JPH0294455A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0294455A JPH0294455A JP63247672A JP24767288A JPH0294455A JP H0294455 A JPH0294455 A JP H0294455A JP 63247672 A JP63247672 A JP 63247672A JP 24767288 A JP24767288 A JP 24767288A JP H0294455 A JPH0294455 A JP H0294455A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/70—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
- H01L21/71—Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
- H01L21/76—Making of isolation regions between components
- H01L21/765—Making of isolation regions between components by field effect
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は半導体装置に関し、特に共通基板に1し成さ
れた素子を分離するフィールドシールド(Field
5hield)分離を用いた半導体装置に関するもの
である。
れた素子を分離するフィールドシールド(Field
5hield)分離を用いた半導体装置に関するもの
である。
[従来の技術]
従来、半導体素子間の素子分離方法として、たとえば特
開昭62−190869号公報などに示されているLO
GOS (Loca l Ox 1dation
of 5ilicon)法を使用するのが一般的であ
った。
開昭62−190869号公報などに示されているLO
GOS (Loca l Ox 1dation
of 5ilicon)法を使用するのが一般的であ
った。
第6図はこのLOGOS法を用いた素子分離の構造を示
す断面図である。
す断面図である。
図において、p型の半導体基板51の主面に活性領域を
規定すべく、所定間隔でもって分離酸化膜52a、52
bが形成されている。活性R/!域には所定間隔でもっ
てn+の不純物領域54a、54bが形成される。不純
物領域’54a、54bの間のチャンネル領域となる半
導体基板51の主面上には絶縁膜を介してゲート電極5
5が形成される。ゲート電極55を覆うように半導体基
板51の主面全面に層間絶縁膜56が形成される。層間
絶縁膜56上には配線層57が形成される。ゲート電極
55および不純物領域54a、54bは電界効果型トラ
ンジスタTr、を構成する。
規定すべく、所定間隔でもって分離酸化膜52a、52
bが形成されている。活性R/!域には所定間隔でもっ
てn+の不純物領域54a、54bが形成される。不純
物領域’54a、54bの間のチャンネル領域となる半
導体基板51の主面上には絶縁膜を介してゲート電極5
5が形成される。ゲート電極55を覆うように半導体基
板51の主面全面に層間絶縁膜56が形成される。層間
絶縁膜56上には配線層57が形成される。ゲート電極
55および不純物領域54a、54bは電界効果型トラ
ンジスタTr、を構成する。
このように分離酸化膜52a、52bはこのトランジス
タが形成される領域を他の活性領域と電気的に分離する
ために形成されるが、その分離酸化膜端部にはLOCO
S法にとって特有のバーズビーク53a、53bが形成
される。このバーズビーク53g、53bによって分離
酸化膜は、活性領域に対してC寸法分だけ食い込むこと
になる。
タが形成される領域を他の活性領域と電気的に分離する
ために形成されるが、その分離酸化膜端部にはLOCO
S法にとって特有のバーズビーク53a、53bが形成
される。このバーズビーク53g、53bによって分離
酸化膜は、活性領域に対してC寸法分だけ食い込むこと
になる。
これは、トランジスタのチャンネル幅方向に対して分離
酸化膜が形成されている場合、そのチャンネル幅の減少
ともとに電界効果型トランジスタのしきい値が高くなる
という狭チャンネル効果をもたらす。さらに活性領域へ
の食い込み寸法Cのために半導体装置の高集積化に伴う
微細な素子分離の適用にLOCOS法は限界を呈してい
た。
酸化膜が形成されている場合、そのチャンネル幅の減少
ともとに電界効果型トランジスタのしきい値が高くなる
という狭チャンネル効果をもたらす。さらに活性領域へ
の食い込み寸法Cのために半導体装置の高集積化に伴う
微細な素子分離の適用にLOCOS法は限界を呈してい
た。
第7図はこのような背景の下に開発された、素子の微細
化に対応できる素子分離としてのフィールドシールド分
離による構成を示す断面図である。
化に対応できる素子分離としてのフィールドシールド分
離による構成を示す断面図である。
本図の構成は、特開昭60−47437号公報に示され
ているものである。図において、p型半導体基板101
の主面に所定間隔でもってn+の不純物領域104a、
104bが各々形成される。
ているものである。図において、p型半導体基板101
の主面に所定間隔でもってn+の不純物領域104a、
104bが各々形成される。
不純物領域104aと不純物領域104bとの間の半導
体基板101のチャンネル領域上には絶縁膜102を介
してゲート電極106が形成される。
体基板101のチャンネル領域上には絶縁膜102を介
してゲート電極106が形成される。
ゲート電極106、不純物領域104a、104bが電
界効果型トランジスタTr、を構成するのは第6図と同
様である。不純物領域104aと不純物領域104bの
外側の領域すなわち第6図において分MM化膜が形成さ
れていた領域に相当する部分の上方には絶縁膜102を
介してフィールドシールド電極109a、109bが各
々形成される。フィールドシールド電極109aおよび
109bは、それぞれ可変電源112aおよび112b
を介して接地電源113aおよび113bに接続されて
いるため、各々負電位に保たれている。
界効果型トランジスタTr、を構成するのは第6図と同
様である。不純物領域104aと不純物領域104bの
外側の領域すなわち第6図において分MM化膜が形成さ
れていた領域に相当する部分の上方には絶縁膜102を
介してフィールドシールド電極109a、109bが各
々形成される。フィールドシールド電極109aおよび
109bは、それぞれ可変電源112aおよび112b
を介して接地電源113aおよび113bに接続されて
いるため、各々負電位に保たれている。
ゲート電極106ならびにフィールドシールド電極10
9aおよび109bを覆うように層間絶縁膜110が全
面に形成され、その上には配線層111が形成される。
9aおよび109bを覆うように層間絶縁膜110が全
面に形成され、その上には配線層111が形成される。
このようにフィールドシールド電極109aおよび10
9bを負電位に保つことによって、その上方の半導体基
板101の主面の領域を反転せさないようにして素子間
の分離を行なっている。
9bを負電位に保つことによって、その上方の半導体基
板101の主面の領域を反転せさないようにして素子間
の分離を行なっている。
第8A図〜第8F図は第7図に示された半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
造方法を示す工程断面図である。
以下、図を参照してその製造方法について説明する。
p型の半導体基板101の主面上に所定厚さの酸化膜1
02およびポリシリコン層103が順次形成される(第
8A図参照)。
02およびポリシリコン層103が順次形成される(第
8A図参照)。
ポリシリコン層103および酸化膜102を写真製版技
術を用いてバターニングし、所定間隔にポリシリコンパ
ターン103a、103bおよび106を形成する。バ
ターニングにより露出した半導体基板101にn型の不
純物を注入し、n+型の不純物領域104aおよび10
4bを形成する(第8B図参照)。
術を用いてバターニングし、所定間隔にポリシリコンパ
ターン103a、103bおよび106を形成する。バ
ターニングにより露出した半導体基板101にn型の不
純物を注入し、n+型の不純物領域104aおよび10
4bを形成する(第8B図参照)。
次にポリシリコンパターン103aおよび103bを除
去(第8C図参照)し、残存のポリシリコンパターン1
06を覆うように半導体基板全面に酸化膜107を形成
する(第8D図参照)。
去(第8C図参照)し、残存のポリシリコンパターン1
06を覆うように半導体基板全面に酸化膜107を形成
する(第8D図参照)。
続いて酸化膜107上全面にポリシリコン層108を形
成(第8E図参照)して、これを写真製版技術を用いて
所定位置にバターニングし、フィールドシールド電極と
なるポリシリコンパターン109aおよび109bを形
成する(第8F図参照)。
成(第8E図参照)して、これを写真製版技術を用いて
所定位置にバターニングし、フィールドシールド電極と
なるポリシリコンパターン109aおよび109bを形
成する(第8F図参照)。
以下、さらに層間絶縁膜および配線層を形成する工程を
経て第7図に示す構造の半導体装置が完成する。
経て第7図に示す構造の半導体装置が完成する。
ところが上記製造方法によれば、フィールドシールド電
極109aおよび109bを、ソース/ドレイン領域と
なる不純物領域104aおよび104bの形成後にバタ
ーニングをしている。そのため、フィールドシールド電
極を形成するために精度の高いマスク合わせが必要とな
り、素子の微細化には必ずしも適しているとは言えなか
った。
極109aおよび109bを、ソース/ドレイン領域と
なる不純物領域104aおよび104bの形成後にバタ
ーニングをしている。そのため、フィールドシールド電
極を形成するために精度の高いマスク合わせが必要とな
り、素子の微細化には必ずしも適しているとは言えなか
った。
またフィールドシールド電極109aおよび109b下
の酸化膜が2度の工程に分かれて形成されているので、
フィールドシールド電極を素子分離用トランジスタのゲ
ート電極と考えた場合、その電界効果型トランジスタと
しての信頼性を低下させる。
の酸化膜が2度の工程に分かれて形成されているので、
フィールドシールド電極を素子分離用トランジスタのゲ
ート電極と考えた場合、その電界効果型トランジスタと
しての信頼性を低下させる。
ここで、ソース/ドレイン領域となる不純物領域の形成
と自己整合的にフィールドシールド電極を形成する半導
体装置の製造方法が、たとえば特開昭62−16235
3号公報に示されている。
と自己整合的にフィールドシールド電極を形成する半導
体装置の製造方法が、たとえば特開昭62−16235
3号公報に示されている。
第9A図〜第9G図は上記公報に示された製造方法を示
す工程断面図である。
す工程断面図である。
以下図を参照してその製造方法について説明する。
p型の半導体基板201の主面上に所定厚さの酸化膜2
02が形成(第9A図参照)され、さらにその上に所定
厚さのポリシリコン層203が形成される(第9B図参
照)。
02が形成(第9A図参照)され、さらにその上に所定
厚さのポリシリコン層203が形成される(第9B図参
照)。
ポリシリコン層203を写真製版技術を用いてバターニ
ングし、所定間隔のポリシリコンパターン204a、2
04bおよび204Cを形成する(第9C図参照)。
ングし、所定間隔のポリシリコンパターン204a、2
04bおよび204Cを形成する(第9C図参照)。
次に露出した酸化膜202を除去した後熱酸化すること
によって、半導体話板201の主面上には酸化膜205
、ポリシリコン膜パターン204a、204bおよび2
04Cの上面および側面に酸化膜206が形成される(
第9D図参照)。
によって、半導体話板201の主面上には酸化膜205
、ポリシリコン膜パターン204a、204bおよび2
04Cの上面および側面に酸化膜206が形成される(
第9D図参照)。
酸化膜205および206上全面にポリシリコン層を形
成し、これを写真製版技術を用いてパタニングすること
によって、酸化膜205上にはポリシリコン膜パターン
207aおよび207bが、酸化膜206上にはポリシ
リコン膜パターン208が形成される(第9E図参照)
。
成し、これを写真製版技術を用いてパタニングすること
によって、酸化膜205上にはポリシリコン膜パターン
207aおよび207bが、酸化膜206上にはポリシ
リコン膜パターン208が形成される(第9E図参照)
。
次に露出している酸化膜205を介して半導体基板20
1の主面に【l型の不純物を注入し、これを拡散するこ
とによって、不純物領域209a。
1の主面に【l型の不純物を注入し、これを拡散するこ
とによって、不純物領域209a。
209b、209cおよび209dを形成する(第9F
図参照)。
図参照)。
さらに、ポリシリコン膜パターン207a、207bお
よび208を覆うように全面に層間絶縁膜210が形成
され、ポリシリコン膜パターン204aの一部が露出す
るようなコンタクトホール211が形I戊される。コン
タクトホール211の内部を含め、層間絶縁膜210の
上に金属層が形成され、これをバターニングすることに
よって金属配線212が形成される(第9G図参照)。
よび208を覆うように全面に層間絶縁膜210が形成
され、ポリシリコン膜パターン204aの一部が露出す
るようなコンタクトホール211が形I戊される。コン
タクトホール211の内部を含め、層間絶縁膜210の
上に金属層が形成され、これをバターニングすることに
よって金属配線212が形成される(第9G図参照)。
このように上記の方法では、ソース/ドレイン領域とな
る不純物領域の形成前に、フィールドシールド電極が既
に形成されているので、これらは自己整合的に形成され
ることになり、精度の高いマスク合わせを必要とせず素
子の高集積化に適している。
る不純物領域の形成前に、フィールドシールド電極が既
に形成されているので、これらは自己整合的に形成され
ることになり、精度の高いマスク合わせを必要とせず素
子の高集積化に適している。
[発明が解決しようとする課届]
第10図は上記の第9A図〜第9G図にて示した製造方
法による半導体装置のフィールドシールド電極まわりの
構造を示す断面図であって、第9G図に示された部分の
拡大図である。
法による半導体装置のフィールドシールド電極まわりの
構造を示す断面図であって、第9G図に示された部分の
拡大図である。
図において、ゲート電極となるポリシリコン膜パターン
207aとソース/ドレイン領域となる不純物領域20
9aおよび209bとは電界効果型トランジスタT「、
1を構成する。一方、ゲート電極となるポリシリコン膜
パターン2U7bとソース/ドレイン領域となる不純物
領域209cおよび290dとは電界効果型トランジス
タTr、2を構成する。ところで、トランジスタT「、
1の不純物領域209bとトランジスタTr、2の不純
物領域209 cと、フィールドシールド電極となるポ
リシリコン膜パターン204 bとはフィールドトラン
ジスタFTr、を+74成することになる。したがって
、フィールドシールド電極204bの電位を所定電位に
保つことによって、この]・ランジスタFTr、を當に
オフ状態にしてトランジスタT「、1が属する活性領域
と、トランジスタ′rr、2が属する活性領域とを分離
している。
207aとソース/ドレイン領域となる不純物領域20
9aおよび209bとは電界効果型トランジスタT「、
1を構成する。一方、ゲート電極となるポリシリコン膜
パターン2U7bとソース/ドレイン領域となる不純物
領域209cおよび290dとは電界効果型トランジス
タTr、2を構成する。ところで、トランジスタT「、
1の不純物領域209bとトランジスタTr、2の不純
物領域209 cと、フィールドシールド電極となるポ
リシリコン膜パターン204 bとはフィールドトラン
ジスタFTr、を+74成することになる。したがって
、フィールドシールド電極204bの電位を所定電位に
保つことによって、この]・ランジスタFTr、を當に
オフ状態にしてトランジスタT「、1が属する活性領域
と、トランジスタ′rr、2が属する活性領域とを分離
している。
しかしながら、第10図にても示されているように、フ
ィールドシールド電Th204bの上方には絶縁膜20
6を介して配線層となる導電体208が形成されている
ことが多い。そのため、フィールドシールド電極204
bが第7図にて示したような接続でもって負電位に常時
保たれている場合は問題はないが、この電位をフローテ
ィング状態としている場合に問題を生じる。すなわち、
フィールドシールド電極204bがフローティング状態
のとき、導電体208に印加された電位によって、これ
らの間に容量が形成され、フィールドシールド電極20
4bの電位が変化する。第10図においてはフィールド
トランジスタFTr、がNチャンネル!・ランジスタで
あるので、フィールドシールド電極204bが所定電位
以上に上昇し、不純物領域209 cの電位がVDで不
純物領域209bの電位が接地電源のときこのトランジ
スタがオンすることになる。特に、このトランジスタF
Tr、がオーバラップ型トランジスタであるためそのし
きい値が低いのでその問題が顕著となる。
ィールドシールド電Th204bの上方には絶縁膜20
6を介して配線層となる導電体208が形成されている
ことが多い。そのため、フィールドシールド電極204
bが第7図にて示したような接続でもって負電位に常時
保たれている場合は問題はないが、この電位をフローテ
ィング状態としている場合に問題を生じる。すなわち、
フィールドシールド電極204bがフローティング状態
のとき、導電体208に印加された電位によって、これ
らの間に容量が形成され、フィールドシールド電極20
4bの電位が変化する。第10図においてはフィールド
トランジスタFTr、がNチャンネル!・ランジスタで
あるので、フィールドシールド電極204bが所定電位
以上に上昇し、不純物領域209 cの電位がVDで不
純物領域209bの電位が接地電源のときこのトランジ
スタがオンすることになる。特に、このトランジスタF
Tr、がオーバラップ型トランジスタであるためそのし
きい値が低いのでその問題が顕著となる。
すなわち、第9F図の状態において、フィールドシール
ド電極204bの側壁の酸化膜206の厚さは、それが
熱酸化によって形成されるので薄い。
ド電極204bの側壁の酸化膜206の厚さは、それが
熱酸化によって形成されるので薄い。
そのためフィールドシールド電極204bおよび酸化膜
206をマスクとして不純物が注入されるが、その熱拡
散によって形成される不純物領域209bおよび209
cはフィールドシールド電極204bの下方に一部入り
込む状態、すなわちオーバラップした状態となる(重な
り部a寸法参照)。したがって、トランジスタFTr、
は通常のオン・オフ動作用の電界効果型トランジスタと
同様の構造であるので、そのしきい値電圧が低く不用意
にオンするおそれがあり、素子分離用の信頼性を低下し
ていた。
206をマスクとして不純物が注入されるが、その熱拡
散によって形成される不純物領域209bおよび209
cはフィールドシールド電極204bの下方に一部入り
込む状態、すなわちオーバラップした状態となる(重な
り部a寸法参照)。したがって、トランジスタFTr、
は通常のオン・オフ動作用の電界効果型トランジスタと
同様の構造であるので、そのしきい値電圧が低く不用意
にオンするおそれがあり、素子分離用の信頼性を低下し
ていた。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、フィールドシールド分離であって、その素子分
離性能の高い半導体装置を提13%することを目的とす
る。
もので、フィールドシールド分離であって、その素子分
離性能の高い半導体装置を提13%することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る半導体装置は、共通の半導体基板に形成
された第1の素子と第2の素子とを電気的に分離する半
導体装置であって、主面を白°する第1導電型式の半導
体基板と、半導体基板の主面に所定間隔でもって形成さ
れた、第1導電型式と反対型式の第2導電型式の第1お
よび第2の不純物領域とを備え、第1の不純物領域は第
1の素子に含まれ、第2の不純物領域は第2の素子に含
まれ、さらに、第1の不純物領域と第2の不純物領域と
の間の半導体基板の領域上方であって、半導体基板の主
面上に絶縁膜を介して形成された導電体とを備え、導電
体の半導体基板の主面への投影部分は、第1および第2
の不純物領域の少なくとも一方の領域に重ならないもの
である。
された第1の素子と第2の素子とを電気的に分離する半
導体装置であって、主面を白°する第1導電型式の半導
体基板と、半導体基板の主面に所定間隔でもって形成さ
れた、第1導電型式と反対型式の第2導電型式の第1お
よび第2の不純物領域とを備え、第1の不純物領域は第
1の素子に含まれ、第2の不純物領域は第2の素子に含
まれ、さらに、第1の不純物領域と第2の不純物領域と
の間の半導体基板の領域上方であって、半導体基板の主
面上に絶縁膜を介して形成された導電体とを備え、導電
体の半導体基板の主面への投影部分は、第1および第2
の不純物領域の少なくとも一方の領域に重ならないもの
である。
[作用]
この発明においては、フィールドトランジスタを構成す
る導電体と第1および第2の不純物領域との間にオーバ
ラップ部を有さないので、そのしきい値電圧を上昇させ
る。
る導電体と第1および第2の不純物領域との間にオーバ
ラップ部を有さないので、そのしきい値電圧を上昇させ
る。
[実施例]
第1図はこの発明の一実施例によるフィールドシールド
分離を示す断面構造図である。
分離を示す断面構造図である。
図において、p型の半導体基板1の主面上に所定間隔で
もって【1+型の不純物領域3 a s 8 b %8
cおよび8dが形成される。不純物領域8aおよび8b
の間の領域上にはゲート酸化膜6を介してゲート電極7
aが形成され、不純物領域8aおよび8bとともに電界
効果型トランジスタTr。
もって【1+型の不純物領域3 a s 8 b %8
cおよび8dが形成される。不純物領域8aおよび8b
の間の領域上にはゲート酸化膜6を介してゲート電極7
aが形成され、不純物領域8aおよび8bとともに電界
効果型トランジスタTr。
1を構成する。不純物領域8cおよび8dの間の領域上
にはゲート酸化膜6を介してゲート電極7bが形成され
、不純物領域8cおよび8dとともに電界効果型トラン
ジスタT「、2を構成する。
にはゲート酸化膜6を介してゲート電極7bが形成され
、不純物領域8cおよび8dとともに電界効果型トラン
ジスタT「、2を構成する。
不純物領域8bおよび8cの間の領域であって−・J法
すだけ内部の領域上方に絶縁膜2を介してフィールドシ
ールド電極3が形成される。フィールドシールド電極3
は側壁絶縁膜5を含む層間絶縁膜4によって覆われ、そ
の上には配線層13が形成される。ゲート電極7aおよ
び7bと配線層13とを覆うように層間絶縁膜9が全面
に形成され、さらにその上に配線層10が形成される。
すだけ内部の領域上方に絶縁膜2を介してフィールドシ
ールド電極3が形成される。フィールドシールド電極3
は側壁絶縁膜5を含む層間絶縁膜4によって覆われ、そ
の上には配線層13が形成される。ゲート電極7aおよ
び7bと配線層13とを覆うように層間絶縁膜9が全面
に形成され、さらにその上に配線層10が形成される。
フィールドシールド電極3は、負電位接続線11または
接地電位接続線12に接続されている。
接地電位接続線12に接続されている。
このようにフィールドシールド電極3と不純物領域8b
および8cとの間には、第10図にて示したようなオー
バラップ部aはなく寸法すだけ離れたオフセット状態と
なっている。すなわち、フィールドシールド電極3の半
導体基板1の主面への投影部分は、不純物領域8bおよ
び8Cに重なっていない。
および8cとの間には、第10図にて示したようなオー
バラップ部aはなく寸法すだけ離れたオフセット状態と
なっている。すなわち、フィールドシールド電極3の半
導体基板1の主面への投影部分は、不純物領域8bおよ
び8Cに重なっていない。
第2図は第1図のフィールドシールド電極まわりの構成
を説明するための拡大図である。
を説明するための拡大図である。
図に示すように、フィールドシールド電極3と不純物領
域8bおよび8CとはフィールドトランジスタFTr、
を構成している。ここでフィールドトランジスタFTr
、の電気特性を説明するためにフィールドシールド電極
3に電圧VGが、不純物領域8Cに電圧V、が、不純物
領域8bには接地電位が接続された状態を想定してみる
。
域8bおよび8CとはフィールドトランジスタFTr、
を構成している。ここでフィールドトランジスタFTr
、の電気特性を説明するためにフィールドシールド電極
3に電圧VGが、不純物領域8Cに電圧V、が、不純物
領域8bには接地電位が接続された状態を想定してみる
。
第3図は第2図にて示したフィールドトランジスタの電
流特性を示した図である。
流特性を示した図である。
図において横軸にフィールドシールド電極の電圧vGを
、縦軸にトランジスタの電流値!をとっている。図中実
線はこの発明の一実施例によるものであり、−点鎖線は
第10図にて示した従来例を示したものである。図に示
すようにしきい値電圧を規定する電流値を一定値1.と
してとると、この実施例によるフィールドトランジスタ
のしきい値はV、となるが、従来例によるしきい値はV
2となっている。図から明らかなようにV、 >V2の
関係となっているので、第10図と比ベフィールドシー
ルド電極3に同じ電圧V、が印加された場合、従来例に
よるフィールドトランジスタはオンするが、この発明の
一実施例によるフィールドトランジスタはオンしない。
、縦軸にトランジスタの電流値!をとっている。図中実
線はこの発明の一実施例によるものであり、−点鎖線は
第10図にて示した従来例を示したものである。図に示
すようにしきい値電圧を規定する電流値を一定値1.と
してとると、この実施例によるフィールドトランジスタ
のしきい値はV、となるが、従来例によるしきい値はV
2となっている。図から明らかなようにV、 >V2の
関係となっているので、第10図と比ベフィールドシー
ルド電極3に同じ電圧V、が印加された場合、従来例に
よるフィールドトランジスタはオンするが、この発明の
一実施例によるフィールドトランジスタはオンしない。
第4A図〜第4E図はこの発明の一実施例によるフィー
ルドシールド分離構造の製造方法を示す工程断面図であ
る。
ルドシールド分離構造の製造方法を示す工程断面図であ
る。
以下、図を参照してその製造方法について説明する。
まずp型のシリコン基板よりなる半導体基板1の主面上
に所定厚さの酸化膜2を形成する。酸化Ifi2上全面
に1500〜2000人程度の厚さのポリシリコン膜3
をLPCVD法によって形成し、さらにその上に300
0人の厚さの酸化膜4をたとえばCVD法によって形成
する(第4A図参照入次に酸化膜4およびポリシリコン
膜3を写真製版技術を用いて所定の大きさにパターニン
グし、これを覆うように酸化膜2上全面に高温酸化膜5
を3000人程度の厚さで形成する(第4B図り照)。
に所定厚さの酸化膜2を形成する。酸化Ifi2上全面
に1500〜2000人程度の厚さのポリシリコン膜3
をLPCVD法によって形成し、さらにその上に300
0人の厚さの酸化膜4をたとえばCVD法によって形成
する(第4A図参照入次に酸化膜4およびポリシリコン
膜3を写真製版技術を用いて所定の大きさにパターニン
グし、これを覆うように酸化膜2上全面に高温酸化膜5
を3000人程度の厚さで形成する(第4B図り照)。
続いて、RIE (反応性イオンエツチング)法を用い
て、酸化膜5を絶縁膜2が露出するまで異方的にエツチ
ングする。これによって、フィールドシールド電極とな
るポリシリコン膜パターン3および酸化膜パターン4の
側壁に側壁酸化膜5aが形成される(第4C図参照)。
て、酸化膜5を絶縁膜2が露出するまで異方的にエツチ
ングする。これによって、フィールドシールド電極とな
るポリシリコン膜パターン3および酸化膜パターン4の
側壁に側壁酸化膜5aが形成される(第4C図参照)。
ここで側壁酸化膜5aの幅(図中左右方向)は、酸化膜
5の形成膜厚およびRIEのエツチング時間等によって
制御することができる。またフィールドシールド電極3
の上の酸化膜4の厚さは第4A図における酸化膜4の形
成厚さに依存するので、側壁酸化膜5aと独立にその厚
さを制御することができる。
5の形成膜厚およびRIEのエツチング時間等によって
制御することができる。またフィールドシールド電極3
の上の酸化膜4の厚さは第4A図における酸化膜4の形
成厚さに依存するので、側壁酸化膜5aと独立にその厚
さを制御することができる。
次に露出した半導体基板1の主面上および酸化膜4上全
面に酸化膜およびポリシリコン膜を順次堆積し、写真製
版技術を用いてパターニングすることによってトランジ
スタT「、1のゲート電極となるポリシリコン膜パター
ン7a1トランジスタT「、2のゲート電極となるポリ
シリコン膜パターン7bおよび配線層となるポリシリコ
ン膜パターン13が絶縁膜を介して形成される。露出し
た半導体基板1の主面にn◆の不純物を注入し、これを
拡散することによって不純物領域8a、8b、8cおよ
び8dが形成される。この乏き、不純物領域8bおよび
8Cは、その拡散によって図中左右方向にも拡散するが
、フィールドシールド電極3の側壁酸化膜5aの幅が厚
いため、フィールドシールド電極3とオーバラップする
ことはな(、寸法すの分だけ離れたオフセット状態で形
成される(第4D図参照)。
面に酸化膜およびポリシリコン膜を順次堆積し、写真製
版技術を用いてパターニングすることによってトランジ
スタT「、1のゲート電極となるポリシリコン膜パター
ン7a1トランジスタT「、2のゲート電極となるポリ
シリコン膜パターン7bおよび配線層となるポリシリコ
ン膜パターン13が絶縁膜を介して形成される。露出し
た半導体基板1の主面にn◆の不純物を注入し、これを
拡散することによって不純物領域8a、8b、8cおよ
び8dが形成される。この乏き、不純物領域8bおよび
8Cは、その拡散によって図中左右方向にも拡散するが
、フィールドシールド電極3の側壁酸化膜5aの幅が厚
いため、フィールドシールド電極3とオーバラップする
ことはな(、寸法すの分だけ離れたオフセット状態で形
成される(第4D図参照)。
最後にゲート電極7aおよび7bと配線層13とを覆う
ように8000人程度の厚さのBPSG膜9を全面に堆
積させた後、さらにその上に金属配線10を所望の位置
に形成することによって第1図にて示した半導体装置が
完成する。
ように8000人程度の厚さのBPSG膜9を全面に堆
積させた後、さらにその上に金属配線10を所望の位置
に形成することによって第1図にて示した半導体装置が
完成する。
なお、上記実施例では、フィールドシールド電極が分離
する素子としてのトランジスタが単一ドレイン構造であ
ったがこのトランジスタはLDD(Lightly
doped drain)であってもよい。
する素子としてのトランジスタが単一ドレイン構造であ
ったがこのトランジスタはLDD(Lightly
doped drain)であってもよい。
第5A図および第5B図はこの発明の他の実施例による
製造方法を示す工程断面図の一部であって、分離される
素子がLDD構造のトランジスタを示している。
製造方法を示す工程断面図の一部であって、分離される
素子がLDD構造のトランジスタを示している。
この実施例においては、先の実施例の第4A図〜第4D
図までは同様であり、以降の工程が第5A図および第5
B図にて示されている。
図までは同様であり、以降の工程が第5A図および第5
B図にて示されている。
第4D図までの工程が終了した後、ゲート電極7aおよ
び7bと配線層13とを覆うように全面に高温酸化膜を
形成し、これを異方的にエツチングすることによって半
導体基板1の主面の一部を露出させる。このエツチング
によってゲート電極7aおよび7bの側壁に側壁酸化膜
14が残存する。露出した半導体基板1の主面にn型の
不純物を注入するが、この不純物の濃度は先の第4D図
において注入された不純物の濃度より大きいものである
。注入された不純物を拡散することによって高濃度なn
型の不純物領域15a、15b、15Cおよび15dが
形成され、先の不純物領域8a s 8b s 8 c
および8dとともにLDD構造が形成される(第5A図
参照)。
び7bと配線層13とを覆うように全面に高温酸化膜を
形成し、これを異方的にエツチングすることによって半
導体基板1の主面の一部を露出させる。このエツチング
によってゲート電極7aおよび7bの側壁に側壁酸化膜
14が残存する。露出した半導体基板1の主面にn型の
不純物を注入するが、この不純物の濃度は先の第4D図
において注入された不純物の濃度より大きいものである
。注入された不純物を拡散することによって高濃度なn
型の不純物領域15a、15b、15Cおよび15dが
形成され、先の不純物領域8a s 8b s 8 c
および8dとともにLDD構造が形成される(第5A図
参照)。
以下同様に所定厚さのBPSG膜9を全面に堆桔させ、
さらにその上に金属配線10を形成することによって、
LDD構造のトランジスタの素子分離を行なうフィール
ドシールド構造の半導体装置が完成する(第5B図参照
)。
さらにその上に金属配線10を形成することによって、
LDD構造のトランジスタの素子分離を行なうフィール
ドシールド構造の半導体装置が完成する(第5B図参照
)。
なお、上記実施例では、フィールドシールド電極が分離
する素子は電界効果型トランジスタであるが、他の素子
であっても不純物領域を含みフィールドトランジスタを
構成するものであれば同様に適用でき、同様の効果を奏
することは言うまでもない。
する素子は電界効果型トランジスタであるが、他の素子
であっても不純物領域を含みフィールドトランジスタを
構成するものであれば同様に適用でき、同様の効果を奏
することは言うまでもない。
また、上記実施例では、導電型式を特定しているが、反
対導電型式でも同様に適用できる。
対導電型式でも同様に適用できる。
また上記実施例では、フィールドシールド電極をポリシ
リコンとしているが、他の導電体を用いても同様の効果
を奏することは言うまでもない。
リコンとしているが、他の導電体を用いても同様の効果
を奏することは言うまでもない。
また、上記実施例では、フィールドシールド電極を負電
位あるいは接地電位に接続しているが、フローティング
であってもよい。
位あるいは接地電位に接続しているが、フローティング
であってもよい。
また、上記実施例では、フィールドシールド電極とその
下方領域の両側の不純物領域とをオフセット状態として
いるが、そのオフセット寸法すを最小Oとすることも可
能であり、またその場合であっても従来例に比べて分離
性能の向上が期待できる。さらに、上記実施例では、フ
ィールドシールド電極とその下方領域の両側の不純物領
域とをオフセット状態としているが、両側ではなく片側
の不純物領域とのみオフセット状態としても効果を奏す
る。
下方領域の両側の不純物領域とをオフセット状態として
いるが、そのオフセット寸法すを最小Oとすることも可
能であり、またその場合であっても従来例に比べて分離
性能の向上が期待できる。さらに、上記実施例では、フ
ィールドシールド電極とその下方領域の両側の不純物領
域とをオフセット状態としているが、両側ではなく片側
の不純物領域とのみオフセット状態としても効果を奏す
る。
[発明の効果]
この発明は以上説明したとおり、フィールドシールド電
極よりなるフィールドトランジスタがオフセット型トラ
ンジスタになるので、フィールドシールド分離による素
子分離能力がさらに向上するという効果を奏する。
極よりなるフィールドトランジスタがオフセット型トラ
ンジスタになるので、フィールドシールド分離による素
子分離能力がさらに向上するという効果を奏する。
第1図はこの発明の一実施例によるフィールドシールド
電極を含む断面図、第2図は第1図のフィールドトラン
ジスタの電気特性を説明するための図、第3図は第2図
のフィールドトランジスタの電圧/電流特性を示す図、
第4A図ないし第4E図は第1図の半導体装置の製造方
法を示す断面工程図、第5A図および第5B図は、この
発明の他の実施例の製造工程を示す工程断面図、第6図
は従来のLOCOS法による素子分離の構造を示す断面
図、第7図は従来のフィールドシールド電極による分離
を示す断面図、第8A図〜第8F図は第7図の半導体装
置の製造方法を示す工程断面図、第9A図〜第9G図は
他の従来例であるフィールドシールド分離構造を有する
半導体装置の製造工程図、第10図は第9G図に示され
たフィールドシールド電極まわりの電気特性を示すため
の断面図である。 図において、1は半導体基板、2は絶縁膜、3はフィー
ルドシールド電極、5は側壁絶縁膜、6はゲート酸化膜
、7a、7bはゲート電極、8a〜8dは不純物領域で
ある。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
電極を含む断面図、第2図は第1図のフィールドトラン
ジスタの電気特性を説明するための図、第3図は第2図
のフィールドトランジスタの電圧/電流特性を示す図、
第4A図ないし第4E図は第1図の半導体装置の製造方
法を示す断面工程図、第5A図および第5B図は、この
発明の他の実施例の製造工程を示す工程断面図、第6図
は従来のLOCOS法による素子分離の構造を示す断面
図、第7図は従来のフィールドシールド電極による分離
を示す断面図、第8A図〜第8F図は第7図の半導体装
置の製造方法を示す工程断面図、第9A図〜第9G図は
他の従来例であるフィールドシールド分離構造を有する
半導体装置の製造工程図、第10図は第9G図に示され
たフィールドシールド電極まわりの電気特性を示すため
の断面図である。 図において、1は半導体基板、2は絶縁膜、3はフィー
ルドシールド電極、5は側壁絶縁膜、6はゲート酸化膜
、7a、7bはゲート電極、8a〜8dは不純物領域で
ある。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 共通の半導体基板に形成された第1の素子と第2の素子
とを電気的に分離する半導体装置であって、 主面を有する第1導電型式の半導体基板と、前記半導体
基板の主面に所定間隔でもって形成された、前記第1導
電型式と反対型式の第2導電型式の第1および第2の不
純物領域とを備え、前記第1の不純物領域は前記第1の
素子に含まれ、前記第2の不純物領域は前記第2の素子
に含まれ、さらに、 前記第1の不純物領域と前記第2の不純物領域との間の
前記半導体基板の領域上方であって、前記半導体基板の
主面上に絶縁膜を介して形成された導電体とを備え、前
記導電体の前記半導体基板の主面への投影部分は、前記
第1および第2の不純物領域の少なくとも一方の領域に
重ならない、半導体装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247672A JP2507557B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 半導体装置の製造方法 |
US07/391,008 US5067000A (en) | 1988-09-29 | 1989-08-09 | Semiconductor device having field shield isolation |
DE3930016A DE3930016C2 (de) | 1988-09-29 | 1989-09-08 | Halbleitervorrichtung und Verfahren zur Herstellung einer Halbleitervorrichtung |
US07/765,771 US5930614A (en) | 1988-09-29 | 1991-09-26 | Method for forming MOS device having field shield isolation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247672A JP2507557B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0294455A true JPH0294455A (ja) | 1990-04-05 |
JP2507557B2 JP2507557B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=17166943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63247672A Expired - Lifetime JP2507557B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5067000A (ja) |
JP (1) | JP2507557B2 (ja) |
DE (1) | DE3930016C2 (ja) |
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