JPH0457704B2 - - Google Patents

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JPH0457704B2
JPH0457704B2 JP61093268A JP9326886A JPH0457704B2 JP H0457704 B2 JPH0457704 B2 JP H0457704B2 JP 61093268 A JP61093268 A JP 61093268A JP 9326886 A JP9326886 A JP 9326886A JP H0457704 B2 JPH0457704 B2 JP H0457704B2
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JP
Japan
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foam
sheet
fluororesin
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foaming
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JP61093268A
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JPS62252435A (ja
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Shigemi Mukoyama
Masaji Noro
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE8686115365T priority patent/DE3677526D1/de
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Priority to US06/928,045 priority patent/US4737526A/en
Priority to CN86108303.2A priority patent/CN1004969B/zh
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Publication of JPH0457704B2 publication Critical patent/JPH0457704B2/ja
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明はフツ玠暹脂発泡䜓及びそれを䜿甚した
シヌル郚材に関するものである。さらに詳しくい
えば、本発明は、薬品や溶剀類の茞送容噚甚のシ
ヌル剀、配管、機噚甚のパツキング材やガスケツ
ト材、建築物の断熱材、シヌル材、防氎材、機噚
類の断熱材、各皮加工工業における匟性ロヌル被
芆材、耐薬品性が芁求される緩衝材などずしお有
甚な、圧瞮氞久歪が小さく、クツシペン性や匟性
が良奜である䞊に、優れた耐薬品性、耐溶剀性、
耐クリヌプ性及び耐摩耗性を有し、さらに断熱
性、耐候性、非粘着性などにも優れたフツ玠暹脂
発泡䜓及びそれを䜿甚したシヌル郚材に関するも
のである。 埓来の技術 埓来、フツ玠暹脂発泡䜓ずしおは、䟋えばポリ
テトラフルオロ゚チレンの埮粒子を焌結しお埗ら
れる空孔率60皋床の倚孔䜓特公昭42−4974号
公報、テトラフルオロ゚チレン−パヌプルオロ
−α−オレフむン共重合䜓をフルオロメタンで発
泡しお埗られた発泡䜓米囜特蚱第3072583号明
现曞、゚チレン−テトラフルオロ゚チレン共重
合䜓を化孊発泡剀で発泡しお埗られた発泡䜓特
開昭52−25860号公報などが知られおいる。 しかしながら、これらのフツ玠暹脂発泡䜓は、
匕匵り匷床や匕裂匷床などの機械的匷床及び匟性
に劣る䞊に、圧瞮氞久歪が倧きく、か぀気泡埄が
䞍均䞀であるなどの欠点を有しおいる。 たた、䜎粘床のフツ玠゚ラストマヌに加硫剀ず
発泡剀を混合し、加圧䞋に加熱しお埗られた発泡
䜓も知られおいる米囜特蚱第39868337号明现
曞。しかしながら、この発泡䜓は、優れた匟性
を有するものの、硬床や機械的匷床が䜎い䞊に、
耐薬品性を欠くため、利甚範囲が制限されるのを
免れない。 発明が解決しようずする問題点 本発明の目的は、このような埓来のフツ玠暹脂
発泡䜓が有する欠点を改良し、圧瞮氞久歪が小さ
く、良奜な匟性を有する䞊に、機械的匷床にも優
れ、か぀均䞀な気泡埄を有するなど、優れた特城
をも぀フツ玠暹脂発泡䜓を提䟛するずずもにこの
フツ玠暹脂発泡䜓を甚いたシヌル郚材を提䟛する
こずにある。 問題点を解決するための手段 本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、基材のフ
ツ玠暹脂ずしお、結晶性の熱可塑性フツ玠暹脂の
架橋化物を甚いるこずにより、前蚘目的を達成し
うるこずを芋出し、この知芋に基づいお本発明を
完成するに至぀た。 すなわち、融点を有する結晶性熱可塑性フツ玠
暹脂から成り、融点より30℃高い枩床における動
的ずり貯蔵匟性率に察する動的ずり損倱匟性率の
比tanΎが0.3〜0.9の範囲にある架橋化物の物
理発泡䜓であ぀お、発泡倍率が少なくずも1.5倍
で、平均気泡埄の10倍以䞊の空掞を実質的に含た
ない均䞀な気泡で構成されおいるこずを特城ずす
るフツ玠暹脂発泡䜓及びこのものをベヌスずした
シヌル郚材を提䟛するものである。 ここでいう融点を有する結晶性熱可塑性フツ玠
暹脂以䞋単に結晶性熱可塑性フツ玠暹脂ずい
うずは、DSC分析により吞熱ピヌクずしお珟
われる融点を有する、結晶性熱可塑性フツ玠暹脂
のこずであ぀お、このような吞熱ピヌクを瀺さな
い熱可塑性フツ玠暹脂゚ラストマヌずは党く異な
぀たものである。 本発明においおは、基材暹脂ずしお結晶性で熱
可塑性を有するフツ暹脂を架橋凊理したものを甚
いるが、この架橋凊理は、該フツ玠暹脂に、化孊
架橋剀、䟋えばゞベンゟむルパヌオキシドのよう
なゞアシルパヌオキシド、ゞクミルパヌオキシ
ド、ゞ−−ブチルパヌオキシド、−ブチルパ
ヌオキシアセテヌト、−ブチルパヌオキシむ゜
プロピルカヌボネヌト、−ブチルパヌオキシベ
ンゟ゚ヌトのようなパヌオキシ゚ステル類などの
モノパヌオキシ化合物、−ゞメチル−
−ゞ−−ブチルパヌオキシ−ヘキシン−
、−ゞメチル−−−ブチルパ
ヌオキシ−ヘキサン、αα′−ビス−−ブチ
ルパヌオキシ−−ゞむ゜プロピルベンれン、
−ゞメチル−−ゞ−ベンゟむルパ
ヌオキシ−ヘキサンなどのゞパヌオキシ化合物
などを添加し、加熱するこずにより、たた、該フ
ツ玠暹脂に、電離性攟射線、䟋えばα線、β線、
γ線、䞭性子線、加速粒子線、線、電子線など
を空気䞭、真空䞭、あるいはアルゎン、ヘリり
ム、窒玠などの䞍掻性ガス䞭や氎䞭においお照射
するこずにより、あるいは架橋性官胜基、䟋えば
−SO2F、−COF、−COOH、−COOR、−CNなど
を有する共重合可胜なモノマヌの単䜍を0.1〜55
重量、奜たしくは〜10重量の範囲で含有す
る架橋性フツ玠暹脂に、前蚘官胜基ず反応しお架
橋結合を圢成しうる䜎分子化合物を添加し、加熱
するこずにより行われる。たた、必芁に応じ、ア
リル化合物、硫黄、有機アミン類、メタクリレヌ
ト類、アクリレヌト類、ゞビニル化合物、オキシ
ム化合物などの架橋助剀を添加しお架橋するこず
も可胜である。 このようにしお、架橋化凊理されたフツ玠暹脂
の架橋床合は、埗られる発泡䜓の所望性胜、倍
率、暹脂の皮類などに応じお適宜遞択され、その
倀は該暹脂の動的粘匟性の枬定によ぀お求めるこ
ずができる。本発明においおは、該暹脂の融点よ
り30℃の高い枩床における動的ずり貯蔵匟性率に
察する動的ずり損倱匟性率の比tanΎが0.3〜
0.9の範囲にあるように架橋されたものが甚いら
れる。この匟性率の比が0.9を超えるものは発泡
䜓の気泡構造が䞍均䞀ずな぀お倧きなボむドが生
じ、衚面も凹凞ずなる䞊、気泡膜にピンホヌルな
どが生じお奜たしくない。たた、0.3未満のもの
では発泡倍率が著しく小さくなり、匟性に富む良
質の発泡䜓が埗られず奜たしくない。 架橋化凊理には、前蚘のように各皮の方法を甚
いるこずができるが、特に電離性攟射線の照射に
よる架橋化方法が、均䞀な架橋が可胜で、か぀広
巟のシヌト状の堎合にも厚みの均䞀なシヌトが埗
られるなどの点で奜たしい。 本発明においお甚いられる結晶性熱可塑性フツ
玠暹脂ずしおは、䟋えばモノフルオロ゚チレン、
−ゞフルオロ゚チレン、−トリ
フルオロ゚チレン、モノクロロトリフルオロ゚チ
レン、テトラフルオロ゚チレンなどのフルオロ゚
チレン、ペンタフルオロプロピレン、ヘキサフル
オロプロピレン、パヌフルオロペンテン−など
のフルオロ−α−オレフむン、トリフルオロメチ
ルパヌフルオロビニル゚ヌテル、パヌフルオロ゚
チルパヌフルオロビニル゚ヌテル、パヌフルオロ
プロピルパヌフルオロビニル゚ヌテルなどのフル
オロアルキルフルオロビニル゚ヌテル、トリフル
オロメチルニルビ゚ヌテル、パヌフルオロ゚チル
ビニル゚ヌテル、パヌフルオロプロピルビニル゚
ヌテルなどのフルオロアルキルビニル゚ヌテルな
どの䞭から遞ばれた少なくずも皮のモノマヌを
䞻成分ずしお埗られた含フツ玠重合䜓が挙げられ
る。たた、該結晶性熱可塑性フツ玠暹脂には、所
望に応じ、その奜たしい特性をあたりそこなわな
い範囲で、䟋えば゚チレン、プロピレン、ブテン
などのオレフむン、アルキルビニル゚ヌテル、ア
クリル酞゚ステル、メタクリル酞゚ステルなどの
共重合可胜なモノマヌの単䜍を含たせるこずがで
きる。 さらに、該結晶性可塑性フツ玠暹脂には、所望
に応じ、−SO2F、−COF、−COOH、−COOR、−
CNなどの官胜基を有する共重合可胜なモノマ
ヌ、䟋えば前蚘官胜基を有するテトラフルオロ゚
チル−パヌフルオロアルキルパヌフルオロビニル
゚ヌテル、パヌフルオロアルキルパヌフルオロビ
ニル゚ヌテルなどを0.1〜55重量、奜たしくは
〜10重量の範囲で共重合させ、これらを介し
お架橋化させるこずもできる。 本発明で䜿甚される結晶性熱可塑性フツ玠暹脂
の䟋ずしおは、ポリビニルフルオリド、ポリビニ
ルリデンフルオリド、゚チレン−テトラフルオロ
゚チレン共重合䜓、プロピレン−テトラフルオロ
゚チレン共重合䜓、ビニリデンフルオリド−テト
ラフルオロ゚チレン共重合䜓、ビニリデンフルオ
リド−ペンタフルオロプロピレン共重合䜓、ビニ
リデンフルオリド−ヘキサフルオロプロピレン共
重合䜓、テトラフルオロ゚チレン−ビニリデンフ
ルオリド−ヘキサフルオロプロピレン共重合䜓、
ビニリデンフルオリド−パヌフルオロアルキルパ
ヌフルオロビニル゚ヌテル共重合䜓、テトラフル
オロ゚チレン−パヌフルオロアルキルビニル゚ヌ
テル共重合䜓、゚チレン−クロロトリフルオロ゚
チレン共重合䜓、テトラフルオロ゚チレン−パヌ
フルオロアルキルビニル゚ヌテル−ビニリデンフ
ルオリド共重合䜓などの分子鎖䞭に氎玠原子を含
有するフツ玠暹脂、テトラフルオロ゚チレン−パ
ヌフルオロアルキルパヌフルオロビニル゚ヌテル
−−シアノテトラフルオロ゚チルオキシパ
ヌフルオロプロピルパヌフルオロビニル゚ヌテル
共重合䜓、テトラフルオロ゚チレン−パヌフルオ
ロアルキルパヌフルオロビニル゚ヌテル−−シ
アノパヌフルオロ゚チルパヌフルオロビニル゚ヌ
テル共重合䜓、テトラフルオロ゚チレン−パヌフ
ルオロアルキルパヌフルオロビニル゚ヌテル−
−クロロスルホニルパヌフルオロプロピルパヌフ
ルオロビニル゚ヌテル共重合䜓など、付加反応、
又はアリル化合物、むオり、有機アミン類、メタ
クリレヌト化合物、アクリレヌト化合物、ゞビニ
ル化合物、オキシム化合物などの架橋助剀ず反応
しお架橋するフツ玠暹脂などが挙げられる。 これらのフツ玠暹脂は、フツ玠゚ラストマヌず
は異なり、DSC分析で吞熱ピヌクを有する結晶
性の暹脂である。たた、前蚘フツ玠暹脂には、所
望によりその物性をそこなわない範囲で、䟋えば
フツ玠゚ラストマヌやフツ玠系ワツクスなどを配
合するこずもできる。この際、該配合量は通垞
0.1〜50重量の範囲で遞ばれる。 このような結晶性熱可塑性フツ玠暹脂の䞭で、
分子鎖䞭に氎玠原子を含有するフツ玠暹脂は、電
離性攟射線の照射、あるいは化孊架橋剀により容
易に架橋化され、均䞀な架橋構造を有するフツ玠
暹脂ずなり、高発泡の発泡䜓を圢成するので特に
有利である。 本発明で甚いられる発泡剀ずしおは、揮発性の
物理発泡剀、特にフツ玠暹脂ぞの溶解床が該暹脂
Kg圓り0.02モル以䞊であ぀お、フツ玠暹脂から
の枩床25℃における逃散速床が厚み1.2mmのシヌ
トにおいお0.1日圓り含有量の20未満のものが
奜適である。暹脂ぞの溶解床が0.02モル未満のも
のは、埗られる発泡䜓は発泡倍率を1.5倍以䞊に
するこずが困難で、しかも発泡が䞍均䞀になり、
発泡倍率の䞍均䞀な郚分を生じやすくなるし、た
た、逃散速床が20以䞊のものは、発泡倍率が䜎
い䞊に気泡が䞍均䞀になり、倧きなボむドが生じ
やすくなるので奜たしくない。 このような揮発性の物理発泡剀ずしおは、䜿甚
するフツ玠暹脂の性質に応じ、慣甚されおいるも
のの䞭から適圓に遞択されるが、通垞は、プロパ
ン、ブタン、ペンタンなどの炭化氎玠、クロロホ
ルム、塩化メチル、塩化メチレン、四塩化炭玠な
どの塩化炭化氎玠、ゞクロロゞフルオロメタン、
ゞクロロフルオロメタン、トリクロロモノフルオ
ロメタン、トリクロロトリフルオロ゚タン、テト
ラクロロゞフルオロ゚タンなどのフツ化塩化炭化
氎玠などが甚いられる。これらはそれぞれ単独で
甚いおもよいし、皮以䞊組み合わせお甚いおも
よく、たたこれらを少なくずも50モル含有する
他の揮発性有機化合物ずの混合物ずしお甚いおも
よい。 これらの物理発泡剀の䞭で、䜿甚するフツ玠暹
脂の融点より75℃䜎い枩床以䞊の臚界枩床を有
し、か぀該暹脂ぞの溶解床が暹脂Kg圓り0.04モ
ル以䞊であ぀お、該暹脂からの枩床25℃における
逃散速床が厚み1.2mmのシヌトにおいお0.1日圓り
含浞量の10以䞋のものは、倍以䞊の発泡倍率
を有する匟性に優れた発泡䜓を䞎えるので奜たし
い。 本発明のフツ玠暹脂発泡䜓は、結晶性熱可塑性
フツ玠暹脂を前蚘のようにしお架橋化凊理したの
ち、これに発泡剀を配合しお発泡性組成物を調補
し、次いでこれを加熱発泡させるか、あるいは該
フツ玠暹脂に発泡剀を配合したのち、これを架橋
化凊理しお発泡性組成物を調補し、次いでこれを
加熱発泡させお補造するこずができる。すなわ
ち、熱可塑性のフツ玠暹脂をシヌト状に抌出した
もの、あるいは圧瞮成圢したものに電離性攟射線
を照射しお加工シヌトずし、次いでこれをオヌト
クレヌブなどの耐圧容噚内に入れ、物理発泡剀を
気䜓状又は液䜓状で泚入しお加圧䞋、加熱しお含
浞し、冷华したのち取り出す方法、架橋性の官胜
基を有する架橋性フツ玠暹脂に架橋剀を均䞀に混
合し、抌出し、射出又は圧瞮成圢によ぀お架橋フ
ツ玠暹脂成圢品ずしたのち、耐圧容噚内でこれに
物理発泡剀を含浞させる方法、シヌト状、糞状、
フむルム状などに成圢されたフツ玠暹脂に、耐圧
容噚内で物理発泡剀を含浞させ、次いで電離性攟
射線を照射しお架橋する方法など、その目的に応
じた方法を甚いお発泡性組成物を調補し、次いで
加熱発泡させる。 この加熱発泡は、通垞該暹脂の融点より50℃䜎
い枩床から55℃高い枩床たでの範囲の枩床に加熱
するこずによ぀お行われる。融点より50℃䜎い枩
床未満の枩床では1.5倍以䞊の発泡倍率が埗られ
ず、たた、融点より55℃高い枩床を超える枩床で
は、発泡䜓の収瞮が著しく、良質の発泡䜓が埗ら
れない。このよに、発泡の䞊限枩床が、フツ玠暹
脂の融点より55℃高い枩床である理由に぀いおは
必ずしも明確ではないが、フツ玠暹脂は高枩にな
るず、その特有の分子鎖間でのすべり珟象により
倉圢が倧きくなり、通垞の高分子化合物のような
分子鎖のからみ合いによる非匟性挙動ずは異なる
流動状態になるため、ある枩床以䞊では気泡内の
僅かな内圧によ぀おも気泡膜の膚匵倉圢が進行し
おしたい、気泡の安定化が起らず、収瞮や気泡の
砎壊が進行するものず考えられる。 本発明のフツ玠暹脂発泡䜓は、その発泡倍率を
少なくずも1.5倍以䞊にするこずが必芁である。 この発泡倍率が1.5倍未満のものは、発泡䜓の
特性である匟力性に劣るので、シヌル材ずしおの
良奜なシヌル性胜が埗られず、その䞊断熱材や緩
衝材ずしおの断熱性胜や衝撃吞収胜が劣り奜たし
くない。 さらに、発泡倍率が倍以䞊の発泡䜓は匟性に
優れるずずもに、匕匵り匷床、匕裂匷床などの機
械的匷床に優れ、か぀圧瞮氞久歪が小さくお䜎い
締付応力でシヌル性胜を発揮するこずができる䞊
に、断熱性や衝撃吞収胜にも優れるため奜たし
く、特に10倍以䞊の発泡䜓は、匟性に優れ、衝撃
材ずしお、あるいは断熱材ずしおより奜適であ
る。たた、本発明の発泡䜓は、䜿甚暹脂の皮類、
架橋の方法やその皋床、発泡方法などを適圓に遞
ぶこずにより、高発泡倍率のものが甚途に応じ補
造されうるが、機械的匷床の面から䞀般的には50
倍以䞋の発泡倍率のものが奜たしい。 該発泡䜓は、平均気泡埄の10倍以䞊の倧きな空
掞を含たない均䞀な気泡から実質的に成぀おいる
こずが必芁である。平均気泡埄の10倍以䞊の倧き
な空掞を含む䞍均䞀な気泡から成るものは圧瞮回
埩性の劣る匟性のない発泡䜓ずなり、たた匕匵匷
床や匕裂匷床などの機械的匷床も䜎く、シヌル材
ずしお䜿甚する堎合、締付によるシヌル䞍良や砎
断の原因ずなるので奜たしくない。 本発明はたた、前蚘フツ玠暹脂発泡䜓を甚いた
シヌル郚材を提䟛するものであり、このシヌル郚
材は、該発泡䜓を打ち抜き、切断、接着などによ
り所望の圢状に成圢するこずにより埗られる。圢
状に぀いおは、䞀般には円板状のキダツプラむナ
ヌ、円環状のガスケツト、あるいはリングなど
であるが、䜿甚する郚䜍の圢状に合わせお任意の
圢状に成圢される。 たた、該シヌル郚材はその厚み方向に均䞀な気
泡構造及び発泡倍率を有するものであ぀おもよい
し、局状に気泡構造や発泡倍率が異なるような倉
化をしたもの、䟋えば䞭心に高密床の局を有し、
衚面が䜎密床局から成る倚局構造䜓であ぀おもよ
い。 発明の効果 本発明のフツ玠暹脂発泡䜓はクツシペン性や匟
性が良奜である䞊に、耐薬品性、耐溶剀性、耐ク
リヌプ性、耐摩耗性、匕匵匷床や匕裂匷床などの
機械的匷床などに優れおおり、さらに、基材暹脂
ずしお、その融点より30℃高い枩床における動的
ずり貯蔵匟性率に察する動的ずり損倱匟性率の比
が0.3〜0.9の範囲にある架橋凊理されたフツ玠暹
脂を甚いおいるため、発泡時に生じやすい気泡膜
の砎れやピンホヌル、気泡膜の膚匵過皋での異垞
流動倉圢による気泡の䞍定圢化、砎裂、空掞化が
なく、気泡の倧きさが均䞀であるなど、品質の優
れた発泡䜓である。 該発泡䜓は、前蚘の特性を利甚しお薬品や溶剀
類の茞送容噚甚のシヌル材、茞送配管、機噚甚の
パツキング材やガスケツト材などずしお有甚であ
り、さらに断熱性、耐候性、非熱着性にも優れお
いるこずから、建築物、機噚類の断熱材やシヌル
材、各皮ロヌル被芆材、緩衝材などずしお有甚で
ある。 たた、該発泡䜓から成るシヌル郚材は、前蚘の
特城を有するこずから、ネゞ匏䞊郚閉鎖䜓を備え
た液䜓甚容噚のラむナヌや、液䜓あるいはガス䜓
の導管フランゞのガスケツトなどのシヌル郚材ず
しお奜適に甚いられる。 実斜䟋 次に実斜䟋により本発明をさらに詳现に説明す
る。 なお、各枬定倀は次のようにしお求めた。 (1) フツ玠暹脂のメルトフロヌレヌト ASTM D2116−75に蚘茉されおいる装眮を
䜿甚しお、ASTM D1238に蚘茉の条件ポリ
ビニリデンフルオリド又はASTM D3159蚘
茉の条件゚チレン−テトラフルオロ゚チレン
共重合䜓などで枬定した。 (2) フツ玠暹脂の融点 ASTM D3159−73に蚘茉の方法で枬定し
た。 (3) 発泡倍率 次匏により算出した。 発泡倍率倍暹脂密床cm3発泡䜓密床
cm3 (4) 発泡剀逃散速床 厚さ1.2mm、25mm角の発泡性組成物を25℃の
倧気䞭で密閉容噚から取り出し、分経過埌か
ら0.1日144分経過した間に逃散した発泡剀
量重量郚を、取り出しおから分経過埌に
含有しおいる発泡剀量重量郚で陀した倀で
あり、次匏によ぀お算出した。 発泡剀逃散速床取り出しおから分経過埌の
発泡剀含有量重量郚−取り出しお取り出しお
から分経過埌の発泡剀含有量重量郚※ ※ から0.1日経過埌の発泡剀含有量重量郚
×100 (5) 発泡剀のフツ玠暹脂ぞの溶解床 厚さ玄0.2mmのシヌト状サンプルを、75℃の
枩床で発泡剀䞭に浞挬し、日間攟眮しお枬定
した。 (6) tanÎŽ レオメトリツクス瀟補ダむナミツクスペクト
ロメヌタヌRDS−7700型を甚い、窒玠雰囲気
䞋に暹脂の融点より30℃高い枩床においお、角
呚波数10radiansec、歪量の条件で動的
ずり損倱匟性率G″ず動的ずり貯蔵匟性率
G′を枬定し、それらの比tanΎG″G′を求
めた。 なお、枬定には、パラレルプレヌトモヌドを
䜿甚し、サンプルは厚み1.2mmで盎埄25mmの円
盀状のものを甚いた。 (7) 硬床 JIS K6301に蚘茉の型硬床蚈で枬定した倀
である。 (8) 独立気泡率 ASTM−D2856に蚘茉の゚アピクノメヌタ
ヌ法による連続気泡率の差分ずしお蚈算した。 (9) 発泡倍率 サンプルの重量ず氎浞法で求めた䜓積ずから
蚈算した発泡䜓の密床ず暹脂の密床から次匏に
より蚈算した。 発泡倍率暹脂密床cm3発泡䜓密床
cm3 (10) 平均気泡埄 サンプルの厚み断面を25倍に拡倧し、ランダ
ムに遞んだ20個以䞊の気泡の長埄及び短埄を枬
定し、これらの平均倀で瀺した。 (11) 挏掩量シヌル性 内埄18mmのキダツプを有する内容積100mlの
耐圧容噚を䜿甚し、キダツプ内埄ずほが同じ倖
埄の厚み〜mmのサンプルを挿入し、容噚に
ゞクロロゞフルオロメタン10mlを入れ密封した
のち、25℃の恒枩槜に24時間攟眮し、その重量
を経時的枬定し、時間圓りの重量倉化を求
め、25℃のゞクロロゞフルオロメタンガスの比
容を26.85cm3ずしお時間圓りガス挏掩量
を蚈算した。 (12) 最高気密圧シヌル性 耐圧導管の先端に、内埄18mmのキダツプを付
した加圧装眮のキダツプに、キダツプの内埄ず
ほが同じ倖埄の厚み〜mmのサンプルを挿入
し、手で締め付け、該キダツプ郚を氎䞭に沈め
お加圧装眮で窒玠ガス圧を埐々にかけ、キダツ
プ郚から気泡が個秒発生するずきの窒玠ガ
ス圧を枬定した。 (13) 圧瞮回埩率 JIS K6301に蚘茉の圧瞮詊隓法で50圧瞮歪
を䞎え、荷重を陀いた10分埌の厚さを枬定し、
次匏により求めた。 圧瞮回埩率詊隓片の詊隓埌の厚さmm詊隓片
の原厚mm (14) 匕匵匷床 JIS K6301に蚘茉の方法で枬定した。 実斜䟋  ゚チレン−テトラフルオロ゚チレン共重合䜓
〔旭硝子瀟補、アフロンCOP C55A、密床1.73
cm3、メルトフロヌレむト297℃、2.16Kg
1.0〜1.810分、融点268℃〕をホツトプレス
にお厚み1.2mmのシヌトに成圢し埗られたシヌト
に35Mradの電子線を照射しお架橋した。この架
橋シヌトの298℃におけるtanΎは0.37であ぀た。 該架橋シヌトをトリクロロトリフルオロ゚タン
ずずもに密閉容噚䞭に入れ、75℃で日間攟眮し
おトリクロロトリフルオロ゚タンを含浞させ、暹
脂100重量郚圓り玄7.0重量郚0.37molKgの
トリクロロトリフルオロ゚タンを含有した発泡性
組成物を埗た。 この発泡性組成物を300℃のオむルバス䞭で20
秒間加熱するこずにより、発泡倍率玄4.5倍の平
均セルサむズ0.2mmの均䞀な気泡を有する柔軟性
に優れた発泡䜓を埗た。 実斜䟋  ポリビニリデンフルオリド〔ペンりオルト瀟
補、KYNAR720、密床1.75cm3、メルトフロ
ヌレむト230℃、2.16Kg10分、融点169
℃〕をホツトプレスにお厚み1.2mmのシヌトに成
圢し、埗られたシヌトに20Mradの電子線を照射
しお架橋した。この架橋シヌトの199℃における
tanΎは0.88であ぀た。 該架橋シヌトに、実斜䟋ず同様の方法でゞク
ロロモノフルオロメタンを含浞させ、暹脂100重
量郚圓り玄6.7重量郚0.65molKgのゞクロロ
モノフルオロメタンを含有した発泡性組成物を埗
た。 この発泡性組成物を220℃のオむルバス䞭で25
秒間加熱するこずにより、発泡倍率玄3.0倍の均
䞀な気泡を有する柔軟性に優れた発泡䜓を埗た。 実斜䟋  ゚チレン−クロロトリフルオロ゚チレン共重合
䜓アラむド瀟補、HALAR901、密床1.68
cm3、融点241℃をホツトプレスにお厚み1.2mmの
シヌトに成圢し、埗られたシヌトに20Mradの電
子線を照射しお架橋した。この架橋シヌトの271
℃におけるtanΎは0.85であ぀た。 該架橋シヌトに実斜䟋ず同様な方法でトリク
ロロトリフルオロ゚タンを含浞させ、暹脂100重
量郚圓り玄9.6重量郚0.51molKgのトリクロ
ロトリフルオロ゚タンを含有した発泡性組成物を
埗た。 この発泡性組成物を280℃のオむルバス䞭で25
秒間加熱するこずにより、発泡倍率玄3.0倍の均
䞀な気泡を有する柔軟性に優れた発泡䜓を埗た。 実斜䟋  実斜䟋においお電子線の照射量を30Mradず
した以倖は、実斜䟋ず同様にしお架橋シヌトを
埗た。この架橋シヌトの199℃におけるtanΎは
0.76であ぀た。次いで、該架橋シヌトを甚いお実
斜䟋ず同様の方法で発泡性組成物を埗たのち、
この組成物を220℃のオむルバス䞭で25秒間加熱
するこずにより、発泡倍率玄10.0倍の平均セルサ
むズ玄0.15mmの均䞀な気泡を有する柔軟性に優れ
た発泡䜓を埗た。 実斜䟋〜、比范䟋〜 実斜䟋においお、フツ玠暹脂及び電子線照射
量を第衚に瀺すように倉えた以倖は、実斜䟋
ず同様な方法により発泡性組成物を埗た。次いで
該組成物を300℃のオむルバス䞭で20秒間加熱を
行い発泡䜓を埗た。埗られた発泡䜓の性状を実斜
䟋〜の結果ずずもに第衚に瀺す。 第衚から、本発明の発泡䜓は、圧瞮回埩率に
優れる匟性に富んだもので、気泡が均䞀であるた
め匕匵り匷床も優れた高品質の発泡䜓であるこず
が明らかである。なお、架橋の皋床が䜎く動的匟
性率比tanΎが倧きいもの、あるいは未架橋の
発泡䜓は、匟性に劣り、匕匵匷床も䜎いものであ
るこずが明らかである。
【衚】
【衚】 実斜䟋 〜14 実斜䟋においお、発泡剀を第衚に瀺すもの
に倉えた以倖は、実斜䟋ず同様にしお発泡䜓を
䜜成した。発泡䜓の性状を第衚に瀺す。 実斜䟋 15〜18 実斜䟋においお、発泡剀を第衚に瀺すもの
に倉えた以倖は、実斜䟋ず同様にしお発泡䜓を
䜜成した。発泡䜓の性状を第衚に瀺す。 なお、実斜䟋18の発泡䜓は、平均気泡埄の〜
倍倧きい気泡が郚分的に認められるが、ほが均
䞀な気泡を有するものであ぀た。
【衚】 実斜䟋 19 ポリビニリデンフルオリドペンりオルト瀟補
KYNAR720100重量郚に察し、トリアリルシ
アヌレヌト0.625重量郚を添加し、均䞀に混合し
たのち、抌出機に䟛絊し、厚み1.1mmのシヌトに
成圢した。次いで、このシヌトに電子線照射装眮
で10Mradの電子線を照射したのち、このものを
ゞクロロモノフルオロメタンずずもにオヌトクレ
ヌブ䞭で75℃、92時間加熱し、発泡性シヌトを埗
た架橋シヌトのtanΎは0.71であ぀た。次に、この
発泡性シヌトを190℃のオむルバス䞭で25秒間加
熱するこずにより発泡䜓シヌトを埗た。埗られた
発泡䜓シヌトの特性を第衚に瀺す。 実斜䟋 20 テトラフルオロ゚チレン−ビニリデンフルオリ
ド共重合䜓ペンりオルト瀟補KYNAR7201
を加熱プレスで1.1mmのシヌトに成圢し、このシ
ヌトに電子線を30Mrad照射しお152℃でのtanÎŽ
が0.42である架橋シヌトを埗たのち、これをゞク
ロロテトラフルオロ゚タンずずもにオヌトクレヌ
ブ䞭で75℃、92時間加熱し、発泡補シヌトを埗、
次いで、このシヌトを155℃のオむルバス䞭で25
秒間加熱しお発泡䜓シヌトを埗た。埗られた発泡
䜓シヌトの特性を第衚に瀺す。 実斜䟋 21 ヘキサフルオロプロピレン−ビニリデンフルオ
リド共重合䜓ペンりオルト瀟補KYNAR2800
を加熱プレスで1.1mmのシヌトに成圢し、このシ
ヌトに電子線を30Mrad照射しお176℃における
tanΎが0.42である架橋シヌトを䜜成し、次いでこ
のシヌトをオヌトクレヌブ䞭でゞクロロテトラフ
ルオロ゚タンずずもに75℃、92時間加熱したの
ち、175℃のオむルバス䞭で25秒間加熱しお発泡
䜓シヌトを埗た。このシヌトの特性を第衚に瀺
す。 実斜䟋 22 実斜䟋20においお、埗られた発泡補シヌトを
2.3Kgcm2ゲヌゞ圧のスチヌムで秒間加熱しお
発泡した。埗られた発泡䜓は平均気泡埄0.1mmの
均䞀な気泡から成る発泡䜓であ぀た。この発泡䜓
の特性を第衚に瀺す。 実斜䟋 23 実斜䟋21においお、電子線照射を20Mradに倉
えた以倖は、実斜䟋21ず同様の方法で架橋シヌト
を䜜成し、これにゞクロロテトラフルオロ゚タン
を含浞させ、発泡性シヌトを埗、次いで3.3Kg
cm2ゲヌゞ圧のスチヌムで秒間加熱しお、均䞀な
気泡を有する発泡䜓を䜜成した。この発泡䜓の特
性を第衚に瀺す。
【衚】 実斜䟋 24 実隓䟋  テトラフルオロ゚チレン−゚チレン共重合䜓
〔旭ガラス(æ ª)補、アフロンCOP −55A〕を加熱
プレスで厚み1.3mmのシヌトに成圢し、これに電
子線照射装眮で35Mradの電子線を照射させ架橋
フツ玠暹脂シヌトを埗たのち、これをオヌトクレ
ヌブ䞭でトリクロロトリフルオロ゚タンずずもに
75℃で92時間加熱し、発泡性シヌトを埗た。次い
で、このシヌトを295℃の硝酞塩济䞭に入れおそ
れぞれ15秒20秒間加熱し発泡させた。 それぞれ実隓䟋 このようにしお埗られた発泡䜓シヌトは優れた
シヌル性を有しおおり、その特性を第衚に瀺
す。 実隓䟋  実隓䟋においお原反シヌトの厚みをそれぞれ
1.1mm及び1.0mmにした以倖は、実隓䟋ず同様に
しお発泡䜓シヌトを埗た。このシヌトの特性を第
衚に瀺す。 実隓䟋  実隓䟋においお、原反シヌトの厚みを1.05mm
にし、電子線照射量をそれぞれ40Mrad及び
45Mradずした以倖は、実隓䟋ず同様にしお発
泡䜓シヌトを埗た。このシヌトの特性を第衚に
瀺す。
【衚】 実斜䟋 25 実斜䟋1920及び21で埗られた発泡䜓のシヌル
性胜を評䟡した結果を第衚に瀺す。 なお、該衚においお、及びは、それぞ
れ実斜䟋1920及び21で埗られた発泡䜓のデヌタ
ヌである。
【衚】 実斜䟋 26 ゚チレン−テトラフルオロ゚チレン共重合䜓
〔旭硝子瀟補、アフロンCOPC88APM、メルトフ
ロヌレヌト297℃、2.16Kg2210分、融点
271℃〕を抌出機でシヌト状に抌出し、キダスト
ロヌルにより厚み1.1mmのシヌトに成圢した。こ
のシヌトを耐圧容噚に入れ、トリクロロトリフル
オロ゚タンを泚入しお、100℃で日間加圧䞋加
枩し、冷华したのち取り出し、これに電子線を
40Mrad照射しお架橋した。次いで、埗られた発
泡性組成物を290℃の熱颚炉に通しお発泡シヌト
を埗た。この発泡シヌトは発泡倍率玄倍、平均
気泡埄0.3mmの均䞀な気泡を有するものであ぀た。 この発泡䜓を真空䞋310℃で加熱プレスしお、
厚み1.2mmの暹脂シヌトずし、これをダむナミツ
クスペクトロメヌタヌで枬定し、301℃の動的匟
性率比tanΎを求めたずころ、0.52であ぀た。
【特蚱請求の範囲】
 −ブタゞ゚ン50〜100重量及びスチ
レン〜50重量から埗られるゲル分率60以䞊
で、か぀0.04〜0.15Όの平均粒子埄を有する合成
ゎム(A)ラテツクス15〜80重量郚固圢分ずしお
に察し、芳銙族ビニルモノマヌ60〜80重量及び
シアン化ビニルモノマヌ20〜40重量からなるモ
ノマヌ混合物(B)20〜85重量郚〔(A)ず(B)の合蚈量は
100重量郚〕をグラフト重合させお埗られる20〜
180のグラフト率を有するグラフト共重合䜓
ず、芳銙族ビニルモノマヌ60〜80重量及
びシアン化ビニルモノマヌ20〜40重量から埗ら
れた共重合䜓ずが、グラフト共重合䜓
ず共重合䜓の合蚈量䞭の合成ゎム(A)
の含有量が〜30重量ずなるように配合された
配合物ず、0.2〜0.4Όの平均粒子埄を有するブタ
ゞ゚ン系ゎム(C)ラテツクス15〜75重量郚固圢分
ずしおに察し、芳銙族ビニルモノマヌ60〜80重
量及びシアン化ビニルモノマヌ20〜40重量か
らなるモノマヌ混合物(D)25〜85重量郚〔(C)ず(D)の

Claims (1)

  1. 平均気泡埄の10倍以䞊の空掞を実質的に含たない
    均䞀な気泡で構成されおいるこずを特城ずするフ
    ツ玠暹脂発泡䜓をベヌスずしたシヌル郚材。  融点を有する結晶性の熱可塑性フツ玠暹脂が
    フルオロ゚チレン、フルオロ−α−オレフむン、
    フルオロアルキルフルオロビニル゚ヌテル及びフ
    ルオロアルキビニル゚ヌテルの䞭から遞ばれた少
    なくずも皮のモノマヌを䞻成分ずしお埗られた
    ものである特蚱請求の範囲第項蚘茉のシヌル郚
    材。  融点を有する結晶性の熱可塑性フツ玠暹脂が
    分子鎖䞭に氎玠原子を含有するものである特蚱請
    求の範囲第項又は第項蚘茉のシヌル郚材。  フツ玠暹脂発泡䜓が発泡倍率〜50倍のもの
    である特蚱請求の範囲第項ないし第項のいず
    れかに蚘茉のシヌル郚材。
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