JPH0460762B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0460762B2 JPH0460762B2 JP63167291A JP16729188A JPH0460762B2 JP H0460762 B2 JPH0460762 B2 JP H0460762B2 JP 63167291 A JP63167291 A JP 63167291A JP 16729188 A JP16729188 A JP 16729188A JP H0460762 B2 JPH0460762 B2 JP H0460762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- shaft
- locking
- pawl
- relative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B5/00—Clamps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/1207—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
- B23B31/1253—Jaws movement actuated by an axially movable member
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/1207—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
- B23B31/123—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B3/00—Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S279/00—Chucks or sockets
- Y10S279/902—Keyless type socket
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/17—Socket type
- Y10T279/17615—Obliquely guided reciprocating jaws
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/17—Socket type
- Y10T279/17615—Obliquely guided reciprocating jaws
- Y10T279/17649—Threaded sleeve and body
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
本発明は電動ドリルや電動ドライバー等におい
て、ドリルビツトやドライバービツト等のツール
の保持用として設けられるチヤツクと称される締
め付け具に関するものである。
て、ドリルビツトやドライバービツト等のツール
の保持用として設けられるチヤツクと称される締
め付け具に関するものである。
チヤツクハンドルを使用することなくツールの
着脱を行なえるようにした締め付け具において、
動力が伝達されるシヤフトに固着したハンドルの
他に、シヤフトに対して回転自在なスリーブを設
けて、このスリーブを回転させることで締め付け
用の複数個の爪の径方向移動を行なうようにした
ものがある。ハンドルをつかみながらスリーブを
回すことによつて、ツールの締め付け保持及び取
り外しを行なえるようにしているわけである。 ここにおいて、この種の締め付け具において
は、シヤフトに回転を加えて作業を行なう際に、
シヤフトとスリーブとの間に慣性に起因する相対
的回転が生じるという特性を有している。このた
めに、ビスの締め付け作業や穿孔作業を行なつて
いる時にこの相対的回転によつて爪が広がつて締
め付け力が緩んでしまうおそれを有しているわけ
であり、これでは作業を安心して行なえない。も
つとも、この時に生じるスリーブの回転の方向
が、爪を締め付ける方向となるように設定してお
けば、シヤフトを一方向にのみ回転させるもので
は別段問題となるようなことはないのであるが、
電動ドライバーのように、シヤフトを逆回転させ
ることによつてビスを緩める作業を行なえるよう
にしたものでは、この作業中にシヤフトとスリー
ブとの間に生じる相対的回転によつて、爪が広が
つてしまい、ツールが作業途中で外れてしまうこ
とがある。 このための対策として、たとえば特開昭55−
144910号公報や特公昭57−43363号公報に、夫々
スリーブとシヤフトとを結合させることによつて
緩み止めを行うロツク手段を設けることが提案さ
れている。前者ではスリーブにロツク部材を設け
るとともにシヤフトにロツク部材が係止する歯部
を設け、更にスリーブに対して相対回転が自在と
なつているロツク及びロツク解除操作用の専用ハ
ンドルを付加し、このハンドルを操作することで
ロツク部材とシヤフトの歯部との係止でなされる
ロツク動作を行わせており、後者ではシヤフトに
設けたロツク部材を、シヤフトに対して回転方向
において所要の遊びを持つて設けられたロツク及
びロツク解除操作部材によつてスリーブ側に設け
た歯部に係合させることでロツクを行なつてい
る。
着脱を行なえるようにした締め付け具において、
動力が伝達されるシヤフトに固着したハンドルの
他に、シヤフトに対して回転自在なスリーブを設
けて、このスリーブを回転させることで締め付け
用の複数個の爪の径方向移動を行なうようにした
ものがある。ハンドルをつかみながらスリーブを
回すことによつて、ツールの締め付け保持及び取
り外しを行なえるようにしているわけである。 ここにおいて、この種の締め付け具において
は、シヤフトに回転を加えて作業を行なう際に、
シヤフトとスリーブとの間に慣性に起因する相対
的回転が生じるという特性を有している。このた
めに、ビスの締め付け作業や穿孔作業を行なつて
いる時にこの相対的回転によつて爪が広がつて締
め付け力が緩んでしまうおそれを有しているわけ
であり、これでは作業を安心して行なえない。も
つとも、この時に生じるスリーブの回転の方向
が、爪を締め付ける方向となるように設定してお
けば、シヤフトを一方向にのみ回転させるもので
は別段問題となるようなことはないのであるが、
電動ドライバーのように、シヤフトを逆回転させ
ることによつてビスを緩める作業を行なえるよう
にしたものでは、この作業中にシヤフトとスリー
ブとの間に生じる相対的回転によつて、爪が広が
つてしまい、ツールが作業途中で外れてしまうこ
とがある。 このための対策として、たとえば特開昭55−
144910号公報や特公昭57−43363号公報に、夫々
スリーブとシヤフトとを結合させることによつて
緩み止めを行うロツク手段を設けることが提案さ
れている。前者ではスリーブにロツク部材を設け
るとともにシヤフトにロツク部材が係止する歯部
を設け、更にスリーブに対して相対回転が自在と
なつているロツク及びロツク解除操作用の専用ハ
ンドルを付加し、このハンドルを操作することで
ロツク部材とシヤフトの歯部との係止でなされる
ロツク動作を行わせており、後者ではシヤフトに
設けたロツク部材を、シヤフトに対して回転方向
において所要の遊びを持つて設けられたロツク及
びロツク解除操作部材によつてスリーブ側に設け
た歯部に係合させることでロツクを行なつてい
る。
ここにおいて、ロツク及びロツク解除操作と、
爪の径方向移動による開閉とは、このための部材
を手動で回したりしなくとも、電動工具における
シヤフトの回転駆動を利用して行えるようになつ
ておれば、殊に、ロツクに関する操作と爪の開閉
とがシヤフトの回転駆動で連続してなされるよう
になつておれば、操作が非常に楽になるのである
が、前者の場合には、爪の径方向移動による開閉
についてはシヤフトの回転駆動を利用できるもの
の、ロツク及びロツク解除操作専用のハンドルを
別途操作しないことには、ロツク並びにロツクの
解除操作を行なうことができない。つまり、爪の
径方向移動をシヤフトの回転駆動で行えるとはい
え、これに先立つてハンドルに別途操作を加えて
おかなくてはならないわけであり、操作性がよい
と言えるものではない。後者にあつても、電動工
具の出力部に固着されるシヤフトに操作部材を設
けていることから、ロツク解除とこれに続く爪を
開く動作は、シヤフトの回転を利用して行うこと
ができず、爪を開くにあたつては、電動工具を止
めた状態でシヤフトに設けられた操作部材をつか
んでロツクを解除しながらスリーブを手動で回転
させるという操作が必要となつている。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは別途操作部材を手動
で操作するという手間を必要とすることなく、ロ
ツクとロツク解除とを行える上に、これらを電動
工具によるシヤフトの回転を利用して行なえる締
め付け具を提供するにある。
爪の径方向移動による開閉とは、このための部材
を手動で回したりしなくとも、電動工具における
シヤフトの回転駆動を利用して行えるようになつ
ておれば、殊に、ロツクに関する操作と爪の開閉
とがシヤフトの回転駆動で連続してなされるよう
になつておれば、操作が非常に楽になるのである
が、前者の場合には、爪の径方向移動による開閉
についてはシヤフトの回転駆動を利用できるもの
の、ロツク及びロツク解除操作専用のハンドルを
別途操作しないことには、ロツク並びにロツクの
解除操作を行なうことができない。つまり、爪の
径方向移動をシヤフトの回転駆動で行えるとはい
え、これに先立つてハンドルに別途操作を加えて
おかなくてはならないわけであり、操作性がよい
と言えるものではない。後者にあつても、電動工
具の出力部に固着されるシヤフトに操作部材を設
けていることから、ロツク解除とこれに続く爪を
開く動作は、シヤフトの回転を利用して行うこと
ができず、爪を開くにあたつては、電動工具を止
めた状態でシヤフトに設けられた操作部材をつか
んでロツクを解除しながらスリーブを手動で回転
させるという操作が必要となつている。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは別途操作部材を手動
で操作するという手間を必要とすることなく、ロ
ツクとロツク解除とを行える上に、これらを電動
工具によるシヤフトの回転を利用して行なえる締
め付け具を提供するにある。
しかして本発明に係る締め付け具は、動力が伝
達されるシヤフトと、このシヤフトに対して回転
自在とされたスリーブと、シヤフトに対するスリ
ーブの回転に伴つて径方向移動を行う締め付け用
の爪と、シヤフトに対する爪を開く方向のスリー
ブの回転をロツクするロツク手段とを備えた締め
付け具であつて、ロツク手段は、シヤフトに設け
られた被噛合部と、スリーブに設けられて上記被
噛合部に係止するロツク材と、スリーブに対する
一方向回転であり且つシヤフトに対する爪を開く
方向のスリーブの回転と同方向の回転でロツク材
を被噛合部との係止から外す回転リングとからな
り、回転リングはスリーブに対して回転方向にお
いて所要の遊びを持つて固定されて、限定範囲内
でスリーブに対し相対回動自在であり且つ限定範
囲以上でスリーブと連係して一体に回転するもの
となつていることに特徴を有している。 [作 用] 本発明によれば、回転リングによるロツク解除
の際の回転方向が、シヤフトに対する爪を開く方
向のスリーブの回転と同方向であり、そして回転
リングはスリーブに対して回転方向において所要
の遊びを持つて固定されて、限定範囲内でスリー
ブに対し相対回動自在であり且つ限定範囲以上で
スリーブと連係して一体に回転するものとなつて
いるために、回転リングを上記方向に回転させる
時、初期においてロツク解除がなされ、引き続き
回転リングを同方向に回転させれば、回転リング
と共にスリーブもシヤフトに対して回転して、爪
による締め付けの解除がなされるものであり、ロ
ツク解除と締め付けの解除とを一つの動作として
行うことができるものであり、これに伴つて、回
転リングを持つた状態で電動工具を作動させてシ
ヤフトを回転させることにより、ロツク解除と爪
による締め付けの解除の両方を行なうことができ
る。 [実施例] 以下本発明を図示実施例に基づいて詳述する
と、内部に配設されるカラー45及び止めねじ4
6によつて後端が電動工具の出力部である駆動軸
10に連結される金属製筒状シヤフト1は、その
後端部に異形断面部12が設けられ、中央部外周
面には全周にわたり歯11が設けられ、またフラ
ンジ14が形成された前端部の内周面には雌ねじ
13が切削されている。このシヤフト1の異形断
面部12には、円筒状のハンドル3が圧入固定さ
れ、雌ねじ13にはフロートねじ6がねじ込まれ
ている。 そしてシヤフト1の前端部の外周にはスリーブ
8が装着されている。外周面に溝80が形成さ
れ、前端部にねじ88が形成されているこのスリ
ーブ8は、上記ハンドル3側の面に軸81を突出
させており、この軸81により、一端に係止部8
3を、他端に係合部84を備えているロツク材8
2を回転自在に支持している。また、スリーブ8
にはロツク材82に接してロツク材82をその係
止部83側がスリーブ8の中心方向に向かう方向
に付勢する板ばねにて形成されたばね85が差し
込み固定されている。 ドリルビツトやドライバービツトであるツール
4を締め付ける複数本の爪5は、いずれも外面が
傾斜面とされたものであるとともに、後端に係合
片50を有しており、この係合片50を上記フロ
ートねじ6に設けられた係合溝60に係合させて
いる。また各爪5は、円錐体状の金属製ガイドブ
ロツク7に形成されたスリツト70に納められて
いるとともに、ガイドブロツク7外面の円錐面に
翼片51を係合させている。図中61は防塵ワツ
シヤである。 そしてこれらガイドブロツク7及び爪5は、上
記スリーブ8の前端にねじ88によつて連結され
たテーパブツシユ27内に納められている。尚、
ガイドブロツク7もテーパブツシユ27やスリー
ブ8に対して固定され、これらが一体に回転する
ものとなつている。 回転リング2は円筒状の合成樹脂製本体部21
と、本体部21の後部内に配されたカム24とか
らなり、カム24はその外周面に形成されている
溝25を、本体部21の内周面に形成されている
突起22に係合させることで、本体部21ととも
に回転するものとされている。この両者が一体に
形成されていても問題はない。 また本体部21の前端側の内周面から突設され
た突起23が、上記スリーブ8の外周面に形成さ
れた溝80に係合している。ただし、溝80の幅
が突起23の幅よりもかなり大きくされているこ
とから、スリーブ8と回転リング2との間には回
転方向において遊びがあるものとなつている。 さて、前記ロツク材82は、ばね85による付
勢によつてその係止部83をシヤフト1外周面に
形成された歯11にラチエツト係止させること
で、シヤフト1に対するスリーブ8の回転、正確
には第2図中のF方向の回転を阻止する。またス
リーブ8に対する遊びの範囲内で回転リング2を
回転させる時、回転リング2に設けられたカム2
4における押圧面26がロツク材82の係合部8
4を押圧してばね85による付勢に抗してロツク
材82を回転させるために、係止部83が歯11
から外れ、シヤフト1に対するスリーブ8の回転
が自在となる。 しかしてこの締め付け具において、ツール4の
取り付けにあたつては、先端開口からツール4の
後端部を差し込み、回転リング2を握りつつ電動
工具を作動させてシヤフト1を図中T1方向に回
転させればよい。この時、ロツク材82は歯11
によつて押しあげられるため、シヤフト1に対す
るスリーブ8の回転を許すものであり、この時、
スリーブ8と共にテーパブツシユ27及びガイド
ブロツク7、更にフロートねじ6がシヤフト1に
対して相対的に回転することから、シヤフト1と
螺合しているフロートねじ6は前進して各爪5を
前方へと移動させる。この結果、翼片51をガイ
ドブロツク7とテーパブツシユ27内周面との間
に位置させている各爪5は、径方向における中心
へと集まり、ツール4の締め付けを行なう。 ビスを緩める作業を行なう時には、シヤフト1
を第2図に矢印T2で示す方向に回転させること
になる。この場合、シヤフト1外周面の歯11に
ロツク材82が食い込むことから、シヤフト1に
対するスリーブ8が回転がロツクされる。このた
めに、シヤフト1に対する回転リング2の相対的
回転によつて、爪5が広がつてしまうということ
がない。 次にツール4の取り外しは、回転リング2をつ
かんだ状態でシヤフト1を矢印T2で示す方向に
回転させることによつて行なうことができる。す
なわち、回転リング2をつかんでシヤフト1を矢
印T2方向に回転させる時、ロツク材82と歯1
1との係止によつて、スリーブ8はシヤフト1と
共に回転を始めるが、回転リング2はスリーブ8
との間に回転方向において遊びを持つているため
に、スリーブ8が回転を始めれば、ロツク材82
の係合部84が回転リング2のカム24の押圧面
26に押し付けられ、これによつてロツク材82
がばね85に抗して回転し、係止部83が歯11
から外れるものであり、以後はシヤフト1のみが
回転を行なう。このために、爪5が広がつてツー
ル4の締め付けが解除されるものである。なお、
ここではシヤフト1を動力で回転駆動させる場合
で説明したが、手動によつてロツク解除及び締め
付けの解除を行えるのはもちろんである。この場
合、回転リング2をシヤフト1に対して第2図中
のF方向に回転させることになる。この回転の初
期において、ロツク解除動作がなされ、引き続い
て回転リング2を回転させれば、スリーブ8も一
体に回転して爪5が広がり、締め付けの解除がな
される。 第6図以下に他の実施例を示す。ロツク材82
によるロツクの機能は、上記実施例と同じである
が、以下の部分の構造が上記実施例のものを異な
つている。 すなわち、ここではシヤフト1に対するハンド
ル3の固定を、シヤフト1に設けられた歯11を
利用して、この部分にハンドル3の圧入固定部3
1を圧入することにより行つている。シヤフト1
に異形断面部を設けるようなハンドル3固定のた
めの特別な加工を不要としているわけである。 そして、回転リング21には、第9図から明ら
かなように、その合成樹脂製の本体部21の内周
面に前記実施例におけるカム24に形成されてい
た押圧面26を一体に設けて、この部分において
も部品点数の削減によるコストダウンを図つてい
る。 また、スリーブ8に設けた軸81によつて枢支
されたシヤフト1の歯11とラチエツト係合する
ロツク材82を、ここでは第11図aに示す形状
のものを、軸81の軸方向に複数枚並べて使用し
ており、これによつて、一枚のロツク材82にか
かる負荷を小さく、ロツク材82を安価なプレス
部品で形成できるようにしている。ロツク材82
における係止部83を、第11図bに示すよう
に、歯11に係止される部分が2個以上となつて
いるようにすれば、この両者における係止部の強
度が高くなる。 両ロツク材82を付勢するばね85として、こ
こではコイル部が軸81の先端に装着されるとと
もに一端がスリーブ8に係止され且つ他端が両ロ
ツク材82に係止されるねじりコイルばねを用い
ている。 スリーブ8の先端面に設けた第7図に示す鋸刃
状の凹凸89は、このスリーブ8と回転について
一体になされる部品、つまりシヤフト1やガイド
ブロツク7、あるいはテーパブツシユ27との結
合を行うためのものである。第8図に示すよう
に、ガイドブロツク7の後端面にも同様の凹凸7
9を形成してもよい。 更に、第10図に示すように、フロートねじ6
の外周面に1本もしくは複数本の溝65を設けて
おけば、フロートねじ6とシヤフト1の内面との
間のねじ結合部にごみや異物が侵入しても、これ
は溝65内に逃げるために、フロートねじ6の回
転不能状態が生じることがない。 回転リング2に設けた長孔28と、スリーブ8
に設けた穴86とは、爪5の締め付けや緩めの際
の補助のための棒状工具29の差し込みを行える
ようにしたものである。ここで、回転リング2に
設ける孔を周方向に長い長孔28としているの
は、合成樹脂成形品である回転リング2のみに棒
状工具29が掛かることをなくして、回転リング
2に異常な力が加えられることによる変形が生じ
るおそれをなくしているためである。
達されるシヤフトと、このシヤフトに対して回転
自在とされたスリーブと、シヤフトに対するスリ
ーブの回転に伴つて径方向移動を行う締め付け用
の爪と、シヤフトに対する爪を開く方向のスリー
ブの回転をロツクするロツク手段とを備えた締め
付け具であつて、ロツク手段は、シヤフトに設け
られた被噛合部と、スリーブに設けられて上記被
噛合部に係止するロツク材と、スリーブに対する
一方向回転であり且つシヤフトに対する爪を開く
方向のスリーブの回転と同方向の回転でロツク材
を被噛合部との係止から外す回転リングとからな
り、回転リングはスリーブに対して回転方向にお
いて所要の遊びを持つて固定されて、限定範囲内
でスリーブに対し相対回動自在であり且つ限定範
囲以上でスリーブと連係して一体に回転するもの
となつていることに特徴を有している。 [作 用] 本発明によれば、回転リングによるロツク解除
の際の回転方向が、シヤフトに対する爪を開く方
向のスリーブの回転と同方向であり、そして回転
リングはスリーブに対して回転方向において所要
の遊びを持つて固定されて、限定範囲内でスリー
ブに対し相対回動自在であり且つ限定範囲以上で
スリーブと連係して一体に回転するものとなつて
いるために、回転リングを上記方向に回転させる
時、初期においてロツク解除がなされ、引き続き
回転リングを同方向に回転させれば、回転リング
と共にスリーブもシヤフトに対して回転して、爪
による締め付けの解除がなされるものであり、ロ
ツク解除と締め付けの解除とを一つの動作として
行うことができるものであり、これに伴つて、回
転リングを持つた状態で電動工具を作動させてシ
ヤフトを回転させることにより、ロツク解除と爪
による締め付けの解除の両方を行なうことができ
る。 [実施例] 以下本発明を図示実施例に基づいて詳述する
と、内部に配設されるカラー45及び止めねじ4
6によつて後端が電動工具の出力部である駆動軸
10に連結される金属製筒状シヤフト1は、その
後端部に異形断面部12が設けられ、中央部外周
面には全周にわたり歯11が設けられ、またフラ
ンジ14が形成された前端部の内周面には雌ねじ
13が切削されている。このシヤフト1の異形断
面部12には、円筒状のハンドル3が圧入固定さ
れ、雌ねじ13にはフロートねじ6がねじ込まれ
ている。 そしてシヤフト1の前端部の外周にはスリーブ
8が装着されている。外周面に溝80が形成さ
れ、前端部にねじ88が形成されているこのスリ
ーブ8は、上記ハンドル3側の面に軸81を突出
させており、この軸81により、一端に係止部8
3を、他端に係合部84を備えているロツク材8
2を回転自在に支持している。また、スリーブ8
にはロツク材82に接してロツク材82をその係
止部83側がスリーブ8の中心方向に向かう方向
に付勢する板ばねにて形成されたばね85が差し
込み固定されている。 ドリルビツトやドライバービツトであるツール
4を締め付ける複数本の爪5は、いずれも外面が
傾斜面とされたものであるとともに、後端に係合
片50を有しており、この係合片50を上記フロ
ートねじ6に設けられた係合溝60に係合させて
いる。また各爪5は、円錐体状の金属製ガイドブ
ロツク7に形成されたスリツト70に納められて
いるとともに、ガイドブロツク7外面の円錐面に
翼片51を係合させている。図中61は防塵ワツ
シヤである。 そしてこれらガイドブロツク7及び爪5は、上
記スリーブ8の前端にねじ88によつて連結され
たテーパブツシユ27内に納められている。尚、
ガイドブロツク7もテーパブツシユ27やスリー
ブ8に対して固定され、これらが一体に回転する
ものとなつている。 回転リング2は円筒状の合成樹脂製本体部21
と、本体部21の後部内に配されたカム24とか
らなり、カム24はその外周面に形成されている
溝25を、本体部21の内周面に形成されている
突起22に係合させることで、本体部21ととも
に回転するものとされている。この両者が一体に
形成されていても問題はない。 また本体部21の前端側の内周面から突設され
た突起23が、上記スリーブ8の外周面に形成さ
れた溝80に係合している。ただし、溝80の幅
が突起23の幅よりもかなり大きくされているこ
とから、スリーブ8と回転リング2との間には回
転方向において遊びがあるものとなつている。 さて、前記ロツク材82は、ばね85による付
勢によつてその係止部83をシヤフト1外周面に
形成された歯11にラチエツト係止させること
で、シヤフト1に対するスリーブ8の回転、正確
には第2図中のF方向の回転を阻止する。またス
リーブ8に対する遊びの範囲内で回転リング2を
回転させる時、回転リング2に設けられたカム2
4における押圧面26がロツク材82の係合部8
4を押圧してばね85による付勢に抗してロツク
材82を回転させるために、係止部83が歯11
から外れ、シヤフト1に対するスリーブ8の回転
が自在となる。 しかしてこの締め付け具において、ツール4の
取り付けにあたつては、先端開口からツール4の
後端部を差し込み、回転リング2を握りつつ電動
工具を作動させてシヤフト1を図中T1方向に回
転させればよい。この時、ロツク材82は歯11
によつて押しあげられるため、シヤフト1に対す
るスリーブ8の回転を許すものであり、この時、
スリーブ8と共にテーパブツシユ27及びガイド
ブロツク7、更にフロートねじ6がシヤフト1に
対して相対的に回転することから、シヤフト1と
螺合しているフロートねじ6は前進して各爪5を
前方へと移動させる。この結果、翼片51をガイ
ドブロツク7とテーパブツシユ27内周面との間
に位置させている各爪5は、径方向における中心
へと集まり、ツール4の締め付けを行なう。 ビスを緩める作業を行なう時には、シヤフト1
を第2図に矢印T2で示す方向に回転させること
になる。この場合、シヤフト1外周面の歯11に
ロツク材82が食い込むことから、シヤフト1に
対するスリーブ8が回転がロツクされる。このた
めに、シヤフト1に対する回転リング2の相対的
回転によつて、爪5が広がつてしまうということ
がない。 次にツール4の取り外しは、回転リング2をつ
かんだ状態でシヤフト1を矢印T2で示す方向に
回転させることによつて行なうことができる。す
なわち、回転リング2をつかんでシヤフト1を矢
印T2方向に回転させる時、ロツク材82と歯1
1との係止によつて、スリーブ8はシヤフト1と
共に回転を始めるが、回転リング2はスリーブ8
との間に回転方向において遊びを持つているため
に、スリーブ8が回転を始めれば、ロツク材82
の係合部84が回転リング2のカム24の押圧面
26に押し付けられ、これによつてロツク材82
がばね85に抗して回転し、係止部83が歯11
から外れるものであり、以後はシヤフト1のみが
回転を行なう。このために、爪5が広がつてツー
ル4の締め付けが解除されるものである。なお、
ここではシヤフト1を動力で回転駆動させる場合
で説明したが、手動によつてロツク解除及び締め
付けの解除を行えるのはもちろんである。この場
合、回転リング2をシヤフト1に対して第2図中
のF方向に回転させることになる。この回転の初
期において、ロツク解除動作がなされ、引き続い
て回転リング2を回転させれば、スリーブ8も一
体に回転して爪5が広がり、締め付けの解除がな
される。 第6図以下に他の実施例を示す。ロツク材82
によるロツクの機能は、上記実施例と同じである
が、以下の部分の構造が上記実施例のものを異な
つている。 すなわち、ここではシヤフト1に対するハンド
ル3の固定を、シヤフト1に設けられた歯11を
利用して、この部分にハンドル3の圧入固定部3
1を圧入することにより行つている。シヤフト1
に異形断面部を設けるようなハンドル3固定のた
めの特別な加工を不要としているわけである。 そして、回転リング21には、第9図から明ら
かなように、その合成樹脂製の本体部21の内周
面に前記実施例におけるカム24に形成されてい
た押圧面26を一体に設けて、この部分において
も部品点数の削減によるコストダウンを図つてい
る。 また、スリーブ8に設けた軸81によつて枢支
されたシヤフト1の歯11とラチエツト係合する
ロツク材82を、ここでは第11図aに示す形状
のものを、軸81の軸方向に複数枚並べて使用し
ており、これによつて、一枚のロツク材82にか
かる負荷を小さく、ロツク材82を安価なプレス
部品で形成できるようにしている。ロツク材82
における係止部83を、第11図bに示すよう
に、歯11に係止される部分が2個以上となつて
いるようにすれば、この両者における係止部の強
度が高くなる。 両ロツク材82を付勢するばね85として、こ
こではコイル部が軸81の先端に装着されるとと
もに一端がスリーブ8に係止され且つ他端が両ロ
ツク材82に係止されるねじりコイルばねを用い
ている。 スリーブ8の先端面に設けた第7図に示す鋸刃
状の凹凸89は、このスリーブ8と回転について
一体になされる部品、つまりシヤフト1やガイド
ブロツク7、あるいはテーパブツシユ27との結
合を行うためのものである。第8図に示すよう
に、ガイドブロツク7の後端面にも同様の凹凸7
9を形成してもよい。 更に、第10図に示すように、フロートねじ6
の外周面に1本もしくは複数本の溝65を設けて
おけば、フロートねじ6とシヤフト1の内面との
間のねじ結合部にごみや異物が侵入しても、これ
は溝65内に逃げるために、フロートねじ6の回
転不能状態が生じることがない。 回転リング2に設けた長孔28と、スリーブ8
に設けた穴86とは、爪5の締め付けや緩めの際
の補助のための棒状工具29の差し込みを行える
ようにしたものである。ここで、回転リング2に
設ける孔を周方向に長い長孔28としているの
は、合成樹脂成形品である回転リング2のみに棒
状工具29が掛かることをなくして、回転リング
2に異常な力が加えられることによる変形が生じ
るおそれをなくしているためである。
以上のように本発明においては、ロツク手段を
備えているために、作業中にツールが不用意に外
れてしまう事態を招くことがないものであり、し
かもこのロツク手段によるロツクの解除のための
回転リングは、そのロツク解除の際の回転方向
が、シヤフトに対する爪を開く方向のスリーブの
回転と同方向であり、そしてここにおける回転リ
ングはスリーブに対して回転方向において所要の
遊びを持つて固定されて、限定範囲内でスリーブ
に対し相対回動自在であり且つ限定範囲以上でス
リーブと連係して一体に回転するものとなつてい
るために、回転リングを上記方向に回転させる
時、初期においてロツク解除がなされ、引き続き
回転リングを同方向に回転させれば、回転リング
と共にスリーブもシヤフトに対して回転して、爪
による締め付けの解除がなされるものであつて、
ロツク解除と締め付けの解除とを一つの動作とし
て行うことができるものであり、これに伴つて、
回転リングを握つた状態でシヤフトを動力で回転
駆動するだけで、ロツク解除とこれに続く締め付
け解除とを行うことができるものであり、ロツク
手段を設けているとはいえ、ロツク手段をもたな
いものと同等の操作性を有しているものである。
備えているために、作業中にツールが不用意に外
れてしまう事態を招くことがないものであり、し
かもこのロツク手段によるロツクの解除のための
回転リングは、そのロツク解除の際の回転方向
が、シヤフトに対する爪を開く方向のスリーブの
回転と同方向であり、そしてここにおける回転リ
ングはスリーブに対して回転方向において所要の
遊びを持つて固定されて、限定範囲内でスリーブ
に対し相対回動自在であり且つ限定範囲以上でス
リーブと連係して一体に回転するものとなつてい
るために、回転リングを上記方向に回転させる
時、初期においてロツク解除がなされ、引き続き
回転リングを同方向に回転させれば、回転リング
と共にスリーブもシヤフトに対して回転して、爪
による締め付けの解除がなされるものであつて、
ロツク解除と締め付けの解除とを一つの動作とし
て行うことができるものであり、これに伴つて、
回転リングを握つた状態でシヤフトを動力で回転
駆動するだけで、ロツク解除とこれに続く締め付
け解除とを行うことができるものであり、ロツク
手段を設けているとはいえ、ロツク手段をもたな
いものと同等の操作性を有しているものである。
第1図は本発明一実施例の破断正面図、第2図
は第1図中のA−A線断面図、第3図は第1図中
のB−B線断面図、第4図は同上の分解斜視図、
第5図は同上の斜視図、第6図は他の実施例の縦
断面図、第7図は同上のスリーブとガイドブロツ
クの斜視図、第8図はスリーブとガイドブロツク
の他の例を示す斜視図、第9図は第6図中のC−
C線断面図、第10図a,bは同上の分解斜視図
と斜視図、第11図a,bは夫々ロツク材の例を
示す斜視図であつて、1はシヤフト、2は回転リ
ング、5は爪、6はフロートねじ、8はスリー
ブ、82はロツク材を示す。
は第1図中のA−A線断面図、第3図は第1図中
のB−B線断面図、第4図は同上の分解斜視図、
第5図は同上の斜視図、第6図は他の実施例の縦
断面図、第7図は同上のスリーブとガイドブロツ
クの斜視図、第8図はスリーブとガイドブロツク
の他の例を示す斜視図、第9図は第6図中のC−
C線断面図、第10図a,bは同上の分解斜視図
と斜視図、第11図a,bは夫々ロツク材の例を
示す斜視図であつて、1はシヤフト、2は回転リ
ング、5は爪、6はフロートねじ、8はスリー
ブ、82はロツク材を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 動力が伝達されるシヤフトと、このシヤフト
に対して回転自在とされたスリーブと、シヤフト
に対するスリーブの回転に伴つて径方向移動を行
う締め付け用の爪と、シヤフトに対する爪を開く
方向のスリーブの回転をロツクするロツク手段と
を備えた締め付け具であつて、ロツク手段は、シ
ヤフトに設けられた被噛合部と、スリーブに設け
られて上記被噛合部に係止するロツク材と、スリ
ーブに対する一方向回転であり且つシヤフトに対
する爪を開く方向のスリーブの回転と同方向の回
転でロツク材を被噛合部との係止から外す回転リ
ングとからなり、回転リングはスリーブに対して
回転方向において所要の遊びを持つて固定され
て、限定範囲内でスリーブに対し相対回動自在で
あり且つ限定範囲以上でスリーブと連係して一体
に回転するものとなつていることを特徴とする締
め付け具。 2 被噛合部はシヤフトの外周に形成したラチエ
ツト歯で形成され、ロツク材はスリーブに枢支さ
れるとともにばね付勢でラチエツト歯と噛み合う
爪で形成され、回転リングは爪を開く方向の回転
で上記爪の端部に当接して爪を回転させてラチエ
ツト歯との噛み合いから外すカム部を有している
ことを特徴とする請求項1記載の締め付け具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63167291A JPH0283105A (ja) | 1988-03-28 | 1988-07-05 | 締め付け具 |
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DE68920352T DE68920352T2 (de) | 1988-03-28 | 1989-03-23 | Futter ohne Schlüssel für drehendes Werkzeug. |
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KR1019890003913A KR940000752B1 (ko) | 1988-03-28 | 1989-03-28 | 회전공구용 키이레스 척 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7370688 | 1988-03-28 | ||
JP63-73706 | 1988-03-28 | ||
JP63167291A JPH0283105A (ja) | 1988-03-28 | 1988-07-05 | 締め付け具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0283105A JPH0283105A (ja) | 1990-03-23 |
JPH0460762B2 true JPH0460762B2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=26414847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63167291A Granted JPH0283105A (ja) | 1988-03-28 | 1988-07-05 | 締め付け具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5031925A (ja) |
EP (1) | EP0335593B1 (ja) |
JP (1) | JPH0283105A (ja) |
KR (1) | KR940000752B1 (ja) |
DE (1) | DE68920352T2 (ja) |
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