JPH0466742B2 - - Google Patents
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- JPH0466742B2 JPH0466742B2 JP1165037A JP16503789A JPH0466742B2 JP H0466742 B2 JPH0466742 B2 JP H0466742B2 JP 1165037 A JP1165037 A JP 1165037A JP 16503789 A JP16503789 A JP 16503789A JP H0466742 B2 JPH0466742 B2 JP H0466742B2
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- JP
- Japan
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- piston
- push rod
- lever
- master cylinder
- operating
- Prior art date
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L3/00—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
- B62L3/02—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever
- B62L3/023—Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever acting on fluid pressure systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transportation (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、バーハンドル車両に用いられる液圧
マスタシリンダの操作レバーに関し、特に、操作
レバーに伝達される液圧発生時のピストンの反力
による操作フイーリングを変更可能とした操作レ
バーに関する。
マスタシリンダの操作レバーに関し、特に、操作
レバーに伝達される液圧発生時のピストンの反力
による操作フイーリングを変更可能とした操作レ
バーに関する。
バーハンドル車両に用いられる液圧マスタシリ
ンダの操作レバーの操作フイーリングには、次の
ものがある。
ンダの操作レバーの操作フイーリングには、次の
ものがある。
操作レバーの作用腕に設けたプツシユロツド
を進退させて、ピストンの無効ストローク量を
調整することにより、好みの操作フイーリング
を選択する。
を進退させて、ピストンの無効ストローク量を
調整することにより、好みの操作フイーリング
を選択する。
ライダーの手のサイズに合せて、操作レバー
の握り部とバーハンドルとの間隔、即ち握り代
を調整することにより、好みの操作フイーリン
グを選択する。
の握り部とバーハンドルとの間隔、即ち握り代
を調整することにより、好みの操作フイーリン
グを選択する。
操作レバーに伝達される液圧発生時のピスト
ンの反力による操作フイーリングを変更して、
好みの操作フイーリングを選択する。
ンの反力による操作フイーリングを変更して、
好みの操作フイーリングを選択する。
この内、上記のピストンの無効ストローク量
を調整することにより、好みの操作フイーリング
を選択する操作レバーとしては、例えば、実公昭
62−1834号公報に示されるように、マスタシリン
ダのピストンをプツシユロツドを介して押動する
操作レバーの作用腕に、該プツシユロツドの後端
が係合するアジヤスト駒を回転可能に設け、該ア
ジヤスト駒の円筒胴部に、前記プツシユロツドと
の係合凹部をその深さを変えて複数個形成し、該
アジヤスト駒を回転させることにより、いずれか
の凹部にプツシユロツドの後端を係合させて、プ
ツシユロツドをピストンの軸線上を進退させ、ピ
ストンの作動ストローク量を変えて、ピストンの
無効ストローク量を変更し、この無効ストローク
を解消するまでの操作レバーの遊び量を可変にし
て操作フイーリングを選択可能にしている。
を調整することにより、好みの操作フイーリング
を選択する操作レバーとしては、例えば、実公昭
62−1834号公報に示されるように、マスタシリン
ダのピストンをプツシユロツドを介して押動する
操作レバーの作用腕に、該プツシユロツドの後端
が係合するアジヤスト駒を回転可能に設け、該ア
ジヤスト駒の円筒胴部に、前記プツシユロツドと
の係合凹部をその深さを変えて複数個形成し、該
アジヤスト駒を回転させることにより、いずれか
の凹部にプツシユロツドの後端を係合させて、プ
ツシユロツドをピストンの軸線上を進退させ、ピ
ストンの作動ストローク量を変えて、ピストンの
無効ストローク量を変更し、この無効ストローク
を解消するまでの操作レバーの遊び量を可変にし
て操作フイーリングを選択可能にしている。
また、上記のライダーの手のサイズに合せ
て、握り代を調整することにより、好みの操作フ
イーリングを選択する操作レバーとしては、例え
ば、実公昭62−30870号公報に示されるように、
レバーブラケツトに支軸にて枢支された作用腕を
有する枢支部と、該枢支部に枢支された握り部と
からなり、該握り部の回動により作用腕にてマス
タシリンダ内のピストンの後端をプツシユロツド
を介して押動し、かつ、前記枢支部と握り部との
間に握り代を調整するアジヤスト手段を備え、プ
ツシユロツドの作動ストロークを変えることな
く、操作レバーの握り部とハンドルとの間隔を調
整できるようにし、好みの操作フイーリングを選
択可能にしている。
て、握り代を調整することにより、好みの操作フ
イーリングを選択する操作レバーとしては、例え
ば、実公昭62−30870号公報に示されるように、
レバーブラケツトに支軸にて枢支された作用腕を
有する枢支部と、該枢支部に枢支された握り部と
からなり、該握り部の回動により作用腕にてマス
タシリンダ内のピストンの後端をプツシユロツド
を介して押動し、かつ、前記枢支部と握り部との
間に握り代を調整するアジヤスト手段を備え、プ
ツシユロツドの作動ストロークを変えることな
く、操作レバーの握り部とハンドルとの間隔を調
整できるようにし、好みの操作フイーリングを選
択可能にしている。
ところが、上述の操作レバーでは、上記及び
のピストンの無効ストローク量及び握り代の調
整による操作フイーリングは選択できても、上記
の操作レバーに伝達される液圧発生時のピスト
ンの反力による操作フイーリングを変更して、好
みの操作フイーリングを選択することはできなか
った。
のピストンの無効ストローク量及び握り代の調
整による操作フイーリングは選択できても、上記
の操作レバーに伝達される液圧発生時のピスト
ンの反力による操作フイーリングを変更して、好
みの操作フイーリングを選択することはできなか
った。
そこで本発明は、ピストンの作動ストロークを
変更することなく、操作レバーのレバー比を変更
することにより、操作レバーに伝達される液圧発
生時のピストンの反力による操作フイーリングを
変更して、好みの操作フイーリングを選択するこ
とのできる車両用液圧マスタシリンダの操作レバ
ーを提供することを目的としている。
変更することなく、操作レバーのレバー比を変更
することにより、操作レバーに伝達される液圧発
生時のピストンの反力による操作フイーリングを
変更して、好みの操作フイーリングを選択するこ
とのできる車両用液圧マスタシリンダの操作レバ
ーを提供することを目的としている。
上記目的達成のため本発明は、請求項1の発明
では、レバーブラケツトに支軸にて枢支され、握
り部の回動により作用腕にてマスタシリンダ内の
ピストンの後端をプツシユロツドを介して押動
し、かつ、円筒胴部に深さの異なる凹部を適数個
形成したアジヤスト駒を前記作用腕に回転可能に
装着し、前記プツシユロツドの後端を前記いずれ
かの凹部に係合せしめて、前記ピストンの無効ス
トローク量を調整する車両用液圧マスタシリンダ
の操作レバーにおいて、前記作用腕に前記アジヤ
スト駒を装着する長孔を形成し、該長孔に弾持さ
れる前記アジヤスト駒の保持部を、前記ピストン
の軸線と交叉する方向に前記支軸からの距離を異
ならせて複数個形成したことを特徴とし、請求項
2の発明では 、レバーブラケツトに支軸にて枢支された作用腕
を有する枢支部と、該枢支部に枢支された握り部
とからなり、該握り部の回動により作用腕にてマ
スタシリンダ内のピストンの後端をプツシユロツ
ドを介して押動し、かつ、前記枢支部と握り部と
の間に握り代を調整するアジヤスト手段を備えた
車両用液圧マスタシリンダの操作レバーにおい
て、前記作用腕に前記プツシユロツドの後端を保
持する保持部を、前記ピストンの軸線と交叉する
方向に前記支軸からの距離を異ならせて複数個形
成したことを特徴とし、請求項3の発明では、レ
バーブラケツトに支軸にて枢支され、握り部の回
動により作用腕にてマスタシリンダ内のピストン
の後端をプツシユロツドを介して押動する車両用
液圧マスタシリンダの操作レバーにおいて、前記
作用腕に前記プツシユロツドの後端を保持する保
持部を、前記ピストンの軸線と交叉する方向に前
記支軸からの距離を異ならせて複数個形成したこ
とを特徴としている。
では、レバーブラケツトに支軸にて枢支され、握
り部の回動により作用腕にてマスタシリンダ内の
ピストンの後端をプツシユロツドを介して押動
し、かつ、円筒胴部に深さの異なる凹部を適数個
形成したアジヤスト駒を前記作用腕に回転可能に
装着し、前記プツシユロツドの後端を前記いずれ
かの凹部に係合せしめて、前記ピストンの無効ス
トローク量を調整する車両用液圧マスタシリンダ
の操作レバーにおいて、前記作用腕に前記アジヤ
スト駒を装着する長孔を形成し、該長孔に弾持さ
れる前記アジヤスト駒の保持部を、前記ピストン
の軸線と交叉する方向に前記支軸からの距離を異
ならせて複数個形成したことを特徴とし、請求項
2の発明では 、レバーブラケツトに支軸にて枢支された作用腕
を有する枢支部と、該枢支部に枢支された握り部
とからなり、該握り部の回動により作用腕にてマ
スタシリンダ内のピストンの後端をプツシユロツ
ドを介して押動し、かつ、前記枢支部と握り部と
の間に握り代を調整するアジヤスト手段を備えた
車両用液圧マスタシリンダの操作レバーにおい
て、前記作用腕に前記プツシユロツドの後端を保
持する保持部を、前記ピストンの軸線と交叉する
方向に前記支軸からの距離を異ならせて複数個形
成したことを特徴とし、請求項3の発明では、レ
バーブラケツトに支軸にて枢支され、握り部の回
動により作用腕にてマスタシリンダ内のピストン
の後端をプツシユロツドを介して押動する車両用
液圧マスタシリンダの操作レバーにおいて、前記
作用腕に前記プツシユロツドの後端を保持する保
持部を、前記ピストンの軸線と交叉する方向に前
記支軸からの距離を異ならせて複数個形成したこ
とを特徴としている。
上記発明の構成によれば、プツシユロツドの後
端を、前記ピストンの軸線と交叉する方向に前記
支軸からの距離を異ならせて作用腕に形成したい
ずれかの保持部に選択保持させることにより、操
作レバーの枢支点である支軸と作用腕のプツシユ
ロツド押動点との距離が変わり、ピストンの作動
ストロークを変更することなくレバー比の変更が
でき、操作レバーに伝達される液圧発生時のピス
トンの反力による操作フイーリングを変更でき、
好みの操作フイーリングが選択可能となる。
端を、前記ピストンの軸線と交叉する方向に前記
支軸からの距離を異ならせて作用腕に形成したい
ずれかの保持部に選択保持させることにより、操
作レバーの枢支点である支軸と作用腕のプツシユ
ロツド押動点との距離が変わり、ピストンの作動
ストロークを変更することなくレバー比の変更が
でき、操作レバーに伝達される液圧発生時のピス
トンの反力による操作フイーリングを変更でき、
好みの操作フイーリングが選択可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図乃至第6図は、本発明の第1実施例を示
すもので、請求項1に記載の発明の1例である。
すもので、請求項1に記載の発明の1例である。
ハンドルバー1に取付けられたマスタシリンダ
2のレバーブラケツト3には、第1支軸4にて操
作レバー5が回動可能に枢支されている。
2のレバーブラケツト3には、第1支軸4にて操
作レバー5が回動可能に枢支されている。
該操作レバー5は、第1支軸4に枢支される枢
支部6と、該枢支部6に第2支軸7にて回動可能
に枢支される操作部8とで構成される2ピースタ
イプで、枢支部6には、マスタシリンダ2の側部
に当接して操作レバー5の復帰位置を規制するス
トツパー6aと、第1支軸4よりも車体前方側で
操作部8を支持する支持部6bとが形成されてい
る。
支部6と、該枢支部6に第2支軸7にて回動可能
に枢支される操作部8とで構成される2ピースタ
イプで、枢支部6には、マスタシリンダ2の側部
に当接して操作レバー5の復帰位置を規制するス
トツパー6aと、第1支軸4よりも車体前方側で
操作部8を支持する支持部6bとが形成されてい
る。
前記操作部8は、ハンドルバー1と略平行に延
出する握り部9と、該握り部9に略直交してハン
ドルバー1側へ延出する作用腕10とを有し、第
2支軸7よりも車体中央側に設けられた凸片11
と枢支部6との間に配置されるスプリング12の
付勢力により、作用腕10のマスタシリンダ2側
の側面の一部を前記枢支部6に当接して、操作部
8と枢支部6とが一体に第1支軸4を中心として
回動するように構成されている。
出する握り部9と、該握り部9に略直交してハン
ドルバー1側へ延出する作用腕10とを有し、第
2支軸7よりも車体中央側に設けられた凸片11
と枢支部6との間に配置されるスプリング12の
付勢力により、作用腕10のマスタシリンダ2側
の側面の一部を前記枢支部6に当接して、操作部
8と枢支部6とが一体に第1支軸4を中心として
回動するように構成されている。
前記操作レバー5は、ライダーが握り部9をハ
ンドルバー1方向へ引くことにより、作用腕10
がマスタシリンダ2内に挿着されたピストン13
との間に介在するプツシユロツド14を押動し
て、ピストン13を前進させてマスタシリンダ2
内に液圧を発生させる。
ンドルバー1方向へ引くことにより、作用腕10
がマスタシリンダ2内に挿着されたピストン13
との間に介在するプツシユロツド14を押動し
て、ピストン13を前進させてマスタシリンダ2
内に液圧を発生させる。
前記ピストン13の後端には、球面状の凹部1
3aが形成され、該凹部13にプツシユロツド1
4の先端14aに形成された球面状の凸部が当接
しており、プツシユロツド14は、ピストン13
の後端を中心として揺動可能に設けられている。
3aが形成され、該凹部13にプツシユロツド1
4の先端14aに形成された球面状の凸部が当接
しており、プツシユロツド14は、ピストン13
の後端を中心として揺動可能に設けられている。
該プツシユロツド14の後端側は、作用腕10
のマスタシリンダ2側の側面に車体前後方向に長
く形成された挿通孔15を貫通して、プツシユロ
ツド14の後端14bを作用腕10に装着された
無効ストローク量調整用のアジヤスト機構16に
当接している。
のマスタシリンダ2側の側面に車体前後方向に長
く形成された挿通孔15を貫通して、プツシユロ
ツド14の後端14bを作用腕10に装着された
無効ストローク量調整用のアジヤスト機構16に
当接している。
作用腕10には、第1支軸4の軸線方向に貫通
して車体前後方向に長い長孔17が形成され、該
長孔17に前記アジヤスト機構16が車体前後方
向に移動可能に装着されている。この長孔17
は、マスタシリンダ2側の壁面17a前記挿通孔
15が開口し、該挿通孔15に対向する壁面17
bは、ピストン13の後端を中心とする円弧上に
形成され、該壁面17bには、前記ピストン13
の軸線と交叉する方向に前記1支軸4からの距離
を異ならせて、即ち車体前後方向に位置を変え
て、前記アジヤスト機構16を保持する保持部と
なる3個の係合溝17c,17b,17eが形成
されている。
して車体前後方向に長い長孔17が形成され、該
長孔17に前記アジヤスト機構16が車体前後方
向に移動可能に装着されている。この長孔17
は、マスタシリンダ2側の壁面17a前記挿通孔
15が開口し、該挿通孔15に対向する壁面17
bは、ピストン13の後端を中心とする円弧上に
形成され、該壁面17bには、前記ピストン13
の軸線と交叉する方向に前記1支軸4からの距離
を異ならせて、即ち車体前後方向に位置を変え
て、前記アジヤスト機構16を保持する保持部と
なる3個の係合溝17c,17b,17eが形成
されている。
無効ストローク量調整用の前記アジヤスト機構
16は、操作レバー5の握り部9とハンドルバー
1との間隔を変えることなく、プツシユロツド1
4をピストン13の軸線上を進退させ、ピストン
13の作動ストローク量を変えて、ピストン13
の無効ストローク量を変更し、この無効ストロー
クを解消するまでの操作レバー5の遊び量を可変
にして、操作フイーリングを選択可能にするもの
である。
16は、操作レバー5の握り部9とハンドルバー
1との間隔を変えることなく、プツシユロツド1
4をピストン13の軸線上を進退させ、ピストン
13の作動ストローク量を変えて、ピストン13
の無効ストローク量を変更し、この無効ストロー
クを解消するまでの操作レバー5の遊び量を可変
にして、操作フイーリングを選択可能にするもの
である。
このアジヤスト機構16は、プツシユロツド1
4の後端14bに当接して、プツシユロツド14
をピストン13の軸線上を進退させるアジヤスト
駒18と、このアジヤスト駒18を回転可能に支
持するホルダー19と、該ホルダー19の筒部1
9a外周に嵌合して長孔17にアジヤスト機構1
6を弾持させるスプリング部材20と、ホルダー
19の筒部19aとスプリング部材20とに支持
されて、前記係合溝17c,17d,17eのい
ずれかに係合するクリツクボール21とで構成さ
れている。
4の後端14bに当接して、プツシユロツド14
をピストン13の軸線上を進退させるアジヤスト
駒18と、このアジヤスト駒18を回転可能に支
持するホルダー19と、該ホルダー19の筒部1
9a外周に嵌合して長孔17にアジヤスト機構1
6を弾持させるスプリング部材20と、ホルダー
19の筒部19aとスプリング部材20とに支持
されて、前記係合溝17c,17d,17eのい
ずれかに係合するクリツクボール21とで構成さ
れている。
アジヤスト駒18は、円筒胴部18aと鍔部1
8bとを有し、該円筒胴部18aの外周には、プ
ツシユロツド14の後端14bが当接する深さの
異なる凹部18c,18d,18e,18fが周
方向に順次形成され、かつこれらの凹部のいずれ
の深さよりも浅い深さの案内溝18gが隣接する
凹部間にそれぞれ形成されており、さらに、鍔部
18bの上面に工具係合溝18hとマーク18i
とが形成されている。
8bとを有し、該円筒胴部18aの外周には、プ
ツシユロツド14の後端14bが当接する深さの
異なる凹部18c,18d,18e,18fが周
方向に順次形成され、かつこれらの凹部のいずれ
の深さよりも浅い深さの案内溝18gが隣接する
凹部間にそれぞれ形成されており、さらに、鍔部
18bの上面に工具係合溝18hとマーク18i
とが形成されている。
ホルダー19は、アジヤスト駒18の円筒胴部
18aが挿入される筒部19aと鍔部19bとを
有し、筒部19aのピストン13側にはプツシユ
ロツド14の挿通孔19cが、反ピストン13側
には前記クリツクボール21の支持孔19dがそ
れぞれ形成されている。
18aが挿入される筒部19aと鍔部19bとを
有し、筒部19aのピストン13側にはプツシユ
ロツド14の挿通孔19cが、反ピストン13側
には前記クリツクボール21の支持孔19dがそ
れぞれ形成されている。
スプリング部材20は、ホルダー19の筒部1
9a外周に嵌合するリング部20aのピストン1
3側に、長孔17のピストン13側の壁面17a
に当接してクリツクボール21を長孔17の壁面
17bに押し付ける弾発部20bと、プツシユロ
ツド14の挿通孔20cとを、壁面17b側に前
記クリツクボール21の一部をリング部20aか
ら突出させる保持孔20dとをそれぞれ有してい
る。
9a外周に嵌合するリング部20aのピストン1
3側に、長孔17のピストン13側の壁面17a
に当接してクリツクボール21を長孔17の壁面
17bに押し付ける弾発部20bと、プツシユロ
ツド14の挿通孔20cとを、壁面17b側に前
記クリツクボール21の一部をリング部20aか
ら突出させる保持孔20dとをそれぞれ有してい
る。
前記スプリング部材20は、弾発部20bの付
勢力により、クリツクボール21を長孔17の壁
面17bに形成された係合溝17c,17d,1
7eのいずれかに係合させて、アジヤスト機構1
6を長孔17に保持させる。
勢力により、クリツクボール21を長孔17の壁
面17bに形成された係合溝17c,17d,1
7eのいずれかに係合させて、アジヤスト機構1
6を長孔17に保持させる。
前記アジヤスト機構16の作用を説明すると、
先ず、操作レバー5の握り部9をスプリング12
の付勢力に抗してハンドルバー1から離間する方
向へ回動し、操作部8を第2支軸7を中心に枢支
部6に対して第1図において反時計方向に回動さ
せ、アジヤスト駒18のいずれかの凹部18c,
18d,18e,18fに係合しているプツシユ
ロツド14の後端14bの係合を解除する。
先ず、操作レバー5の握り部9をスプリング12
の付勢力に抗してハンドルバー1から離間する方
向へ回動し、操作部8を第2支軸7を中心に枢支
部6に対して第1図において反時計方向に回動さ
せ、アジヤスト駒18のいずれかの凹部18c,
18d,18e,18fに係合しているプツシユ
ロツド14の後端14bの係合を解除する。
この状態で、アジヤスト駒18を回転させて、
凹部18c,18d,18e,18fのいずれか
を選択し、操作部8をスプリング12の付勢力に
て復帰させると、プツシユロツド14の後端14
bが選択したいずれかの凹部に係合し、凹部18
c,18d,18e,18fの深さが異なるとこ
ろから、これらの深さによつてプツシユロツド1
4をピストン13の軸線上を進退させ、ピストン
の13作動ストローク量を変えて、操作レバー5
の握り部9とハンドルバー1との間隔を変えるこ
となく、ピストン13の無効ストローク量を変更
し、この無効ストロークを解消するまでの操作レ
バー5の遊び量を可変にして、好みの操作フイー
リングを選択する。
凹部18c,18d,18e,18fのいずれか
を選択し、操作部8をスプリング12の付勢力に
て復帰させると、プツシユロツド14の後端14
bが選択したいずれかの凹部に係合し、凹部18
c,18d,18e,18fの深さが異なるとこ
ろから、これらの深さによつてプツシユロツド1
4をピストン13の軸線上を進退させ、ピストン
の13作動ストローク量を変えて、操作レバー5
の握り部9とハンドルバー1との間隔を変えるこ
となく、ピストン13の無効ストローク量を変更
し、この無効ストロークを解消するまでの操作レ
バー5の遊び量を可変にして、好みの操作フイー
リングを選択する。
次に、操作レバー5のレバー比を変更すること
により、操作レバー5に伝達される液圧発生時の
ピストン13の反力による操作フイーリングを変
更して、好みの操作フイーリングを選択する場合
を説明する。
により、操作レバー5に伝達される液圧発生時の
ピストン13の反力による操作フイーリングを変
更して、好みの操作フイーリングを選択する場合
を説明する。
第3図に示されるように、枢支点である第1支
軸4と握り部8の端後との距離をL、第1支軸4
と作用腕10のプツシユロツド14の押動点との
距離をM、第1支軸4とピストン13の後端との
距離をNとすると、距離L、Nは一定であるか
ら、第1支軸4との作用腕10のプツシユロツド
14の押動点との距離Mを変えると、レバー比
(M/L)が変化する。
軸4と握り部8の端後との距離をL、第1支軸4
と作用腕10のプツシユロツド14の押動点との
距離をM、第1支軸4とピストン13の後端との
距離をNとすると、距離L、Nは一定であるか
ら、第1支軸4との作用腕10のプツシユロツド
14の押動点との距離Mを変えると、レバー比
(M/L)が変化する。
そこで、ホルダー19の鍔部19bをスプリン
グ部材20の弾発部20bの付勢力に抗してマス
タシリンダ2側へ押すと、アジヤスト機構16全
体がマスタシリンダ2側へ移動し、クリツクボー
ル21が長孔17の壁面17bから離れる。
グ部材20の弾発部20bの付勢力に抗してマス
タシリンダ2側へ押すと、アジヤスト機構16全
体がマスタシリンダ2側へ移動し、クリツクボー
ル21が長孔17の壁面17bから離れる。
この状態で、アジヤスト機構16全体をピスト
ン13の軸線と交叉する方向、即ち車体前後方向
へ移動させ、クリツクボール21と係合する係合
溝17c,17d,17eのいずれかを選択し、
ホルダー19の鍔部19bを離してクリツクボー
ル21を選択した係合溝に係合させる。
ン13の軸線と交叉する方向、即ち車体前後方向
へ移動させ、クリツクボール21と係合する係合
溝17c,17d,17eのいずれかを選択し、
ホルダー19の鍔部19bを離してクリツクボー
ル21を選択した係合溝に係合させる。
これにより、プツシユロツド14は、第5図に
示されるように、クリツクボール21と係合溝1
7dとが係合する図における水平な保持状態と、
クリツクボール21と係合溝17cとが係合する
図における上方へ回動した保持状態と、クリツク
ボール21と係合溝17eとが係合する図におけ
る下方へ回動した保持状態とに位置を変更する。
示されるように、クリツクボール21と係合溝1
7dとが係合する図における水平な保持状態と、
クリツクボール21と係合溝17cとが係合する
図における上方へ回動した保持状態と、クリツク
ボール21と係合溝17eとが係合する図におけ
る下方へ回動した保持状態とに位置を変更する。
これらの保持状態の変更は、第1支軸4と係合
溝17c,17d,17eとの距離が、ピストン
13の軸線と交叉する方向においてそれぞれ異な
るところから、操作レバー5の枢支点である第1
支軸4と、作用腕10のプツシユロツド14の押
動点である係合溝17c,17d,17eとの距
離の変更となり、前記した距離Mが変化してレバ
ー比の変更となつて、ピストン13の作動ストロ
ークを変更することなく、操作レバー5に伝達さ
れる液圧発生時のピストン13の反力による操作
フイーリングを変更して、好みの操作フイーリン
グを選択できる。
溝17c,17d,17eとの距離が、ピストン
13の軸線と交叉する方向においてそれぞれ異な
るところから、操作レバー5の枢支点である第1
支軸4と、作用腕10のプツシユロツド14の押
動点である係合溝17c,17d,17eとの距
離の変更となり、前記した距離Mが変化してレバ
ー比の変更となつて、ピストン13の作動ストロ
ークを変更することなく、操作レバー5に伝達さ
れる液圧発生時のピストン13の反力による操作
フイーリングを変更して、好みの操作フイーリン
グを選択できる。
第7図及び第8図は、本発明の第2実施例を示
すもので、請求項2に記載の発明の1例である。
すもので、請求項2に記載の発明の1例である。
操作レバー30は、握り部31と、作動腕32
を有する枢支部とが分割された2ピースタイプ
で、握り部31と、作動腕32を有する枢支部と
をマスタシリンダ33のレバーブラケツト34に
支軸35にて同軸上に回動可能に枢支し、握り部
31と、作用腕32を有する枢支部との間に握り
代を調整するアジヤスト手段としてアジヤストね
じ36を設けている。
を有する枢支部とが分割された2ピースタイプ
で、握り部31と、作動腕32を有する枢支部と
をマスタシリンダ33のレバーブラケツト34に
支軸35にて同軸上に回動可能に枢支し、握り部
31と、作用腕32を有する枢支部との間に握り
代を調整するアジヤスト手段としてアジヤストね
じ36を設けている。
したがつて、握り代、即ち握り部31とハンド
ルバーとの間隔を調整する場合は、アジヤストね
じ36を螺出入すると、握り部31が支軸35を
中心に回動するので、マスタシリンダ33内に挿
着されたピストン37のストロークを変更するこ
となく、即ちプツシユロツドの作動ストロークを
変えることなく、ライダーの手のサイズに合せ
て、握り部31とハンドルバーとの間隔を調整で
き、好みの操作フイーリングを選択できる。
ルバーとの間隔を調整する場合は、アジヤストね
じ36を螺出入すると、握り部31が支軸35を
中心に回動するので、マスタシリンダ33内に挿
着されたピストン37のストロークを変更するこ
となく、即ちプツシユロツドの作動ストロークを
変えることなく、ライダーの手のサイズに合せ
て、握り部31とハンドルバーとの間隔を調整で
き、好みの操作フイーリングを選択できる。
ピストン37をプツシユロツド38を介して押
動する前記作用腕32は、ピストン37側の側面
32aと反ピストン37側の側面32bとを、プ
ツシユロツド38が当接するピストン37の後端
を中心とする円弧状に形成し、両側面32a,3
2bに開口するプツシユロツド挿通孔32cを貫
通形成し、反ピストン37側の側面32bにプツ
シユロツド38の後端部の保持部となる凹部32
d,32e,32fを、ピストン37の軸線と交
叉する方向に前記支軸35からの距離を異ならせ
て、即ち車体前後方向に位置を変えて3ケ所形成
している。
動する前記作用腕32は、ピストン37側の側面
32aと反ピストン37側の側面32bとを、プ
ツシユロツド38が当接するピストン37の後端
を中心とする円弧状に形成し、両側面32a,3
2bに開口するプツシユロツド挿通孔32cを貫
通形成し、反ピストン37側の側面32bにプツ
シユロツド38の後端部の保持部となる凹部32
d,32e,32fを、ピストン37の軸線と交
叉する方向に前記支軸35からの距離を異ならせ
て、即ち車体前後方向に位置を変えて3ケ所形成
している。
プツシユロツド38は、大径軸部38aと小径
軸部38bとを有し、先端38cをピストン37
の後端に当接して、ピストン37の後端を中心と
して揺動可能に設けられ、大径軸部32aの後端
段部を作用腕32の側面32aに当接し、小径軸
部38bを前記プツシユロツド挿通孔32cに挿
通して後端を反ピストン側側面32bから突出し
ている。
軸部38bとを有し、先端38cをピストン37
の後端に当接して、ピストン37の後端を中心と
して揺動可能に設けられ、大径軸部32aの後端
段部を作用腕32の側面32aに当接し、小径軸
部38bを前記プツシユロツド挿通孔32cに挿
通して後端を反ピストン側側面32bから突出し
ている。
プツシユロツド38の後端には、前記凹部32
d,32e,32fに係合する係合部材38dが
設けられ、該係合部材38dは、プツシユロツド
38の後端に固設された抜止めリング38eとの
間に縮設されたスプリング38fにより、ピスト
ン37方向へ付勢されている。
d,32e,32fに係合する係合部材38dが
設けられ、該係合部材38dは、プツシユロツド
38の後端に固設された抜止めリング38eとの
間に縮設されたスプリング38fにより、ピスト
ン37方向へ付勢されている。
この操作レバー30のレバー比を変更する場合
には、プツシユロツド38の係合部材38dを抜
止めリング38e側へ抜き、第7図における係合
部材38dと凹部32eとの係合を解除し、プツ
シユロツド38を車体前後方向へ回動して、選択
した凹部32dまたは凹部32fのいずれかに係
合させる。
には、プツシユロツド38の係合部材38dを抜
止めリング38e側へ抜き、第7図における係合
部材38dと凹部32eとの係合を解除し、プツ
シユロツド38を車体前後方向へ回動して、選択
した凹部32dまたは凹部32fのいずれかに係
合させる。
これにより、プツシユロツド38の押動点と支
軸35との距離が変わるので、ピストン37のス
トロークを変更することなくレバー比を変更で
き、操作レバー30に伝達される液圧発生時のピ
ストン37の反力による操作フイーリングを変更
して、好みの操作フイーリングを選択できる。
軸35との距離が変わるので、ピストン37のス
トロークを変更することなくレバー比を変更で
き、操作レバー30に伝達される液圧発生時のピ
ストン37の反力による操作フイーリングを変更
して、好みの操作フイーリングを選択できる。
尚、上記各実施例では、作用腕のプツシユロツ
ドの保持部を、ピストン後端を中心とする円周上
に複数個形成したもので説明したが、この保持部
を作用腕に直線状等に配列してもよく、この場合
には、レバー比を変更すると、握り部とハンドル
バーとの間隔も変更されるが、第2実施例によれ
ば、握りアジヤストを調整させて好みの間隔に設
定すればよい。
ドの保持部を、ピストン後端を中心とする円周上
に複数個形成したもので説明したが、この保持部
を作用腕に直線状等に配列してもよく、この場合
には、レバー比を変更すると、握り部とハンドル
バーとの間隔も変更されるが、第2実施例によれ
ば、握りアジヤストを調整させて好みの間隔に設
定すればよい。
第9図及び第10図は、本発明の第3実施例を
示すもので、請求項3に記載の発明の1例であ
る。
示すもので、請求項3に記載の発明の1例であ
る。
操作レバー40は、握り部41と作用腕42と
を一体に形成した1ピースタイプで、支軸43に
よりマスタシリンダ44のレバーブラケツト45
に回動可能に枢支され、作用腕42にてプツシユ
ロツド46を介してマスタシリンダ44内のピス
トン47を押動する。
を一体に形成した1ピースタイプで、支軸43に
よりマスタシリンダ44のレバーブラケツト45
に回動可能に枢支され、作用腕42にてプツシユ
ロツド46を介してマスタシリンダ44内のピス
トン47を押動する。
作用腕42には、プツシユロツド46の後端を
ボルト48を介して保持する保持部として保持孔
42aが形成され、該保持孔42aには、ボルト
48が係合して、プツシユロツド46の後端を保
持する凹部42b,42c,42dが、ピストン
47の軸線と交叉する方向に前記支軸43からの
距離を異ならせて、即ち車体前後方向に位置を変
えて、ピストン47の後端を中心とする円の円周
上に形成されている。
ボルト48を介して保持する保持部として保持孔
42aが形成され、該保持孔42aには、ボルト
48が係合して、プツシユロツド46の後端を保
持する凹部42b,42c,42dが、ピストン
47の軸線と交叉する方向に前記支軸43からの
距離を異ならせて、即ち車体前後方向に位置を変
えて、ピストン47の後端を中心とする円の円周
上に形成されている。
この操作レバー40、ボルト48と凹部42
b,42c,42dとの係合位置を変えることに
より、ピストン47のストロークを変えることな
くレバー比を変更でき、操作レバー40に伝達さ
れる液圧発生時のピストン47の反力による操作
フイーリングを変更して、好みの操作フイーリン
グを選択できる。
b,42c,42dとの係合位置を変えることに
より、ピストン47のストロークを変えることな
くレバー比を変更でき、操作レバー40に伝達さ
れる液圧発生時のピストン47の反力による操作
フイーリングを変更して、好みの操作フイーリン
グを選択できる。
本発明は以上のように、マスタシリンダ内のピ
ストンをプツシユロツドを介して押動する操作レ
バーの作用腕に、プツシユロツドの後端を係合す
る無効ストローク調整用のアジヤスト駒あるいは
プツシユロツドの後端の保持部を、前記ピストン
の軸線と交叉する方向に前記支軸からの距離を異
ならせて複数個形成したので、プツシユロツドの
保持位置を変更することにより、操作レバーの枢
支点と作用腕のプツシユロツド押動点との距離が
変わり、ピストンの作動ストロークを変更するこ
となくレバー比を変更でき、操作レバーに伝達さ
れる液圧発生時のピストンの反力による好みの操
作フイーリングを選択できる。
ストンをプツシユロツドを介して押動する操作レ
バーの作用腕に、プツシユロツドの後端を係合す
る無効ストローク調整用のアジヤスト駒あるいは
プツシユロツドの後端の保持部を、前記ピストン
の軸線と交叉する方向に前記支軸からの距離を異
ならせて複数個形成したので、プツシユロツドの
保持位置を変更することにより、操作レバーの枢
支点と作用腕のプツシユロツド押動点との距離が
変わり、ピストンの作動ストロークを変更するこ
となくレバー比を変更でき、操作レバーに伝達さ
れる液圧発生時のピストンの反力による好みの操
作フイーリングを選択できる。
第1図乃至第6図は本発明の第1実施例を示
し、第1図は操作レバーの平面図、第2図は操作
レバーの底面図、第3図はレバー比の関係を示す
平面図、第4図は操作レバーの分解斜視図、第5
図は要部の拡大断面平面図、第6図は同じく拡大
断面側面図、第7図は第2実施例を示す操作レバ
ーの一部断面平面図、第8図は第7図の−断
面図、第9図は第3実施例を示す操作レバーの平
面図、第10図は第9図の−断面図である。 1……ハンドルバー、2,33,44……マス
タシリンダ、3,34,45……レバーブラケツ
ト、4……第1支軸、5,30,40……操作レ
バー、9,31,41……握り部、10,32,
42……作用腕、13,37,47……ピスト
ン、14,38,46……プツシユロツド、16
……アジヤスト機構、17……長孔、17c,1
7d,17e……係合溝、18……アジヤスト
駒、21……クリツクボール、32d,32e,
32f……凹部、35,43……支軸、38d…
…係合部材、42b,42c,42d……凹部。
し、第1図は操作レバーの平面図、第2図は操作
レバーの底面図、第3図はレバー比の関係を示す
平面図、第4図は操作レバーの分解斜視図、第5
図は要部の拡大断面平面図、第6図は同じく拡大
断面側面図、第7図は第2実施例を示す操作レバ
ーの一部断面平面図、第8図は第7図の−断
面図、第9図は第3実施例を示す操作レバーの平
面図、第10図は第9図の−断面図である。 1……ハンドルバー、2,33,44……マス
タシリンダ、3,34,45……レバーブラケツ
ト、4……第1支軸、5,30,40……操作レ
バー、9,31,41……握り部、10,32,
42……作用腕、13,37,47……ピスト
ン、14,38,46……プツシユロツド、16
……アジヤスト機構、17……長孔、17c,1
7d,17e……係合溝、18……アジヤスト
駒、21……クリツクボール、32d,32e,
32f……凹部、35,43……支軸、38d…
…係合部材、42b,42c,42d……凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 レバーブラケツトに支軸にて枢支され、握り
部の回動により作用腕にてマスタシリンダ内のピ
ストンの後端をプツシユロツドを介して押動し、
かつ、円筒胴部に深さの異なる凹部を適数個形成
したアジヤスト駒を前記作用腕に回転可能に装着
し、前記プツシユロツドの後端を前記いずれかの
凹部に係合せしめて、前記ピストンの無効ストロ
ーク量を調整する車両用液圧マスタシリンダの操
作レバーにおいて、前記作用腕に前記アジヤスト
駒を装着する長孔を形成し、該長孔に弾持される
前記アジヤスト駒の保持部を、前記ピストンの軸
線と交叉する方向に前記支軸からの距離を異なら
せて複数個形成したことを特徴とする車両用液圧
マスタシリンダの操作レバー。 2 レバーブラケツトに支軸にて枢支された作用
腕を有する枢支部と、該枢支部に枢支された握り
部とからなり、該握り部の回動により作用腕にて
マスタシリンダ内のピストンの後端をプツシユロ
ツドを介して押動し、かつ、前記枢支部と握り部
との間に握り代を調整するアジヤスト手段を備え
た車両用液圧マスタシリンダの操作レバーにおい
て、前記作用腕に前記プツシユロツドの後端を保
持する保持部を、前記ピストンの軸線と交叉する
方向に前記支軸からの距離を異ならせて複数個形
成したことを特徴とする車両用液圧マスタシリン
ダの操作レバー。 3 レバーブラケツトに支軸にて枢支され、握り
部の回動により作用腕にてマスタシリンダ内のピ
ストンの後端をプツシユロツドを介して押動する
車両用液圧マスタシリンダの操作レバーにおい
て、前記作用腕に前記プツシユロツドの後端を保
持する保持部を、前記ピストンの軸線と交叉する
方向に前記支軸からの距離を異ならせて複数個形
成したことを特徴とする車両用液圧マスタシリン
ダの操作レバー。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16503789A JPH0331054A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 車両用液圧マスタシリンダの操作レバー |
EP19900307033 EP0405945B1 (en) | 1989-06-27 | 1990-06-27 | Apparatus for adjusting operating lever ratio of master cylinder for vehicle |
DE1990608053 DE69008053T2 (de) | 1989-06-27 | 1990-06-27 | Gerät zum Einstellen der Hebelübersetzung an einem Hauptzylinder für ein Fahrzeug. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16503789A JPH0331054A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 車両用液圧マスタシリンダの操作レバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0331054A JPH0331054A (ja) | 1991-02-08 |
JPH0466742B2 true JPH0466742B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=15804636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16503789A Granted JPH0331054A (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 車両用液圧マスタシリンダの操作レバー |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0405945B1 (ja) |
JP (1) | JPH0331054A (ja) |
DE (1) | DE69008053T2 (ja) |
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US20030121736A1 (en) | 2001-12-28 | 2003-07-03 | Avid, L.L.C. | Master cylinder lever for a hydraulic disc brake having a backpack reservoir |
EP1439116B1 (en) * | 2002-12-27 | 2007-07-18 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Hydraulic master cylinder apparatus for vehicle with bar handle |
US7377367B2 (en) * | 2005-02-18 | 2008-05-27 | Shimano Inc. | Hydraulic disc brake lever assembly |
US7308791B2 (en) | 2005-02-18 | 2007-12-18 | Shimano Inc. | Hydraulic disc brake lever assembly |
DE202005003033U1 (de) | 2005-02-23 | 2005-04-28 | Fte Automotive Gmbh & Co. Kg | Handhebelarmatur für lenkstangengesteuerte Fahrzeuge, insbesondere Motorräder |
DE102006041956A1 (de) * | 2006-08-30 | 2008-03-20 | Gustav Magenwirth Gmbh & Co. Kg | Hydraulische Gebereinrichtung |
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GB0800928D0 (en) * | 2008-01-18 | 2008-02-27 | Saunders Walter E | Master cylinder assembly |
ITMI20080346A1 (it) * | 2008-02-29 | 2009-09-01 | Braking Sunstar S P A | "dispositivo di frenatura" |
CN101823532A (zh) * | 2010-04-15 | 2010-09-08 | 昆山丽光轻工业有限公司 | 摩托车手把开关总成的手柄与壳体的配合机构 |
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-
1989
- 1989-06-27 JP JP16503789A patent/JPH0331054A/ja active Granted
-
1990
- 1990-06-27 DE DE1990608053 patent/DE69008053T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-06-27 EP EP19900307033 patent/EP0405945B1/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|---|---|---|
JPS4922674U (ja) * | 1972-05-29 | 1974-02-26 | ||
JPS621834U (ja) * | 1985-06-21 | 1987-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69008053T2 (de) | 1994-07-28 |
EP0405945A3 (en) | 1991-10-23 |
JPH0331054A (ja) | 1991-02-08 |
EP0405945B1 (en) | 1994-04-13 |
DE69008053D1 (de) | 1994-05-19 |
EP0405945A2 (en) | 1991-01-02 |
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