JPH045613A - メガネ枠における金属コントラスト模様の形成方法 - Google Patents

メガネ枠における金属コントラスト模様の形成方法

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JPH045613A
JPH045613A JP10847990A JP10847990A JPH045613A JP H045613 A JPH045613 A JP H045613A JP 10847990 A JP10847990 A JP 10847990A JP 10847990 A JP10847990 A JP 10847990A JP H045613 A JPH045613 A JP H045613A
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JP
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pattern
forming
metal
metal film
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JP10847990A
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Mitsuaki Murotani
室谷 満彰
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AOYAMA MEGANE KK
BI MUROTANI KK
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AOYAMA MEGANE KK
BI MUROTANI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メガネ枠における金属コントラスト模様の形
成方法、詳しくは、精密な模様描出に適した合成樹脂系
のプリントインキを装飾模様の形成手段として利用する
と同時にマスキング手段として利用することにより、メ
ガネ枠表面に美しいコントラストの繊細な金属模様を効
率的に形成することができる新方法に関するものであり
、メガネ枠におけるデザイン分野における新しい表現技
術として利用することができる。
〔従来の技術、および解決すべき技術的課題〕メガネ枠
を構成する金属素材表面に樹脂皮膜を形成した後、この
樹脂皮膜を所望の模様状に切り抜き、切り抜かれて露出
した金属表面に更にメツキを施すことによってメツキ模
様を形成する方法は従来公知であって(特開昭56−2
9690号公報参照)、メガネ枠の表面に色調を異にす
るメツキ模様を工業的に形成することが可能である。
しかしながら、上記従来のメツキ模様形成方法にあって
は、メガネ枠の金属素材表面に一様に形成された合成樹
脂皮膜を局部的に除去することによって模様を素描する
という処理を施さねばならぬため、使用する工具などの
関係から余り繊細な模様を描くことができず、また均一
な模様を反復継続して形成することができず、模様精度
の面からも生産性の面からも採用できる範囲は限られて
いた。
しかるに、眼鏡を°゛お洒落れ°“の小道具と位置付け
る最近のファッションの動向は、眼鏡デザインにバラエ
ティを求める傾向を促進させることとなり、より精緻で
高級感のあるデザインの眼鏡が求める風潮を醸成して、
従来のデザイン表現技術では、側底、需要者の要望に応
じ切れな(なってきたのである。
本発明は、メガネ枠の表面にメツキ模様を形成する従来
方法(特開昭56−29690号公報)が高級感を醸し
出すのに効果的であるにも拘わらず、精緻性と生産性の
面に前述のごとき難点があったことに鑑みて為されたも
ので、非常に狭隘な表面積しか有しないメガネ枠の構成
部材表面に精緻で高級感に溢れるコントラスト模様を効
率的に形成することができる新規な方法を提供すること
をることを技術的課題とするものである。
〔課題解決のために採用した技術的手段〕本発明者が上
記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図
面を参照して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本発明は、フロントフレーム1、ブラケット2、
あるいはテンプル3の表面に金属皮膜層32を形成し、
この皮膜層32の表面に合成樹脂系プリントインキ33
によって所要の装飾パターンPを印刷するという素描形
成手段と、 この装飾パターン2部分を含む金属皮膜層32に対しサ
ンドブラストを施すことにより、装飾パターンPを金属
皮膜層32に対し表面光沢差でコントラスト的に強調す
るか、 または上記のようにサンドブラストが施された部分に前
記金属皮膜層32とは色調を異にする異色金属皮膜層3
4を形成することによって装飾パターンPを異色金属皮
膜層34に対し色調と表面光沢差とでコントラスト的に
強調するか、 というコントラスト強調手段を採用することによって前
述の技術的課題を満足し得るメガネ枠に適した金属コン
トラスト模様の形成方法を実現したのである。
〔実施例〕
以下、本発明方法を添附図面に示す実施例に基いて、更
に詳しく説明する。なお、第1図は本発明方法の適用対
象となったメガネ枠の斜視説明図、第2図(a)(b)
は本発明の実施例に用いたテンプルの横断面図と部分拡
大側面図、第3図(a)(blは第2図のテンプル表面
に金属皮膜層を施した横断面図と部分拡大側面図、第4
図(al (blは第3図の金属皮膜層を施したテンプ
ル表面に装飾パターンを施した横断面図と部分拡大側面
図、第5図は第4図のテンプル表面に更に異色金属皮膜
層を施した横断面図と部分拡大側面図である。
図面上、符号1で指示するものはフロント枠であり、そ
の左右両端にはブラケット2・2が固着され、更にブラ
ケット2・2の持出端部にはテンプル3・3が折畳可能
にヒンジ連結される。
本発明は、金属で構成されるメガネ枠の部分であるなら
ば、何処にでも適用可能であるが、本実施例ではテンプ
ル3の部分に適用する場合について説明する。
第1実施例 Ti−Ni合金材料を成形して成るテンプル基材31(
第2図参照)を採択し、このテンプル基材31の表面に
電解メツキ法により層厚3μの金メツキ皮膜層32を形
成する(第3図)。
ついで、このテンプル基材31の金メツキ皮膜層32の
表面にエポキシ樹脂を主材とする透明プリントインキ3
3を用いて網目状の層厚が20μの装飾パターンPをス
クリーン印刷法により形成せしめる(第4図)。
つぎに、上記装飾パターンPを含む金メツキ皮膜層32
に対し、粒径が30〜80μのガラスピーズを3気圧の
噴射圧力にて2秒間サンドブラストしたところ、装飾パ
ターンPを描出している透明プリントインキ33はマス
キング作用を発揮して当該部分の金メツキ皮膜層32の
表面荒らしを遮蔽する一方、その周囲の金メツキ皮膜層
32の光沢がダウンして梨地状を呈した。そして、装飾
パターンPの透明プリントインキ33を透して見える金
メツキ皮膜層32の光沢がキラキラと輝いて美しい金色
コントラスト模様を表出していた。この装飾パターンP
のコントラスト模様の輝きは、透明プリントインキ33
を除去することによって、−層明瞭になった。
第2実施例 この第2実施例では、アルミ合金材料を成形して成るテ
ンプル基材31(第2図参照)を採択し、このテンプル
基材31の表面に電解メツキ法により層厚3μのパラジ
ウムメッキ皮膜層32を形成する(第3図)。
ついで、このテンプル基材31のパラジウムメッキ皮膜
層32の表面にアクリル樹脂を主材とする白色のプリン
トインキ33を用いて層厚が10μの網目状の装飾パタ
ーンPを転写印刷法により形成せしめる(第4図)。
つぎに、上記装飾パターンPを含むパラジウムメッキ皮
膜層32に対して、粒径が30〜80μのガラスピーズ
を3気圧の噴射圧力にて3秒間サンドブラストしたとこ
ろ、装飾パターンPを形成するプリントインキ33は殆
ど損傷なく残存し、その周囲のパラジウムメッキ皮膜層
32の光沢が梨地状になった。そこで、この梨地状にな
った当該パラジウムメッキ皮膜層32上に電解メツキ法
により金メツキ被膜層5を施したうえ、前記装飾パター
ンPを形成している白色のプリントインキ33を溶剤に
よって払拭したところ、その跡にパラジウム特有の白っ
ぽい銀白色と金色に輝く金メツキ皮膜層34とがコント
ラスト的に補完し合って鮮やかな網目模様を表出し、非
常に高級なデザインを形成した(第5図参照)。
本発明の実施例は概ね上記のとおりであるか、本発明は
前述の実施例に限定されるものでは決してなり、「特許
請求の範囲」の範囲内で種々の変更実施が可能であって
、例えば上記第1実施例においてはプリントインキ33
として透明のものを採択したが、透光性で有色のプリン
トインキを使用すれば地層を成す金属皮膜層32との間
の加法混色作用によって通常の金属材料では表出し得な
い色彩を呈さしむることが可能であり、また同第1実施
例ではインキ32を装飾パターンP上に残したま\にし
ていたけれども、溶剤などで除去してもよく、これら何
れの態様を採っても、本発明の技術的範囲に属すること
は云うまでもない。
〔本発明の効果〕
以上、実施例をもって説明したとおり、本発明方法にお
いては、メガネ枠の表面に金属皮膜層を形成し、その金
属皮膜層の上に合成樹脂系プリントインキを用い印刷法
によって装飾パターンを印刷するという素描形成手段を
採択しているので、驚くほど精緻な装飾パターンを形成
することが可能であるうえに、この装飾パターン形成部
分が合成樹脂系プリントインキがマスキング作用を発揮
するために、サンドブラストを施すことによって装飾パ
ターン形成部分とそれ以外の部分との間の表面光沢差が
極度に強調され、メガネ枠表面に非常に明確で美しい金
属コントラスト模様を形成することが可能である。
また、本発明方法において装飾パターンを形成する合成
樹脂インキを残したま\当該面に更に異色の金属皮膜層
を施す場合にはメガネ枠基材に最初に施した金属被膜層
との色調コントラストが強調されるので、複色的な金属
コントラスト模様が形成され、精緻で美しいデザインを
形成することが可能である。
このように本発明によれば、特開昭56−29690号
公報に開示される従来のメツキ模様に比較して格段に精
緻で明確な金属コントラスト模様を描出できるのであっ
て、ファッション化の一途を辿るメガネのデザイン向上
に寄与するところ極めて大であると云える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の適用対象となったメガネ枠の斜視
説明図、第2図(a)(b)は本発明の実施例に用いた
テンプルの横断面図と部分拡大側面図、第3図(a)(
b)は第2図のテンプル表面に金属皮膜層を施した横断
面図と部分拡大側面図、第4図(al (blは第3図
の金属皮膜層を施したテンプル表面に装飾パターンを施
した横断面図と部分拡大側面図、第5図は第4図のテン
プル表面に更に異色金属皮膜層を施した横断面図と部分
拡大側面図である。 1・・・・フロントフレーム、2・・・・ブラケット、
3・・・・テンプル、 31・・・・テンプル基材、32・・・・金属被膜層、
33・・・・プリントインキ、 34・・・・異色金属皮膜層。 P・・・・装飾パターン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フロントフレーム1、ブラケット2、あるいはテ
    ンプル3の表面に金属皮膜層32を形成し、この皮膜層
    32の表面に合成樹脂系プリントインキ33によって所
    要の装飾パターンPを印刷した後、この装飾パターンP
    部分を含む前記金属皮膜層32に対しサンドブラストを
    施すことにより、装飾パターンPを金属皮膜層32に対
    し表面光沢差でコントラスト的に強調することを特徴と
    したメガネ枠における金属コントラスト模様の形成方法
  2. (2)装飾パターンPを形成する合成樹脂系プリントイ
    ンキ33として、エポキシ樹脂インキまたはアクリル樹
    脂インキを用いる請求項(1)記載の、メガネ枠におけ
    る金属コントラスト模様の形成方法。
  3. (3)装飾パターンP部分を含む金属皮膜層32に対し
    てサンドブラスト処理を施した後、前記装飾パターンP
    部分のプリントインキ33を除去する請求項(1)また
    は(2)記載の、メガネ枠における金属コントラスト模
    様の形成方法。
  4. (4)装飾パターンPを形成する合成樹脂系プリントイ
    ンキ33として金属皮膜層32を透視可能な透光性の合
    成樹脂系プリントインキを用い、サンドブラスト処理後
    も当該インキを前記皮膜層32表面に層着状態に残存せ
    しめる請求項(1)または(2)記載の、メガネ枠にお
    ける金属コントラスト模様の形成方法。
  5. (5)フロントフレーム1、ブラケット2、あるいはテ
    ンプル3の表面に金属皮膜層32を形成し、この皮膜層
    32の表面に合成樹脂系プリントインキ33によって所
    要の装飾パターンPを印刷した後、この装飾パターンP
    部分を含む前記金属皮膜層32に対しサンドブラストを
    施し、然る後、サンドブラストが施された部分に前記皮
    膜層32とは色調を異にする異色金属皮膜層34を形成
    することにより装飾パターンPを異色金属皮膜層34に
    対し色調差と光沢差とでコントラスト的に強調すること
    を特徴としたメガネ枠における金属コントラスト模様の
    形成方法。
  6. (6)装飾パターンPを形成する合成樹脂系プリントイ
    ンキとして金属皮膜層32を透視可能な透光性合成樹脂
    系プリントインキ33を用い、サンドブラスト処理後も
    当該インキを金属皮膜層32表面に層着状態に残存せし
    める請求項(5)記載の、メガネ枠における金属コント
    ラスト模様の形成方法。
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