JPH0442432A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0442432A
JPH0442432A JP2150714A JP15071490A JPH0442432A JP H0442432 A JPH0442432 A JP H0442432A JP 2150714 A JP2150714 A JP 2150714A JP 15071490 A JP15071490 A JP 15071490A JP H0442432 A JPH0442432 A JP H0442432A
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JP
Japan
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layer
magnetic
carbon black
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magnetic recording
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JP2150714A
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Yukihisa Yamauchi
山内 恭久
理英子 ▲れん▼
Rieko Tou
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気記録媒体に関し、さらに詳しくは、電磁変
換特性と遮光性とに優れるとともに、表面比抵抗の小さ
い磁気記録媒体に関する。
[従来の技術と発明か解決しようとするl!!題]一般
に、オーディオやビデオ用等の磁気記録媒体は、結合剤
中に強磁性粉を分散させてなる磁性る。
この磁性層にさらにカーボンブラックを含有させると、
種々の特性が制御されることか知られている。
たとえば、まず第一に磁性層の帯電防止に効果的である
それから、過当な粒径のカーボンブラックを選択すれば
、磁気記録媒体の摩擦係数を下げることがてきるので、
走行安定性の点から有利である。
また、光検知方式の軒端検出法が適用されるVH3方式
のビデオには、そのテープにある一定濃度以上の遮光性
が要求されるが、カーボンブラックはこの要求に応える
ことができる。さらに。
PHの低いカーボンブラックは揮発分が多いのて、磁性
層中での分散性に優れ、磁性層の表面を平滑にする上て
効果的である。
この効果が出るのは、この種のカーボンブラックの表面
にはカルボン酸基、カルボニル基、木酸基等の基が存在
しており、それが強磁性粉との親和性をもたらすからだ
と考えられる。
しかしながら、カーボンブラックの添加か常に良い事ば
かりをもたらすとは限らない。
すなわち、前記の緒特性を満足させる量たけ添加すると
、一方ては磁気記録媒体の磁気特性や電磁変換特性が低
下するのである。
また、pHの高いカーボンブラックは揮発分が少ないの
で、磁性層の表面を充分に平滑にする事はできない。
要するに、カーボンブラックは、その添加量、粒子径、
pH等の条件によって、磁気記録媒体の表面性やその他
の特性を変化させる物質と言えるが、これまてはその適
正な条件を見出すことか難しく、電磁変換特性、遮光性
、表面比抵抗等の銘特性がすべて改良された磁気記録媒
体を得ることはてきなかった。
本発明は1記事情に鑑みてなされたものである。
すなわち、本発明の目的は、電磁変換特性と遮光性とに
優れるとともに1表面比抵抗の小さい磁気記録媒体を提
供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための本発明は、非磁性支持体上に
積層された複数の磁性層のうち、最上層が0.1−1.
5 μmの膜厚を有するとともに平均粒径が35〜80
mμのカーボンブラックを強磁性粉に対して0.1〜0
.7重量%含有し、かつ最上層以外の少なくとも一層の
磁性層が、平均粒径か20〜40mJL′″t’pHが
7以上のカーボンブラックを強磁性粉に対し7〜20重
量%含有することを特徴とする磁気記録媒体である。
以下、本発明の詳細な説明する。
一層構成一 本発明の磁気記録媒体は、非磁性支持体上に複数の磁性
層を積層してなる。
磁気記録媒体の具体例としては、たとえば第1図(イ)
に示すように非磁性支持体S上に第1磁性層1と第2磁
性層(最上層)2を積層してなる磁気記録媒体、PIS
1図(ロ)に示すように非磁性支持体S上に第1ai性
層lと第2磁性層2と第3磁性層(最上層)3を積層し
てなる磁気記録媒体等を挙げることかてきる。
なお、本発明ては、非磁性支持体と磁性層との間に接着
M(粘着層もこの概念に含める。)を設けることがてき
るし、また非磁性支持体の磁性層とは反対側の面(裏面
)にはバックコート層を設けることがてきる。
磁性層− 前記磁性層は、基本的に強磁性粉と結合剤とを含有する
本発明においては、この磁性層のうち41f疋の磁性層
に特定のカーボンブラックを特定量台イ5させることか
重要である。
すなわち、本発明ては膜厚か0.1〜1.5μmである
最上層に平均オq径か35〜80m JLのカーボンブ
ラックを強磁性粉に対し0.1〜0.7重量%含有させ
る。
そして、最上層以外の少なくとも一層の磁性層に、言い
換えれば最上層以外の一層または二層以上の磁性層に、
pHが7以」二て平均粒径が20〜40m4tのカーボ
ンブラックを強磁性粉に対し7〜20重量%と最」二層
に比べて多量含有させる。
この条件を満たしてはしめて、優れた電磁変換特性を有
しなから遮光性か改善され、しかも表面比抵抗の小さい
磁気記録媒体を提供することかできる。
それに対し、前記条件のいずれかでも欠いた場合は、本
発明の効果を奏することはてきない。
たとえば、最上層の厚みか0.1 μm未満であると、
電磁変換特性が9しく低くなり、またその厚み力月、5
終mを超えると、電磁変換特性のバランスがくずれ、良
好なりロマ出力等が得られなくなることがあるのて好ま
しくない。
また、最上層に含有させるカーボンブラックの平均粒径
が:15m#L未満であると、磁性層表面の平滑性か良
くなり、出力等は増加するが、摺動ノイズおよび走行性
が劣るようになり、逆にその平均粒径が80m#Lを超
える場合は、磁性層表面の平滑性か悪くなり、良好な電
磁変換特性か得られにくくなるので好ましくない。
さらに、そのカーボンブラックの最上層における含有量
が強磁性粉に対し0.1重量%未満であるときは、カー
ボンブラックの故知による表面性の調整かなされず、平
滑になりすぎ、摺動ノイズが大きくなることがあり、ま
たその含有量が0.7重量%を超えるときは、磁性層表
面の平滑性が劣化し、電磁変換特性か不良になることが
あるのて。
いずれも好ましくない。
一方、最上層以外の磁性層に含有させるカーボンブラッ
クのPHか7未満であると、最上層以外の磁性層の表面
性が良くなりすぎ、その結果、最上層の平滑性が良くな
りすぎ、摺動ノイズ等が悪化することがあるのて好まし
くない。
また、そのカーボンブラックの平均粒径が20m終未満
であると、最上層以外の磁性層が平滑に成りすぎ、摺動
ノイズ等が悪化することになり、逆にその平均粒径か4
0m jLを超えると、最上層以外の磁性層の表面性が
悪化し、その結果、良好な電磁変換特性が得られなくな
ることかあるのて奸ましくない。
さらに、そのカーボンブラックの最上層以外の磁性層に
おける含有量が7重量%未満であるときは1最上層以外
の磁性層に要求される遮光性が不十分になり、またその
含有量が20重量%を超えるときは、相対的に強磁性粉
や結合剤の配合量か少なくなって、それぞれの機能が十
分に発揮されないことがある。
本発明に用いる強磁性粉としては、たとえばCO含有y
 −Fet03粉末、Co含有Fe3O4粉末、CO含
有Fed、 (4/3 < x <コ/2)粉末、ある
いはFe−A文金属粉末、Fe−Ni金属粉末、Fe−
Au−Ni金属粉末、Fc−^u−p金属粉末、Fe−
Ni−3i−AQ金属粉末、Fe−Ni−3i−^l−
Mn金属粉末、Ni−Co金属粉末、Fe−In−Zn
金属粉末、 Fe−Ni−2n金属粉末、Fe−Co−
Ni−Cr金属粉末、 Fe−Co−88−P金属粉末
、 Co−Ni金属粉末およびGo−P金属粉末等の、
微細な強磁性金属粉末などが挙げられる。
これらの強磁性粉は、それぞれ一種を用いることかてき
るし、二種以上を併用することかてきる。
これらの中ても、特に好ましいのは微細なCo含含有−
Fe、0.粉末である。
このような強磁性粉は、飽和磁化、抗磁力(Hc)か大
きく、高密度記録に優れている。
また、比表面積の大きい(例えばBET偵て40m ”
 / g以上)強磁性粉を用いれば、高密度記録が可能
であってS/N比等に優れた媒体を容易に実現すること
かできる。
方1本発明ては結合剤として、各種の樹脂を用いること
かてきる。
まず1強磁性粉とのなじみか良く、その分散性を高める
には、官能基を導入して変性した樹脂特に変性ポリウレ
タン系樹脂、変性塩化ビニル樹脂1変性ポリエステル樹
脂を用いることか好ましい。
前記官能基としては、たとえば−3O3M、−030,
M、−COOMおよび OM’ / (たたし式中Mは水素原子またはリチウム、ナトリウム
等のアルカリ金属てあり、MIおよびM2はそれぞれ水
素原子、リチウム、カリウム、ナトリウム、アルキル基
のいずれかてあり、MIとM2とは同一てあっても相違
していても良い、)などが好ましい。
変性4!!脂がこのような官能基を含有していると、変
性樹脂と強磁性粉とのなじみか向上し、強磁性粉の分散
性はさらに改良される。
そればかりか、その凝集も防止されるのて塗工液の安定
性が一層向上し、ひいては高域から低域までの周波数特
性がベランス良く向上し、電磁変換特性に加えてm気記
録奴体の耐久性も向上する。
前記変性樹脂は、塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂
またはポリエステル樹脂と分子中に陰性官能基および塩
素を有する化合物、たとえばCn   CHzCHgS
OJ、   C文−CIL、CIItO5O,M  。
C1−cHtcooig  、           
OM’C見−CI’  −P−0 OM’ (たたし、M、M’ 、M”は前記と同じ意味を有する
。) などの化合物とを脱塩酸反応により縮合させて製造する
ことができる。
さらに、本発明では1以上のほかに結合剤として従来か
ら磁気記録媒体の分野て知られている熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂または
これらの混合物を用いることがてきるし、あるいはこれ
らを前記変性樹脂と併用することもてきる。
上記熱可塑性樹脂としては、たとえば塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体
、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸
エステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸エス
テル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル
−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル−エ
チレン共重合体、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデン−ア
クリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジェ
ン共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、
セルロース誘導体(セルロースアセテートブチレート)
、セルロースダイアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースプロピオネート、ニトロセルロース等)
、スチレンブタジェン共重合体、ポリエステル樹脂、ク
ロロビニルエーテルアクリル酸エステル共重合体2アミ
ノ樹脂および合成ゴム系の熱可塑性樹脂などを挙げるこ
とかてきる。
前記熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては。
たとえばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン
硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキ・ント樹
脂、シリコーン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポ
リエステル樹脂とイソシアネートプレポリマーとの混合
物、メタクリル酸塩共重合体とシイソシアネートプレボ
リマーとの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、および
ポリアミン樹脂などが挙げられる。
前記電子線照射硬化型樹脂としては、たとえば無水マレ
イン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ、エポキシアク
リルタイプ、ポリエステルアクリルタイプ、ポリエーテ
ルアクリルタイプ、ポリウレタンアクリルタイプ、ポリ
アミドアクリルタイプ等の不飽和プレポリマー;エーテ
ルアクリルタイプ、ウレタンアクリルタイプ、エポキシ
アクリルタイプ、燐酸エステルアクリルタイプ、アリー
ルタイプおよびハイドロカーボンタイプ等の多官能モノ
マーなどが挙げられる。
未発IIにおいては、結合剤は1種単独て使用しても良
いし、2種以上を組み合せて使用しても良い。
各磁性層における前記結合剤の配合量は、前記強磁性粉
100重量部に対し、通常、1〜200重鮭部、好まし
くは1〜50重量部である。
結合剤の配合量が多すぎると、結果的に強磁性粉の配合
量が少なくなり、磁気記録媒体の記QvE度か低下する
ことかあり、また配合量が少なすぎると、磁性層の強度
か低下し、磁気記録媒体の走行耐久性か低くなることが
ある。
本発明では、硬化剤を前記結合剤とともに適宜に併用す
ることかてきる。
この硬化剤には、芳香族ポリイソシアネートおよび/ま
たは脂肪族ポリイソシアネートを好適な例として挙げる
ことができる。
芳香族ポリイソシアネートとしては、たとえばトリレン
ジイソシアネート(TDI)およびこれと活性水素化合
物との付加体などがあり、平均分子量lOO〜3,00
0の範囲のものか好ましい。
脂肪族ポリイソシアネートとしては、たとえばヘキサメ
チレンジイソシアネート(IIMDI)およびこれと活
性水素化合物との付加体などがあり、平均分子量100
〜:l、000の範囲のものが好ましく、さらに非脂環
式のポリイソシアネートおよびこれと活性水素化合物と
の付加体が好ましい。
前記結合剤に対する硬化剤の配合量は重量比で通常l/
20〜7/10、好ましくは1/1G〜1/2である。
本発明の磁気記録媒体においては、磁性層に必要に応じ
てたとえば潤滑剤、非磁性研磨剤粒子。
導電性粉末、界面活性剤など各種の添加成分を含有させ
ることができる。
′上記潤滑剤としては、たとえば、シリコーンオイル、
グラファイト、二硫化モリブデン、炭素原子数が12〜
20程度の一塩基性脂肪酸(たとえば、ステアリン酸)
と炭素原子数が3〜26程度の一価のアルコールからな
る脂肪酸エステルなどを挙げることができる。
上記非磁性研磨材粒子としては、たとえば、アルミナ[
α−A1tOi  (コランダム)等]2人造コランダ
ム、溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、ダイヤモ
ンド、人造ダイヤモンド、ザクロ石、エメリー(主成分
:コランダムと磁鉄鉱)などを挙げることができる。
これらの非磁性研磨剤粒子の平均粒径は0.5終m以下
か好ましく、0.4#Lm以下がより好ましい。
上述した潤滑剤や非磁性研磨剤粒子を磁性層。
特に最上層に含有させると、ヘットとの接触特性(すべ
り走行性、耐摩耗性等)を改善することができる。
前記導電性粉末としては、たとえば、カーボンブラック
、グラファイト、銀粉、ニッケル粉等が挙げられる。
これらの導電性粉末の平均粒径は通常、 0.4〜0.
1 mμの範囲が好ましい。
前記界面活性剤としては天然系、ノニオン系、アニオン
系、カチオン系1両性の界面活性剤を挙げることかてき
る。
これらの導電性粉末や界面活性剤を磁性層、特に最上層
に含有させることにより表面電気抵抗を有効に下げるこ
とができ、耐電電荷の放電によるノイズの発生や塵埃の
付着によるドロップアウトの発生を防止することができ
る。
磁性層の膜厚については、特に制限はないが。
最上層については0.1〜1.7pm、最上層以外の磁
性層は合計厚て1.5〜4.0μmが好ましし1゜−非
磁性支持体− 前記非磁性支持体を形成する材料としては、たとえばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナ
フタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン類、セルローストリアセテート、セルロー
スタイアセテート等のセルロース誘導体、ポリアミド、
ポリカーボネート等のプラスチック、 Cu、AIJn
等の金属、カラス、窒化ホウ素、Siカーバイト、セラ
ミックなどを挙げることができる。
非磁性支持体の形態は特に制限はなく、主にテープ状、
フィルム状、シート状、カート状。
ディスク状、ドラム状などがある。
非磁性支持体の厚みについては、特に制限はないが、テ
ープ状、フィルム状、シート状の場合は通常3〜100
#Lm、好ましくは5〜50μmであり、またディスク
状やカード状の場合は通常30〜1G#Lmであり、ド
ラムの場合はレコーダー等に応じて適宜に決定される。
なお、非磁性支持体は単層構造でありても多層構造であ
ってもよい。
また、この非磁性支持体は、たとえばコロナ放電処理等
の表面処理が施されていてもよい。
−磁気記録媒体の製造− 本発明の磁気記録媒体はその製造方法に特に制限はなく
、公知の複数層構逍型の磁気記録媒体の製造方法に準じ
て製造することができる。
たとえば、−船釣には強磁性粉、結合剤、非磁性物質等
の磁性層形ll1JJti、分を溶媒に混線分散して磁
性塗料を調製した後、この磁性塗料を非磁性支持体の表
面に順次または同時に塗布する。
磁性塗料の調製に必要な溶媒としては、たとえばアセト
ン、メチルエチルケトン(MEに)、メチルイソブチル
ケトン(鍼18K)、シクロヘキサノン等のケトン系:
メタノール、エタノール、プロパツール等のアルコール
系、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピ
ル、乳酸エチル、エチレングリコールモノアセテート等
のエステル系ニジエチレングリコールジメチルエーテル
2−エトキシエタノール、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン等のエーテル系:ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素:メチレンクロライド、エチレンクロ
ライド四塩化炭素クロロホルム、エチレンクロルヒドリ
ン、ジクロルベンゼン等のへロゲン化炭化水素などを用
いることかできる。
磁性層形成成分の混線分散にあたっては、各種の混線機
を使用することができる。
この混線機としては、たとえば二本ロールミル、三本ロ
ールミル、ボールミル、ペブルミル、サイドグラインダ
ー、 Sqegvariアトライター、高速インペラー
分散a12高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デイス
パーニーダ−1高速ミキサーホモジナイザー、超音波分
散機および各種ニダーなどが挙げられる。
磁性塗料の塗布方法としては、たとえばグラビアコーテ
ィング法、ナイフコーティング法、ワイヤーバーコーテ
ィング法、ドクターブレードコーティング法、リバース
ロールコーティング法デイツプコーテング法、エアーナ
イフコーテング法、カレンダーコーティング法、スキー
ズコーティング法、キスコーティング法、およびファン
ティンコーテング法、および押し出しコーティング法な
どがある。
塗布方式としては、たとえばウェット−オン−ウェット
(wet−on−1w e t )方式、ウェット−オ
ン−トライ(w e t −o n −d r y )
方式、ドライ−オン−ウェット(dry−on−w e
 t )方式、ドライ−オン−ドライ(dry−on−
dry)方式などを挙げることができる。
これらの中ても、ウェット−オン−ウェット方式、ウェ
ット−オン−ドライ方式が好ましく、特にウェット−オ
ン−ウェット方式が好ましい。
ウェット−オン−ウェット方式は、他の塗布方式に比べ
て、−度の塗布により多層構造の磁性層が得られ、各層
間の界面も一様に得られると言う利点かある。
磁性塗料を非磁性支持体の表面にvi布した後は、一般
に、未乾燥の状態にある塗膜に磁場配向処理を施し、さ
らにスーパーカレンダーロールなどを用いて表面平滑化
処理を施すと、原反を得ることかてきる。
第2図はその工程の一例を示すもので、ロール4から巻
き戻された非磁性支持体5は、塗布装と6て磁性塗料を
塗布されたのち、前段磁場配向装置7と後段磁場配向装
置8とで処理(たとえば2000G )され、ざらに乾
蛯装置19を経てからスーパーカレンダー装置110て
表面平滑化処理を受けて、ロール11に巻き取られる。
こうして得られた原反を所望の形状、寸法に裁断すると
、磁気記録媒体を得ることができる。
[実施例] 次に、実施例と比較例とを挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
なお、以下において「部」は「重l1部」を表わす。
(実施例1−11.比較例1〜9) 上層と下層とからなる二層構造の磁性層を有する磁気記
録媒体を製作するため、下記の組成物を混合分数して下
層用磁性塗料と上層用捨ネ4を調製した。
王ぶり「[料 Co−γ−FetO+粉末・・・・・・・・ 100部
(tic:5600 e 、  BET:]Om”  
)塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体・・・10部(スル
ホン酸カリウム含有、MR−110日本ゼオン社製) ポリウレタンs1脂・・・・・・・・・・5部(XE−
1,武I11薬品工業社製) α−^交、0.・・・・・・・・・・・・5部(平均粒
Pi0 、2終m) カーボンブラック・・・・・・第1表記am(物性は第
1表に記@、) ミリスチン醜・・・・・・・・・・・・1部ステアリン
酸・・・・・・・・・・・・Igプチルスデアレート・
・・・・・・・・1部シクロヘキサノン・・・・・・・
・・ 100部メチルエチルケトン・・・・・・・・ 
100fiトルエン・・・・・・・・・・・・・ I0
0ilポリイソシアネート・・・・・・・・・5部(コ
ロネートし1 日本ポリウレタン 工業社製) 上1す旧1五 CO−γ−Fe、03粉末・・・・・・・・ 100部
(tic:8000 e 、BET:50m”  )重
化ビニルー酢酸ビニル共重合体・・・10部(スルホン
酸カリウム含有、MR−110゜日本ゼオン社製) ポリウレタン樹脂・・・・・・・・・・5部(XE−1
、武田薬品工業社製) α−A12”Ox・・・・・・・・・・・・5部(平均
粒径0.2#Lm) カーボンブラック・・・・・・第1表記載量(物性は第
1表に記!a) ミリスチン酸・・・・・・・・・・・・1部ステアリン
酸・・・・・・・・・・・・1部ブチルステアレート・
・・・・・・・・1部シクロヘキサノン・・・・・・・
・・ 100部メチルエチルケトン・・・・・・・・ 
100部トルエン・・・・・・・・・・・・・ 100
部ポリイソシアネート・・・・・・・・・5部次に、前
記下層用磁性塗料と上層用JJ!料とを厚み14μmの
ポリエチレンテレフタレートベース(フィルム)の表面
に乾燥後の下層の厚みが2.5μm、上層の厚みがIl
、6ILmになるように塗布し、ざらに配向磁場処理を
施してから、スーパーカレンダー処理を施した。
こうして得られた原反を1部2インチ暢に裁断してビデ
オテープを作製し、その性能を下記の要領に基いて測定
した。
結果を第1表に示す。
RF−出力、ルミ−3/N、クロマ−出力、クロマ−S
/N : カラービデオノイズメーター(シバツク925D/lを
用い、日本ビクター社智(HR−37000)のデツキ
でリファレンステープに対する値(dB)で表わした。
各信号の周波数は次の通りである。
RF−出力;      6Mtlz ルミー3/N:      6Mtlzクロマー出力=
629にllz クロマ−3/N :   629 KHz摺動ノイズ (測定条件 温度20°C1湿麿lO%、測定デツキ 
日本ビクター社製118−37000)(1)テープを
走行させずに再生を行ない、システムノイズをスペクト
ラムアナライザーて測定する。
(2)サンプルテープを1分間ずつ10回再生を行ない
、摺動ノイズをスペクトラムアナライザーて測定する。
(:l) a 1IH2付近のノイズレベルをシステム
ノイズを基準(OdB)としてlOパスのノイズの値を
読み取る。
遮光性 波長900nmの光源によってテープの遮光性な測定し
た。
その評価は次の通りである。
○・・・テープ終端まて順調に走行 X・・・途中でストラブもしくは走行不能表面比抵抗: 六戸社製のスタティックオネストメーター(タイプS 
−4104) テ測足(試料電圧4;tlooV)。
(以下、余白) [発明の効果] 本発明によると、電磁変換特性と遮光性とに優れるとと
もに2表面比抵抗の小さい磁気記録媒体を提供すること
かできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録媒体を示す概略的断面図で、
(イ)は磁性層が二層構造、(ロ)は磁性層が三層構造
の例をそれぞれ示す、第2図は本発明の磁気記録媒体の
製造工程の一例を示す工程図である。 S・・・非磁性支持体、l・・・第1磁性層、2・・・
第2磁性層、3・・・第3磁性層、4・・・ロール、5
・・・非磁性支持体、6・・・塗布装置、7・・・前段
磁場配向装置、8・・・後段磁場配向装置、9・・・乾
燥装置、 10・・・スーパーカレンダー装置、11・
・・ロール。 (イ) 第1図 第2図 (ロ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に積層された複数の磁性層のうち
    、最上層が0.1〜1.5μmの膜厚を有するとともに
    平均粒径が35〜80mμのカーボンブラックを強磁性
    粉に対して0.1〜0.7重量%含有し、かつ最上層以
    外の少なくとも一層の磁性層が、平均粒径が20〜40
    mμでpHが7以上のカーボンブラックを強磁性粉に対
    し7〜20重量%含有することを特徴とする磁気記録媒
    体。
JP2150714A 1990-06-08 1990-06-08 磁気記録媒体 Pending JPH0442432A (ja)

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