆動シリ
    ンダのピストン(67;67′に作用する力と同
    じ方向に作用することおよびピストン67;6
    7′に対する調整シリンダ129;129′のピス
    トン138の相対運動が駆動ピストン67;6
    7′に固定されたストツパー143によつて制限
    されていること、および駆動シリンダ26;2
    6′のピストン67;67′に対する調整シリンダ
    129;129′のピストン138;138′;1
    87の相対運動による行程がある一定区間に限定
    されており、その区間内では、マスタシリンダ1
    8および19のピストン27および28は、出口
    圧室29および31がブレーキシステムのブレー
    キ液貯蔵タンク56に連結している角基本位置か
    らはずれてマスタシリンダ18および19の出口
    圧室29および31がブレーキ液貯蔵タンク56
    から遮断された、またマスクシリンダピストン2
    7および28がそれ以上移動すると出口圧室29
    および31内に圧力上昇を引き起こすようになる
    点まで移動可能であることを特徴とするブレーキ
    装置。 2 以下の内容を特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のブレーキ装置: (a) 駆動シリンダ26がマスタシリンダ18およ
    び19の間に配置されていること; (b) 駆動シリンダ26のピストン67には、ブレ
    ーキ装置10のハウジング23からペダル側に
    出ているピストン棒84,92があり、そのピ
    ストン棒にペダルタペツト104を取り付ける
    ことができること; (c) ブレーキバルブ32の出口圧が送られる駆動
    シリンダ26の駆動圧室34は、ハウジングに
    固着するように中間壁89によつて限定されて
    おり、その中間壁は、ピストン67を受け入れ
    るハウジング内腔68のペダル33側に配置さ
    れており、また駆動圧室34には中央内腔87
    があつて、その間をピストン棒84が通つてい
    ること; (d) 調整シリンダ129は、ペダル側のハウジン
    グカバー91と中間壁89との間のハウジング
    内に配置されていて、壺形のハウジング部13
    1を包囲しており、そのハウジング部131
    は、ピストン棒84に固定されていてペダル側
    が床部133によつて遮断されている。また、
    その床部133は、調整シリンダ129の駆動
    圧室148をピストン棒に固着するように軸方
    向において限定づけており、この限定はピスト
    ン138によつて軸方向に可動し、このピスト
    ン138には、駆動シリンダ26の縦軸36に
    対して垂直にのびる軸123を中心にして旋回
    するロツカ122が連結してあること; (e) 調整シリンダピストン138の行程を限定す
    るストツパーは、ピストン138と中間壁89
    の間に配置された、ピストン棒84に固定した
    放射状の停止フランジ143として形成されて
    おり、中間壁89から停止フランジ143まで
    の軸方向の距離は、駆動ピストン67が基本位
    置にある場合、この駆動ピストン67の最大作
    動行程に一致すること。 3 以下の内容を特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のブレーキ装置: (a) 駆動シリンダ26′は、両マスタシリンダ1
    8および19の間に配置されており、この場
    合、駆動シリンダ26′のハウジングは、ハウ
    ジング23′のペダル側を遮断しているハウジ
    ングカバー91′からハウジングの中央内腔1
    53内に突出している円筒上で壺形の部分15
    2によつて形成されており、中央内腔153
    は、マスタシリンダ18および19の両内腔3
    7および38の間に配置されており、この場合
    に中央内腔153の直径は駆動シリンダハウジ
    ング152の外径よりも大きくなつているこ
    と; (b) 駆動シリンダ26′のピストン67′には中空
    管状のピストン棒84′があり、そのピストン
    棒84′は、ハウジング152の、ペダルとは
    反対側の末端でハウジング152を遮断してい
    る端面壁157の間を圧力を通さずに移動でき
    るような具合いに通つており、この場合、端面
    壁157の外側に位置する、ピストン棒84′
    の自由端部162にフランジ131′が配置さ
    れており、フランジ131′は調整シリンダ1
    29′の駆動圧室148′をピストン棒に固着す
    るような具合いに限定し、この場合にこの駆動
    圧室148′の限定づけは壺形のピストン13
    8′の底部164によつて可動式となつていて、
    そのピストン138′のケーシング168はピ
    ストン棒に固定したフランジ131′の外径に
    対して密閉されていること; (c) ピストン138′の底部164には壺形スリ
    ーブ187の底部186が取り付けてあり、ス
    リーブ187のケーシング188は、中央内腔
    153の内壁と駆動シリンダハウジング152
    のケーシング外面との間のリング上間〓内でハ
    ウジングカバー91′の方向にのびているこ
    と; (d) スリーブ187内ではハウジング23′内部
    にロツカ122が連結してあり、ロツカ122
    はプツシユロツド124および126によつて
    マスタシリンダピストン27もしくは28に取
    り付けてあること; (e) 調整シリンダ129′のピストン138′の行
    程を制限するために備えられたストツパーは、
    放射状に内側を向いた壺形のピストン138′
    のケーシング168の内側に配置された停止リ
    ング177として形成されていること。 4 ブレーキバルブ32;32′が駆動シリンダ
    26;26′のピストン67;67′の中に統合さ
    れたスライド弁バルブとして形成されており、そ
    のバルブピスト78がピストン67,67′の中
    央内腔77内に圧力を通さずに移動できるような
    具合いに配置されており、ずれないようにブレー
    キペダル33の作動タペツト104に連結されて
    おり、この場合、ブレーキ装置が作動していない
    状態において、駆動シリンダ26;26′のピス
    トン67,67′およびバルブピストン78が復
    原スプリング58,107;107′によつて基
    本位置に戻り、基本位置においては無圧の調整室
    69;69′が駆動シリンダ26;26′の駆動圧
    室34;34′および調整シリンダ129;12
    9′および駆動圧室148;148′と連結するよ
    うに接続されており、ブレーキバルブ32;3
    2′の圧力出口112もしくは補助圧力源74は
    上述の駆動圧室から遮断されており、また、ブレ
    ーキペダル33が行程シミユレーシヨンスプリン
    グ107;107′の復原力とは反対に作動する
    時には、調整室69:69′をバルブピストン7
    8;78′の内側の縦方向路と接続させている小
    さい調整路82を通過し、同時に外側のリング状
    溝118がピストン67;67′の横方向路83
    の出口域に達した後に、補助圧力源74と常に連
    結した、ピストンによつて限定される入口圧室7
    2が、調整室69;69′が駆動圧室34および
    148;34′および148′から遮断されてお
    り、これらの駆動圧室がブレーキバルブ32;3
    2′の圧力出口112と接続した状態となるよう
    な位置をとることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第3項のいずれかに記載のブレーキ装置。 5 ブレーキバルブ32のバルブピストン78が
    細長い壺形のスリーブとして形成されているこ
    と、駆動シリンダ26のピストン67には途切れ
    ることなく軸方向にのびる内腔77があり、その
    内腔が調整室69と駆動圧室34との間で3段階
    77′,77″,77)式に広がつていて、この
    場合に、直径の最も小さい段階77′が調整室6
    9内に突き出ているピストン突出部162ともな
    つており、そのピストン突出部162の直径は駆
    動ピストン67の直径よりも小さいこと、バルブ
    ピストン78が最も小さい内腔部77′に移動可
    能な具合いに配置されており、ピストン底部79
    によつてピストン67の内腔部77′を調整室6
    9に対して密閉すること、スリーブの、底に近い
    部分には横方向内腔116があり、その横方向内
    腔のペダルに面した側の縁117は、バルブピス
    トン78が基本位置にある場合に調整路82の側
    面の範囲内にあり、その調整路82は駆動ピスト
    ン67のピストン突出部81に配置されているこ
    と、バルブピストン78の、直径がより大きい中
    間の内腔部77″には、ブレーキバルブ32の圧
    力出口112でもある横方向路が備えられている
    こと、この横方向路112と調整室側の横方向内
    腔116との間のバルブピストン78には、さら
    に別の横方向内腔119によつてバルブピストン
    78の内部空間と連結している外側のリング状溝
    118があり、調整室69に面した側のリング状
    溝118の側面121は、バルブピストン78が
    基本位置にある場合、入口圧室72をピストン6
    7の内腔部77′と接続している横方向路83の
    内縁から軸方向にある程度間隔をとつて配置され
    ており、その間隔は、少なくとも、ピストン突出
    部81の調整路82の外縁からピストン78の横
    方向内腔116の縁117までの間隔とほぼ等し
    いこと、直径が最も大きい、ピストン67の内腔
    部77の範囲において、ピストン棒84が圧力
    を通さずに移動できるような具合いにピストン6
    7に接続されていること、ピストン棒84のペダ
    ル側の末端部92には、ずれないようにブレーキ
    ペダル33に接続された作動ピストン93が圧力
    を通さず移動できるような具合いに配置されてお
    り、その作動ピストン93には細長い棒状のプツ
    シユロツド97によつてずれないようにバルブピ
    ストン78に接続されており、この場合にピスト
    ン棒84の内部空間がピストン67の中間内腔部
    77″に接続されており、その結果、リング状〓
    間によつてブレーキバルブ32の圧力出口112
    とも接続しており、また横方向内腔109によつ
    て駆動シリンダ26の駆動圧室34とも接続して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    のブレーキ装置。 6 駆動シリンダ26′のピストン67′を調整シ
    リンダ129′と接続させているピストン棒8
    4′が、ピストン67′の内腔77を貫通する中空
    管として形成されており、駆動シリンダ26′の
    調整室69′を可動式に限定するピストンフラン
    ジ76′のすぐ近くには、調整室69′と連結して
    いてピストン棒84′の内部空間に通じる調整路
    82があること、バルブピストン78′は、ピス
    トン67′の中央内腔77を貫通した、ペダル側
    が作動ピストン93′に接続した、またこの作動
    ピストン93′によつて閉鎖されている小管とし
    て形成されていること、復原スプリング107′
    は、一方がピストン67′の駆動圧室34′を限定
    している側に、もう一方が作動ピストン93′に
    固定した、駆動圧室34′内に配置された停止材
    189に取り付けられていて、その復原スプリン
    グ107′によつてバルブピストン78′は、調節
    室が駆動圧室34′および148′と接続した状態
    となる基本位置に戻され、またバルブピストン7
    8′は、作動ピストン93′の圧力生成方向66へ
    の移動によつて調整路82がバルブピストン7
    8′の末端部によつて閉鎖された状態、およびバ
    ルブピストン78′の内部空間が外側のリング状
    溝121やこのリング状溝を内部空間113と圧
    力出口112とに接続させている横方向内腔11
    9によつてブレーキブースター24′の入口圧室
    72に接続した状態となるような位置に移動する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項、第4項
    記載のブレーキ装置。 7 ハウジング遮断部154が、駆動シリンダ2
    6′のハウジング152のハウジング内腔68′の
    ペダル側末端部にひねれるような具合いに配置さ
    れており、ハウジング152に対して特定の位置
    に固定できることを特徴とする特許請求の範囲第
    6項記載のブレーキ装置。 8 ピストン67;67′に対する調整シリンダ
    129;129′のピストン138;138′の軸
    方向の移動は、漸進的ばね特性を持つ復原スプリ
    ング144;144′の復帰力とは反対方向に起
    こることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第
    7項のいずれかに記載のブレーキ装置。
JP63005699A 1987-01-13 1988-01-13 ブレーキ装置 Granted JPS63212161A (ja)

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