JPH0465816A - X線マスク - Google Patents

X線マスク

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Publication number
JPH0465816A
JPH0465816A JP2179805A JP17980590A JPH0465816A JP H0465816 A JPH0465816 A JP H0465816A JP 2179805 A JP2179805 A JP 2179805A JP 17980590 A JP17980590 A JP 17980590A JP H0465816 A JPH0465816 A JP H0465816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
exposure
film
rays
extent
Prior art date
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Pending
Application number
JP2179805A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Kumasaka
文明 熊坂
Yoshimi Yamashita
良美 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0465816A publication Critical patent/JPH0465816A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 X線マスク、特にステップ・アンド・リピート露光用X
線マスクの構造に関し、 機械的強度とパターン精度を保ち、且つ充分な露光コン
トラストを得ることが可能なステップ・アンド・リピー
ト露光用X線マスクを提供することを目的とし、 中央部に所望の露光範囲より寸法大なる開孔11Aを設
けた支持枠11と、周辺部を該支持枠11に固着された
X線透過膜12と、該X線透過膜12上に配設されて中
央部に所望の露光範囲に等しい寸法の露光窓13Aを設
けたX線遮蔽膜13と、該X線遮蔽膜13上に配設され
て該露光窓13A部では該X線透過膜12に接する第二
のX線透過膜14と、該露光窓13A内の該第二のX線
透過膜14上に形成された吸収体パターン15とを有す
るように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、X線マスク、特にステップ・アンド・リピー
ト露光用X線マスクの構造に関する。
近年、半導体装置の高集積化に伴ってパターンの微細化
が進んでおり、この傾向は今後も続くことが確実である
。そのため超微細パターン形成技術としてX線リソグラ
フィが有望視され、その実用化の研究が盛んに行われて
いる。X線リソグラフィは、X線透過膜上にX線吸収体
からなるマスクパターンを搭載したX線マスクを用い、
ウェーハ上のレジストを軟X線で露光してパターンを転
写する技術であるが、このX線マスクは、軟X線に対し
て充分に透明な固体材料がないため、吸収損失を減らす
必要上、X線透過膜を極端に薄くしなければならない。
そのため大型の高精度マスクを製造することが困難であ
り、大口径ウェーハへのパターン転写の場合には、通常
、小型マスクを用いたステップ・アンド・リピート露光
方式が採用される。
〔従来の技術〕
従来のステップ・アンド・リピート露光用X線マスクの
構造を第4図により説明する。第4図は従来のX線マス
クの模式側断面図である。図中、11は支持枠であり、
Siウェーハ(例えば径が100mm、厚さが0.6m
m)の中央部に開孔11Aを設けたものである。この開
孔11Aの寸法はステップ・アンド・リピート露光にお
ける一度の露光範囲よりやや大きい(例えば25 X 
25mm程度)。42はX線透過膜であり、周辺部が支
持枠11の表面に固着されている。材質は軟X線に対し
て比較的透明な固体材料であるSiN、 BN、 Si
C等が用いられ、厚さは吸収損失を減らすために極端に
薄い(例えば2μm程度)。43はX線遮蔽膜であり、
中央部に一度の露光範囲に等しい寸法(例えば20 X
 20mm程度)の開孔(即ち露光窓43A)を有して
おり、所望の露光範囲以外のX線を遮蔽する。材質は軟
X線に対する吸収係数の大きいTa 、 W 、 Au
等、もしくはそれらのシリサイドであり、厚さは0.5
〜1μm程度である。15は吸収体パターンであり、X
線透過膜42の中央部(即ち露光窓13A相当部)に形
成されている。その材質は軟X線に対する吸収係数の大
きいTa 、 W 、 Au等、もしくはそれらのシリ
サイドであり、厚さは0.5μm程度である。
次にこの従来のX線マスクの製造方法を説明する。先ず
Si基板上にX線透過膜42をCVD法、エピタキシア
ル成長法、スパッタリング法等で被着する。次にこの上
にX線遮蔽膜43をスパッタリング法等により被着した
後、ドライエツチング法等で露光窓43Aと、同時に吸
収体パターン15を形成する。但し、X線遮蔽膜43と
吸収体パターン15の膜厚が異なる場合には工程を分け
る。その後、Si基板の中央部をウェットエツチング法
により除去して開孔lIAを設け、X線マスクが完成す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように支持枠の開孔はX線遮蔽膜の露光窓より寸
法が大きい。これは支持枠に開孔を設ける際、高精度で
加工することが困難であるためである。従ってX線遮蔽
膜の厚さが不足すると支持枠の開孔内ではX線が遮蔽し
切れず、透過したX線が所望の露光範囲外のレジストを
僅かに露光することになる。ステップ・アンド・リピー
ト露光ではこの余分な露光が問題となる。これを第3図
により説明する。同図(a)〜(d)はそれぞれ第一〜
第四の露光を行った状態を示している。図中、30は被
露光物のウェーハてあり、表面にX線レジストが塗布さ
れている。第一の露光により第一の露光領域31aの他
にその周囲に支持枠の開孔の範囲内で余分な露光領域3
2を生じている(同図(a)参照)。同様に第二〜第四
の露光でもそれぞれ第二〜第四の露光領域31b〜31
dの他にそれぞれの周囲に余分な露光領域32を生じて
いる。その結果、同図(d)の斜線の部分では所望のパ
ターンを露光する領域が余分な露光を受けることになり
、所望のパターンの露光コントラストが減少する(いわ
ゆる°かぶり゛を生ずる)。特に同図の斜線がクロスし
ている部分では余分な露光を3回受けるため、露光のコ
ントラストが著しく低下する。
一方、これを防ぐためにはX線遮蔽膜を厚くすればよい
が、膜内には残留応力があるため、これを厚くするとX
線透過膜に生ずる歪が増加し、破れ易くなると共にパタ
ーン精度にも影響が出る。
ステップ・アンド・リピート露光用X線マスクには以上
のような問題があった。本発明は、このような問題を解
決して、機械的強度とパターン精度を保ち、且つ充分な
露光コントラストを得ることが可能なステップ・アンド
・リピート露光用X線マスクを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、本発明によれば、中央部に所望の露光範囲
より寸法大なる開孔11Aを設けた支持枠11と、周辺
部を該支持枠11に固着されたX線透過膜12と、該X
線透過膜12上に配設されて中央部に所望の露光範囲に
等しい寸法の露光窓13Aを設けたX線遮蔽膜13と、
該X線遮蔽膜13上に配設されて該露光窓13A部では
該X線透過膜12に接する第二のX線透過膜I4と、該
露光窓13A内の該第二のX線透過膜14上に形成され
た吸収体パターン15とを有することを特徴とするX線
マスクとすることで、達成される。
〔作用〕
中央部に開孔(露光窓)を持つX線遮蔽膜をその上下か
ら二枚の無機材料のX線透過膜で挟み込むことにより、
Si基板の中央部に開孔を設けた際の、X線遮蔽膜成膜
時に生じた膜内応力に起因する歪の発生を抑制する。
〔実施例〕
本発明に基づくX線マスクの実施例を第1図および第2
図により説明する。
第1図は本発明のX線マスクの模式断面図である。図中
、11は支持枠であり、Siウェーハ(径が100 m
m、厚さが0 、6mmのものを使用した)の中央部に
開孔11Aを設けたものである。この開孔11Aの寸法
はステップ・アンド・リピート露光における一度の露光
範囲よりやや大きい(25x 25mmとした)。12
および14はX線透過膜であり、これらで後述のX線遮
蔽膜13を上下から挟んでいる。これらの材質は軟X線
に対して比較的透明な固体材料であるSiNとした( 
BN、 SiC等でもよい)。厚さは吸収損失を減らす
ために極端に薄い(それぞれ1μm、合計2μmとした
)。13はX線遮蔽膜であり、中央部に一度の露光範囲
に等しい寸法(20X 20mmとした)の開孔、即ち
露光窓13Aを有しており、所望の露光範囲以外のX線
を遮蔽する。材質は軟X線に対する吸収係数の大きいT
aとした( W、 Au等、もしくはそれらのシリサイ
ドでもよい)。前述の“余分な露光°を受けても充分な
コントラストを保つため、厚さは1μmとした。15は
吸収体パターンであり、X線透過膜14の中央部(即ち
露光窓13A相当部)に形成されている。その材質は軟
X線に対する吸収係数の大きいTaとした( W 、 
Au等、もしくはそれらのシリサイドでもよい)。厚さ
は0.5μmとした。
第2図は本発明のX線マスクの製造方法の一例を示す模
式図である。先ずSi基板21の表面に厚さ約1.0μ
mのSiN薄膜をCVD法により被着し、X線透過膜1
2とする(同図(a)参照)。このX線透過膜12上に
約1.0μmのTa膜をスパッタリング法により被着し
た後、ドライエツチング法により中央部を除去してX線
遮蔽膜13を形成する。除去した中央部は露光窓13A
となる(同図(b)参照)。更にこの上に厚さ約1.0
μmのSiN薄膜をCVD法により被着し、X線透過膜
14とする(同図(C)参照)。次にこの上に約0.5
μmのTa膜をスパッタリング法により被着した後、こ
れを電子ビーム露光法とドライエツチング法によりパタ
冊ングして露光窓13A内に吸収体パターン15を形成
する(同図(d)参照)。最後にSi基板21の裏面を
ウェットエツチング法(弗酸・硝酸の混合液等を使用)
により中央部を除去して支持枠11とする。除去した中
央部は開孔11Aとなる(同図(e)参照)。この状態
が第1図に相当する。
このようにして製造した本発明のX線マスクは、X線透
過膜の歪は少な(、且つステップ・アンド・リピート露
光を行っても充分なコントラストが得られた。尚、路間
等の諸元の従来のX線マスクでは、X線透過膜に肉眼で
認められる程度の歪(しわ)を生じている。
本発明は以上の実施例に限定されることなく、更に種々
変形して実施出来る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、機械的強度とパ
ターン精度を保ち、且つ充分な露光コントラストを得る
ことが可能なステップ・アンド・リピート露光用X線マ
スクを提供することが出来、X線露光技術の実用化に寄
与するところが大である。
11Aは開孔、 12、14.42はX線透過膜、 13、43はX線遮蔽膜、 13A、 43Aは露光窓、 15は吸収体パターン、である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のX線マスクの模式断面図、第2図は本
発明のX線マスクの製造方法の一例を示す模式図、 第3図はX線ステップ・アンド・リピート露光の説明図
、 第4図は従来のX線マスクの模式断面図、である。 図中、11は支持枠、 +1A、閉ル 木苑98/)X線マスクの根底町面図 竿 I 目 従来O×繰ツマスフ0坂 末充明の×穆マ又りの製造方法つ一例玩水1役六′図鵠
 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中央部に所望の露光範囲より寸法大なる開孔(11A)
    を設けた支持枠(11)と、 周辺部を該支持枠(11)に固着されたX線透過膜(1
    2)と、 該X線透過膜(12)上に配設されて中央部に所望の露
    光範囲に等しい寸法の露光窓(13A)を設けたX線遮
    蔽膜(13)と、 該X線遮蔽膜(13)上に配設されて該露光窓(13A
    )部では該X線透過膜(12)に密着する第二のX線透
    過膜(14)と、 該露光窓(13A)内の該第二のX線透過膜(14)上
    に形成された吸収体パターン(15)とを有することを
    特徴とするX線マスク。
JP2179805A 1990-07-06 1990-07-06 X線マスク Pending JPH0465816A (ja)

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JP2179805A JPH0465816A (ja) 1990-07-06 1990-07-06 X線マスク

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JP2179805A Pending JPH0465816A (ja) 1990-07-06 1990-07-06 X線マスク

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141223A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Toshiba Corp 反射型マスク

Cited By (1)

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