JPH04210250A - 3軸大型プラスチック製品粗砕機 - Google Patents

3軸大型プラスチック製品粗砕機

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JPH04210250A
JPH04210250A JP2418949A JP41894990A JPH04210250A JP H04210250 A JPH04210250 A JP H04210250A JP 2418949 A JP2418949 A JP 2418949A JP 41894990 A JP41894990 A JP 41894990A JP H04210250 A JPH04210250 A JP H04210250A
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JP
Japan
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rotary
rotating
blade
main shaft
blades
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JP2418949A
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English (en)
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Hideaki Matoba
的場 秀晃
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MATETSUKUSU KK
Matex Co Ltd
Original Assignee
MATETSUKUSU KK
Matex Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04210250A publication Critical patent/JPH04210250A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C18/00Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
    • B02C18/06Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives
    • B02C18/14Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives within horizontal containers
    • B02C2018/147Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives within horizontal containers of the plural stage type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/52Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]この発明は大型のプラスチック不
良製品等を粗砕する3軸粗砕機に関する。例えばテレビ
のケース、洗濯機のケース、コンピュータ、プリンタの
ケースなど大きく箱状のものがプラスチック射出成形な
どで作られる。もしもこれが不良品である場合に不良品
をある程度の小さい塊状に破砕する事ができれば好都合
であり本発明はそのような要求に応えるものである。 [0002] 【従来の技術】プラスチックランナーなどを細かく切り
刻んで、プラスチック素材として再生する粉砕機は既に
広く用いられている。これは狭い円筒形のケーシングの
中で密接して回転主軸に取り付けられた回転刃が高速回
転じており、回転刃とケーシング内壁に挟まれたランナ
が剪断され引き裂かれて、微細な粉粒状のベレットにす
るものである。これは高速回転する回転刃でランナを先
端切りするものである。回転刃の強い衝撃力によってラ
ンナーを微細片にまで切り刻むので、回転刃の慣性が重
要な働きをする。このため高速回転していなければなら
ない。駆動力は5〜10馬力で、回転数は1000回転
/回転上である。切り残しがでてはいけないので、回転
刃が互いに密接しているという事は必須の要件である。 つまり従来の粉砕機は、高速回転、回転刃密接、先端切
り、ということが共通した性質である。 [0003]これは1度でランナーがペレット状になる
ので処理が一回で済む。しかし電力費が嵩むし、騒音も
大きく不経済である。大きいランナーを砕くには大きい
開口を有する大型の粉砕機を必要とする。このように微
細片にまで切り刻むものをここでは粉砕という事にし、
粗く切ることをここでは粗砕という事にする。本発明は
後者に関する。 [00041本出願人は粉砕するのではなく、ランナー
を数個の小片に粗ぎりするランナー粗砕機を発明した(
特公昭6O−31543)。これは回転刃を回転主軸に
間隔を置いて取付け、各回転刃の側面に固定刃を設けた
構造で、回転刃を低速で(毎分1〜30回転)回転させ
てランナーを数個の小片に粗切りするものである。これ
を粉砕機に再び投入して微少粉粒状にするのである。 いわばランナーを前処理するというものである。回転刃
と固定刃との側面での切刃の対応によりランナーが4〜
6個に切断される。このランナー粗砕機は既に実績を重
ね広く使用され好評を博している。 [0005]Lかしこれらはプラスチック成形で生ずる
不要物であるランナーを切るものである。ランナーであ
るから対象が小さい。また成形に伴って定まった時間に
定まった量だけ連続的に発生するものである。ランナー
と違い、製品ではあるが不良品と判別されるものがある
。不良品の発生自体が望ましいことではないが、不良品
がプラスチック成形に伴って発生するのはある程度やむ
を得ない。不良品は再利用されることなく、貯溜して収
集しておきそのまま廃棄することもある。廃棄するとい
っても、一部は焼却され一部は埋立地に投棄される。 いずれにしても望ましい処理法ではない。 [00061大型製品の不良品はそのままだと嵩ぼるの
で貯溜するにしても広い場所を取ってしまう。そこで不
良品を粗く砕いて小片にして貯溜し廃棄するようにした
方が良い。さらに小片に砕く事ができれば、これを前記
の粉砕機に投入してプラスチック素材として再生する可
能性が拓ける。これがもっとも望ましい処理法といえよ
う。不良品といっても小さい製品の不良品であればその
まま粉砕機にかけることができよう。しかし大型の不良
品の場合そうはゆかないのである。一般にプラスチック
粉砕機のケーシングは小さくこれに続く間口も小さいの
で不良品が入って行かないからである。予めこれを小片
化する前処理が要望される。 [0007]大型のプラスチック成形品は増えつつある
。例えばプリンタ、コンピュータ、デイスプレィのケー
スはプラスチックであるし、コピー、ファックスなどの
機械も外ケースはプラスチックである。洗濯機の外箱、
蓋などもプラスチックである。児童用の玩具、遊技具に
もプラスチックが多用されている。これら大型のプラス
チック成形品を製造する場合に不良品が発生すると、従
来はこれを貯溜しておき廃品回収業者に処理を依頼して
いた。先述したように、これらは埋立地などに投棄され
るようである。 [0008]本出願人は、既にブロー容器専用の粗砕機
を発明している(実公昭6O−28504)。これは先
程のランナー粗砕機を改良したもので回転主軸は緩速回
転する。、軽いブロー容器が回転刃によって押し上げら
れるのを防ぐためにホッパに沿って上下動する掻寄装置
を設けたものである。しかしこれとて小型のブロー容器
にしか役に立たない。大型の肉厚の成形品に対しては適
用できない。これらはいずれも回転主軸が1本のもので
ある。大型のプラスチック製品を砕くには一軸式では難
しく、回転主軸を複数本にしなければならないと考える
。回転刃が1組しかないと被処理物が回転刃から浮き上
がり切断されないからである。 [00091回転主軸を2本有する破砕機も既にいくつ
か提案されている。 (1)実公昭57−25709 (S57.6.4)2
組の回転刃を回転主軸に取付け、互いに反対方向に回転
させる事により対象物を破砕する。これは軸方向に見て
回転刃の軌跡が交差しており、回転刃同士の側面接触に
よって切るものである。固定刃もあるがこれは回転刃の
先端に対向するように設けられる。回転刃の先端で切る
ものである。固定刃との関係でいえば「先端切り」とい
う事ができる。また回転刃ついていえば、2組の回転刃
が殆ど密接して取り付けられ、1組の回転刃2枚の中間
へ、他の組の回転刃の先端が入り込んでおり相互に殆ど
隙間がない。回転数も速くて対象物を微細片にまで切り
刻むものである。 [00101(2)実公昭54−4113  (S54
゜2、 23) これも2軸式の破砕機である。上下に2軸式破砕機構を
備え、主軸が上下で直交するようになっている。産業廃
棄物を破砕するものであり、長尺の破砕物を上段で発生
しても下段ではこれに直交する方向で切断できるように
なっている。これも回転刃同士は側面で殆ど接触する「
密接状」の構成である。これは廃棄物をできるだけ微細
に切り刻みたいからである。回転刃の接触側面で切断す
るものであって、固定刃のようなものはない。回転主軸
は高速回転している。 [00111(3)実開平2−86647 (H2,7
゜2軸式の破砕機である。反対方向に回転する2組の回
転刃の側面に固定刃を「密接状」に設けたものである。 つまりひとつの固定刃の両側には異なる主軸に属する回
転刃が密接して存在するし、ひとつの回転刃の両側には
固定刃が密接して存在する。固定刃と回転刃の側面での
接触によって対象物を切断する。また一方の主軸に属す
る回転刃の位相が全て揃っているが、異なる組の回転と
は位相が異なっている。 [0012]  (4)特公昭62−25420 (3
626,3) これは冷凍餌料の2軸の砕氷機であり、対象物が氷であ
る点で通常の破砕機と異なる。2本の平行な回転主軸に
間隔を置いて回転刃を取り付ける。全ての回転刃の位相
が揃うようにしである。位相の一致は2本の主軸に取り
付けられた全ての回転刃に対して要求される。回転主軸
の中点より下方に当たる位置に軸方向に延びる水を支持
するための固定刃がある。固定刃は回転刃と協同して氷
を砕くのではない。固定刃は氷を一時的に保持するもの
である。回転刃と固定刃とは離れているし回転刃、固定
刃の側面で切るというようなことはできない。 [0013]  (5)特開昭49−81955 (S
49゜8.7) 2本の回転主軸に主軸のほぼ全長に等しい長さの円柱状
のヘリカルギアを取り付けている。ヘリカルギア同士が
噛合うようになっている。この噛合い歯面で切り粉(金
属の切り粉)を圧縮切断するのである。これらの中央下
方にもう一つの回転刃と固定刃がある。切り粉は螺旋状
に巻いた金属線状であるからこれをギヤの噛合いで切断
しさらに回転刃固定刃で切断する。3軸の粉砕機である
が上方のギヤと下方の回転刃とは切断作用が異なる。 [0014]  (6)特開昭63−130147  
(S63、 6. 2) 自動車や冷蔵庫など大型で金属製の廃棄物を破砕する装
置である。3軸の破砕機で上に1本、下に2本の回転主
軸がある。回転主軸には高歯ディスクと低歯ディスクが
取り付けられる。低歯と高歯の位置が2本の主軸によっ
て異なっており一方の低歯と他方の高歯とが対向するよ
うに配置している。板を間に挟んで穴を高歯で穿孔する
ためである。堅い金属を切断するのであるから回転刃の
先端で金属板に穴を開けるようになっている。図示され
た例では一つの回転刃には10個の切断部がある。各回
転刃の位相は揃っている。固定刃のようなものはない。 [0015]  (7)特開昭51−2058 (S5
1゜1.9) 強化プラスチックや強化合板の廃材の破砕機である。3
軸構造であるが、歯車状の厚い回転刃が密接して上ふた
つの回転主軸に取り付けられている。上に1本、下に2
本の平行な回転主軸である。上の2組の回転刃は端面で
近接し高速回転することにより先端切りするようになつ
ている。下の回転主軸には阻止体が取り付けられている
。これは上の回転刃間から押し出される被処理物が落ち
ないように阻止するためである。第3の回転主軸のに取
り付けられたものには切断作用がない。回転刃が密接し
て取り付けられ、高速回転し、切断作用は上の2組の回
転刃により先端切りであるという特徴がある。 [0016]
【発明が解決しようとする課題】これらはいずれも対象
物を微細に切り刻むことが目的であるし、大型のプラス
チックを処理できるものはない。本発明は、大型のプラ
スチック不良品を3軸式の回転刃によって粗く切断する
ような大型の粗砕機を提供することを目的とする。微細
片にまで砕くのではなく粗く切断するのである。粗砕片
は別の粉砕機へ投入して微細片にまで砕ければ良いので
ある。 [0017]
【課題を解決するための手段】本発明の3軸大型プラス
チック製品粗砕機は、駆動機構により互いに反対方向に
毎分1回転〜30回転する平行な第1、第2回転主軸と
、前記第1、第2回転主軸に互いに間隔を置いて異なる
位相で取り付けられた適数枚の回転刃と、前記第1、第
2回転主軸の中間下方に設けられ駆動機構により回転す
る第3回転主軸と、第3回転主軸に互いに間隔を置いて
異なる位相で取り付けられた適数枚の回転刃と、第3回
転主軸の回転刃の一方の側面に近接して固定された固定
刃と、第1、第2、第3の回転主軸、回転刃を囲むケー
シングとを含み、第1回転刃、第2回転刃、第3回転刃
の軌跡が軸方向から見て互いに交差しており、第3回転
刃は回転刃と固定刃によって挟まれた被処理物を内方へ
移動させることのできる引き込み傾斜面を有し、第1、
第2回転刃によって挟まれ一部切断された被処理物が第
3の回転刃と固定刃によって切断される様にしたことを
特徴とする。 [0018]
【作用】本発明の3軸大型プラスチック製品粗砕機に、
大型のプラスチック製品不良品を投入すると、反対方向
に低速回転する2組の回転刃が製品の一部を把持しこれ
を軸の中間へ引き寄せこれを変形させ一部切断する。こ
れがさらに下方の第3の回転刃と固定刃に挟まれる。製
品の形状や位置により成るときは回転刃の先端で穿孔さ
れ成るときは回転刃と固定刃の協同作用で剪断される。 この時回転刃の引き込み刃面により分断された被処理物
が内方へ引き込まれる。内方で剪断されるから切断に要
する力のモーメントが小さくて済む。
【0019】本発明の装置はプラスチック製品の不良品
等を微少なものにまで切り刻むのではなく、比較的大き
い塊に分断するのである。低速回転であるが上方の2つ
の回転刃の作用あるいは下方の回転刃と固定刃の協同作
用により回転刃と固定刃の作用によって大型の製品を数
個の断片に切断できる。これは廃棄物として埋立地に投
棄することもできるが、さらに破砕機に投入して微粉末
にまで粉砕しプラスチック材料として再生利用すること
が望ましい。 [00201
【実 施 例]図面によって本発明の実施例に係る大型
プラスチック製品破砕機を説明する。図1は本発明の実
施例に係る粗砕機の正面図、図2は左側面図である。縦
長の装置であるが、上から順にホッパカバー1、ホッパ
2、粗砕機本体3、架台4よりなっている。ホッパカバ
1は左右側面、背面、上面が閉じられた箱体であって前
面に開口がありここにシュート51が取り付けられる。 シュートの前面においてホッパカバー1には開口部があ
り、ここには切断の衝撃で跳ね返った断片が外部へ飛び
出すのを防ぐためにスダレ52が垂下されている。 粗砕すべき不良品は何らかの手段で持ち上げられシュ一
ト51に置かれる。製品はこれの上を滑って開口部から
ホッパカバー1内に入る。 [00211ホツパ2は左右側面、背面、正面の閉じら
れた中間的な箱体である。この中を破砕されるべき製品
(被処理物という)が落下してゆく。粗砕機の回転刃に
よって断片が強く弾き飛ばされる事があるので、ホッパ
2とホッパカバー1を重ねて背の高いホッパ構造となっ
ている。ホッパ2は破片の衝突に耐えるように例えば3
.2mm厚の鋼板を用いる。しかしそれでも歪む惧れが
あるから、外壁に箱形断面のパイプを溶接しホッパ壁面
の変形を防止するリブ53としている。またホッパ2の
側面には開閉可能な覗き窓54がある。これは回転刃や
固定刃に断片が挟みこまれたりするので点検、補修のた
めの窓である。 [0022]粗砕機本体3がこの発明の主要部である。 これは四方の枠組みの中に回転刃、固定刃を設は駆動装
置によってこれを回転しプラスチック製品を破断するも
のである。ここではチェーンカバー35が両側に見えて
いる。架台4は本体3を支持するものである。破砕機本
体3の下面は開口しており、破断したプラスチック塊が
ここから落下するので、架台4の中に破片収集用のじょ
うごを付けたり、容器を置いたりする事ができる。大型
のプラスチック製品がそのままホッパへ入らなければな
らないので、ホッパカバーの開口は大きく、ホッパ、本
体、架台ともに大きい。−例を述べると、地表からホッ
パカバー上面までの高さは2480mm、シュートまで
の高さは2060mm、架台の幅は1200mm、奥行
は1400mmであり、ホッパカバーの幅は700mm
、奥行は650mmである。投入口の寸法は700mm
X600mmである。全体の重量は約1.2を程度であ
る。もちろん目的によりもっと大きくすることも小さく
することもできる。 [0023]粗砕機本体3の内部構造を図3の平面図、
図4の縦断右側面図によって説明する。粗砕機本体3の
中には、上方に2本の平行な第1、第2回転主軸5.6
が回転可能に設けられる。一方の第1回転主軸5が図4
に於いて時計方向に回転し、他方の第2回転主軸6が反
時計方向に回転する。上方に於いて被処理物を中央へ集
めるように回転主軸の上方で中央に向かうように回転さ
せるのである。回転主軸5.6には間隔を置いて複数の
回転刃7.8が取り付けられている。第1、第2の回転
主軸5.6の中間下方に第3の回転主軸9が設けられる
。 [0024]第3回転主軸にも間隔をおいて複数の回転
刃10が取り付けられる。回転刃10の側方に近接して
これと同数の固定刃11が取り付けられる。回転刃と固
定刃により被処理物を挟みこれを切断するわけである。 大きい刃であるからこれらの間には0.3mm〜数mm
の空隙がある。 [0025]上方の第1、第2の回転刃の高さで、外枠
をなすのは、上前後枠体12.13と端板14.15で
ある。いずれも鉄板、或は鉄のアングル材で作られる。 これらは4角の空間を仕切る。これらに続いて前後方向
に傾斜した傾斜壁材16.17が取り付けらる。さらに
その下方に下前後枠体18.19が設けられる。端板1
−4.15は共通である。3本の回転主軸5.6.9は
端板14.15に取り付けられた軸受によって支持する
。 最下段の下前後枠体18.19の間隔が上段の上前後枠
体12.13の間隔より狭くなっているのは、上では2
本の回転主軸があり、下方では1本の回転主軸があるか
らである。 [0026]固定刃10は最下段の前後枠体の一方の枠
体19の内面に突出するように固定されている。この例
では枠体19の内側に溶接された3角形状の固定刃支持
板20の上に螺子止めされている。下方の第3回転主軸
9に属する回転刃には固定刃が対応しているが、上段の
回転主軸5.6の回転刃は固定刃を持たない。また通常
の粉砕機は粉砕物の粒径の上限を規定するために回転刃
の直下に半円筒状の多孔板であるスクリーンを取付け、
スクリーンの孔径より大きいものは出てこないようにな
っている。本発明の破砕機ではスクリーンのようなもの
がない。固定刃と回転刃とによって作られる大まかな網
目構造を通過できる程度のプラスチック断片が下方に落
下する。 [0027]この例では上方の第1回転主軸5には5枚
の回転刃7が位相を少しずつたがえて固着されている。 各回転刃で切断時刻が食い違うようにして回転主軸に掛
かるトルクを平均化するためである。この回転刃は2つ
の切断部を持つ(簡単に2刃という)。つまり180゜
回転によって不変である。二の場合トルクを平均化させ
るためには36度ずつ取付位置を変えるのが最適である
が主軸の加工が難しければ30°の位相間隔でも良い。 第2回転主軸6の回転刃の取付も同様である。 [0028]下方の回転主軸9には4枚の回転刃10が
取り付けである。これも位相が軸方向にみて重ならない
ように配慮されている。こうすると被処理物を剪断する
時刻が回転刃によって異なるから回転主軸を駆動する駆
動系の負担が軽減される。この点で前記の特公昭62−
25420と正反対である。回転主軸には回転刃を適当
な間隔を置いて取り付けなければならないので、回転主
軸5.6.9には円筒形のスペーサ20.21.22が
回転刃と交互に挿入されている。図には現れないが回転
主軸には回転刃に対応し36度ずつ異なるようにキー溝
が穿たれここにキーによって回転刃が廻り止めされてい
る。回転刃とスペーサとを交互に回転主軸に嵌込んでゆ
き両端をナツトで固定する。隣接する回転刃の間隔はス
ペーサの長さによって決まる。 [0029]第1回転主軸5は軸受23.24により。 第2回転主軸6は軸受25.26により、第3回転主軸
9は軸受28、によりそれぞれ両持ち支持される。支持
された状態で軸方向に対して直角な方向から見て、第1
回転刃7、第3回転刃10、第2回転刃8、第1回転刃
7、第3回転刃10、第2回転刃8というように順序正
しく並ぶようにしている。軸方向から見て回転刃7.8
.10の回転軌跡は互いに重なるから、軸に対して直角
の方向から見ると何れの回転刃も重なってはならない。 勿論この例では各回転刃が重なってはいない。単に重な
らないというだけでなく最近接の回転刃の間でも軸方向
に回転刃1枚分程度の間隙がある。これは被処理物を粗
ぎりするのが目的だからである。 [00301回転刃の配置がまばらであるから、第1、
第2の回転主軸の一方の端に空隙が残り被処理物の断片
が乗ると相手方の回転刃に掛からなく成る死点が生ずる
。そこで回転刃の無いほうの端には平行四辺形の掻き上
げ板30.31が回転主軸に取り付けである。これは切
断作用はない。この上に乗8つだ断片を持ち挙げて相手
方の回転刃の切断範囲に運ぶのである。 [00311回転刃、固定刃が設けられている破砕領域
の寸法は600mm〜1000mm程度の長さの矩形断
面であり極めて広い空間であるからプラスチックのテレ
ビのケース、洗濯機のケースなど嵩ぼる大型の製品を投
入処理することができる。 [00321回転刃が被処理物を切ろうとすると、切刃
面に反力が生ずる。これは切刃面にほぼ直交する成分を
持つ。反力は切刃面を斜めに押し上げる方向に働くから
、この軸方向の反力がスラストとなる。切刃面のある方
から、垂直面の方へスラストが生ずる。回転主軸5.6
に付けた回転刃7.8はこの例では同じ側に切刃面を持
つのでスラストが互いに打ち消し合わない。主軸に対し
てスラストが生ずる。主軸5.6は両端を軸受で両もち
支持されるが、いずれか一方はスラストを受ける事ので
きる軸受となっている。軸受の構造は公知であるからこ
こでは詳細を述べない。 [0033]第1回転主軸5と第2回転主軸6とは回転
方向が反対になっている。北方に落ちた被処理物を主軸
の中間の方向へと送るように回転する。回転刃もその方
向に切刃面が向いている。こうするために第1、第2の
回転主軸の端には互いに噛合う第1平歯車32と第2平
歯車33が取り付けられる。歯車の端数を同一にすれば
回転数が同じになる。両回転生軸は同一回転数であって
も良いし少し異なっていても良い。第1回転主軸5には
さらにスプロケット34か固定されている。これがチェ
ン35を介して他のスプロケット36に連結されている
。第1、第2回転主軸5.6の駆動力を生ずるのはモタ
37である。駆動力はモータ37、減速機38からスプ
ロケット36を通して回転主軸5に伝わる。これが歯車
の噛合いにより第2回転主軸6に伝わる。このようにす
ると、第1、第2回転主軸は互いに逆方向に滑りなく回
転する。減速機38は例えば遊星歯車減速機を用いるこ
とができる。第1、第2回転主軸の回転数は1〜30回
/分で緩速回転する。この例ではひとつのモータの駆動
力を2分して利用しているが第1、第2回転主軸毎に独
立のモータを設けても良い。ざらにモータトルクを監視
しておき、過負荷で回転主軸が回らない時は短い時間逆
回転するようにするのが望ましい。 [0034]下方の第3回転主軸9には第1回転主軸の
スプロケット34と反対側の端部にスプロケット39が
固定されている。このスプロケット39はチェーン40
により駆動側のスプロケット41に結合している。駆動
系はモータ42と減速機43とよりなる。モータ42の
回転が減速されてスプロケット41、チェーン40、ス
プロケット39を伝わり第3回転主軸9を回転させる。 この回転数は第1、第2の回転主軸の回転数と同じでも
良いし異なっても良い。第3回転刃のみをやや速くする
と第1、第2回転刃で把握された被処理物が第3回転刃
と固定刃で剪断されるから、切断効果が挙がる。チェン
やスプロケットはチェーンカバー55で覆われている。 モータは前面のカバー56で覆われているから安全であ
る。 [00351図5に1枚の回転刃の平面図、図6に正面
図を示す。第1回転主軸と第2回転主軸の回転刃は面対
称の形状であるから一方の回転刃のみを説明する。第3
回転主軸の回転刃も同様である。回転刃の直径は300
mmφ〜500mmφである。これは矩形状のダイス鋼
を加工して作ったものである。切断箇所は2箇所である
(2刃)。2つの腕があるが、これは回転方向に曲がっ
ており、回転方向の前面に傾斜面である切刃面61が形
成される。 [0036]切刃面61はかなり長く、先端は鋭い尖点
62になっている。中間が対象とする被処理物を内方へ
引き込むための引き込み傾斜面63となっている。この
引き込み傾斜面63は内側を向いているから固定刃と傾
斜面63の間に被処理物を挟みこんだ場合、回転ととも
に被処理物を引き込むのである。引き込み傾斜面63の
内端は円弧状の切断凹部64となっている。引き込まれ
た被処理物はここで強い力によって切断される。これ以
外の輪郭線上では切断作用はない。切刃面61に続いて
円弧面65、直線部66、折曲点67、背面部68、端
点69、周面70があって、尖点62に続いている。 [00371回転刃の中心には主軸が差し込まれるべき
穴60と、キー溝71とが穿たれている。この例で切刃
面の傾きは70°である。周面70.70の間の直径は
350mm、切断凹部64の円弧の曲率半径は15mm
である。厚みは30mmである。中心の穴の直径は60
mmである。 [0038] 【発明の効果】テレビ、洗濯機、コピー、ファックス、
コンピュータなどのケースはプラスチック成形品である
。これを射出成形、圧縮成形などで作るが、不良品が発
生することがある。従来は不良品を工場の片隅に山積み
しそのまま廃棄業者に処理を委託していた。本発明の装
置は3軸の回転主軸を有する大型の粗砕機であって上方
の2軸の回転刃により大型の被処理物が握持され一部切
り裂かれさらに下方の回転刃と固定刃の協同作用によっ
て幾つかの断片に分断される。本発明の装置によってこ
れら大型のプラスチック製品の不良品をかなり小さい断
片に破断てきる。これだけで嵩が減る。埋立地に投棄す
るにしても嵩が低いので取り扱いが容易である。さらに
進んでこのように断片にしたものはプラスチック粉砕機
にかけて微細粒子状にし再生材料としてリサイクリング
できる。こうすれば有用に利用でき、焼却或は投棄する
より遥かに有効である。このように有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る3軸大型プラスチック製
品粗砕機の全体正面図。
【図2】同じ物の右側面図。
【図3】粗砕機本体の内部平面図。
【図4】粗砕機本体の内部側断面図。
【図5】回転刃の平面図
【図6】回転刃の正面図
【符号の説明】
1 ホッパカバ 2 ホッパ 3 粗砕機本体 4 架台 5 第1回転主軸 6 第2回転主軸 7 第1回転刃 8 第2回転刃 9 第3回転主軸 10 第3回転刃 11 固定刃
【図1】
【図4】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動機構により互いに反対方向に毎分1回
    転〜30回転する平行な第1、第2回転主軸と、前記第
    1、第2回転主軸に互いに間隔を置いて異なる位相で取
    り付けられた適数枚の回転刃と、前記第1、第2回転主
    軸の中間下方に設けられ駆動機構により回転する第3回
    転主軸と、第3回転主軸に互いに間隔を置いて異なる位
    相で取り付けられた適数枚の回転刃と、第3回転主軸の
    回転刃の一方の側面に近接して固定された固定刃と、第
    1、第2、第3の回転主軸、回転刃を囲むケーシングと
    を含み、第1回転刃、第2回転刃、第3回転刃の軌跡が
    軸方向から見て互いに交差しており、第3回転刃は回転
    刃と固定刃によって挟まれた被処理物を内方へ移動させ
    ることのできる引き込み傾斜面を有し、第1、第2回転
    刃によって挟まれ一部切断された被処理物が第3の回転
    刃と固定刃によって切断される様にしたことを特徴とす
    る3軸大型プラスチック製品粗砕機。
  2. 【請求項2】第3回転主軸の回転刃の直径が、第1、第
    2の回転主軸の回転刃の直径と同一か或はそれより大き
    いことを特徴とする請求項1に記載の3軸大型プラスチ
    ック製品粗砕機。
  3. 【請求項3】第1回転主軸の回転刃、第2回転主軸の回
    転刃、第3回転主軸の回転刃がそれぞれの回転主軸に対
    して同一間隔で取り付けられており上面から見て第1回
    転刃、第2回転刃、第3回転刃というように順に並んで
    いることを特徴とする請求項2に記載の3軸大型プラス
    チック製品粗砕機。
  4. 【請求項4】回転主軸に加わるトルクを監視し、トルク
    が過大である場合は短い時間回転主軸を反対方向に回転
    した後再び順方向に回転させるようにした事を特徴とす
    る請求項1に記載の大型プラスチック製品粗砕機。
  5. 【請求項5】第1、第2の回転主軸であって回転刃の少
    ない方の回転主軸の端に切断作用のない平行四辺形の掻
    き上げ板を取付け回転主軸の端に落ちた被処理物を中央
    部へ移動させるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の3軸大型プラスチック製品粗砕機。
JP2418949A 1990-12-13 1990-12-13 3軸大型プラスチック製品粗砕機 Pending JPH04210250A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003080249A1 (de) * 2002-03-25 2003-10-02 Alpinit Patentverwertungs-Anstalt Zerkleinerungsvorrichtung
JP2006218446A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Tajiri:Kk 破砕機
CN103721803A (zh) * 2013-12-27 2014-04-16 山东百川同创能源有限公司 广谱性生物质粉碎装置
CN104162473A (zh) * 2014-07-30 2014-11-26 常州云泰干燥设备有限公司 动物毛及粪便再利用粉碎机

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