JPH045812A - モールド変圧器の成型方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、モールド変圧器製造時における作業性及び電
気的特性を向上させるための成型方法に関する。

「従来の技術」 コイルに電極を取り付け、一体にモールド成型してモー
ルド変圧器を製造するための従来技術の一例を、第２図
の断面図について説明する。

図において１は金型で、その中へコイル２を設置するが
、このコイル２を金型１から浮かせるため、該コイル２
の両端をエポキシ樹脂で成型されたスペーサ３にて支持
する。また電極４を金型１内の適宜の個所にて支持する
。この電極４にはコイル２から直接引き出されたリード
２ａの先端が半田付けなどの方法で接続される。このよ
うに準備してからの金型１に設けた注型口１ａよりエポ
キシ樹脂５を流し込み、硬化させてモールド変圧器を成
型していた。

「発明が解決しようとする課題」 このような成型方法においては、所定の樹脂厚さを得る
ためモールド作業時にコイルの位置決めの調整をスペー
サを用いて行う必要が有り、調整が不十分で有ると、電
界が歪むことが有り電気的特性悪化の原因となるほか樹
脂厚が均一ではなくなり機械的弱点を作るおそれがあっ
た。

本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたもので、モー
ルド変圧器製造上の作業性及び電気的特性向上を図るこ
とを目的とするものである。

「課題を解決するための手段」 本発明は上記技術課題を解決するため、モールド変圧器
のコイルに電極を取り付けて一体にモールドされるもの
において、コイルの下部に設けた口出し部に電極を取り
付けるとともに、その電極部分を金型内の底部に載置す
ることによってコイルを金型から浮かせて支持し、しか
る後に金型の注型口からエポキシ樹脂を流し込んで硬化
成型させるモールド変圧器の成型方法に存する。

「作用」 この構造によれば、コイルに電極を機械的に結合される
ので、コイル位置調整および支持のためのスペーサが廃
止できる。

「実施例」 次に、本発明の実施例を第１図を参照して説明する。

第１図は、モールド変圧器のコイル１２に電極１４を取
り付けて一体にモールドするための実施例を断面図で示
している。

コイル１２の下部に口出し部１２ａを設け、そこに電極
１４を取り付けられている。この電極１４の下端を金型
１．１内の底部に固定することによってコイル１２は金
型１１から浮かせて支持さる このように準備してから金型１１の注型口１１ａからエ
ポキシ樹脂５を流し込み、硬化させることによりモール
ド変圧器が成型される。

「考案の効果」 本発明によれば、コイルに電極を機械的に結合し他のス
ペーサを無くしたことにより組立て強度及び電気的特性
の向上を計ることが出来るので、極めて実用性に優れた
発明ということが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は従来例
を示す断面図である。 図に於て ５　はエポキシ樹脂 １１　は金型 １１ａはく金型の）注型口 １２　はコイル １２ａは（コイルの）口出し部 １４　は電極　　である。 １４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　コイルの下部に設けた口出し部に電極を取り付けると
   ともに、その電極部分を金型内の底部に載置することに
   よってコイルを金型から浮かせて支持し、しかる後に金
   型の注型口からエポキシ樹脂を流し込んで硬化成型させ
   ることを特徴とするモールド変圧器の成型方法。