JPH0466347A - エアバッグ用基体の製造方法 - Google Patents

エアバッグ用基体の製造方法

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JPH0466347A
JPH0466347A JP17960090A JP17960090A JPH0466347A JP H0466347 A JPH0466347 A JP H0466347A JP 17960090 A JP17960090 A JP 17960090A JP 17960090 A JP17960090 A JP 17960090A JP H0466347 A JPH0466347 A JP H0466347A
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JP
Japan
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fabric
woven
bag
cloth
woven cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP17960090A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kajimoto
鍛治本 敬次
Takenari Hirahara
平原 武成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等の乗員を保護するための衝撃吸収用
のエアバッグ用基体の製造方法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来より用いられているエアバッグ100は、第6図、
第7図に示すように、合成繊維フィラメントからなる2
枚の織地101.102の表面に合成ゴム等のコーテイ
ング膜103が施され、これらのコーテイング膜103
が施された布を所定の形状に切り取り、使用時にハンド
ル側となる織地102にガス発生器取付開口部104を
形成し、更に小径の排気口105.105を1〜2個設
け、また運転者側となる織地1010表面には全面にコ
ーティングM103を施しである。そして、これら両織
地101.102の周辺部を糸106.107により縫
製し、縫製後裏返しをすることによりエアバッグ100
を製作していた。
ところで、上記したエアバッグ100においては、2枚
の織地101.102に各別に合成ゴム等のコーテイン
グ膜103を施したり、また、一方の織地102にガス
発生器取付開口部104や排気孔105を設ける等の工
程を必要とし、更に、前記のコーテイング膜103が施
された2枚の布(コーティングされた織地101.10
2)を周辺を揃えて重合し、その周辺部を縫製する等多
数の工程を必要とするばかりでなく、二枚の織地101
. 102は糸による縫製のため、エアバッグの作動時
に膨張する気体が前記の縫製部より漏洩する恐れもあっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記した問題点を解決するために、エアバッ
グとなったとき縫製部の存在しないエアバッグ用基体を
提供するための最適の製造方法を得ることを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るエアバッグ用基体の製造方法は、前記の目
的を達成するために、連続的に送られる長手方向に多数
の袋織部を形成した織物の前記袋織部をなす表裏の織地
を分離せしめる工程と、該分離された一方の織地の中央
部にガス発生器取付開口部を形成する工程と、前記織物
がら袋織部をその周辺の接結一重組織帯の外周に沿って
裁断する工程とを含むことをその特徴とするものである
〔作用〕 本発明に係るエアハング用基体の製造方法は、連続的に
送られてくる長手方向に多数の袋織部を形成した織物の
前記袋織部をなす表裏の織地を分離し、該分離された一
方の織地の略中央部にガス発生器取付開口部を切り取り
開孔し、次に例えば前記の開口部に未加硫ゴムをコーテ
ィングしたリング状の補強布を同心的に載置し、前記の
補強布を前記の開口部の周辺に加硫接着してガス発生器
取付開口部の周辺織物部を補強する等して、次いで袋織
部外間の接結一重組織帯の外周に沿って裁断してエアバ
ッグ用基体を得るものであるので、袋織部を長手方向に
多数形成した織物を連続的に送り出すことによって、一
連の工程を経てエアハング用基体が製造でき、該基体を
裏返すことによって前記の袋織部周辺の接結−平組織帯
部が内側となり、縫製部のないエアバッグを形成するこ
とができるものである。
[実施例〕 本発明の実施例を図面に基いて説明する。
まず、エアバッグ用基体に用いられる織物についで説明
すると、第3図及び第4図に示すように織物Aは、表側
の織地1及び裏側の織地2から形帯域4が囲むようにし
た組織を経糸方向(長手方向)に所定間隔で多数袋織さ
れている。また、前記した織物Aの耳部5,5も接結−
平組織とすると製織時及びその後の加工工程に都合がよ
い。
前記したように製織された織物Aを袋織部3と袋織部3
との境界部で折畳むようにして重ね合わせて織物収容箱
8に引出し可能に収容するが、あるいは織物Aをボビン
に巻付けてロール状となし、該ロール状となした織物を
巻き出すようにする。
9.9′は前記織物収容箱8より織物Aを引出し送り出
すか、あるいはロール状に巻かれた織物Aを巻き出す送
出用ローラであり、該送出用ローラ9.9′で引き出さ
れた織物Aは、方向変換用ローラ10によって水平方向
に方向を変換され連続的に送り出される。
11は、前記水平に連続的に送り出された織物Aの袋織
部に加工を施すために一時停止を繰り返し、間欠的に送
り出されることとなるので、前記の織物Aを送るときに
織物に一定の張力を与えるとともに、送り後の位置決め
補正時の緩みを吸収するための第1ダンサローラで、こ
の第1ダンサローラ11により次工程における織物Aの
分離する位置では織物の張力を緩めるようにされる。
12は、連続して送り出されてくる織物Aの袋織部3を
検出するセンサであり、織物の停止位置決めは、定ピッ
チ送りとセンサ検出補正の組合わせによって行われる。
13.13は吸引具であり、該吸引具13.13は例え
ば真空式吸引器(図示しない)の作動により、袋織部3
の表側の織地lを裏側の織地2より分離させ、その分離
させた状態で前記の表側の織地1の略中央部にガス発生
器取付開口部14を例えばレーザ加工機15によって切
り取り開口させる。前記のレーザ加工機15はレーザ発
振器16よりレーザ光を受け、レーザ光を織物Aの袋織
部の表側の織地1に集束して前記の開口部14を切断す
る。
切断が終了したときレーザ発振器16を停止させ、吸引
具!3.13.・・・・・・に対する吸引も停止させて
、織物Aの送出を開始する。
17は前記した織物Aの送出経路外に設けられた補強布
裁断供給部であり、該補強布裁断供給部17においては
、未加硫ゴムをコーティングした補強布18が巻回され
たロール19より前記の補強布を繰り出し、繰り出され
た前記補強布18は前記した織物Aの袋織物の表側の織
地1に開口されたガス発生器取付開口部14の径よりも
内径が小径とされた所要幅のリング状の補強布20を切
り出し、前記切り出されたリング状の補強布20を前記
した織物A送り後の位置決め補正時の布緩み補正のため
の第2ダンサ−ローラである。22は位置決め用センサ
である。
23ば上部ヒータ、24は下部ヒータであり、前記した
未加硫ゴムがコーティングされたリング状の補強布20
を開口部に載置した織物Aを、前記の上部ヒータ22及
び下部ヒータ23間に通過せしめ、該織物Aのヒータ部
通過中に未加硫ゴムを加硫すると同時に前記の補強布2
0を織物Aの袋織部の開口部に接着せしめる。
25はレーザ発振器16′よりレーザ光を受は中央開口
部24にリング状補強布20が接着された袋織部の外周
に織成される接結一重組織帯4の外周部に沿ってレーザ
光で裁断するレーザ加工機である。
なお、26は連続的に送られてくる前述の加工を施され
た織物Aを前記のレーザ加工による切取りのための位置
決め用センサである。
前記した、リング状補強布20の内径を袋織部に形成し
たガス発生器取付開口部14の径より小径としたのは、
ガス発生器取付開口部14にガス発生器が取付けられエ
アバッグの作動時にガスが膨張したとき前記の袋織部の
ガス発生器取付部14の内周部が破裂状態となることを
防止するためのものであり、また、前記したリング状補
強布20をヒート圧着しているので、前記した開口部1
4の周辺の織地に対する補強は充分である。
前記した実施例によるときは、袋織部を有する織物を加
工して縫製部のないエアハングを得るための基体は、連
続して多数の袋織部を形成した織物を送り出し、袋織部
の表裏織地1,2の分離。
該分離された表織地1にガス発生器取付開口部14の形
成、前記開口部14への補強布20の載置、該補強布2
0の接着、袋織部の周辺の接結一重組織帯の外周より裁
断するようにしたもので、これらの−連の工程によって
、縫製部のないエアバ・ング用の基体が容易に得ること
ができ、更に、本実施例においては、袋織部の表側織地
に対する開口及び袋織部周辺の接結一重組織帯の外周に
沿う切り取りは、レーザ照射による加工を行うものであ
るので被加工物で働く力は少な(、加工性が良好であり
、しかも騒音のない加工とすることができるものである
本実施例の方法によって得たエアバッグ用基体を裏返し
にすることにより袋織部外周の接結一重組織帯が内側と
なり縫製部の全くないエアメス1.グを得ることができ
る(第5図参照)。そして、このエアハングの織地に必
要に応じて合成ゴムのコーテイング膜を設けてもよい。
〔発明の効果] 本発明に係るエアバッグ用基体の製造方法は、縫製部の
全く存在しないエアバッグを得るために、長手方向に多
数の袋織物を織成した織物を連続して送り出し、前記の
袋織部の表側織地と裏側織地とを分離させる工程、分離
した表側織地の中央部にガス発生器取付開口部を形成す
る工程、袋織部周囲の接結一重組織帯の外周に沿って切
断する工程よりなるものであるので、袋織部の加工が一
連の工程によって容易に実施でき、縫製部のないエアバ
ッグを得るための基体が得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の概要を示す説明図、第2図は一部
を省略した本発明の工程を示す斜視図、第3図は袋織に
よる織地の一例を示す平面図、第4図は袋織部の説明図
で(イ)は平面図、(ロ)は(イ)のIV−TVによる
断面を膨出させた状態を示す断面図、第5図は袋織部に
よるエアバッグ用基体を裏返してエアバッグとした状態
の説明図、第6図は従来の二枚の有体よりなるエアノ\
・ノブの各有体の一例を示す平面図で、(イ)はドライ
B−側、(ロ)はハンドル側の有体を示す。第7図は第
6図に示した二枚の有体を縫製して得た従来のエアノ\
・ングの断面図である。 A:織物 4:接結一重組織帯域 14:ガス発生器取付開口部 15.25:レーザ加工機 23.24:上・下ヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続的に送られる長手方向に多数の袋織部を形成した織
    物の前記袋織部をなす表裏の織地を分離せしめる工程と
    、該分離された一方の織地の中央部にガス発生器取付開
    口部を形成する工程と、前記織物から袋織部をその周辺
    の接結一重組織帯の外周に沿って裁断する工程とを含む
    ことを特徴とするエアバッグ用基体の製造方法。
JP17960090A 1990-07-09 1990-07-09 エアバッグ用基体の製造方法 Pending JPH0466347A (ja)

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