JPH046912A - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

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Publication number
JPH046912A
JPH046912A JP2108361A JP10836190A JPH046912A JP H046912 A JPH046912 A JP H046912A JP 2108361 A JP2108361 A JP 2108361A JP 10836190 A JP10836190 A JP 10836190A JP H046912 A JPH046912 A JP H046912A
Authority
JP
Japan
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signal
input
circuit
output
delay
Prior art date
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Pending
Application number
JP2108361A
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English (en)
Inventor
Takashi Kaneko
孝 金子
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像信号分野等に使用可能な遅延回路に関し、
特に高速デジタル信号を比較的長い期間遅延するのに必
要な遅延回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、デジタル信号を遅延する回路として種々に提案さ
れているが、高速デジタル信号を比較的長期間(例えば
10nsec以上)遅延可能な回路であって、かつ集積
化に適する回路としては第2図(a)に示すものが知ら
れている。
かかる遅延回路は同図(a)に示すように、遅延される
べき入力信号が印加される入力端子100に第1のイン
バータ101を接続し、その出力端に抵抗102および
コンデンサ103からなる積分回路を接続し、さらにこ
の積分回路の節点102aに第2のインバータ104を
接続して遅延信号105を得るように構成されている。
ここで、遅延信号の遅延時間は主として積分回路を構成
する抵抗102およびコンデンサ103の時定数によっ
て決定され、比較的長い遅延期間を設定することができ
る。
この回路の遅延動作を第2図(b)のタイミングチャー
トを参照して説明する。今、入力端子100に印加され
たデジタル信号のデユーティ比(デジタルパルスの1周
期t1に対する)・イレベルの期間t2の割合)を50
%とする。入力信号は第1のインバータ101で反転さ
れ、次段の積分回路へ伝達される。積分回路ではCとR
の時定数によりその立上り/立下り特性が決定され、節
点102aの信号波形が決定される。そして、第2のイ
ンバータ104の論理スレッショールド電圧(VTH)
を越えて変化した時、第2のインバータ104から遅延
信号105が得られる。この結果、遅延時間Tの遅延信
号が生成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の遅延回路は少ない素子数で手軽に入力信
号を遅延できるため広く利用されているが、第1のイン
バータ101を構成する吸入用トランジスタとはき出し
用トランジスタのオン抵抗の値が同一とならず少なから
ずずれがあり、かつ各トランジスタの製造バラツキもあ
るため、各トランジスタ(図示せず)の吸入電流とはき
出し電流とが等しくならない。このため、節点102a
における信号の立上り時間と立下り時間とが一致しない
のが現状である。さらに、遅延信号105を取り出す第
2のインバータ104の論理スレッショルド電圧は、例
えば0M08回路で第2のインバータ104を構成する
とチップ間で30%〜70%の範囲で論理振幅にバラツ
キが出る可能性がある。従って、第2のインバータ10
4のスレッショルド電圧の論理振幅のバラツキが30%
のチップであれば遅延時間Tが得られるものの、このバ
ラツキが70%(VTH’)のチップになると第2図(
b)の105′で示すように遅延時間はT′となり誤差
はT1となる。一方、立下り時間については論理スレッ
ショルド電圧のバラツキにより誤差T2がさらに拡大し
、遅延信号のデユティ比(T+’ : T2’)が大き
く変動してしまい、ハイレベルもしくはロウレベルのパ
ルス幅カ狭くなり、次段に接続される回路を駆動できず
、誤動作を生じるといった欠点がある。例えば、80n
seeの周期の入力信号の場合で、10nsecの遅延
が得られるようにC,Rの定数を選んだ場合、第2のイ
ンバータの論理スレッショルド電圧が論理振幅の30%
から70%までバラツクと、ハイレベルのパルス幅は、
52.2nsecから27.8nsecまでのバラツキ
がでる。従って、この遅延信号を入力とする次段の回路
(特に図示せず)も必然的にデユーティ比の変動に依存
されないような特殊な回路しか使用できないという大き
な制約があった。
さらに、チップ間でバラツキが大きいため所望の特性の
チップを見つけ出すのに多大な時間を要するという欠点
があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の遅延回路は、入力信号が印加される入力端子と
、前記入力信号の逆相の信号を生成するため前記入力端
子に接続された第一の入力回路と、前記入力信号の同相
の信号を生成するため前記入力端子に接続された第2の
入力回路と、第1の入力回路の出力が入力される第1の
積分回路と、第2の入力回路の出力が入力される第2の
積分回路と、第1の積分回路の出力と第2の積分回路の
出力が入力されるコンパレータとを有し、このコンパレ
ータの出力より前記入力信号の遅延信号が出力されるよ
うにしたことを特徴とするものである。
すなわち、本発明は遅延時間およびデユーティ比の変動
原因の一つとなっていた従来の第2のインバータを取り
除き、かつ第1のインバータに起因する変動原因に対し
ては、入力信号から正相および逆相の相違なる2つの信
号を生成して、夫々の信号の立上りと立下りの一致電圧
値を検出して一定のデユーティ比が得られるようにした
ものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の好適な一実施例を説明す
る。第1図(a)は本実施例の回路図である。同図の構
成は、デジタル信号が印加される入力端子1に第1の入
力回路(ここでは入力信号の逆相信号を生成するインバ
ータ2)と第2の入力回路(入力信号の正相信号を生成
するインバータ5.6)が共通に接続され、第1の入力
回路の出刃端には第1の積分回路(抵抗3.コンデンサ
4)が、また、第2の入力回路の出力端には第2の積分
回路(抵抗7.コンデンサ8)が夫々接続される。これ
ら第1および第2の積分回路の出力はコンパレータ9の
逆相および正相入力端に夫々対応して接続され、このコ
ンパレータ9から遅延信号10が取り出される。
ここで、抵抗3,7の抵抗値およびコンデンサ4.8容
量値は、それぞれ同値になるように選択するものとし、
インバータ2,6の吸入電流同志とはき圧し電流同志が
それぞれ等しいとすれば、節点3aと節点7aの積分波
形の立上り時間同志、さらに立下り時間同志はほぼ等し
くなる。インバータ2,6は夫々同一チップ上に形成さ
れるものであるから、これら2つのインバータのトラン
ジスタ特性はほぼ同一のものを得ることができ、吸入電
流同志、はき出し電流同志の値を等しくすることに困難
性はない。
第1図(b)を参照して遅延動作を説明する。まず、入
力端子1に印加されたデジタル信号はインバータ2で反
転され、逆相信号が第1の積分回路で積分される。同時
にインバータ5,6で生成された正相信号が第2の積分
回路により積分される。
各積分回路の節点3a、7aには第1図(b)の如き波
形が得られる。
これら第1および第2の積分回路の出力はコンパレータ
9に印加される。コンパレータ9の出力が変化する時点
は、節点3a、7aの電位がほぼ等しくなり、わずかに
電位差が生じた時である。
ここで節点3aと7aに得られる波形の立上り。
立下り特性が対称であるから、コンパレータ9の圧力が
反転する時点は、入力端子1に印加された入力信号の立
上りの遅延T3と立下りの遅延T3とが夫々等しくなる
。すなわち、入力端子1に印加された入力信号に対応す
る遅延信号のデユティ比は入力信号のデユーティ比と同
じものが得られる。
本実施例で必要となるコンパレータ9としては種々のも
のが適用できるが、その−例を第3図に示す。
第3図のコンパレータの構成を説明する。逆相入力信号
は一入力端子301へ、正相入力信号は十入力端子30
2に接続される。
NchMO3)ランジスタ306,307のゲートには
、それぞれ−入力端子301.十入力端子302が接続
され、その各々のトランジスタのドレインには負荷とし
てPchMO8)ランジスタ305のゲートとドレイン
およびPchMO8)ランジスタ311のドレインが接
続されさらにこれらのPchMO8)ランジスタ305
,311のゲート同志は接続されている。また、Pch
MOSトランジスタ305,311のソースは電源端子
312に接続され、さらにNchMO8)ランジスタ3
06,307のソースは共に抵抗309の一端に接続さ
れ、その抵抗のもう一端は電源端子303に接続されて
差動アンプ部を構成している。
差動アンプ部の圧力はNchMO8)ランジスタ307
とPchMO8)ランジスタ311の接続点より取り出
されてPchMO8)ランジスタ308のゲートに接続
され、さらにPchMO3)ランジスタ308のソース
は電源端子312へ、ドレインは抵抗310の一端へ接
続され、その抵抗のもう一端は電源端子303に接続さ
れて電圧増幅部を構成している。その電圧増幅部の出力
は、PchMO8)ランジスタ308、抵抗310の接
続点より取り出され、出力端子304へ出力される。
第1図(a)の実施例においては、抵抗3.コンデンサ
4で構成される第1の積分回路の出力3aが一入力端子
301へ印加され、さらに抵抗7゜コンデンサ8で構成
される第2の積分回路の出カフaが十入力端子302へ
印加される。動作は、第1図(b)で示したように、3
a、7aの信号の電位が等しくなり、さらに、わずかに
電位差を生じた時点で出力端子304の圧力信号が反転
し、第1図(b)の10の信号が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の遅延回路は入力信号の逆相
信号と同相信号とを、それぞれ同値の時定数を持つ積分
回路により積分した後にコンパレータにより比較して遅
延出力を得ることで、その遅延出力信号のデユーティ比
が入力信号のチューティ比からずhないという効果があ
る。この効果は特に入力信号の周波数が高い場合に有効
であり、従来の回路例のように、その出力信号のチュー
ティ比がずれるとパルスのハイレベル幅モしくはロウI
ノベル幅が極端に狭くヒゲ状になり、後段の回路で誤動
作を起こす危険性があるが本発明を用いることによりそ
の危険性が回避できる効果がある。従って、デユーティ
比の制約が厳しい回路をこの遅延回路の後段に接続する
ことができるようになり、設計性も非常に向上する効果
がある。
刃端子、2,5,6,101.104・・・・・インバ
ータ、3,7,102,309.3]、0・・・・・抵
抗、4,8,103・・・・・・コンデンサ、3a、7
a。
102a・・・・・・共通接続点、9・・・・・コンパ
レータ、301・・・・・・−入力端子(逆相入力端子
)、305308、 311−−PcbMO8)ランジ
スタ、302・・・・・・十入力端子(正相入力端子)
、306゜307−NchMOS )ランジスタ、30
3゜312・・・・・・電源端子、304・・・・・・
出力端子。
代理人 弁理士  内 原   晋
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明の回路例および動作を
示すタイミングチャート、第2図(a)、 (b)は従
来の回路例および動作を示すタイミングチャート、第3
図は第1図に使用しているコンパレータ9の回路例であ
る。 1.100・・・・・・入力端子、10,105・・・
・・・出(a−2 (b) 第 l 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 矩形波の入力信号が入力される入力端子と、前記入力信
    号より逆相の信号を生成する前記入力端子と接続された
    第一の入力回路と、前記入力信号より同相を生成する前
    記入力端子と接続された第2の入力回路と、第1の入力
    回路の出力が入力される第1の積分回路と、第2の入力
    回路の出力が入力される第2の積分回路と、前記第1の
    積分回路の出力と第2の積分回路の出力とが入力される
    コンパレータと、該コンパレータの出力より前記入力信
    号の遅延信号が出力される出力端子とを有することを特
    徴とする遅延回路。
JP2108361A 1990-04-24 1990-04-24 遅延回路 Pending JPH046912A (ja)

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JP2108361A JPH046912A (ja) 1990-04-24 1990-04-24 遅延回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333073A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Kawasaki Microelectronics Kk 信号伝送回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333073A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Kawasaki Microelectronics Kk 信号伝送回路
JP4521315B2 (ja) * 2005-05-26 2010-08-11 川崎マイクロエレクトロニクス株式会社 信号伝送回路

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