JPH045589B2 - - Google Patents

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JPH045589B2
JPH045589B2 JP61010863A JP1086386A JPH045589B2 JP H045589 B2 JPH045589 B2 JP H045589B2 JP 61010863 A JP61010863 A JP 61010863A JP 1086386 A JP1086386 A JP 1086386A JP H045589 B2 JPH045589 B2 JP H045589B2
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clutch
gear
brake
hydraulic
shaft
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、コンバイン等の作業車輌における駐
車ブレーキ装置に係り、詳しくは、前進用及び後
進用の油圧クラツチ、及びサイドクラツチ・ブレ
ーキ装置を備えてなる作業車輌における駐車ブレ
ーキ装置の構造に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、駐車ブレーキ装置は、サイドクラツ
チ・ブレーキ装置のブレーキとは別に設置された
ブレーキが使用されており、該ブレーキはサイド
クラツチが切断された状態において制動・作動さ
れるようになつている。
また、サイドクラツチ・ブレーキ装置のブレー
キを駐車用ブレーキとして兼用するものも案出さ
れており、該ブレーキもまた同様に、サイドクラ
ツチが切断された状態で制動・作動されるように
なつている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、上述駐車ブレーキ装置は、いずれも
サイドクラツチ・ブレーキ装置のサイドクラツチ
が切断されてからブレーキが制動・作動されるた
め、駐車ブレーキを解除して機体を発進させる際
には、サイドクラツチのドツクギヤが再び接続さ
れてから走行開始するので、その都度不快な衝
撃・振動が発生して、オペレータによる操作フイ
ーリングが悪くなる虞れがある。更に、駐車ブレ
ーキを制動・作動するには、オペレータがその都
度手動等にて操作しなければならず、それにより
作業車輌の操作が面倒なものになつている。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的と
するものであつて、例えば第1図ないし第4図に
示すように、前進用及び後進用の油圧クラツチ7
5f,75rをサイドクラツチ・ブレーキ装置9
4の伝動上流側に配置し、また該サイドクラツ
チ・ブレーキ装置94にブレーキBL,BRのみを
直接制動・作動し得るように油圧アクチユエータ
BAを設ける。更に、前記油圧クラツチ75f,
75rを操作する操作手段4のニユートラル操作
に基づき、前記前進用及び後進用の両油圧クラツ
チ75f,75rを切断すると共に、前記油圧ア
クチユエータBAを作動して、サイドクラツチ9
9,99l,99rを接続したままの状態でブレ
ーキBL,BRのみを制動・作動するように構成す
る。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、作業車両Cがオペレータに
より操向・操作されている状態において、前進用
及び後進用の油圧クラツチ75f,75rはそれ
ぞれが適時接続され、またサイドクラツチ・ブレ
ーキ装置94のサイドクラツチ96,99l,9
9r及びブレーキBL,BRもをそれぞれ適時接続
或いは制動・作動されている。そして、前記油圧
クラツチ75f,75rを操作する操作手段4を
ニユートラル位置に操作すると、該操作に基づき
前記前進用及び後進用油圧クラツチ75f,75
rが切断される。この際、サイドクラツチ96,
99l,99rが接続されたままの状態でブレー
キBL,BRのみが油圧アクチユエータBAにて制
動・作動され、作業車両Cは前記ブレーキBL,
BRにより停止される。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿つて、本発明による実施例につ
いて説明する。
コンバインCは、第10図に示すように、左右
のスプロケツトSR,SLにより駆動する左右のク
ローラ15L,15Rにて(第4図参照)支持さ
れている機体17を有しており該機体17には一
側後方にエンジン19が搭載されていると共に一
側前方に運転席7が配置されており、更にグレン
タンク29が設置されている。また、機体17の
前方には前処理部23が昇降自在に配設されてい
る。そして、運転席7は、機体フレーム17a上
に運転席フレーム13が固定されてなり、更に該
フレーム13上における前方部にはステツプ面2
5が固定されており、その前端にはブレーキ兼用
走行クラツチペダル55が設置されている。一
方、前記フレーム13の後方部には、第1図に示
すように、シートフレーム12を介してシート2
7が設置されており、更に運転席フレーム13内
には燃料タンク21が配設され、かつシート27
下方における運転席フレーム13上にはバルブボ
デイ31が載置・固定されている。そして、バル
ブボデイ31は、所定油路が形成されているブロ
ツク31aを有しており、該ブロツク31aは運
転席フレーム13上に固定され、更に該ブロツク
31a上には、第2図に詳示する無段変速機用ソ
レノイドバルブV1、サイドクラツチ用ソレノイ
ドバルブV2、前処理部下げ用ソレノイドバルブ
V3、同上げ用ソレノイドバルブV4、アンロード
用ソレノイドバルブV5、前処理部手動下げ用バ
ルブV6、ブレーキ用ソレノイドバルブV7、前進
油圧クラツチ用ソレノイドバルブV8、後進油圧
クラツチ用ソレノイドバルブV9及びクラツチペ
ダル用可変リリーフバルブV10、そしてフイルタ
ーFが配設されている。
また、運転席フレーム13の前部上方には、第
10図に示すように、操作台11が立設されてお
り、該操作台11の上面は操作パネル9になつて
いる。そして、該操作パネル9にはモノレバー1
が立設されていると共に、各種操作スイツチ、メ
ータ及び表示ランプが配設されている。モノレバ
ー1は左右方向にのみ2段階に揺動し得るように
構成されており、その1段目の動きでレバー1自
体をその回動基部に設置されたレバーボツクスに
対して動かしてリミツトスイツチを作動し、更に
サイドクラツチ用ソレノイドバルブV2を制御し
かつサイドクラツチ用アクチユエータAを作動し
て左右サイドクラツチを切断するようになつてお
り、またその2段目の動きでレバー1と共にレバ
ーボツクスを動かして可変リリーフバルブ22を
制御し、左右ブレーキの制動圧を制御するように
なつている(第2図参照)。一方、操作台11内
に支持されているシヤフトには左右サイドクラツ
チレバー5L,5Rが前後方向に回動自在に支持
されており、該レバー5L,5Rの基端部はそれ
ぞれリンク機構を介してミツシヨンケース26内
のサイドクラツチ・ブレーキに連動している。ま
た、第1図に示すように、運転席7の機体内側方
に隣接して、サイド操作パネル10が配設されて
おり、該パネル10上には油圧レバー2、F・R
無段変速レバー4及び副変速レバー6が配置さ
れ、更に該パネル10上の前方端部にはエンジン
コントロールレバー51(第10図参照)が配置
されている。そして、油圧レバー2はピン52に
揺動自在に支持され、かつリンク機構54を介し
てバルブボデイ31の前処理部手動下げ用バルブ
V6及び上げ用バルブV4を制御し、前処理部23
用アクチユエータ23Aを昇降制御し得る(第2
図参照)。また、F・R無段変速レバー4は左右
方向揺動自在かつ立姿勢になるように付勢されて
枢支板4aに支持され、更に該枢支板4aがピン
53に摩擦材58を介して機体前後方向に揺動自
在に支持されており、従つてクランク状の案内孔
に沿つて前進域、後進域及び中立位置に亘つて操
作し得る。更に、前記無段変速レバー4の枢支板
4a部分にはポテンシヨメータ56が連動され、
該メータ56はベルト式無段変速機57用アクチ
ユエータ57Aを作動する無断変速機ソレノイド
バルブV1、並びにミツシヨンケース26内の前
進及び後進用油圧クラツチアクチユエータFA,
RAを作動するソレノイドバルブV8,V9を制動
して(第2図参照)、前進及び後進に亘つて無段
階に変速制御すると共に、中立位置への移動に伴
い前記油圧アクチユエータFA,RAの作動油を
排出し、前進用及び後進用油圧クラツチ75f,
75r(第1図及び第4図参照)を共に切断して
ニユートラル状態にし得る。また、副変速レバー
6はピン59に枢支され、更にリンク機構60を
介してミツシヨンケース26の副変速ギヤアーム
61に連動して、変速ギヤを高速及び低速に切換
え得る。更に、該副変速レバー6の枢支ピン59
には前処理部変速レバー62が枢支されており、
該レバー62はリンク機構63を介してミツシヨ
ンケース26の前処理部変速ギヤアーム65に連
動して、前処理部変速ギヤを切換え得る。
また、前記ベルト式無段変速機57は、駆動側
割プーリ33及び被動側割プーリ35との間に無
端ベルトdが巻掛けられて構成されている。そし
て、前記駆動側割プーリ33は、第8図に示すよ
うに、可動シーブ36及び固定シーブ37からな
り、可動シーブ36のボス部36aはシヤフト4
0に摺動自在に嵌合されている。更に、可動シー
ブ36の背面には油圧アクチユエータ3がベアリ
ング30を介して当接しており、また固定シーブ
37の外周にはエンジン19からの回転を伝達す
る無端ベルトeを巻掛ける溝37bが形成されて
いる。また、シヤフト40の端部は、カウンタケ
ース16に回転自在に嵌入され、かつ該ケース1
6に固定された油圧ポンプPに連結されており、
該油圧ポンプPは前記シヤフト40の回転にて作
動するように構成されている。
一方、前記被動側割プーリ35は、第4図に示
すように、可動シーブ41及び固定シーブ42か
らなり、該固定シーブ42のボス部42aはシヤ
フト43にスプライン結合されていると共に可動
シーブ41のボス部41aを摺動自在に嵌合して
いる。更に、該可動シーブ41はその背面41b
を戻しスプリングsにて押圧されており、可動シ
ーブ41と固定シーブ42の間に介在する無端ベ
ルトdを圧接している。そして、前記戻しスプリ
ングsの一端が当接されているカバー45は、ミ
ツシヨンケース26上部の一側面に穿設された嵌
入孔26aに嵌入・固定されたスリーブ46の外
周に固定されている。また、前記シヤフト43は
ミツシヨンケース26内にてベアリングにより回
転自在に支持されている。ミツシヨンケース26
には前処理系駆動部64、前後進用油圧クラツチ
部75、サイドクラツチ・ブレーキ装置94等か
らなるトランスミツシヨン24を収納している。
そして、シヤフト43はスプライン結合されたギ
ヤ47を有していると共に、スリーブシヤフト4
9をニードルを介して嵌挿している。更に、該ス
リーブシヤフト49は歯数の相違する3枚のギヤ
50a,50b,51を有しており、該ギヤ50
aは前処理系駆動部64におけるケース26に回
転自在に支持されたシヤフト66に回転自在に嵌
挿されているギヤ67,72のうち、小径のギヤ
67と噛合し、かつギヤ50bは大径のギヤ72
と噛合している。そして、これらギヤ67,72
はアーム65にて操作されるシフタ68により切
換えられ、シヤフト66に回転が伝達される。更
に、シヤフト66の一端には一方向クラツチ74
を介在したプーリ73が設けられており、前処理
部23に無端ベルトを介して一方向の回転を伝達
している。
一方、前記シヤフト43の下方に位置して、前
進用油圧クラツチ75f及び後進用油圧クラツチ
75rを備えた油圧クラツチ部75がその回転軸
gの両端をベアリングに支持されて配置されてい
る。更に、該回転軸gの一端部には大径のギヤ7
6がスプライン結合されており、また前進用クラ
ツチ75fには前進ギヤ77及びギヤ78が、後
進用クラツチ75rにはバツクギヤ79がそれぞ
れ固定・配置されている。また、第2図に示すよ
うに、前記前進用クラツチ75f及び後進用クラ
ツチ75rに作用する前進、後進用クラツチアク
チユエータFA及びRAは、それぞれ前進油圧ク
ラツチ用バルブV8及び後進油圧クラツチ用バル
ブV9に連通しており、かつ駐車ブレーキ用アク
チユエータBAに作用する駐車ブレーキ用バルブ
V7と共に、定圧系油路71に配置される可変リ
リーフバルブV10に連通している。そして、前記
前進用油圧クラツチ75f及び後進用油圧クラツ
チ75rは、リンク機構を介して可変リリーフバ
ルブV10を制御する前記クラツチペダル55の踏
圧操作により、それぞれの作動油を排出されてク
ラツチを切断するように構成されている。更に、
該クラツチ切換後、前記クラツチペダル55の更
なる踏圧操作にて、該ペダル55に連結したワイ
ヤW(第3図参照)を牽引して左右多板ブレーキ
BL,BRを制動・作動するようになつている。ま
た、前記ギヤ78は前記ギヤ51に噛合されてお
り、前記前進ギヤ77はシヤフト80の一端部に
スプライン結合されたギヤ81に噛合されてい
る。更に、該シヤフト80の他端部にはギヤ82
がスプライン結合されかつアイドルギヤ83がニ
ードルを介して支持されており、更に該ギヤ83
は前記バツクギヤ79に噛合されていると共に、
シヤフト80の下段に位置したシヤフト85に固
定されているギヤ87と噛合されている。更に、
前記シヤフト85に隣接して配置されたシヤフト
89には、その中央部に小径ギヤ90a及び大径
ギヤ90bからなる変速ギヤ90が摺動のみ自在
に支持されており、かつその両端部にギヤ91,
92がスプライン結合されており、ギヤ91は前
記シヤフト80のギヤ82とまたギヤ92は前記
シヤフト85のギヤ86とそれぞれ噛合して、シ
ヤフト89には前進用又は後進用油圧クラツチ7
5f,75rに基づく正逆転が伝達される。
そして、前記シヤフト89の下段には左右操向
軸93l,93rが回転自在に配置されており、
かつその中間には、大径ギヤ96a及び小径ギヤ
96bからなるセンターギヤ96が回転自在に配
置されている。そして、これら大径ギヤ96a及
び96bは前記変速ギヤ90の小径ギヤ90a及
び90bと適宜切換えられて噛合される。また、
左右操向軸93l,93rは、それぞれの端部に
左右多板ブレーキBL及びBRを有していると共
に、その中央部分をベアリングにて回転自在に支
持されている。そして、第5図に詳示するよう
に、前記左操向軸93lには、左ドツクギヤ99
lが摺動のみ自在に支持され、かつギヤ97lが
嵌合・固着されている。また、該左ドツクギヤ9
9lはその外周全域に亘つて溝99aを有してい
ると共にその背面99bを戻しスプリングpにて
押圧されており、前記センターギヤ96の中央部
に形成されたドツク爪96cに係合されている。
更に、前記左操向軸93lの下方には、第6図に
詳示するように、該操向軸93lと直交する平面
に延びてクラツチシフタシヤフト100が両端を
ケースに回転自在に支持されて配置されており、
該シヤフト100の中央部には、先端部にカギ状
の爪部101a,102aを設けたシフタアーム
101及び102が向い合つて固定されており、
これらアーム101,102はその爪部101
a,102aにて前記ドツクギヤ99lを両側か
ら挾持するようにして溝99aに嵌入している。
更に、第3図に示すように、クラツチシフタシヤ
フト100の一端部には、先端部にスリーブ10
3を回動自在に設けたアーム105が固定されて
おり、該スリーブ103に穿設された嵌入孔10
3aにピン106の一端部が摺動自在に嵌合され
ている。また、左多板ブレーキBLに近接してブ
レーキ操作シヤフト107が回動自在に配設され
ており、該シヤフト107の端部にはベルクラン
ク状のアーム109がスプライン結合されてい
る。そして、その一端部に回転自在に設置された
スリーブ110には嵌入孔110aが穿設されて
おり、該嵌入孔110aには前記ピン106の他
端部が摺動自在に嵌合されていると共に、両スリ
ーブ103,110の間に位置して、ピン106
に所定枚数のスペーサリング104が介在されて
いる。そして、両端を前記スリーブ103,11
0のそれぞれの嵌入孔103a,110aに嵌合
されたピン106は、スペーサリング104にて
規制される範囲にて左右に前記スリーブ103,
110を摺動してアーム105の第3図反時計方
向の回転力をアーム109に伝達すると共に、ア
ーム109の第3図時計方向の動き即ちブレーキ
作動方向の動きをアーム105に伝えない摺動・
当接機構Rを構成している。更に、前記アーム1
09の他端部にはボルト111が固定されてい
る。また、前記ブレーキ操作シヤフト107の左
多板ブレーキBLに隣接する位置には、二股状の
押圧アーム112が固定されており、シヤフト1
07の回動により左多板ブレーキBLを押圧する
ようになつている。なお、右多板ブレーキBR側
も、上述左多板ブレーキBLと同様に、右多板ブ
レーキを押圧する二股状の押圧アーム113がシ
ヤフト115に固定されており、該シヤフト11
5の先端には、ベルクランク状に形成されかつ一
端部にボルト116を有しているアーム117が
固定されている。また、該アーム117の他端部
には嵌入孔119aを穿設されたスリーブ119
が枢着されている。また、前記クラツチシフタシ
ヤフト100と相対して配設されたクラツチシフ
タシヤフト120の先端にはアーム121が固定
され、その先端には嵌入孔122aを穿設された
スリーブ122が枢支されている。そして、該ス
リーブ122と前記スリーブ119との間にはス
ペーサリング104が介在しており、これらスリ
ーブ119,122及びスペーサリング104は
ピン123を両側から摺動自在に嵌合して摺動・
当接機構Rを構成している。なお、該摺動・当接
機構Rは、ブレーキ作動に基づくブレーキ側10
9,117からの移動を、操向操作側に伝達しな
いように吸収する移動吸収手段をも構成してい
る。また、前記クラツチシフタシヤフト120は
その中央部に、前記クラツチシフタシヤフト10
0同様にアーム124,128が設けられている
(第4図参照)。なお、上述アーム109,117
及び摺動・当接機構Rはケース26前側部に設け
られたカバーH内に収納されており、またカバー
H内には、第3図、第6図及び第7図に示すよう
に、シヤフト107と直交する方向に延びてシヤ
フト125が回動自在に配設されており、該シヤ
フト125はその中央部分にスリーブ126が固
定されていると共に、その先端部にはスリーブ1
27がスプライン結合されている。そして、該ス
リーブ127の外周面には回動板129が接合さ
れており、該回動板129に形成された折曲部1
29aのワイヤ固定部129bにはワイヤWが連
結されている。そして、該ワイヤWは前述したブ
レーキ兼用走行クラツチペダル55に連結されて
おり、ペダル55の踏圧操作にて可変リリーフバ
ルブV10が制御され、前記前進及び後進用油圧ク
ラツチ75f,75rに作用する油圧アクチユエ
ータFA及びRAの作動油が排出されて前記クラ
ツチ75f又は75rが切断されるに伴い、前記
回動板129を牽引するように構成されている。
更に、該回動板129のフラツト部分には、ブラ
ケツト130に接合する固定板131に固定され
た駐車ブレーキ用アクチユエータBAのプランジ
ヤ132が当接されており、該アクチユエータ
BAの作動によりプランジヤ132が回動板12
9を押圧し、シヤフト125を該回動板129と
共に回動する。また、前記スリーブ126には押
圧板133が固定されており、該押圧板133は
シヤフト125の回動に伴い、アーム109,1
17のボルト111,116を同時に押圧するよ
うに構成されている。
一方、第6図に示すようにクラツチシフタシヤ
フト100にはアーム102に隣接してアーム1
35が嵌合・固定されており、その先端に形成さ
れた爪部135aに臨んでシヤフト100と直交
する平面に延びるサイドクラツチ・ブレーキ装置
94操作用の油圧アクチユエータAが配置されて
いる。該油圧アクチユエータAは、第9図a,
b,cに示すように、単一ピストン20を有して
おり、かつその中央部に固設された円形の押圧板
136が前記アーム135の爪部135aに当接
し得る。更に、前記ピストン20の中央部には、
右多他板ブレーキに作用するアーム137の爪部
137aを押圧する押圧板139が、押圧板13
6に対向して固設されている。更に、前記アーム
137は前記他方のクラツチシフタシヤフト12
0の端部に固着されている。また、前記ピストン
20の両端部にはそれぞれ、左油圧シリンダ20
L及び右油圧シリンダ20Rが対向して配設され
ており、これら左右油圧シリンダ20L,20R
及び前記ピストン20にて油圧アクチユエータA
が構成される。更に、これら左右シリンダ20
L,20Rには、それぞれ油路20c,20d及
び20e,20fが形成されており、ピストン2
0が作動油にて左多板ブレーキBLに又は右多板
ブレーキBRに作動し始める時点において、油路
20cは油路20dにまた油路20eは油路20
fに連通し、更に油路20d,20fはそれぞれ
1個の可変リリーフバルブ22(第2図参照)に
連通して、モノレバー1の傾動角による該リリー
フバルブ22の絞り量により左右多板ブレーキ
BL,BRの制動圧が制御される。
そして、第4図に示すように、左右の操向軸9
3l,93rに隣接してシヤフト141l,14
1rがそれぞれ回転自在に配設されており、これ
らシヤフト141l及び141rのそれぞれの両
端部には、ギヤ142l,143l及びギヤ14
2r,143rが固着されている。更に、該ギヤ
143lは前記ギヤ97lと噛合されており、ま
た該ギヤ143rは、前記ギヤ97lと同様に右
操向軸93rに嵌合・固着されたギヤ97rに噛
合している。更に、該右操向軸93rのセンター
ギヤ96に隣接する位置には、右ドツクギヤ99
rが戻しスプリングqにてセンターギヤ96に圧
接されかつ摺動のみ自在に設けられている。そし
て、左右のクローラ15L及び15Rを駆動する
左右スプロケツトSL及びSRは、前記シヤフト1
41l及び141rに隣接して回動自在に配設さ
れた左右の車軸145l,145rのそれぞれの
一端部にスプライン結合されている。更に、これ
ら左右駆動軸145l及び145rのそれぞれの
多端部には同歯数からなるギヤ146l,146
rが固設されており、これらギヤ146l,14
6rはそれぞれ前記ギヤ142l,142rに噛
合されている。
ついで、第2図に沿つて、油圧回路について説
明する。
油圧ポンプPはフイルターFを介してフローデ
イバイダ69に連通しており、該フローデイバイ
ダ69にて可変圧系70と定圧系71とに分けら
れる。そして、可変圧系70には、アンロードバ
ルブV5、前処理部上げ用バルブV4、前処理部下
げ用バルブV3、前処理部手動下げ用バルブV3、
サイドクラツチ用バルブV2及び無段変速機用バ
ルブV1が並列に接続されている。なお、前処理
部上げ用バルブV4は手動操作時及び超音波セン
サ等による自動制御時の両方に用いられるが、下
げ用ソレノイドバルブV3はインチング制御等を
行うため、自動制御時にのみ用いられ、かつ手動
下げ用バルブV3が油圧レバー2による手動操作
用として設置されている。また、駐車ブレーキ用
バルブV7は前記駐車ブレーキ用アクチユエータ
BAに連通しており、F・R無段変速レバー4の
ニユートラル操作に基づき、前進用及び後進用油
圧クラツチ75f,75rが切断されると自動的
にバルブV7が操作され、アクチユエータBAが作
動して左右多板ブレーキBL,BRを制動・作動す
るようにされている。なお、図中29′はグレン
タンク29用の油圧装置及び29Aはその揚穀筒
用アクチユエータである。
次に、本実施例の作用について説明する。
エンジン出力に基づく無端ベルトeの駆動によ
り駆動側割プーリ33の固定シーブ37に伝達さ
れる回転は、該駆動側割プーリ33、無端ベルト
d及び被動側割プーリ35からなる無段変速機5
7を介してシヤフト43に伝達される。そして、
該シヤフト43の回転はギヤ47により油圧クラ
ツチ部75の回転軸gにギヤ76を介して伝達さ
れる。そして、F・R無段変速レバー4の前進域
への操作に基づき、前進クラツチ用バルブV8が
切換えられ、前進用クラツチアクチユエータFA
の作動により、前進用クラツチ75fが接続する
と、エンジン19の回転は前進ギヤ77にてギヤ
81に伝達され、更にギヤ82を介してギヤ91
に伝達される。そして、該ギヤ91と共に変速ギ
ヤ90が回転され、副変速レバー6に基づくギヤ
90の適時切換えにより、その小径ギヤ90aか
らセンターギヤ96の大径ギヤ96aに、またそ
の大径ギヤ90bからセンターギヤ96の小径ギ
ヤ96bに、それぞれ回転が伝達される。また、
F・R無段変速レバー4の後進域への操作に基づ
き、後進クラツチ用バルブV9が切換えられ、後
進用クラツチアクチユエータRAの作動により、
後進用クラツチ75rが接続すると、エンジン1
9の回転は後進ギヤ79にてアイドルギヤ83に
伝達され、更にギヤ87を介して同軸上のギヤ8
6に伝達される。そして、該ギヤ86からギヤ9
2に回転が伝達されて変速ギヤ90が回転され、
更に該変速ギヤ90の適時切換えによりその小径
ギヤ90aからセンターギヤ96のギヤ96a
に、また大径ギヤ90bからセンターギヤ96の
小径ギヤ96bにそれぞれ回転が伝達される。ま
た、前記変速ギヤ90を介してエンジン19から
の正転又は逆転を伝達されたセンターギヤ96
は、その両側から戻しスプリングp,qにて圧接
されたドツクギヤ99l及び99rに、ドツク爪
96c及び96dを介して回転を伝達する。なお
この際、前記前進用クラツチ75f及び後進用ク
ラツチ75rを制御する前進クラツチ用バルブ
V8及び後進クラツチ用バルブV9は、それぞれ可
変リリーフバルブV10に連通されており、また該
バルブV10はブレーキ兼用走行クラツチペダル5
5にリンク機構を介して連結されているので、オ
ペレータによる該クラツチペダル55の踏圧操作
にて、可変リリーフバルブV10に基づく油圧アク
チユエータFA,RAの残圧制御により、前記前
進用及び後進用クラツチ75f,75rは半クラ
ツチ状態に操作し得る。
一方、モノレバー1を左側に1段のみ傾動操作
することにより、サイドクラツチ用バルブV2が
作動して、第9図aに示すように、左油圧シリン
ダ20Lに油路20cから矢印Xにて示す圧油が
送られると、ピストン20は第9図bに示すよう
に、アーム135の爪部135aを押圧板136
にて押圧・回動しながら右方向に移動し、更に第
9図cに示すように、油路20cが油路20dに
連通される位置にて静止する。そして、該連通位
置までのピストン20の移動に伴うアーム135
の回動によりシヤフト100が回動される。する
と、該シヤフト100の中央部分に固定されたシ
フタアーム101及び102が左多板ブレーキ
BL方向に回動され、ドツクギヤ99lが戻しス
プリングpに抗して移動される。そして、該ドツ
クギヤ99lはセンターギヤ96のドツク爪96
cから外され、左サイドクラツチは切断される。
この際、アーム101,102と共にシヤフト1
00の一端部に固設されたアーム105も回動さ
れるが、摺動・当接機構Rのスリーブ103がピ
ン106に沿つて摺動するのみでスリーブ110
には当接しないので、アーム105の回動はアー
ム109には伝達されない。また、モノレバー1
が2段目の傾動操作をされることにより、油路2
0cから連通された可変リリーフバルブ22が可
変絞り操作をされ、左シリンダ20Lに送入され
る圧油の圧力が高められ、ピストン20は更に右
側に移動される。そして、前記アーム135が押
圧板136にて更に回動されることにより、アー
ム105が大きく回動され、スリーブ103をピ
ン106に沿つてスリーブ110に当接させ、ア
ーム105からの力がアーム109に伝達され
て、該アーム109はブレーキ操作シヤフト10
7と共に回動される。そして、該シヤフト107
軸上のアーム112が該シヤフト107と共に左
多板ブレーキBL方向に回動され、アーム112
は左ブレーキBLを押圧して制動・作動する。
一方、モノレバー1が右側に1段目の操作をさ
れた場合、前述したモノレバー1の左側への操作
時同様に、サイドクラツチ用バルブV2が作動し、
右油圧シリンダ20Rに油路20eから圧油が送
られてピストン20は左シリンダ20L側に移動
し、油路20eが可変リリーフバルブ22に油路
20fを介して連通する位置にて静止される。そ
して、該位置へのピストン20の移動に伴い、押
圧板139にてアーム137が回動されると共に
シフタアーム124,128が右多板ブレーキ
BR方向に回動されて、ドツクギヤ99rがセン
ターギヤ96のドツク爪96dから外され、右サ
イドクラツチは切断される。この場合、シフタア
ーム124,128と共にアーム121も回動す
るが、摺動・当接機構Rのスリーブ122がピン
に沿つて摺動するのみでスリーブ119には当接
しないので、アーム121の回動はアーム117
には伝達されない。そして、前記モノレバー1が
右側に2段目の操作をされると、可変リリーフバ
ルブ22が絞られ、アクチユエータ20は左シリ
ンダ20L側に更に移動されてアーム137を大
きく回動する。そして、該アーム137がシヤフ
ト120を介してアーム121を大きく回動する
ことによりアーム117が回動され、更にシヤフ
ト115を介してアーム113が右多板ブレーキ
BRを押圧して制動・作動する。
また、F・R無段変速レバー4がオペレータに
よりニユートラル操作された場合、該操作に連動
して、油圧アクチユエータFA,RAの作動油が
排出されて前記油圧クラツチ75f,75rが切
断され、ついで、駐車ブレーキ用アクチユエータ
BAに圧油が挿入される。すると、該アクチユエ
ータBAのプランジヤ132が回動板129を押
圧・回動し、更にシヤフト125を介して押圧板
133を回動し、該押圧板133によりボルト1
11,116を同時に押圧する。そして、該押圧
によりアーム109は第3図時計方向に、またア
ーム117は第3図反時計方向に回動され、それ
ぞれアーム112及び113を介して左右多板ブ
レーキBL,BRを同時に制動・作動する。そし
て、アクチユエータBAを介してニユートラル時
のブレーキ操作が行なわれた際、移動吸収手段を
構成する摺動・当接機構Rのスリーブ110がピ
ン106に沿つてスリーブ103とは逆方向に摺
動するので、アーム109はサイドクラツチ側に
は何ら影響を及ぼすことなく、アーム112を介
して左多板ブレーキBLにのみ作用する。また、
同様にして、アーム117も摺動・当接機構Rに
よりサイドクラツチ側とは別個に回動し、アーム
113を介して右多板ブレーキBRを押圧する。
一方、モノレバー1が左右どちらにも傾動操作
されない場合、左ドツクギヤ99lはセンターギ
ヤ96からドツク爪96cを介して回転を伝達さ
れ、更に左ドツクギヤ99lと共に回転されるギ
ヤ97lを介して大径ギヤ143lが回転され
る。そして、該ギヤ143lの回転はシヤフト1
41lを介してギヤ142l及びギヤ146lに
伝えられ、更に該ギヤ146lにて駆動軸145
l左スプロケツトSLが回転されて、左クローラ
15Lが駆動される。また、右ドツクギヤ99r
も左ドツクギヤ99l同様に、センターギヤ96
のドツク爪96dにて回転され、該回転はギヤ9
7r、大径ギヤ143r、ギヤ142r及びギヤ
146rを介して右スプロケツトSRに伝達され
て、右クローラ15Rが駆動される。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、前進用
及び後進用油圧クラツチ75f,75rをサイド
クラツチ・ブレーキ装置94の伝動上流側に配置
し、またサイドクラツチ・ブレーキ装置94にブ
レーキBL,BRのみを直接制動・作動し得るよう
に油圧アクチユエータBAを設けたので、サイド
クラツチ・ブレーキ装置94のサイドクラツチ9
6,99l,99rをいちいち切断しなくても走
行系への伝動を断つことができ、その状態にてブ
レーキBL,BRを制動・作動することができる。
更に、前記油圧クラツチ75f,75rを操作す
る操作手段4のニユートル操作に基づき、前記前
進用及び後進用の両油圧クラツチを切断すると共
に、前記油圧アクチユエータBAを作動して、サ
イドクラツチ96,99l,99rを接続したま
まの状態でブレーキBL,BRのみを制動・作動す
るようにしたので、作業を終了して駐車する際に
その都度駐車ブレーキを操作しなくても操作手段
4をニユートラル位置に移動するという簡単な操
作をするだけで、サイドクラツチ96,99l,
99rを切ることなくブレーキBL,BRを制動・
作動させ車輌Cを確実に停止して、オペレータに
よる操作性を向上することができ、更に該車輌C
を発進する際にはサイドクラツチ96,99l,
99rが接続されたままの状態から走行し始める
ことができ、発進時のサイドクラツチ96,99
l,99rの接続により発生する不快な振動や衝
撃を無くして滑らかに発進することができ、オペ
レータによる操向フイーリングもよくすることが
できる。
また、作業車輌Cの走行中にあつては、走行操
作手段1の左右操向操作に基づき、操向連係手段
20,100〜110,113〜123を介して
左サイドクラツチ99l又は99rを切断し、か
つ該クラツチの切断状態においてサイドブレーキ
BL又はBRを作動して、確実かつ簡単な機械的連
係によりサイドクラツチ・ブレーキ装置94を操
作できるものでありながら、走行操作手段4のニ
ユートラル操作に基づき、油圧アクチユエータ
BAを作動して、上記サイドブレーキBL,BRの
みを作動するので、ニユートラル操作時、確実に
駐車ブレーキを作動することができる。
また、該サイドブレーキBL,BRによる駐車ブ
レーキの作動は、上述した操向連係手段とは別系
統の機械的連係手段である駐車ブレーキ連係手段
125〜129,107,109,111〜11
7を介して行うので、簡単な構成により左右両サ
イドブレーキBL,BRを確実に作用して、正確か
つ確実に駐車ブレーキを作動することができる。
更に、該サイドブレーキBL,BRによる駐車ブ
レーキの作動時、ブレーキの作動に基づく移動
は、吸収手段Rにより吸収されて操向連係手段に
伝達されることはなく、駐車ブレーキ連係手段を
機械的連係手段としたものでありながら、干渉を
防止して、それぞれ確実な作動を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコンバインの運転席をシ
ート後方からみた断面図、第2図はその油圧回路
図、第3図はそのブレーキに作用する油圧アクチ
ユエータを示す第6図の−線による断面図、
第4図は本発明を適用し得るトランスミツシヨン
全体を示す断面図、第5図はサイドクラツチ・ブ
レーキ装置を示す拡大横断図、第6図はトランス
ミツシヨンの縦断面図、第7図は第3図の−
線による断面図、第8図は無断変速機の駆動側割
プーリを示す断面図、第9図a,b,cは油圧ア
クチユエータのそれぞれ異なる作動状態を示す第
6図の−線による断面図である。そして、第
10図はコンバインの全体を示す側面図である。 1……操向操作手段(モノレバー)、4……走
行操作手段(F・R無段変速レバー)、17……
機体、19……エンジン、20,100〜11
0,113〜123……走行連係手段、75f,
75r……前進用、後進用油圧クラツチ、94…
…サイドクラツチ・ブレーキ装置、96,99
l,99r……サイドクラツチ(センターギヤ、
ドツクギヤ)、107〜198,111〜117,
125〜129……駐車ブレーキ連係手段、BA
……油圧アクチユエータ、BL,BR……ブレーキ
(左右多板ブレーキ)、C……作業車輌(コンバイ
ン)、R……移動吸収手段(摺動・当接機構)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンからの動力を正又は逆回転として走
    行系に伝動する前進用及び後進用の油圧クラツ
    チ、及び機体を操向・制動する左右サイドクラツ
    チ・ブレーキ装置を備え、前記油圧クラツチを前
    記サイドクラツチ・ブレーキ装置の伝動上流側に
    配置し、かつ走行操作手段のニユートラル操作に
    基づき、前記前進用及び後進用の油圧クラツチを
    切断してなる、作業車輌において、 操向操作手段の左右操向操作に基づき、前記左
    右いずれか一方のサイドクラツチ・ブレーキ装置
    におけるサイドクラツチを切断しかつ該サイドク
    ラツチの切断状態においてサイドブレーキを作動
    する操向連係手段と、 前記油圧クラツチを操作する前記走行操作手段
    のニユートラル操作により作動する油圧アクチユ
    エータと、 該油圧アクチユエータの作動に基づき、前記左
    右サイドクラツチ・ブレーキ装置における左右両
    サイドブレーキを、前記サイドクラツチを接続し
    たままの状態で制動・作動する、機械的連係手段
    からなる駐車ブレーキ連係手段と、 該駐車ブレーキ連係手段による前記サイドブレ
    ーキの作動時、該ブレーキによる移動を前記操向
    連係手段に伝達しないように吸収する移動吸収手
    段と、 を備えてなる作業車輌における駐車ブレーキ装
    置。
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