JPH046995Y2 - - Google Patents

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JPH046995Y2
JPH046995Y2 JP1985181694U JP18169485U JPH046995Y2 JP H046995 Y2 JPH046995 Y2 JP H046995Y2 JP 1985181694 U JP1985181694 U JP 1985181694U JP 18169485 U JP18169485 U JP 18169485U JP H046995 Y2 JPH046995 Y2 JP H046995Y2
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step plate
wall
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horizontal
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、車輌の荷台用壁に関するものであ
る。
この明細書において、「内」とは車輌の内方向
を、「外」とは同外方向を指すものとする。
従来の技術 大型トラツク等の車輌の荷台は地面からの高さ
が高いため、作業者が荷台に昇つたりあるいは荷
台より降りたりするのが容易でなく、とくにリフ
トが設置されていない場所では、荷物の積降しに
多大の労力を要し、作業者が疲労するといつた問
題があつた。
従来、この問題を解決するものとして、実公昭
39−9801号公報に示されているように、トラツク
の荷台に180°揺動自在に取り付けられた後壁内面
に、2つのアングル状垂直支枠が所定間隔をおい
て平行に固着せられ、両支枠の上部にステツプ板
がその上端両側に設けられたブラケツトを介して
揺動自在に設けられており、このステツプ板は、
後壁の起立時の常態では後壁内面にそつている
が、後壁を開いて垂下状となしたさいには、内面
が外向きになつた後壁に対して直角になり、水平
状態を保つようになされたものが知られている。
考案が解決しようとする課題 上記従来のステツプ板は、後壁とは別にこれの
内面に設けられたものであるから、その支枠が荷
台に積荷をするさい邪魔になるし、それだけ積荷
面積を減少させるばかりか、後壁以外に余分の部
材を必要とする。
この考案の目的は、車輌荷台に対する昇り降り
を楽に行なうことができるステツプ板を備え、し
かも通常ステツプ板は荷台用壁の一部となり積荷
の邪魔にもならないし積荷面積を狭めるようなこ
ともない車輌の荷台用壁を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による車輌の荷台用壁は、上記の目的
を達成するために、アルミニウム中空押出型材製
パネルが所要数積み重ねられ連結せられてなりか
つ車輌の荷台の側壁に180°揺動自在に取り付けら
れた荷台用壁において、荷台用壁の内側面の所要
箇所にステツプ板収容凹部が設けられ、収容凹部
の内面上部にアルミニウム中空押出型材製ステツ
プ板がヒンジ部を介して取り付けられて収容凹部
内に収められており、一方のヒンジ部が収容凹部
の内面から内方に突出した第1水平部および第1
水平部の先端に垂下状に一体に設けられかつ凹面
が外向きとなされた半円弧部よりなり、他方のヒ
ンジ部が収容凹部内に収められたステツプ板の上
端外隅から第1水平部の下面に接する状態で内方
に突出した第2水平部および第2水平部の先端に
一体に設けられかつ半円弧部にはめ入れられた枢
軸部よりなり、第2水平部の下面から枢軸部をめ
ぐつて上向きに開口しかつ半円弧部がはめ入れら
れた円弧溝が設けられており、ステツプ板の内面
は荷台用壁の内面と面一状に形成せられ、ステツ
プ板の内壁上端に上方突出状ストツパが一体に設
けられ、収容凹部の上面と第1水平部との間にス
テツプ板の揺動時ストツパの移動を許す間隙が設
けられているものである。
作 用 この考案による車輌の荷台壁は、車輌の荷台の
側壁に180°揺動自在に取り付けられた荷台用壁の
内側面の所要箇所にステツプ板収容凹部が設けら
れ、収容凹部の内面上部にステツプ板がヒンジ部
を介して取り付けられて収容凹部内に収められて
おり、一方のヒンジ部が収容凹部の内面から内方
に突出した第1水平部および第1水平部の先端に
垂下状に一体に設けられかつ凹面が外向きとなさ
れた半円弧部よりなり、他方のヒンジ部が収容凹
部内に収められたステツプ板の上端外隅から第1
水平部の下面に接する状態で内方に突出した第2
水平部および第2水平部の先端に一体に設けられ
かつ半円弧部にはめ入れられた枢軸部よりなり、
第2水平部の下面から枢軸部をめぐつて上向きに
開口しかつ半円弧部がはめ入れられた円弧溝が設
けられているから、起立状態の荷台用壁を開いて
180°揺動させ、これを垂下状にすると、荷台用壁
の内側にあつたステツプ板が外側に現われるの
で、ステツプ板を荷台用壁の外に水平に倒し出す
ことができる。ステツプ板を揺動させるさい、枢
軸部は半円弧部内で回転し、かつ半円弧部の先端
面と第2水平部との間隔を次第に狭める。
そして、ステツプ板の内壁上端に上方突出状ス
トツパが一体に設けられ、収容凹部の上面と第1
水平部との間にステツプ板揺動時ストツパの移動
を許す間隙が設けられているから、ステツプ板の
揺動にともなつてストツパが移動し、第1水平部
に下から当接したところで、ステツプ板の揺動が
阻止せられ、これが水平状態に保たれる。そこ
で、このステツプ板に足を掛けて荷物を荷台に対
し積降しするのである。
荷台用壁を元の起立状態に戻すと、ステツプ板
は上記と逆の動きをして収容凹部内に収まるので
あるが、荷台壁を構成する所要数のパネルがアル
ミニウム中空押出型材製であるのと同様にステツ
プ板もアルミニウム中空押出型材製であり、しか
もステツプ板の内面は荷台用壁の内面と面一状に
形成せられているから、ステツプ板は強度上およ
び外観上の両方において完全に荷台用壁の一部と
なる。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図および第3図に示す車輌12の荷台用壁
1は、5つのアルミニウム中空押出型材製パネル
2が積み重ねられ連結せられてなりかつ車輌12
の荷台13の側壁に蝶番14を介して180°揺動自
在に取り付けられている。
そして、荷台用壁1の内側面の所要箇所すなわ
ち下から2番目のパネル2Aにステツプ板収容凹
部3が設けられ、収容凹部3の内面上部にアルミ
ニウム中空押出型材製ステツプ板4がヒンジ部
5,6を介して取り付けられて収容凹部3内に収
められており、一方のヒンジ部5が収容凹部3の
内面から内方に突出した第1水平部5aおよび第
1水平部5aの先端に垂下状に一体に設けられか
つ凹面が外向きとなされた半円弧部5bよりな
り、他方のヒンジ部6が収容凹部3内に収められ
たステツプ板4の上端外隅から第1水平部5aの
下面に接する状態で内方に突出した第2水平部6
aおよび第2水平部6aの先端に一体に設けられ
かつ半円弧部5bにはめ入れられた枢軸部6bよ
りなり、第2水平部6aの下面から枢軸部6bを
めぐつて上向きに開口しかつ半円弧部5aがはめ
入れられた円弧溝16が設けられており、ステツ
プ板4の内面は荷台用壁1の内面と面一状に形成
せられ、ステツプ板4の内壁上端に上方突出状ス
トツパ7が一体に設けられ、収容凹部3の上面と
第1水平部5aとの間にステツプ板4の揺動時ス
トツパ7の移動を許す間隙17が設けられてい
る。
荷台用壁1を構成するパネル2どうしの連結
は、パネル2の連結部分に設けられた凹凸嵌合部
9,10を嵌め合わすとともに、凹凸嵌合部9,
10の両方にまたがつて長さ方向にのびるように
設けられた貫通孔に連結ピン11,11を挿入す
ることによつて行なわれる。
ステツプ板4の内面下部は手を差し込めるよう
にくぼまされて内面下端にL形の把手部8が設け
られている。
第2図および第4図には、荷物の積降しのため
に、起立状態の荷台用壁1を開いて180°揺動させ
て垂下状にし、垂下状荷台用壁1の外側に現われ
たステツプ板4を、荷台用壁1の外に水平に倒し
出した状態を示す。荷台用壁1が垂下状になる
と、ヒンジ部5,6が収容凹部3の下部に位置
し、把手部8が上方に位置するので、把手部8に
手を掛けて引つぱればよい。水平状態に保たれた
ステツプ板7に作業者が足を掛け、荷台12に対
し昇り降りするのである。なお、ステツプ板4の
水平状態において、ストツパ7の先端が収容凹部
3の壁面に接し、第2水平部6aが垂直になつて
半円孤部5bの先端面に接するような寸法にして
おくことが好ましい。
荷台用壁1を元の起立状態に戻すと、第1図お
よび第3図に示されているように、ヒンジ部5,
6が収容凹部3内の上部に再び位置するから、ス
テツプ板4は収容凹部3内に自重で吊下げ状態に
保持される。
なお、ステツプ板収容凹部3は、荷台用壁1に
これの全長にわたつて設けられていてもよく、あ
るいは部分的に設けられていてもよい。またステ
ツプ板4は、前者の収容凹部3に収められた状態
で荷台用壁1に全長わたつてあるいは全長のうち
一部に取り付けられていてもよい。ここで、ステ
ツプ板4が荷台用壁1の全長のうちの一部に取り
付けられ、かつこのステツプ板4よりも長い収容
凹部3が荷台用壁1に設けられている場合には、
収容凹部3内に収められたステツプ板4を荷台用
壁1に対してスライドさせ、荷台用壁1に対する
ステツプ板4の位置を変更するようにしてもよ
い。
考案の効果 この考案による車輌の荷台用壁によれば、起立
状態の荷台用壁を開いて180°揺動させ、これを垂
下状にすると、荷台用壁の内側にあつたステツプ
板が外側に現われ、ステツプ板を荷台用壁の外に
水平に倒し出すことができるので、ステツプ板に
足を掛けることにより、荷台に対する昇り降りを
楽に行なうことができ、荷物の積降し作業がきわ
めて円滑に行ないうるため、作業者の疲労が少な
くてすむ。
また荷台用壁が起立状態のさいには、ステツプ
板は強度上および外観上の両方において完全に荷
台用壁の一部となるから、荷台用壁として充分の
強度を保ちかつ外観上の美しさも損なわれること
がなく、しかも積荷の邪魔にならないし、荷台面
積を狭めることもない利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1A
図は荷台用壁の上半部を示す横断面図、第1B図
は同下半部を示す横断面図で、第1A図と第1B
図とによつて1つの荷台用壁の全体が示されてい
る。第2図は荷台用壁の部分拡大横断面図で、荷
台用壁が垂下状にされてステツプ板が水平に倒さ
れた状態を示す。第3図は車輌の荷台部分の概略
一部背面図で、荷台用壁の起立状態を示す。第4
図は同概略一部背面図で、荷台用壁が垂下状にさ
れた状態を示す。 1……荷台用壁、2,2A……パネル、3……
ステツプ板収容凹部、4……ステツプ板、5,6
……ヒンジ部、5a……第1水平部、5b……半
円弧部、6a……第2水平部、6b……枢軸部、
7……ストツパ(踏板水平保持手段)、12……
車輌、13……荷台、16……円弧溝、17……
間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミニウム中空押出型材製パネル2が所要数
    積み重ねられ連結せられてなりかつ車輌12の荷
    台13の側壁に180°揺動自在に取り付けられた荷
    台用壁1において、荷台用壁1の内側面の所要箇
    所にステツプ板収容凹部3が設けられ、収容凹部
    3の内面上部にアルミニウム中空押出型材製ステ
    ツプ板4がヒンジ部5,6を介して取り付けられ
    て収容凹部3内に収められており、一方のヒンジ
    部5が収容凹部3の内面から内方に突出した第1
    水平部5aおよび第1水平部5aの先端に垂下状
    に一体に設けられかつ凹面が外向きとなされた半
    円弧部5bよりなり、他方のヒンジ部6が収容凹
    部3内に収められたステツプ板4の上端外隅から
    第1水平部5aの下面に接する状態で内方に突出
    した第2水平部6aおよび第2水平部6aの先端
    に一体に設けられかつ半円弧部5bにはめ入れら
    れた枢軸部6bよりなり、第2水平部6aの下面
    から枢軸部6bをめぐつて上向きに開口しかつ半
    円弧部5aがはめ入れられた円弧溝16が設けら
    れており、ステツプ板4の内面は荷台用壁1の内
    面と面一状に形成せられ、ステツプ板4の内壁上
    端に上方突出状ストツパ7が一体に設けられ、収
    容凹部3の上面と第1水平部5aとの間にステツ
    プ板4の揺動時ストツパ7の移動を許す間隙17
    が設けられている車輌の荷台用壁。
JP1985181694U 1985-11-25 1985-11-25 Expired JPH046995Y2 (ja)

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JP1985181694U JPH046995Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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JP1985181694U JPH046995Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

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JPS6288644U JPS6288644U (ja) 1987-06-06
JPH046995Y2 true JPH046995Y2 (ja) 1992-02-25

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JP2657755B2 (ja) * 1993-03-17 1997-09-24 住友軽金属工業株式会社 トラックのアオリ
JP4179561B2 (ja) * 2005-11-08 2008-11-12 株式会社モリタ 車両用ステップ装置
JP4671197B2 (ja) * 2006-11-24 2011-04-13 アイシン軽金属株式会社 車椅子用スロープ装置

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JPS6288644U (ja) 1987-06-06

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