JPH0466475A - ソーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ソーター、特に、供給された用紙を分配して
収納するためのソーターに関する。

〔従来の技術〕

たとえば、複写機等の画像形成装置には、画像形成処理
が施された用紙を分配して収納するためのソーターが取
りつけられる場合がある（たとえば、特開昭６１−６０
５６３号及び特開昭６３−５７４６９号参照）。

このソーターは、一般に、上下方向の間隔を隔°ζて配
置された複数の用紙受けと、用紙受けの基部側に配置さ
れたローラやガイドベルトからなるガイド機構と、ガイ
ドベルトと用紙受けとの間において用紙受けの基部にそ
れぞれ配置された用紙押えとを備えている。このソータ
ーでは、画像形成装置側から供給された用紙は、ガイド
ａ横によって搬送され、任意の用紙受は上に収納される
。この用紙搬送動作において、用紙受けの基部に設けら
れた用紙押えにより、用紙受は内で用紙が押え込まれる
。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記従来のソーターでは、用紙押えは、ガイド機構側の
一端が固定され、その固定部から用紙受けの先端方向に
斜め下方に延びる弾性部材から構成されている。この用
紙押えの先端は自由端であり、その自由端が用紙押え自
身の弾性によって用紙を下方に押さえ込む。

ところが、この構成では、用紙押えの先端が自由端であ
るので、カール等によって浮き上がる用紙を押さえる力
は小さい、また、用紙受１ノ内の隙間が小さいので用紙
押えの傾斜角度が小さくならざるを得す、その結実用紙
押えの長さが長くなり、用紙受１ノ内の用紙の後端部分
を押さえることができなくなる。これにより、後端部分
の用紙の浮き上がりが抑制できず、浮き上がった用紙に
よって次に送られてきた用紙の排出が妨害され、排出ジ
ャムの原因となる。

本発明の目的は、用紙の後端を確実に押さえることがで
き、用紙排出時のジャｌ、発生が抑制できるソーターを
捉供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係るソーターは、供給された用紙を分配して収
納するためのソーターである。このソーターは、複数の
用紙受けと、ガイド機構と、用紙押えとを備えでいる。

前記用紙受けは、上下方向の間陽を隔てて配置され′ζ
いる。前記ガイド機構は、用紙受けへ用紙を搬送する機
構である。前記用紙押えは、ガイド機構と用紙受けとの
間において用紙受けの基部にそれぞれ配置されており、
可ｔｉｔ反よりなる。この用紙押えは、用紙移動方向両
端が固定されており、その中央部が下方に突出するよう
湾曲している。

〔作用〕

本発明に係るソーターでは、供給されてきた用紙は、ガ
イド機構によってガイドされ任意の用紙受けに収納され
る。用紙受けに収納された用紙は、用紙押えによって押
さえ込まれるや ここでは、用紙押えは、用紙受けの基部に配置されてお
り、用紙移動方向両端が固定されかつ中央部が下方に突
出するよう湾曲している。したがって、用紙押えの先端
が用紙に当接セず、用紙により後端に近い位置で当接す
るので、用紙の後端を確実に押さえ込める。しかも、用
紙押えの用紙移動方向両端が固定されているので、用紙
押えの下方への押さえ込みは強力になり、確実に用紙を
押さえ込める。したがって、本発明によれば、用紙の後
端部が確実に押さえ込め、排出時のジャムの発生を抑制
できる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を採用した複写機の一例を示
している。

第１図において、複写機本体１の上面には原稿台２が固
定されており、原稿台２上には開閉自在の原稿押え３が
配置されている。複写機本体１の同右側には、バイパス
トレイ４と１対の給紙カセット５，６とが着脱自在に装
着されている。複写機本体１の同左側には、本発明の一
実施例としてのソーター７が装着されている。

複写機本体ｌの内部において、その上部には原ＩＩｌ読
み取りのための露光装置８が設けられている。

この露光装置８は、光源、ミラー、レンズ等から構成さ
れている。また、複写機本体ｌの中央部には、静電潜像
が形成される感光体ドラム９が配置されている。感光体
ドラム９の周囲には、感光体ト°ラム９を所定の電荷に
帯電させる主帯電装置１０、静電潜像を現像する現像装
置１１、用紙にトナー像を転写する転写装置１２、感光
体ドラム９から用紙を分離する用紙分離装置１３、及び
感光体ドラム９上の残留トナーを除去するクリーニング
装］ｔ４が配置されている。

バイパス［・レイ４及び給紙力セント５．６と感光体ド
ラム９等によって構成される画像形成部との間及びその
画像形成部よりも下流側には、それぞれ、用紙を搬送す
る給紙搬送路１７及び排紙搬送路１８が設けられている
。給紙カセット５．６の給紙搬送路１７側端部には、給
紙カセッ］・５゜６内の用紙を給紙搬送路１７側に１枚
ずつ送るための給紙「Ｊ−ラ１６ａ、１６ｂが設けられ
ている。

また、０１紙搬送路１８とソーター７との間には、搬送
されてきた用紙上の転写像を定着するための定着装置２
０と、定着後の用紙をソーター７側へ排出するための排
出ローラ１９とが配置されている。

ソーター７は、排出ローラ１９からの用紙を受ける搬入
経路２９と、上下方向の間隔を隔てて配置された複数（
たとえば１１枚）の用紙受け３０ａ、３０ｂと、搬入経
路２９と用紙受け３０ａ。

３０ｂとの間に配置された分配機構３１とを有している
。なお、用紙受け３０ａ、３０ｂのうち、」１端に配置
されているのはノンソート用紙受け３０ａであり、その
下方に配置されているのがソート用紙受け３０ｂである
。

第２図に示すように、分配機構３１は、上下に配置され
た１対の大型ローラ３２．３３を有している。そのうち
下側の大型ローラ３３には、図示しない駆動源が連結さ
れ得るようになっている。

両人型ローラ３２．３３には、ガイドベルト３４が掛は
渡されている。一方、ソート用紙受け３０ｂの基部には
、各用紙受り３０ｂに対応する複数の排出ローラ３５が
配置されている。各排出ローラ３５は、ガイドベルト３
４の用紙受け３０ｂ側表面に圧接している。この排出ロ
ーラ３５は、ソーター７のケース７ａによって回転のみ
自在に支持されている。各排出ローラ３５の下方には、
第３図に示ずようにソー１−爪３６がそれぞれ配置され
ている。各ソート爪３６には、各り独立に作動し得るソ
レノイド機構（図示せず）が連結されており、第３図の
上端のソート爪３６のようなソート姿勢と、その下方の
ソート爪３６のようなノンソート姿勢との間で切り換え
られるようになっている。なお、各月のＵ１出ローラ３
５及びソート爪３６とそれに対応する用紙受け３０ｂと
の壁面７ｂ入力は、用紙を通過させるための開［Ｊ３７
が形成されている。

各開口３７には、用紙押え板３日が配置されている。用
紙押えｊｌｉ３Ｂは、弾性的に撓み得る合成樹脂板から
構成されており、その表面は平滑である。第５図に示す
ように、用紙押え仮３Ｂの排出ローラ３５側端部３８ａ
は、開［１３７を通過して開口３７上の壁面７ｂに到っ
ている。この端部３８ａは、壁面７ｂに接着剤によって
固定されている。用紙押え板３８の他方の端部３８ｂは
、用紙受け３０ｂのＪ１方においてブラケット３９に接
着剤等によって固定されている。ブラケット３９は、そ
の基部が壁面７ｂに固定されており、壁面７ｂから水平
方向に用紙受け３０ｂに沿って延びている。ブラケット
３９の先端は、斜め下方に僅かに屈曲しており、その屈
曲部分に用紙押え板３８の端部３８ｂが固定されている
。用紙押え板３８の両端部３８ａ、３８ｂが壁面７ｂと
ブラケット３９とにより固定されることによって、用紙
押え板３８の中央部３８ｃは下方に突出するように湾曲
している。中央部３８ｃの下端は、開口３７の下端より
も第５図に示すように下方に配置されている。ただし、
用紙押え板３８は可撓性の部材であり、第５図の矢印方
向に用紙が搬送される際には、−点鎖線のように上方に
変形する。

ガイドベルト３４の内周側には、第２図に示すように上
下１対、第４図に示すように左右１対のガイドホルダ４
０が配置されている。このガイドホルダ４０は、板金性
の部材である。ガイドホルダ４０の背面（第２図の右側
面）には、付勢４！！構４１が配置されている。（１勢
機構４１は、各ガイドホルダ４０の上下両端部及び左右
両端部に４個設けられている。第４図に示すように、付
勢機構４１は、ケース７ａに両端が固定された水平方向
に延びるステイ４２に取りつけられている。ステイ４２
には、付勢ａ構４１のスタッドピン４３の一端が固定さ
れている。スタッドピン４３は、ステイ４２から直角方
向に水平に突出しており、その先端にヘッド部を有して
いる。また、スタッドピン４３の中間部は、ガイドホル
ダ４０の両側に設けられた孔４４に摺動自在に挿入され
ている。

ガイドボルダ４０とステイ４２との間において、スタッ
ドピン４３にはコイルばね４５が圧縮状態で装着されて
いる。ごのコイルばね４５によって、ガイドホルダ４０
は排出ローラ３５［！Ｉ＋に常時付勢されている。ガイ
ドホルダ４０は、その両側部に孔４４を有するローラ収
納部４６を有している。

Ｌ７−ラ収納部４Ｇ内には、ガイドベルト３４を介して
排出ローラ３５に対向するガイドローラ４７が配置され
ている。ガイドローラ４７の中心軸４８は、ガイドホル
ダ４０に回転自在に支持されている。

第２図に示すように、ノンソート用紙受り３０ａの基部
上方に配置された用紙を通過させるための開口５０には
、１対の排出ローラ５１が配置されている。排出ローラ
５１と搬入経路２９との間には、大型ローラ３２の上面
にガイドベルト３４を介して当接する当接ローラ５２と
、用紙の搬送方向を振り分けるための分岐爪５３とが配
置されている。分岐爪５３は、図示しないソレノイド機
構に連結されており、第２図に示されたソー１−用紙受
け３０ｂ側への搬送姿勢とノンソー１−用紙受け３０ａ
側への搬送姿勢（図示ゼず）との間で姿勢が切り換えら
れるようになっている。

なお、分岐爪５３の下方には、ガイドベルト３４に対し
て僅かな隙間を隔て°Ｃ排出ローラ３５側に延びるガイ
ド板５４が設けられている。また、最下端の排出ローラ
３５に対応するソート爪は設けられておらず、それに代
えて固定のガイド板５５が設けられている。

次に、−Ｆ述の実施例の動作を説明する。

第１図の複写機において、コピー動作が開始されると、
バイパストレイ４及び給紙カセット５６のうち選択され
たものから用紙が転写装Ｗ　Ｉ　２側に供給される。一
方、原稿台２上に載置された原ｆｌ？ｉが露光装置８に
よって走査され、原稿の画像情報が感光体ドラｌ、９上
に静電潜像として形成される。形成された静電潜像は現
像装置１１によって現像され、得られたトナー画像は転
写装置１２によって用紙−トに転写される。画像が転写
された用紙は、定着装置２０によって定着処理が施され
た後、ソーター７の搬入経路２９に導入される。

ここで、仮にノンソートモードが設定されているとする
と、第２図のソーター７の分岐爪５３は大型Ｕ−ラ３２
側に回動した状態となっている。

したがって、用紙は、搬入経路２９から排出ローラ５Ｉ
及び開１」５０を介して用紙受け３Ｏａ上に載置される
。

一方、ソートモードが設定されている場合には、ソータ
ー７の分岐爪５３は第２図の姿勢に配置されている。こ
の結果、用紙は搬入経路２９から分岐爪５３の下方を通
り、ガイド板５４とガイドベルト３４との間を通って下
方に搬送される。このとき、大型ローラ３３が駆動され
ることにより、ガイドベルト３４は矢印Ｘ方向に循環し
ている。

これに従って、排出ローラ３５も回転する。この結果、
用紙はガイドベルト３４の駆動力によって下方に搬送さ
れる。

最初の用紙がガイドベルト３４にガイドされて搬送され
てきたときには、最上のソート爪３６が第３図に示ずよ
うにガイドホルダ４０側に倒れた姿勢となる。この結果
、用紙は、ガイドベルト３４と排出ローラ３５との間に
挾まれて搬送されると同時に、ソート爪３６の上面に沿
って用紙受け３０ｂにガイドされる。この結果、用紙は
開口３７を通過して最上の用紙受け３０ｂに収納される
。

ここでは、第５図に矢印で示すように、用紙は用紙押え
仮３８を上方に押し上げるようにして開口３７を通過し
、用紙受け３０ｂ上にｉ！置される。

このとき、用紙押え仮３８は第５図の一点鎖線のように
変形し、用紙の通過を許容する。用紙の後端が完全に開
口３７を通過すれば、用紙押え板３８はその弾１イＬに
よって一点鎖線の形状から実線の形状に戻ろうとするの
で、それに伴って用紙は下方に押さえ込まれる。ここで
は、用紙押え仮３８の中央部３８ｃが開［」３７の下端
よりも下方に配置されるので、用紙の後端は開＋１３７
のドＯに１よりも確実に下方に配置される。また、ここ
では用紙押え板３８の端部３８ａのみならず端部３８ｂ
も固定されており、しかも端部３８ｂで１一方に強く湾
曲しているので、用紙の後端部が用紙押え板３８の中央
部３８ｃによって強力に押さえ込まれる。

これにより、次に用紙が搬送されてきたときに、用紙受
け３０１〕内に収納されている用紙の後端がその搬送を
妨害するという問題が解消される。

なお、２番目以降の用紙が搬送されてきたときには、最
上のソート爪３６は退避姿勢となり、２番目以下のソー
ト爪３６が順々に倒れた姿勢となる。これによって、用
紙は２番目以下の用紙受け３０ｂに次々に収納されてい
く。最下端の用紙受け３０ｂに用紙が収納された後に搬
送されてきた用紙は、再び最上の用紙受け３０ｂに収納
される。

これらの用紙排出動作におい°ζも、用紙押えｖｉ３８
が有効に作用する。

〔発明の効果〕

本発明に係るソーターは、用紙移動方向両端が固定され
かつ中央部が下方に突出するよう湾曲している用紙押え
を有しているので、用紙受は内に収納された用紙の後端
部分を確実に押さえ込むことができる。この結果、本発
明によれば、用紙排出の際のジャムの発生が抑制できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例が採用された複写機継断面概
略図、第２図は本発明の一実施例の縦断面概略図、第３
図はその拡大部分図であり、第４図の■−■断面に相当
する図、第４図は第３図のＩＶ−ｒＶ断面図、第５図は
第３図の拡大部分図である。 ７・・・ソーター、３０ｂ・・・用紙受け、３４・・・
ガイドベルト、３５・・・を非出ローラ、３６・・・ソ
ート爪、３　Ｂ　・・・紙押え板、３８ａ、３８ｂ一端
部、３８ｃ・・・中央部。 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）供給された用紙を分配して収納するためのソータ
   ーであって、 上下方向の間隔を隔てて配置された複数の用紙受けと、 前記用紙受けへ用紙を搬送するガイド機構と、前記ガイ
   ド機構と前記用紙受けとの間において前記用紙受けの基
   部にそれぞれ配置された、可撓板よりなる用紙押えとを
   備え、 前記用紙押えは、用紙移動方向両端が固定され、かつ中
   央部が下方に突出するよう湾曲している、ソーター。