JPH0468125B2 - - Google Patents
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- JPH0468125B2 JPH0468125B2 JP62287947A JP28794787A JPH0468125B2 JP H0468125 B2 JPH0468125 B2 JP H0468125B2 JP 62287947 A JP62287947 A JP 62287947A JP 28794787 A JP28794787 A JP 28794787A JP H0468125 B2 JPH0468125 B2 JP H0468125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- green sheet
- suction head
- temporary
- pin
- hole
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はセラミツクス質のグリーンシートを回
路基板印刷機等に正確に位置決めされた状態で供
給するために使用されるグリーンシートの供給方
法及び供給装置に関するものである。
路基板印刷機等に正確に位置決めされた状態で供
給するために使用されるグリーンシートの供給方
法及び供給装置に関するものである。
(従来の技術)
多層印刷回路基板の製造工程においては、回路
基板印刷機へ印刷されるグリーンシートを繰返し
供給する必要があるが、グリーンシートは印刷後
の乾燥によつて歪むことがあるために基準孔を形
成しておいて正確な位置に印刷が行われるように
する工夫が従来からなされている。ところが作業
者が人手によつて位置合せを行う方法を自動化し
ようとした場合、ストツカー中に積層された状態
にあるグリーンシートは微視的に見れば、その方
向がX、Y方向にずれたり角度θがねじれたりし
ているため、そのまま吸着ヘツドにより自動的に
吸着すると位置及び角度の誤差があるまま印刷位
置へ運ばれることとなり、正確な印刷が行えなく
なる問題があつた。このため自動化を図るうえで
グリーンシートの位置決めをいかに行うかが重要
な課題となつていた。
基板印刷機へ印刷されるグリーンシートを繰返し
供給する必要があるが、グリーンシートは印刷後
の乾燥によつて歪むことがあるために基準孔を形
成しておいて正確な位置に印刷が行われるように
する工夫が従来からなされている。ところが作業
者が人手によつて位置合せを行う方法を自動化し
ようとした場合、ストツカー中に積層された状態
にあるグリーンシートは微視的に見れば、その方
向がX、Y方向にずれたり角度θがねじれたりし
ているため、そのまま吸着ヘツドにより自動的に
吸着すると位置及び角度の誤差があるまま印刷位
置へ運ばれることとなり、正確な印刷が行えなく
なる問題があつた。このため自動化を図るうえで
グリーンシートの位置決めをいかに行うかが重要
な課題となつていた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上記のような従来の問題点を解決し
て、ストツカー上に置かれたグリーンシートを
X、Y、θ方向の誤差のないように正確に位置決
めされた状態で印刷装置等へ供給することができ
るグリーンシートの供給方法及び供給装置を目的
として完成されたものである。
て、ストツカー上に置かれたグリーンシートを
X、Y、θ方向の誤差のないように正確に位置決
めされた状態で印刷装置等へ供給することができ
るグリーンシートの供給方法及び供給装置を目的
として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段)
上記の課題を解決するためになされた第1の発
明は、基準辺の近傍に基準孔を備えるとともに、
辺上に凹部を備えたグリーンシートを、複数のガ
イドピンが突設された仮置きテーブル上にグリー
ンシートの上記凹部をこれらのガイドピンによつ
て位置決めさせながら載置したのち、上記基準孔
に挿入される基準ピンを下面に突出させた浮動状
態の吸着ヘツドをその下面のテーパピンを仮置き
テーブルの位置決め孔に係合させることにより仮
置きテーブルに対して位置決めされた状態で下降
させてその下面にグリーンシートを吸着し、次に
吸着ヘツドを上昇させて吸着ヘツドに対する位置
決め手段を備えた供給テーブルまで移送し、供給
テーブル上に供給することを特徴とするグリーン
シートの供給方法を要旨とするものである。
明は、基準辺の近傍に基準孔を備えるとともに、
辺上に凹部を備えたグリーンシートを、複数のガ
イドピンが突設された仮置きテーブル上にグリー
ンシートの上記凹部をこれらのガイドピンによつ
て位置決めさせながら載置したのち、上記基準孔
に挿入される基準ピンを下面に突出させた浮動状
態の吸着ヘツドをその下面のテーパピンを仮置き
テーブルの位置決め孔に係合させることにより仮
置きテーブルに対して位置決めされた状態で下降
させてその下面にグリーンシートを吸着し、次に
吸着ヘツドを上昇させて吸着ヘツドに対する位置
決め手段を備えた供給テーブルまで移送し、供給
テーブル上に供給することを特徴とするグリーン
シートの供給方法を要旨とするものである。
また第2の発明は、基準辺の近傍に基準孔を備
えるとともに辺上に凹部を備えたグリーンシート
を仮置きテーブル上へ移送する移送ヘツドと、グ
リーンシートの上記凹部に接してグリーンシート
を正しい位置へガイドするための複数のガイドピ
ンを上面に突設させた仮置きテーブルと、仮置き
テーブルに形成された位置決め孔に係合されるテ
ーパピンとグリーンシートの基準孔を挿入される
基準ピンを下面に備えた浮動状態に支持された吸
着ヘツドと、吸着ヘツドに対する位置決め手段を
備えた供給テーブルとからなることを特徴とする
グリーンシートの供給装置を要旨とするものであ
る。
えるとともに辺上に凹部を備えたグリーンシート
を仮置きテーブル上へ移送する移送ヘツドと、グ
リーンシートの上記凹部に接してグリーンシート
を正しい位置へガイドするための複数のガイドピ
ンを上面に突設させた仮置きテーブルと、仮置き
テーブルに形成された位置決め孔に係合されるテ
ーパピンとグリーンシートの基準孔を挿入される
基準ピンを下面に備えた浮動状態に支持された吸
着ヘツドと、吸着ヘツドに対する位置決め手段を
備えた供給テーブルとからなることを特徴とする
グリーンシートの供給装置を要旨とするものであ
る。
(実施例)
次に本発明を図示の実施例について詳細に説明
する。
する。
第1図及び第2図は本発明の装置全体を示した
ものであり、1は機台、2はその上面に設けられ
たストツカー、3はその側方に設けられた仮置き
テーブル、4は印刷装置、5は印刷装置4はグリ
ーシート50を供給するための供給テーブルであ
る。ストツカー2は印刷装置4へ供給されるべき
グリーンシート50を積層状態でストツクするも
ので、グリーンシート50は最初の印刷が行われ
る前のものである場合もあり、既に印刷と乾燥が
行われ更に次の印刷が行われるためのものである
場合もある。グリーンシート50の形状は一定の
ものではないが、例えば第4図に示したように長
方形状のシートである場合が多く、その一辺が基
準辺51とされ基準辺51の近傍の中心線上に例
えば内径3mm程度の基準孔52が形成されてい
る。また反対側の辺53の近傍の中心線上にも補
助基準孔54が形成されているが、この補助基準
孔54はグリーンシート50の収縮を考慮して長
孔とされている。更に基準辺51の両端部と反対
側の辺53上には、後述するガイドピンと係合す
る凹部55,56が形成されている。
ものであり、1は機台、2はその上面に設けられ
たストツカー、3はその側方に設けられた仮置き
テーブル、4は印刷装置、5は印刷装置4はグリ
ーシート50を供給するための供給テーブルであ
る。ストツカー2は印刷装置4へ供給されるべき
グリーンシート50を積層状態でストツクするも
ので、グリーンシート50は最初の印刷が行われ
る前のものである場合もあり、既に印刷と乾燥が
行われ更に次の印刷が行われるためのものである
場合もある。グリーンシート50の形状は一定の
ものではないが、例えば第4図に示したように長
方形状のシートである場合が多く、その一辺が基
準辺51とされ基準辺51の近傍の中心線上に例
えば内径3mm程度の基準孔52が形成されてい
る。また反対側の辺53の近傍の中心線上にも補
助基準孔54が形成されているが、この補助基準
孔54はグリーンシート50の収縮を考慮して長
孔とされている。更に基準辺51の両端部と反対
側の辺53上には、後述するガイドピンと係合す
る凹部55,56が形成されている。
6はストツカー2からグリーンシート50を吸
着して仮置きテーブル3へ移送するための移送ヘ
ツドである。この移送ヘツド6は水平なレール7
上を図示した移送機構によつて往復動する台車8
に昇降可能に取付けられたもので、その下端には
吸着盤9が設けられている。移送ヘツド6はスト
ツカー2からグリーンシート50を1枚ずつ吸着
して仮置きテーブル3へ移送するのであるが、ス
トツカー2内のグリーンシート50は厳密には位
置決めされておらず、X、Y、θ方向にわずかな
がらずれがあるために、移送ヘツド6に吸着され
たグリーンシート50もこれらのずれを含んだま
まの状態にある。
着して仮置きテーブル3へ移送するための移送ヘ
ツドである。この移送ヘツド6は水平なレール7
上を図示した移送機構によつて往復動する台車8
に昇降可能に取付けられたもので、その下端には
吸着盤9が設けられている。移送ヘツド6はスト
ツカー2からグリーンシート50を1枚ずつ吸着
して仮置きテーブル3へ移送するのであるが、ス
トツカー2内のグリーンシート50は厳密には位
置決めされておらず、X、Y、θ方向にわずかな
がらずれがあるために、移送ヘツド6に吸着され
たグリーンシート50もこれらのずれを含んだま
まの状態にある。
仮置きテーブル3は第3図に示されるようにそ
の上面に複数のガイドピン10を突設させたもの
である。各ガイドピン10はグリーンシート50
の辺上の凹部55,56に対応する位置にあり、
テーパ状の頭部を持つている。このため、移送ヘ
ツド6により移送されてきたグリーンシート50
が仮置きテーブル3上へ載せられると、これらの
ガイドピン10によつてグリーンシート50は仮
置きテーブル3に対して正しく位置決めされるこ
ととなる。
の上面に複数のガイドピン10を突設させたもの
である。各ガイドピン10はグリーンシート50
の辺上の凹部55,56に対応する位置にあり、
テーパ状の頭部を持つている。このため、移送ヘ
ツド6により移送されてきたグリーンシート50
が仮置きテーブル3上へ載せられると、これらの
ガイドピン10によつてグリーンシート50は仮
置きテーブル3に対して正しく位置決めされるこ
ととなる。
11は仮置きテーブル3上に置かれたグリーン
シート50を供給テーブル5上へ移送するための
吸着ヘツドである。この吸着ヘツド11もレール
7上を往復する台車12の下方に昇降自在に支持
されたものであるが、第3図に示されるようにシ
リンダ13に取付けられた基板14にスプリング
15及びボール軸受16を介してX、Y、θ方向
に変位できるよう浮動状態で取付けられている。
また吸着ヘツド11はその下面にグリーンシート
50の基準孔52と補助基準孔54に挿入される
2本の基準ピン17,17を備えるとともに、仮
置きテーブル3に対する位置決め用のテーパピン
18を備えている。テーパピン18は吸着ヘツド
11が下降したときに仮置きテーブル3の位置決
め孔19に係合して吸着ヘツド11の位置決めを
行うためのものである。更に吸着ヘツド11は下
面中央に吸着手段を備えている。
シート50を供給テーブル5上へ移送するための
吸着ヘツドである。この吸着ヘツド11もレール
7上を往復する台車12の下方に昇降自在に支持
されたものであるが、第3図に示されるようにシ
リンダ13に取付けられた基板14にスプリング
15及びボール軸受16を介してX、Y、θ方向
に変位できるよう浮動状態で取付けられている。
また吸着ヘツド11はその下面にグリーンシート
50の基準孔52と補助基準孔54に挿入される
2本の基準ピン17,17を備えるとともに、仮
置きテーブル3に対する位置決め用のテーパピン
18を備えている。テーパピン18は吸着ヘツド
11が下降したときに仮置きテーブル3の位置決
め孔19に係合して吸着ヘツド11の位置決めを
行うためのものである。更に吸着ヘツド11は下
面中央に吸着手段を備えている。
このような吸着ヘツド11はテーパピン18と
仮置きテーブル3の位置決め孔19とにより仮置
きテーブル3に対して位置決めされつつ仮置きテ
ーブル3に向つて下降し、同時にその下面の基準
ピン17,17をグリーンシート50の基準孔5
2及び補助基準孔54に挿通させてグリーンシー
ト50を吸着ヘツド11に対して正しく位置決め
する。このとき、前述のとおり補助基準孔54は
長孔となつているからグリーンシート50は基準
辺51に近い側の基準孔52を基準として位置決
めされ、収縮等の歪は補助基準孔54側で逃げる
ようになつている。かくして吸着ヘツド11に正
確に位置決めされた状態で吸着されたグリーンシ
ート50はレール7に沿つて移動し、供給テーブ
ル5上にグリーンシート50を供給する。このと
きにも吸着ヘツド11と供給テーブル5との間に
適宜の位置決めが行われる。その供給テーブル5
はレール20に沿つて印刷装置4まで移動し、回
路の印刷が行われる。
仮置きテーブル3の位置決め孔19とにより仮置
きテーブル3に対して位置決めされつつ仮置きテ
ーブル3に向つて下降し、同時にその下面の基準
ピン17,17をグリーンシート50の基準孔5
2及び補助基準孔54に挿通させてグリーンシー
ト50を吸着ヘツド11に対して正しく位置決め
する。このとき、前述のとおり補助基準孔54は
長孔となつているからグリーンシート50は基準
辺51に近い側の基準孔52を基準として位置決
めされ、収縮等の歪は補助基準孔54側で逃げる
ようになつている。かくして吸着ヘツド11に正
確に位置決めされた状態で吸着されたグリーンシ
ート50はレール7に沿つて移動し、供給テーブ
ル5上にグリーンシート50を供給する。このと
きにも吸着ヘツド11と供給テーブル5との間に
適宜の位置決めが行われる。その供給テーブル5
はレール20に沿つて印刷装置4まで移動し、回
路の印刷が行われる。
(作用)
以上に説明したように、本発明においてはスト
ツカー2からグリーンシート50を仮置きテーブ
ル3へ移す際にグリーンシート50の辺上の凹部
55,56を仮置きテーブル3上に突設させたガ
イドピン10に係合させることにより、グリーン
シート50を仮置きテーブル3に対して位置決め
し、更にこのグリーンシート50を仮置きテーブ
ル3に対する位置決め用のテーパピン18とグリ
ーンシート50の基準孔52,54に挿入される
基準ピン17とを備えた吸着ヘツド11により吸
着ヘツド11に対してグリーンシート50を正確
に位置決めされた状態として吸着し供給テーブル
5上に移送するものである。このため、ストツカ
ー2上のグリーンシート50にX、Y、θ方向の
ずれがあつても供給テーブル5上に正確に位置決
めされた状態でグリーンシート50を自動供給す
ることができ、またグリーンシート50に収縮が
生じた場合にも基準辺51及び基準孔52を基準
として正確な位置決めを行うことができる。
ツカー2からグリーンシート50を仮置きテーブ
ル3へ移す際にグリーンシート50の辺上の凹部
55,56を仮置きテーブル3上に突設させたガ
イドピン10に係合させることにより、グリーン
シート50を仮置きテーブル3に対して位置決め
し、更にこのグリーンシート50を仮置きテーブ
ル3に対する位置決め用のテーパピン18とグリ
ーンシート50の基準孔52,54に挿入される
基準ピン17とを備えた吸着ヘツド11により吸
着ヘツド11に対してグリーンシート50を正確
に位置決めされた状態として吸着し供給テーブル
5上に移送するものである。このため、ストツカ
ー2上のグリーンシート50にX、Y、θ方向の
ずれがあつても供給テーブル5上に正確に位置決
めされた状態でグリーンシート50を自動供給す
ることができ、またグリーンシート50に収縮が
生じた場合にも基準辺51及び基準孔52を基準
として正確な位置決めを行うことができる。
第5図〜第7図は以上の位置決め方法をより明
確化するための平面図であり、第5図はストツカ
ー2上にグリーンシート50が置かれた状態を示
している。このようにストツカー2上ではグリー
ンシート50は正確には位置決めされていない。
確化するための平面図であり、第5図はストツカ
ー2上にグリーンシート50が置かれた状態を示
している。このようにストツカー2上ではグリー
ンシート50は正確には位置決めされていない。
第6図は仮置きテーブル3上に移送されたグリ
ーンシート50を示している。ここではグリーン
シート50の辺上の凹部55,56が仮置きテー
ブル3上に突設されたガイドピン10に係合し、
グリーンシート50は正しく仮置きテーブル3に
対する位置決めがなされている。また19は仮置
きテーブル3に形成された位置決め孔である。
ーンシート50を示している。ここではグリーン
シート50の辺上の凹部55,56が仮置きテー
ブル3上に突設されたガイドピン10に係合し、
グリーンシート50は正しく仮置きテーブル3に
対する位置決めがなされている。また19は仮置
きテーブル3に形成された位置決め孔である。
第7図は実施例の供給テーブル5の平面図であ
り、仮置きテーブル3と同様の位置決め孔19a
が形成されている。吸着ヘツド11は位置決め用
のテーパピン18を下面に備えたものであるか
ら、このテーパピン18を位置決め孔19に係合
させてグリーンシート50を吸着し、供給テーブ
ル5の位置決め孔19aに係合させつつ吸着を解
除することにより、グリーンシート50を正確に
位置決めした状態で供給テーブル5上へ供給する
ことができる。
り、仮置きテーブル3と同様の位置決め孔19a
が形成されている。吸着ヘツド11は位置決め用
のテーパピン18を下面に備えたものであるか
ら、このテーパピン18を位置決め孔19に係合
させてグリーンシート50を吸着し、供給テーブ
ル5の位置決め孔19aに係合させつつ吸着を解
除することにより、グリーンシート50を正確に
位置決めした状態で供給テーブル5上へ供給する
ことができる。
(発明の効果)
本発明は以上の説明から明らかなように、グリ
ーンシートをX、Y、θ方向に正確に位置決めさ
れた状態で目的位置へ供給することができ、特に
多層印刷回路基板製造の場合に好適なものである
が必ずしもこれに限定されず、正確な位置決めが
要求される各種の加工機に対するグリーンシート
の供給に広く利用できるものである。よつて本発
明は従来の問題点を一掃したグリーンシートの供
給方法及び供給装置として、産業の発展に寄与す
るところは極めて大である。
ーンシートをX、Y、θ方向に正確に位置決めさ
れた状態で目的位置へ供給することができ、特に
多層印刷回路基板製造の場合に好適なものである
が必ずしもこれに限定されず、正確な位置決めが
要求される各種の加工機に対するグリーンシート
の供給に広く利用できるものである。よつて本発
明は従来の問題点を一掃したグリーンシートの供
給方法及び供給装置として、産業の発展に寄与す
るところは極めて大である。
第1図は本発明の装置の実施例を示す正面図、
第2図はその平面図、第3図は要部の拡大正面
図、第4図はグリーンシートの平面図、第5図は
ストツカーの平面図、第6図は仮置きテーブルの
平面図、第7図は供給テーブル5の平面図であ
る。 3:仮置きテーブル、6:移送ヘツド、10:
ガイドピン、11:吸着ヘツド、17:基準ピ
ン、18:テーパピン、19:位置決め孔、5
0:グリーンシート、51:基準辺、52:基準
孔、55,56:凹部。
第2図はその平面図、第3図は要部の拡大正面
図、第4図はグリーンシートの平面図、第5図は
ストツカーの平面図、第6図は仮置きテーブルの
平面図、第7図は供給テーブル5の平面図であ
る。 3:仮置きテーブル、6:移送ヘツド、10:
ガイドピン、11:吸着ヘツド、17:基準ピ
ン、18:テーパピン、19:位置決め孔、5
0:グリーンシート、51:基準辺、52:基準
孔、55,56:凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基準辺の近傍に基準孔を備えるとともに、辺
上に凹部を備えたグリーンシートを、複数のガイ
ドピンが突設された仮置きテーブル上にグリーン
シートの上記凹部をこれらのガイドピンによつて
位置決めさせながら載置したのち、上記基準孔に
挿入される基準ピンを下面に突出させた浮動状態
の吸着ヘツドをその下面のテーパピンを仮置きテ
ーブルの位置決め孔に係合させることにより仮置
きテーブルに対して位置決めされた状態で下降さ
せてその下面にグリーンシートを吸着し、次に吸
着ヘツドを上昇させて吸着ヘツドに対する位置決
め手段を備えた供給テーブルまで移送し、供給テ
ーブル上に供給することを特徴とするグリーンシ
ートの供給方法。 2 基準辺の近傍に基準孔を備えるとともに辺上
に凹部を備えたグリーンシートを仮置きテーブル
上へ移送する移送ヘツドと、グリーンシートの上
記凹部に接してグリーンシートを正しい位置へガ
イドするための複数のガイドピンを上面に突設さ
せた仮置きテーブルと、仮置きテーブルに形成さ
れた位置決め孔に係合されるテーパピンとグリー
ンシートの基準孔に挿入される基準ピンとを下面
に備えた浮動状態に支持された吸着ヘツドと、吸
着ヘツドに対する位置決め手段とを備えた供給テ
ーブルとからなることを特徴とするグリーンシー
トの供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28794787A JPH01128802A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | グリーンシートの供給方法及び供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28794787A JPH01128802A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | グリーンシートの供給方法及び供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01128802A JPH01128802A (ja) | 1989-05-22 |
JPH0468125B2 true JPH0468125B2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=17723796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28794787A Granted JPH01128802A (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | グリーンシートの供給方法及び供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01128802A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0535399B1 (en) * | 1991-09-30 | 1995-12-27 | Gisulfo Baccini | Device to process electrical circuits |
JP4922129B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2012-04-25 | 株式会社小松製作所 | ウォータセパレータ |
JP5625706B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-11-19 | 住友ベークライト株式会社 | 積層体の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61219125A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-29 | マルコン電子株式会社 | 積層セラミツク電子部品の製造方法および製造装置 |
JPS61240697A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-25 | 富士通株式会社 | 多層セラミツク回路基板の製造方法 |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP28794787A patent/JPH01128802A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61219125A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-29 | マルコン電子株式会社 | 積層セラミツク電子部品の製造方法および製造装置 |
JPS61240697A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-25 | 富士通株式会社 | 多層セラミツク回路基板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01128802A (ja) | 1989-05-22 |
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