JPH0457856A - 紙艶出し加工用塗料組成物 - Google Patents

紙艶出し加工用塗料組成物

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JPH0457856A
JPH0457856A JP16678090A JP16678090A JPH0457856A JP H0457856 A JPH0457856 A JP H0457856A JP 16678090 A JP16678090 A JP 16678090A JP 16678090 A JP16678090 A JP 16678090A JP H0457856 A JPH0457856 A JP H0457856A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、印刷紙に美観と光沢を付与し印刷面を保護
することを目的とする紙艶出し加工用の水性塗料組成物
であって、特に、造膜性において優れ、高固形分含有量
の塗料とすることを可能とするものであり、しかもプレ
ス加工において要求される特性の全てを満足させる水性
塗料組成物に関する。
[従来の技術1 紙の艶出し加工は手刷印刷を施した面に塗料を塗布して
乾燥する塗り放しタイプと、塗布の後に鏡面板によって
ホットプレスして表面の平滑性を向上させるプレスタイ
プがあるが、市場の需要の高級化に伴い、プレスタイプ
が主流となってきている。 プレスタイプの塗料には、
大別して有機溶剤系のものと水性のものがあるが、環境
汚染の問題、あるいは消防上の安全性の強化などが理由
となり、水性塗料への移行が要望されている。
水性の紙艶出しプレス加工用塗料に要求される種々の性
能としては、 1) プレス前においても艶感のある塗面となること。
 この特性を「造膜性」という。
2) エンドレスブレス板から良好に離脱し得ること。
 この特性を「離型性」という。
3) 溶剤中の希釈剤量の低減による乾燥性向上のため
、含有されるビニル系共重合体が高い濃度であっても、
容易に取扱える程度に低い粘度であること。 この特性
を「作業性」という。
4) 面寸フ゛ロッキング性がよいこと。
5) プレス加工後に良好な光沢を呈すること。
などが挙げられる。
これらの所要の性能を満たすために、これまでに種々の
研究と開発が行われてきた。 例えば、特開昭53−5
2711において、含有させるビニル系共重合体の二次
転移温度を20〜60℃の範囲として低く選定し造膜性
の向上を試みているが、この二次転移温度ては離型性、
削ブロッキング性などが不足する。 また、特開昭55
−51897.同57−35096 、同58−803
58などにおいて、硝化綿をカルホキシル基を含有する
ビニル系単量体中に溶解させ、水相中において乳化重合
させ、カルホキシル基の一部をアミンによって中和する
ことにより得られる水分散性重合体を塗料として使用す
ることによって、造膜性、耐ブロッキング性、離型性の
並立的改良が試みられている。
しかし、硝化綿は、−船釣に、高い光沢を得るための必
須の成分であるスチレンが共重合されているポリマーと
の相溶性が不充分である。
従って、これら発明においてはビニル系単量体中にスチ
レンを大量に共重合させることは不可であり高光沢を有
する塗料の製造は不可能である。
特開昭60−37135と、同63−221105では
水溶性が大であり、二次転移温度が100℃程度である
ビニル系重合体を含む水相中において、二次転移温度3
0℃程度にビニル系単量体を乳化重合させることにより
、耐ブロッキング性、造膜性、と光沢度の三者を並立さ
せ得る塗料が開示されている。  しかし、これらは引
き加工には適当するが、プレス加工の場合には、二次転
移温度が低い重合体が含まれているために離型性が不足
する。
特開昭59−100794では、重合性不飽和結合があ
るセルロース誘導体、スチレン、メチルメタクリレート
などのビニル系単量体を共重合させて得られる重合体を
、アルカリと反応させて水相中に分散させた水性塗料で
あり、造膜性、光沢度、耐ブロッキング性などを並立さ
せ得る塗料が開示されている。 しかし、この製品では
ビニル系の共重合体の粘度が非常に大きくなって、作業
性が不足する。
特開昭55−69660では、ビニル系の単量体の共重
合体を揮発性塩基により中和させて水相中に分散させ、
これに炭素数18〜22の飽和、または不飽和の高級脂
肪酸アルカリ金属塩をブレンドすることによって、光沢
度、耐ブロッキング性、および、離型性を並立させよう
とした製品が開示されている。 しかし、高級脂肪酸ア
ルカリ金属塩をブレンドすれば、ビニル系共重合体の粘
度が増大して、作業性が不足する。
〔課題を解決するための手段) 紙艶出しプレス加工用水性塗料であって、水相中へ分散
させられた後、ビニル系共重合体の粘度が小さいために
作業性が良好であり、光沢、造膜性、耐ブロッキング性
、離型性などの各性能全てを並立させようとする課題は
、ポリエチレンオキサイド基含有の非イオン性界面活性
剤、ビニル系共重合体、および親水性の有機溶剤の混合
物中に揮発性塩基を加えてカルボン酸基の30〜65%
を中和させ、これに水が添加されて水相中に分散させら
れる紙艶出しプレス加工用水性塗料の利用により解決可
能であることが見出された。
即ち、[Iコ(A)スチレン5〜50wt%、(B)メ
チルメタクリレート30〜80 wt%、(C)不飽和
モノカルボン酸またはα、β−不飽和ジカルボン酸2〜
+5 wt、%、および(D)上記以外のラジカル重合
可能ビニル系重合体−3〜50 wt。
%が原料とされて製造され、その二次転移温度が75〜
100℃の範囲内であって、重量平均分子量が10、 
[100〜500.000の範囲内のビニル系重合体、
[TI ]親水基のポリオキシエチレン基を含有する非
イオン性界面活性剤が[I]のビニル系重合体に対して
0.5〜15’wt、%、および[1■]親水性の有機
溶剤からなる混合物中に、揮発性塩基が添加されて重合
体中のカルホン酸基の30〜65%が中和された後に、
水が添加されて水相中に重合体が分散させられることに
より紙の艶出し加工用に極めて有用有効な塗料組成物が
提供され得ることが見出された。
上記の[11]に示される界面活性剤は、親水基として
ポリオキシエチレン基を有するものであるならば、特に
限定される必要はないが、好ましくは、芳香族環がない
炭化水素を疎水基とするものが良好である。
スルホン酸塩、またはカルボン酸塩などイオン対を親水
基として有する界面活性剤が使用された場合、水相中に
分散させられた際に、ビニル系の共重合体の粘度が大き
くなり過ぎて作業性が低下するのみでなく、造膜性もや
や不充分となることとなる。 これに対して、ポリオキ
シエチレン基を親水基として含有する非イオン性界面活
性剤が使用された場合、造膜性が良好であるのみてなく
低粘度の共重合体が得られることにより、作業性が良好
となる。
また、界面活性剤の疎水基に芳香族環を有するものは芳
香族環がないものと比較して、離型性においてやや劣る
ものとなる。
ポリオキシエチレン基がある界面活性剤の添加量は、上
記の[I]のビニル系重合体に対して、05〜+5 w
t、%であり、好ましくは2〜10 wt%である。 
これが0.5wt、%未満では、造膜性が不足し、また
、 15 wt%を超える場合は、水相中に分散させら
れた後に、ビニル系共重合体の粘度が大きくなって作業
性が低下する。
ポリオキシエチレン基を含有する非イオン性の界面活性
剤の例としては Cr、H2,、−IG 0−(CI−12cH20)計
、CoH2ol−0−(CH2CH20)−11、C,
H2o−+−0−(CH2CH20)l、111.2≦
q<30゜) CllH2r、、、−COO(CH2CH20)計 、
Cn)12o−1−COO(CH2CH20)−H、C
I、Hz□+−NH(CHzCLO)IIIH1CIl
H2Il−1−NH(CH2CH20)計、(上式中、
整数nとmは、それぞれ5≦n<30.3≦m<80.
) JlbOOCC,H2p−+ H (上式中、整数pとqは、それぞれ5≦p<30、(上
式中、整数r、s、tおよびUは、それぞれ5≦r<3
0、3≦s、t、u<30゜)HO(C2H40) V
−(C3H60) w−cxl+2 、 、1、(上式
中、整数V、W、およびXは、それぞれ、3≦v、W<
80.5≦x〈30゜) などが挙げられる。
上記[I]のビニル系共重合体の二次転移温度は75℃
以上、100℃以下であるべきてあって、75℃未達で
あれば、プレス後の離型性が不足し100℃を超える場
合は、造膜性とツブレ性が不足する。 二次転移温度は
、好ましくは85℃以上95℃以下である。
なお、ここにいう「ツブレ性」とは、塗料樹脂が印刷紙
の表面にロールコートされて形成された塗膜面が、鏡面
板によりプレスされ紙面の平滑性が向上させられるプレ
ス加工時に、この平滑化を助長する特性である。 プレ
スされてもツブレ性が低い場合には塗膜面に凹部が残存
して、紙面が白くぼけて見えるが、これをツブレ不良と
称している。
ビニル系共重合体の重量平均分子量は、10.000以
上、5[ID、 000以下であるへきてあって、10
.000未満であれば、造膜性、離型性、耐ブロッキン
グ性が不足し、500. ODDを超過する場合、ビニ
ル系共重合体の粘度が過大となり作業性が不足する。
上記[I]のfA)〜(D)のビニル系単量体中、(A
)のスチレンは光沢を塗膜に与えるために必須の成分で
あり、これが5 wL%未満である場合は光沢が不良に
過ぎるのであり、50 wt%を超える場合は離型性と
耐摩擦性が不足することとなる。
(B)のメチルメタクリレートは離型性と耐摩擦性を塗
膜に与えるために必須の成分であり、これが30 wt
、%未満てあれば、これら両特性が不足し、80 wt
、%を超過すれば、ビニル系共重合体の粘度が過大とな
るために作業性が不足する。
(C)の不飽和モノカルホン酸か、α、β−不飽和ジカ
ルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸なとの一塩基酸か、フマール酸、マレイン酸、イタ
コン酸、その他の二塩基酸などがあり、これが2 wt
%未満であっては水による希釈性、あるいは経時安定性
か不足する。
一方、15 wt%を超過すれば、水相中に分散後に塗
料分散系の粘度が過大となるために作業性が不足する。
(D)成分の、上記(A)〜(C)との共重合が可能で
ある他種ビニル単量体は、主として、共重合体の二次転
移温度を75〜100℃に設定するためにおよび/また
は塗膜に密着性と耐摩擦性を与えるために使用されるも
のであって、その単量体中に少なくとも一基の重合可能
ビニル基を有するものであれば、いかなるものであって
もよい。
このビニル系単量体としては、例えば、炭素数1〜18
のアルキル基があるアクリル酸アルキルエステル、また
はメタクリル酸アルキルエステル[両者を併せて以下で
は(メタ)アクリル酸アルキルエステルと略記]、ビニ
ル基を含有している芳香族化合物、あるいは前記の両者
と共重合可能の単官能基および多官能基ビニル系化合物
が例示される。
炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル
酸アルキルエステルの具体例としては、メチルアクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、 n−ブチル(メ
タ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、
t−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(
メタ)アクリレートなどが挙げられる。
ビニル基含有芳香族化合物の具体例としてα−メチルス
チレン、ベンジル(メタ)アクリレートなどが挙げられ
る。
(メタ)アクリル酸アルキルエステル、およびビニル基
含有芳香族化合物と共重合可能単官能基および多官能基
ビニル系化合物の具体例としては2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ブチレングリコール(メタ)アクリレートなどのグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(
メタ)アクリレートなどのアルキルアミノ(メタ)アク
リレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート
メチルクロライド塩、シクロヘキシル(メタ)アクリレ
ート、アリル(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)
アクリレート、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、(メ
タ)アクリロニトリルが挙げられる。
(A)〜 (D)の単量体の重合方法には、特に限定の
必要はないが、溶液重合法か目的とする高品質重合物を
与えるのであり、しかも経済的に有利である。 重合用
の触媒にも特に限定の必要はないが、アゾビスイソブチ
ロニトリルなどアゾ系開始剤、ベンゾイルパーオキサイ
ドなど過酸化物系の開始剤などが挙げられる。
また、重合物の分子量の調節用に、N−トデシルメルカ
プタンなどの連鎖移動剤などの使用も可能である。
この発明の組成物の製造用に使用される揮発性塩基の具
体例としては、 HO−C−ih、−N−CeH□c4+CbI(2,−
DH。
(上式中、整数α、bおよびCは、それぞれ0≦α、b
、c≦5.) などが挙げられる。
また、揮発性塩基の添加量は、ビニル系重合体中のカル
ボン酸基の3D〜65%当量の範囲内であって、特に好
ましくは、40〜55%の範囲内である。 これが30
%未満の場合、造膜性が不足し、 65%超過の場合、
ビニル系共重合体の粘度が過大となって作業性が不足す
る。
上記[III]の親水性有機溶剤の具体例としてはメチ
ルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコ
ール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール
、1=ブチルアルコールなどアルコール類、セルソロブ
アセテート、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、n
−ブチルセロソルブ、j−ブチルセロソルブなどのセロ
ソルブ類、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルアルコール
、その他などが挙げられるが、乾燥性、および水との相
溶性の面からメチルアルコール、エチルアルコール、1
−プロピルアルコール、n−プロピルアルコールが好適
である。
[実施例と比較例] 以下に、実施例と比較例を挙げて、この発明の組成物を
、更に詳細に説明する。 なお、実施例などの中の「部
」は、全て「重量部」を示す。
実施例 1 攪拌機、温度計、還流凝縮器を備えて、加温と冷却がい
ずれも可能である重合装置中に1−プロピルアルコール
55部、ブチルセロソル15部、スチレン28部、メチ
ルメタクリレート48部、n−プチルメタクリレート 
17部、アクリル酸7部、エチレンオキサイド単位30
のポリオキシエチレンラウリルエーテル5部とアゾビス
イソブチロニトリル0.2部を装入した後に、装入物を
85℃に昇温し、2時間、重合反応を続行させた後、反
応温度85℃を保持しアゾビスイソブチロニトリルを0
.1部づつ、30分間間隔にて5時間、重合装置中に供
給し、更に85°Cにて2時間保持した後に重合反応を
終了させた。 その後、濃度28%のアンモニア水2.
8部を供給し、水90部を添加し重合体を水相中に分散
させて、固形分の含有率が40%であって粘度が800
 cpsである白濁溶液を得た。  この白濁溶液を水
により固形分の含有率が35%にまで希釈し、離型剤と
して水分散性のリン酸エステルを、固形分100部に対
して2部の比率として添加した。
こうして調製された白濁溶液を平版印刷されたボール紙
にロールコータ−を以て、乾燥後の塗膜の厚さが3μm
になるように塗布して、 80 ℃にて15秒間、乾燥
させた後、エンドレスプレス機によって 100℃、2
00kg/cm2.20m/min、の条件下にプレス
したい 艶出し処理を受けた平版印刷ホール紙についての試験の
結果である造膜性、離型性、作業性、耐ブロッキング性
、光沢性を表2に示す。
実施例2〜9・比較例1〜9 これらの実施例と比較例は、実施例1と同様の工程と操
作により、界面活性剤、中和剤、中和度およびビニル系
モノマー組成を表1に示す通りに変更して遂行した。 
得られた試験結果を表2に示す。 なお、表1中の略記
表示の内容は、次の通りである。
千ツマ− MMA   :メチルメタクリレート St;スチレン n−BMA:n−ブチルメタクリレ−1・EHMA  
:エチルへキシルメタクリレートEA:エチルアクリレ
ート 2−EHA : IA AA AA    : 界面活性剤 A   : Cl 2H21,0(CH□C1(20)
 3゜HB   :C,□H260(CLCH20) 
as)IC+aL+0(CLCLO) +aH D   : Cl2H2SC00(C)12CH20)
2oH2−エチルへキシルアクリレート イタコン酸 メタクリル酸 アクリル酸 : ClaH3J(CLCLO)sH : ClzHzsO3OJa CHs (CH2) 、CH=CH(CH2) 、C0
0Kなお、表1中のTg 、粘度および重量平均分子量
は下記の方法により測定された。
Tg   ・シラトメトリー法により測定。
粘度 =20℃の環境下においてB型粘度計により測定 重量平均分子量:  T)IF溶液にして、東ソー製G
PCHLC80211Rによりポリスチレン換算にて測
定。
なお、表2中の試験項目の概要は、次の通りである。
造膜性・視察により判定。
離型性:デリバリロールの温度80℃において紙が自重
により離脱するものを、0印 デリバリロールの温度60°Cにおいて紙が自重により
離脱するものを、○印 自重により離脱しないものを、・印と した。
作業性、固形分含量35%において溶液粘度が200 
cps以下のものを0印、200cpsを超え、400
 cps以下のものを、○印、400 cps超過のも
のを、・印とした。
耐ブロッキング性 ニブレス後の4 cm角の紙を、印刷面と印刷面を対面
させて重ねて、 50°C1相対湿度80%の環境下、
3 kgの荷重を付加して24時間放置した後、全く ブロッキングしなかったものを0印と して、全体の1710以下の部分が、 ブロッキングしていたものを○印とし 全体の1/10を超え、1/4以下の 部分がブロッキングしていたものを、 ム印とし、全体の174を超える部分がブロッキングし
ていたものを、・印と した。
光 沢=20°グロス値である。
[発明の効果] この発明の紙艶出し加工用の塗料組成物が使用されるこ
とによって、従来の水性塗料組成物では達成され得なか
った造膜性、離型性、作業性、耐ブロッキング性、光沢
度などに関する要求性能の全てが満足させられることと
なったのであって、水性塗料による紙艶出し加工の品質
向上にとって極めて有用であるのみでなく、環境汚染と
危険性の除去、および経済性についても、充分に貢献し
得るものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スチレン5〜50重量%、メチルメタクリレート
    30〜80重量%、不飽和モノカルボン酸またはα、β
    −不飽和ジカルボン酸2〜15重量%、および上記以外
    のラジカル重合性のビニル系モノマー3〜50重量%か
    らなり、その二次転移温度が75〜100℃の範囲内で
    あって、重量平均分子量が10,000〜500,00
    0の範囲内であるビニル系重合体、(2)ビニル系重合
    体(1)に対して、0.5〜15重量%のポリオキシエ
    チレン基を含有する非イオン性界面活性剤、および(3
    )親水性の有機溶剤からなる混合物に、揮発性塩基が添
    加されて重合体(1)のカルボン酸基の30〜65%が
    中和された後に、水が添加されて水相中に重合体(1)
    が分散させられていることを特徴とする紙艶出し加工用
    塗料組成物。
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Cited By (6)

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