JPH0460422B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0460422B2
JPH0460422B2 JP60172135A JP17213585A JPH0460422B2 JP H0460422 B2 JPH0460422 B2 JP H0460422B2 JP 60172135 A JP60172135 A JP 60172135A JP 17213585 A JP17213585 A JP 17213585A JP H0460422 B2 JPH0460422 B2 JP H0460422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
inner container
main body
blow
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60172135A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6232035A (ja
Inventor
Toshiharu Takegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd filed Critical Kyoraku Co Ltd
Priority to JP17213585A priority Critical patent/JPS6232035A/ja
Publication of JPS6232035A publication Critical patent/JPS6232035A/ja
Publication of JPH0460422B2 publication Critical patent/JPH0460422B2/ja
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属などの容器主体の内部にプラス
チツクの内容器を構成してなる。食品、工業薬品
などを収納する複合容器の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より金属などの容器主体の内部にプラスチ
ツクの内容器を構成してなる場合容器は公知であ
る。そして複合容器の製造方法としては下記の技
術が知られている。
従来技術(A):筒状の金属製容器主体の内部にプラ
スチツク製内容器を設置し、その後容器主体の
口部材及び底部材を取付ける方法。(例えば、
昭和46年12月20日、日本生産性本部発行「新・
包装便覧」829頁) 従来技術(B):容器主体の内部に加熱し可塑化状態
のプラスチツク素材を配置した後、上記プラス
チツク素材を容器主体内部にてブロー成形して
容器主体とプラスチツクからなる内容器とをブ
ロー成形時一体に結合させる方法。(例えば、
実開昭58−185534号公報、特開昭57−163906号
公報) 〔本発明の解決すべき問題点〕 従来技術(A)にあつては、内容器を容器主体の内
部に設置した状態で、容器主体の口部材、あるい
は底部材をかしめたり、接着するなどの工程が煩
雑となる欠点を有する。
従来技術(B)にあつては、外容器内に加熱可塑化
したプラスチツク素材を配置し、または、外容器
内に挿入した合成樹脂フイルムを送風によつて加
熱膨張して、外容器の内面に被着した内容器を形
成している。
しかし、加熱可塑化したプラスチツク素材を外
容器内に配置する方法では、ブロー成形する前
に、外容器の口部付近にプラスチツク素材が溶着
したり接触してしまい、良好にブロー成形されず
製造不良率が高くなる欠点を有する。
また、外容器内に挿入した合成樹脂フイルムを
加熱膨張させて、外容器内面に被着した内容器を
ブロー成形する方法では、内容器を膨張させる過
程で部分的に外容器に溶着する現象を起こし易
く、外容器と内容器との間に空気が部分的に残留
して、外容器に対して内容器の全周面が完全な形
状に被着せず、シワやエヤー溜まりが発生し、や
はり製造不良率が高くなる欠点を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の欠点を解消するものであり、内
容器を容器主体の内部に設置するために容器主体
の一部を構成する口部材また底部材を後加工にて
取付ける必要がなく、しかも、容器主体の口部付
近にプラスチツク素材が溶着したり、容器主体と
内容器との間に空気が部分的に残留して、容器主
体に対して内容器の全周面が所望の形状に成形さ
れないという問題点をなくして、製造不良率の低
い複合容器の製造方法を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成する本発明に係る手段は、次の
とおりである。
加熱され可塑化された軟質の熱可塑性プラスチ
ツクを金型内でブロー成形した後、冷却して金型
から成形品を取出すことにより容器主体の内部に
対応した外観形状を有する薄肉の内容器を製造す
る工程と、 上記内容器の内部を減圧することにより内容器
を予めブロー成形された外観形状から一時的に縮
少変形する工程と、 上記縮少変形した状態の内容器を容器主体の口
部から容器主体の内部に挿入する工程と、 挿入された縮少変形状態の内容器の内部に流体
を導入して内容器の形状を予めブロー成形された
外観形状に復元し、容器主体の内部に内容器を構
成する工程からなる複合容器の製造方法である。
本発明において、内容器はシヨアD(ASTM−
D2240)が50以下の軟質プラスチツク、例えば低
密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル供重合
体、軟質ポリ塩化ビニル、その他のエラストマー
的性質を有する熱可塑性ブラスチツクにて構成さ
れ、肉厚はわずかの内部減圧で容積が縮少し形状
が変形する程度の薄肉に、例えば胴部の平均肉厚
を2mm以下に設定する。さらには容易に変形する
よう内容器の胴部に折れ線などを構成しておくこ
とを可能である。
また、容器主体は金属、硬質プラスチツク、ガ
ラス、硬質紙など剛性を有する構成が望ましい。
〔作用〕
本発明の製造方法は、内容器を製造する工程、
内容器を変形する工程、内容器を容器主体の内部
に設置する工程及び内容器を復元する工程からな
り、内容器を容器主体の内部に設置する工程では
予め立体形状に成形された容器が変形されている
ので、加熱して可塑化されたプラスチツク素材を
容器主体の内部に設置する場合に生じる容器主体
とプラスチツクとの溶着などの問題はなく、ま
た、容器主体が細い口部を有するものであつても
内容器を容器主体内部に容易に設置することがで
きる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を説明するに、第1図は
本発明の製造方法にて得られえた複合容器を示
し、1は金属製の容器主体、2は軟質の熱可塑性
プラスチツクをブロー成形することにより薄肉に
構成された内容器、3はキヤツプである。
まず、第2図および第3図に従つて内容器2の
製造工程を説明するに、加熱され可塑化された筒
状のパリスン2Aは、容器主体1の内部の形状と
対応して構成されたキヤビテイ5を有する一対の
金型4を閉鎖することにより把持され、口部ホル
ダ6に密閉状とされたパリスン2A内部に吹込ノ
ズル7より圧力流体を吹込み、パリスン2Aをキ
ヤビテイ5の形状に膨張してブロー成形し、冷却
後金型5を開き成形品を取出し、第3図のような
容器主体1の内部に対応した外観形状を有する薄
肉の内容器2Bを得る。なお、本発明において、
内容器2Bを得る方法としては公知のブロー成形
方法が適用でき、実施例の内容にとくに限定され
るものではない。
ついで、内容器2Bの内部に口部ホルダ6より
内容器底部付近までノズル8を挿入し、内容器2
B内部の気体を吸引することにより第4図に示す
ように、容積が縮少し形状が変形した内容器2C
が得られる。この際、ノズル8を容器底部付近ま
で挿入することにより、変形時の形状を内容器2
Aの軸心に沿つた形状とすることができる。
ついで、第5図に示すように、容器主体1の口
部より縮少変形した状態の内容器2Cを挿入し、
内容器2Cの内部にノズル8より空気などの流体
を導入して内容器2Cを膨張させ復元した内容器
2とし、第2図に示すような複合容器を得る。
〔本発明の効果〕
本発明によれば、予め容器主体の内部に対応し
た外観形状にブロー成形した容器を冷却して一時
的に縮少変形させたうえ、容器主体内で予めブロ
ー成形された外観形状に復元し、容器主体の内部
に内容器を構成する工程を経るので、内容器を容
器主体の内部に設置するために容器主体の一部を
構成する口部材または底部材を後加工にて取付け
る必要がなく、しかも、容器主体の口部付近にプ
ラスチツク素材が溶着したり、容器主体と内容器
との間に空気が部分的に残留せず、容器主体に対
して内容器の全周面が完全に被着した良質の複合
容器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法にて得られた複合容
器の断面図、第2図は内容器のブロー成形工程を
示す金型断面図、第3図はブロー成形時の内容器
の断面図、第4図は縮少変形時の同上断面図、第
5図は容器主体内部に内容器を挿入した状態を示
す断面図である。 1:容器主体、2:内容器、3:キヤツプ、
4:金型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱され可塑化された軟質の熱可塑性プラス
    チツクを金型内でブロー成形した後、冷却して金
    型から成形品を取出すことにより容器主体の内部
    に対応した外観形状を有する薄肉の内容器を製造
    する工程と、 上記内容器の内部を減圧することにより内容器
    を予めブロー成形された外観形状から一時的に縮
    少変形する工程と、 上記縮少変形した状態の内容器を容器主体の口
    部から容器主体の内部に挿入する工程と、 挿入された縮少変形状態の内容器の内部に流体
    を導入して内容器の形状を予めブロー成形された
    外観形状に復元し、容器主体の内部に内容器を構
    成する工程からなる複合容器の製造方法。
JP17213585A 1985-08-05 1985-08-05 複合容器の製造方法 Granted JPS6232035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17213585A JPS6232035A (ja) 1985-08-05 1985-08-05 複合容器の製造方法

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JP17213585A JPS6232035A (ja) 1985-08-05 1985-08-05 複合容器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6232035A JPS6232035A (ja) 1987-02-12
JPH0460422B2 true JPH0460422B2 (ja) 1992-09-28

Family

ID=15936214

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JP17213585A Granted JPS6232035A (ja) 1985-08-05 1985-08-05 複合容器の製造方法

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JP (1) JPS6232035A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57163906A (en) * 1981-03-31 1982-10-08 Toshiba Electric Equip Light controller for illumination

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57163906A (en) * 1981-03-31 1982-10-08 Toshiba Electric Equip Light controller for illumination

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6232035A (ja) 1987-02-12

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