JPH0469920B2 - - Google Patents

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JPH0469920B2
JPH0469920B2 JP60054140A JP5414085A JPH0469920B2 JP H0469920 B2 JPH0469920 B2 JP H0469920B2 JP 60054140 A JP60054140 A JP 60054140A JP 5414085 A JP5414085 A JP 5414085A JP H0469920 B2 JPH0469920 B2 JP H0469920B2
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word
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bitmap memory
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JP60054140A
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JPS61213890A (ja
Inventor
Kazumi Kubota
Atsushi Masuko
Takashi Tsunehiro
Norio Tanaka
Susumu Onodera
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Image Information Systems Inc, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Image Information Systems Inc
Priority to JP60054140A priority Critical patent/JPS61213890A/ja
Publication of JPS61213890A publication Critical patent/JPS61213890A/ja
Publication of JPH0469920B2 publication Critical patent/JPH0469920B2/ja
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、同一画面上に文字、図形を同時に混
在して表示するようにした文字、図形表示装置に
係わり、特に、表示部の一画面分のフオントパタ
ーンを予じめ記憶し、これを読み出して表示部で
文字、図形を表示するようにした、いわゆるビツ
トマツプ方式の表示装置に関する。
〔発明の背景〕
文字、図形を混在して表示する装置として、従
来、ビツトマツプ方式を用いたものが知られてい
る。これは、表示部の一画面に同時に表示すべき
文字、図形を表わすビツトパターン(すなわち、
フオントパターン)を記憶可能なビツトマツプメ
モリを用い、種々の文字、図形の各々に対応した
フオントメモリから表示部の一画面に表示すべき
全ての文字、図形に対応したフオントパターンを
読み取り、これらを全てビツトマツプメモリに書
き込み、このビツトマツプメモリから書き込まれ
たフオントパターンを読み出して表示部に供給す
るようにしたものである。
ここで、フオントパターンは、表示部での画素
を表わすビツトのパターンであつて、表示部の水
平走査方向を水平方向、垂直走査方向を垂直方向
とすると、フオントパターンを表示部に供給する
と、水平方向にm個、垂直方向にn個のドツトが
配列されたパターンが生ずる。水平方向に配列さ
れたm個のドツトのパターンに対応するフオント
パターンのm個のビツトパターンをワードとい
い、したがつて、フオントパターンはn個のワー
ドからなる。
ドツトマツプメモリは、フオントパターンをワ
ード単位で記憶する。すなわち、1ワードが1つ
のアドレスに記憶される。ビツトマツプメモリの
アドレスは表示部の表示位置に一対一に対応して
いる。
以下、表示部の表示位置とビツトマツプメモリ
のアドレスの関係を第7図によつてさらに詳細に
説明する。なお、同図において、1は表示部、2
はビツトマツプメモリの各アドレスを表わしてい
る。
表示部1は、表示面を左側から右側へX方向に
水平走査し、上側から下側Y方向に垂直走査し、
左上隅から右下隅へ一画面の走査を行なう。この
走査を行なう画面を垂直方向に水平走査線毎に区
分し、さらに、水平方向に均等に区分し、このよ
うにして区分された1つの区分領域をビツトマツ
プメモリ2の1つのアドレスに対応させる。い
ま、画面上の有効水平走査線を512、水平方向の
区分数を64とすると、ビツトマツプメモリ2に
は、512×64=32768個のアドレスが設けられる。
これらのアドレスは表示部1の水平走査に沿つて
殿地が設定されている。ビツトマツプメモリ2の
0番地,1番地,2番地,……,63番地のアドレ
スは、画面上の最上位の水平走査線に沿う左側か
ら右側への順次の区分領域に対応し、64番地,65
番地,66番地,……,127番地のアドレスは、画
面上の上から2番目の水平走査線に沿う左側から
右側への順次の区分領域に対応する。こようにし
て、図示するように、ビツトマツプメモリ2の水
平方向に配列された64個のアドレスは、画面上の
対応する水平走査線の左側から右側への順次の区
分領域に対応している。
かかるビツトマツプメモリ2の各アドレスに
は、フオントパターンの1ワードが記憶される。
いま、先のm,nを夫々8として1ワードを8個
のビツトのパターンとし、フオントパターンが8
ワードからなるものとすると、ビツトマツプメモ
リ2においては、1アドレスに8個のビツトが記
憶され、垂直方向に連なる8アドレスで1フオン
トパターンが記憶される。ここで、1つのワード
のビツトパターン(以下、ワードパターンとい
う)がビツトマツプメモリ2に記憶される。この
ワードパターンに対するドツトパターンの画面上
での表示位置は、先に説明したように、このワー
ドパターンが記憶されるアドレスによつて一意的
に決まるが、さらに、このワードパターンの各ビ
ツトに対する各ドツトの画面上での表示位置も、
このワードパターンが記憶されるアドレス内での
ビツトの順序によつて一意的に決まる。
そこで、いま、画面の左上隅に文字「A」を表
示する場合には、この文字に対するフオントパタ
ーンのワードパターンが上から順に、ビツトマツ
プメモリ2の0番地,64番地,128番地,192番
地,256番地,320番地,384番地,448番地に記憶
されることになる。
ビツトマツプメモリ2からのフオントパターン
の読み出しは、0番地,1番地,2番地,……の
順に表示部1の水平走査に同期して行なわれる。
これにより、ビツトマツプメモリ2の全体に書き
込まれている全体のパターンが、そのままドツト
パターンとして画面上に表示され、文字、図形が
表示されるのである。
かかる数値例によると、画面上では、1行64文
字、図形で、64行の文字、図形列を表示可能であ
る。このとき、画面上で表示される文字、図形に
対するフオントパターンのビツトマツプメモリ2
でのアドレスは一意的に決まる。したがつて、画
面上で表示される文字、図形の1つを他の文字、
図形で置換する場合、その文字、図形の表示位置
に対応したビツトマツプメモリ2のアドレスを指
定し、そこに新たな文字、図形のフオントパター
ンを書き込むようにすればよい。また、画面上の
所定の表示位置に新たな文字、図形を追加表示す
る場合、画面上の所定範囲にわたつて複数の文
字、図形を新たな文字、図形で置換したり、追加
表示する場合などにおいても同様である。
このことから、かかるビツトマツプ方式による
文字、図形表示装置は、画面上での一部修正、文
字、図形の追加表示が容易で、しかも、迅速に行
なうことができるという利点がある。
ところで、かかる文字、図形表示装置におい
て、文字、図形は所望とする任意の位置で表示さ
れる得ることが必要であり、それらの表示の仕方
によつては、ワードパターンが水平方向に隣り合
う2つのアドレスにまたがる場合もある。第8図
は文字「A」に対するフオントパターンがこのよ
うにフオントマツプメモリ2に書き込まれた場合
を示し、ラインlが水平方向に隣り合うアドレス
の境界を示すワードが境界を表わし、Alはこのワ
ード境界lに対して左側のアドレスを、Arは同
じく右側のアドレスを表わしている。
第8図に示すように、文字「A」に対する枠で
囲んだフオントパターンFの左側の部分はワード
境界lに対して左側のアドレスAlの右側の部分
に、また、このフオントパターンFの右側の部分
は、このワード境界lに対して右側のアドレスAl
の左側の部分に書き込まれなければならない。し
かしながら、ビツトマツプメモリでは、フオント
パターンFがワード単位で記憶されるから、ワー
ド境界lにまたがつて記憶すべきフオントパター
ンFに対しては、このフオントパターンFをワー
ド境界lに対して左側となる部分と右側となる部
分とに分割し、夫々を第8図に示すように別々の
アドレスに書き込む必要がある。
このように、フオントパターンFをビツトマツ
プメモリに書き込む一方法が特開昭58−111169号
公報に開示されている。この方法は、フオントの
回転を用いるものであつて、第8図で文字「A」
のフオントパターンFの矢印で示すワードパター
ンについて説明すると、第9図aに示すこのワー
ドパターンのワード境界lに対応する部分よりも
左側の部分が右側に寄つたワードWlを形成し
(第9図b)、これをビツトマツプメモリのアドレ
スAlに書き込み(第8図)、次に、第9図aに示
すワードパターンのワード境界lに対応する部分
よりも右側の部分が左側に寄つたワードWrを形
成し(第9図l)、これを隣りのアドレスArに書
き込む(第8図)。このような操作をフオントパ
ターンFの各ワードに対して行なうことにより、
第8図に示したように、このフオントパターンF
をワード境界lをまたいでビツトマツプメモリに
書き込むことができる。かかる操作がフオントの
回転操作である。
ところで、このように、ワード境界lをまたい
でフオントパターンを書き込むに際し、このフオ
ントパターンが、たとえば、これまで表示されて
いたある文字または図形に対するフオントパター
ンの代つてビツトマツプメモリに書き込まれるも
のとすると、第8図に示すフオントパターンの左
側部分を書き込むべきアドレスAlの左側部分やア
ドレスArの右側部分に既に他のフオントパター
ンの一部が書き込まれている場合があり、これら
のフオントパターンは、フオントパターンFの書
き込みに影響されてはならない。しかし、第9図
で説明したように、ワードWlをそのままアドレ
スAlに書き込むと、アドレスAlの左側部分に書き
込まれている他のフオントパターンは消されてし
まい、また、ワードWrをそのままアドレスAr
書き込むと、アドレスArの右側部分に書き込ま
れている他のフオントパターンも消されてしま
う。
先の特開昭58−111169号公報に開示される方法
は、さらに、ビツトマスク回路を設けてこの問題
を解決している。
以下、第10図により、ビツトマスク回路の作
用について説明する。
ビツトマスク回路は、ビツト単位でワードパタ
ーンをマスクするものである。いま、第8図に示
したフオントパターンFの矢印で示すワードパタ
ーンを例とすると、このワードパターンをフオン
ト回転すると、第9図に示したように、ワード
Wl,Wrが形成される。この場合、ワードWlの右
側3ビツトがフオントパターンFに対するビツト
であり、また、ワードWrの左側5ビツトがフオ
ントワードFのビツトである。
そこで、まず、ワードWlをビツトマツプメモ
リのアドレスAlに書き込む場合には、第10図a
に示すように、ワードWlの左側5ビツトをビツ
トマスクMでマスキングし、その右側3ビツトの
みをアドレスAlに書き込む。この結果、アドレス
Alの左側5ビツト分には書き込みが行なわれな
い。次に、ワードWrをアドレスArに書き込む場
合には、第10図lに示すように、ワードWr
右側3ビツトをビツトマスクMでマスキングし、
その左側5ビツトのみをアドレスArに書き込む。
この結果、アドレスArの右側3ビツト分には書
き込みが行なわれない。
ビツトマスクMのハツチングした部分がマスキ
ングされる部分であり、ビツトマスク回路はかか
る作用をなすものである。
したがつて、第10図cに示すように、アドレ
スAlの左側部分の枠内に文字「B」に対する部分
フオントパターンF1が、また、アドレスArの右
側部分の枠内に文字「C」に対する部分フオント
パターンF2が書き込まれ、これら部分フオント
パターンF1,F2間に文字「A」に対するフオン
トパターンFを書き込むとき、部分フオントパタ
ーンF1,F2は何ら影響されることはない。
このように、新たに書き込むべきフオントパタ
ーンがワード境界をまたがり、そのワードパター
ンが隣り合う2つのアドレスに書き込まれる場
合、フオント回転とビツトマスク回路が使用され
る。次に、ワード境界を横切つてビツトマツプメ
モリに書き込むべきフオントパターン全体の書き
込み手順を第11図によつて説明する。
ビツトマツプメモリに所望のフオントパターン
を所定のアドレスに書き込む場合、ビツトマツプ
メモリでは、第7図に示すように表示部1の画面
上の位置を対応づけられたアドレスを0番地,1
番地,2番地,……の順に、表示部1の水平走査
と対応づけて指定され、この指定されたアドレス
と書き込むべきワードの書き込みアドレスとが一
致したときに、このワードの書き込みが行なわれ
る。
そこで、第11図において、まず、各種の文
字、図形に対するフオントパターンを格納したフ
オントメモリからビツトマツプメモリに書き込む
べき所望のフオントパターンを読み出し(ステツ
プ1)このフオントパターンの各ワード毎に、第
9図で説明したように、フオント回転操作を行な
う(ステツプ2)。これによつて形成される各ワ
ードに対して、ビツトマツプメモリでのアドレス
が決まつている。
次に、番地が最も小さいアドレスに書き込まれ
るべきワードの上記フオントパターンのビツトを
含まない左側部分をビツトマスクし(ステツプ
3)、このマスクされたワードを指定されたアド
レスに書き込む(ステツプ4)。この書き込みが
完了すると、直ちに次に小さい番地のアドレスに
書き込まれるべきワードの上記フオントパターン
のビツトを含まない右側部分をビツトマスクし
(ステツプ5)、次のアドレスにこのマスクされた
ワードを書き込む(ステツプ6)。
かかる操作により、上記フオントパターンの最
初のワードが、ビツトマツプメモリの隣り合う所
定の2つのアドレスに書き込まれる。
上記フオントパターンの最初のワードのビツト
マツプメモリへの書き込みが完了すると、直ちに
このフオントパターンの2番目のワードに対し、
同様の操作が行なわれてビツトマツプメモリに書
き込まれる。このようにして、上記フオントパタ
ーンの各ワード毎にステツプ3〜ステツプ6の操
作が行なわれ、このフオントパターンがビツトマ
ツプメモリにワード境界lをまたいで書き込まれ
る。
ところが、かかるフオントパターンの書き込み
によると、書き込みべきフオントパターンのワー
ド数だけステツプ3〜ステツプ6の操作が繰り返
えされることになるが、この場合、ビツトマスク
回路は、ワード境界lの左側のアドレスにワード
を書き込むためのマスキング状態からワード境界
lの右側のアドレスにワードを書き込むためのマ
スキングの状態に変わるためには(すなわち、ス
テツプ4からステツプ5に移行するためには)、
また、これとは逆方向にマスキング状態が変わる
ためには(すなわち、ステツプ6からステツプ3
に移行するためには)、ある程度の時間を要する。
このために、かかる従来技術は、ビツトマツプ
メモリに上記のように書き込むべきフオントパタ
ーンのワード数をkとすると、このフオントパタ
ーンをビツトマツプメモリに書き込むに際して
は、ビツトマスク回路のマスキング状態の設定が
2k回行なわれ、また、ビツトマツプメモリへの
ワードの書き込みが2k回行なわれるから、1つ
のフオントパターンのビツトマツプメモリへの書
き込みには、2k+2k=4k回の操作が行なわれる
ことになり、この結果、このフオントパターンの
ビツトマツプメモリへの書き込み時間が長くなる
という問題があつた。
このことは、たとえば、表示部で表示される文
章の一部(たとえば、語句など)のように、複数
の文字が横方向に連続して配列された部分を修正
するときには、夫々文字に対するフオントパター
ン毎に、およびフオントパターン間毎に上記のマ
スキング状態の変更が行なわれ、これらの書き込
みに非常に長い時間を要することになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消
し、ビツトマツプメモリのワード境界をまたいで
書き込まれるフオントパターンの書き込み時間を
大幅に低減することができるようにした文字、図
形表示装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために、本発明は、フオン
トパターンを書き込む際のビツトマツプメモリの
アドレスの指定順序を、表示部の水平走査に準じ
た水平方向に対して垂直な方向とし、ワード境界
の左側のワードを書き込むべき全てのアドレスへ
順次ワードを書き込み、しかる後、ワード境界の
右側のワードを書き込むべき全てのアドレスへ順
次ワードを書き込むようにし、1つのフオントパ
ターン当りのビツトマスク回路のマスキング状態
の設定回数を大幅に低減することを可能にした点
に特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は本発明による文字、図形表示装置の一
実施例を示すブロツク図であつて、1は表示部、
2はビツトマツプメモリ、3は中央処理装置、4
はクロツク信号発生回路、5はフオントメモリ、
6はビツトマスク回路、7はアドレス変換回路、
8はセレクタ、9はクロツク発生回路、10は表
示制御回路、11はラツチ回路、12は並列/直
列変換回路、13は表示部駆動回路、14はデー
タバス、15はアドレスバス、16は書込データ
バス、17はコントロールバス、18は読取デー
タバス、19は読取アドレスバスである。
同図において、中央処理装置(CPU)3はク
ロツク信号発生回路4からのクロツク信号のもと
に動作し、アドレスバス15を介してフオントメ
モリ5に所定のアドレス信号を送る。フオントメ
モリ5には、種々の文字、図形に対するフオント
パターンが格納されており、アドレスバス15を
通して供給されるアドレス信号で指定されるフオ
ントパターンがこのフオントメモリ5から読み出
され、データバス14を介して中央処理装置3に
供給される。中央処理装置3は、このフオントパ
ターンを処理し、書込データバス16を介してビ
ツトマスク回路6に送り、同時に、コントロール
バス17を介してビツトマスク回路6に制御信号
を送る。
ここで、中央処理装置3は、データバス14か
らのフオントパターンがビツトマツプメモリ2内
のワード境界をまたがないで書き込まれるもので
あるときには、このフオントパターンをそのまま
ワード毎にビツトマスク回路6に送る。この場
合、ビツトマスク回路6はコントロールバス17
からの制御信号によつてマスキング動作を行なわ
ず、このために、各ワードは全ビツトがビツトマ
スク回路6を通過してビツトマツプメモリ2に供
給される。この実施例では、ワードパターンを8
ビツトの並列パターンとしている。
データバス14からのフオントパターンが、第
8図に示すように、ビツトマツプメモリ2内のワ
ード境界lをまたがつて書き込まれるものである
ときには、中央処理装置3は、このフオントパタ
ーンに対して各ワード毎に第9図で説明したよう
なフオント回転処理を行ない、これによつて生成
されたワードを順次ビツトマスク回路6に送る。
このとき、ビツトマスク回路6はコントロールバ
ス17から制御信号によつて後述するマスキング
動作を行ない、これによつて各ワードはマスキン
グされてビツトマツプメモリ2に供給される。
一方、中央処理装置3からアドレスバス15を
介してビツトマツプメモリ2の書込アドレス信号
が出力され、アドレス変換回路7で後述するよう
に変換された後、セレクタ8を介してビツトマツ
プメモリ2に供給される。したがつて、ビツトマ
ツプメモリ2では、ビツトマスク回路6からの各
ワードがセレクタ8からの書込アドレス信号によ
つて指定されるアドレスに書き込まれる。
次に、ビツトマツプメモリ2からデータを読み
出す場合には、クロツク信号発生回路9からのク
ロツク信号のもとに表示制御回路10が動作し、
セレクタ8を切換えるとともに、読取アドレス信
号を発生する。この読取アドレス信号は、読取ア
ドレスバス19を介し、セレクタ8で選択されて
ビツトマツプメモリ2に供給される。
表示制御回路10は、また、表示部駆動回路1
3に同期信号Scを送つており、これにより、第7
図で説明したように、表示部1は水平および垂直
走査を行なう。
ビツトマツプメモリ2では、第7図で説明した
のと同様に、表示部1の水平走査に準じて各アド
レスの番地が設定されており、セレクタ8からの
読取アドレス信号により、表示部1の走査に同期
して0番地,1番地,2番地,……の順にワード
が読み取られる。ラツチ回路11は、表示制御回
路10から供給されるラツチパルスRaにより、
ビツトマツプメモリ2から読取データバス18を
介して供給されるワード毎にラツチする。ラツチ
回路11でラツチされたワードは並列/直列変換
回路(P/S)12に供給され、表示制御回路1
0から供給されるドツトクロツク信号Cdにより、
並列ビツトパターンから直列ビツトパターンに変
換され、表示部駆動回路13を介して表示部1に
供給される。表示部1の画面上には、各ワードの
ビツトパターンに応じたドツトパターンが表示さ
れ、これによつて所望の文字、図形が表示され
る。
さて、次に、この実施例の特徴をなすビツトマ
ツプメモリ2へのフオントパターンの書込み動作
について説明する。
ビツトマツプメモリ2の各アドレスの番地は、
書込み時と読取り時とで異なる。読取り時では、
表示部1の走査の方向に準じてアドレスの読み取
り順序が決まるから、第7図と同様に、水平方向
の並びの順序で左上隅から0,1,2,3,……
とアドレスの番地が設定され、下方に配置される
アドレスほど番地が大きくなる。これに対して、
書込み時では、第2図に示すように、垂直方向の
並びの順序で左上隅から0,1,2,3,……と
アドレスの番地が設定され、右方に配置されるア
ドレスほど番地が大きくなる。
かかるビツトマツプメモリ2の所定のアドレス
を指定する場合には、上記夫々の番地で直接アド
レスが指定されるのではなく、このアドレスが水
平方向何列目で垂直方向に何行目であるかという
ことで指定される。そこで、第2図の場合、アド
レスは水平方向に64列、垂直方向に512行のマト
リツクス状に配列されてるから、水平方向の列は
6ビツトのデイジタル値(これを、以下、列番地
という)で表わすことができ、また、垂直方向の
行は9ビツトのデイジタル値(これを、以下、行
番地という)で表わすことができる。
ところで、かかる列番地、行番地を設定した場
合、6ビツトの列番地を上位ビツトとし、9ビツ
トの行番地を下位ビツトとして結合し、15ビツト
のデイジタル値を形成すると、このデイジタル値
は第2図に示した書込み時のアドレスの番地に一
致する。たとえば、列番地を10進数で2、行番地
を10進数で7とすると、10進数の2は6ビツトの
2進数で(0,1,0,0,0,0)であり、10
進数の7は9ビツトの2進数で(1,1,1,
0,0,0,0,0,0)であるから、これらを
上記のように結合すると、 (1,1,1,0,0,0,0,0,0,0,
1,0,0,0,0)となり、これは10進数で
1031である。これは列番地が2で行番地が7のア
ドレスの番地1031に一致する。
これとは逆に、9ビツトの行番地を上位ビツト
とし、6ビツトの列番地を下位ビツトとして結合
し、15ビツトのデイジタル値を形成すると、この
デイジタル値は第7図に示したのと同様の読取り
時のアドレスの番地に一致する。たとえば、列番
地を10進数で2、行番地を10進数で7とすると、
これらを結合した上記の15ビツトのデイジタル値
は、 (0,1,0,0,0,0,1,1,1,0,
0,0,0,0,0)となり、これは10進数で
450であり、これは第7図において、列番地2、
行番地が7のアドレスの番地450に一致する。
この実施例においては、セレクタ8からビツト
マツプメモリ2に供給されるアドレス信号は、ビ
ツトマツプメモリ2の行番地が上位ビツト、列番
地が下位ビツトとなるデイジタル値となつてお
り、このデイジタル値がビツトマツプメモリ2内
で列番地と行番地とに分けられ、これらの番地で
所定のアドレスが指定される。
表示制御回路10は、ビツトマツプメモリ2の
列番地を下位ビツト、行番地を上位ビツトとする
読取アドレス信号を読取アドレスバス19に出力
する。したがつて、表示制御回路10は直接第7
図に示すような番地でビツトマツプメモリ2内の
アドレスを指定する。これに対し、中央処理装置
3は、ビツトマツプメモリ2のアドレス指定のた
めに、そのビツトマツプメモリ2の列番地を上位
ビツト、行番地を下位ビツトとする書込アドレス
信号をアドレスバス15に出力する。したがつ
て、中央処理装置3は第2図に示す番地でビツト
マツプメモリ2内の書込アドレスを指定する。し
かし、中央処理装置3からの書込アドレス信号
は、アドレス変換回路7で、その上位ビツトであ
る列番地が下位ビツトに、下位ビツトである行番
地を上位ビツトに夫々変換された後、セレクタ8
を介してビツトマツプメモリ2に供給される。
以上により、表示制御回路10は、読取アドレ
ス信号のデイジタル値を1づつ増やしていくこと
により、ビツトマツプメモリ2で水平方向に順次
読取アドレスを指定することができ、中央処理装
置3は、書込アドレス信号のデイジタル値を1づ
つ増やしていくことにより、ビツトマツプメモリ
2で垂直方向に順次書込アドレスを指定すること
ができる。
そこで、まず、第2図に示すように、表示部1
の画面の左上隅に文字「A」を表示し、この文字
「A」に対するフオントパターンがビツトマツプ
メモリのワード境界をまたがないで書き込まれる
場合について説明する。
いま、このフオントパターンを第3図aのよう
に表わすと、このフオントパターンFの各ワード
W1,W2,……,W8は、フオント回転操作がな
されず、また、ビツトマスク回路6でマスキング
されることなく、順次中央処理装置3からビツト
マツプ回路6を介してビツトマツプメモリ2に供
給される。また、中央処理装置3は、フオントパ
ターンFのワードW1,W2,……,W8を1つづ
つ出力する毎に、上記で説明したように、ビツト
マツプメモリ2の列番地を上位ビツトとし、行番
地を下位ビツトとする15ビツトの書込アドレス信
号を1づつ値を増やして出力する。この場合、ワ
ードW1と同時に出力する書込アドレス信号のデ
イジタル値は10進数では0である2進数のデイジ
タル値であり、ワードW2,W3,……の順で1づ
つ書込アドレス信号のデイジタル値が増えるか
ら、第2図に示すように、ビツトマツプメモリ2
には、0番地から垂直方向のアドレスに順次ワー
ドW1,W2,……,W8の順で書き込まれる。す
なわち、フオントパターンFは、ビツトマツプメ
モリ2の画面左上隅に対応した領域に、垂直方向
に順次配列されたアドレスに1ワードづつ書き込
まれる。
フオントパターンがビツトマツプメモリ2のワ
ード境界lにまたがつて書き込まれる場合には、
次のような操作が行なわれる。
ここで、第7図に示すように、表示制御回路1
0からの読取アドレス信号が指定するビツトマツ
プメモリ2内のアドレスの番地を読取番地と呼
び、第2図に示すように、中央処理装置3からア
ドレスバス15に出力される書込アドレス信号が
指定するアドレスの番地を書込番地と呼ぶことに
する。
いま、第3図aに示す文字「A」に対するフオ
ントパターンFをビツトマツプメモリ2に書き込
む場合、フオントパターンFの各ワードW1
W2,……,W8の一部左側部分(ここでは、3ビ
ツトとする)を、第3図bに示すように、夫々ビ
ツトマツプメモリ2の0番地,1番地,2番地,
3番地,4番地,5番地,6番地,7番地(以
上、書込番地である。以下の説明では書込番地を
用い、第3図bでは、参考までに対応する読取番
地をかつこでくくつて示している)の書込アドレ
スに順次書き込み、フオントパターンFの各ワー
ドW1,W2,……,W8の残りの右側部分(ここ
では、5ビツトする)を、同じく第3図bに示す
ように、夫々ビツトマツプメモリ2の512番地,
513番地,514番地,515番地,516番地,517番地,
518番地,519番地の書込アドレスに順次書き込む
ものとする。
そこで、まず、第1図および第4図aにおい
て、中央処理装置3はコントロールバス17を介
してビツトマスク回路6に制御信号を送り、ビツ
トマスク回路6で左側5ビツトをマスキングする
ようにビツトマスクMを設定する。次いで、中央
処理装置3はフオントメモリ5からフオントパタ
ーンF(第3図a)の最初のワードW1を読み取
り、これをフオント回転処理してその左側3ビツ
トが右側に寄つたワードWl1を生成する。このワ
ードWl1はビツトマスクMが設定されたビツトマ
スク回路6を介してビツトマツプメモリ2に供給
される。
一方、中央処理装置3は0番地の書込アドレス
信号を出力する。こ書込アドレス信号はアドレス
変換回路7で先に説明したように変換され、セレ
クタ8を介してビツトマツプメモリ2に供給され
る。そこで、ビツトマツプメモリ2では、0番地
の書込アドレスが指定され、この書込アドレスに
ビツトマスクMでマスキングされたワードWl1
書き込まれる。
次に、ビツトマスク回路6のビツトマスクMは
そのままの状態に保持され、中央処理装置3は、
フオントパターンFの次のワードW2を読み取る。
これはフオント回転処理されてその左側3ビツト
が右側に寄つたワードWl2が生成される。このワ
ードWl2はビツトマスクMでマスキングされた
後、ビツトマツプメモリ2に送られる。これとと
もに、中央処理装置3は1番地の書込アドレス信
号を出力し、この書込アドレス信号はアドレス変
換器7で変換され、セレクタ8を介してビツトマ
ツプメモリ2に供給される。したがつて、ビツト
マスクMでマスキングされたワードWl2は、先の
ワードWl1が書き込まれた0番地の書込アドレス
の下側に隣り合う1番地の書込アドレスに書き込
まれる。
以下同様に、ビツトマスクMが同じ状態に保持
されたまま、フオントパターンFのワードW3
W4,……,W8の夫々左側3ビツトが右側に寄つ
たワードWl3,Wl4,……,Wl8が垂直方向に配列
された2番地,3番地,……,7番地の書込アド
レスに順次書き込まれる。
このようにして、フオントパターンFの各ワー
ドW1,W2,……,W8の左側3ビツトがビツト
マツプメモリ2の垂直方向に配列した順次の書込
アドレスに書き込まれ、この間ビツトマスクMは
変更されない。
この書き込みが完了すると、次に、ビツトマス
ク回路6では、第4図lに示すように、右側3ビ
ツトをマスキングするビツトマスクMが設定され
る。
そして、中央処理装置3は、フオントメモリ5
からフオントパターンFの最初のワードW1を再
び読み取り、これをフオント回転処理して右側5
ビツトが左側に寄つたワードWr1を生成する。こ
のワードWr1は、ビツトマスク回路6のビツトマ
スクMによつて右側3ビツトがマスキングされ、
ビツトマツプメモリ2に供給される。一方、中央
処理装置3は512番地の書込アドレス信号を出力
する。これはアドレス変換回路7で変換され、セ
レクタ8を介してビツトマツプメモリ2に供給さ
れる。したがつて、ビツトマツプメモリ2では、
ビツトマスクMによつてマスキングされたワード
Wr1が512番地の書込アドレスに書き込まれる。
次に、ビツトマスクMはその状態に保持された
まま、中央処理装置3はフオントパターンFの次
のワードW2を読み取り、これをフオント回転処
理してその右側5ビツトが左側に寄つたワード
Wr2を生成する。このワードWr2はビツトマスク
Mでマスキングされてビツトマツプメモリ2に供
給される。同時に、中央処理装置3は513番地の
アドレス信号を出力し、これはアドレス変換回路
7で変換され、セレクタ8を介してビツトマツプ
メモリ2に供給される。したがつて、ビツトマツ
プメモリ2では、ビツトマスクMでマスキングさ
れたワードWr2が、先のワードWr1が書き込まれ
た512番地の書込アドレスの下側に隣り合う513番
地の書込アドレスに書き込まれる。
以下同様にして、ビツトマスクMが同じ状態に
保持されたまま、フオントパターンFのワード
W3,W4,……,W8の夫々右側5ビツトが左側
に寄つたワードWr3,Wr4,……,Wr8が、夫々
垂直方向に配列された514番地,515番地,……,
519番地の書込アドレスに順次書き込まれる。
かかる書き込み操作をフローチヤートで示す
と、第5図のようになる。
以上のようにして、フオントパターンFはワー
ド境界lをまたいでビツトマツプメモリ2に書き
込まれるが、この場合、一般に、フオントパター
ンのワード数をkとすると、ビツトマツプメモリ
2へのワードの書き込みは2k回行なわれるのに
対し、ビツトマスク回路6でのビツトマスクMの
設定操作は2回だけであり、この結果、書き込み
のための操作は2k+2回となつて先の従来技術
のほぼ1/2程度となる。したがつて、この実施
例におけるフオントパターンのワード境界にまた
がる書き込み時間は大幅に短縮されることにな
る。
なお、この実施例において、中央処理装置3で
のフオント回転操作は、その内部レジスタによつ
て行なわれる。フオントメモリ5から読み出され
たワードをこの内部レジスタに格納し、次にこの
ワードの各ビツトを内部レジスタ内で順次転送す
るとともに、この最段から出力されるビツトを初
段にもどして順次転送するようにする。第3図お
よび第4図で示した例の場合、たとえば、ワード
W1を内部レジスタ内で右方に5段シフトすると、
このワードW1の左側3ビツトが内部レジスタの
右側に寄り、右側5ビツトがその左側に寄る。こ
れによつて得られたワードは、ビツトマスクMが
第4図aのように設定されている場合には、ワー
ドWl1となり、ビツトマスクMが第4図bのよう
に設定されている場合には、ワードWr1となる。
また、アドレス変換回路7は、先に説明したよ
うに、中央処理装置3からの書込アドレス信号の
上位ビツトを下位ビツトとし、その下位ビツトを
上位ビツトに変換するだけのものであるから、結
線論理のみでもつて実現でき、何ら回路部品も必
要としない。
さらに、上記実施例では、セレクタ8からビツ
トマツプメモリ2に供給されるアドレス信号の上
位ビツトがビツトマツプメモリ2の行番地を、下
位ビツトがその列番地を表わすものとしたが、こ
れとは逆に、アドレス信号の上位ビツトが列番地
を、下位ビツトが行番地を表わすようにしてもよ
い。しかし、この場合には、中央処理装置3から
の上記書込アドレス信号を直接セレクタ8に供給
し、表示制御回路10からの読取アドレス信号
を、アドレス変換回路7によつて上記のように変
換した後、セレクタ8に供給するようにしなけれ
ばならない。
以上のように、この実施例では、ワード境界を
またいでフオントパターンをビツトマツプメモリ
に書き込む場合、ビツトマスクのマスキング状態
を2回設定するだけでよく、このために、ビツト
マツプメモリのフオントパターンの書込み時間が
大幅に短縮される。
また、書込アドレス信号のデイジタル値も順次
1づつ増加させるだけでよいから、この書込アド
レス信号の生成が容易であるし、簡単な手段でも
つて迅速に生成できる。したがつて、この点から
もビツトマツプメモリへのフオントパターンの書
込時間を短縮できる。近年のマイクロプロセサに
は、連続して配列されたアドレスへの書き込みに
際し、ポインタとして使用するレジスタの内容を
自動的に1づつ増加させる命令や、複数の内部レ
ジスタの内容を連続して配列させたアドレスに書
き込む命令や、ブロツク転送命令を備えたものが
あり、かかる高性能マイクロプロセツサをこの実
施例における中央処理装置3として用いることに
より、フオントパターンの書込処理速度のより一
層の向上が期待でき、また、文字、図形の表示の
ためのプログラム作成が容易となる。これに対
し、先に示した従来の文字・図形表示装置におい
ては、上記の高機能マイクロプロセツサを用いた
としても、ビツトマツプメモリにフオントパター
ンを書き込むべき書込アドレス信号のデイジタル
値を連続的に1づつ変化させるものでないから、
書込処理速度の向上やプログラムの単純化などの
効果に余り期待できない。
第6図は本発明による文字・図形表示装置の他
の実施例を示すブロツク図であつて、20はシフ
ト回路であり、第1図に対応する部分には同一符
号をつけて重複する説明は省略する。
この実施例は、先の第1図で示した実施例で
は、中央処理装置3でフオントパターンの各ワー
ドのフオント回転処理を行なつていたのに対し、
中央処理装置3とビツトマスク回路6との間にシ
フト回路20を設け、このシフト回路20で各ワ
ードのフオント回転処理を行なわせるようにした
ものである。
このシフト回路20はシフトレジスタなどで構
成でき、中央処理装置3からコントロールバス1
7を介して出力される制御信号により、ビツトマ
スク回路6と同期して制御される。
この実施例によると、ワードのフオント回転処
理をハードウエアによつて行なわれるから、中央
処理装置3の負担が低減されてプログラムがさら
に単純となる。また、中央処理装置3でワードの
フオント回転を行なう必要がないから、フオント
メモリ5から読み出されたワードを直接シフト回
路20、ビツトマスク回路6を介してビツトマツ
プメモリ2に移ることができ、書込み処理が簡略
化できる。さらに一層の高速化が必要であれば、
DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コント
ローラ)などのハードウエアを使用することが簡
単にできるという利点を併わせ持つている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ビツト
マツプメモリへのフオントパターンの書き込み
を、該ビツトマツプメモリからの読取り方向に対
して垂直な方向に配列されたアドレス順に行なう
ものであるから、該フオントパターンを該ビツト
マツプメモリのワード境界をまたいで書き込むに
際し、ビツトマスク回路のビツトマスク設定操作
が2回で済み、書込み処理時間を大幅に短縮する
ことができて迅速な書き込みが行なうことができ
るものであつて、上記従来技術の欠点を除いて優
れた機能の文字・図形表示装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による文字・図示表示装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図は第1図におけ
る中央処理装置からみたビツトマツプメモリでの
アドレス番地を示す模式図、第3図aはフオント
パターンの一例を示すパターン図、同図bはその
フオントパターンのビツトマツプメモリへの書き
込み状態の一例を示すパターン図、第4図は第3
図aに示したフオントパターンを第3図bに示す
ようにビツトマツプメモリへ書き込む際の第1図
に示した実施例の動作を示す説明図、第5図は第
4図に示した動作に対するフローチヤート、第6
図は本発明による文字・図示表示装置の他の実施
例を示すブロツク図、第7図は従来の文字・図形
表示装置におけるビツトマツプメモリのアドレス
番地を示す模式図、第8図はビツトマツプメモリ
へのフオントパターンの書き込み状態の一例を示
すパターン図、第9図はフオント回転操作の説明
図、第10図は従来の文字・図示表示装置におけ
るビツトマスクを介してビツトマツプメモリへの
書き込み動作を示す説明図、第11図は同じくワ
ード境界をまたいでビツトマツプメモリに書き込
む際の動作を示すフローチヤートである。 1…表示部、2…ビツトマツプメモリ、3…中
央処理装置、5…フオントメモリ、6…ビツトマ
スク回路、7…アドレス変換回路、8…セレク
タ、10…表示制御回路、15…アドレスバス、
16…書込データバス、17…コントロールバ
ス、18…読取データバス、19…読取アドレス
バス、20…シフト回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表示部と、 全アドレスが直交する2方向に配列されて、ア
    ドレス指定が該2方向のうちの一方からみた位置
    を示す列番地とこれに直交する方向からみた位置
    を示す行番地とに基づいて行なわれ、該アドレス
    指定によつて該表示部で表示される文字、図形に
    対応したフオントパターンが書き込まれるビツト
    マツプメモリと、 該ビツトマツプメモリに書き込むべきフオント
    パターンを処理する書込処理手段と、 該ビツトマツプメモリから読み取られるフオン
    トパターンを処理して該表示部に供給する読取処
    理手段と、 該列番地と該行番地とに基づいて該ビツトマツ
    プメモリの書込みアドレスを指定する書込アドレ
    ス指定手段と、 該列番地と該行番地とに基づいて該ビツトマツ
    プメモリの読取アドレスを指定する読取アドレス
    指定手段とを備え、 該読取アドレス指定手段は該ビツトマツプメモ
    リ中の番地が連続せるアドレスの配列方向を該表
    示部の走査方向に対応させ、該書込アドレス指定
    手段は該ビツトマツプメモリ中の番地が連続せる
    アドレスの配列方向を該表示部の走査方向と直交
    する方向に対応させるアドレス変換手段を含むこ
    とを特徴とする文字・図形表示装置。 2 特許請求の範囲第1項において、 前記書込処理手段は、 前記ビツトマツプメモリにワード境界をまたい
    で書き込むべきフオントパターンを書き込みの時
    点に置いて自動的に各ワード毎にフオント回転処
    理する書込みデータの経路上に位置付けた第1の
    手段と、 該フオント回転処理によつて得られたワードに
    加えて別途設定するマスク処理のためのマスクパ
    ターンを発生して前記ビツトマツプメモリに供給
    する第2の手段とを有し、 フオントの書き込みは、前記フオント回転処理
    を行う該第1の手段により、回転処理を施した回
    転処理済みフオントパターンを前記ビツトマツプ
    メモリに対する書込みデータとし、前記第2の手
    段が発生するマスクパターンを前記ビツトマツプ
    メモリに対するマスク情報として実行することに
    よつてフオントパターンの回転処理とマスク処理
    とを一回の書込み動作の間に自動的に行うことを
    特徴とする文字・図形表示装置。
JP60054140A 1985-03-20 1985-03-20 文字・図形表示装置 Granted JPS61213890A (ja)

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JPS61213890A JPS61213890A (ja) 1986-09-22
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952292A (ja) * 1982-09-20 1984-03-26 株式会社東芝 ビデオram書込み制御装置
JPS5952290A (ja) * 1982-09-20 1984-03-26 株式会社東芝 ビデオram書込み制御装置
JPS5952291A (ja) * 1982-09-20 1984-03-26 株式会社東芝 ビデオram書込み制御装置
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