JPH0465031B2 - - Google Patents

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JPH0465031B2
JPH0465031B2 JP10175285A JP10175285A JPH0465031B2 JP H0465031 B2 JPH0465031 B2 JP H0465031B2 JP 10175285 A JP10175285 A JP 10175285A JP 10175285 A JP10175285 A JP 10175285A JP H0465031 B2 JPH0465031 B2 JP H0465031B2
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average hydroxyl
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Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、コンクリート又はモルタル構造物等
の防食、耐水、耐衝撃等を目的としたコンクリー
ト又はモルタル構造物の被覆方法に関するもので
ある。 近年、高速道路、橋ゲタ、海洋構造物、ビル等
のコンクリート構造物のひび割れ、損傷、剥離等
が、ひどく社会問題化している。 この原因は、コンクリート構造物にひび割れが
発生し、中の鉄筋が腐食し、その体積膨張による
ものと考えられる。 特に、この現象は、海岸に近い地域や、直接海
水に接触するコンクリート構造物に多く見られる
ことから塩素イオンが、何らかの影響を与えてい
るものと考えられる。 通常これらは、『塩害』と言われている。 さらに、アルカリ骨材反応、中性化等では、塩
素イオンの影響以外に、水分、炭酸ガス、酸素等
の影響も大きいと言われている。 本発明者等は、叙上の問題点を解消するため鋭
意研究を重ねた結果、本発明を提供するに至つた
ものである。すなわち、 (A) コンクリート又はモルタル構造物の表面を、 (B) 平均水酸基価が30〜450mgKOH/gのポリオ
ールB1、又はポリオールB2及びポリアミンを
混合して得られる平均水酸基価が30〜450mg
KOH/gの混合物と有機ポリイソシアネート
化合物を、NCO対活性水素比0.60〜1.50で反応
させたポリウレタン樹脂で被覆し、 (C) 次にアクリルウレタン塗料で被覆することを
特徴とするコンクリート又はモルタル構造物の
被覆方法である。 本発明で使用するポリウレタン樹脂のポリオー
ル成分としては、平均水酸基価が30〜450mg
KOH/gのポリオールB1、又はポリオールB2
びポリアミンを混合して得られる平均水酸基価が
30〜450mgKOH/gの混合物等が挙げられる。 ポリオールB1としては、 (イ) 活性水素含有化合物;例えばエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、ブチレング
リコール、テトラメチレングリコール、ジブチ
レングリコール、ヘキシレングリコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ビスフエノール、A等のポリヒド
ロキシル化合物、エタノールアミン、N−メチ
ルジエタノールアミン、トリイソプロパノール
アミン、エチレンジアミン、アニリン、トリレ
ンジアミン、N−アミノエチルピペラジン、イ
ソフオロンジアミン、フエニレンジアミン、ジ
アミノジフエニルメタン、キシリレンジアミン
等のアミン類にアルキレンオキシド;エチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキ
シド等を、付加して得られるポリエーテルポリ
オール; ポリカルボン酸;例えばアジピン酸、マレイ
ン酸、二量化リノレイン酸等の脂肪族ポリカル
ボン酸、例えばフタル酸等の芳香族ポリカルボ
ン酸と前記低分子量ポリヒドロキシル化合物又
はポリエーテルポリオールとの縮合によつて得
られるポリエステルポリオール; カプロラクトン等のラクトンポリエステル;
ポリエーテル又はポリエステルポリオール中で
ビニルモノマー例えばアクリルニトリル及び/
又はスチレンを重合させて得られる重合体ポリ
オール; ポリカーボネートジオール; エポキシ樹脂とアルカノールアミンとの反応
によつて得られるエポキシポリオール; (ロ) 一般工業用ヒマシ油、精製ヒマシ油、又はヒ
マシ油類と前記(イ)項のポリエーテルポリオール
とのエステル交換反応によつて得られる生成
物、又はリシノール酸と前記活性水素含有化合
物もしくは前記(イ)項のポリエーテルポリオール
とのエステル化反応によつて得られるポリヒド
ロキシル化ポリエステル又は、 (ハ) 分子主鎖が炭素原子のみで形成されるポリオ
ール;例えばポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン
−イソプレン共重合体、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体、ポリクロロプレン、イソブ
チレン−イソプレン共重合体等を基本としたポ
リオール、又はこれらの基本主鎖を水素添加し
たポリオール、又はスチレン−アクリル酸エス
テル−ヒドロキシルメタアクリレート共重合体
のようなアクリルポリオール等; 具体的には poly BD R45HT(ARCO社製)、PBG−
2000,PBG−3000(いずれも日本曹達(株)製)、
ポリテール(三菱化成(株)製)、ニカライト−
H470(日本カーバイド(株)製) 等が挙げられ、かつこれらは、いずれも平均水
酸基価が30〜450mgKOH/g、好ましくは45〜
450mgKOH/gである。 前記(ロ)又は(ハ)項のポリオールを前記(イ)項のポリ
オールに配合する場合、その配合割合は(ロ)又は(ハ)
項のポリオールを、全ポリオール成分中に5当量
%以上含有するように配合する。 次に、混合物におけるポリオールB2としては、
前記ポリオールB1が挙げられる。ただし、平均
水酸基価は限定するものではない。 ポリアミンとしては、ジアミノジフエニルメタ
ン、メチレンビス(オルソクロロアニリン)
(MOCO)、クロロアニリン−ホルマリン縮合物、
フエニレンジアミン、トリレンジアミン、エチレ
ンジアミン、ピペラジン、アルキル化芳香族ポリ
アミン、ポリブタジエン骨格ポリアミン、ポリブ
タジエン−アクリロニトリル共重合体ポリアミ
ン、ウレタン化ポリアミン;ポリオールと過剰当
量の有機ポリイソシアネート化合物を反応させて
得られる末端イソシアネート含有化合物に、さら
にポリアミンを反応させたポリアミン化合物又は
末端イソシアネート含有化合物を特開昭59−
109513号等の方法に従つて処理して得たポリアミ
ン化合物;等が挙げられる。 かかるポリオールB2及びポリアミンの混合物
は、平均水酸基価及びアミン価の和が30〜450mg
KOH/gであることが必要である。 従つて、ポリオールB2及びポリアミンの混合
割合も平均水酸基価及びアミン価の和が30〜450
mgKOH/gの範囲となるような割合であれば、
特に限定するものではない。 次に、ポリウレタン樹脂のイソシアネート成分
として使用する有機ポリイソシアネート化合物と
しては、トリレンジイソシアネート、ジフエニル
メタンジイソシアネート(MDI)、粗ジフエニル
メタンジイソシアネート、液状ジフエニルメタン
ジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート(XDI)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HDI)、イソフオ
ロンジイソシアネート(IPDI)、水素添加MDI、
水素添加XDI、HDIのビユウレツト化物、HDIの
イソシアヌレート化物、IPDIのイソシアヌレー
ト化物等が挙げられる。 尚、前記有機ポリイソシアネート化合物は、ポ
リオールB1又はポリオールB2と、あらかじめ反
応させ末端NCOを有するウレタンプレポリマー
として用いても良い。 次にアクリルウレタン塗料としては、例えばア
クリルポリオールを前記有機ポリイソシアネート
化合物で架橋させる二液型塗料が挙げられる。 かかる有機ポリイソシアネート化合物は、特に
脂肪族及び脂環族イソシアネートからなる無黄変
イソシアネートが好ましい。 本発明にかかるコンクリート又はモルタル構造
物の被覆方法は、それらの表面を、最初に平均水
酸基価が30〜450mgKOH/gのポリオールB1
又は平均水酸基価及びアミン価の和が30〜450mg
KOH/gの混合物と有機ポリイソシアネート化
合物を、反応させたポリウレタン樹脂で被覆し、
次にアクリルウレタン塗料で被覆することから構
成されるものである。 かかるポリオールB1の平均水酸基価又は混合
物の平均水酸基価及びアミン価の和は、30〜450
mgKOH/gであることが必要である。 平均水酸基価、又は平均水酸基価及びアミン価
の和が30mgKOH/g未満の場合、塩分透過性、
水分透過性が悪い。一方それが、450mgKOH/g
を越えた場合、塗装皮膜が硬く、かつ脆くなり、
クラツク追従性が悪い。 さらにポリオール成分であるポリオールB1
又は混合物とイソシアネート成分である有機ポリ
イソシアネート化合物を反応させる場合、NCO
対活性水素比は、0.60〜1.50である。 NCO対活性水素比が、0.60未満の場合耐水性、
水分透過性が悪くなつたり、コンクリート面、上
塗り塗料への密着性が悪い。 1.50を越えた場合、発泡が起こつたり、外観が
悪く、目的とする被膜が得られない。 本発明被覆方法においては、必要に応じて溶
剤、可塑剤、無機充填剤、顔料、、水分吸収剤、
沈澱防止剤、色分かれ防止剤、、触媒等を併用し
ても良い。更にコンクリート面との密着性を向上
させたり、表面水分対策としてウレタン又はエポ
キシ系のプライマーを併用しても良い。叙上の如
く構成される本発明のコンクリート又はモルタル
構造物には、次のような特徴がある。 (1) 本発明方法に従つて得られるコンクリート又
はモルタル構造物は、塩素イオン透過率、水分
透過率、酸素透過率、炭酸ガス透過率が低く、
従つて構造物中の鉄骨、鉄筋の腐食及びそれ自
体のアルカリ骨材反応、中性化等を防ぐ効果が
極めて優れている。 (2) コンクリート又はモルタル構造物にクラツク
が入つても、クラツク追従性が大きいため耐久
性が向上する。 以下に本発明の実施例を示す。 なお、実施例中、『部』は重量部を、『%』は重
量%を、それぞれ示す。 製造例 (1) ウレタン化ポリアミンを下記の方法に従つて
得た。 ポリオキシプロピレングリコール(平均水酸
基価56.0mgKOH/g)200部、トリレンジイソ
シアネート(2.4−.2.6−異性体比80:20)
35.7部を、85℃、60分応させ、遊離イソシアネ
ート基含有量3.72%のウレタンプレポリマー
235.7部を得た。ジオキサン117.8部を加え希釈
したウレタンプレポリマー溶媒溶液353.5部を、
98%H2SO42.6部(遊離イソシアネート基の
0.75当量)、重亜硫酸ソーダ162.3部(遊離イソ
シアネート基の0.75当量)、水30.3部、ジオキ
サン235.7部よりなる混合水溶液284.9部に50℃
下60分を要して徐々に添加した後、更に68℃で
30分反応させた。反応終了後、30に℃冷却し、
35%過酸化水素水15部を添加し、そのまま120
分反応させた。 ついで、40%水酸化カリウム水溶液29.5部で
中和後、生成する中和塩を分離した。濾液を脱
溶媒し、淡黄色の流動性ある粘稠液体を得た。 この生成物のアミン価は、47.0[mg−KOH/
g]であり、アミン転化率はウレタンプリポリ
マーの遊離イソシアネート基に対し92.4%であ
つた。 実施例 1 ポリオール成分としてリシノール酸トリグリセ
リド(平均水酸基価180mgKOH/g)100部、タ
ルク100部、合成ゼオライト2.5部、ジブチルチン
ジラウレート0.05部及び顔料5.0を均一に撹拌、
混合したものをA液とした。次にイソシアネート
成分として粗MDI(NCO当量136)を用い、これ
をB液とした。 A液とB液との配合割合(重量比)を4.53/
1.00(NCO対活性水素比1.05)に設定し、テフロ
ンシート上に塗膜厚さ300μとなるようにエアレ
ススプレーを用いて吹きつけた。 24時間室温で養生してから、二液型アクリルウ
レタン塗料(アクリル酸ブチル−スチレン−ヒド
ロキシアクリレート共重合体から成るアクリルポ
リオール30%、安定剤4%、顔料38%、溶剤28%
から成る主剤とトリメチロールプロパンの
HMDI3モル付加物から成る有機ポリイソシアネ
ート化合物42%、溶剤58%から成る硬化剤を主
剤/硬化剤=400/100の割合で使用)を塗膜厚さ
50μとなるようにエアレススプレーを用いて上塗
りした。 温室で7日間養成した塗膜フイルムについて、
クラツク追従性、水分透過性、塩素透過性を測定
した。 次にモルタル板に予めポリフレツクスM−50
(一液型ウレタンプライマー;第一工業製薬(株)製)
を0.2Kg/m2ハケ塗りし、室温、3時間後に上記
と同様にして、ポリウレタン樹脂を塗膜厚さ
300μ、二液型アクリルウレタン塗料を塗膜厚さ
50μとなるようにそれぞれ塗装し、耐アルカリ
性、耐候性を測定した。これらの結果を第1表に
示す。 実施例 2 実施例1のA液及びB液の代りに、ポリオール
成分としてpoly BD R45HT(ARCO社製、平均
水酸基価46.5mg/KOHg)100部、アニリン−プ
ロピレンオキシド付加物平均水酸基価534mg
KOH/g)3.0部、マイカ10部、キシレン30部の
均一混合物をA液としたもの、イソシアネート成
分としてアイソネート143L(化成アツプジヨン社
製、F−NCO29.0%)15.5部をB液としたものを
それぞれ用い、その他は実施例1と同様に行つ
た。 この時のNCO対活性水素比は0.95である。結
果を第1表に示す。 実施例 3 実施例1のA液及びB液の代りに、ポリオール
成分としてヒマシ油(平均水酸基価161mgKOH/
g)90部及び製造例のウレタン化ポリアミン(ア
ミン価47mgKOH/g)10部、タルク100部、キシ
レン30部の均一混合物をA液としたもの、イソシ
アネート成分として粗MDI(F−NCO31.0%)
36.1部をB液としたものをそれぞれ用い、その他
は実施例1と同様に二頭式エアスプレーで塗装し
た。 この時の平均水酸基価及びアミン価の和は、
149.6mgKOH/gであり、NCO対活性水素比は、
1.0である。 結果を第1表に示す。 実施例 4 実施例1のA液及びB液の代りに、ポリブチレ
ングリコール(水酸基価56.1mgKOH/g)85.1
部、トリレンジイソシアネート14.9部を100℃で
3時間反応させ、末端NCOプレポリマーを合成
(F−NCO3.50%)し、A液とし、50%のMOCA
含有ポリプロピレングリコール(平均水酸基価及
びアミン価の和が238mgKOH/g)19.6部、トル
エン16.2部、オクチル酸鉛2.0部、カーボン5.0部、
タルク35.0部、消泡剤1.0部の均一混合物をB液
とした。 A液/B液=100/78.8(重量)の割合で、実施
例1と同様にしてハケ塗りした。 この時の平均水酸基価及びアミン価の和は、
63.4mgKOH/gで、NCO対活性水素比は1.00で
ある。 結果を第1表に示す。 比較例 1及び2 市販アクリル塗料及びタールエポキシ塗料を実
施例1と同様な塗膜厚(350μ)で、それぞれ塗
装した。 その結果を第1表に示す。 アクリル塗料は、クラツク追従性及び水分透過
性が、タールエポキシ塗料はクラツク追従性及び
耐候性がそれぞれ悪かつた。 比較例 3 実施例1のA液及びB液の代りに、ポリオール
成分として、テトラメチレングリコールとアジピ
ン酸の縮合によつて得られたポリエステルポリオ
ール(平均水酸基価25mgKOH/g)100部、タル
ク100部、合成ゼオライト2.5部、ジブチルチンジ
ラウレート0.05部、酢酸エチル50部及び顔料5.0
の均一混合物をA液としたもの、イソシアネート
成分として粗MDI(NCO当量136)をB液とした
ものをそれぞれ用い、その他は実施例と同様に行
つた。この時のNCO対活性水素比は1.00である。
結果を第1表に示す。 比較例 4 グリセリンのプロピレンオキシド付加物(平均
水酸基価270mgKOH/g)100部、タルク100部、
合成ゼオライト2.5部、ジブチルチンジラウレー
ト0.05部及び顔料5.0部を均一に撹拌、混合した
ものをA液とした。イソシアネート成分として、
トリメチロールプロパンのトリレンジイソシアネ
ート3モル付加物(F−NCO13.2%)を用い、
これをB液とした。 A液とB液とをそれらの配合割合(重量比)が
1.36/1.00となるように混合するとともに、得ら
れる混合物に対して10.0%メチルエチルケトンを
同時に添加混合し、以下実施例1と同様にした。 この時の平均水酸基価は、グリセリンのプロピ
レンオキシド付加物とトリメチロールプロパンの
和で457.1mgKOH/gである。 またNCO対活性水素比は1.0である。結果を第
1表に示す。
【表】 塗膜は室温で1週間養生してから下記の試験を
行つた。 「塗膜の外観」;JIS K 5400に従う。 塗膜の均一性、流れ、むら、われ、はがれに
ついて調べて良好なものを〇、悪いものを×
とする。 「クラツク追従性」; 塗膜の両端が固定出来、間隔が0から2mmを
繰り返し往復出来る平板に塗膜を固定し、1
分間に0から2mmを1往復させることを1サ
イクルとし、塗膜が100サイクルでも破断し
ない場合を〇、100サイクルまで破断したを
×とする。 「水分透過性」; ASTM E−96(g/m2.日)に従う。 「塩素透過性」; 真中に塗膜(一辺70mm正方形)をはさむこと
が出来る水槽に、片側に3%食塩水、反対側
に蒸留水を入れ、蒸留水中の塩素イオン濃度
を電位差滴定法で測定し、下記計算で透過量
Qを求める。 塩素イオン透過量Q =V×m×10-3/A×30(mg/cm.日) V:水槽中の蒸留水量(g) m:塩素イオン測定結果(ppm) A:塗膜の水面に直接接触する面積(cm2) 「耐候性」; サンシヤインウエザオメーターを用いて300
時間の試験を行つたのち、塗面を指頭で軽く
こすつてチヨーキングの程度を調べ、指頭に
白い粉がついたり、塗膜のわれ、はがれのみ
られるものを×、みられないものを〇とす
る。 「耐アルカリ性」; JIS K5400に従う。 水酸化カルシウムの飽和溶液に30日間浸漬
して塗膜にふくれ、われ、はがれの有無をみ
る。無いものを〇、有るものを×とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) コンクリート又はモルタル構造物の表面
    を、 (B) 平均水酸基価が30〜450mgKOH/gのポリオ
    ールB1、又はポリオールB2及びポリアミンを
    混合して得られる平均水酸基価及びアミン価の
    和が30〜450mgKOH/gの混合物と有機ポリイ
    ソシアネート化合物を、NCO対活性水素比
    0.60〜1.50で反応させたポリウレタン樹脂で被
    覆し、 (C) 次にアクリルウレタン塗料で被覆することを
    特徴とするコンクリート又はモルタル構造物の
    被覆方法。 2 ポリオールB1又は混合物が、ヒマシ油ポリ
    オールを5当量%以上含有するものである特許請
    求の範囲第1項記載のコンクリート又はモルタル
    構造物の被覆方法。 3 ポリオールB1又は混合物が、分子中に2個
    以上の水酸基を有し、且つ分子主鎖が炭素原子の
    みから形成されるポリオールを5当量%以上含有
    するものである特許請求の範囲第1項記載のコン
    クリート又はモルタル構造物の被覆方法。
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