JPH0461621A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0461621A
JPH0461621A JP2172271A JP17227190A JPH0461621A JP H0461621 A JPH0461621 A JP H0461621A JP 2172271 A JP2172271 A JP 2172271A JP 17227190 A JP17227190 A JP 17227190A JP H0461621 A JPH0461621 A JP H0461621A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気記録媒体に関し、さらに詳しくは、白濁や
ノイズを効果的に減らすとともに、耐久性をも改良した
磁気記録媒体に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとするHIl]弊磁性
支持体上に二層以上の磁性層を設けた磁気記録媒体にお
いて、ベンディングスティフネス(曲げ剛性)を大きく
すると、磁気記録媒体の耐久性は向上するが、ヘッドと
の当たりが悪化するので白濁やノイズが発生し易くなる
逆に、ベンディングスティフネスを小さくすると、磁気
記録媒体の耐久性が小さくなることが知られている。
本発明はこの二律背反を克服するためになされたもので
ある。
すなわち、本発明の目的は、耐久性を向上させながら白
濁やノイズをも効果的に防止した磁気記録媒体を提供す
ることにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための本発明は、非磁性支持体上に
複数の磁性層を設けてなる磁気記録媒体の全体のベンデ
ィングスティフネスが150〜450mgであり、かつ
磁性層から最上層を取り除いた残部のベンディングステ
ィフネスの低下量が最上層の膜厚IJLmに対して20
m g以下であることを特徴とする磁気記録媒体である
以下、本発明の詳細な説明する。
−層構成− 本発明の磁気記録媒体は、非磁性支持体上に複数層以上
の磁性層を積層してなる。
磁気記録媒体の一具体例としては、たとえば第1図(イ
)に示すように非磁性支持体S上にtsl磁性MlとI
82磁性暦2とからなる磁性層を積層してなる磁気記J
1媒体4第1図(ロ)に示すように非磁性支持体S上に
第1磁性層lと第2磁性層2と第3磁性M3とからなる
磁性層を積層してなる磁気記録媒体を挙げることができ
る。
なお、本発明では、非磁性支持体と磁性層との間に接蒼
層(粘着層もこの概念に含める。)を設けることができ
るし、また非磁性支持体の磁性層とは反対側の面(裏面
)にはバックコート層を設けることができる。
一ベンディングスティフネスー 本発明に3いては、上記構造の磁気記録媒体において、
ベンディングスティフネスを特定することが重要である
すなわち、磁気記録媒体全体のベンディングスティフネ
スが150〜450mgであること、同時に最上層[た
とえば第1図(イ)における第2磁性層2または(ロ)
における第3磁性暦3コを取り除いたときのベンディン
グスティフネスの低下量か最上層の膜厚1μmに対して
20m g以下であること(最上層のベンディングステ
ィフネスか小さいことを意味する。)が、重要である。
ただし1本発明に言うベンディングスティフネスとは、
輻1/2インチ、長さ80m mの磁気記録媒体を、磁
性層を外にしてループ状に丸め、丸めた先端を、丸めた
根元から2cmの距離まで押えた時の反発力で定義され
る機械的性質で、膜厚に大きく依存する。
ベンディングスティフネスか前記数値の条件を満たして
はじめて、磁気記録媒体は耐久性を向上させながら白濁
やノイズをも効果的に防止することができる。
それに対し、磁気記録媒体全体のベンディングスティフ
ネスが150mg未満であると、耐久性が悪くになるこ
とがあり、また磁気記録媒体全体のベンディングスティ
フネスが450mgを超えると、ヘットの白濁の悪化を
招くことがあるので、好ましくない。
また、最上層を取り除いたときのベンディングスティフ
ネスの低下量が最上層の膜厚1μmに対して20m g
を超えると、ヘッドの白濁の悪化を招くことがあるので
、本発明ては好ましくない。
次に、磁性層および非磁性支持体の構成成分、磁気記録
媒体の製造法について順次説明する。
−磁性層− 前記磁性層は、基本的に強磁性粉とバインダー樹脂とを
含む。
本発明で好適に用いられる強磁性粉としては、たとえば
Go含有y −Fe、0.粉末、 Co含有Fe、0゜
粉末、Co含有Fed、 (4/3 < x < 3/
2 )粉末、あるいはFe−Al金属粉末、Fe−X1
金属粉末、Fe−A1−Ni金属粉末、Fe−^1−P
金属粉末、 Fe−Ni−3i−Al金属粉末、Fe−
Xl−3i−Ai−11n金属粉末、Xl−Goo属粉
末、Fe−l1ln−Zn金属粉末、Fe−Xl−Zn
金属粉末。
Fe−Co−Nj−Cr金属粉末、 Fe−Co−Xl
−P金属粉末。
Go−Ni *属粉末およびCo−P金属粉末等の、微
細な強磁性金属粉末などが挙げられる。
これらの強磁性粉は、それぞれ一種を用いることができ
るし、二種以上を併用することかできる。
これらの中でも、好ましいのは微細なGo含含有−Fe
lO3粉末である。
このような強磁性粉は、飽和磁化、抗磁力(Hc)が大
きく、高密度記録に優れている。
また、比表面積の大きい(例えばBET値で40m”1
g以上)強磁性粉を用いれば、高密度記録が可能であっ
てS/N比等に優れた媒体を容易に実現することができ
る。
一方1本発明では、各磁性層に含有させるバインダー樹
脂として、官能基を導入して変性した樹脂、特に変性ポ
リウレタン系樹脂、変性塩化ビニル樹脂、変性ポリエス
テル樹脂を用いることが好ましい。
前記官能基としては、たとえば−So、M、−OS O
t M 、 −COOMおよびOM” / P 「。9゜ (ただし式中Mは水素原子またはリチウム、ナトリウム
等のアルカリ金属てあり1M1およびM2はそれぞれ水
素原子、リチウム、カリウム、ナトリウム、アルキル基
のいずれかであり、M!とM2とは同一てあっても相違
していても良い。)などが好ましい。
変性樹脂がこのような官能基を含有していると、変性樹
脂と強磁性粉とのなじみが向上し、強磁性粉の分散性は
さらに改良されるばかりか、その凝集も防止されるので
塗工液の安定性が一層向上し、ひいては高域から低域ま
での周波数特性がバランス良く向上し、電磁変換特性に
加えて磁気記録媒体の耐久性も向上する。
前記変性樹脂は一種単独で使用することができるし、ま
た二種以上を併用することもできる。
前記変性樹脂は、塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂
またはポリエステル樹脂と分子中に陰性官能基および塩
素を有する化合物、たとえば0文−CH2CH2SO1
M 、  1−CHtCH,0502kl、CI  C
H*COO謔、      0「C1−CH2−P−0 0M” (ただし、M、M’ 、M”は前記と同じ意味を有する
。) などの化合物とを脱塩酸反応により縮合させて製造する
ことかできる。
なお、本発明では、従来から磁気記録媒体の分野で知ら
れている熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電
子線照射硬化型樹脂またはこれらの混合物を用いること
かできるし、あるいはこれらを前記変性樹脂と併用する
こともできる。
上記熱可塑性樹脂としては、たとえば塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体
、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸
エステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テル−塩化とニリデン共重合体、メタクリル酸エステル
−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル−エ
チレン共重合体、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデン−ア
クリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジェ
ン共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、
セルロース誘導体(セルロースアセテートブチレート)
、セルロースダイアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースプロピオネート、ニトロセルロース等)
、スチレンブタジェン共重合体、ポリエステル樹脂、ク
ロロビニルエーテルアクリル酸エステル共重合体、アミ
ノ樹脂および合成ゴム系の熱可塑性樹脂などを挙げるこ
とができる。
これらは1m単独で使用しても良いし、2種以上を組み
合せて使用しても良い。
前記熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては、たとえば
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹
脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコ
ーン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリエステル
樹脂とイソシアネートプレポリマーとの混合物、メタク
リル酸塩共重合体とシイソシアネートブレボリマーとの
混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、およびポリアミン
樹脂などが挙げられる。
これらはll!単独で使用しても良いし、2種以上を組
み合せて使用しても良い。
前記電子線照射硬化型樹脂としては、たとえば無水マレ
イン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ、エポキシアク
リルタイプ、ポリエステルアクリルタイプ、ポリエーテ
ルアクリルタイプ、ポリウレタンアクリルタイプ、ポリ
アミドアクリルタイプ等の不飽和プレポリマー:エーテ
ルアクリルタイプ、ウレタンアクリルタイプ、エポキシ
アクリルタイプ、燐酸エステルアクリルタイプ、アリー
ルタイプおよびへイドロカーボンタイプ等の多官能子ツ
マ−などが挙げられる。
これらは1種単独で使用しても良いし、2種以上を組み
合せて使用しても良い。
次に、ベンディングスティフネスの調整の点からみると
、バインダー樹脂として前記変性ポリウレタンおよび/
または未変性ポリウレタンを用いることが好ましい。
それは、これらの樹脂は転移点の上昇につれ磁性層のペ
ンディングステイフネスが向上し、したがってその配合
量の如何によってベンディングスティフネスを所望の範
囲に容易に調整することかできるからである。
この目的のためには、前記変性ポリウレタンまたは未変
性ポリウレタンの転移点は、通常−30〜30℃である
ことが望ましい。
磁性層における前記バインダー樹脂の配合量は、前記強
磁性粉100重量部に対し、通常、1〜200重量部、
好ましくは1〜50重量部である。
バインダー樹脂の配合量が多すぎると、結果的に強磁性
粉の配合量が少なくなり、磁気記録媒体の記録密度が低
下することがあり、また配合量が少なすぎると、磁性層
の強度が低下し、磁気記録媒体の走行耐久性が低くなる
ことがある。
本発明では、硬化剤を前記バインダー樹脂と併用するこ
とが好ましい。
この硬化剤には、芳香族ポリイソシアネートおよび/ま
たは脂肪族ポリイソシアネートを好適な例として挙げる
ことかてきる。
芳香族ポリイソシアネートとしては、たとえばトリレン
ジイソシアネート(TDII;よびこれと活性水素化合
物との付加体などがあり、平均分子量100〜3000
の範囲のものが好ましい。
脂肪族ポリイソシアネートとしては、たとえばヘキサメ
チレンジイソシアネート(HMD I )およびこれと
活性水素化合物との付加体などがあり、平均分子量10
0〜30口0の範囲のものが好ましく、さらに非脂環式
のポリイソシアネートおよびこれと活性水素化合物との
付加体が好ましい。
本発明は硬化剤を用いなくても実施可能であるが、硬化
剤、特に前記芳香族ポリイソシアネートおよび/または
脂肪族ポリイソシアネートを用いることが好ましいのは
、これらの配合量が増大すると、磁性層のベンディング
スティフネスが上昇し、したがってその配合量の如何に
よって磁性層のペンディングステイフネスを所望の範囲
に容易に調整することができるからである。
前記芳香族および/または脂肪族ポリイソシアネートの
配合量は、前記バインダー樹脂に対して重量比で通常l
/20〜7/10、好ましくはl/10〜1/2である
本発明の磁気記録媒体においては、磁性層に必要に応じ
てたとえば潤滑剤、非磁性研磨剤粒子、導電性粉末、界
面活性剤など各種の添加成分を含有させることができる
上記潤滑剤としては、たとえば、シリコーンオイル、グ
ラファイト、二硫化モリブデン、炭素原子数が12〜2
0程度の一塩基性脂肪酸(たとえば。
ステアリン酸)と炭素原子数が3〜26程度の一価のア
ルコールからなる脂肪酸エステルなどを挙げることがで
きる。
上記非磁性研磨材粒子としては、たとえば、アルミナ[
α−AMオ0コ (コランダム)等]1人造コランダム
、溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、ダイヤモン
ド、人造ダイヤモンド、ザクロ石、エメリー(主成分:
コランダムと磁鉄鉱)などを挙げることができる。
この研磨材粒子の含有量は、強磁性粉に対して20重量
部以下とするのが好ましく、またその平均粒径は0.5
 gm以下がよく、0.4gm以下がさらによい。
なお、前記潤滑剤および非磁性研磨材粒子を特に最外層
の磁性層に含有させると、ヘットとの接触特性(すべり
走行性、耐摩耗性等)を改善することができる。
前記導電性粉末としては、たとえば、カーボンブラック
、グラファイト、銀粉、ニッケル粉等が挙げられる。
これらの導電性粉末の平均粒径は通常、5〜100mI
Lの範囲が好ましい。
前記界面活性剤としては天然系、ノニオン系、アニオン
系、カチオン系5両性の界面活性剤を挙げることができ
る。
これらの導電性粉末や界面活性剤を磁性層、特に最外層
に含有させることにより表面電気抵抗を有効に下げるこ
とができ、耐電電荷の放電によるノイズの発生や塵埃の
付着によるドロップアウトの発生を防止することかでき
る。
各磁性層の膜厚については、前述したように膜厚がベン
ディングスティフネスと相関関係があるので、後者が前
記した特定値を維持するかぎりにおいて、適宜に決定す
ることができる。
−非磁性支持体− 前記非磁性支持体を形成する材料としては、たとえばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナ
フタレート等のポリエステル類。
ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルローストリ
アセテート、セルロースダイアセテート等のセルロース
誘導体、ポリアミド、ポリカーボネート等のプラスチッ
ク、Cu、A!L、Zn等の金属、ガラス、窒化ホウ素
、Siカーバイト、セラミックなどを挙げることができ
る。
非磁性支持体の形態は特に制限はなく、主にテープ状、
フィルム状、シート状、カート状、ディスク状、ドラム
状などがある。
非磁性支持体の厚みについては、前述したようにベンデ
ィングスティフネスと相関関係かあるので、後者か前記
した本発明の特定値を維持するかぎりにおいて、適宜に
決定することができる。
なお、この非磁性支持体は単層構造であっても多層構造
であってもよい。
また、この非磁性支持体は、たとえばコロナ放電処理等
の表面処理が施されていてもよい。
−磁気記録媒体の製造− 本発明の磁気記録媒体はその製造方法に特に制限はなく
、公知の複数層構造型の磁気記録媒体の製造方法に準じ
て製造することができる。
たとえば、−殻内には強磁性粉、バインダー樹脂等の磁
性層形成成分を溶媒に混線分散して磁性塗料を調製した
後、この磁性塗料を非磁性支持体の表面に順次または同
時に塗布する。
上記溶媒としては、たとえばアセトン、メチルエチルケ
トン(IIEK)、メチルイソブチルケトン(MIBK
) 、シクロヘキサノン等のケトン系:メタノール、エ
タノール、プロパツール等のアルコール系、酢酸メチル
、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピル、乳酸エチル
、エチレングリコールモノアセテート等のエステル系ニ
ジエチレングリコールジメチルエーテル、2−エトキシ
エタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエー
テル系:ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素:メチレンクロライト、エチレンクロライド四塩化
炭素クロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロル
ベンゼン等のハロゲン化炭化水素などを用いることがで
きる。
磁性塗料の調製に際しては、前記強磁性粉およびその他
の磁性層形成成分を同時にまたは個々に混線機に投入す
る。
たとえば、分散剤を含む溶液中に前記強磁性粉を加え、
所定時間混練りした後、残りの各成分を加えて、さらに
混練りを続けて磁性塗料とする。
磁性層形成成分の混線分散にあたっては、各種の混線機
を使用することができる。
この混線機としては、たとえば三木ロールミル、三木ロ
ールミル、ボールミル、ペブルミル、サイトグラインダ
ー、Sqegvariアトライター、高速インペラー分
散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デイスパー
ニーダ−1高速ミキサーホモジナイザー、超音波分散様
などが挙げられる。
塗布方式としては、たとえばウェット−オン−ウェット
(w e t −o n −w e t )方式、ウェ
ット−オン−トライ(w e t −o n −d r
 y )方式、トライ−オン−ウェット(dry−on
−w e t )方式、ドライ−オン−ドライ(dry
−on−dry)方式などを挙げることができる。
これらの中でも、ウェット−オン−ウェット方式、ウェ
ット−オン−ドライ方式が好ましく、特にウェット−オ
ン−ウェット方式が好ましい。
ウェット−オン−ウェット方式は、他の塗布方式に比べ
て、上下層間の接着力が強く、磁性層の表面が平滑にな
ると言う利点がある。
磁性塗料の塗布方法としては、たとえばグラビアコーテ
ィング法、ナイフコーティング法、ワイヤーバーコーテ
ィング法、ドクターブレードコーティング法、リバース
ロールコーティング法、デイツプコーテング法、エアー
ナイフコーテング法、カレンダーコーティング法、スキ
ーズコーティング法、キスコーティング法、およびファ
ンティンコーテング法などがある。
磁性塗料を非磁性支持体の表面に塗布した後は、一般に
、未乾燥の状態にある塗膜に磁場配向処理を施し、さら
にスーパーカレンダーロールなどを用いて表面平滑化処
理を施すと、原反を得ることがてきる。
第2図は上記工程を示すもので、ロール4から巻き戻さ
れた非磁性支持体5は、塗布装置6で磁性塗料を塗布さ
れたのち、前段磁場配向装置7と後段磁場配向装置8と
で処理(たとえば2000G )され、さらに乾燥装置
9を経てから、スーパーカレンダー装置lOで表面平滑
化処理を受けて、ロール11に巻き取られる。
こうして得られた原反を所望の形状、寸法に裁断すると
、磁気記録媒体を得ることができる。
[実施例] 次に、実施例と比較例とを挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
なお、以下において「部」は「重量部」を表わす。
(実施例1〜6.比較例1〜9) 東上1貝1羞1 強磁性粉・・・・・・・・・・・・・ 100部CCo
−y −Fe*03  、  BE丁 値55m27g
)塩化ビニル系共重合体・・・・・・・・13部(エポ
キシ基、スルホン酸金属塩基含有)ポリウレタン樹脂・
・・・・・・・・・8部(芳香族ポリエステル系) ステアリン酸・・・・・・・・・・・・2部ブチルステ
アレート・・・・・・・・・2部カーボンブラック(平
均粒径40pm)・3部アルミナ分散物 アルミナ(粒径0.2μmの球状)・・6部ポリウレタ
ン樹脂 (芳香族ポリエステル)・・・・・・1部メチルエチル
ケトン−トルエン− シクロヘキサンl:1:1混合物 ・・・・・・・・・7部 上記最上層用組成物の各成分のうち、アルミナ分散物を
除く各成分とメチルエチルケトン14部とトルエン14
部とを先に混合したのち、上記アルミナ分散物を加え、
さらにメチルエチルケトン40部とトルエン40部とシ
クロヘキサン60部とを加えて、サントミルで分散した
得られた分散物に3官能インシアネートを第1表に示す
添加量で加えるとともに、メチルエチルケトン45部と
トルエン45部とを加えて充分に混練りし、フィルター
に通して磁性塗料Aを得た。
1豊里1虞1 強磁性粉・・・・・・・・・・・・・ 100g(Co
−y −Fe@Os 、 BET値40m”/g)アル
ミナ(粒径0.1μmの球状)・・・5部塩化ビニル系
共重合体・・・・・・・・17部(日本ゼオン社製、 
IIRIIO) ポリウレタン樹脂・・・・・・・・・・13部(スルホ
ン酸金属塩基含有) ステアリン酸・・・・・・・・・・・・1部ブチルステ
アレート・・・・・・・・・1部カーボンブラック・・
・・・・・・・・3部(平均粒径20ILm) 上記下層用組成物の各成分とメチルエチルケトン12部
とトルエン12部とを先に混練りしたのち、メチルエチ
ルケトン88部とトルエン88部とシクロヘキサン10
0部とを加え、充分に分散してから3官能イソシアネー
トを第1表に示す添加量で加え、フィルターに通して磁
性塗料Bを得た。
次に、精密エクストルージミンコータ−(FEC)を用
いて上記磁性塗料AとBとを厚み13部mのポリエステ
ルベース(フィルム状)上に最上層が0.6pm、下層
が4−4 pmになるように同時重層塗布した。
続いて、塗膜が乾かないうちにソレノイド中で2.00
00eにて磁場配向を行ない、しかるのちカレンダ−処
理を施してから、上記ポリエステルベースの裏面に下記
のバックコート用組成物からなる塗料Cを乾燥後の塗膜
の厚みが0.6Bmになるように塗布して、原反を得た
そして2この原反を1/2インチ幅にスリットして試料
テープを得た。
へ〇クコ− カーボンブラック(粒径zzm IL)・・ 100部
カーボンブラック(粒径75m IL)・・・10部炭
酸カルシウム粉末 (粒径130mル)・・・・・・・・・・10部ニトロ
セルロース・・・・・・・・・・40部(旭化成社製セ
ルツバBTHI/2) ポリウレタン樹脂・・・・・・・・・・50部(E1本
ポリウレタン社製、N 3141の低分子量タイプ、M
W5万、水酸基、ウレタン主鎖に2級アミン、3級アミ
ンを含有) ポリイソシアネート・・・・・・・・・15部(コロネ
ート3041) シクロヘキサン・−・・・・−・・・ 2751IAメ
チルエチルケトン・・・・・・・・ soa@トルエン
・・・・・・・・・・・・・ 5009こうして得られ
た試料テープの性能を下記の要領で測定した。
(イ)磁気記録媒体全体のベンディングスティフネス: 輻1/2インチ、長さ80m mの試料テープを、磁性
層を外にしてループ状に丸め、丸めた先端を、丸めた根
元から2cmの距離まで押えた時の反発力を測定する。
(ロ)最上層を取り除いたときの、最上層の膜厚lpm
に対するベンディングスティフネスの低下量: 最上層を取り除いた上で(イ)と同様に測定した時の値
と、(イ)て求めた値との差で表わす。
(八)白濁(ヘッド): 温度20℃、湿度20%の環境下で試料テープを1時間
走行させたのち、ヘッドを取り外して顕微鏡で観察する
評価は、○白濁なし、△僅かに白濁しているか0にレベ
ルにあり、×明瞭な白濁あり。
(ニ)摺動ノイズ: 試料テープをIOババスせ、8 M Hzにおけるリフ
ァレンステープに対する値で表わす。
(ホ)耐久性: 気温40℃、湿度80%の環境下で試料テープを全長走
行で50バスさせる。
評価はO合格、X不合格である。
(以下、余白) 第  1 表 ベンディングスティフネスの侭ト貫。
[発明の効果コ 本発明の磁気記録媒体によると、白濁やノイズを効果的
に減らすとともに、同時に耐久性をも確実に改良するこ
とがてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録媒体を示す概略的断面図で、
(イ)は磁性層か二層構造、(ロ)は磁性層が三層構造
の例をそれぞれ示す。 第2図は本発明の磁気記録媒体の製造工程の一例を示す
工程図である。 S・・・非磁性支持体、1・・・第1磁性層、2・ ・
第2磁性層、3・ ・第3磁性層、4・・・ロール、5
・・・非磁性支持体、6・・・塗布装置、7・・・前段
磁場配向装置、8・・・後段磁場配向装置、9・・・乾
燥装置、10・・・スーパーカレンダー装置、11・・
・ロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に複数の磁性層を設けてなる磁気
    記録媒体の全体のベンディングスティフネスが150〜
    450mgであり、かつ磁性層から最上層を取り除いた
    残部のベンディングスティフネスの低下量が最上層の膜
    厚1μmに対して20mg以下であることを特徴とする
    磁気記録媒体。
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