JPH0469680A - 現像タンク交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、湿式現像装置の現像タンク交換装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 従来、この種の湿式現像装置においては、第３図に示さ
れるように、ドラム３２上に装着された感光紙３１は、
前記ドラム３２の回転に伴って順次帯電器３３により一
様に帯電され、露光器３４により露光され静電潜像が形
成される。移動手段４１により前記ドラム３２の下方に
位置決めされたイエローの現像液４４ａを貯溜するイエ
ロー現像タンク４３ａの上部には現像電極３５ａが設け
られており、前記現像電極３５ａは前記ドラム３２の近
傍へ上昇させる昇降手段４２により現像位置に位置決め
され、図示しないポンプにより前記現像液４４ａが前記
現像電極３５ａの」二面のスリットから前記感光紙３１
に供給され静電潜像が可視化される。前記感光紙３１が
前記現像電極３５ａを通過すると、前記イエロー現像タ
ンク４３ａは前記昇降手段４２により所定の位置まで下
降しイエローの現像行程が終了する。

次にマゼンタの現像を行うため同様に帯電、露光をし現
像工程に入るが、この時前記移動手段４１によりマゼン
タ現像タンク４３ｂが横方向に移動して前記ドラム３２
の下方に位置決めされた後、同様に昇降手段４２により
現像位置に位置決めされマゼンタの現像工程が行われる
。マゼンタの現像工程終了後同様にしてシアン、ブラッ
クと順に現像工程が行われる。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、なから、従来の装置は、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの現像工程を順に行う場合、現像位置
にある現像タンクを昇降手段によって下降させた後、移
動手段で横方向に移動させ再び昇降位置まで上昇させな
ければならない。　この時ドラム上の感光紙の後端が現
像電極を通過してから一回転し、再び感光紙の前端が現
像位置まで来る間に、上述したような現像タンクの交換
が行われなりればならないため、ドラムの回転数を速く
することができず湿式現像装置の高速化の妨げとなって
いた。

本発明は、」二連した問題点を解決するためになされた
ものであり、現像タンクの横方向の移動に伴って現像電
極が上昇することにより、現像タンクの交換時間を短縮
することのできる現像タンク交換装置を提供することを
１１的としている。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために、本発明の現像タンク交換装
置は、現像タンクに設けられた回動軸と、前記回動軸に
固定され現像電極と係合している一対の回動レバーと、
前記回動軸の一端に固定された昇降レバーと、ベース１
−に固定され現像タンクの横方向への移動に伴い前記昇
降レバーを回動さぜる昇降カムとを備えている。

［作用］ 」１記の構成を有する本発明は、現像タンクの横方向へ
の移動に伴い前記昇降レバーが昇降カムに沿って前記回
動軸を中心に回動し、同時に前記回動軸に固定された回
動レバーも回動するため前記回動レバーに係合している
現像電極も上昇して現像位置に位置決めされる。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

最初に第１図及び第２図を参照して本実施例の構成を説
明すると、ドラム１の外周面には感光紙２が保持され前
記ドラム１の周囲には帯電器３、露光器４が配置されて
おり、前記ドラム１の下方にはイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの現像液がそれぞれ貯溜されている現像
タンク５ａ〜５ｄがタンク移動台６上に保持されている
。前記現像タンク５ａ〜５ｄにはそれぞれ回動軸７が設
置−１られており、前記回動軸７には一対の回動レバー
８が固定され前記回動レバー８には現像電極９とスクイ
ズローラ１０が係合されている。また前記回動軸７の一
端には昇降レバー１１が固定されており、前記昇降レバ
ー１１の下方には昇降カム１２がベース１３　にに固定
されている。

次に本実施例の動作を説明する。前記ドラム１にに保持
された前記感光紙２は、前記ドラム１の回転に伴って順
次前記帯電器３により一様に帯電され、前記露光器４に
より露光され静電潜像が形成される。この動作と並行し
て図示しない移動手段により前記タンク移動台６の横方
向への移動に伴って、前記昇降レバー１１は前記昇降カ
ム１２の外周面に沿って前記回動軸７を中心に回動する
。

同時に前記回動軸７に固定された前記回動レバー８も回
動し、前記回動レバー８に係合された前記現像電極９及
びスクイズローラ１０は現像位置に向かって移動する。

そして前記タンク移動台６の横方向の移動が終了し所定
の位置に位置決めされると、前記現像電極９及びスクイ
ズローラ１０の位置決めも完了し、図示しないポンプに
より現像液が前記現像電極９の」二面のスリットから前
記ドラム１上に保持された前記感光紙２に供給され、静
電潜像が可視化される。

前記感光紙２の後端が前記現像電極９を通過すると、続
いて他の色の現像を行なうために前記タンク移動台６は
横方向へ移動を開始し、同様に帯電、露光された前記感
光紙２が再び現像位置に来る前＝　６ に、前記タンク移動台６の横方向への移動が完ｒし前記
現像電極９が現像位置に位置決めされ現像が行なわれる
。

本発明は以」−詳述した実施例に限定されるものではな
く、ぞの趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加
えることができる。

例えば、本実施例においてはＲ降カム１２がベース１３
上に固定されているが、モータ等の駆動−「４段を用い
て屏降カム１２を回転させてもよい。

［発明の効果コ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、現像タンクの横方向の移動に伴って現像電極が」−昇
して現像位置に位置決めされるので、現像タンクの交換
時間を大幅に短縮すること力＜　’ｉｉＪ能となり、湿
式現像装置の高速化を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明を具体化した実施例を示すも
ので、第１図は全体の構成図、第２図は現像タンクの平
面図、第３図は従来の全体の構成図である。 図中、５は現像タンク、 レバー、９は現像電極、１ は昇降カムである。 ７は回動軸、８は回動 １は昇降レバー、１２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、現像液が貯溜された複数個の現像タンクと、現像タ
   ンク内に設けられた現像電極と、現像タンクを横方向に
   移動するための移動手段とを備えた湿式現像装置におい
   て、 前記現像タンクに設けられた回動軸と、前記回動軸に固
   定され現像電極と係合している一対の回動レバーと、 前記回動軸の一端に固定された昇降レバーと、ベース上
   に固定され現像タンクの横方向への移動に伴い前記昇降
   レバーを回動させる昇降カムとよりなることを特徴とす
   る現像タンク交換装置。 ２、前記回動レバーに前記現像電極と共にスクイズロー
   ラをも係合し、前記現像電極と前記スクイズローラが一
   体となって昇降することを特徴とする請求項１に記載の
   現像タンク交換装置。