JPH0459017B2 - - Google Patents

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JPH0459017B2
JPH0459017B2 JP63180734A JP18073488A JPH0459017B2 JP H0459017 B2 JPH0459017 B2 JP H0459017B2 JP 63180734 A JP63180734 A JP 63180734A JP 18073488 A JP18073488 A JP 18073488A JP H0459017 B2 JPH0459017 B2 JP H0459017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
rollers
roller
crushed
lower crushing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63180734A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0231843A (ja
Inventor
Masahiro Shimoyama
Yasuaki Komoda
Hiroshi Arito
Sadanobu Uyama
Kunimitsu Koide
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18073488A priority Critical patent/JPH0231843A/ja
Publication of JPH0231843A publication Critical patent/JPH0231843A/ja
Publication of JPH0459017B2 publication Critical patent/JPH0459017B2/ja
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は対をなすローラにより粗大物を噛込み
破砕する破砕装置に関する。
〔従来の技術〕
上記粗大物破砕装置の一例を第7図に示す。こ
の破砕装置100は対をなす上部破砕ローラ10
1,102を平行にまたその下方にはこれらと近
接して下部ローラ103を平行に配備してなる。
104,105はそれぞれ下部破砕ローラ103
に対設するカウンタナイフ及び補助ガイドであ
る。
しかして粗大物は先ず上部破砕ローラ101,
102の噛込みにより破砕して粗砕物とし、空間
B中に送り込み、次いで粗砕物は下部破砕ローラ
103と一方の上部破砕ローラ102と協同し
て、更にカウンタナイフ104とにより破砕して
細粒化して下方に排出し、細粒化されない粗細物
の一部は上部破砕ローラ101,102の回転に
追随してこれらローラの上部(粗大物供給側)に
返還される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記細粒化して排出する破砕物の量は、下部破
砕ローラの回転数及びその全長並びに刃の数等に
より決定されるが何れも限度がある。特に破砕物
の量の増加を計るため下部破砕ローラの回転数を
上昇することは、該ローラと上部破砕ローラ間の
噛込み効果を低下し、ついには上記空間Bに粗砕
物が圧縮蓄積され、故障の原因となる等の問題が
ある。
本発明はかかる点に鑑み、上記空間における粗
砕物の蓄積を防止すると共に、下部破砕ローラに
よる細粒化効率の向上を計ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の粗大物破砕
装置は下部破砕ローラは平行な対をなすローラを
以て構成し、それぞれ上部破砕ローラに対向して
ニツプ点を形成すると共に、下部破砕ローラのそ
れぞれの外側適所及び両下部破砕ローラ間にそれ
ぞれカウンタナイフを取り付けたことにある。
なお下部破砕ローラはそれぞれ正逆回転可能と
し、該ローラの破砕刃はローラ本体に直立して取
り付け、該ローラの正逆何れの回転に対しても破
砕を可能とすることが好ましい。
〔作用〕
対をなす上部破砕ローラにより破砕された粗砕
物は、2個の下部破砕ローラのそれぞれにより破
砕される故、細粒化の能率は向上する。この場
合、カウンタナイフは両下部破砕ローラのそれぞ
れの外側適所及び両ローラ間にそれぞれ設けたか
ら、下部破砕ローラはそれぞれ任意方向に回転
し、破砕作用を行なうことできると共に、回転方
向の選択により、上下各ローラにより形成される
空間中に粗砕物が圧縮蓄積するのを防止すること
ができる。
なおこの場合、下部破砕ローラの破砕刃は、ロ
ーラ本体に対し直立刃とするときは、正逆何れの
回転に対しても有効な破砕作用を行なうことがで
きる。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は本発明の実施例を示す。破
砕装置1は対をなす上部破砕ローラ2、3と、そ
れぞれのローラの下方に配備される下部破砕ロー
ラ4,5とを備え、これらは筐体6内に収納され
る。7は筐体上部に取り付けられるホツパ、また
8〜11はそれぞれ各ローラの駆動用油圧モータ
である。
上部破砕ローラ2,3はそれぞれスクリユー状
の破砕刃12,13を備え、一方の破砕刃12は
他方の破砕刃13よりスクリユーピツチを大とし
て粗大物の噛込みを容易とする。14は破砕刃1
3に設けた切欠部であり、噛込みを容易にするた
めに設けたものである。なお15,16は返し刃
であり、それぞれ破砕刃12,13のスクリユー
とは逆方向のスクリユー状に形成した短小刃であ
り、破砕刃12,13により粗大物が一側に片寄
るのを防止するようにしたものである。
下部破砕ローラ4,5はそれぞれ上部破砕ロー
ラ2,3に対向してニツプ点a,bを形成し、筐
体6には両破砕ローラ4,5に対しカウンタナイ
フ20,21を対向して取り付け、かつ両下部破
砕ローラ間にも中央カウンタナイフ22を配備す
る。
下部破砕ローラ4及び5は同一構造であり、第
5図及び第6図に示す。この破砕ローラ4は2群
のピツチの異なるスクリユー状の破砕刃23,2
4により枡目25を形成してなる。なおこの下部
破砕ローラ4,5は後述する如く正逆回転するも
ので、破砕刃23,24は第6図に示す如く何れ
もローラ本体26に直立した直立刃とし正逆何れ
の回転に際しても上部破砕ローラ2,3及びカウ
ンタナイフ20,21,22とにより破砕を効果
的に行なうように構成される。
図中,Aは上下の破砕ローラ2,3及び4,5
により形成される空間を示す。
上記構成において、供給される粗大物は、周知
の如く対をなす上部破砕ローラ2,3により粗砕
して下方に形成された空間A中に繰出される。下
部破砕ローラ4,5も同時に駆動され、例えば下
部破砕ローラ4は左回転、他方のローラ5は右回
転し、それぞれ上部破砕ローラ2,3とによりニ
ツプ点a,bにおける破砕と共に、カウンタナイ
フ20,21との協同により破砕し、枡目25の
大きさ以下及び破砕刃23,24の高さ以下の細
粒に破砕され下方に排出される。
ただし粗砕物の一部は下部破砕ローラによる破
砕が行なわれず、上部破砕ローラ2,3の回転に
伴つて再び粗大物供給側に移行し、再度両ローラ
2,3により破砕される。
しかし粗砕物の一部は上記空間中に残存し、ニ
ツプ点a,bを通過しないものもある。この空間
A中の蓄積物の増加は駆動用油圧モータの負荷量
増加により検知される。この場合には、下部破砕
ローラ4,5の両方または何れか一方を逆転し、
蓄積物の姿勢を変え、中央カウンタナイフ22と
の協同により破砕して下方に繰出す。このとき破
砕刃23,24を図示の如く本体26に対し直立
刃とすることによりローラ4,5の正逆何れの回
転に対しても破砕を効果的に行なうことができ
る。
即ち下部破砕ローラ4,5の回転方向を正逆反
転し、これを繰り返すことにより空間A中の粗砕
物は反転されて該ローラに噛込み、該ローラに伴
つて移行し破砕され、空間Aに粗砕物が圧縮蓄積
されることを防止する。
〔発明の効果〕
本発明によるときは、下部破砕ローラを2個設
けたことにより上部破砕ローラによる粗砕物に対
する破砕量が従来の1個の下部破砕ローラによる
ものに比し約2倍とすることができる。
また下部破砕ローラに対するカウンタナイフを
それぞれローラの外側に対し設けると共に、両ロ
ーラ間に中央カウンタナイフを設けたから、それ
ぞれの下部破砕ローラは正逆何れの方向に対して
も破砕作用を行なうことができる。従つて従来問
題視された上下各ローラにより形成される空間中
に粗砕物が圧縮蓄積するのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の実施例に関し、第
1図は粗大物破砕装置の縦断面図、第2図はその
平面図、第3図は一方の上部破砕ローラの平面
図、第4図は他方の上部破砕ローラの平面図、第
5図は下部破砕ローラの平面図、第6図はa及び
bはそれぞれ第5図における−線及び−
線に沿う拡大断面図、また第7図は従来例の粗大
物破砕装置の縦断面図である。 1は粗大物破砕装置、2,3は上部破砕ロー
ラ、4,5は下部破砕ローラ、20,21,22
はカウンタナイフ、23,24は下部破砕ローラ
の破砕刃、a,bはニツプ点である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平行な対をなす上部破砕ローラにより粗大物
    を噛込み粗砕し、次ぎにその下方に位置する下部
    破砕ローラとの協同により粗砕物を更に破砕して
    繰出す粗大物破砕装置において、下部破砕ローラ
    は平行な対をなすローラを以て構成し、それぞれ
    上部破砕ローラに対向してニツプ点を形成すると
    共に、下部破砕ローラのそれぞれの外側適所及び
    両下部破砕ローラ間にそれぞれカウンタナイフを
    取り付けたことを特徴とする粗大物破砕装置。 2 下部破砕ローラはそれぞれ正逆回転可能と
    し、該ローラの破砕刃はローラ本体に直立して取
    り付け、該ローラの正逆何れの回転に対しても破
    砕を可能とした請求項1記載の粗大物破砕装置。
JP18073488A 1988-07-20 1988-07-20 粗大物破砕装置 Granted JPH0231843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18073488A JPH0231843A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 粗大物破砕装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18073488A JPH0231843A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 粗大物破砕装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0231843A JPH0231843A (ja) 1990-02-01
JPH0459017B2 true JPH0459017B2 (ja) 1992-09-21

Family

ID=16088376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18073488A Granted JPH0231843A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 粗大物破砕装置

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