JPH046722Y2 - - Google Patents

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JPH046722Y2
JPH046722Y2 JP1987196210U JP19621087U JPH046722Y2 JP H046722 Y2 JPH046722 Y2 JP H046722Y2 JP 1987196210 U JP1987196210 U JP 1987196210U JP 19621087 U JP19621087 U JP 19621087U JP H046722 Y2 JPH046722 Y2 JP H046722Y2
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JP
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plunger
push button
switch
endoscope
button device
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JP1987196210U
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JPS63111101U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案の操作部に種々のスイツチが設けられ
る内視鏡に関する。
〔従来の技術〕
近時、内視鏡においては体腔内の観察をグラス
フアイバーなどの光学系に代わり固体撮像素子を
用いて電気的に行なうことが実用化されつつあ
る。このような内視鏡においては、上記固体撮像
素子が捕えた観察像を記録や再生など種々コント
ロールするための押しボタン装置を内視鏡の操作
部に設けなければならない。また、内視鏡は使用
する毎に洗浄消毒しなければならない。その洗浄
消毒に際しては、内視鏡全体を消毒液中に浸漬し
て行なうことが有効である。したがつて、内視鏡
は防水構造であることが要求され、その操作部に
設けられる上記押しボタン装置も当然防水構造で
なければならない。
上記操作部に押しボタン装置を液密に設けるに
は、この押しボタン装置をゴムなどの弾性材料で
作ることが考えられる。そのような従来技術とし
て特願昭58−101940号がある。この先行技術にお
いては、内視鏡用カメラの接続アダブタにゴムな
どの弾性材料によつてスイツチを押圧作動させる
ための操作突起が一体成形された補助レリーズ用
釦を液密に設けるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記補助レリーズ用釦を弾性材料で作れば、こ
れを上記接続用アダブタに液密に取着することが
できる。
しかしながら、上記補助レリーズ用釦はスイツ
チを押圧作動させるための操作突起も弾性材料で
一体形成されることになるから、この操作突起が
上記スイツチを押圧するときに弾性変形し、スイ
ツチを確実に作動させることができないことがあ
るという問題を有していた。
この考案は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、押しボタン装置の
防水膜とスイツチを押圧作動させるプランジヤと
を弾性材料で一体成形した構造において、上記プ
ランジヤによつてスイツチを作動させるときに、
このプランジヤが弾性変形してスイツチの作動が
不確実になることがないようにした内視鏡を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記問題点を解決するためにこの考案は、操作
部にプランジヤを有する押しボタン装置を設け、
前記プランジヤによつてスイツチを押圧作動させ
る内視鏡において、前記押しボタン装置は、前記
プランジヤを内面に突設するように一体成形した
弾性部材からなる防水膜と、前記防水膜の内面に
突設された前記プランジヤに挿着され該プランジ
ヤの弾性変形を防止する変形防止部材とで構成し
たことを特徴とする。それによつて、上記プラン
ジヤにより上記スイツチを確実に作動させること
ができるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第2図は図示しない固体撮像素子が組込
まれた内視鏡で、この内視鏡は操作部1を備えて
いる。この操作部1には挿入部2とユニバーサル
コード3とが接続されている。また、操作部1に
は送気送水ボタン4と吸引ボタン5とが設けられ
ているとともに、複数の押しボタン装置6を有す
るスイツチ部7が設けられている。上気押しボタ
ン装置6は各種スイツチをコントロールするため
のもので、たとえば静止画を記録するためのも
の、モニタ画面を静止するためのもの、VTR録
画をオン−オフするためのものなどが設けられて
いる。
上記スイツチ部7は、第3図と第4図に示すよ
うに一端面が開放しこの開放端を上記操作部1の
端面に突設された環状壁8に嵌合させた外筐9を
有する。この外筐9の他端面と一対の側面とには
それぞれ上記押しボタン装置6が設けられてい
る。この押しボタン装置6は第1図に示すように
構成されている。つまり、外筐9には取付孔12
が穿設されている。この取付孔12の外面側周辺
部には凹部13が形成され、この凹部13にはゴ
ムなどの弾性材料でほぼ帽子状に形成された防水
膜14が周辺のフランジ部15を接合させて設け
られている。このフランジ部15は上記取付孔1
2に嵌入された支持部材16によつて固定されて
いる。この支持部材16には上記フランジ部15
の内面に当接する帯状の突起17と、上記フラン
ジ部15の端面と内面とに接合する面を有する規
制部としての段部18が形成されているととも
に、上記取付孔12から突出した部分にはねじ1
9が形成されている。このねじ19にはナツト体
21が螺合されている。したがつて、このナツト
体21を締め込めば、防水膜14のフランジ部1
5が上記凹部13に押付けられる。また、このと
きフランジ部15は支持部材16の段部18によ
つて径方向に弾性変形するのが規制されるから、
これによつてフランジ部15の外面が凹部13に
強く圧接することになる。さらに、上記防水膜1
4内面中央部分からはプランジヤ22が一体に穿
設され、このプランジヤ22の先端は後述するご
とく外筐9内に設けられたスイツチ23に対向し
ている。したがつて、防水膜14を外面から押圧
して変形させれば、このプランジヤ22によつて
上記スイツチ23を作動させることができる。な
お、プランジヤ22には変形防止部材として金属
製の筒状体24が外嵌され、このプランジヤ22
がスイツチ23を押圧作動させるときに弾性変形
するのを防止している。また、上記取付孔12と
支持部材16の取付孔12に嵌合する部分とは第
5図に示すように断面が円形でなく、異形に形成
されている。したがつて、上記ナツト体21を締
め込むときに上記支持部材16が回転するのが防
止されるようになつている。
一方、上記スイツチ部7の外筐9は以下のごと
く上記操作部1に取付られている。つまり、外筐
9の端面に設けられた押しボタン装置6のナツト
体21には外周面にねじ25が形成されている。
このナツト体21にはベース板26が外嵌され、
このベース板26は上記ナツト体21に螺合され
た押えナツト27によつて固定されている。上記
ベース板26には第1の支柱28が突設され、こ
の第1の支柱28には第4図に示すようにほぼコ
字状の取付金具29が取付けられている。この取
付金具29には上述した3つの押しボタン装置6
と対向する位置にそれぞれ上記スイツチ23が設
けられている。
上記第1の支柱28には上記取付金具29を介
して第2の支柱31が突設されている。この第2
の支柱31には受け体32がねじ止め固定されて
いる。この受体32は上記操作部1の端面に取付
固定された取付座33にビス34で固定されてい
る。したがつて、上記外筐9は受け体32を介し
て操作部1に取付固定されている。さらに、上記
受け体32の外周面と外筐9の内周面との間およ
び環状壁8との間にはこれらの間の液密を保つた
めのパツキング35が設けられている。
このように構成された内視鏡の押しボタン装置
6において、スイツチ23を作動させるために
は、防水膜14のほぼ中央部分を指で押圧し、こ
の防水膜14を弾性変形させる。すると、上記防
水膜14と一体成形されたプランジヤ22がスイ
ツチ23に接近する方向へ変位することになるか
ら、このプランジヤ22の端面が上記スイツチ2
3を押圧作動させることになる。
この際、上記プランジヤ22は弾性材料で作ら
れているため、弾性変形しようとするが、この外
周面に嵌着された金属製の筒状体24によつて大
きく弾性変形するのが阻止させる。したがつて、
上記スイツチ23は上記プランジヤ22によつて
確実に作動させられることになる。また、上記押
しボタン装置6は、防水膜14の内面にプランジ
ヤ22を突設し、このプランジヤ22に補強用の
筒状体24を装着して構成した。そのため、上記
筒状体24が押しボタン装置6の表面側に露出
し、その表面形状を凹凸にすることがないから、
内視鏡の操作部1の洗浄消毒がしずらくなるとい
うこがない。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、押しボタン装置
の弾性材料によつて防水膜の内面に一体成形され
たプランジヤに、このプランジヤが弾性変形する
のを防止する変形防止部材を装着するようにし
た。したがつて、上記防水膜を弾性変形させてプ
ランジヤを変位させ、このプランジヤでスイツチ
を押圧作動させるときに、上記プランジヤが弾性
変形するのが防止されるから、上記スイツチを確
実に作動させることができる。また、上記変形防
止部材は押しボタン装置の内面側に設けられてい
るため、その表面に露出し、その表面形状を凹凸
にすることがないから、内視鏡操作部の洗浄消毒
がしずらくなるということがない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの一実施例を示し、第1図は押しボタ
ン装置の断面図、第2図は内視鏡の構成図、第3
図はスイツチ部の断面図、第4図は同じく第3図
−線に沿う断面図、第5図は第1図−線
に沿う断面図である。 1……操作部、6……押しボタン装置、14…
…防水膜、筒状体(変形防止部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作部にプランジヤを有する押しボタン装置を
    設け、前記プランジヤによつてスイツチを押圧作
    動させる内視鏡において、前記押しボタン装置
    は、前記プランジヤを内面に突設するように一体
    成形した弾性部材からなる防水膜と、前記防水膜
    の内面に突設された前記プランジヤに挿着され該
    プランジヤの弾性変形を防止する変形防止部材と
    で構成したことを特徴とする内視鏡。
JP1987196210U 1987-12-24 1987-12-24 Expired JPH046722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987196210U JPH046722Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987196210U JPH046722Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63111101U JPS63111101U (ja) 1988-07-16
JPH046722Y2 true JPH046722Y2 (ja) 1992-02-24

Family

ID=31154823

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JP1987196210U Expired JPH046722Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5137357B2 (ja) * 2006-08-23 2013-02-06 Hoya株式会社 電子内視鏡の操作部

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59228827A (ja) * 1983-06-08 1984-12-22 オリンパス光学工業株式会社 補助レリ−ズ付内視鏡用カメラ

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JPS59228827A (ja) * 1983-06-08 1984-12-22 オリンパス光学工業株式会社 補助レリ−ズ付内視鏡用カメラ

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JPS63111101U (ja) 1988-07-16

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