JPH0461254A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0461254A
JPH0461254A JP2170801A JP17080190A JPH0461254A JP H0461254 A JPH0461254 A JP H0461254A JP 2170801 A JP2170801 A JP 2170801A JP 17080190 A JP17080190 A JP 17080190A JP H0461254 A JPH0461254 A JP H0461254A
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智仁 奥平
Yoshiki Okumura
奥村 喜紀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フィールドシールド分離構造における分離
領域の接合耐圧を向上し得る構造およびその製造方法に
関するものである。
[従来の技術] 従来、半導体集積回路において、素子の分離力法の1つ
としてpn接合の逆バイアス時の高抵抗を利用したフィ
ールドシールド法か用いられている。第9図は、従来の
フィールドシールド法によるMO8hラントランジスタ
構造の断面構造図である。本図においては互いに隣接す
る2つのMOSトランジスタ2.2をフィールドシール
ド分離10を用いて絶縁分離した状態を示している。M
OSトランジスタ2はp型シリコン基板1表面にゲート
絶縁膜3を介し、て形成されたゲート電極4と、p型シ
リコン基板1表面中に所定の間隔を隔てて形成された1
対のソース・ドレイン領域5゜5とを備えている。ゲー
ト電極4のL部表面および側部表面は各々上部絶縁層6
aおよび側部絶縁層6bにより覆われている。フィール
ドシールド分離10は互いに隣接するMOSトランジス
タ2.2の各々のソース・ドレイン領域5.5に挟まれ
たp型シリコン基板1表面仙域にシールドゲート絶縁層
]1を介して形成されたフィールドシールド電極層12
を備えている。このフィールドシールド電極層12はM
OS)ランジスタ2が形成される領域の周囲を取囲んで
形成されでいる。また、フィールドシールドゲート電極
12の上部表面および側部表面は各々上部絶縁層1,3
aおよび側部絶縁層]−3bに覆われている。
次に、フィールドシールド分離1〔]の動作について説
明する。第10図は、従来のフィールドシールド分離の
動作説明図である。フィールドシールド分離10は相互
に隣接するMOS)ランジスタのn“ ソー・ス・ドレ
イン領域5.5と、シールドゲート絶縁層1]およびフ
ィールドシールド電極層]2とによってトランジスタ構
造を構成している。そして、フィールドシールドゲート
電極12には負の電圧が印加され、それによ−】てこの
トランジスタが逆バイアスされたことになり、シールド
ゲート絶縁層11直下に正孔が誘起され、2一つのr−
、゛ ソース・ドレイン領域5.5間のp型シリコン基
板1の表面領域がp型からp゛領域6になる。このため
に、隣接するMOSトランジスタ間に111p“n゛構
造構成され、両MOSトランジスタ間の絶縁分離が達成
される。
この、フィールドシールド分離構造は、分離領域に数千
人のシリコン酸化膜を形成し7、分離部分のしきい値電
圧を高<シ、て基板表面にn型反転層が生じるのを防ぐ
、いわゆるLOGO8(Local  0xidati
on  of  5ili、c。
n)法と比較し2て装置全体を平坦に形成することがで
きるという利点を有している。
次に、第9図に示されるフィールドシールド分離を有す
る半導体装置の製造方法について説明する。第11A図
ないし第11E図は、第9図に示す半導体装置の製造工
程断面図である。1まず、第1.1A図に示すように、
p型半導体基板1表面を熱酸化し、膜厚数十人のシリコ
ン酸化膜22を形成する。さらに、シリコン酸化膜22
表面上に膜厚数千人程度のポリシリコン層23および膜
厚数千A程度の酸化膜24を順次CVD(Cherni
cal  Vapor  Deposition)法を
用いて堆積する。酸化膜24の表面上にレジスト21を
塗布し、リソグラフィ法およびエツチング法を用いて所
定の形状にパターニングする。
次に、第11B図に示すように、パターニングされたレ
ジスト21をマスクとして酸化膜24、ポリシリコン層
23および熱酸化膜22を順次ノ<ターンニングし、M
OSトランジスタのゲート絶縁膜3、ゲート電極4、上
部絶縁層6aと、フィールドシールド分離のシールドゲ
ート絶縁層11、フィールドシールド電極、@]、2お
よび上部絶縁層13aを形成する。
さらに、策11C図に示すように、レジスト21を除去
した後、p型シリコン基板1表面上に高温酸化膜29を
膜厚数千人程度堆積する。
さらに、第11D図に示すように、異方性エツチングを
用いて高温酸化膜29を選択的にエツチング除去し、ゲ
ート電極4およびフィールドシールド電極層12の側壁
に側壁絶縁層6b、13bを形成する。
その後、第11. E図に示すように、−」二部絶縁層
6 az 13 aおよび側壁絶縁層6b、13bに被
覆されたゲート電極4およびフィールドシールド電極@
12をマスクとしてp型シリコン基板〕表面にリンイオ
ン30をイオン注入し、n (−ソース・ドレイン領域
5.5を形成する。以上の工程によりフィールドシール
ド分離を備えた半導体装置が製造される。
[発明が解決しようとする課題] 再び第10図を参照して、従来のフィールドシールド分
離においては、MOS)ランジスタのソース・ドレイン
領域5と分離領域との間にn″p゛p゛接合されている
。このような高濃度のpn接合領域においては、空乏層
の広がりが抑制されるため接合耐圧が低くなるという問
題があった。
したがって、この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、分離領域における接合耐圧の高
いフィールドシールド分離構造を有する半導体装置およ
びその製造方法を提供することを目的とする。
なお、この発明に関連する従来技術として、たとえばフ
ィールドシールド分離のしきい値電圧を高めるために隣
接するMOSトランジスタのゲート絶縁膜よりも厚いシ
ールドゲート絶縁膜を介してシールド電極を設けたフィ
ールドシールド分離構造が特開昭62−244163号
公報に、あるいは斜め回転イオン注入法によるLDD構
造の製造方法が特開昭61−258475号公報などに
示されている。
1課題を解決するための手段] この発明による半導体装置は、半導体素子が形成される
複数の素子形成領域と、この素子形成領域の周辺を取囲
んで各素子形成領域間を絶縁分離する素子分離領域とを
有する第1導電型の半導体基板と、素子形成領域上にゲ
ート絶縁層を介して所定の方向に延びて形成されたゲー
ト電極と、ゲート電極の側壁に沿って半導体基板表面に
形成された相対的に低濃度の第2導電型を有する第1不
鈍物領域と、その1辺が第1不純物領域に接(2、かつ
ゲート電極と素子分離領域とに囲まれた半導体基板表面
領域に形成された相対的に高濃度の第2導電型を有する
第2不純物領域と、素子形成領域を取囲む素子分離領域
に位置する半導体基板の主表面上に形成されたシールド
ゲート絶縁層と、このシールドゲート絶縁層の表面上に
形成されたフィールドシールドゲート電極層とを備えて
いる。
そして、請求項]にかかる半導体装置は、素子分離領域
と素子形成領域との境界に沿って半導体基板の表面領域
に形成され、かつ第2不純物領域より低濃度の第2導電
型を有する第3不純物領域を形成するとともに、シール
ドゲート絶縁層の膜厚をゲート絶縁層の膜厚より大きく
構成していることを特徴としている。
また、請求項2にかかる半導体装置は、素子分離領域と
素子形成領域との境界に沿って半導体基板の表面領域に
形成され、かつ半導体基板よりも低濃度の第1導電型を
有する第3不純物領域を形成するとともにシールドゲー
ト絶縁層の膜厚をゲート絶縁層と等し、く構成している
ことを特徴J、シている1、 請求項:3にかかる発明は、L D D構造を有するM
OS)ランジスタと、その周囲を取囲んて絶縁分離する
フィールドシールド電極を有する素子分離領域とを備え
た半導体装置の製造方法であって、以下の工程を備えて
いる。
まず、第1導電型の半導体基板表面の素子分離領域とな
るべき位置に所定の膜厚を有するシールドゲート絶縁層
を選択的に形成し、さらに半導体基板の主表面上にシー
ルドゲート絶縁層より膜厚の小さいゲート絶縁層を形成
する3、次に、シールドゲート絶縁層およびゲート絶縁
層の表面中に多結晶シリコン層および第1絶縁層を形成
し、パターンニングすることによってゲート電極および
シールドゲート電極層を形成する。次に、ゲート電極お
よびフィールドシールド電極層をマスクとして半導体基
板中に斜め回転イオン注入法を用いて第2導電型不純物
イオンをイオン注入して相対的に低濃度の不純物領域を
形成する。さらに、ゲート電極およびフィールドシール
ド電極層の側壁に側壁絶縁層を形成する。そして、側壁
絶縁層が形成されたゲート電極およびフィールドシール
ド電極層をマスクとして半導体基板表面にほぼ鉛直力向
に第2導電型の不純物イオンをイオン注入することによ
り、半導体基板の主表面中に相対的に高濃度の不純物領
域を特徴する 請求項4にかかる半導体装置の製造方法は以下の工程を
備えている。
まず、第1導電型の半導体基板表面の素子分離領域とな
るべき位置に所定の膜厚を有するシールドゲート絶縁層
を選択的に形成し、さらに半導体基板の主表面上にシー
ルドゲート絶縁層より膜厚の小さいゲート絶縁層を形成
する。次に、シールドゲート絶縁層およびゲート絶縁層
の表面上に多結晶シリコン層および第1絶縁層を形成し
、パタニングすることによってシールドゲート電極層を
形成する。その後、フィールドシールド電極層の側壁に
第1側壁絶縁層を形成する。さらに、シールドゲート絶
縁層の表面上に多結晶シリコン層および第2絶縁層を形
成し、バターニングすることによってゲート絶縁層表面
りにゲート電極を形成する1、次に、ゲート電極および
第1−側壁絶縁層か形成されたフィールドシールド電極
層をマスクとして斜め回転イオン注入法を用いて半導体
基板中に第2導電型の不純物イオンをイオン注入し、相
対的に低濃度の不純物領域を形成する。さらに、ゲート
電極およびフィールドシールド電極層の側壁に第2側壁
絶縁層を形成する。そし、て、第2側壁絶縁層が形成さ
れたゲート電極およびフィールドシールド電極層をマス
クとして半導体基板1−表面に対してほぼ鉛直方向に第
2導電型の不純物イオンをイオン注入することにより半
導体基板の士。
表面中に相対的に高濃度の不純物領域を特徴する請求項
5にかかる半導体装置の製造方法は、以下の工程を備え
ている。
第1導電型の半導体基板の主表面上に第1絶縁層、多結
晶シリコン層、第2絶縁層を形成し、所定の形状にパタ
ーンニングすることによってMOSトランジスタのゲー
ト電極およびフィールトシ−ルド電極層を形成する。次
に、デーl−電極およびフィールドシールド電極層をマ
スクとして斜y)回転イオン注入法を用い′C半導体基
板の主表面1,6第2導電型の不純物イオンをイオン注
入し1、半導体基板の主表面に半導体基板より低濃度の
第1導電型不純物領域を形成する1、さらに、フィール
ドシールド電極j−の少なくとも側壁部に所定の膜厚を
有するマスク層を形成(7、このマスク層に覆われたフ
ィールドシールド電極層およびケート電極をマスクとし
1て斜め回転fオン注入法を用いて第2導電型の不純物
イオンをイオン注入し半導体基板の主表面に相対的に低
濃度の第2導電型の不純物領域を形成する。その後、マ
スク層を除去した後、ゲート電極およびフィールドシー
ルド電極層の側壁に側壁絶縁層を形成する。そl、て、
側壁絶縁層が形成されたゲート電極およびフィールドシ
ールド電極層とをマスクとして半導体基板の主表面に対
(7はぼ鉛直方向に第2導電型の不純物1′オンをイオ
ン注入することにより、半導体基板の主表面中に相対的
に高濃度の不純物領域を形成寝る6、L作用1 この発明による半導体装置においては、フィールドシー
ルド分離の動作時においてフィールドシールド電極I―
の両側に位置4′る高濃度の第2不純物領域の周縁に低
濃度イく続物領域を形成し、でいる。、そして、この低
濃度不純物領域によ)てフィールドシールド電極層直下
°の基板領域と高濃度の第2不純物領域との接合部分に
形成される空乏層の幅が拡大して接合耐圧の増大が図ら
れる。そして、この空乏層の幅を拡大させるために2・
つの方法か取られている。
ます、請求項1−に係る半導体装置はシールドゲート絶
縁層を比較的厚く形成し7、フィールドシールド電極層
面ドの基板領域に誘起される不純物領域の濃度を低下さ
せ、同時に高濃度の第2不純物領域の周縁に第2導電型
の比較的低濃度の不純物領域を形成している3、これに
より、分離領域の近傍での接合部における空乏層幅をこ
の第2導電型の低濃度不純物領域側に拡大φ゛ることに
より接合耐圧を増大させる、。
また、請求項2にかかる半導体装置においこ(、j2、
:・・−ルト゛ゲート絶縁層の膜厚を隣接憬るへ、40
Sト−7二ンスタのゲート絶縁層、と等(、くするこ上
I、゛より製造−プロセスの簡略化を図るとともに1.
′%am”の第2導電型の第2不純物領域の周M1.:
、形成4る不純物領域を基板と同(1,導電型でかつ基
板より低a度に設定することにより空乏層の幅を拡大し
、ている。
また、請求項3にかかる半導体装置の製造スフ法におい
では、この分離領域近傍での接合部の電界緩和用の低濃
度不純物領域を形成するために、隣接するMOSトラン
ジスタのLDD構造の低濃度不純物領域の形成プロセス
を流用し′τ゛いる。そして、斜め回転イオン注入法を
用いることによりMOSトランジスタの低濃度不純物領
域をゲート直下の基板表面に潜り込ませると同時に、フ
ィールドシールド電極直下の基板領域にこの電界緩和用
低a麿不純物領域の一部を潜り込まゼることができる5
つ また、請求項4にかかる半導体装置の製造17法1こお
い゛ごは、フィール)Zン−ルドゲー)・電極層の側壁
にのみ第1の側壁絶縁層を形成し5た状態においこ゛、
廣接d−るMO8l−ランン゛スタのLDD構造の低濃
度不純物領域形成のためのイオン注入を斜め回転イオン
注入法を用いて行なうことにより、ゲート電極IJ¥ド
にLDD構造の低濃度不純物領域の一部を潜り込ませる
と同時に、フィールドシールド分離領域においては電界
緩和用の低濃度不純物領域をフィールドシールド電極層
から距離を隔て形成11、オフセット構造を構成してい
る。
さ八に、請求項5にかかる半導体装置の製造方法におい
ては、ra接するMOSトランジスタのゲト絶縁層とフ
ィールド′ンールド分離のシールドゲート絶縁層ノーを
同一プロセスにより等しい膜厚で形成しでいる。そして
、分離領域近傍での電界緩和用の低濃度不純物領域は斜
め回転イオシ注入法を用いて基板と反対の導電型の不純
物イオンをカウシタドーブすることにより、基板より低
濃度の不純物領域を形成している。このカウンタドーピ
ングにより電界緩和用の不純物領域の濃度が最適値に設
定される。
「実施例」 以下、この発明の実施例についC図を用いて説明する。
この発明の策1の実施例による半導体装置が第1A図お
よび策IB図に示されている。第1A図は、フィールド
シールド分離により絶縁分離された1対のMOSトラン
ジスタを含む半導体装置の断面構造図であり、第1B図
は、第1A図の平面構造図である。両図を参照して、相
互に隣接するkiOSトランジスタ2.2の間にはこの
発明によるフィールドシールド分離10が形成されてい
る。
フィールドシールド分離構造10はp全シリコン基板1
表面上に膜厚400〜500人程度のシー程度ゲート絶
縁膜(酸化膜)11と、その表面上に形成された膜厚3
000人程度0多結晶シリコンからなるフィールドシー
ルド電極層12とを備えている。フィールドシールドゲ
ート電極層コ2の」一部表面は膜厚2000人程度0酸
化膜からなるF部絶縁層13aに覆われ、またフィール
ドシールドゲート電極12およびシールドゲート絶縁膜
11の側壁には同し′く酸化膜からなる膜厚3(〕00
A程度の側壁絶縁層]、 3 bに覆われCいる。、さ
らに、隣接するMOSトランジスタ2のIビソース・ド
レイン領域5bs5bの周縁部には低濃度(ユ10 ’
 ” /”” e m 3)のn−不純物領域」4.4
4か形成されている。この電界緩和用のn  不純物領
域14.14は、隣接rるへ・10s)クンジスタ2の
低濃度n゛ ソース−ドレイン領域5 aと等しい濃度
を有し7ている。。
次に、フィールドシールド分離の動作状態に−)いて説
明する。第2図は、フィールドシールド分離構造の動作
状態を説明するための動作説明図である。第2図を参照
して、今、p型シリコン基板]に−2,5V、一方の〜
10Sトランジスタのソース・ドレイン領域5bに0■
、他力のMO8I=ランジスタのソース・ドレイン領域
5bに+−3V 。
フィールドシールド電極層]2にo)、2の電圧が各々
印加された状態を設定する。、この状態において、フィ
ールドシールトゲ−ト電極層12直下の基板表面にはp
°不純物領域]、、6(ili度ユ1018crn”)
が誘起される。また、p型シリコン基板1とソース・ド
レイン領域5bおよび11″ 不純物領域14との接合
部分には空乏層1−5が生成される。空乏層15はとく
にn−不純物領域1−4、〕4近傍においてその幅が広
く形成されている。し。
たかって、分離領域に位置するp゛領域16と隣接する
n″′′ソースレイン領域51:)、5bとの間には幅
の広い空乏層15が介在することになる。
この拡大された空乏層」5の存在によって分離領域近傍
でのn″p゛接合部分の電界を緩和し接合耐圧を向上さ
せる。
次に、第1A図に示す半導体装置の製造方法について説
明する。第3A図ないし第3G図は、第1A図に示す半
導体装置の製造工程断面図である。
まず、第3A図に示すように、p全シリコン基板1表面
上に窒化膜20を形成する。さらに、窒化膜20の表面
上にレジスト21を塗布し2、素子分離領域となるべき
領域にのみ開口部を有する形状にパターニングする。
次に、第3B図に示すように、レパノストバクーン21
−をマスクとして窒化膜20を選択的に除去する。その
後、レジスト21を除去する。次に、窒化膜2.0をマ
スクとして■)型シリコン基板1表面を熱酸化処理する
。、この熱酸化処理により、素子分離領域となるべき1
〕型シリコン基板1表面上に膜厚・400〜500人程
度のシー程度ゲ−ト絶縁層11が形成される。
さらに、第3C図に示すように、窒化膜20を除去した
後、p型シリコン基板1表面を熱酸化処理[7、膜厚1
−00人程度の熱酸化膜212を形成する。熱酸化膜2
2およびシールドゲート絶縁層11の表面上にCVD法
を用いて膜厚3000人程度0多結晶シリコン層23お
よび膜厚200OA程度の酸化膜24を堆積する。
さらに、第3D図に示すように、酸化膜24表面上にレ
ジスト25を塗布し、所定の形状にパタニングする。3
そして、パターニングされたレジスト25をマスクとし
て酸化膜24、多結晶シリコン層23を順次エツチング
によりバターニングし、MO8hランジスタのゲート電
極4、)−、部絶縁層6aおよびフィールドシールド分
離のフィー・ルドシールドゲート電極1.2および上部
絶縁膜13aを形成する。
さらに、第3E図に示すように、レジスト25を除去し
た後、ゲート電極4およびフィールドシールドゲート電
極12などをマスクとしてリン(P)イオン26をp型
シリコン基板1表面に斜め回転イオン注入法を用いてイ
オン注入する。この斜め回転イオン注入法とは、イオン
の照射方向に対してシリコン基板を所定の角度に傾けて
かつ基板の主表面を含む平面内において自転、公転運動
を行なわせながら不純物イオンを所定の注入エネルギで
注入する方法である。この斜め回転イオン注入法によっ
てp型シリコン基板表面には10B / c m 3程
度の濃度を有するn−不純物領域]−4が形成される。
斜め回転イオン注入法を用いることによって、n−不純
物領域14の一部をゲート電極4およびフィールドシー
ルドゲート電極12の下部に潜り込ませることができる
。このn−不純物領域14は後−1程において各々MO
Sトラ〉ジスタのn−ソース・ドレイン領域5 a a
:: ”yイールドシールド分離構造における電界緩和
のためのn−不純物領域14とに構成さオ′する。
さらに、第3F図に示すよ・うに、p型シリコン基板1
表面上の全面にCVD法を用いて酸化膜を形成した後、
この酸化膜を異方性エツチングにより選択的に除去する
。この工程によりゲート電極4の側壁に側壁絶縁層6b
が形成され、またフィールドシールドゲート電極12の
側壁に側壁絶縁層13bが形成される。
その後、第3G図に示すように、側壁絶縁層6b、13
bに覆われたゲート電極4およびフィールドシールドゲ
ート電極12をマスクとしてp型シリコン基板1表面に
リンイオン26が基板表面に対してほぼ鉛直方向にイオ
ン注入される。このイオン注入工程により不純物濃度が
to2G/am3程度のn゛ソースドレイン領域5b、
5bか形成される。
以上の工程により第1A図に示される半導体装置が製造
される。
次に、この発明の第2の実施例に−)いて説明する。第
4図は、第2の実施例によるフィールドシールド分離構
造の断面構造図である。この第2の実施例によるフィー
ルドシールド分離構造は、電界緩和のためのn−不純物
領域14が、フィールドシールドゲート電極12に対し
てオフセットされた構造を有していることを特徴とし5
ている。また、シールドゲート絶縁層11の膜厚は第1
の実施例と同様に隣接するMO8hランジスタのゲート
絶縁層3よりも厚く形成されている。そして、この第2
の実施例においてもn−不純物領域14が接合近傍での
空乏層の広がりを助長することにより接合耐圧の増大を
図ることができる。
次に、第2の実施例における半導体装置の製造方法につ
いて説明する。第5八図ないし第5G図は、第4図にお
ける半導体装置の製造工程断面図である。
第5八図ないし第5C図に示す工程は、第1の実施例に
おける第3八図ないし第3C図に示す工程と同様である
ので、ここでの説明を省略する。
次に、第5D図に示すように、酸化膜24の表面上にレ
ジスト25を塗布し、所定の形状にパターンニングする
。そして、レジスト25をマスクとして酸化膜24、多
結晶シリコン層23を所定の形状にパターンニングして
フィールドシールドゲート電極12およびその上部絶縁
層1.3 aを形成する。
さらに、第5E図に示すように、レジスト25を除去し
た後、基板上の全面に酸化膜を堆積し、異り性エツチン
グを用いてこの酸化膜を選択的に除去する。この工程に
よりフィールドシールドゲート電極]2の側壁に側壁絶
縁層1,3bが形成される。その後、再度第5C図およ
び第5D図に示す工程を行ない、今度はMOS)−ラン
ジスタのゲート電極4およびその上部絶縁層6aを形成
する。
さらに、側壁絶縁層13bを備えるフィールドシールド
ゲート電極12およびゲート電極4をマスクとして斜め
回転イオン注入法を用いてたとえばリンイオン26を注
入エネルギ100〜200にeV、ドーズ量IX 10
” 7’cm2程度でイオン注入し1、低濃度のn−不
純物領域14を形成する。
さらに、第5F図に示すように、基板上の全面に酸化膜
を堆積した後、異方性エツチングを用いてこの酸化膜を
選択的に除去する。このエツチング工程によりフィール
ドシールドゲート電極12の側壁に位置する側壁酸化膜
13bの側壁にはさらに第2の側壁酸化膜1.3 cが
形成され、またゲート電極4の側壁には側壁絶縁層6b
が形成される。
その後、第5G図に示すように、第1および第2の側壁
酸化膜13b、13eに覆われたフィールドシールドゲ
ート電極12および側壁絶縁層6bに覆われたゲート電
極4をマスクとしてp型シリコン基板1表面にたとえば
ひ素(As)イオン27を注入エネルギ700keV、
ドーズ量1×10”/’cm2程度で基板表面に対して
ほぼ鉛直方向にイオン注入する。これによりMOSトラ
ンジスタのソース・ドレイン領域を構成する高濃度の0
1 ソース・ドレイン領域5bが形成される。
そして、この高濃度のn1ソース・ドレイン領域5bの
チャネル側に接続されるn”不純物領域がLDD構造の
低濃度不純物領域5aとなり、またn”ソース・ドレイ
ン領域5bの分離領域との境界側に接続される低1!変
不純物領域が電界緩和用のn″′不純物領域14となる
。以上の工程により第4図に示す半導体装置が製造され
る。
次に、この発明の第3の実施例について説明する。第6
図は、第3の例によるフィールドシールド分離を有する
半導体装置の断面構造図である。
この策3の実施例においては、第1の実施例に対して電
界緩和用のn−不純物領域14がフィールドシールドゲ
ート電極12に完全に覆われる位置に形成されているこ
とを特徴としている。この場合においても、低濃度のn
−不純物領域14の存在によって分離領域近傍の接合領
域における空乏層を拡大し接合耐圧を増大することがで
きる。
さらに、この発明の第4の実施例について説明する。第
7A図は、この第4の実施例によるフィールドシールド
分離を備えた半導体装置の断面構造図である。この第4
の実施例によるフィールドシールド分離10は、隣接す
るMOSトランジスタ2の高濃度のn゛ソースドレイン
領域5bとフィールドシールドゲート電極12との境界
に沿ってI〕型シリコン基板1表面に基板より低濃度の
p−一不純物領域14が形成されている。また、フィー
ルドシールド分離10のシールドゲート絶縁層11は隣
接するMOS)ランジスタ2のゲート絶縁層3と等しい
膜厚、たとえば100〜200人程度に形成程度ている
。このような構造の作用および効果を第7B図に示す動
作説明図を用いて説明する。第4の実施例におけるフィ
ールドシールド分離10は、第1の実施例に比べてシー
ルドゲート絶縁層11の膜厚が薄いため、フィールドシ
ールドゲート電極12近傍のp−一不純物領域14を第
1の実施例よりさらに低濃度層で構成し、このp−一不
純物領域14をすべて空乏化させることにより空乏層の
幅を拡大し、接合耐圧を増大させている。
次に、第7A図に示される半導体装置の製造工程につい
て説明する。第8八図ないし第8D11は、第7A図に
示される半導体装置の製造上程断面図である。
まず、第8A図に示すように、p型シリコン基板1表面
上に所定の形状のゲート絶縁膜3、ゲート電極4、上部
絶縁層6aおよびシールドゲート絶縁層11、フィール
ドシールド電極12、上部絶縁層13aを形成する。な
お、この製造方法は、従来の技術で説明した第1.LA
図および第11B図に示す工程と同様であるのでここで
の説明は省略する。次に、パターンニングされたゲート
電極4あるいはフィールドシールドゲート電極12など
をマスクとしてたとえばリンイオン26を斜め回転イオ
ン注入法を用いて基板表面にイオン注入する。このリン
イオン26をp型シリコン基板1に対してカウンタドー
ピングすることにより基板表面に低濃度のp−一不純物
領域14が形成される。このp−一不純物領域14はフ
ィールドシールドゲート電極12の下部にその一部が潜
り込むように形成される。
次に、第8B図に・ゴ々寸ように、基板表面上にし、・
シストを塗布した後、これをパターシニシグしてフィー
ルドシールド分離領域の周囲を取囲むよ・)にレジスト
パターン28を形成する5、そし、て、このレジストパ
ターン28およびゲート電極4、土部絶縁層68などを
マスクとしてリンイオン26を斜め回転イオン注入法に
よりイオン注入し、基板表面に低濃度のn〜不純物領域
5asDaを形成する。
さらに、第8C図に示すように、レジスト28.21を
除去した後、基板表面上に高温酸化膜を全面に厚く堆積
し、これを異方性エツチングすることによってゲート電
極4およびフィールドシールドゲート電極12の側壁に
側壁絶縁層6b、13bを形成する。
そして、第8D図に示すように、側壁絶縁層6b、13
bに覆われたゲート電極4およびフィールドシールドゲ
ート電極12をマスクとしてたとえばひ素イオシ27を
基板表面に対し、てほぼ鉛直方向にイオン注入り高濃度
のn゛ソースドし・イン領域5b、5bを形成する1、
以上により第′7′へ図に示′4−v導体装置か製造さ
れる。。
このように、この発明においては、フィールドシールド
ゲート電極12の境界に沿ってかつ隣接MOSトランジ
スタの高濃度不純物領域に接し、て低濃度不純物領域を
形成し、さらにシールドゲート絶縁膜の膜厚とこの低濃
度不純物領域との濃度の関係を相互に調整することによ
り、フィールドシールド分離領域でのソース・ドレイン
領域との間の接合耐圧を向」ニさせている。たどえば、
シールドゲート絶縁層11の膜厚を相対的に薄<ツる場
合には低濃度不純物領域の濃度を基板濃度よりさらに低
下させることによりこの領域での空乏層の拡大幅を増大
し、また逆にシールドゲート絶縁層11の膜厚を厚くす
る場合には、低濃度領域の濃度を相対的に高めて空乏層
の拡大幅を調整している。これによってフィールドシー
ルド分離領域に構成される接合部分の接合耐圧を向上(
7て、分離特性を高めている。
なお、上記実施例においてはp型シリコン基板を用いた
例について説明したが、これに限定されることなく、た
とえばn型シリコン基板を用いた場合に−)いても不純
物の導電型を逆転させることによって同様の効果を得る
ことができる。
[発明の効果] このように、フィールドシールド分離を有する半導体装
置において、隣接するMOSトランジスタのソース・ド
レイン領域との接合領域近傍に低濃度不純物領域、たと
えば請求項1にかかる発明においてはソースφドレイン
領域と同じ導電型の低濃度不純物領域を形成し2、また
請求項2にかがる発明においては基板と同じ導電型を有
する低濃度の不純物領域を構成し、かっこの低濃度不純
物領域の濃度に合わせてシールドゲート絶縁層の膜厚を
調整することにより接合領域での接合耐圧が向上した分
離特性に優れるフィールドシールド分離を有する半導体
装置を実現することができる。
また、請求項3にかかる半導体装置の製造方法において
は、斜め回転イオン注入法を用いて隣接MOSトランジ
スタのLDDを構成する低濃度不純物領域形成プロセス
を利用してフィールドシールド分離領域近傍に低濃度不
純物領域を形成するようにしたので、新たな製造工程を
増加することなく分離領域の接合耐圧に優れた半導体装
置を製造することができる。
また、請求項4にかかる半導体装置の製造方法において
は、フィールドシールドゲート絶縁層の側壁に二重の側
壁絶縁層を形成することにより低濃度不純物領域をフィ
ールドシールドゲート電極層に対してオフセットされた
領域に形成することにより接合耐圧の向上しまたフィー
ルドシールド分離を有する半導体装置の製造方法を実現
することができる。。
さらに、請求項5にかかる半導体装置の製造方法におい
ては、斜め回転イオン注入法を用いてかつ基板に対し5
てカウンタドーピングを行なうことによって低濃度不純
物領域を形成するように構成したので、上記と同様に接
合耐圧に優れる分離を有づ゛る半導体装置を製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、この発明の第1の実施例1こよるフィール
ドシールド分離を有する半導体装置の断面構造図であり
、第1B図は、その平面構造図である。策2図は、第1
A図におけるフィールドシールド分離の動作説明図であ
る。第3A図、第3B図、第3C図、第3D図、第3E
図、第3F図および第3G図は、第1A図に示す半導体
装置の製造上程断面図である。 第4図は、この発明の第2の実施例によるフィールドシ
ールド分離を備えた半導体装置の断面図である。第5A
図、第5B図、第5C図、第51〕図、第5E図、第5
F図および第5G図は、第4図に示す半導体装置の製造
工程断面図である。 第6図は、この発明の第3の実施例によるフィールドシ
ールド分離を備えた半導体装置断面構造図である。 第7A図は、この発明の第4の実施例によるフィールド
シールド分離を備えた半導体装置の断面構造図である。 第7B図は、第7A図に示すフィールドシールド分離の
動作説明図である。第8A図、第8B図、第8C図およ
び第81)図は、第′ン′へ図に小す半導体装置の製造
l−程断面図である。 第9図は、従来のフィー・ルドシールド分離を有する半
導体装置の断面構造図である。、第10図は、第9図に
示すフィールドジー・ルド分離の動作説明図である。第
11.、 A図、第11 B図、第11C図、第11D
図および第1. I E図は、第9図に示V半導体装置
の製造J、程断面図である。 図において、1はp型シリコン基板、2はMOSトラン
ジスタ、3はゲート絶縁膜、4はゲート電極、5はソー
ス・ドレイン領域であり、5aはソース・ドレイン領域
のn−不純物領域、5bは同じくn″ソース・ドレイン
領域、68% 13 aは上部絶縁層、6b、13b、
1.3eは側部絶縁層、10はフィールドシールド分離
、1.1はシールドゲート絶縁層、12はフィールドシ
ールトゲ−4電極、20は窒化膜、21.25はレジス
ト、22.24は酸化膜、23は多結晶シリコン層、2
6はリンイオン、27はひ素イオンを各々示している。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 も2図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体素子が形成される複数の素子形成領域と、
    前記素子形成領域の周辺を取囲んで前記各素子形成領域
    間を絶縁分離する素子分離領域とを有する第1導電型の
    半導体基板と、 前記素子形成領域上にゲート絶縁層を介して所定の方向
    に延びて形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の側
    壁に沿って前記半導体基板表面に形成された相対的に低
    濃度の第2導電型を有する第1不純物領域と、 その1辺が前記第1不純物領域に接し、かつ前記ゲート
    電極と前記素子分離領域とに囲まれた前記半導体基板表
    面領域に形成された相対的に高濃度の第2導電型を有す
    る第2不純物領域と、前記素子分離領域と前記素子形成
    領域との境界に沿って前記半導体基板の表面領域に形成
    され、かつ前記第2不純物領域より低濃度の第2導電型
    を有する第3不純物領域と、 前記素子形成領域を取囲む前記素子分離領域に位置する
    前記半導体基板の主表面上に形成され、前記ゲート絶縁
    層よりも大きい膜厚を有するシールドゲート絶縁層と、 前記シールドゲート絶縁層の表面上に形成されたフィー
    ルドシールドゲート電極層とを備えた、半導体装置。
  2. (2)半導体装置が形成される複数の素子形成領域と、
    前記素子形成領域の周辺を取囲んで前記各素子形成領域
    間を絶縁分離する素子分離領域とを有する第1導電型の
    半導体基板と、 前記素子形成領域上にゲート絶縁層を介して所定の方向
    に延びて形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の側
    壁に沿って前記半導体基板表面に形成された相対的に低
    濃度の第2導電型を有する第1不純物領域と、 その1辺が前記第1不純物領域に接し、かつ前記ゲート
    電極と前記素子分離領域とに囲まれた前記半導体基板表
    面領域に形成された相対的に高濃度の第2導電型を有す
    る第2不純物領域と、前記素子分離領域と前記素子形成
    領域との境界に沿って前記半導体基板の表面領域に形成
    され、かつ前記半導体基板より低濃度の第1導電型を有
    する第3不純物領域と、 前記素子形成領域を取囲む前記素子分離領域に位置する
    前記半導体基板の主表面上に形成され、前記ゲート絶縁
    層と等しい膜厚を有するシールドゲート絶縁層と、 前記シールドゲート絶縁層の表面上に形成されたフィー
    ルドシールドゲート電極層とを備えた、半導体装置。
  3. (3)LDD構造を有するMOSトランジスタと、その
    周囲を取囲んで絶縁分離するフィールドシールド電極を
    有する素子分離領域とを備えた半導体装置の製造方法で
    あって、 第1導電型の半導体基板表面の素子分離領域となるべき
    位置に所定の膜厚を有するシールドゲート絶縁層を選択
    的に形成する工程と、 前記半導体基板の表面上に前記シールドゲート絶縁層よ
    り膜厚の小さいゲート絶縁層を形成する工程と、 前記シールドゲート絶縁層および前記ゲート絶縁層の表
    面上に多結晶シリコン層および第1絶縁層を形成しパタ
    ーンニングすることによって前記ゲート絶縁層表面上に
    ゲート電極を形成すると同時に、シールドゲート絶縁層
    表面上にフィールドシールド電極層を形成する工程と、 前記ゲート電極および前記フィールドシールド電極層を
    マスクとして前記半導体基板をその主表面内で回転させ
    るとともに第2導電型の不純物イオンを前記半導体基板
    の主表面に対して斜め方向にイオン注入することにより
    前記半導体基板の主表面中に相対的に低濃度の不純物領
    域を形成する工程と、 前記ゲート電極および前記フィールドシールド電極層の
    側壁に側壁絶縁層を形成する工程と、前記側壁絶縁層が
    形成された前記ゲート電極および前記フィールドシール
    ド電極層をマスクとして前記半導体基板の主表面に対し
    ほぼ鉛直方向に第2導電型の不純物イオンをイオン注入
    することにより前記半導体基板の主表面中に相対的に高
    濃度の不純物領域を形成する工程とを備えた、半導体装
    置の製造方法。
  4. (4)LDD構造を有するMOSトランジスタと、その
    周囲を取囲んで絶縁分離するフィールドシールド電極を
    有する素子分離領域とを備えた半導体装置の製造方法で
    あって、 第1導電型の半導体基板表面の素子分離領域となるべき
    位置に所定の膜厚を有するシールドゲート絶縁層を選択
    的に形成する工程と、 前記半導体基板の主表面上に前記シールドゲート絶縁層
    より膜厚の小さいゲート絶縁層を形成する工程と、 前記シールドゲート絶縁層および前記ゲート絶縁層の表
    面上に多結晶シリコン層および第1絶縁層を形成し、パ
    ターンニングすることによって前記シールドゲート絶縁
    層表面上にフィールドシールド電極層を形成する工程と
    、 前記フィールドシールド電極層の側壁に第1側壁絶縁層
    を形成する工程と、 前記シールドゲート絶縁層の表面上に多結晶シリコン層
    および第2絶縁層を形成し、パターニングすることによ
    って前記ゲート絶縁層表面上にゲート電極を形成する工
    程と、 前記ゲート電極および前記第1側壁絶縁層が形成された
    前記フィールドシールド電極層をマスクとして前記半導
    体基板をその主表面内で回転させるとともに第2導電型
    の不純物イオンを前記半導体基板に主表面に対して斜め
    方向にイオン注入することにより前記半導体基板の主表
    面中に相対的に低濃度の不純物領域を形成する工程と、 前記ゲート電極および前記フィールドシールド電極層の
    側壁に第2側壁絶縁層形成する工程と、前記第2側壁絶
    縁層が形成された前記ゲート電極および前記フィールド
    シールド電極層とをマスクとして前記半導体基板の主表
    面に対しほぼ鉛直方向に第2導電型の不純物イオンをイ
    オン注入することにより、前記半導体基板の主表面中に
    相対的に高濃度の不純物領域を形成する工程とを備えた
    、半導体装置の製造方法。
  5. (5)LDD構造を有するMOSトランジスタと、その
    周囲を取囲んで絶縁分離するフィールドシールド電極層
    を有する素子分離領域とを備えた半導体装置の製造方法
    であって、 第1導電型の半導体基板の主表面上に第1絶縁層、多結
    晶シリコン層、第2絶縁層を形成し、所定の形状にパタ
    ーンニングすることによって前記MOSトランジスタの
    ゲート電極および前記フィールドシールド電極層を形成
    する工程と、 パターンニングされた前記ゲート電極および前記フィー
    ルドシールド電極層をマスクとして前記半導体基板をそ
    の主表面内で回転させるとともに第2導電型の不純物イ
    オンを前記半導体基板の主表面に対して斜め方向にイオ
    ン注入することにより前記半導体基板の主表面中に前記
    半導体基板より低濃度の第1導電型不純物領域を形成す
    る工程と、 前記フィールドシールド電極層の少なくとも側壁部に所
    定の膜厚を有するマスク層を形成する工程と、 前記ゲート電極および前記マスク層に覆われた前記フィ
    ールドシールド電極層をマスクとして、前記半導体基板
    をその主表面内で回転させるとともに第2導電型の不純
    物イオンを前記半導体基板の主表面に対して斜め方向に
    イオン注入することにより前記半導体基板の主表面中に
    相対的に低濃度の第2導電型の不純物領域を形成する工
    程と、前記マスク層を除去した後、前記ゲート電極およ
    び前記フィールドシールド電極層の側壁に側壁絶縁層を
    形成する工程と、 前記側壁絶縁層が形成された前記ゲート電極および前記
    フィールドシールド電極層とをマスクとして前記半導体
    基板の主表面に対しほぼ鉛直方向に第2導電型の不純物
    イオンをイオン注入することにより、前記半導体基板の
    主表面中に相対的に高濃度の不純物領域を形成する工程
    とを備えた、半導体装置の製造方法。
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