JPH0461023A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0461023A
JPH0461023A JP2172994A JP17299490A JPH0461023A JP H0461023 A JPH0461023 A JP H0461023A JP 2172994 A JP2172994 A JP 2172994A JP 17299490 A JP17299490 A JP 17299490A JP H0461023 A JPH0461023 A JP H0461023A
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magnetic
powder
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magnetic layer
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Shigeto Goto
成人 後藤
Katsuyuki Takeda
竹田 克之
Kunitsuna Sasaki
邦綱 佐々木
Nobuyuki Sekiguchi
関口 伸之
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダ樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥す
ることによって製造される。
近年の高記録密度化の傾向においては、電磁変換特性、
特にクロマ出力が相対的に不十分となるため、その向上
が要求されている。従来の磁気記録媒体では、例えば特
開昭61−8726号には、磁性層が単層のみであり、
B E T45nf/ g以上の強磁性合金粉末の吸着
水分を1.2wt%以下にすることで、分散状態が良好
で、角型比が高く、S/N比を向上させるとする技術が
公開されている。また、特開昭60−187931号に
は、磁性層が単層のみであり、B E T35n(/ 
gの強磁性体を用い、均一に分散させるため、水分を0
.8wt%以上に調湿した強磁性体を有する媒体が提案
されている。更には、特開昭64−19524号、特願
昭64−77450号、特願昭64−79307号等に
は、磁性層を複数にし、最上層に強磁性金属粉末を用い
る技術が公開されている。
しかしながら、これらの公知技術によれば、電磁変換特
性、特にクロマ出力の向上は十分でなく、また吸着水分
のコントロールも十分でないため、磁性層の残留溶媒が
大きくなり、走行耐久性が劣化する問題が生じている。
ハ1発明の目的 本発明の目的は、磁性層が複数層からなる磁気記録媒体
において、残留溶媒が少なく、走行耐久性が良好であり
、かつ混練特性が良好である上に、電磁変換特性、特に
クロマ出力を向上させた磁気記録媒体を提供することに
ある。
二0発明の構成 本発明は、非磁性支持体上に設けられた磁性層が少なく
とも2層からなり、これらの層のうちの最上層に強磁性
金属粉が含有され、前記強磁性金属粉の吸着水分が0.
2〜1.5重量%(但し、磁性粉100重量部当たりの
吸着水分の重量部)であり、かつ、前記最上層以外の少
なくとも1層の磁性層の保磁力が500〜12000 
eである磁気記録媒体に係るものである。
本発明の磁気記録媒体は、磁性層を複数の層(最上層と
少なくとも一層の下層)で構成し、これらの複数層は互
いに隣接していることが望ましい。上記の下層は1層で
あってもよいし、或いは2層以上であってもよい。
そのうちの上層でRF比出力ルミS/N等の高域の記録
、再生特性を良好とし、下層でクロマ出力、クロマS/
N等の比較的低域の記録、再生特性を良好にするように
各層を形成することができる。
このためには一般に、上層(特に最上層)の保磁力(H
c)を下層よりも大とし、かつ上層の膜厚(又は層厚)
は薄いことが好ましく、1.5μm以下とするのが望ま
しい。また、この上層に隣接する下層の膜厚は1.5〜
4,0 μmとするのが望ましい。
但し、各層間には明確な境界が実質的に存在する場合以
外に、一定の厚みで以て、両層が混在してなる境界領域
が存在する場合があるが、こうした境界を除いた上又は
下側の層を上記の各層とする。特に、本発明の媒体は、
各磁性層を湿潤同時重層塗布(wet−on−set)
方法で塗布形成する時に好適である。勿論、下層を乾燥
後に上層を塗布するwet−on−dry方法でもよい
本発明の磁気記録媒体によれば、磁性層の最上層に吸着
水分が0.2〜1.5重量%の強磁性金属粉を含有させ
ていることが極めて重要である。即ち、吸着水分が0.
2重量%以上なので、本来親油性である溶媒に対して磁
性粉の表面が親水性を呈し、両者の親和性が悪くなって
磁性粉による溶媒吸着が少なくなり、これによって残留
溶媒が少なくなる。このため、最上の磁性層の耐久性が
向上する(即ち、磁性粉がバインダーにより良好に結着
される)。
また、上記の強磁性金属粉の吸着水分が1.5重量%以
下と抑えられているので、この磁性粉はバインダーと十
分に結合する性質を保持しており、従って良好な混線特
性が得られ、磁性粉が十分に分散され、電磁変換特性が
良好になる。更には、余分な水分が吸着されていないの
で、イソシアネート等の硬化剤との反応が生ぜず、塗液
のポットライフは良好となる。
このように、最上層の強磁性金属粉の吸着水分量を0.
2〜1.5重量%と特定範囲に限定したことによって、
特に使用時に磁気ヘッド等により直接摺擦され、苛酷な
条件で使用される最上層の走行耐久性が向上し、同時に
要求性能(特にRF比出力の高域側の特性)も向上する
。この結果、複数磁性層の最上層として十分使用に耐え
、かつ電磁変換特性も良好に発揮させることができ、こ
れはそうした性能を発揮するための条件(最上層の膜厚
が薄いこと、及び磁性粉が強磁性金属粉末であって、微
粒子化されたものであること〕を考慮したときに、極め
て有意義な性能向上である。
上記の強磁性金属粉末の吸着水分量は好ましくは0.8
〜1.2重量%、更に好ましくは0.9〜1.1重量%
とする。
上記の吸着水分量を測定又は選択するには、強磁性金属
粉末を特定の水分を含んだ窒素等の不活性気体中で処理
することにより、吸着水分をコントロールし、三菱化成
工業■製の微量水分測定装置CA−06型を用い、気化
温度120℃で、カールフィッシャー法により吸着水分
量を測定した。
更に、本発明では、上記最上層以外の少なくとも1層の
磁性層の保磁力を500〜12000 eとすることに
より、電磁変換特性、特にクロマ出力を向上させること
ができる。
上記少なくとも1層の磁性層の保磁力を1200Oe以
下としているので、低域の記録、再生特性を良好となし
、特にクロマ出力を向上している。かつ、ヱ 上記保磁力を500Oe以下としているので、磁性層の
表層部分での高域の記録、再生特性、特にRF出力、ル
ミS/N等に支障がなく、これらの特性を良好にしてい
る。
上記保磁力は700〜1000Oeの範囲が好ましく、
800〜1000Oeの範囲が更に好ましい。
上記磁性層の最上層に強磁性金属粉を含有させるので、
充填性が良好となり、高周波特性を発揮できる。上記強
磁性金属粉の保磁力は1500〜2000Oeが好まし
い。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
ポリエチレンテレフタレート等からなる非磁性支持体1
上に、第1の磁性層2、第2の磁性層4をこの順に積層
したものである。また、この積層面とは反対側の支持体
面にはバックコート層3が設けられているが、これは必
ずしも設けなくてもよい。第2の磁性層上にはオーバー
コート層を設けてもよい。第2図の例は、上層を更に層
5と6とに分けている。
第1図及び第2図の磁気記録媒体において、第1の磁性
層2の膜厚は1.5〜4.0μm(例えば2.5μm)
とするのが好ましく、第2の磁性層4の膜厚、又は第2
、第3の磁性層5.6の合計膜厚は0,1〜1.5μm
(例えば0.5μm)とするのがよい。
第2の磁性層4、又は第3の磁性層6には吸着水分が0
.2〜1.5重量%の強磁性金属粉を含有せしめる。
こうした磁性粉としては、Fe、Ni、Co。
Fe−Ni−Co合金、Fe−Ni合金、Fe−Al!
合金、Fe−Aj!−Ca合金、Fe−Aj!−Ni合
金、Fe−Af!−Co合金、Fe−Mn−Zn合金、
Fe−Ni−Zn合金、Fe−Al−Ni−Co合金、
Fe−Af−Ni−Cr合金、Fe−A1−Co−Cr
合金、Fe−Co−Ni−Cr合金、Fe−Co−N1
−P合金、Co−Ni合金等Fe、Ni、Co等を主成
分とするメタル磁性粉等各種の強磁性粉が挙げられる。
最表面の磁性層4.6と他の磁性層2.5(及び/又は
2)とは、本発明に基いて、前者4.6を最上層、後者
2.5又は5及び2を下層とする。
これらの磁性粉の中から、上記の磁性層4.6に好適な
強磁性金属粉を選択する。磁性層2.5には、例えばr
  FezOz、Co−含有TFez o、 、Fe3
O4、Co含有Fe5Oa等の好適な金属酸化物を選択
できる。
各磁性層中にはまた、潤滑剤(例えばシリコーンオイル
、グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タングステ
ン、炭素原子数12〜20の一塩基性脂肪酸(例えばス
テアリン酸)や、炭素原子総数13〜40個の脂肪酸エ
ステル等、研磨側(例えば熔融アルミナ)、分散剤(粉
レシチン)、帯電防止側(例えばカーボンブラック)等
を添加してよい。
また、磁性層2.4.5.6に使用可能な結合剤として
は、平均分子量が約10000〜200000のものが
よく、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビ
ニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロ
ニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、ウレタン樹脂、ブ
タジェン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂
、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体(セルロー
スアセテートブチレート、セルロースダイアセテート、
セルローストリアセテート、セルロースプロピオネート
、ニトロセルロース等)、スチレン−ブタジェン共重合
体、ポリエステル樹脂、各種の合成ゴム系、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フヱノ
キシ樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子
量ポリエステル樹脂とインシアネートプレポリマーの混
合物、ポリエステルポリオールとポリイソシアネートの
混合物、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコー
ル/高分子量ジオール/イソシアネートの混合物、及び
これらの混合物等が例示される。
これらの結合剤は、−3O,M、−COOM。
−PO(OM’ )z (但しMは水素又はリチウム、
カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属、M′は水素、
リチウム、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属又は
炭化水素残基)等の親水性極性基を含有した樹脂である
のがよい。即ち、こうした樹脂は分子内の極性基によっ
て、磁性粉とのなじみが向上し、これによって磁性粉の
分散性を更に良くし、かつ磁性粉の凝集も防止して塗液
安定性を一層向上させることができ、ひいては媒体の耐
久性をも向上させ得る。
こうした結合剤、特に塩化ビニル系共重合体は塩化ビニ
ルモノマー、スルホン酸、カルボン酸若しくはリン酸の
アルカリ塩を含有した共重合性モノマー及び必要に応じ
他の共重合性モノマーを共重合することによって得るこ
とができる。この共重合体はビニル合成によるものであ
るので合成が容易であり、かつ共重合成分を種々選ぶこ
とができ、共重合体の特性を最適に調整することができ
る。
上記したスルホン酸、カルボン酸若しくはリン酸等の塩
の金属はアルカリ金属(特にナトリウム、カリウム、リ
チウム)であり、特にカリウムが溶解性、反応性、収率
等の点で好ましい。
また、バックコート層3を設ける場合、上記した結合剤
に硫酸バリウム等の非磁性粒子を含有させ、支持体裏面
に塗布する。
また、上記の支持体1の素材としては、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリプロピレン等のプラスチック、Af
、Zn等の金属、ガラス、BN。
Siカーバイド、磁器、陶器等のセラミックなどが使用
される。
次に、上記した媒体の製造装置の一例を第3回に示す。
この製造装置においては、第1図の媒体を製造するに当
たり、まず供給ロール32から繰出されたフィルム状支
持体1は、押し出しコータ10.11により上記した磁
性層2.4用の各塗料を塗布した後、例えば2000G
aussの前段配向磁石33により配向され、更に、例
えば2000Gaussの後段配向磁石35を配した乾
燥器34に導入され、ここで上下に配したノズルから熱
風を吹き付けて乾燥する。次に、乾燥された各塗布層付
きの支持体1はカレンダーロール38の組合せからなる
スーパーカレンダー装置37に導かれ、ここでカレンダ
ー処理された後に、巻取りロール39に巻き取られる。
各塗料は、図示しないインラインミキサーを通して押し
出しコータ10.11へと供給してもよい。なお、図中
、矢印Oは非磁性ベースフィルムの搬送方向を示す。押
し出しコータ10.11には夫々、液溜まり部13.1
4が設けられ、各コータからの塗料をウェット・オン・
ウェット方式で重ねる。第2図の媒体を製造するには、
第3図において押し出しコータを更に1つ追加すればよ
い。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。なお、下記
の実施例において「部」はすべて重量部である。
(実施例1) まず、下記の組成物を夫々ニーダ−で混練した後、サン
ドミルで分散し、各上層用磁性塗料の、下層用磁性塗料
■を調製した。
〈上層用磁性塗料■〉 強磁性金属粉末           ioo部(組成
: Fe:^N =100:5 、Hc : 1580
0 e 。
cy s  : 120部mu/g、BET比表面積:
56d1g、吸着水分量:1.0重量%) スルホン酸カリウム含有塩ビ系樹脂   1部部C日本
ゼオン■製、商品名 MRIIO)スルホン酸ナトリウ
ム含有ポリウレタン 5部〔東洋紡績■製、商品名 U
 R−8300)アルミナ(平均粒径0.2μm)  
     5部カーボンブランク          
  1部ミリスチン酸             1部
ステアリン酸             1部ブチルス
テアレート          1部メチルエチルケト
ン         100部シクロヘキサノン   
        100部トルエン         
      100部〈下層用磁性塗料■〉 Co−含有酸化鉄          ioo部(Hc
 :  8100 e、平均長軸長: 0.32u )
スルホン酸カリウム含有塩ビ系樹脂   10部〔日本
ゼオン■製、商品名 MRIIO)スルホン酸ナトリウ
ム含有ポリウレタン 5部〔東洋紡績■製、商品名 U
 R−8300)アルミナ(平均粒径0.2μm)  
     5部カーボンブラック          
  1部ミリスチン酸             1部
ステアリン酸             1部ブチルス
テアレート           1部メチルエチルケ
トン          100部シクロへキサノン 
          100部トルエン       
        100部次に、厚さio、oμmのポ
リエチレンテレフタレートベースフィルム上に、下層用
磁性塗料Bと上層用磁性塗料Aを順次上層膜厚0.5μ
m、下層膜厚2.5μmで第3図の装置でwet−on
−wet塗布し、配向、乾燥後、カレンダー処理を行っ
た。
しかる後、次の組成のBC層用塗料を磁性層等の反対側
の面に乾燥厚さ0.8μmになるように塗布した。
カーボンブラック(Raven 1035)     
 40部硫酸バリウム(平均粒径300mam)   
10部ニトロセルロース            25
部N−2301(日本ポリウレタン社製)25部このよ
うにして幅広の磁性フィルムを得、これを巻き取った。
このフィルムを8−幅に断裁し、8mmテープを作製し
た。
(実施例2.3) 実施例1において、下層のCo−含有酸化鉄(Hc :
  810Oe)を下記表−1(A)に示したCo−含
有酸化鉄に変更した以外は実施例1と同様にして、81
1II11テープを夫々作製した。
(実施例4) 実施例1において、上層の磁性粉をFe−Ni磁性粉(
吸着水分量=1.O重量%)に変更した以外は実施例1
と同様にして、8■テープを作製した。
(実施例5.6) 実施例1において、上層の磁性粉をFe−Ni磁性粉(
吸着水分量:1.0重量%)に変更し、下層のCo−含
有酸化鉄を下記表−1(A)に示したCo−含有酸化鉄
に変更した以外は実施例1と同様にして、8IIII+
テープを夫々作製した。
(実施例7.8.9) 実施例1において、上層の磁性粉を下記表−1(A)に
示した磁性粉に変更した以外は実施例1と同様にして、
8mテープを夫々作製した。
(実施例10〜15) 実施例1において、上層の磁性粉を下記表−1(A)に
示した磁性粉に変更し、下層のCo−含有酸化鉄(Hc
 : 810Oe)を下記表−1(A)に示したCo−
含有酸化鉄に変更した以外は実施例1と同様にして、8
閣テープを夫々作製した。
(比較例1.2.3) 実施例1において、上層の磁性粉を下記表−1(B)に
示した磁性粉に変更した以外は実施例1と同様にして、
8■テープを夫々作製した。
(比較例4.5.6) 実施例1において、下層のCo−含有酸化鉄(Hc :
  810Oe)を下記表−1(B)に示したCo−含
有酸化鉄に変更した以外は実施例1と同様にして、8■
テープを夫々作製した。
(比較例7.8) 実施例1において、上層の磁性粉を下記表−1(B)に
示した磁性粉に変更し、下層のCo−含有酸化鉄(Hc
: 810Oe)を下記表−1(B)に示したCo−含
有酸化鉄に変更した以外は実施例1と同様にして、8m
テープを夫々作製した。
(比較例9.10) 実施例1において、上層の磁性粉をCo−含有酸化鉄(
但し、吸着水分量は1.0重量%と0.1重量%)に変
更した以外は同様にして、8閣テープを夫々作製した。
〈実施例及び比較例における特性の測定法〉上記の各テ
ープについて以下の性能評価を行い、結果を下記表−1
に示した。
RF比出力ルミS/N: ソニー社製rV−900Jデツキを用い、磁気記録媒体
上にホワイ) 100%の信号を基準レベルで入力、再
生した。また、再生ビデオ信号を921D/1(■シバ
ツク製ノイズメーター〕に入力し、得られるノイズ絶対
値よりルミS/Nを読み取る。
クロマS/N、クロマ出カニ ソニー社製rV−900Jデツキを用い、再生した。ま
た、シバツク社製、ノイズメーターを使用し、基準テー
プとの比較において、クロマ信号における試料のS/H
の差を求めた。
吸着水分量: 三菱化成工業■製の微量水分測定装置CA06型を用い
、気化温度120°Cで、カールフィッシャー法により
測定した。
走行耐久性: 40℃、80%の温湿度下で、テープ全長走行を50バ
ス行い、走行後のテープのエツジダメージを目視で判定
した。
Oエツジダメージの発生なし △  テープの一部でエツジダメージ発生×  全長に
わたってエツジダメージ発生残留溶媒量: ガスクロマトグラフィー HP −5890(横う可 坩ヒューレットパッカード社製)を用いて測ち、最上層
の磁性層部分をダイヤモンドホイールを用いて研磨する
ことにより除去し、残りの磁性層部分の残留溶媒量を測
定し、差し引くことで最上層の残留溶媒量を算出した。
最上層の残留溶媒量は、膜厚3.0μに換算して表示し
た。
(以下余白、次頁に続く) この結果から、本発明に基いて、最上層の磁性層に吸着
水分が0.2〜1.5重量%の強磁性金属粉を含有させ
ると、混練特性が良好となり、また残留溶媒量が大きく
減少し、走行耐久性が大きく改良され、RF比出力ルミ
S/Nも良好となっていることが分る。更に、下層の保
磁力を500〜1200Oeにすることにより、電磁変
換特性、特にクロマ出力が向上し、RF比出力ルミS/
N、クロマS/Nも良好となっていることが分る。また
、最上層に酸化鉄磁性粉を使用したときは、吸着水分量
による特性への影響はそれ程ないことが明らかであり(
比較例9.10)、最上層にメタル磁性粉を用いること
による本発明の優位性(即ち、吸着水分量の影響〕が顕
著である。
次に、第2図のように磁性層を層2.5.6と3層にし
たとき(但し、上層6及び下層2の組成は上記と同様で
あるが、中間層は上層と下層との中間のHcでそれ以外
の組成は下層と同じ、膜厚は上層0.3μm、中間層0
.3μm、下層2.5μm)上記と同様に性能評価を行
つたところ、下記表2の結果が得られた。これによれば
、2層の場合と同様に、本発明の構成によって性能が十
分に出ていることが分かる。
表−2 ヘ0発明の作用効果 本発明は、上述したように、非磁性支持体上に設けられ
た磁性層が少なくとも2層からなり、これらの層のうち
の最上層に吸着水分が0.2〜1.5重量%である強磁
性金属粉が含有されているので、残留溶媒量が少なくな
ることによって走行耐久性が向上し、更に、良好な混線
特性が得られることによって電磁変換特性が向上する。
かつ、前記最上層以外の少なくとも1層の磁性層の保磁
力が500〜1200Oeであるので、電磁変換特性、
特にクロマ出力が向上する。また、前記磁性層が少なく
とも2層からなるので、広い周波数帯域をカバーでき、
特にこの磁性層の最上層に強磁性金属粉を含有させるこ
とにより、RF出力、ルミS/Nが良好となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を例示的に説明するものであって、第1図
、第2図は磁気記録媒体の一例の断面図、第3図は磁気
記録媒体の製造装置の概略図である。 なお、図面に示す符号において、 1・・・・・・・・・非磁性支持体 2・・・・・・・・・下層磁性層 3・・・・・・・・・バックコート層 4.6・・・・・・・・・上層磁性層 5・・・・・・・・・中間磁性層 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、非磁性支持体上に設けられた磁性層が少なくとも2
    層からなり、これらの層のうちの最上層に強磁性金属粉
    が含有され、前記強磁性金属粉の吸着水分が0.2〜1
    .5重量%であり、かつ、前記最上層以外の少なくとも
    1層の磁性層の保磁力が500〜1200Oeである磁
    気記録媒体。
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