JPH0462371B2 - - Google Patents
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- JPH0462371B2 JPH0462371B2 JP58198810A JP19881083A JPH0462371B2 JP H0462371 B2 JPH0462371 B2 JP H0462371B2 JP 58198810 A JP58198810 A JP 58198810A JP 19881083 A JP19881083 A JP 19881083A JP H0462371 B2 JPH0462371 B2 JP H0462371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- circuit
- level
- switching element
- thyristor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 5
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
- G03B15/03—Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
- G03B15/05—Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2215/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B2215/05—Combinations of cameras with electronic flash units
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、ストロボ装置、詳しくは閃光写真撮
影用のストロボ装置に関する。
影用のストロボ装置に関する。
(従来技術)
一般に、内光写真撮影用のストロボ装置におけ
る閃光放電管の発光強度は、第1図にそのカーブ
を示すように、発光開始時点Oから急激に立上り
数ミリ秒の間に全発光が完了するようになつてい
る。そして、このような発光強度をもち、かつ自
動調光機能を有するオートストロボ装置において
は、発光開始時点Oから撮影に必要な最適光量、
例えば光量Bを得た時点tで自動的に発光を停止
するようにしている。しかし、上記時点tにおい
て発光を自動的に停止しても、種々の動作遅れに
よつて、第1図の右下りの斜線で示すような誤差
光量Aが生じる。この誤差光量Aは、上記最適光
量Bが発光々量の大部分である場合には実用上無
視できるものであるが、被写体が近距離にある、
近距離撮影を行なう場合、言い換えれば最適光量
がB′に示すように発光開始時点Oから時点t′まで
の非常に短い時間の発光量に制御された場合に
は、時点t′においてその発光を停止しても第1図
の右上りの斜線で示す誤差光量A′が生じる。こ
の誤差光量A′は最適光量B′に対して無視できな
い大きさになり、この結果、過露光の写真が出来
てしまう。従つて、このような近距離撮影時の不
都合を解決するために、従来例えば特開昭56−
142516号公報に示されるような技術手段が提案さ
れている。即ち、この技術手段は第2図に示すよ
うに、ストロボ装置における閃光放電管の発光強
度を、発光開始時点Oで所定レベルLまで立上
げ、この所定レベルLを閃光放電管に直列に接続
されたスイツチング素子を極めて早い周期でオ
ン・オフすることによつて一定時間保ち、以後は
通常の発光を行なうようにしたものである。この
ような発光強度特性を持たせることによつて、例
えば、近距離撮影時の最適光量が、上述の所要光
量B′と同一のB″に示すように発光開始時点Oか
ら時点t″までの場合には時点t″において上記スイ
ツチング素子をオフにしても第2図に示す右上り
の斜線で示す誤差光量A″が生じるがこの誤差光
量A″は、前述の場合における誤差光量A′に比べ
て小さくなつているので最適光量B″に対する割
合が、前述の場合より改善されるというものであ
る。
る閃光放電管の発光強度は、第1図にそのカーブ
を示すように、発光開始時点Oから急激に立上り
数ミリ秒の間に全発光が完了するようになつてい
る。そして、このような発光強度をもち、かつ自
動調光機能を有するオートストロボ装置において
は、発光開始時点Oから撮影に必要な最適光量、
例えば光量Bを得た時点tで自動的に発光を停止
するようにしている。しかし、上記時点tにおい
て発光を自動的に停止しても、種々の動作遅れに
よつて、第1図の右下りの斜線で示すような誤差
光量Aが生じる。この誤差光量Aは、上記最適光
量Bが発光々量の大部分である場合には実用上無
視できるものであるが、被写体が近距離にある、
近距離撮影を行なう場合、言い換えれば最適光量
がB′に示すように発光開始時点Oから時点t′まで
の非常に短い時間の発光量に制御された場合に
は、時点t′においてその発光を停止しても第1図
の右上りの斜線で示す誤差光量A′が生じる。こ
の誤差光量A′は最適光量B′に対して無視できな
い大きさになり、この結果、過露光の写真が出来
てしまう。従つて、このような近距離撮影時の不
都合を解決するために、従来例えば特開昭56−
142516号公報に示されるような技術手段が提案さ
れている。即ち、この技術手段は第2図に示すよ
うに、ストロボ装置における閃光放電管の発光強
度を、発光開始時点Oで所定レベルLまで立上
げ、この所定レベルLを閃光放電管に直列に接続
されたスイツチング素子を極めて早い周期でオ
ン・オフすることによつて一定時間保ち、以後は
通常の発光を行なうようにしたものである。この
ような発光強度特性を持たせることによつて、例
えば、近距離撮影時の最適光量が、上述の所要光
量B′と同一のB″に示すように発光開始時点Oか
ら時点t″までの場合には時点t″において上記スイ
ツチング素子をオフにしても第2図に示す右上り
の斜線で示す誤差光量A″が生じるがこの誤差光
量A″は、前述の場合における誤差光量A′に比べ
て小さくなつているので最適光量B″に対する割
合が、前述の場合より改善されるというものであ
る。
しかし、この手段は誤差が小さくなるというだ
けで、完全に無視できる大きさになるものとはい
えない。これは、近距離撮影時において一番誤差
の大きくなる、発光開始時点Oの近傍において急
激に上記所定のレベルLに立上つていることに起
因する。従つて、被写体への距離が近づく程、最
適光量に対する誤差光量の割合が大きくなり、こ
の結果過露光になつてしまうという未だ問題点が
残つている。
けで、完全に無視できる大きさになるものとはい
えない。これは、近距離撮影時において一番誤差
の大きくなる、発光開始時点Oの近傍において急
激に上記所定のレベルLに立上つていることに起
因する。従つて、被写体への距離が近づく程、最
適光量に対する誤差光量の割合が大きくなり、こ
の結果過露光になつてしまうという未だ問題点が
残つている。
(目的)
本発明の目的は、近距離撮影時における誤差の
殆んど生じないストロボ装置を提供することにあ
る。
殆んど生じないストロボ装置を提供することにあ
る。
(概要)
本発明は、閃光放電管に直列に接続された発
光、停止用のメインサイリスタを非常に短かい間
隔でオン・オフ動作させ、このオン・オフ動作の
タイミングを制御することによつて、同閃光放電
管の発光強度を緩やかに上昇させたことを特徴と
する。
光、停止用のメインサイリスタを非常に短かい間
隔でオン・オフ動作させ、このオン・オフ動作の
タイミングを制御することによつて、同閃光放電
管の発光強度を緩やかに上昇させたことを特徴と
する。
(実施例)
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第3図は、本発明の第1実施例を示すストロボ
装置の電気回路を示している。先ず、主回路10
0の構成について説明する。この主回路100に
は周知のDC−DCコンバータでなる電源回路DCC
が配設されており、その正極出力端からは整流用
ダイオードD1を介して正の動作電圧供給ラインl1
が、負極出力端からは負の動作電圧供給ラインl0
がそれぞれ引き出され、同ラインl0は接地されて
いる。そして、正負の両動作電圧供給ラインl1,
l0間には、メインコンデンサC1と、抵抗R1および
充電完了表示用ネオンランプNeの直列回路と、
コイルL1、閃光放電管FLおよび第1のスイツチ
ング素子としてのメインサイリスタSR2の直列回
路と、抵抗R3、転流コンデンサC3および抵抗R2
の直列回路と、コイルL2、第2のスイツチング
素子としてのサイリスタSR3、コイルL3および第
3のスイツチング素子としての転流サイリスタ
SR4の直列回路とがそれぞれ接続されている。
装置の電気回路を示している。先ず、主回路10
0の構成について説明する。この主回路100に
は周知のDC−DCコンバータでなる電源回路DCC
が配設されており、その正極出力端からは整流用
ダイオードD1を介して正の動作電圧供給ラインl1
が、負極出力端からは負の動作電圧供給ラインl0
がそれぞれ引き出され、同ラインl0は接地されて
いる。そして、正負の両動作電圧供給ラインl1,
l0間には、メインコンデンサC1と、抵抗R1および
充電完了表示用ネオンランプNeの直列回路と、
コイルL1、閃光放電管FLおよび第1のスイツチ
ング素子としてのメインサイリスタSR2の直列回
路と、抵抗R3、転流コンデンサC3および抵抗R2
の直列回路と、コイルL2、第2のスイツチング
素子としてのサイリスタSR3、コイルL3および第
3のスイツチング素子としての転流サイリスタ
SR4の直列回路とがそれぞれ接続されている。
上記抵抗R1とネオンランプNeとの接続点は、
トリガサイリスタSR1のアノードおよびトリガコ
ンデンサC2の一端にそれぞれ接続されており、
トリガサイリスタSR1のカソードはラインl0に接
続されている。トリガサイリスタSR1のゲート
は、抵抗R4を通じてラインl0に接続されていると
共に、コンデンサC4を介して後述するパルス発
生回路2の出力端に接続されている。また、トリ
ガコンデンサC2の他端は、トリガトランスTの
1次コイルT1を通じてラインl0に接続されてお
り、トリガトランスTの2次コイルT2は、一端
がラインl0に接続され、他端が閃光放電管FLの
トリガ電極に接続されている。
トリガサイリスタSR1のアノードおよびトリガコ
ンデンサC2の一端にそれぞれ接続されており、
トリガサイリスタSR1のカソードはラインl0に接
続されている。トリガサイリスタSR1のゲート
は、抵抗R4を通じてラインl0に接続されていると
共に、コンデンサC4を介して後述するパルス発
生回路2の出力端に接続されている。また、トリ
ガコンデンサC2の他端は、トリガトランスTの
1次コイルT1を通じてラインl0に接続されてお
り、トリガトランスTの2次コイルT2は、一端
がラインl0に接続され、他端が閃光放電管FLの
トリガ電極に接続されている。
上記コイルL1は、閃光放電管FLの放電電流の
立上りや立下りを緩やかにする役目をするもの
で、同コイルL1には並列にダイオードD2が接続
されている。上記メインサイリスタSR2は、アノ
ードを閃光放電管FLに、カソードをラインl0に
それぞれ接続されており、ゲートを抵抗R5を通
じてラインl0に接続されると共に、コンデンサC5
を通じて後述するオアゲートG1の出力端に接続
されている。また、メインサイリスタSR2のアノ
ードは、転流コンデンサC3と抵抗R2との接続点
に接続されており、転流コンデンサC3と抵抗R3
との接続点は、サイリスタSR3とコイルL3との接
続点に接続されている。
立上りや立下りを緩やかにする役目をするもの
で、同コイルL1には並列にダイオードD2が接続
されている。上記メインサイリスタSR2は、アノ
ードを閃光放電管FLに、カソードをラインl0に
それぞれ接続されており、ゲートを抵抗R5を通
じてラインl0に接続されると共に、コンデンサC5
を通じて後述するオアゲートG1の出力端に接続
されている。また、メインサイリスタSR2のアノ
ードは、転流コンデンサC3と抵抗R2との接続点
に接続されており、転流コンデンサC3と抵抗R3
との接続点は、サイリスタSR3とコイルL3との接
続点に接続されている。
上記コイルL2およびL3は、主としてその抵抗
成分によつて転流コンデンサC3の充放電の時定
数を調整するためのものである。上記サイリスタ
SR3は、アノードをコイルL2に、カソードをコイ
ルL3にそれぞれ接続されており、ゲートを抵抗
R6を通じて自らのカソードに接続されていると
共に、コンデンサC6を介して後述する遅延回路
12の出力端に接続されている。また、上記転流
サイリスタSR4は、アノードをコイルL3に、カソ
ードをラインl0にそれぞれ接続されており、ゲー
トを抵抗R7を通じてラインl0に接続されていると
共に、コンデンサC7を介して後述するオアゲー
トG2の出力端に接続されている。
成分によつて転流コンデンサC3の充放電の時定
数を調整するためのものである。上記サイリスタ
SR3は、アノードをコイルL2に、カソードをコイ
ルL3にそれぞれ接続されており、ゲートを抵抗
R6を通じて自らのカソードに接続されていると
共に、コンデンサC6を介して後述する遅延回路
12の出力端に接続されている。また、上記転流
サイリスタSR4は、アノードをコイルL3に、カソ
ードをラインl0にそれぞれ接続されており、ゲー
トを抵抗R7を通じてラインl0に接続されていると
共に、コンデンサC7を介して後述するオアゲー
トG2の出力端に接続されている。
このように構成された主回路100には、次に
説明する発光制御回路が接続されている。即ち、
図示しないカメラ本体に設けられたシンクロ接点
の閉成に関連してHレベルのトリガ信号が供給さ
れる入力端子Xが設けられ、この入力端子Xは
RS型のフリツプフロツプ回路1のセツト入力端
に接続されている。このフリツプフロツプ回路1
の出力端は、入力信号がLレベルからHレベルへ
立上つた時にHレベルのワンシヨツトパルスを出
力するパルス発生回路2の入力端に接続されてい
る。このパルス発生回路2の出力端は上記フリツ
プフロツプ回路1と同様のフリツプフロツプ回路
3のセツト入力端に接続され、このフリツプフロ
ツプ回路3の出力端はインバータINV2を介して、
測光回路4を形成するNPN型のトランジスタQ2
のベースに接続されている。上記測光回路4は、
正電源電圧Vccの印加端子にカメラ本体内または
ストロボ装置に配設されたNPN型のフオトトラ
ンジスタQ1のコレクタが接続され、このフオト
トランジスタQ1のエミツタはオペアンプOP1の反
転入力端に接続されると共に、積分用のコンデン
サC10の一端に接続され、このコンデンサC10の他
端は接地されている。また、コンデンサC10の一
端は上記トランジスタQ2のコレクタに接続され、
同トランジスタQ2のエミツタは接地されている。
更に、正電源電圧Vccの印加端子と接地端の間に
は抵抗R10と抵抗R11でなる直列回路が接続され、
同抵抗R10と抵抗R11の接続点はオペアンプOP1の
非反転入力端に接続されている。そしてこのオペ
アンプOP1の出力端は、インバータINV3の入力
端に接続され、同インバータINV3の出力端即ち、
測光回路4の出力端は上記オアゲートG2の一方
の入力端に接続されている。
説明する発光制御回路が接続されている。即ち、
図示しないカメラ本体に設けられたシンクロ接点
の閉成に関連してHレベルのトリガ信号が供給さ
れる入力端子Xが設けられ、この入力端子Xは
RS型のフリツプフロツプ回路1のセツト入力端
に接続されている。このフリツプフロツプ回路1
の出力端は、入力信号がLレベルからHレベルへ
立上つた時にHレベルのワンシヨツトパルスを出
力するパルス発生回路2の入力端に接続されてい
る。このパルス発生回路2の出力端は上記フリツ
プフロツプ回路1と同様のフリツプフロツプ回路
3のセツト入力端に接続され、このフリツプフロ
ツプ回路3の出力端はインバータINV2を介して、
測光回路4を形成するNPN型のトランジスタQ2
のベースに接続されている。上記測光回路4は、
正電源電圧Vccの印加端子にカメラ本体内または
ストロボ装置に配設されたNPN型のフオトトラ
ンジスタQ1のコレクタが接続され、このフオト
トランジスタQ1のエミツタはオペアンプOP1の反
転入力端に接続されると共に、積分用のコンデン
サC10の一端に接続され、このコンデンサC10の他
端は接地されている。また、コンデンサC10の一
端は上記トランジスタQ2のコレクタに接続され、
同トランジスタQ2のエミツタは接地されている。
更に、正電源電圧Vccの印加端子と接地端の間に
は抵抗R10と抵抗R11でなる直列回路が接続され、
同抵抗R10と抵抗R11の接続点はオペアンプOP1の
非反転入力端に接続されている。そしてこのオペ
アンプOP1の出力端は、インバータINV3の入力
端に接続され、同インバータINV3の出力端即ち、
測光回路4の出力端は上記オアゲートG2の一方
の入力端に接続されている。
また、上記フリツプフロツプ回路1の出力端は
インバータINV1を介してトランジスタQ4のベー
ス、即ち、モニター回路5の制御端と、アナログ
スイツチSWの制御端、即ち、比較回路6の制御
端との両者に共通接続されている。モニター回路
5は、閃光放電管FLの反射傘の近傍に設けられ
た開口に対設された受光ダイオードQ3の受光量
を電圧信号に変換するものである。即ち、オペア
ンプOP2の反転入力端には受光ダイオードQ3のカ
ソードが接続され、同受光ダイオードQ3のアノ
ードは非反転入力端に接続されると共に接地され
ている。またこのオペアンプOP2の反転入力端と
自からの出力端の間には抵抗R12が接続されてい
る。更に、オペアンプOP2の出力端は、スイツチ
ング用のNPN形のトランジスタQ4のコレクタに
接続され、このトランジスタQ4のエミツタは接
地されている。そして、オペアンプOP2の出力
端、即ち、モニタ回路5の出力端は、オペアンプ
OP5の反転入力端即ち、比較回路6の入力端に接
続されている。
インバータINV1を介してトランジスタQ4のベー
ス、即ち、モニター回路5の制御端と、アナログ
スイツチSWの制御端、即ち、比較回路6の制御
端との両者に共通接続されている。モニター回路
5は、閃光放電管FLの反射傘の近傍に設けられ
た開口に対設された受光ダイオードQ3の受光量
を電圧信号に変換するものである。即ち、オペア
ンプOP2の反転入力端には受光ダイオードQ3のカ
ソードが接続され、同受光ダイオードQ3のアノ
ードは非反転入力端に接続されると共に接地され
ている。またこのオペアンプOP2の反転入力端と
自からの出力端の間には抵抗R12が接続されてい
る。更に、オペアンプOP2の出力端は、スイツチ
ング用のNPN形のトランジスタQ4のコレクタに
接続され、このトランジスタQ4のエミツタは接
地されている。そして、オペアンプOP2の出力
端、即ち、モニタ回路5の出力端は、オペアンプ
OP5の反転入力端即ち、比較回路6の入力端に接
続されている。
比較回路6は、上記モニタ回路5からの入力電
圧と、時間と共に上昇する基準電圧とを比較し、
同入力電圧が同基準電圧を越えた時にHレベルの
ワンシヨツトパルスを出力するものである。即
ち、オペアンプOP3の非反転入力端には、閃光放
電管FLにおける最低発光強度のときにモニタ回
路5の出力端に得られる出力電圧以上の値に設定
された基準電圧源Eの負極が接続され、この基準
電圧源Eの正極は接地されている。このオペアン
プOP3の反転入力端は、正電源電圧Vccの印加端
子に抵抗R13を介して接続され、同オペアンプ
OP3の反転入力端と自からの出力端の間には積分
用のコンデンサC11が接続されている。このコン
デンサC11の両端には上記アナログスイツチSW
が接続されている。オペアンプOP3の出力端は、
抵抗R14を介してオペアンプOP4の反転入力端に
接続され、同オペアンプOP4の非反転入力端は接
地されている。また、オペアンプOP4の反転入力
端と自からの出力端の間には抵抗R15が接続され
ている。なお、抵抗R14とR15はそれぞれが等し
い抵抗値に設定され、オペアンプOP4がゲイン1
の反転アンプを形成するようになつている。そし
て、オペアンプOP4の出力端は、上記オペアンプ
OP5の非反転入力端に接続され、同オペアンプ
OP5の出力端は、インバータINV4を介して上記
パルス発生回路2と同様のパルス発生回路7の入
力端に接続されている。そして、このパルス発生
回路7の出力端即ち、比較回路6の出力端は、上
記フリツプフロツプ回路1と同様のフリツプフロ
ツプ回路8のセツト入力端に接続されると共に上
記オアゲートG2の他方の入力端に接続されてい
る。また、フリツプフロツプ回路8の出力端はア
ンドゲートG3の一方の入力端に接続され、同ア
ンドゲートG3の他方の入力端には発振回路9の
出力端が接続されている。発振回路9には、正電
源電圧Vccの印加端子に接続された抵抗R16とコ
ンデンサC12が接続され、この両者で発振の時定
数が設定されるようになつている。上記アンドゲ
ートG3の出力端は、カウンタ回路10の入力端
に接続され、このカウンタ回路10の出力端は遅
延回路12の入力端に接続されると共に、上記オ
アゲートG1の一方の入力端に接続されている。
また、このオアゲートG1の他方の入力端には上
記パルス発生回路2の出力端が接続されている。
カウンタ回路10はプリセツトカウンタで形成さ
れ、演算回路11に入力される、フイルム感度情
報、絞り情報等を含む情報信号DATAによつて
所定のプリセツト値に設定されるものである。
圧と、時間と共に上昇する基準電圧とを比較し、
同入力電圧が同基準電圧を越えた時にHレベルの
ワンシヨツトパルスを出力するものである。即
ち、オペアンプOP3の非反転入力端には、閃光放
電管FLにおける最低発光強度のときにモニタ回
路5の出力端に得られる出力電圧以上の値に設定
された基準電圧源Eの負極が接続され、この基準
電圧源Eの正極は接地されている。このオペアン
プOP3の反転入力端は、正電源電圧Vccの印加端
子に抵抗R13を介して接続され、同オペアンプ
OP3の反転入力端と自からの出力端の間には積分
用のコンデンサC11が接続されている。このコン
デンサC11の両端には上記アナログスイツチSW
が接続されている。オペアンプOP3の出力端は、
抵抗R14を介してオペアンプOP4の反転入力端に
接続され、同オペアンプOP4の非反転入力端は接
地されている。また、オペアンプOP4の反転入力
端と自からの出力端の間には抵抗R15が接続され
ている。なお、抵抗R14とR15はそれぞれが等し
い抵抗値に設定され、オペアンプOP4がゲイン1
の反転アンプを形成するようになつている。そし
て、オペアンプOP4の出力端は、上記オペアンプ
OP5の非反転入力端に接続され、同オペアンプ
OP5の出力端は、インバータINV4を介して上記
パルス発生回路2と同様のパルス発生回路7の入
力端に接続されている。そして、このパルス発生
回路7の出力端即ち、比較回路6の出力端は、上
記フリツプフロツプ回路1と同様のフリツプフロ
ツプ回路8のセツト入力端に接続されると共に上
記オアゲートG2の他方の入力端に接続されてい
る。また、フリツプフロツプ回路8の出力端はア
ンドゲートG3の一方の入力端に接続され、同ア
ンドゲートG3の他方の入力端には発振回路9の
出力端が接続されている。発振回路9には、正電
源電圧Vccの印加端子に接続された抵抗R16とコ
ンデンサC12が接続され、この両者で発振の時定
数が設定されるようになつている。上記アンドゲ
ートG3の出力端は、カウンタ回路10の入力端
に接続され、このカウンタ回路10の出力端は遅
延回路12の入力端に接続されると共に、上記オ
アゲートG1の一方の入力端に接続されている。
また、このオアゲートG1の他方の入力端には上
記パルス発生回路2の出力端が接続されている。
カウンタ回路10はプリセツトカウンタで形成さ
れ、演算回路11に入力される、フイルム感度情
報、絞り情報等を含む情報信号DATAによつて
所定のプリセツト値に設定されるものである。
なお、フリツプフロツプ回路1,3,8のそれ
ぞれのリセツト端Rは上記インバータINV3の出
力端、即ち、測光回路4の出力端に接続されてい
て、リセツト信号が印加されるようになつてい
る。
ぞれのリセツト端Rは上記インバータINV3の出
力端、即ち、測光回路4の出力端に接続されてい
て、リセツト信号が印加されるようになつてい
る。
このようにして、第1実施例のストロボ装置の
電気回路が構成されている。以下、その動作につ
いて、第4図の波形図を用いて説明する。
電気回路が構成されている。以下、その動作につ
いて、第4図の波形図を用いて説明する。
今、入力端子XにカメラがわからのHレベルの
トリガ信号が入力されると、フリツプフロツプ回
路1の出力がHレベルに反転され、これに伴つ
て、パルス発生回路2の出力端から発光トリガ信
号aが送出され、同発光トリガ信号aは、コンデ
ンサC4を介してトリガサイリスタSR1を点弧させ
る。このトリガサイリスタSR1が点弧されると、
トリガコンデンサC2の両端が短絡され、同トリ
ガコンデンサC2に充電されていた電荷による放
電電流がトリガトランスTの1次コイルT1に流
れて、2次コイルT2に高電圧が発生し、この高
電圧が閃光放電管FLのトリガ電極に印加されて、
同閃光放電管FLが励起状態になる。これと同時
に発光トリガ信号aはオアゲートG1を介して発
光開始信号bとしてコンデンサC5を介してメイ
ンサイリスタSR2を点弧させる。メインサイリス
タSR2が点弧されると、メインコンデンサC1に蓄
積されていた電荷が上記コイルL1、励起状態の
閃光放電管FL及びメインサイリスタSR2を通じ
て放電し閃光放電管FLは閃光発光を開始する。
トリガ信号が入力されると、フリツプフロツプ回
路1の出力がHレベルに反転され、これに伴つ
て、パルス発生回路2の出力端から発光トリガ信
号aが送出され、同発光トリガ信号aは、コンデ
ンサC4を介してトリガサイリスタSR1を点弧させ
る。このトリガサイリスタSR1が点弧されると、
トリガコンデンサC2の両端が短絡され、同トリ
ガコンデンサC2に充電されていた電荷による放
電電流がトリガトランスTの1次コイルT1に流
れて、2次コイルT2に高電圧が発生し、この高
電圧が閃光放電管FLのトリガ電極に印加されて、
同閃光放電管FLが励起状態になる。これと同時
に発光トリガ信号aはオアゲートG1を介して発
光開始信号bとしてコンデンサC5を介してメイ
ンサイリスタSR2を点弧させる。メインサイリス
タSR2が点弧されると、メインコンデンサC1に蓄
積されていた電荷が上記コイルL1、励起状態の
閃光放電管FL及びメインサイリスタSR2を通じ
て放電し閃光放電管FLは閃光発光を開始する。
一方、上記フリツプフロツプ回路1の出力レベ
ルがHレベルに反転されるに伴いインバータ
INV1の出力端レベルがLレベルになるのでトラ
ンジスタQ4のベースがLレベルとなり、トラン
ジスタQ4がオフ状態になつて受光ダイオードQ3
の受光量に応じたモニタ信号eがオペアンプOP5
の反転入力端に供給され、更に、インバータ
INV1の出力端がLレベルになることによつてア
ナログスイツチSWがオフ状態になり、コンデン
サC11が、正電源電圧Vccの端子から抵抗R12を介
して流れる電流で充電開始される。そして、オペ
アンプOP3の出力電圧がオペアンプOP4によつて
反転された後、第4図に示すような基準電圧fと
してオペアンプOP5の非反転入力端に供給され
る。このオペアンプOP5によつてモニタ信号eの
電圧と基準電圧fの電圧が比較され、モニタ信号
eのレベルが基準電圧fを越えた時に、同オペア
ンプOP5の出力レベルがLレベルになる。これに
伴いインバータINV4の出力レベルがHレベルと
なり、パルス発生回路7の出力端からHレベルの
比較信号gが送出される。
ルがHレベルに反転されるに伴いインバータ
INV1の出力端レベルがLレベルになるのでトラ
ンジスタQ4のベースがLレベルとなり、トラン
ジスタQ4がオフ状態になつて受光ダイオードQ3
の受光量に応じたモニタ信号eがオペアンプOP5
の反転入力端に供給され、更に、インバータ
INV1の出力端がLレベルになることによつてア
ナログスイツチSWがオフ状態になり、コンデン
サC11が、正電源電圧Vccの端子から抵抗R12を介
して流れる電流で充電開始される。そして、オペ
アンプOP3の出力電圧がオペアンプOP4によつて
反転された後、第4図に示すような基準電圧fと
してオペアンプOP5の非反転入力端に供給され
る。このオペアンプOP5によつてモニタ信号eの
電圧と基準電圧fの電圧が比較され、モニタ信号
eのレベルが基準電圧fを越えた時に、同オペア
ンプOP5の出力レベルがLレベルになる。これに
伴いインバータINV4の出力レベルがHレベルと
なり、パルス発生回路7の出力端からHレベルの
比較信号gが送出される。
この比較信号gは、オアゲートG2を介し発光
停止信号cとして、コンデンサC7を介して転流
サイリスタSR4を点弧させ、転流コンデンサC3の
充電電荷がコイルL3と転流サイリスタSR4を通じ
てメインサイリスタSR2を逆バイアスして同サイ
リスタSR2を消弧する。従つて、メインサイリス
タSR2は非導通状態となるが、閃光放電管FLに
は転流コンデンサC3→コイルL3→サイリスタSR4
を通じて転流コンデンサC3への充電電流が流れ
るので、閃光放電管FLは次第に発光輝度を低減
させながらも発光を持続し、これに伴いモニタ回
路5のモニタ信号eのレベルが第4図に示すよう
に徐々に低下しながら発光を続行する。
停止信号cとして、コンデンサC7を介して転流
サイリスタSR4を点弧させ、転流コンデンサC3の
充電電荷がコイルL3と転流サイリスタSR4を通じ
てメインサイリスタSR2を逆バイアスして同サイ
リスタSR2を消弧する。従つて、メインサイリス
タSR2は非導通状態となるが、閃光放電管FLに
は転流コンデンサC3→コイルL3→サイリスタSR4
を通じて転流コンデンサC3への充電電流が流れ
るので、閃光放電管FLは次第に発光輝度を低減
させながらも発光を持続し、これに伴いモニタ回
路5のモニタ信号eのレベルが第4図に示すよう
に徐々に低下しながら発光を続行する。
よつて、転流コンデンサC3の一端の電圧VAは、
一旦低下した後急激に上昇して行く。また、転流
コンデンサC3の他端の電圧VBは、接地電位とな
る。
一旦低下した後急激に上昇して行く。また、転流
コンデンサC3の他端の電圧VBは、接地電位とな
る。
また、比較信号gのLレベルからHレベルへの
立上りにおいてフリツプフロツプ回路8がセツト
され、その出力端がHレベルに反転され、アンド
ゲートG3を開く。すると、発振回路9の出力パ
ルスがカウンタ回路10に供給される。そして演
算回路11からのカウント設定信号によつて予め
設定されたカウント数を計数するに要する時間t1
を経過するとカウンタ回路10はHレベルのワン
シヨツトパルスを送出する。このパルスはオアゲ
ートG1を介し、発光開始信号bとしてコンデン
サC5を介してメインサイリスタSR2を再度点弧さ
せる。このため閃光放電管FL→転流コンデンサ
C3→コイルL3→サイリスタSR4と流れていた電流
が閃光放電管FL→メインサイリスタSR2と流れ
を変えると同時に転流コンデンサC3の充電電荷
によつて転流サイリスタSR4が逆バイアスされ、
同転流サイリスタSR4が消弧される。この結果、
閃光放電管FLの発光輝度は再び上昇し始めると
共に、モニタ信号eの電圧が上昇し始める。
立上りにおいてフリツプフロツプ回路8がセツト
され、その出力端がHレベルに反転され、アンド
ゲートG3を開く。すると、発振回路9の出力パ
ルスがカウンタ回路10に供給される。そして演
算回路11からのカウント設定信号によつて予め
設定されたカウント数を計数するに要する時間t1
を経過するとカウンタ回路10はHレベルのワン
シヨツトパルスを送出する。このパルスはオアゲ
ートG1を介し、発光開始信号bとしてコンデン
サC5を介してメインサイリスタSR2を再度点弧さ
せる。このため閃光放電管FL→転流コンデンサ
C3→コイルL3→サイリスタSR4と流れていた電流
が閃光放電管FL→メインサイリスタSR2と流れ
を変えると同時に転流コンデンサC3の充電電荷
によつて転流サイリスタSR4が逆バイアスされ、
同転流サイリスタSR4が消弧される。この結果、
閃光放電管FLの発光輝度は再び上昇し始めると
共に、モニタ信号eの電圧が上昇し始める。
上記カウンタ回路10からHレベルのワンシヨ
ツトパルスが送出されると、このパルスは遅延回
路12によつて時点τだけ遅延されて転流制御信
号dとしてコンデンサC6を介してサイリスタSR3
を点弧させる。このため転流コンデンサC3には
コイルL2→サイリスタSR3→転流コンデンサC3→
サイリスタSR2と云う経路で先程とは逆極性の充
電電流が流れることになり、第4図に示す電圧
VBのように極めて短時間で転流コンデンサC3へ
の充電が行われる。この際閃光放電管FLの発光
輝度は放電電流の一部がサイリスタSR3等にバイ
パスされる結果低下し、モニタ回路5の出力レベ
ルが低下することになる。転流コンデンサC3へ
の充電が行われるとサイリスタSR3は通電電流が
保持電流以下となつてターンオフする。そして閃
光放電管FLの発光輝度が上昇しモニタ回路5か
らのモニタ信号eの電圧が上昇する。このモニタ
信号eの上昇が、コンデンサC11への積分電圧に
基づく基準電圧fを越えると上述同様にオペアン
プOP5の出力レベルがLレベルとなり、これに伴
つてインバータINV4の出力がHレベルとなり、
パルス発生回路7の出力端、即ち、比較回路6の
出力端からの比較信号gがHレベルに立上る。従
つて、以降は前述したのと同様にサイリスタ
SR4,SR2及びSR3が順次点弧されて、閃光放電
管FLの発光輝度が低下上昇を順次繰り返す。こ
の発光輝度の繰り返し周期は、シヤツタースピー
ドに較べて充分短いので閃光放電管FLはほぼ一
定の上昇率で発光を継続しているとみなすことが
できる。
ツトパルスが送出されると、このパルスは遅延回
路12によつて時点τだけ遅延されて転流制御信
号dとしてコンデンサC6を介してサイリスタSR3
を点弧させる。このため転流コンデンサC3には
コイルL2→サイリスタSR3→転流コンデンサC3→
サイリスタSR2と云う経路で先程とは逆極性の充
電電流が流れることになり、第4図に示す電圧
VBのように極めて短時間で転流コンデンサC3へ
の充電が行われる。この際閃光放電管FLの発光
輝度は放電電流の一部がサイリスタSR3等にバイ
パスされる結果低下し、モニタ回路5の出力レベ
ルが低下することになる。転流コンデンサC3へ
の充電が行われるとサイリスタSR3は通電電流が
保持電流以下となつてターンオフする。そして閃
光放電管FLの発光輝度が上昇しモニタ回路5か
らのモニタ信号eの電圧が上昇する。このモニタ
信号eの上昇が、コンデンサC11への積分電圧に
基づく基準電圧fを越えると上述同様にオペアン
プOP5の出力レベルがLレベルとなり、これに伴
つてインバータINV4の出力がHレベルとなり、
パルス発生回路7の出力端、即ち、比較回路6の
出力端からの比較信号gがHレベルに立上る。従
つて、以降は前述したのと同様にサイリスタ
SR4,SR2及びSR3が順次点弧されて、閃光放電
管FLの発光輝度が低下上昇を順次繰り返す。こ
の発光輝度の繰り返し周期は、シヤツタースピー
ドに較べて充分短いので閃光放電管FLはほぼ一
定の上昇率で発光を継続しているとみなすことが
できる。
他方、発光トリガ信号aのHレベルへの立上り
において、フリツプフロツプ回路3がセツトさ
れ、その出力レベルがHレベルに反転され、これ
に伴いインバータINV2の出力レベルがLレベル
になり、トランジスタQ2がオフ状態となる。こ
の状態でフオトトランジスタQ1に流れる、受光
量に応じた電流によつてコンデンサC10への充電
がなされ、この充電電圧が適正露光を得るに要す
る所定のレベルを越えた時に同オペアンプOP1の
出力レベルがLレベルになり、これに伴つてイン
バータINV3の出力端、即ち、測光回路4の出力
端がHレベルになり、オアゲートG2及びコンデ
ンサC7を介し転流サイリスタSR4を点弧させる。
転流サイリスタSR4が点弧されると転流コンデン
サC3の充電電荷がメインサイリスタSR2の両端を
逆バイアスし、メインサイリスタSR2が消弧さ
れ、発光が停止される。これと同時にインバータ
INV3の出力端からHレベルのリセツト信号が上
記フリツプフロツプ回路1,3,8のそれぞれに
供給されるので各フリツプフロツプ回路1,3,
8のそれぞれの出力がLレベルに反転し閃光放電
管FLの発光が停止され、一連の発光動作が完了
する。
において、フリツプフロツプ回路3がセツトさ
れ、その出力レベルがHレベルに反転され、これ
に伴いインバータINV2の出力レベルがLレベル
になり、トランジスタQ2がオフ状態となる。こ
の状態でフオトトランジスタQ1に流れる、受光
量に応じた電流によつてコンデンサC10への充電
がなされ、この充電電圧が適正露光を得るに要す
る所定のレベルを越えた時に同オペアンプOP1の
出力レベルがLレベルになり、これに伴つてイン
バータINV3の出力端、即ち、測光回路4の出力
端がHレベルになり、オアゲートG2及びコンデ
ンサC7を介し転流サイリスタSR4を点弧させる。
転流サイリスタSR4が点弧されると転流コンデン
サC3の充電電荷がメインサイリスタSR2の両端を
逆バイアスし、メインサイリスタSR2が消弧さ
れ、発光が停止される。これと同時にインバータ
INV3の出力端からHレベルのリセツト信号が上
記フリツプフロツプ回路1,3,8のそれぞれに
供給されるので各フリツプフロツプ回路1,3,
8のそれぞれの出力がLレベルに反転し閃光放電
管FLの発光が停止され、一連の発光動作が完了
する。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
第5図は、本発明の第2実施料を示すストロボ
装置の電気回路を示している。この第2実施例は
上記第1実施例の一部を変更しただけで、他は同
様であるので、その対応部分には上述と同一符号
を付し、その構成の説明を略す。比較回路20
は、第1の基準電圧のレベルをモニタ回路5の出
力レベルが越えた時にHレベルのワンシヨツトパ
ルスでなる第1の比較信号を送出し、かつ上記第
1の基準電圧より低く設定された第2の基準電圧
以下にモニタ回路5の出力レベルが低下した時
に、Hレベルのワンシヨツトパルスである第2の
比較信号を送出する回路である。即ち、オペアン
プOP6の反転入力端は正電源電圧Vccの印加端子
に抵抗R17を介して接続されている。このオペア
ンプOP6の反転入力端と自らの出力端の間には積
分用のコンデンサC13が接続されている。このコ
ンデンサC13の両端には、放電用のアナログスイ
ツチSW1が接続されている。このオペアンプOP6
の非反転入力端には、第1の基準電圧源E1の正
極が接続され、同電圧源E1の負極は接地されて
いる。同オプアンプOP6の出力端はオペアンプ
OP7の反転入力端に接続されている。
装置の電気回路を示している。この第2実施例は
上記第1実施例の一部を変更しただけで、他は同
様であるので、その対応部分には上述と同一符号
を付し、その構成の説明を略す。比較回路20
は、第1の基準電圧のレベルをモニタ回路5の出
力レベルが越えた時にHレベルのワンシヨツトパ
ルスでなる第1の比較信号を送出し、かつ上記第
1の基準電圧より低く設定された第2の基準電圧
以下にモニタ回路5の出力レベルが低下した時
に、Hレベルのワンシヨツトパルスである第2の
比較信号を送出する回路である。即ち、オペアン
プOP6の反転入力端は正電源電圧Vccの印加端子
に抵抗R17を介して接続されている。このオペア
ンプOP6の反転入力端と自らの出力端の間には積
分用のコンデンサC13が接続されている。このコ
ンデンサC13の両端には、放電用のアナログスイ
ツチSW1が接続されている。このオペアンプOP6
の非反転入力端には、第1の基準電圧源E1の正
極が接続され、同電圧源E1の負極は接地されて
いる。同オプアンプOP6の出力端はオペアンプ
OP7の反転入力端に接続されている。
一方、オペアンプOP3の反転入力端は正電源電
圧Vccの印加端子が抵抗R13を介して接続され、
このオペアンプOP3の反転入力端と自らの出力端
の間には、積分用のコンデンサC14が接続されて
いるこのコンデンサC14の両端は放電用のアナロ
グスイツチSW2が接続されている。また、同オペ
アンプOP8の非反転入力端には第2の基準電圧源
E2の負極が接続され同第2の基準電圧源E2の正
極は接地されている。更に、オペアンプOP8の出
力端は、オペアンプOP9の反転入力端に接続され
ている。そして、オペアンプOP7とオペアンプ
OP9のそれぞれの非反転入力端同志は共通接続さ
れ、モニタ回路5の出力端である、オペアンプ
OP2の出力端に接続されている。また、アナログ
スイツチSW1,SW2のそれぞれの制御入力端同志
は共通接続され、上記インバータINV1の出力端
に接続されている。
圧Vccの印加端子が抵抗R13を介して接続され、
このオペアンプOP3の反転入力端と自らの出力端
の間には、積分用のコンデンサC14が接続されて
いるこのコンデンサC14の両端は放電用のアナロ
グスイツチSW2が接続されている。また、同オペ
アンプOP8の非反転入力端には第2の基準電圧源
E2の負極が接続され同第2の基準電圧源E2の正
極は接地されている。更に、オペアンプOP8の出
力端は、オペアンプOP9の反転入力端に接続され
ている。そして、オペアンプOP7とオペアンプ
OP9のそれぞれの非反転入力端同志は共通接続さ
れ、モニタ回路5の出力端である、オペアンプ
OP2の出力端に接続されている。また、アナログ
スイツチSW1,SW2のそれぞれの制御入力端同志
は共通接続され、上記インバータINV1の出力端
に接続されている。
オペアンプOP7の出力端は上記パルス発生回路
2と同様のパルス発生回路21の入力端に接続さ
れ、同パルス発生回路21の出力端は上記オアゲ
ートG2の一方の入力端に接続されている。また、
オペアンプOP9の出力端はインバータINV5を介
して上記パルス発生回路2と同様のパルス発生回
路22の入力端に接続され、同パルス発生回路2
2の出力端は、上記オアゲートG1の一方の入力
端に接続されると共に遅延回路23の入力端に接
続されている。この遅延回路23の出力端は上記
主回路100を形成するコンデンサC6に接続さ
れている。なお、測光回路4のリセツト端、即
ち、トランジスタQ2のベースは、上記インバー
タINV1の出力端に接続され、測光回路4の出力
端、即ち、インバータINV3の出力端は、上記フ
リツプフロツプ回路1のリセツト端Rに接続され
ている。
2と同様のパルス発生回路21の入力端に接続さ
れ、同パルス発生回路21の出力端は上記オアゲ
ートG2の一方の入力端に接続されている。また、
オペアンプOP9の出力端はインバータINV5を介
して上記パルス発生回路2と同様のパルス発生回
路22の入力端に接続され、同パルス発生回路2
2の出力端は、上記オアゲートG1の一方の入力
端に接続されると共に遅延回路23の入力端に接
続されている。この遅延回路23の出力端は上記
主回路100を形成するコンデンサC6に接続さ
れている。なお、測光回路4のリセツト端、即
ち、トランジスタQ2のベースは、上記インバー
タINV1の出力端に接続され、測光回路4の出力
端、即ち、インバータINV3の出力端は、上記フ
リツプフロツプ回路1のリセツト端Rに接続され
ている。
このように第2実施例のストロボ装置の電気回
路が構成されている。以下、その動作について第
6図の波形図を用いて説明する。
路が構成されている。以下、その動作について第
6図の波形図を用いて説明する。
今、入力端子XにカメラがわからのHレベルの
トリガ信号が入力されるとフリツプフロツプ回路
1の出力がHレベルに反転され、これに伴つて、
パルス発生回路2の出力端から第6図に示すよう
な発光トリガ信号a′が送出され、同発光トリガ信
号a′は、コンデンサC4を介してトリガサイリスタ
SR1を点弧させる。このトリガサイリスタSR1が
点弧されると、トリガコンデンサC2の両端が短
絡され、同トリガコンデンサC2に充電されてい
た電荷による放電電流がトリガトランスTの1次
コイルT1に流れて、2次コイルT2に高電圧が発
生し、この高電圧が閃光放電管FLのトリガ電極
に印加されて、同閃光放電管FLが励起状態にな
る。これと同時に発光トリガ信号a′はオアゲート
G1を介して第6図に示す発光開始信号b′としてコ
ンデンサC5を介してメインサイリスタSR2を点弧
させる。メインサイリスタSR2が点弧されると、
メインコンデンサC1に蓄積されていた電荷が上
記コイルL1、励起状態の閃光放電管FL及びメイ
ンサイリスタSR2を通じて放電し閃光放電管FL
は閃光発光を開始する。
トリガ信号が入力されるとフリツプフロツプ回路
1の出力がHレベルに反転され、これに伴つて、
パルス発生回路2の出力端から第6図に示すよう
な発光トリガ信号a′が送出され、同発光トリガ信
号a′は、コンデンサC4を介してトリガサイリスタ
SR1を点弧させる。このトリガサイリスタSR1が
点弧されると、トリガコンデンサC2の両端が短
絡され、同トリガコンデンサC2に充電されてい
た電荷による放電電流がトリガトランスTの1次
コイルT1に流れて、2次コイルT2に高電圧が発
生し、この高電圧が閃光放電管FLのトリガ電極
に印加されて、同閃光放電管FLが励起状態にな
る。これと同時に発光トリガ信号a′はオアゲート
G1を介して第6図に示す発光開始信号b′としてコ
ンデンサC5を介してメインサイリスタSR2を点弧
させる。メインサイリスタSR2が点弧されると、
メインコンデンサC1に蓄積されていた電荷が上
記コイルL1、励起状態の閃光放電管FL及びメイ
ンサイリスタSR2を通じて放電し閃光放電管FL
は閃光発光を開始する。
一方、上記フリツプフロツプ回路1の出力レベ
ルがHレベルに反転されるに伴いインバータ
INV1の出力端レベルがLレベルになるのでトラ
ンジスタQ4のベースがLレベルとなりトランジ
スタQ4がオフ状態になつて受光ダイオードQ3の
受光量に応じた、第6図に示すようなモニタ信号
e′がオペアンプOP7,OP9のそれぞれの非反転入
力端に供給される。更に、インバータINV1の出
力端がLレベルになることによつてアナログスイ
ツチSW1がオフ状態になり、コンデンサC13が、
正電源電圧Vccの印加端子から抵抗R17を介して
流れる電流で充電開始される。そして、オペアン
プOP6の出力電圧が時間と共に一定の割合で増加
する第1の基準電圧hとしてオペアンプOP7の反
転入力端に供給される。またこれと同時に、アナ
ログスイツチSW2がオフ状態になり、コンデンサ
C14が正電源電圧Vccの印加端子から抵抗R18を介
して流れる電流で充電を開始される。そしてオペ
アンプOP8の出力電圧が時間と共に一定の割合で
増加する第2の基準電圧iとしてオペアンプOP9
の反転入力端に供給される。
ルがHレベルに反転されるに伴いインバータ
INV1の出力端レベルがLレベルになるのでトラ
ンジスタQ4のベースがLレベルとなりトランジ
スタQ4がオフ状態になつて受光ダイオードQ3の
受光量に応じた、第6図に示すようなモニタ信号
e′がオペアンプOP7,OP9のそれぞれの非反転入
力端に供給される。更に、インバータINV1の出
力端がLレベルになることによつてアナログスイ
ツチSW1がオフ状態になり、コンデンサC13が、
正電源電圧Vccの印加端子から抵抗R17を介して
流れる電流で充電開始される。そして、オペアン
プOP6の出力電圧が時間と共に一定の割合で増加
する第1の基準電圧hとしてオペアンプOP7の反
転入力端に供給される。またこれと同時に、アナ
ログスイツチSW2がオフ状態になり、コンデンサ
C14が正電源電圧Vccの印加端子から抵抗R18を介
して流れる電流で充電を開始される。そしてオペ
アンプOP8の出力電圧が時間と共に一定の割合で
増加する第2の基準電圧iとしてオペアンプOP9
の反転入力端に供給される。
モニタ信号e′のレベルが上昇し、このモニタ信
号e′のレベルが第1の基準電圧hを越えた時に、
オペアンプOP7の出力レベルがLレベルになる。
これに伴いパルス発生回路21の出力端からHレ
ベルのワンシヨツトパルスである第1の比較信号
が送出される。この比較信号jはオアゲートG2
を介し発光停止信号c′として、コンデンサC7を介
して転流サイリスタSR4を点弧させ、転流コンデ
ンサC3の充電電荷がコイルL3と転流サイリスタ
SR4を通じてメインサイリスタSR2を逆バイアス
して同サイリスタSR2を消弧する。従つて、メイ
ンサイリスタSR2は非導通状態となるが、閃光放
電管FLには転流コンデンサC3→コイルL3→サイ
リスタSR4を通じて転流コンデンサC3への充電電
流が流れるので、閃光放電管FLは次第に発光輝
度を低減させながらも発光を持続し、これに伴い
モニタ回路5のモニタ信号e′のレベルが徐々に低
下する。
号e′のレベルが第1の基準電圧hを越えた時に、
オペアンプOP7の出力レベルがLレベルになる。
これに伴いパルス発生回路21の出力端からHレ
ベルのワンシヨツトパルスである第1の比較信号
が送出される。この比較信号jはオアゲートG2
を介し発光停止信号c′として、コンデンサC7を介
して転流サイリスタSR4を点弧させ、転流コンデ
ンサC3の充電電荷がコイルL3と転流サイリスタ
SR4を通じてメインサイリスタSR2を逆バイアス
して同サイリスタSR2を消弧する。従つて、メイ
ンサイリスタSR2は非導通状態となるが、閃光放
電管FLには転流コンデンサC3→コイルL3→サイ
リスタSR4を通じて転流コンデンサC3への充電電
流が流れるので、閃光放電管FLは次第に発光輝
度を低減させながらも発光を持続し、これに伴い
モニタ回路5のモニタ信号e′のレベルが徐々に低
下する。
よつて、転流コンデンサC3の一端の電圧V′Aは
一旦低下した後急激に上昇して行くまた、転流コ
ンデンサC3の他端の電圧V′Bは接地電位となる。
一旦低下した後急激に上昇して行くまた、転流コ
ンデンサC3の他端の電圧V′Bは接地電位となる。
このようにして、低下する閃光放電管FLの発
光輝度が更に低下し、モニタ信号e′の電圧が第2
の基準電圧iを下まわるとオペアンプOP9の出力
レベルがLレベルになり、インバータINV3の出
力レベルがHレベルになつて、パルス発生回路2
2の出力端から第2の比較信号kとしてHレベル
のワンシヨツトパルスを送出する。このパルスは
オアゲートG1を介し、発光開始信号b′としてコン
デンサC5を介してメインサイリスタSR2を再度点
弧させる。このため閃光放電管FL→転流コンデ
ンサC3→コイルL3→サイリスタSR4と流れていた
電流が閃光放電管FL→メインサイリスタSR2と
流れを変えると同時に転流コンデンサC3の充電
電荷によつて転流サイリスタSR4が逆バイアスさ
れ、同転流サイリスタSR4が消弧される。この結
果、閃光放電管FLの発光輝度は再び上昇し始め
ると共に、モニタ信号e′の電圧が上昇し始める。
また上記第2の比較信号kは、遅延回路23によ
つて時点τ′だけ遅延されて、転流制御信号d′とし
てコンデンサC6を介してサイリスタSR3を点弧さ
せる。このため転流コンデンサC3にはコイルL2
→サイリスタSR3→転流コンデンサC3→サイリス
タSR2と云う経路で先程とは逆極性の充電電流が
流れることになり、電圧V′Bのように極めて短時
間で転流コンデンサC3への充電が行われる。こ
の際、閃光放電管FLの発光輝度は放電電流の一
部がサイリスタSR3等にバイパスされる結果低下
し、モニタ回路5の出力レベルが低下することに
なる。転流コンデンサC3への充電が行われると
サイリスタSR3は通電電流が保持電流以下となつ
てターンオフする。そして閃光放電管FLの発光
輝度が上昇しモニタ回路5からのモニタ信号e′の
電圧が上昇する。このモニタ信号e′の上昇が、上
記第1の基準電圧hのレベルを越えると、オペア
ンプOP7の出力レベルがHレベルとなり、これに
伴つてパルス発生回路21の出力端、即ち、比較
回路20の出力端からの第1の比較信号jがHレ
ベルに立上る。従つて、以降は前述したのと同様
にサイリスタSR4,SR2及びSR3が順次点弧され
て、閃光放電管FLの発光輝度が低下、上昇を順
次繰り返す。この発光輝度の繰り返し周期はシヤ
ツタースピードに較べて充分短いので、閃光放電
管FLはほぼ一定の上昇率で発光を継続している
とみなすことができる。
光輝度が更に低下し、モニタ信号e′の電圧が第2
の基準電圧iを下まわるとオペアンプOP9の出力
レベルがLレベルになり、インバータINV3の出
力レベルがHレベルになつて、パルス発生回路2
2の出力端から第2の比較信号kとしてHレベル
のワンシヨツトパルスを送出する。このパルスは
オアゲートG1を介し、発光開始信号b′としてコン
デンサC5を介してメインサイリスタSR2を再度点
弧させる。このため閃光放電管FL→転流コンデ
ンサC3→コイルL3→サイリスタSR4と流れていた
電流が閃光放電管FL→メインサイリスタSR2と
流れを変えると同時に転流コンデンサC3の充電
電荷によつて転流サイリスタSR4が逆バイアスさ
れ、同転流サイリスタSR4が消弧される。この結
果、閃光放電管FLの発光輝度は再び上昇し始め
ると共に、モニタ信号e′の電圧が上昇し始める。
また上記第2の比較信号kは、遅延回路23によ
つて時点τ′だけ遅延されて、転流制御信号d′とし
てコンデンサC6を介してサイリスタSR3を点弧さ
せる。このため転流コンデンサC3にはコイルL2
→サイリスタSR3→転流コンデンサC3→サイリス
タSR2と云う経路で先程とは逆極性の充電電流が
流れることになり、電圧V′Bのように極めて短時
間で転流コンデンサC3への充電が行われる。こ
の際、閃光放電管FLの発光輝度は放電電流の一
部がサイリスタSR3等にバイパスされる結果低下
し、モニタ回路5の出力レベルが低下することに
なる。転流コンデンサC3への充電が行われると
サイリスタSR3は通電電流が保持電流以下となつ
てターンオフする。そして閃光放電管FLの発光
輝度が上昇しモニタ回路5からのモニタ信号e′の
電圧が上昇する。このモニタ信号e′の上昇が、上
記第1の基準電圧hのレベルを越えると、オペア
ンプOP7の出力レベルがHレベルとなり、これに
伴つてパルス発生回路21の出力端、即ち、比較
回路20の出力端からの第1の比較信号jがHレ
ベルに立上る。従つて、以降は前述したのと同様
にサイリスタSR4,SR2及びSR3が順次点弧され
て、閃光放電管FLの発光輝度が低下、上昇を順
次繰り返す。この発光輝度の繰り返し周期はシヤ
ツタースピードに較べて充分短いので、閃光放電
管FLはほぼ一定の上昇率で発光を継続している
とみなすことができる。
他方、アナログスイツチSW1,SW2がオフされ
ると同時にトランジスタQ2がオフ状態となる。
この状態でフオトトランジスタQ1に流れる、受
光量に応じた電流によつてコンデンサC10への充
電がなされ、この充電電圧が適正露光を得るに要
する所定のレベルを越えた時に同オペアンプOP1
の出力レベルがLレベルになり、これに伴つてイ
ンバータINV3の出力端、即ち、測光回路4の出
力端がHレベルになり、オアゲートG2及びコン
デンサC7を介し転流サイリスタSR4を点弧させ
る。転流サイリスタSR4が点弧されると、転流コ
ンデンサC3の充電電荷がメインサイリスタSR2の
両端を逆バイアスし、メインサイリスタSR2が消
弧され、発光が停止される。これと同時にインバ
ータINV3の出力端からHレベルのリセツト信号
が上記フリツプフロツプ回路1に供給されるので
その出力がLレベルに反転し閃光放電管FLの発
光が停止された状態が保持され、一連の発光動作
が完了する。
ると同時にトランジスタQ2がオフ状態となる。
この状態でフオトトランジスタQ1に流れる、受
光量に応じた電流によつてコンデンサC10への充
電がなされ、この充電電圧が適正露光を得るに要
する所定のレベルを越えた時に同オペアンプOP1
の出力レベルがLレベルになり、これに伴つてイ
ンバータINV3の出力端、即ち、測光回路4の出
力端がHレベルになり、オアゲートG2及びコン
デンサC7を介し転流サイリスタSR4を点弧させ
る。転流サイリスタSR4が点弧されると、転流コ
ンデンサC3の充電電荷がメインサイリスタSR2の
両端を逆バイアスし、メインサイリスタSR2が消
弧され、発光が停止される。これと同時にインバ
ータINV3の出力端からHレベルのリセツト信号
が上記フリツプフロツプ回路1に供給されるので
その出力がLレベルに反転し閃光放電管FLの発
光が停止された状態が保持され、一連の発光動作
が完了する。
(発明の効果)
このように、本発明のストロボ装置によれば、
誤差の表われやすい発光開始時点の近傍の発光強
度が極めて低く、以後はゆるやかな傾斜で徐々に
上昇していくので、近距離撮影を行なう際の所要
光量に対する誤差光量の割合が極めて少なくな
り、これに伴なつて過露光が防止される。
誤差の表われやすい発光開始時点の近傍の発光強
度が極めて低く、以後はゆるやかな傾斜で徐々に
上昇していくので、近距離撮影を行なう際の所要
光量に対する誤差光量の割合が極めて少なくな
り、これに伴なつて過露光が防止される。
また、本発明はその発光強度の特性が極めて正
確なため、自動調光機能を有さない普通のストロ
ボ装置において、ガイドナンバーが可変できる、
いわゆる可変光量ストロボ装置としても適用でき
る。即ち、発光開始時点から所定時間経過した
後、閃光放電管の発光を停止すれば極めて正確な
ガイドナンバー設定が行なえる。
確なため、自動調光機能を有さない普通のストロ
ボ装置において、ガイドナンバーが可変できる、
いわゆる可変光量ストロボ装置としても適用でき
る。即ち、発光開始時点から所定時間経過した
後、閃光放電管の発光を停止すれば極めて正確な
ガイドナンバー設定が行なえる。
よつて、明細書冒頭に述べた従来の欠点を解消
する使用上甚だ便利な継続発光ストロボ装置を提
供することができる。
する使用上甚だ便利な継続発光ストロボ装置を提
供することができる。
第1図及び第2図はそれぞれ従来のストロボ装
置の動作を説明するための発光強度特性図、第3
図は、本発明の第1実施例を示すストロボ装置の
電気回路図、第4図は、上記第3図に示したスト
ロボ装置における各部の出力の変化を示す波形
図、第5図は、本発明の第2実施例を示すストロ
ボ装置の電気回路図、第6図は、上記第5図に示
したストロボ装置における各部の出力の変化を示
す波形図である。 DCC……電源回路(電源)、C1……メインコン
デンサ、C3……転流コンデンサ、FL……閃光放
電管、SR2……メインサイリスタ(第1のスイツ
チング素子)、SR3……サイリスタ(第2のスイ
ツチング素子)、SR4……転流サイリスタ(第3
のスイツチング素子)。
置の動作を説明するための発光強度特性図、第3
図は、本発明の第1実施例を示すストロボ装置の
電気回路図、第4図は、上記第3図に示したスト
ロボ装置における各部の出力の変化を示す波形
図、第5図は、本発明の第2実施例を示すストロ
ボ装置の電気回路図、第6図は、上記第5図に示
したストロボ装置における各部の出力の変化を示
す波形図である。 DCC……電源回路(電源)、C1……メインコン
デンサ、C3……転流コンデンサ、FL……閃光放
電管、SR2……メインサイリスタ(第1のスイツ
チング素子)、SR3……サイリスタ(第2のスイ
ツチング素子)、SR4……転流サイリスタ(第3
のスイツチング素子)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 閃光放電管に直列に接続された第1のスイツ
チング素子と、 電源もしくはメインコンデンサに両端を接続さ
れた第2および第3のスイツチング素子の直列回
路と、 上記閃光放電管と上記第1のスイツチング素子
との接続点と、上記第2のスイツチング素子と第
3のスイツチング素子との接続点との間に介挿さ
れた転流コンデンサと、 上記閃光放電管のトリガ動作に連動して作動を
開始し、トリガ信号と同期して導通した上記第1
のスイツチング素子を、上記第2のスイツチング
素子の導通により転流コンデンサの放電によりオ
フさせ、その後、上記第1のスイツチング素子を
導通させ発光を増加させ、この導通中に上記第3
のスイツチング素子を導通させることにより、上
記転流コンデンサを充電し、以後、上記第1,第
2および第3のスイツチング素子の導通を繰り返
えさせると共に、上記第1のスイツチング素子の
導通期間を上記トリガ動作の開始時より次第に増
加させる継続発光信号生成手段と、 を具備し、閃光発光の発光時の立上がり特性を
緩やかにしたことを特徴とするストロボ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58198810A JPS6090323A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | ストロボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58198810A JPS6090323A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | ストロボ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090323A JPS6090323A (ja) | 1985-05-21 |
JPH0462371B2 true JPH0462371B2 (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=16397283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58198810A Granted JPS6090323A (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | ストロボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6090323A (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638030A (en) * | 1979-09-04 | 1981-04-13 | West Electric Co Ltd | Automatic dimming electronic flash device |
JPS5638031A (en) * | 1979-09-04 | 1981-04-13 | West Electric Co Ltd | Automatic dimming electronic flash device |
JPS56142516A (en) * | 1980-04-07 | 1981-11-06 | Minolta Camera Co Ltd | Flash emitting device for photographing |
JPS57118232A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Olympus Optical Co Ltd | Strobo device |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP58198810A patent/JPS6090323A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6090323A (ja) | 1985-05-21 |
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