JPH046583Y2 - - Google Patents

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JPH046583Y2
JPH046583Y2 JP4115086U JP4115086U JPH046583Y2 JP H046583 Y2 JPH046583 Y2 JP H046583Y2 JP 4115086 U JP4115086 U JP 4115086U JP 4115086 U JP4115086 U JP 4115086U JP H046583 Y2 JPH046583 Y2 JP H046583Y2
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JP
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connecting member
handle
liquid container
lower connecting
main body
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JP4115086U
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JPS62153918U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、まほうびん等の液体容器のハンドル
に関するものであつて、特に携帯用のステンレス
まほうびんのハンドルとして適した構造に関する
ものである。
この種の液体容器のハンドルとしては、不使用
時には液体容器本体に対して折畳んで液体容器を
コンパクトに携行したり収納したりすることがで
き、また使用時にはハンドルを液体容器本体から
引出して、これを把持して内容液を注出すること
ができるものが好ましい。
従来の技術 従来この種の液体容器のハンドルとしては各種
の構造のものが知られている。その一例として実
開昭60−188537号公報に記載されたものがある。
このものは液体容器本体の側面に上下のそれぞれ
連結部材を介してハンドル本体の両端を取付け、
液体容器本体と各連結部材との取付け部及び各連
結部材とハンドル本体との結合部をそれぞれ回動
自在に軸支したものである。また実開昭59−
145334号公報にも類似の構造が示されている。こ
れらのものは、各構成部材で形成される長方形を
押し潰すように軸支部を回動させることにより、
又は各連結部材をハンドル本体に対して摺動させ
つつ回動させることにより、ハンドルを折畳むよ
うになつている。
考案が解決しようとする問題点 前記構造のものは、ハンドルを折畳んだ状態に
おいてハンドル本体と連結部材とが重なるため、
折畳んだ状態のハンドルの厚さが厚くなるか、そ
うでなければ連結部材を二部品で構成せざるを得
ず、構造が複雑になる欠点があつた。またハンド
ルを把持して液体容器を操作したときに、各部材
間の軸支部が不安定であつて、ハンドルが液体容
器本体に対して倒れて手を挟んだり液体容器本体
を傷付けたりすることがあり、使用しにくいもの
であつた。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、構造が簡単でコンパクトに畳むことができ、
且つ使用時に液体容器本体に対して安定したハン
ドルの構造を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決する手段 而して本考案の液体容器のハンドルは、液体容
器本体の上部側面に上部連結部材の一端を回動自
在に軸支し、該上部連結部材の他端にハンドル本
体の上端を回動自在に軸支し、該ハンドル本体の
下端に下部連結部材の一端を回動自在に軸支し、
該下部連結部材の他端を前記液体容器本体の下部
側面に回動自在且つ上下に摺動自在に支持し、前
記下部連結部材の前記他端を上方に偏倚せしめる
ことにより、前記上部連結部材、ハンドル本体及
び下部連結部材が、略コ字状のハンドルを構成す
ると共に、前記液体容器本体と上部連結部材との
軸支部又は上部連結部材とハンドル本体との軸支
部の少なくともいずれか一方及び、前記下部連結
部材の液体容器本体に対する支持部の回動範囲を
制限し、ハンドルを構成した状態において、液体
容器本体、上部連結部材、ハンドル本体及び下部
連結部材の相対的な回動を阻止せしめたことを特
徴とするものである。
以下本考案を図面に従つて説明する。第1図は
本考案のハンドルを適用した液体容器としてのス
テンレスまほうびんを示すものであつて、1はま
ほうびん本体であり、該まほうびん本体1の胴体
2の上下にはそれぞれ肩体3及び底体4が取付け
られている。5はまほうびん本体1の上端開口部
に被せられた蓋である。
6はハンドルである。該ハンドル6はハンドル
本体7と該ハンドル本体7の上下端にそれぞれ回
動自在に軸支された上部連結部材8及び下部連結
部材9とよりなり、前記上部連結部材8の先端は
前記肩体3に回動自在に軸支されており、また下
部連結部材9の先端は、底体4に設けられた側板
10,11間に回動自在且つ上下に摺動自在に支
持されている。
第2図はまほうびん本体1に対するハンドル6
の取付け状態を示すものである。前記肩体3の側
面には相対向して一対のフランジ12,12が突
設され、該フランジ12,12間に上部連結部材
8の一端がピン13により回動自在に軸支されて
いる。また該上部連結部材8の他端には、ハンド
ル本体7の上端がピン14により回動自在に軸支
されている。上部連結部材8の両端部にはそれぞ
れ突出部15,16が形成され、該突出部15,
16によつて上部連結部材8の肩体3及びハンド
ル本体7に対する回動範囲が制限され、図示する
ようにハンドル6を引出した状態からそれ以上回
動し得ないようになつている。なお突出部15,
16は、図面に示すように上部連結部材8の肩体
3との軸支部及びハンドル本体7との軸支部の両
方に設けるのが好ましいが、一方にのみ設けられ
ていても良い。
前記ハンドル本体7の下端には、下部連結部材
9の一端がピン17により回動自在に軸支されて
おり、該下部連結部材9の他端部には、その両側
面に突起18,19が突設されている。一方の突
起18は、第3図に示すように下部連結部材9の
側面に開口する有底孔20に出没自在に嵌合さ
れ、且つばね21により常時突出する方向に付勢
されたロツクピン22の先端により形成されてお
り、また他方の突起19は、下部連結部材9の側
面に一体に設けられている。
一方前記側板10,11は、底体4の側面に相
対向して立設されており、その対向面には誘導溝
23,24が刻設されており、該誘導溝23,2
4にそれぞれ前記下部連結部材9の突起18,1
9が摺動自在に嵌合されている。また一方の誘導
溝23の底面には上下にそれぞれ係止突起25,
26が突設されており、前記ロツクピン22によ
り形成される突起18が該係止突起25,26に
係止され、所定の位置に保持されるようになつて
いる。また下部連結部材9の先端には突出部27
が形成され、第2図に示すようにハンドル6を引
出した状態において該突出部27が底体4の側面
に当接し、下部連結部材9の回動範囲を制限して
いる。
なお図面においてロツクピン22は一方の突起
18を構成するためにのみ設けられるが、他方の
突起19も同様に構成することもできる。またそ
の場合には、両方の誘導溝23,24に係止突起
25,26を形成する。
作 用 本考案において、液体容器を携帯し、又は収納
する際には、図面に鎖線で示すように突起18,
19を誘導溝23,24に沿つて下方に摺動さ
せ、上部連結部材8、ハンドル本体7及び下部連
結部材9をほゞ直線状に延ばしてまほうびん本体
1の側面に沿わせ、突起18を係止突起26に係
止させる。これによつてハンドル6はまほうびん
本体1の側面に沿つて折畳まれて収納され、まほ
うびんをコンパクトに収納し、または携行するこ
とができる。
次にハンドル6を使用する際には、ハンドル本
体7を把持して図中右方に偏倚させると、第2図
において実線で示すようにピン13,14,17
を軸として上部連結部材8、ハンドル本体7及び
下部連結部材9が屈曲して略コ字状のハンドル6
を構成し、突起18,19が誘導溝23,24に
沿つて上方に摺動し、突起18が係止突起25に
係止して保持される。またこの状態において上部
連結部材8の突出部15,16が肩体3及びハン
ドル本体7に当接し、さらに下部連結部材9の突
出部27が底体4に当接することにより、各部材
8,7,9の回動が阻止され、ハンドル6の形状
が保持される。
考案の効果 本考案によれば、ハンドル6を折畳んだ状態に
おいて、ハンドル6を構成する上部連結部材8、
ハンドル本体7及び下部連結部材9が直線状に配
置されるので、これらの部材が部分的に重なるこ
とがなく、まほうびん本体1からの突出高さを低
いものとすることができると共に、各部材7,
8,9の形状及び構造を極めて簡単なものとする
ことができる。
またハンドル6を引出した状態においては、そ
のハンドル6の形状が固定的に支持されるので、
内容液を注出する際にまほうびん本体1に対して
ハンドル6が倒れたりぐらついたりすることがな
く、ハンドル6で手を挟んだりまほうびん本体1
を傷付けたりすることがないものであつて、極め
て操作し易いものである。
実施例 第4図は本考案の実施例を示すものであつて、
ロツクピン22に一体に操作レバー28を取付
け、該操作レバー28を外側に露出せしめてこれ
を操作することにより、突起18を手動的に出没
させることができるようにしている。先の例にお
いては、ハンドル6を引出したり折畳んだりする
際に突起18が係止突起25,26を乗越えるこ
とができるように、突起18の先端を丸く成型す
るか、又は係止突起25,26にテーパーを形成
する必要があり、突起18の保持が不確実であつ
たが、この実施例によればハンドル6を折畳んだ
り引出したりする際には、操作レバー28を操作
して突起18を引込めた状態で移動させることが
でき、突起18と係止突起25,26との係止関
係をより確実なものとすることができるという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のハンドルを適用した液体容器
としてのステンレスまほうびんの斜視図である。
第2図は本考案のハンドルの中央縦断面図であ
る。第3図は本考案のハンドルの主要部の縦断面
図である。第4図は本考案の他の実施例の主要部
の横断面図である。 1……液体容器本体、6……ハンドル、7……
ハンドル本体、8……上部連結部材、9……下部
連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体容器本体1の上部側面に上部連結部材8の
    一端を回動自在に軸支し、該上部連結部材8の他
    端にハンドル本体7の上端を回動自在に軸支し、
    該ハンドル本体7の下端に下部連結部材9の一端
    を回動自在に軸支し、該下部連結部材9の他端を
    前記液体容器本体1の下部側面に回動自在且つ上
    下に摺動自在に支持し、前記下部連結部材9の前
    記他端を上方に偏倚せしめることにより、前記上
    部連結部材8、ハンドル本体7及び下部連結部材
    9が、略コ字状のハンドル6を構成すると共に、
    前記液体容器本体1と上部連結部材8との軸支部
    又は上部連結部材8とハンドル本体7との軸支部
    の少なくともいずれか一方及び、前記下部連結部
    材9の液体容器本体1に対する支持部の回動範囲
    を制限し、ハンドル6を構成した状態において、
    液体容器本体1、上部連結部材8、ハンドル本体
    7及び下部連結部材9の相対的な回動を阻止せし
    めたことを特徴とする、液体容器のハンドル。
JP4115086U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPH046583Y2 (ja)

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JP4115086U JPH046583Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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JP4115086U JPH046583Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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JPS62153918U JPS62153918U (ja) 1987-09-30
JPH046583Y2 true JPH046583Y2 (ja) 1992-02-24

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ID=30855883

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JP4115086U Expired JPH046583Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170253380A1 (en) * 2016-03-04 2017-09-07 Ignite Usa, Llc Portable Beverage Container With Robust, Collapsible Handle
USD831434S1 (en) 2016-12-16 2018-10-23 Ignite Usa, Llc Thermal bottle

Also Published As

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JPS62153918U (ja) 1987-09-30

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