JPS62252435A - フッ素樹脂発泡体及びそれを使用したシール部材 - Google Patents

フッ素樹脂発泡体及びそれを使用したシール部材

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JPS62252435A
JPS62252435A JP9326886A JP9326886A JPS62252435A JP S62252435 A JPS62252435 A JP S62252435A JP 9326886 A JP9326886 A JP 9326886A JP 9326886 A JP9326886 A JP 9326886A JP S62252435 A JPS62252435 A JP S62252435A
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foam
fluororesin
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foaming
sheet
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Shigemi Mukoyama
滋美 向山
Masaji Noro
野呂 正司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はフッ素樹脂発泡体、その製造方法及びそrty
t−使用したシール部材に関するものである。
さらに詳しくいえば、本発明は、薬品や溶剤類の輸送容
器用のシール材、配管、機器用のパッキング材やガスケ
ット材、建築物の断熱材、シール材、防水材、機器類の
断熱材、各種加工工業における弾性ロール被覆材、耐薬
品性が要求される緩衝材などとして有用な、圧縮永久歪
が小さく、クッション性や弾性が良好である上に、優ま
た耐薬品性、耐溶剤性、耐クリープ性及び耐摩耗性を有
し、さらに断熱性、耐候性、非粘着性などにも優几たフ
ッ素樹脂発泡体、その製造方法及びそfLt−使用した
シール部材に関するものである。
従来の技術 従来、フッ素樹脂発泡体としては1例えばポリテトラフ
ルオロエチレンの微粒子を焼結して得らする空孔率60
%程度の多孔体(特公昭42−4974号公報)、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロ−α−オレフィン共
重合体をフルオロメタンで発泡して得ら扛た発泡体(米
国特許第3,072,583号明細書)、エチレ/−テ
トラフルオロエチレン共重合体を化学発泡剤で発泡して
得られた発泡体(特開昭52−25860号公報)など
が知られている。
しかしながら、こ1らのフッ素樹脂発泡体は。
引張り強度や引裂強度などの機械的強度及び弾性に劣る
上に、圧縮永久歪が大きく、かつ気泡径が不均一である
などの欠点を有している。
また、低粘度のフッ素エラストマーに加硫剤と発泡剤を
混合し、加圧下に加熱して得らnた発泡体も知られてい
る(米国特許第3,868.337号明細書)。しかし
ながら、この発泡体は弾性は優几ているものの1機械的
強度が小さく、用途が限定さnるという欠点がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このような従来のフッ素樹脂発泡体が
有する欠点を改良し、圧縮永久歪が小さく、良好な弾性
をMする上に1機械的強度にも優1、かつ均一な気泡径
を有するなど、優nた特徴をもつフッ素樹脂発泡体を提
供するとともにこのフッ素樹脂発泡体を用いたシール部
材を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、基材のフッ素樹脂
として、熱可塑性フッ素樹脂の架橋化物を用いることに
より、前記目的を達成しうろことを見出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、熱可塑性フッ素樹脂の架橋化物を
少なくとも発泡倍率1.5倍に発泡させて成るフッ素樹
脂発泡体、及びこのものを用いたシール部材を提供する
ものである。前記フッ素fIBN発泡体は、熱可塑性フ
ッ素樹脂を架橋化処理したのち、これに発泡剤を配合す
るか、あるいは該フッ素樹脂に発泡剤を配合したのち、
こt′Lt−架橋化処理することによシ発泡性組成物を
調製し、次いでこれを加熱して、少なくとも1.5倍の
発泡倍率に発泡させることによって、製造することがで
きる。
本発明においては、基材樹脂として熱可塑性のフッ素樹
脂を架橋処理したものが用いらnるが。
この架橋処理は、該フッ素樹脂に、化学架橋剤、例えば
ジアシルパーオキシドのようなジアシルパーオキシド、
ジクミルパーオキシド、ジーを一ブチルパーオキシド、
t−ブチルパーオキシアセテート、t−プチルパーオキ
シイソプロビルカーホ$ −ト、  t−7”チルパー
オキシベンゾエートのようなパーオキシエステル類など
のモノパーオキシ化合物、2.5−ジメチル−2,5−
ジー(1−ブチルパーオキシ)−ヘキシン−3,2,5
−ジメチル−2,5−(t−ブチルパーオキシ)−ヘキ
サン、α、α′−ビス−(t−)゛チルパーオキシ)−
p−ジインプロビルベンゼン。2,5−ジメチル−2゜
5−ジー(ベンゾイルパーオキシ)−ヘキサンなどのシ
バ−オキシ化合物などを添加し、加熱することにより、
また、該フッ素樹脂に、電離性放射線、例えばα線、β
線、r線、中性子線、加速粒子線hxsb電子線などを
空気中、真空中、あるいはアルゴン、ヘリウム、窒素な
どの不活性ガス中や水中において照射することにより、
あるいは架橋性官能基、例えば−8O2F、 −coF
、 −cooa。
−GOORl−CN  などを有する共重合可能なモノ
マーの単位を0.1〜55重量%、好ましくは1〜10
重量%の範囲で含有する架橋性、フッ素樹脂に、前記官
能基と反応して架橋結合を形成しうる低分子化合物を添
加し、加熱することにより行われる。
また、必要に応じ、アリル化合物、硫黄、有機アミン類
、メタクリレート類、アクリレート類、ジビニル化合物
、オキシム化合物などの架橋助剤を添加して架橋するこ
とも可能である。
このようにして、架橋化処理されたフッ素樹脂の架橋度
合は、得らnる発泡体の所望性能1倍率。
樹脂の種類などに応じ適宜選択さn、その値は該m脂の
動的粘弾性の測定によって求めることができる。一般的
には、該樹脂の融点より30℃高い温度における動的ず
り貯蔵弾性率に対する動的ずり損失弾性率の比(tan
δ)が0.3〜0.9の範囲にあるように架橋されたも
のが用いらする。この弾性率の比が0.9を超えるもの
は発泡体の気泡構造が不均一となって大きなボイドが生
じ、表面も凹凸となる上、気泡膜にピンホールなどが生
じて好ましくない。また、0.3未満のものでは発泡倍
率が著しく小さくな91弾性に富む良質の発泡体が得ら
れず好ましくない。
架橋化処理には、前記のように各種の方法を用いること
ができるが、特に電離性放射線の照射による架橋化方法
が、均一な架橋が可能で、かつ広巾のシート状の場合に
も厚みの均一なシートが得ら几るなどの点で好ましい。
本発明において用いられる熱可塑性フッ素樹脂トシては
、例えばモノフルオロエチレ7,1.1−ジフルオロエ
チレン、1,1.2−)リフルオロエチレン、モノクロ
ロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレンなど
のフルオロエチレン、ペンタフルオロプロピレン、ヘキ
サフルオロプロピレン、パーフルオロペンテン−1など
(Dフルオロ−α−オレフィン、トリフルオロメチルパ
ーフルオロビニルエーテル、パーフルオロエチルパーフ
ルオロビニルエーテル、パーフルオロプロピルパーフル
オロビニルエーテルなどのフルオロアルキルフルオロビ
ニルエーテル、トリフルオロメチルビニルエーテル、パ
ーフルオロエチルビニルエーテル、パーフルオロプロビ
ルビニルエーテルナトノフルオロアルキルビニルエーテ
ルなどの中かう選ばれた少なくとも1種のモノマーを主
成分として得られた含フツ素重合体が挙げらnる。また
、該熱可塑性フッ素樹脂には、所望に応じ、その好まし
い特性をあまりそこなわない範囲で5例えばエチレン、
プロピレン、ブテンなどのオレフィン。
アルキルビニルエーテル、アクリル酸エステル、メタク
リル酸エステルなどの共重合可能なモノマーの単位を含
ませることがで自る。
さらに、該熱可塑性フッ素樹脂には、所望に応じ、−3
O2F、−COF&−COOH,−〇〇OR,−ONな
どの官能基を有する共重合可能なモノマー、例えば前記
官能基を有するテトラフルオロエチル−パーフルオロア
ルキルパーフルオロビニルエーテル。
パーフルオロアルキルパーフルオロビニルエーテルなど
を0.1〜55重量%、好ましくは1〜10重i%の範
囲で共重合させ、これらを介して架橋化させることもで
きる。
本発明で使用さ汎る熱可塑性フッ素樹脂の例としては、
ポリビニルフルオリド、ポリピニリデンフルオリド、エ
チレン−テトラフルオロエチレン共重合体、プロビレ/
−テトラフルオロエチレン共重合体、ビニリデンフルオ
リトーチトラフルオロエチレン共重合体、ビニリデンフ
ルオリドーペンタフルオロプロピレン共重合体、ビニリ
デンフルオリドーへキサフルオロプロピレン共重合体。
テトラフルオロエチレンーピニリデンフルオリドーへキ
サフルオロプロピレン共重合体、ビニリチンフルオリド
ーパ−フルオロアルキルバー7にオロヒニルエーテル共
重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体、エチレン−クロロトリフル
オロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレンーバー
フルオロアルキルビニルエーテルービニリデンフルオリ
ド共重合体などの分子鎖中に水素原子を含MするフッR
II 脂りテトラフルオロエチレンーパー7A/オロア
ルキルパーフルオロビニルエーテルー(2−シアノテト
ラフルオロエチルオキシ)パーフルオロプロピルパーフ
ルオロビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレ
ン−パーフルオロアルキルパーフルオロビニルエーテル
−2−シアノバーフルオロエチルパーフルオロビニルエ
ーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオ
ロアルキルパーフルオロビニルエーテル−3−クロロス
ルホニルパーフルオロプロピルパーフルオロビニルエー
テル共重合体など、付加反応、又はアリル化合物、イオ
ウ、有機アミン類、メタクリンート化合物、アクリレー
ト化合物、ジビニル化合物、オキシム化合物などの架橋
助剤と反応して架橋するフッ素樹脂などが挙げられる。
これらのフッ素樹脂は、フッ素エラストマーとは異なシ
、DSC分析で吸熱ピークtWする結晶性の樹脂である
。また、前記フッ素樹脂には、所望によりその物性をそ
こなわない範囲で、例えばフッ素ニジストマーやフッ素
系ワックスなどを配合することもできる。この際、該配
合量は通常0.1〜50重量%の範囲で選ばれる。
このような熱可塑性フッ素樹脂の中で1分子鎖中に水素
原子を含有するフッ素樹脂は、電離性放射線の照射、あ
るいは化学架橋剤によシ容易に架橋化され、均一な架橋
構造を有するフッ素樹脂となり、高発泡の発泡体を形成
するので特に有利である。
本発明で用いられる発泡剤としては、揮発性の物理発泡
剤、特にフッ素樹脂への溶解度が該樹脂I Kg当り0
.02モル以上であって、フッ素樹脂からの温度25℃
における逃散速度が厚み1.2鱈のシートにおいて0.
1日当り含有量の20%未満のものが好適である。樹脂
への溶解度が0.02モル未満のものは、得ら几る発泡
体は発泡倍率全1.5倍以上にすることが困難で、しか
も発泡が不均一になシ、発泡倍率の不均一な部分を生じ
やすくなるし、また、逃散速度が20%以上のものは、
発泡倍率が低い上に気泡が不均一になり、大きなボイド
が生じやすくなるので好ましくない。
このような揮発性の物理発泡剤としては、使用するフッ
素樹脂の性質に応じ、慣用されているものの中から適当
に選択さnるが、通常は、プロパン、ブタン、ペンタン
などの炭化水素、クロロホルム、塩化メチル、塩化メチ
レン、四塩化炭素などの塩化炭化水素、ジクロロジフル
オロメタン、ジクロロフルオロメタン、トリクロロモノ
フルオロメタン、トリクロロトリフルオロエタン、テト
ラクロロジフルオロエタンなどのフッ化塩化炭化水素な
どが用いらルる。こnらはそ几ぞれ単独で用いてもよい
し、2種以上組み合わせて用いてもよく、またこルらを
少なくとも50モルチ含有する他の揮発性有機化合物と
の混合物として用いてもよい。
こnらの物理発泡剤の中で、使用するフッ素樹脂の融点
より75℃低い温度以上の臨界温度tVし、かつ該樹脂
への溶解度が樹@IKg当、90.04モル以上であっ
て、該1!f@からの温度25℃における逃散速度が厚
み1.2 smのシートにおいて0.1日当シ含浸量の
10%以下のものは、3倍以上の発泡倍率tVする弾性
に優れた発泡体を与えるので好ましい。
本発明のフッ素樹脂発泡体は、熱可塑性フッ素樹脂を前
記のようにして架橋化処理したのち、こnに発泡剤を配
合して発泡性組成物を調製し、次いでこれを加熱発泡さ
せるか、あるいは該フッ素樹脂に発泡剤を配合したのち
、こt′L′fI:架橋化処理して発泡性組成物を調製
し、次いでこnを加熱発泡させて製造することができる
。すなわち、熱可塑性のフッ素樹脂をシート状に押出し
たもの、あるいは圧縮成形したものに電離性放射線を照
射して架橋シートとし、次いでこれをオートクレーブな
どの耐圧容器内に入n1物理発泡剤を気体状又は液体状
で注入して加圧下、加熱して含浸し、冷却したのち取シ
出す方法、架橋性の官能基金有する架橋性フッ素樹脂に
架橋剤を均一に混合し、押出し、射出又は圧縮成形によ
って架橋フッ素樹脂成形品としたのち、耐圧容器内でこ
れに物理発泡剤を含浸させる方法、シート状、糸状、フ
ィルム状などに成形されたフッ素樹脂に、耐圧容器内で
物理発泡剤を含浸させ、次いで電離性放射線を照射して
架橋する方法など、その目的に応じた方法を用いて発泡
性組成物を調製し、次いで加熱発泡させる。
この加熱発泡は、通常該樹脂の融点より50℃低い温度
から55℃高い温度までの範囲の温度に加熱することに
よって行われる。融点よシ50℃低い温度未満の温度で
は1.5倍以上の発泡倍率が得られず、また、融点より
55℃高い温度を超える温度では、発泡体の収縮が著し
く、良質の発泡体が得られない。このように、発泡の上
限温度が、フッ素樹脂の融点よシ55℃高い温度である
理由については必ずしも明確ではないが、フッ素樹脂は
高温になると、その特有の分子鎖間でのすベシ現象によ
る変形が大きくなシ、通常の高分子化合物のような分子
鎖のからみ合いによる非弾性挙動とは異なる流動状態に
なるため、ある温度以上では気泡内の僅かな内圧によっ
ても気泡膜の膨張変形が進行してしまい、気泡の安定化
が起らず、収縮や気泡の破壊が進行するものと考えら詐
る。
本発明のフッ素樹脂発泡体は、その発泡倍率を少なくと
も1.5倍以上にすることが必要である。
この発泡倍率が1.5倍未満のものは、発泡体の特性で
ある弾力性に劣るので、シール材としての良好なシール
性能が得られず、その上断熱材や緩衝材としての断熱性
能や衝撃吸収能が劣り好ましくない。
さらに、発泡倍率が3倍以上の発泡体は弾性に優れると
ともに、引張シ強度、引裂強度などの機械的強度に優れ
、かつ圧縮永久歪が小さくて低い締付応力でシール性能
を発揮することができる上に、断熱性や衝撃吸収能にも
優れるため好ましく、特に10倍以上の発泡体は1弾性
に優れ、衝撃材として、あるいは断熱材としてより好適
である。
また、本発明の発泡体は、使用樹脂の種類、架橋の方法
やその程度、発泡方法などを適当に選ぶことにより、高
発泡倍率のものが用途に応じ製造されうるが、機械的強
度の面から一般的には50倍以下の発泡倍率のものが好
ましい。
該発泡体は、平均気泡径の10倍以上の大きな空洞のな
い均一な気泡を有するものが好ましく。
平均気泡径の10倍以上の大きな空洞がちると、圧縮回
復性に劣る弾性のない発泡体となシ、また引張強度や引
裂強度などの機械的強度も低く、シール材として使用す
る場合、締付によるシール不良や破断の原因となるので
好ましくない。
本発明はまた、前記フッ素樹脂発泡体を用いたシール部
材を提供するものであり、このシール部材は、該発泡体
を打ち抜き、切断、接着などにより所望の形状に成形す
ることにより得らルる。形状については、一般には円板
状のキャップライナー、円環状のガスケット、あるいは
0リングなどであるが、使用する部位の形状に合わせて
任意の形状に成形さ几る。
また、該シール部材はその厚み方向に均一な気泡構造及
び発泡倍率tVするものであってもよいし、層状に気泡
構造や発泡倍率が異なるような変化をしたもの、例えば
中心に高密度の層t−Nシ、表面が低密度層から成る多
層構造体であってもよい。
発明の効果 本発明のフッ素樹脂発泡体はクッション性や弾性が良好
である上に、耐薬品性、耐溶剤性、耐クリープ性、耐摩
耗性、引張強度や引裂強度などの機械的強度などに優れ
ており、さらに、基材樹脂として、その融点よシ30℃
高い温度における動的ずり貯蔵弾性率に対する動的ずり
損失弾性率の比が0.3〜0.9の範囲にある架橋処理
されたフッ素樹脂を用いているため、発泡時に生じやす
い気泡膜の破nやピンホール、気泡膜の膨張過程での異
常流動変形による気泡の不定形化、破裂、空洞化がなく
、気泡の大きさが均一であるなど、品質の優れた発泡体
である。
該発泡体は、前記の特性を利用して薬品や溶剤類の輸送
容器用のシール材、輸送配管、機器用のバッキング材や
ガスケット材などとして有用であり、さらに断熱性、耐
候性、非粘着性にも優nていることから、建築物、機器
類の断熱材やシール材、各種ロール被覆材、緩衝材など
としてM用である。
また、該発泡体から成るシール部材は、前記の特徴含有
することから、ネジ式上部閉鎖体を備えた液体用容器の
ライナーや、液体あるいはガス体の導管7ランジのガス
ケットなどのシール部材として好適に用いられる。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
なお、各測定値は次のようにして求めた。
(1)  フッ素樹脂のメルトフローレートASTM 
D 2116−75  に記載されている装置を使用し
て、 ASTM D1238に記載の条件(ポリビニリ
デンフルオリド)又はASTM D 3159記載の条
件(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体な〜ど
)で測定した。
(2)  フッ素樹脂の融点 ASTM D 3159−73に記載の方法で測定した
(3)発泡倍率 次式により算出した。
(4)  発泡剤逃散速度 厚さ1.2 int、  25 tm角の発泡性組成物
を25℃の大気中で密閉容器から取り出し、1分経過後
から0.1日(144分)経過した間に逃散した発泡剤
量(重量部)を、取り出してから1分経過後に含有して
いる発泡剤量(重量部)で除した値であり。
次式によって算出した。
発泡剤逃散速度(慢− (5)  発泡剤のフッ素樹脂への溶解度厚さ約0.2
1111のシート状サンプルを、75℃の温度で発泡剤
中に浸漬し、4日間放置して測定した。
(5)  tanδ レオメトリックス社製ダイナミックスペクトロメーター
RDS −7700型を用い、窒素雰囲気下に樹脂の融
点より30℃高い温度において、角周波数10 rad
ian/ sea 、歪量5%の条件で動的ずり損失弾
性率(Gつと動的ずり貯蔵弾性率(G’)t−測定し、
それらの比tanδ=o7o/を求めた。
なお、測定には、パラレルプレートモードラ使用し、サ
ンプルは厚み1.2mmで直径2511+の円盤状のも
のを用いた。
(7)硬度 、TIS K 6301に記載のA型硬度計で測定した
値である。
(8)  独立気泡率 ASTM −D 2856に記載のエアビクノメーター
法による連続気泡率の差分として計算した。
(9)発泡倍率 サンプルの重量と水浸法で求めた体積とから計算した発
泡体の密度と樹脂の密度から次式により計算した。
α1 平均気泡径 サンプルの厚み断面t−25倍に拡大し、ランダムに選
んだ20個以上の気泡の長径及び短径を測定し、これら
の平均値で示した。
aカ 漏洩量(シール性) 内径18Mxのキャップを有する内容積100−の耐圧
容器を使用し、キャップ内径とほぼ同じ外径の厚み2〜
3flのサンプルを挿入し、容器にジクロロジフルオロ
メタン10−を入n密封したのち。
25℃の恒温槽に24時間放置し、その重量を経時的に
測定し、1時間当りの重量変化を求め、25℃のジクロ
ロジフルオロメタンガスの比容’i26.85cd/)
として1時間当りのガス漏洩量を計算した。
(財)最高気密圧(シール性) 耐圧導管の先端に、内径18nのキャップを付した加圧
装置のキャップに、キャップの内径とほぼ同じ外径の厚
み2〜3mのサンプルを挿入し。
手で締め付け、該キャップ部を水中に沈めて加圧装置で
窒素ガス圧を徐々にかけ、キャップ部から気泡が1個/
秒発生するときの窒素ガス圧を測定した。
(至)圧縮回復率 JIS K 6301に記載の圧縮試験法で50%圧縮
歪を与え、荷重を除いた10分後の厚さを測定し、次式
により求めた。
α◆ 引張強度 JIS K6301に記載の方法で測定した。
実施例1 エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体〔旭硝子社
H1アフロンC!0PO55A%密度1.732/d1
 メルトフローレイト(297℃、  2.tsK9)
1.0〜1.8f/10分、融点268℃〕をホットプ
レスにて厚み1.20のシートに成形し、得られたシー
トに35 Mradの電子線を照射して架橋した。
この架橋シートの298℃におけるtanδは0.37
であった。
該架橋シートをトリクロロトリフルオロエタンとともに
密閉容器中に入n、75℃で4日間放置してトリクロロ
トリフルオロエタンを含浸させ、樹脂100重量部当り
約7.0重量部(0,37mo1/に9)のトリクロロ
トリフルオロエタンを含有した発泡性組成物を得た。
この発泡性組成物を300℃のオイルバス中で20秒間
加熱することによシ、発泡倍率的4.5倍の平均セルサ
イズ0.21111の均一な気泡を育する柔軟性に優几
た発泡体を得た。
実施例2 ポリビニリデンフルオリド〔ペンウォルト社裂、KYN
AR720、密度1.7st/d、メルトフローレイト
(230℃、z、t6Kp)49710分、融点169
℃〕をホットプレスにて厚み1.20のシートに成形し
、得られたシートに20 Mradの電子線を照射して
架橋した。この架橋シートの199℃におけるtanδ
は0.88であった。
該架橋シートに、実施例1と同様の方法でジクロロモノ
フルオロメタンを含浸させ、 l!(@1OOiJ(置
部当り約6.7重量部(0,65mol /に9 )の
ジクロロモノフルオロメタンを含有した発泡性組成物を
得た。
この発泡性組成物を220℃のオイルバス中で25秒間
加熱することによシ、発泡倍率約3.0倍の均一な気泡
を有する柔軟性に優nた発泡体全得た。
実施例3 エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体(アラ
イド社製、 HALAR901、密度1.68 f/c
rI11融点241℃)をホットプレスにて厚%1−2
mのシートに成形し、得られたシートに20 Mrad
の電子線を照射して架橋した。この架橋シートの271
℃におけるtanδは0.85であった。
該架橋シートに実施例1と同様な方法でトリクロロトリ
フルオロエタンを含浸させ、樹脂100重量部当り約9
.6重量部(0,51mol/に9)のトリクロロトリ
フルオロエタンを含有した発泡性組成物を得た。
この発泡性組成物’i 280℃のオイルパス中で25
秒間加熱することによシ1発泡倍率約3.0倍の均一な
気泡を有する柔軟性に優れた発泡体を得た。
実施例4 実施例2において電子線の照射量を30 Mradとし
た以外は、実施例2と同様にして架橋シー・トを得友。
この架橋シートの199℃におけるtanδは0.76
であった。次いで、該架橋シートを用いて実施例2と同
様の方法で発泡性組成物を得たのち、この組成物i 2
20℃のオイルパス中で25秒間加熱することにより、
発泡倍率約10.0倍の平均セルサイズ約0.1511
mの均一な気泡を有する柔軟性に優れた発泡体を得た。
実施例5〜81比較例1〜2 実施例1において、フッ素樹脂及び電子線照射量を第1
表に示すように変えた以外は、実施例1と同様な方法に
よシ発泡性組成物を得た。次いで該組成物を300℃の
オイルバス中で20秒間加熱を行い、発泡体を得た。得
られた発泡体の性状を実施例1〜4の結果とともに第1
表に示す。
第1表から、本発明の発泡体は、圧縮回復率に優nる弾
性に富んだもので、気泡が均一であるため引張り強度も
優れた高品質の発泡体であることが明らかである。なお
、架橋の程度が低く動的弾性率比(tanδ)が大きい
もの、あるいは未架橋の発泡体は1弾性に劣り、引張強
度も低いものであることが明らかである。
実施例9〜14 実施例1において、発泡剤を第2表に示すものに変えた
以外は、実施例1と同様にして発泡体を作成した。発泡
体の性状を第2表に示す。
実施例15〜18 実施例4において、発泡剤を第2表に示すものに変えた
以外は、実施例4と同様にして発泡体を作成した。発泡
体の性状を第2表に示す。
なお、実施例18の発泡体は、平均気泡径の5〜6倍大
きい気泡が部分的に認められるが、はぼ均一な気泡を有
するものであった。
実施例19 ポリビニリデンフルオリド(ペンウォルト社製KYNA
R720) 100重量部に対し、トリアリルシアヌレ
−) 0.625重量部を添加し、均一に混合したのち
、押出機に供給し、厚み1.1Hのシートに成形した。
次いで、このシートに電子線照射装置で10 Mrad
の電子線を照射したのち、このものをジクロロモノフル
オロメタンとともにオートクレーブ中で75℃、92時
間加熱し、発泡性シートを得た架橋シートのtanδは
0.71であった。
次に、この発泡性シートを190℃のオイルバス中で2
5秒間加熱することによシ発泡体シートを得た。得られ
た発泡体シートの特性を第3表に示す。
実施例20 テトラフルオロエチレンービニリデンフルオリド共重合
体(ペンウォルト社展’KYNAR7201) f。
加熱プレスで1.1朋のシートに成形し、このシートに
電子線f 30 Mrad照射して152℃でのtan
δが0.42である架橋シートを得たのち、これをジク
ロロテトラフルオロエタンとともにオートクレーブ中で
75℃、92時間加熱し、発泡性シートを得1次いで、
このシート’i 155℃のオイルバス中で25秒間加
熱して発泡体シートを得た。得られた発泡体シートの特
性を第3表に示す。
実施例21 ヘキサフルオロプロピレンービニリデンフルオリド共重
合体(ペンウォルト社裂KYNAR2800)ヲ加熱プ
レスで1.1111のシートに成形し、このシートに電
子線を30 Mrad照射して176℃におけるtan
δが0.42である架橋シートを作成し、次いでこのシ
ートをオートクレーブ中でジクロロテトラフルオロエタ
ンとともに75℃、92時間加熱したのち、175℃の
オイルバス中で25秒間加熱して発泡体シートを得た。
このシートの特性を第3表に示す。
実施例22 実施例20において、得らルた発泡性シートを2.3K
p/diゲージ圧のスチームで5秒間加熱して発泡した
。得らまた発泡体は平均気泡径Q、1ms+の均一な気
泡から成る発泡体であった。この発泡体の特性を第3表
に示す。
実施例23 実施例21において、電子線照射を20 MradK変
えた以外は、実施例21と同様の方法で架橋シートラ作
成し、これにジクロロテトラフルオロエタンを含浸させ
、発泡性シートを得、次いで3.3Kp/dゲージ圧の
スチームで5秒間加熱して、均一な気泡を有する発泡体
を作成した。この発泡体の特性を第3表に示す。
実施例24 実験例1,2 テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体〔旭ガラス
■製、アフロンCOP  C!−35A]’!r加熱プ
レスで厚み1.3fiのシートに成形し、これに電子線
照射装置で35 Mradの電子線を照射させ架橋フッ
素樹脂シートを得たのち、これをオートクレーブ中でト
リクロロトリフルオロエタントトモに75℃で92時間
加熱し、発泡性シー)1−得た。
次いで、このシートを295℃の硝酸塩浴中に入れてそ
れぞれ45秒、20秒間加熱し発泡させた。
(それぞれ実験例1,2) このようにして得らnた発泡体シートは優れたシール性
を有しており、その特性を第4表に示す。
実験例3,4 実験例2において原反シートの厚みをそnぞれ1.1f
i及び1.01111にし九以外は、実験例2と同様に
して発泡体シートを得た。このシートの特性を第4表に
示す。
実験例5,6 実験例2において、原反シートの厚みil、05龍にし
、電子線照射量をそ扛ぞt”L 40 Mrad及び4
5 Mradとした以外は、実験例2と同様にして発泡
体シートを得た。このシートの特性を第4表に示す。
実施°例25 実施例19.20及び21で得られた発泡体のシール性
能を評価した結果を第5表に示す。
なお、該表において、1.2及び3は、それぞれ実施例
19.20及び21で得られた発泡体のデーターである
実施例26 エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体〔旭硝子社
製、アフロンC0PC88APM%メルトフローレート
(297℃、  2.16に9) 22 f/10分、
融点271℃〕を押出機でシート状に押出し、キャスト
ロールによシ厚み1.IHのシートに成形した。
このシートを耐圧容器に入れ、トリクロロトリフルオロ
エタンを注入して、100℃で3日間加圧下加温し、冷
却したのち取り出し、これに電子線を40 Mrad照
射して架橋した。次いで、得らまた発泡性組成物を29
0℃の熱風炉に通して発泡シートを得た。この発泡シー
トは発泡倍率約8倍、平均気泡径0.3難の均一な気泡
f!:有するものであった。
この発泡体を真空下310℃で加熱プレスして、厚み1
.2fiの樹脂シートとし、とfLt′ダイナミックス
ペクトロメーターで測定し、301℃の動的弾性率比(
tanδ)を求めたところ、0.52であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性フッ素樹脂の架橋化物を少なくとも発泡倍
    率1.5倍に発泡させて成るフッ素樹脂発泡体。 2 熱可塑性フッ素樹脂がフルオロエチレン、フルオロ
    −α−オレフィン、フルオロアルキルフルオロビニルエ
    ーテル及びフルオロアルキルビニルエーテルの中から選
    ばれた少なくとも1種のモノマーを主成分として得られ
    たものである特許請求の範囲第1項記載の発泡体。 3 熱可塑性フッ素樹脂が分子鎖中に水素原子を含有す
    るものである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の発
    泡体。 4 熱可塑性フッ素樹脂の架橋化物がその融点より30
    ℃高い温度における動的ずり貯蔵弾性率に対する動的ず
    り損失弾性率の比(tanδ)が0.3〜0.9の範囲
    のものである特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載の発泡体。 5 発泡倍率が3〜50倍である特許請求の範囲第1項
    ないし第4項のいずれかに記載の発泡体。 6 熱可塑性フッ素樹脂を架橋化処理したのち、これに
    発泡剤を配合するか、あるいは該フッ素樹脂に発泡剤を
    配合したのち、これを架橋化処理することにより発泡性
    組成物を調製し、次いでこれを加熱して、少なくとも1
    .5倍の発泡倍率に発泡させることを特徴とする、フッ
    素樹脂発泡体の製造方法。 7 架橋化処理を電離性放射線の照射によって行う特許
    請求の範囲第6項記載の製造方法。 8 熱可塑性フッ素樹脂がフルオロエチレン、フルオロ
    −α−オレフィン、フルオロアルキルフルオロビニルエ
    ーテル及びフルオロアルキルビニルエーテルの中から選
    ばれた少なくとも1種のモノマーを主成分として得られ
    たものである特許請求の範囲第6項又は第7項記載の製
    造方法。 9 熱可塑性フッ素樹脂が分子鎖中に水素原子を含有す
    るものである特許請求の範囲第6項ないし第8項のいず
    れかに記載の製造方法。 10 架橋化処理された熱可塑性フッ素樹脂が、その融
    点より30℃高い温度における動的ずり貯蔵弾性率に対
    する動的ずり損失弾性率の比(tanδ)が0.3〜0
    .9の範囲のものである特許請求の範囲第6項ないし第
    9項のいずれかに記載の製造方法。 11 3〜50倍の発泡倍率に発泡させる特許請求の範
    囲第6項ないし第10項のいずれかに記載の製造方法。 12 熱可塑性フッ素樹脂の架橋化物を少なくとも発泡
    倍率1.5倍に発泡させて成るフッ素樹脂発泡体をベー
    スとしたシール部材。 13 熱可塑性フッ素樹脂がフルオロエチレン、フルオ
    ロ−α−オレフィン、フルオロアルキルフルオロビニル
    エーテル及びフルオロアルキルビニルエーテルの中から
    選ばれた少なくとも1種のモノマーを主成分として得ら
    れたものである特許請求の範囲第12項記載のシール部
    材。 14 熱可塑性フッ素樹脂が分子鎖中に水素原子を含有
    するものである特許請求の範囲第12項又は第13項記
    載のシール部材。 15 熱可塑性フッ素樹脂の架橋化物が、その融点より
    30℃高い温度における動的ずり貯蔵弾性率に対する動
    的ずり損失弾性率の比(tanδ)が0.3〜0.9の
    範囲のものである特許請求の範囲第12項ないし第14
    項のいずれかに記載のシール部材。 16 フッ素樹脂発泡体が発泡倍率3〜50倍のもので
    ある特許請求の範囲第12項ないし第15項のいずれか
    に記載のシール部材。
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