JPH0461423A - 位相同期信号発生器 - Google Patents

位相同期信号発生器

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JPH0461423A
JPH0461423A JP2169946A JP16994690A JPH0461423A JP H0461423 A JPH0461423 A JP H0461423A JP 2169946 A JP2169946 A JP 2169946A JP 16994690 A JP16994690 A JP 16994690A JP H0461423 A JPH0461423 A JP H0461423A
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JP
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signal
output
phase
clock signal
triangular wave
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JP2169946A
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Inventor
Hiroyuki Mizuno
裕之 水野
Motoaki Kawasaki
素明 川崎
Masami Izeki
正己 井関
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トリガ信号に同期した同期クロック信号を発
生する位相同期信号発生器に関するものである。
[従来の技術] 従来よりレーザ・ビームプリンタ(以下LBP)におい
てはビームの偏向位置と変調のタイミングが非常に重大
な要因であり、出来上がった記録画像の画質に大きな影
響を与えるものである。このため、ビームの偏向位置を
検知するビーム位置検出装置の検出信号とレーザービー
ム変調器に入力されるクロックとの間が常に同位相であ
る必要があり、クロックを発生させるためにジッタの少
ない同期発振器が必要である。
従来、ジッタの少ない位相同期発振信号を得るために第
14図に示すように必要な基本クロック周波数(fo)
のN倍のクロックを発生させ、それを1/Nに分周して
同期パルスに対するジッタ量を基本クロック周期の1/
Nとするように構成されている。
第14図において、21はビーム偏向位置を示すビーム
に対して検出信号を出力するビーム位置検出装置、22
は基本クロック周波数f0のN倍の周波数(Nfo)の
クロックを発生するクロック発振器、23は後述のl/
Nカウンタおよび1/nカウンタを、検出信号と□以下
の時間誤差でN倍のクロックf に同期してリセットするリセットパルスを発生するDタ
イプフリップフロップCD−FF)、24は検出信号を
検知して同期した基本クロックを発生させたことを示す
パルスの発生およびビーム検出から同期のとれた基本ク
ロックを出力する期間を定める1/nカウンタ、25は
D−FF23の出力である同期パルスによりリセットさ
れかつクロック発振器22の出力のN倍のクロックを1
/Nに分周するl/Nカウンタである。
第15図に上記従来例の動作を示すタイミングチャート
を示す。
第15図において、t1〜t2の間にビームの偏向位置
を示す同期パルスbが立ち上ると、先ず25の1/Nカ
ウンタがリセットされ、基本クロックf0の発振を停止
させ24の1/nカウンタがカウントを始める。24の
1/nカウンタは同期パルスの入力から同期のとれた基
本クロックを発生させるまで所望の時間をカウントして
t、のタイミングでeのリセットパルスを発生させ、2
3のD−FFをリセットする。eのリセットパルスによ
りD−FF23の出力は反転するので、t4よりl/n
カウンタ24はカウントを停止し、l/Nカウンタ25
はカウントを始めf、のクロックを出力する。t4以降
の基本クロックfと検出信号すのジッタは最大で(t*
−L)となるので、基本クロックの周期の1/N以下に
抑えられる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来例では必要な基本クロックf0を得るためにN
倍のクロックが必要とされる0本発明者が知るところで
は、例えば解像度240DPI (dot perin
ch)のLBPでは、基本クロックは約1.55MHz
であるが、600DPIの機器では、縦方向と横方向の
バランスをとる関係から、基本クロックは解像度の2乗
に比例して、1.55X (冊〕2→9.69MHzと
なる。また、ジッタは基本クロック周期の178まで許
容されるので、原発振周波数は240DPI機では12
.4MHzであるが、600DPI機では77、5MH
zが必要となる。
ところが、このような高い周波数の発振信号を用いよう
とすると以下に示すような問題が生ずる。
(1)原発振器において、77、5M)fzを基本波で
発振させる水晶発振子は非常に実現困難である。
(2)3倍などのオーバトーンモードを用いる水晶発振
子では、コイルやコンデンサなどの同調回路を必要とす
るので、調整や付加回路によるコスト増大となる。
(3)発振周波数が非常に高いため、この77、5MH
zの信号が他の周辺回路や周辺機器などに対して不要輻
射成分となり、悪影響を与えることとなる。
(4)ゲートアレイなどにおいて、動作周波数が高いた
め、確実な動作が非常に困難である。
本発明の目的は以上のような問題を解消した位相同期信
号発振器を提供することにある。
以上のような問題を解消する位相同期信号発生器として
第5図に、8相のクロック信号群を用いる例を示す、第
6図にこの例における各信号群の関係を示す。
第5図において、電圧制御型の周波数可変の三角波発振
器(VCO) iは周波数f。の基準となる水晶発振器
3および位相比較器2によって、いわゆる位相ロックド
ループ(PLL)制御され、 VCOIの周波数は水晶
発振器3と同一に、また位相は水晶発振器3に対し一9
0°の関係に保たれる。 VCOIの三角波出力4は、
4個のレベル比較器5A〜5Dによって第6図に示すよ
うに比較電圧発生器13からのvA、l〜VORの4レ
ベルで比較され、4種の信号群P a −P 。
が形成される。この信号群から、方形波発生器6によっ
てデユーティが50%で位相が1/8周期ずれた8相の
クロック信号群CLKI〜8が形成される。
CLKI〜8に対して非同期で入力されるトリガ信号T
1が外部入力端9から入力されると、CLKI〜8の中
から、T1の立上がり後最初に立上がり部の来るCLK
が出力スイッチ制御部8の制御下の出力スイッチ7を介
してとり出される。この時、同期信号出力を受取る側で
位相の変化が認識できるように、変化後最初の1周期は
ゲート12によって出力なLowに固定する(いわゆる
ミューティング動作)ように出力スイッチ制御部8でゲ
ート12を制御する。
次に、本例における三角波発振器1の基本構成を第7図
(a)に、詳細を第7図(b)に示す、第7図(a)に
示すように、三角波発振器は充放電リミッタ16、充放
電スイッチ(Sea、5ac) 17、コンデンサCI
および出力バッファ18から構成され、第7図(b)に
示すように、充放電リミッタ16は、抵抗R14〜R1
7、トランジスタ015〜Q22および7個の定電流源
I、からなり、充放電スイッチ17は、抵抗R4〜R1
3およびトランジスタ06〜Q14からなり、出力バッ
ファ18は、抵抗R1−R3、トランジスタQ1〜Q5
および2個の定電流源I、からなる。
三角波は、充放電リミッタ16が充放電スイッチ17を
制御することによって、コンデンサCIを定電流Icy
で充・放電して形成する。充放電の切換えは、コンデン
サC1の電圧■。を比較電圧■□、と比べて行う。ここ
でVHLの上限の電圧vHおよび下限の電圧■、は、V
CCを電源電圧とすると、Vs=Vcc  −Vmta
+y(Q17のベースエミッタ 間型圧)−■□。+s
(01gのベースエミッタ 間型圧)Vc=Vce  
−(R14+R15)XI+   Vata+7  V
++Eo+aを表わされ、振幅ΔVc= VH−V、=
 (R14+ R15) X I。
となる。よって、三角波の発振周期Tおよび周波数fは と表わされ、fは工。アを変化させることで可変となる
。本例では、比較電圧VHLは第7図(C)に示される
ように方形波状に変化し、ヒステリシルコンパレータと
して動作する。そこでこの振幅を抵抗分圧した差動信号
を、三角波発振器1から前述の位相比較器2へ出力し、
同位相比較器2から三角波発振器1の充放電スイッチ1
7の制御入力端17Aに入力された制御信号に応じて充
放電スイッチ17に8ける定電流Icアを変化させてP
LL動作を行う。
本例で用いた三角波信号は、全ての点において不連続点
が存在せず、また上り側勾配と下り側勾配の絶対値は等
しい、このような三角波信号を用いることによって、た
とえばのこぎり波などのような不連続点を有する信号を
用いる場合に必要な、不連続点近傍での検出対策が不要
となり、さらに上り勾配側と下り勾配側とで比較レベル
を同一にしてもデユーティが50%にそろったクロック
信号群を容易に形成できる利点を有する。
つづいて位相比較器2の構成を第8図に示す。
第8図に示すように、位相比較器2は、位相検出部61
と、電流電圧変換部62と、基準比較部63と、電流出
力部64と基準電流発生部65とからなる0位相検出部
61は、抵抗R46〜R49,トランジスタQ43〜Q
50および定電流理工、からなり、電流電圧変換部62
は、抵抗R41〜R45j:iよびトランジスタ039
〜Q42からなり、基準比較部63は、抵抗R36〜R
40、トランジスタ035〜Q38、定電流源II、コ
ンデン4C2および基準電圧源v−7からなり、電流出
力部64は、抵抗R31〜R35およびトランジスタ0
31〜Q34からなる。
位相検出部61においては、三角波発振器1からの差動
信号対S1・NSIと水晶発振器3からの差動信号対S
2・NS2とが位相比較され、両者の位相差が90°に
なるとコンデンサC2の電圧■e2は基準電圧V□、に
対して一定電位差になり、電流出力部64からのエラー
電流I8は一定値となって、位相は安定する。一方、前
記位相差が90°からずれると、エラー電流I*が変化
して三角波発振器1に入力される制御信号によって定電
流■。アの値を変化させ、三角波発振器1の周波数を変
化させて前記位相差を90°に制御する。
レベル比較器5A〜5Dの構成を第9図に示す。レベル
比較器5A〜5Dの各々の構成は同一であり、比較の基
準電圧VAIII VIIR,Vc*、 Vl)PIの
み異なるものであって、図示の通り、抵抗R51〜R5
4、トランジスタ051〜05g、4個の定電流源11
およびバイアス電源VIIAIからなる。V□〜VDF
+を三角波■ア、の振幅に対して第6図に示すような関
係にすることによって、各レベル比較器の出力pA−p
ゎの各々の変化点は等間隔すなわちT/8で並ぶように
できる。また、第5図、第6図には図示しないが、レベ
ル比較器からは反転出力NP、(x : A−D)も出
力され、次段の方形波発生器6ではpH,NPX(X 
:A−D)の8種の信号群の各々の立ち上がり側のみを
用いて8相の信号群CLKI〜8を発生させている。
第10図に構成を示す出力スイッチ制御部8では、第6
図、第1O図に示すようにCLKI〜8をトリガ信号T
8の立ち上がり点でラッチして、その結果L+(i=1
〜8)によって、第11図に示すような同期信号出力C
LKを出力スイッチ7で選択させる。また、CLK切換
え時のゲート12によるミューティングを行う。
この例では、三角波を4つのレベルで比較して、8相の
信号群CLKI〜8を形成したが、N個のレベルで比較
すると2N相の信号群CLKI〜Nを形成できる。その
場合、比較するレベルは、三角波の振幅を1とすると、
最初の点は三角波下端からところで、N=4の場合の例
において、第7図から明らかなように、リミッタ比較電
圧VHLは三角波信号VTII+と一定位相の関係にあ
る。そこで、第12図に示すようにレベル比較をV、、
V、、V。の3点にして、P、〜Pcの信号群を得る。
そして、第7図の三角波発振器1において点線にて示す
VHLを出力し、レベル比較器5′、〜5′。での遅延
時間(第12図(a)にΔtとして示すもの)に対応し
た遅延分Δt′を第13図に示すように遅延補償回路1
5で与えてやれば、第6図と同等の出力CLKI〜8を
得られる。この場合、三角波の頂点に近い点でのレベル
比較(本例ではV、と■c)において、頂点からの電位
差ΔVal Δvcを第6図の相当する点であるΔVA
R,ΔVll!より大きくできるので、第11図(b)
に示すように三角波の頂点が若干鈍化してΔV、′。
Δ■o′ となってもある程度までレベル比較が可能と
なる。
しかしなから、上述のように同期ジッタ量を低減するた
めに三角波信号に対して比較するレベル数を増やしたり
、あるいは所望の同期クロック信号出力の周波数が高く
なって三角波の頂点の鈍化が顕著になってくると、その
頂点付近では比較レベル量と頂点との電位差が小さくな
り、レベル比較が困難になって(る。
そこで本発明の目的は以上のような問題を解消した位相
同期信号発生器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、同期クロック信号と
同一周波数の互いに位相差をもつ複数の信号を出力する
信号出力手段と、該信号出力手段からの複数の信号を各
々複数のレベルで2値化して出力する複数のレベル比較
手段と、該複数のレベル比較手段から出力される複数の
位相の信号群からトリガ信号に基づいて同期クロック信
号を選択する手段とを具える。
[作 用] 本発明によれば、同期クロック信号と同一周波数で互い
に位相差をもつ複数の信号を各々複数のレベルで2値化
し、その結果得られた複数の位相の信号群からトリガ信
号に基づいて同期クロック信号を選択することによって
例えば同期ジッタ量を低減するために比較レベル数を増
やした場合、あるいは所望の同期クロック信号出力の周
波数が高(でも安定に同期クロック信号を得ることが可
能となる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の第1の実施例を示し、第2図に第1図
の実施例における各種信号群の関係を示す・ 電圧制御型の第1の周波数可変三角波発振器IA(以下
VCOIA)は第1の位相比較器2Aにより3の水晶発
振器を基準側にして、前記例と同様にPLL制御される
。したがって、水晶発振器3の出力信号とVCOIAの
出力三角波信号VTRAの位相差は90°に制御される
。同時に、VCOIAと同一構成である第2の周波数可
変三角波発振器IB(以下VCOIB)はVCOIAの
リミッタ出力を基準側にして第2の位相比較器2Bによ
りPLL制御される。したがって、VCOIA (7)
出力三角波信号VTjlAとVCOIB (7)出力三
角波信号■ア□の位相差は90°に制御される。ここで
、VCOIAおよびIBの構成は前記第5図、第7図の
三角波発振器1と同一のものである。また、位相比較器
2Aj3よび2Bは前記第5図、第8図の位相比較器2
と同一のものである。ただし、本実施例では位相比較器
2Bは、第8図に示す構成においてSlおよびその逆相
入力であるNSIにVCOIBのリミッタ出力を入力し
く第1図でSIBと表示)、S2およびその逆相入力で
あるNS2にVCOIAのリミッタ出力を入力(第1図
でS2Bと表示)する。
以下ではVCOIAの出力にかかわる信号系をA系、V
COIBの出力にかかわる信号系をB系とする。本実施
例では、A系の三角波信号■ア□に対し、B系の三角波
信号■ア□は第2図に示す関係(位相差90°)で安定
する。
VCOIAの出力三角波信号■ア□はA系の三つのレベ
ル比較器5A1〜5A3の一方の入力端に、VCOIB
の出力三角波信号■ア、はB系の三つのレベル比較器5
B1〜5B3の一方の入力端に各々入力され、各レベル
比較器の他方の入力端には比較電圧発生部13から第2
図に示すようなレベルの比較電圧VAI(=VBll、
 VA2(=VB2)、 VA3  (=vB3)が入
力される。したがって、各レベル比較器からは第2図に
示すように出力信号PAI〜PA3. PBI〜PB3
が出力され、これらが方形波発生器6に入力される。
ここで、ジッタの許容量を前記例の□より厳しくして□
とする場合を考える。また、前記例に比べて基本クロッ
ク周波数も高くすると、回路の周波数特性の影響を受け
て三角波信号■ア□およびVTIllの頂点は第2図示
の程度にまで鈍化してくる。
この状態では、前記例のようにVAI〜VAIの5レベ
ルで三角波信号との比較をしようとすると、三角波の頂
点に近いVA4とVASでは頂点との電位差ΔVA4お
よびΔVAIIが小さくなっているために、検出が非常
に困難となるが、このとき、B系においては、A系と9
0°の位相差があるので、A系の頂点に該当するところ
はタイミング的にA系の三角波の頂点以外の直線部分と
同じものとなっている。そこで、A系と同様にVBI〜
Vllのレベルで三角波信号■Tl11.と比較した結
果をA系での検出が困難であるVA4やvanに相当す
る点およびA系の頂点の位置の検出結果として用いるこ
とかできる。
B系からA系を見ても同様のことが言え、全体として6
組のレベル比較器5Al〜5B3によって第2図に示さ
れるようなPa+ =psxの6組の信号系を得ること
ができ、結局これらに基づいて方形波信号系CLKI〜
I2を形成することができる。以下、トリガ信号T1に
よって、出力スイッチ制御部8および出力スイッチ7で
CLKを選択する過程等は前記例と同様である。
本実施例においては、VTIIAと■□□は位相が異な
るほかは同一の波形として得られるので、レベル比較器
での比較レベルはA系、B系とも同じ基準を用いること
ができ、第1図に示すように比較電圧発生部13の出力
を共用できる。
さらに、VCOIA、 IB比出力三角波信号のうち、
頂点部分を除いたリニアリティの良い中央部付近の的良
好に保たれることになる。
前記第1の実施例では三角波信号VTI’lを用いて説
明したが、前述のように、本発明では発振器の出力波形
の中央部付近のみを用いるので、必ずしも三角波である
必要はなく、例えば、正弦波信号を用いて近似すること
もできる。第3図にその一例を示す。三角波信号v子穴
に対し、図示のような関係の正弦波信号■□、を用いれ
ば、レベル比較点3A〜3CはVTjlのときと同じに
できる。さらに、発振波形が正弦波でよいので発振器も
比較的容易に構成でき、周波数特性の影響も三角波を用
いる場合に比べて小さくできるなどの効果も期待できる
位相差の保持に関して、第1の実施例では位相比較器を
用いたが、90°の位相差を保てれば他の手段でも実現
は可能である。第4図に一例を示す。差動アンプ31の
出力Pを、遅延量Δ丁の遅延部32Aおよび32B経由
で逆相入力Rへもどして動作する発振器を用い、遅延部
32Aおよび32Bの遅延量ΔTを可変とする手段33
を設けておく。この発振器では、差動アンプ31の出力
Pと同逆相側人力Rどの位相差が180@ となるよう
に発振する。
このとき、32Aと32Bの2つの遅延部の遅延量の和
2Δ丁が180°位相に対応するので、両者の中間点Q
では6丁の遅れすなわちP点に対して90゜の位相差と
なる。よって、33の可変部を調整して水晶発振器を基
準とするPLL制御等を行えばO。
側として■8.90°側として■、の2相の信号部を出
力することができ、これを用いて第1の実施例と同様の
ことができる。この例では、発振器が1組でよいという
利点もある。
なお、今まではジッタ量の許容が一百の場合すなわち基
本クロックの1周期を12分割する場合を説明してきた
が、分割数は12に限定されるものではなく、要求され
る仕様や回路特性に応じてより細分化することも可能で
ある。
さらに、2つの三角波信号等の位相差は+90゛でも一
90°でもよく、常に安定していればどちらでも同一の
効果がある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、同期ジッタ量を
低減するために比較レベル数を増やした場合、あるいは
所望の同期クロック信号出力の周波数が高くても安定に
同期クロック信号を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図における各種信号群の関係を示す図、 第3図は本発明の他の実施例を説明するための信号波形
図、 第4図は本発明の他の実施例における90゛位相差信号
の発振器のブロック図、 第5図は位相同期信号発生器を示すブロック図、 第6図は第1図における各種信号群の関係を示す図、 第7図(a)は三角波発振器の基本構成を示す図、 第7図(b)は同発振器の詳細構成を示す図、第7図(
c)は同発振器内の信号波形の一例を示す図、 第8図は位相比較器の構成を示す図、 第9図はレベル比較器の構成を示す図、第10図は出力
スイッチ制御部のブロック図、第11図は出力スイッチ
の動作説明図、第12図(a) 、 (b)は本発明の
他の実施例における各種信号群の関係を示す図、 第13図は位相同期信号発生器のさらに他の例のブロッ
ク図、 第14図は従来例のブロック図、 第15図は同従来例の信号を示す図である。 IA、 IB・・・周波数可変三角波発生器、2A、 
2B・・・位相比較器、 3・・・発振周波数f0の水晶発振器。 5A1〜5B3・・・レベル比較器、 6・・・方形波発生器、 7・・・出力スイッチ。 8・・・出力スイッチ制御部、 12・・・出力ゲート、 13.13’・・・比較電圧発生部、 l5・・・遅延補償回路、 31・・・差動アンプ、 32・・・遅延部。 ヒ 第1O図 第11図 Q 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)同期クロック信号と同一周波数の互いに位相差をも
    つ複数の信号を出力する信号出力手段と、 該信号出力手段からの複数の信号を各々複数のレベルで
    2値化して出力する複数のレベル比較手段と、 該複数のレベル比較手段から出力される複数の位相の信
    号群からトリガ信号に基づいて同期クロック信号を選択
    する手段と を具えたことを特徴とする位相同期信号発生器。
JP2169946A 1990-06-26 1990-06-29 位相同期信号発生器 Pending JPH0461423A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2169946A JPH0461423A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 位相同期信号発生器
US07/718,254 US5220201A (en) 1990-06-26 1991-06-20 Phase-locked signal generator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2169946A JPH0461423A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 位相同期信号発生器

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