JPH0453020A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0453020A
JPH0453020A JP16152290A JP16152290A JPH0453020A JP H0453020 A JPH0453020 A JP H0453020A JP 16152290 A JP16152290 A JP 16152290A JP 16152290 A JP16152290 A JP 16152290A JP H0453020 A JPH0453020 A JP H0453020A
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JP16152290A
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Takafumi Yanagida
貴文 柳多
Noboru Koyama
昇 小山
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は磁気記録媒体に関し、さらに詳しくは、安定し
た走行性を有し、バックコート層の削れやドロップアウ
ト等を減少させた磁気記録媒体に関する。 [従来の技術と発明か解決しようとする課題]非磁性支
持体五に磁性層を有する磁気記録媒体において、特性を
改良するため、前記非磁性支持体の前記磁性層とは反対
側の表面にバックコート層を設け、このバックコート層
に充填剤を含有させることが知られている。 しかしなから、その充填剤のへツクコート層における分
散性がよくないので、走行性か不安定になったり、バッ
クコート層か削れたり、ドロップアウト等が生したりし
ていた。 そのため、ビデオテープにおいては、優れた画像か得ら
れ難い問題かあった。 本発明は上記事情を改善するためになされたものである
。 すなわち、本発明の目的は、バックコート層における充
填剤の分散性を改良することによって走行性を安定化し
、バックコート層の削れやドロップアウト等を著しく減
少させた磁気記録媒体を提供することにある。 [前記課題を解決するための手段コ 前記目的を達成するための本発明は、非磁性支持体1−
7に磁性層を有する磁気記録媒体においで、前記非磁性
支持体の前記磁性層とは反対側の表面に、側鎖どして二
級および/または三級の水酸基を有するポリウレタンと
、平均粒度か10〜70mμのカーボンブラックと、モ
ース硬度か3以上の無機充填剤とを含有し、かつ表面の
粗さRaか0ロ26以ドであるバックコート・層を有す
ることを特徴とする磁気記録媒体である。 i!F、本発明の詳細な説明する。 層構成 本発明の磁気記録媒体は、基本的に、非磁性支持体」−
じゃ層もしくは複数層の磁性層を、また該非磁性支持体
の磁性層とは反対側の面に八ツクコ−l−層を設けてな
る。 たとえば、第1図(イ)に示す磁気記録媒体は、非磁性
支持体l上に一層の磁性層2と非磁性支持体lの裏面に
バックコート層3か設けられている。 また、第1図(ロ)にボす磁気記録媒体は、非磁性支持
体4とにたとえばF層5と17層6とからなる磁性層か
設りられ、非磁性支持体4の裏面にバックコート層7か
設けられ“
【いる。 なお、11磁性支持体と磁性層との間には、中間層とし
てたとえば接着層(粘着層もこの概念に含める)等が介
在されていてもよい。 −へックコート層− nj記バックコート層は、基本的に結合剤中に充填剤を
分散せしめてなる。 本発明において重要な点の一つは、この結合剤として特
定のポリウレタンを用いるごとである。 ここに言う特定のポリウレタンとは、少なくとも側鎖と
して二級および/または三級の水酸基を有するものであ
る。 なお、このポリウレタンは分子鎖の末端に一級の水酸基
を有していてもよい。 このように、特定のポリウレタンを結合剤として用いる
ことによって後述する無機充填剤やカーボンブラックを
バックコート層内で均一に分散させることが可能てあり
、これによって充填剤とポリウレタンとの結合力が強く
なるので、耐久性を向−1−させることかてきる。 それに対し、前記特定条件から外れるポリウレタンやポ
リウレタン以外の樹脂を用いたのては、L記の効果を奏
することはできない。 前記の特定なポリウレタンを得るには、多価インシアネ
ート化合物と、側鎖に二級および/または玉縁の水酸基
を有するポリオール(ポリエーテル、ポリエステル)と
を常法に従って反応させればよい。 側鎖にニー級および/または三級の水酸基を有するポリ
オールの具体例としては、たとえばグリセリン、1−ビ
ス(2−ヒドロキシエチル)アミノ−2−プロパツール
、2−メチルプロパン−1,2,3−トリオール、3−
メチルペンタン−1,3,5−トリオール、1,2.6
−へAサントリオール、これらのエチレンオキサイド1
〜10モル付加物などを好適に用いることかてきる。 また、多価インシアネート化合物の代表例としては、た
とえばトルエンジイソシアネート、ポリメチレンジイソ
シアネート、ナフタリン−1゜5−ジイソシアネート4
.4′−ジフェニルジイソシアネート、4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、4.4’ −)−リフ
ェニルメタントリイソシアネートなどを挙げることかで
きる。 本発明において次に重要な点は、バックコート層に充填
剤としてカーボンンブラ・ンクと、これ以外の特定な無
機充填剤とを含有させることにある。 カーボンブラックとしては、磁気記録媒体の分野て使用
される公知のものなら特に制限かなく、具体的にはファ
ーネスブラック、チャンネルブラック、サーマルなどか
ある。 たたし、本発明ては、その粒径か一定の範囲にあるもの
を用いる必要がある。 すなわち、本発明ては、平均粒枠か10〜70ynJL
、好ましくは20〜60+mμのカーボンブラックを用
いる。 カーボンブラックのモ均料径か】Omμ未満であると、
カーボンブラックの凝集力か増強され、分散不良になる
ので好ましくないし、また乎均粒径か70m #Lを超
えると、八ツクコ−l−層の表面か粗くなり、磁性層に
転写か生しることかあるから、こねも好ましくない。 本発明におけるカーボンブラックの配合量は前記ポリ・
クレタン100重量部に対して通常4()・〜・200
重量部であり、好ましくは60〜120重量部である。 カーボンブラックの配合量か40重量部未満の場合は、
バックコート層の摩擦か大きくなり、安定な走行性か得
られなくなることがある。 カーボンブラックの配合量か200重遍部を超えると、
バックコート層に含有させる結合剤か不足して、その機
能か不十分にしか発揮されないことかある。 次に、本発明においては、上記カーボンブラックととも
にバックコート層に含有させる無機充填剤として、モー
ス硬度か3以りの値を有するものを用いる。 モース硬度か3未満の無機充填剤では、バックコート層
か脆くなり、走行中に削れか生じるのて好ましくない。 本発明に用いる無機充填剤は、モース硬度か2以]−と
いう条件を満たす限りにおいて、磁気記録媒体の分野で
公知の物質から広く選ぶことかてきる。 その代表例を挙げると、たとえば炭酸カルシウム、硫酸
バリウム、酸化亜鉛、酸化チタン、石膏、マイカ、蛍石
、リン灰石、溶融石英、溶融ジルコン、炭化ケイ稟、炭
化ホウ素、窒化ホウ素などかある。 これらの無機充填剤は一種単独を使用することかCきる
し、二稀以りを併用することかてきる。 本発明における無機充填剤の配合量は、前記カーボンブ
ラック100重量部に対して通常5〜100重1部てあ
り、好ましくは5〜50重量部である。 無機充填剤の配合量か5重量部未満の場合は、バックコ
ート層か脆くなり、走行中に削れか生しることかあるの
で好ましくない。 また、無機充填剤の配合量か100重量部を超えると、
バックコート層に含有させる結合剤か不足して、その機
能か不十分にしか発揮されないことかある。 一方1本発明においては、バックコート層の表面粗さは
Ra  (中心線平均粗さ)[JISABOB Oi 
(197B)に定義]て表わして0.026以下である
ことが必要である。 Raが0.026を超えると、磁性層に転写か生し、R
F比出力低下するからである。 バックコート層の表面粗さを0.026以下に調節する
には、バックコート層の形成時に無機充填剤等の分散時
間をコントロールしたり、無機充填剤等をサントミルで
処理したり、あるいはバックコート層の表面を適当な表
面粗化手段、たとえばサンドプラスター等を用いて処理
すればよい。 こうして、本発明においては、ポリウレタンとカーボン
ブラックと無機充填剤と表面粗さとをそれぞれ特定する
ことによって、安定した走行性を有し、バックコート層
の削れやドロップアウト等を減少させた磁気記録媒体を
提供することがてきる。 本発明ては、前記特定のポリウレタンとともに以下に挙
げる結合剤を併用することかできる。 すなわち、結合剤として官能基を導入して変性した樹脂
、特に変性塩化ビニル樹脂、変性ポリウレタン系樹脂、
変性ポリエステル樹脂を用いることか好ましい。 前記官能基としては、たとえば−So、M、O20,M
、−COOMおよび OM” (たたし式中Mは水素原子またはリチウム、ナトリウム
等のアルカリ金属てあり、MlおよびM2はそれぞれ水
素原子、リチウム、カリウム、ナトリウム、アルキル基
のいずれかてあり、MlとM2とは同一・てあっても相
違していても良い、)などか好ましい。 前記変性樹脂は一種単独で使用することかできるし、ま
た二S以上を併用することもできる。 前記変性樹脂は、塩化ビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂
またはポリエステル樹脂と分子中に陰性官能基および塩
素を有する化合−1たとえばC皇−CL CH,SOJ
 、  C!;L  C)ltcH□03O6置。 6文−ct+、coom、      OM’C文−C
I’ −P−O lll2 (たたし、M、Ml 、M”は前記と同じ意味を有する
。) などの化合物とを脱塩酸反応により縮合させて製造する
ことかてきる。 また、本発明ては、結合剤として従来から磁気記*媒体
の分野で知られている熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反
応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂またはこれらの混合物
を用いることがてきる。 上記熱可塑性樹脂としては、たとえば塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体
、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸
エステル−アクリロニトリル共重合体、アクリル酪ニス
デルー塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸ニスデル
ー塩化どニソデン共重合体、メタクリル酸ニスデル−エ
チレン共重合体、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデン−ア
クリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジェ
ン共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、
セルロース誘導体くセルロースアセテートブチレート)
、セルロースダイアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースプロピオネート、ニトロセルロース等)
、スチレンブタジェン共重合体、ポリエステル樹脂、ク
ロロビニルエーテルアクリル酸エステル共重合体、アミ
ノ樹脂および合成ゴム系の熱可塑性樹脂などを挙げるこ
とかてきる。 これらは一種単独て使用しても良いし、二種以上を組み
合せて使用しても良い。 前記熱硬化性樹脂または反応型樹脂としては。 たとえばフェノール欄脂、エポキシ棚脂、ポリウレタン
硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂
、シリコーン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリ
エステル樹脂とイソシアネートプレポリマーとの混合物
、メタクリル酸塩共重合体とシイソシアネートブレボリ
マーとの混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、およびポ
リアミン樹脂などが挙げられる。 これらは−場単独で使用しても良いし、二種以上を組み
合せて使用しても良い。 前記電子線照射硬化型樹脂としては、たとえば無水マレ
イン酸タイプ、ウレタンアクリルタイプ、エポキシアク
リルタイプ、ポリエステルアクリルタイプ、ポリエーテ
ルアクリルタイプ、ポリウレタンアクリルタイプ、ポリ
アミドアクリルタイプ等の不飽和プレポリマー;エーテ
ルアクリルタイプ、ウレタンアクリルタイプ、エポキシ
アクリルタイプ、燐酸エステルアクリルタイプ、アリー
ルタイプおよびハイドロカーボンタイプ等の多官能子ツ
マ−などが挙げられる。 これらは−ms独で使用しても良いし、二種銀りを組み
合せて使用しても良い。 本発明で規定する前記ポリウレタンと上記結合剤とを併
用するとき5通常、前者100重量部に対し後者は25
0重量部以下である。 後者の割合か250重量部を超えると、本発明の効果が
十分に発現しないことかある。 本発明では、硬化剤として芳香族または脂肪族ポリイソ
シアネートを前記結合剤と併用することかてきる。 芳香族ポリイソシアネートとしては、たとえばトリレン
ジイソシアネート(TDI)およびこれと活性水素化合
物との付加体などかあり、平均分子量100〜3000
の範囲のものか好ましい。 脂肪族ポリイソシアネートとしては、たとえばヘキサメ
チレンジイソシアネート(HMD I ) Eよびこれ
と活性水素化合物との付加体などかあり、平均分子量1
00〜3000の範囲のものか好ましく、さらに非脂環
式のポリイソシアネートおよびこれと活性水素化合物と
の付加体が好ましい。 前記芳香族または脂肪族ポリイソシアネートの銖加箪は
、前記バインダー樹脂に対してt!!−比て通常1/2
0−7/10、好ましくは】/10〜1/2である。 なお、バックコート層の厚みについては、特に限定はな
いか、通常は0.1〜2.04mである。 磁性層 前記磁性層は基本的に強磁性粉と結合剤とを含有する。 強磁性粉とlノでは、たとえばCo含塙γ−=FC20
:。 粉末、Co含有Fe50.粉末、Co含有Fed、 (
4/3 <x<:I/2)粉末、あるいはFe−A文金
属粉末、Fe−1lll金属粉末、Fe−Al−X1金
属粉末、Fe−A文−P金属粉末、FFe−Ni−5i
−A金属粉末、 Fe−Ni−3i−Au Jr+金属
粉末、Ni−Co金属粉末、Fe−Mn−Zn金属粉末
、Fe−Ni−7n金属粉末、Fe−Go−N 1−C
r金属粉末、Fe−Co−N1−P *酸粉末、Go−
Ni金属粉末およびCo−P金属粉末等の、微細な強磁
性金属粉末などが挙げられる。 これらの強磁性粉は、それぞれ一種を用いることかてき
るし、二種・以上を併用することかてきる。 これらの中ても、好ましいのは微細な(io含含有−F
e20ユ粉末である。 このような強磁性粉は、飽和磁化、抗磁力HCか大きく
、高密度記録に優れている。 また、比表面積の大きいく例えばBET値て4゜m’/
g以」二)強磁性粉を用いれば、高密度記録が1能てあ
7てS/N比等に優れた媒体を容易に実現するごとかて
きる。 次に、磁性層に含有させる結合剤としては、前記バック
コート層のところで述べたのと同じものを用いることが
できる。 中ても、前記変性樹脂が前記官能基を含有していると、
変性樹脂と強磁性粉とのなじみか向上し、強磁性粉の分
散性はさらに改良されるばかりか、その凝集も防止され
るので塗工液の安定性か一層向上し、ひいては高域から
低域まての周波数特性かバランス良く向りし、電磁変換
特性に加えて磁気記録媒体の耐久性も向上する。 磁性層における前記結合剤の配合1は、前記強磁性粉1
00重i部に対し、通常、1〜200重量部、好ましく
は1〜50重量部である。 結合剤の配合量が多すぎると、結果的に強磁性粉の配合
量が少なくなり、磁気記録媒体の記録密度か低下するこ
とかあり、また配合量か少なすぎると、磁性層の強度が
低下し、磁気記録媒体の走行耐久性か低くなることがあ
る。 本発明では、磁性層においても、硬化剤として芳容族ま
たは脂肪族ポリイソシアネートを前記結合剤と併用する
ことかできる。 この硬化剤の詳細についても、前記バックコート層のと
ころて述べたのと同様である。 磁性層には必要に応じてたとえば潤滑剤、非磁性研磨剤
数7、導電性粉末、界面活性剤など各種の添加成分を含
有させることかできる。 −に足温滑剤としては、たとえば、シリコーンオイル、
グラファイト、二硫化モリブデン、炭素原イ数が12〜
20程度の一塩基性脂肪#(たとえば、ステアリン酸)
と炭素原子数か3〜26程度の一価のアルコールからな
る脂肪酸エステルなどを挙げることかできる。 上記非磁性研磨材粒子としては、たとえば、アルミナ[
α−A 1. t 03  (コランダム)等〕1人造
コランダム、溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、
ダイヤモンド、人造ダイヤモンド、ザクロ石、エメリー
(主成分:コランダムと磁鉄鉱)などを挙げることがて
きる。 この研磨材粒子の含有量は、強磁性粉に対して20重量
部以下とするのが好ましく、またその平均粒径は0.5
μm以下がよく、0.4μm以下かさらによい。 なお、前記潤滑剤および非磁性研磨材粒子を特に最外層
の磁性層に含有させると、ヘッドとの接触特性(すべり
走行性、耐摩耗性等)を著しく改善することがてきる。 前記導電性粉末としては、たとえば、カーボンブラック
、グラファイト、銀粉、ニッケル粉等が挙げられ、前記
界面活性剤としては天然系、ノニオン系、アニオン系、
カチオン系、両性の界面活性剤を挙げることかてきる。 これらの導電性粉末や界面活性剤を磁性層、特に最外層
に含有させることにより表面電気抵抗を有効に下げるこ
とかてき、耐電電荷の放電によるノイズの発生や塵埃の
付着によるトロラブアウトの発生を防止することができ
る。 なお、磁性層の厚みについては、本発明ては特に限定は
しないが、通常、1〜5μmか好ましく、2〜4鉢mが
より好ましい。 一算磁性支持体一 前記非磁性支持体を形成する材料としては、たとえばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6,−
ナフタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン類、セルローストリアセテート、セルロ
ースダイアセテート等のセルロース誘導体、ポリアミド
、ポリカーボネート等のプラスチック、Cu、Ai 、
 Zn等の金属、ガラス2窒化ホウ素、Siカーバイト
、セラミックなどを挙げることがてきる。 前記非磁性支持体の形態は特に制限はなく、主にテープ
状、フィルム状、シート状、カート状、ディスク状、ド
ラム状などがある。 前記非磁性支持体の厚みには特に制約はないか、たとえ
ばフィルム状やシート状の場合は通常3〜100μm、
好ましくは5〜501Lmてあり、ディスクやカート状
の場合は30μm〜10mm程度、ドラム状の場合はレ
コーダー等に応じて適宜に選択される。 なお、この非磁性支持体は単層構造のものてあっても多
層構造のものであってもよい。 また、この非磁性支持体は、たとえばコロナ放電処理等
の表面処理を施されたものてあってもよい。 磁気記録媒体の製造 本発明の磁気記録媒体はその製造方法に特に制限はなく
、公知の単層または複数層構造型の磁気記録媒体の製造
方法に準して製造することかできる。 たとえば、一般的には強磁性粉、結合剤等の磁性層形成
成分を溶媒に混線分散して磁性塗料を調製した後、この
磁性塗料を非磁性支持体の表面に塗布するとともに、結
合剤、充填剤等のバックコート層形!成分を溶媒に混線
分散して塗料を調製し、この塗料を上記非磁性支持体の
裏面に塗布すればよい。 上記溶媒としては、たとえばアセトン、メチルエチルケ
トン(菖Eに)、メチルイソブチルケトン(IIIIB
K) 、シクロヘキサノン等のケトン系:メタノール、
エタノール、グロバノール等のアルコール系、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピル、乳酸エチ
ル、エチレングリコールモノアセテート等のエステル系
ニジエチレングリコールジメチルエーテル、2−エトキ
シエタノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル系:ベンゼン、トルエン、キシレン等の万香族炭
化水素:メチレンクロライト、エチレンクロライド四塩
化炭素クロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロ
ルベンゼン等のハロゲン化炭化水稟などを用いることか
てきる。 磁性塗料の調製に際しては、前記強磁性粉およびその他
の磁性層形#i、I&分を同時にまたは個々に混練機に
投入する。 たとえば1分散剤を含む溶液中に前記強磁性粉を加え、
所定時間混練りした後、残りの各成分を加えて、さらに
混練りを続けて磁性塗料とする。 磁性層形成成分の混線分散にあたっては、各種の混練機
を使用することかできる。 この混練機としては、たとえば二本ロールミル、三本ロ
ールミル、ボールミル、ペブルミル3サイドグラインダ
ー、Sqegvariアトライター、高速インペラー分
散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミル、デイスパー
ニーダ−1高速ミキサーホモジナイザー、超音波分散機
などが挙げられる。 磁性塗料の塗布方法としては、たとえばグラビアコーテ
ィング法、ナイフコーティング法、ワイヤーバーコーテ
ィング法、ドクターブレードコーティング法、リバース
ロールコーティング法。 デイツプコーテング法、エアーナイフコーテング法、カ
レンダーコーティング法、スキーズコーティング法、キ
スコーティング法、およびファンティンコーテング法な
どがある。 磁性塗料を非磁性支持体の表面に塗布した後は、一般に
、未乾燥の状態にある塗膜に磁場配向処理を施し、さら
にスーパーカレンダーロールなどを用いて表面平滑化処
理を施し、ついて所望の形状1寸法に裁断することによ
って、磁気記録媒体を得ることができる。 [実施例コ 次に、実施例と比較例とを挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。 なお、以下において「部」は「重量部」を意味する。 (実施例1〜7、比較例1〜8) 下記の組成の磁性塗料をボールミルで十分に混合し、硬
化剤として多官能インシアネート6部を添加し、1gm
のフィルターて濾過した。 得られた塗料を、厚み14μmのポリエチレンテレフタ
レートベース−Lにリバースロールコータを用いて塗布
し、厚み(乾燥後の)3gmの磁性層を形成するととも
に、このベースの裏面に第1表に示す組成のバックコー
ト層を厚みIBmに形成した。 そして、上記フィルムにスーパーカレンダー処理を施し
た。 磁lJEれn威 Co含含有−Fe、0.  ・―拳・φ・・・φポリウ
レタン・・・・・・・・・・・ 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体・・ ステアリン酸ブチル・・・・・・・・ ミリスチン酸・・・・・・・・・・・ ステアリン酸・・・・・・・・・・・ アルミナ・・・・・・・・・・・・・ カーボンブラック・・・・・・・・・ レシチン・・・・・・・・・・・・・ シクロヘキサノン・・・・・・・・・ メチルエチルケトン・・・・・・・・ トルエン・・・・・・・・・・・・・ 100部 8部 12部 0゜8部 0.5部 0.5部 5部 0.5部 4部 40部 601![ 60部 こうして得られた原反をさらに1部2インチ輻にスリッ
トして、ビデオテープを得た。このビデオテープの走行
性、表面粗さR,,100バス後のドロップアウト、バ
ックコート層の削れ、磁性層のキズ、S/N低下を下記
の要領で測定した。 その結果を第2表に示す。 (イ)走行性 )4 R−7100[日本ビクター(株)製]を用いて
全長を100バス走行させた。 (ロ)表面粗さRa タリステップ粗さ計(ランク・ティク・ホブソン社製)
を用いて測定した。 測定基準としては、スタイラスを2.5x口、I IL
m、針圧を2xロg、カット・オフ・フィルターを[1
,33)1 z、測定スピードを2.5ルrn / s
 e c、基準長を0−0−5r+nとした。なお、粗
さ曲線においては、0.002JLm以上の凹凸はカッ
トしている。 (ハ)ドロップアウト ドロップアウトカウンターVD−5M (日本ビクター社製)またはVHOIAZ(シハソク社
製)を用い、1[IBsec以上長く、かつRFエンベ
ロープの出力が14dB以上下がった出力をドロップア
ウト1個として全長測定し、1分あたりの平均値を求め
た。 (ニ)バックコート層の削れ 100バス走行後のバックコート層の削れを目視で評価
した。 (ホ)磁性層のキズ 100バス走行後の磁性層のキズを目視で評価した。 (へ)S/N低下 HR−7100[日本ビクター(株)製]を用いて最大
記録電流で4.5 MHzを記録し、再生時のノイズ電
圧を走行前後に行なって、その韮を求めた。 [発明の効果] 本発明の磁気記録媒体によると、走行性か安定化され、
バックコート層の削れやドロップアウト等も著しく減少
させることかてきるのて、優れた画質を得ることかてき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)および(ロ)はそれぞれ本発明の異なる磁
気記録媒体の例を示す概略的断面図である。 第2図は、本発明の磁気記録媒体を得るための製造工程
の一例を示すフォローチャートである。 l・・・非磁性支持体、2・・・単層の磁性層3・・・
バックコート層54・・・非磁性支持体、5・・・下層
、6・・・上層、7・・・バックコート層、8・・・供
給ロール、9・・・非磁性支持体、10.11 ・・・
押し出しコーター12・・・前段無配向化用磁石、13
・・・後段無配向化用磁石、14・・・乾燥装置、15
・・・カレンダーロール、16・・・スーパーカレンダ
ー装置、エフ・・・巻き取りロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に磁性層を有する磁気記録媒体に
    おいて、前記非磁性支持体の前記磁性層とは反対側の表
    面に、側鎖として二級および/または三級の水酸基を有
    するポリウレタンと、平均粒度が10〜70mμのカー
    ボンブラックと、モース硬度が3以上の無機充填剤とを
    含有し、かつ表面の粗さRa(中心線平均粗さ)が0.
    026以下であるバックコート層を有することを特徴と
    する磁気記録媒体。
JP16152290A 1990-06-20 1990-06-20 磁気記録媒体 Pending JPH0453020A (ja)

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