JPH0455226A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0455226A
JPH0455226A JP2162451A JP16245190A JPH0455226A JP H0455226 A JPH0455226 A JP H0455226A JP 2162451 A JP2162451 A JP 2162451A JP 16245190 A JP16245190 A JP 16245190A JP H0455226 A JPH0455226 A JP H0455226A
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JP
Japan
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paper
roller
feed
feed roller
reverse
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JP2162451A
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English (en)
Inventor
Shogo Kato
省吾 加藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像
記録装置におけるシート状用紙の給紙装置に関し、特に
前記シート状用紙を複数枚収容可能な給紙カセットや手
差し用紙I・1ノイ等から、用紙を一枚ずつ給送する給
紙装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、複写機やプリンタ等の画像記録装置においで
は、用紙トレイや給紙カセットや用紙スタッカーなとに
堆積状に収納されたノート状用紙(記録紙や原稿等)を
最上位から順次1枚ずつ取り出して画像記録部等に送る
給紙装置か設けである。 上部給紙カセットには、分離
爪を用いたコーナーセパレート方式と、ローラやヘルド
等を用いた摩擦分離方式等か一般に実用されている。
特開昭55−1.35034号公報に開示された給紙装
置は、コーナーセパレータ(分離爪)と、作動カムによ
って揺動する底板押−Fげ部材と可動底板と、給紙ロー
ラとを備えた給紙装置である。
特開昭56−46255号公斡に開示された給紙装置は
、コーナーセパレータとコイルスプリングと給紙ローラ
とを備えた給紙装置である。
また、摩擦分離方式の給紙装置は、特開昭63−127
935号、特開平】用23772号、実開平1−964
41号、実開平1−121036@各公報に示される。
この方式では、コーナーセパレータ方式に比して給紙カ
セット内に分離爪やコイルスプリングを有しないので、
コーナーセパレータ方式に比して記録紙の装填・交換か
容易である。
そして、摩擦分離方式の給紙装置は、給紙カセット内に
収容された用紙束の給送方向先端部イー1近には、用紙
束に圧接する給紙装置のピックアップローラと、重送防
止のためのフィードローラとリバースローラとを備えて
いる。
この給紙装置の給紙過程で、先ず用紙の」二面位置か設
定位置まで上昇し、給紙信号によりピックアップローラ
とフィードローラか回転開始する。
所定で用紙上面に圧接されたピックアップローラは、用
紙をフィードローラとリバースローラとのニップ位置に
送り込む。リバースローラは、用紙の進行方向と逆に駆
動されていて、前記バネ付勢力でフィードローラに圧接
している。
リバースローラは、フィードローラと直接接触したとき
にツブ間に用紙かないとき)、または用紙か1枚ニップ
間に送り込まれとき、リミットトルク 転する。しかし、用紙か2枚以上ニップ間に送り込まれ
た場合、リミットトルク に打ち勝って、リバースローラを逆回転させ、下側の用
紙を押し戻し重送(多数枚送り)を防止している。以上
のようにして、1枚ずつ分離されて給紙された用紙はし
/ストローラへと搬送される。
一方、給紙カセットの装填形式には、サイトローディン
グ形式とフロ7)・ローディング形式とか一般に使用さ
れている。
サイトローディング形式では、記録装置本体の一側面に
カセット挿入口を有し、ここに側方から給紙カセットを
装着し、給紙ユニソI・を用いて給紙1/Jセソ]・の
挿入方向と同し方向に記録紙を送る。
従って、この方式では、給紙カセットの挿入方向と記録
紙の送り方向か同じなため、カセット挿入口に給紙カセ
ットを装着するたけで、給紙ユニ。
トと記録紙の先端位置との関係が定まり、記録紙の給送
か容易にでき、また記録紙給送不良時に記録紙の取り出
しも給紙カセットの引出しで容易にてきる利屯かある。
しかし、給紙カセットの挿脱のための記録装置本体の一
側方をあけておかねばならず、設置面積か大きくなると
ともに、本体の側方で給紙カセットを取扱うために操作
性がよくないといった問題かある。
フロントローディング形式は、画像記1.1装置本体の
手前側にカセット挿入口またはカセット載置台を位置し
、本体の手前から給紙カセットを機内に挿入し、給紙カ
セットの挿入方向に対し直角な方向に記録紙を送り出す
構造である。(例えば特開昭59−45466号、特開
昭62−150062号各公報他)。
すなわち、このような構造によれば、本体の手前側で給
紙力セラI・を挿脱操作できるので、操作性に優れてい
るばかりでなく、本体の側方に空間を残す必要がなくな
るため、設置空間が小さくてより利点かある。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら、上記したような従来の摩擦分離方式用紙
さばき機構においては、フィードローラと重送防止用リ
バースローラによって1枚目の用紙を送り出し終了した
のちには、2枚目の用紙の先端は、戻されて上記両ロー
ラの圧接位置にップ位置)の直ぐ近傍で、リバースロー
ラの円周面上に接触した状態で停滞待機している。
この状態で給紙カセットを引き出すと、最上層の1枚の
用紙が給紙装置内に残留してしまう。この残留用紙に気
付かすに給紙カセットの着脱を行うと、給紙不良となり
、センサーやローラ等の部材損傷を発生する。
また、給紙カセットの最U−iの1枚の用紙がリバース
ローラ近傍にあるとき、手差し給紙装置によって用紙を
送り込むと、先の用紙上に手差し用紙か重なって給紙不
良を発生する。
特に、フロントローディング構造の給紙装置においては
、給紙カセットの挿脱方向に対し直角な方向に記録紙を
送るため、記録停止時には、給紙カセット内に収容され
た記録紙束のうち上層の何枚かの記録紙の先端が、前記
押圧するピンクアップローラにより紙送方向に送り出さ
れて、給紙カセットから引き出されてフィードローラと
りバスローラのニップ位置近傍に到達して停止している
。この状態で給紙カセットを前方に引き出すと、上記上
層の記録紙先端は上記ニップ位置近傍に突出した状態で
、給紙カセット内の記録紙束はピックアップローラによ
り圧接または近接したまま、給紙方向に対して直角方向
に引き出されるから、上層の記録紙は機体内に残留しよ
うとして、記録紙はシワや引きちぎれ等の破損を生じる
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前記のような従来の給紙装置の欠点を排除
して、用紙残留による装置の損傷を防止し、操作上の注
意を不要とし、正常な給紙を実現できる給紙装置を提供
することを目的としている。
上記目的を達成するこの発明の給紙装置は、複数枚の用
紙を積載して収納する用紙収納部内の用紙の最上層に圧
接して該用紙を送り出す送り出し手段と、該送り出し手
段による給送方向下流側で、用紙給送方向に回転するフ
ィードローラと該フィードローラに圧接するリバースロ
ーラとから成る重送防止手段を備えた給紙装置において
、前記送り出し手段を揺動させて、用紙収納部内の用紙
の最上層に圧接・離間可能にする揺動手段と、前記フィ
ードローラと、該フィードローラの回転を規制するワン
ウェークラッチとの接続部に、該フィードローラの正逆
遊び角を設けた正逆転規制部とを備え、 前記重送防止手段か1枚のシートを給送終了後、前記送
り出し手段を上方に揺動させて、用紙との圧接を解除し
て退避するとともに、前記リバースローラの逆転力によ
り、前記フィードローラを前記遊び角たけ一時逆転させ
て、後続の2枚目以降の用紙を戻すように構成したこと
を特徴とするものである。
また、この発明の給紙装置は、前記リバースローラにト
ルクリミッタを接続し、該トルクリミッタの逆転力によ
り、該リバースローラに圧接する前記フィードローラを
前記遊び角だけ逆転させるようにしたことを特徴とする
ものである。
〔作用〕
本発明の給紙装置による給紙カセットから記録紙を送り
出す作用を以下に述べる。
記録装置本体の給紙部に給紙カセットを装填し、コピー
ボタンを押すと、 ■モータの回転開始により、駆動系か回転を伝達する。
■ソレノイドがオンとなり、1回転クラッチのラチェツ
ト車を係止する係止爪を引き回転可能にし、1回転クラ
ッチは連結状態になり、ピックアップローラおよびフィ
ードローラが回転を開始する。
■中間軸に設けたカム部が駆動伝達系により回転し、該
カム部に摺接するアームが支軸を中心に揺動し、ピック
アップローラが自重により下降し、給紙力セント内の記
録紙の最上面に圧接する。
■ピックアップローラの回転と圧接により、給紙カセッ
ト内の収容された上部の記録紙が送り出されてフィード
ローラを通過時に捌かれて所定の距離を搬送される。
■カム部が1回転する後半に前記アームと一体をなす他
方のアームを揺動して、ピックアップローラを上昇させ
、記録紙束上面から離間させる。
■ここで1回転クラッチが1回転する間に、記録紙の先
端が中間搬送ローラのニップ位置に到達す1 〇 − ■記録紙の後端かフィードローラとリバースロラのニッ
プ位置を通過し終ると、リバースローラに接続したトル
クリミッタの逆転力により、リバースローラか僅か逆回
転するとともに、該リバースローラに圧接するフィード
ローラも、接続部に設けた前記遊び角の分たけ逆回転さ
れる。これによって後続の2枚目以降の用紙は戻されて
待機状態となる。
■1回転クラッチか1回転終了すると、係止爪かラチェ
ノヂ車の歯部に引掛かり、クラッチの連結か解除される
このクラッチ連結解除により、駆動力伝達系の接続か断
たれ、カム部および1回転クラッチを有する中間軸、お
よびフィードローラ軸は回転を停止され、ピックアップ
ローラおよびフィードローラ(、j停止する。
〔実施例〕
以下、この発明の給紙装置を添付図面に示ず一実施例の
給紙装置によって説明する。
第1図は、2段給紙装置に給紙カセットIOA、 10
Bを装着した状態の画像記録装置の要部断面図である。
なお、図において、説明の便宜上」二段の給紙部は給紙
状態を示し、下段の給紙部は非給紙状態をそれぞれ示す
第2図(A)、 (B)は該給紙部fiの部分拡大断面
図である。
この発明に係る給紙装置の実施例は、画像形成装置の本
体下部に装脱自在に設けられた給紙カセット]、0A(
IOB)に収容された記録紙束PA(PB)から記録紙
(転写紙)を送り出して中間搬送ローラを経て画像形成
体周面へ搬送する給紙装置に適用したものであるが、そ
の他に大量の記録紙(例えば約1000枚)収容可能な
多数枚給紙装置や、画像記録装置の底部に設けられた自
動両面複写装置の給紙部、および画像記録装置の上方に
設置された自動原稿搬送装置の給紙部にも使用可能であ
る。
まず、給紙カセソl−10A、 IOBの構造について
説明するか、この場合、上段の給紙カセットIOAと下
段の給紙カセソl−10Bは、構造はほぼ同してあるか
ら、主として」二段の給紙力セラhlOAと給紙部20
Aについて述へる。
画像記録装故本体側の上段の給紙部20、下段の給紙部
20には、サイズや紙質等の異なる2種類の用紙や同種
用紙を各別に収納した給紙力セラ[・10A、IOBか
装着される。
何れかの給紙カセット(例えば10A)の可動底板12
」−に積載された記録紙束Pは、給紙信号により(’+
動する押上げレバー22と可動底板12の」1昇、およ
びピックアップローラ24の下降と回転により送り出さ
れ、引続きフィードローラ25とリバースローラ26の
ニップ位置に送り込まれて搬送され、更に中間(前送ロ
ーラ34.35を経て、レンス]・ロラ1の直前センサ
2により用紙Pの先端か検出されると、CP Uの制御
下に停止される。この時屯て像形成体(感光体トラム)
3上には、帯電器4による(;1電、走査光学系I、に
よる原稿の画像露光、現像器5による現像か行なわれて
トナー像か形成される。
次いて前記1ツノストローラ1は」二連の像形成タイミ
ングに合わせて回転され、用紙Pは像形成体3の周速に
合わせて転写器6による転写領域に搬送され、像形成体
3上に形成されたトナー像か用紙p lに転写される。
上記トナー像を転写した用紙Pは、分離器7により像形
成体3の局面から分離され、搬送ベル[・8により搬送
され、定着装置9、および図示しない排紙ローラを経て
排紙トレイ上に載置される。
給紙カセyllOAは、カセット本体11と可動底板1
2から成る。可動底板12の上面側に用紙PAか載置さ
れる。該可動底板12の一端はカセット本体11の底面
の一部に回転自在に係止され、他端は該可動底板12が
揺動上昇したとき用紙を介して後述の送り出しローラ2
4の周面に押圧する。カセット本体11の給紙方向下流
側の前方外側面には、カム部13が一体に形成されてい
る。
記録装置本体側の給紙部20は、給紙カセyll。
Aを所定位置に収納して定着させる給紙台21と、前記
可動底板12を押し上げる押」二げ1ツバ−22を、駆
動源に接続する揺動支軸23を中心にして揺動駆動する
昇降駆動部と、送り出しローラ(ピックアップローラ)
24.フィードローラ25.リバースローラ26.揺動
軸(フィードローラ軸)27等から成る給紙ローラ部と
、可動ガイド板31.固定ガイド板32中間搬送駆動ロ
ーラ33.従動ローラ34から成る搬送部とから構成さ
れている。
第3図は本発明による給紙装置の駆動系の正面図、第4
図は該給紙装置の展開平面図である。
前記給紙台21の給送方向の背面側には、モータMと歯
車列とクラッチ等、から成る駆動系が配設されている。
モータMの駆動軸には歯車Glが固定されている。該歯
車Glは、図示の歯車G2. G3. G4. G5を
介して中間軸29に設けた入力歯車G6.出力歯車G7
を経てフィードローラ軸(揺動軸)27の軸端の歯車G
8を回転させる。
該フィードローラ軸27には、フィードローラ25と、
一回転停止クラッチ(オープンタイプばねクラッチ)2
8と、歯車G7か設けである。該歯車G7に歯合する歯
車G8を固設したフィードローラ軸27は、一方向クラ
ッチKlを有するフィードローラ25を一方向回転可能
にする。該フィードローラ軸27に固定された歯車G9
は、アイドラ歯車GIOを介して歯車Gllに歯合し、
一方向クラッチに2を有するピックアップローラ24を
一方向回転可能にする。なお、26は上記フィードロー
ラ24に圧接し、トルクリミッタに3を有するリバース
ローラであるo 諒トルクリミッタに3は、リバースロ
ーラ26を逆転させる方向(記録紙Pを戻す方向)にば
ね付勢されている。
リバースローラ26は、トルクリミッタを介して用紙の
進行方向と逆に駆動されていて、コイルバネによる初期
圧と、トルクリミッタのトルクにより生じる作動圧とで
フィードローラ25に圧接されている。
ローラ26は、フィードローラ25と直接接触したした
時にツブ間に用紙Pがないとき)または用紙Pが1枚ニ
ップ間に送り込まれたとき、リミットトルクを越えてず
ベリ、フィードローラ25に従動回転する。しかし、用
紙Pが2枚以上ニップ間に送り込まれた場合、リミット
トルクが用紙間の摩擦力に打ち勝って、重送防止ローラ
を逆回転させ、下側の用紙Pを押し戻し多数枚送りを防
止している。
一方、前記歯車G3はアイドラ歯車G12を介して歯車
G13に歯合し、一方向クラッチ(図示せず)を有する
中間ローラ軸33を一方向回転可能にする。
該中間ローラ軸33の中央付近には中間搬送ローラ34
か一体に設けてあり、従動ローラ35を圧接して従動回
転させる。
前記一方向クラッチKlは、フィードローラ軸27かモ
ータMにより駆動回転されているときには、フィードロ
ーラ25をフィードローラ軸27と一体となって一方向
回転させ、モータMの駆動回転か停止したときには、外
力によって上記回転と同一方向に回転可能であるか逆回
転は不可能である。
方向クラッチに2を有するピックアップローラ軸も同様
の動作をする。
前記中間軸29には、前記歯車G6. G7の中間に一
方向停止クラッチ(ばねクラッチ)28が設けである。
該クラッチ28の外周には、制動輪部材(例えばラチェ
ツト車)28Aが一体になっていて、回転自在になって
いる。該ラチェット車28aは、ソレノイドSQLの係
止爪30に係脱する。
上記ラチェツト車28aおよび出力歯車67間に内蔵さ
れた一回転停止クラッチ28は、ラヂエソ1−車28a
がソレノイドSQLの係止爪30により係止されたとき
には、出力歯車G7はモータMの駆動歯車Glに接続す
る歯車G5に対して空転し、歯車G8およびフィードロ
ーラ軸27に駆動力を伝達しない。またラチェツト車2
8aにソノイトSQLによる係止か解除されると、ラチ
ェツト車28aと出力歯車G7とは一体となって回転し
、モータMの駆動力を歯車G8に伝え、フィードローラ
軸27Aを回転させる。ラチェツト車28aが1回転す
るとソレノイドSQLか作動して係止爪30かラチェッ
ト車28aの歯部にとび込んでラチェツト車28aの回
転を停止させる。
ここで、一回転停止クラッチ28および歯車G7か一回
転すると、これに歯合する歯車G8は複数回転し、フィ
ードローラ25による記録紙搬送距離は、記録紙Pを中
間搬送ローラ34のニップ位置に到達さぜるようにフィ
ードローラ25の円周長さに対して歯合歯数比を設定し
である。
前記歯車G7の表面には、アーム状のカム部43か突出
して一体に設けである。一方、給紙装置の一方の側壁4
0を貫通ずる軸受41、および給紙装置の固定壁に設け
た支持部材42には、揺動レバー44か回転自在に支持
されている。該揺動レバー44の折り曲げられた一方の
先端部(カムフォロク)44aは、前記カム部材43に
摺接し、カム部材43の回転に従動して揺動される。揺
動レバー44の折り曲げられた他方の先端部44 bは
、ピックアップローラ軸45、またはピックアップロー
ラ24とフィードローラ25とを保持する枠体46に係
合し、ピックアップローラ24をフィードローラ軸27
を中心にして揺動・昇降さゼる。
第5図は給紙部20の要部正面図、第6図はフィードロ
ーラ駆動軸の分解斜視図である。
これらの図において、ピックアップローラ24フイート
ローラ25を支持する枠体46は、フィー]・ローラ軸
27を中心に揺動可能である。フィードローラ軸27の
軸端には歯車G8か固定され、ギヤ伝達駆動されている
。該フィードローラ軸27の一端には、カラ一部材25
I3の周面に合成ゴムから成る弾性リング25Aを圧着
巻装したフィードローラ25か回転自在に嵌装され、更
にフィードローラ軸27の先端部イ:1近には、ワンウ
ェークラッチK lか一方向回転可能に取り付けられて
いる。
」1記カラ一部材25Bの外方の端面には、半円形状の
凹部25Cが削成され、ワンウェークラッチIく1の凸
部KIAが上記凹部25Cに嵌入する。該凸部r< i
 Aの突起円周角は、上記凹部25Cの穴部円周角より
小さく形成されていて、遊び角(余裕角)か5°〜15
°かあって、この遊び角たけ相対回転可能である。即ち
、ワンウェークラッチK 1を固定すると、フィードロ
ーラ25は上記遊び角の分たけ遊び回転可能である。
すなわち、上記フィードローラ25が駆動回転されてい
るとには、」1記凹部25Cの一方のストッパ面は上記
凸部K I Aの一方のストッパ面に当接して、ワンウ
ェークラッチに1を駆動回転させる。
フィードローラ25の駆動回転が停止されると、前記リ
バースローラ26は、トルクリミッタの逆転力によって
逆転され、これと圧接するフィードロラ25を逆転させ
、前記遊び角の分だけ逆転して停止する。
次に本発明による給紙装置の動作について説明する。
■ まず、給紙部20の給紙台21に給紙カセット10
Aを第1図の上段に示す位置に装着する。この給紙カセ
ット装着時に、カセット本体11側面のカム面13か駆
動伝達系を経て、揺動支軸23を時計方向に回動させる
。該揺動支軸23に固定された押上げレバー22も時計
方向に回動し、可動底板12を押し」二げる。該可動底
板12の上面に積載された記録紙束Pの最上層か検出部
材(図示せず)に当接すると揺動支軸23Aの駆動回転
か停止し、押上げレバー22は可動底板12を支持した
状態で停止する(第1図下段)。
第7図(B)および第2図(B)は、記録紙を給送しな
い状態を示ずローラ給紙部の正面図てあり、第7図(B
)は駆動系の部分正面図である。
ソレノイドSol、に通電されない状態では係止爪30
かラチェツI・車28aのラチェット歯部に突入して回
転を停止し、モータMの駆動力は出力歯車G6に伝達さ
れない。この状態では、カム部43は揺動レバー44の
一方の先端部44aを上昇させ、これと一体をなす他方
の先端部44bはピックアップローラ45を保持して上
昇させ上方に維持している。
■ 記録装置本体の給紙部20に給紙カセット10Aを
装填したのち、コピーボタンを押すと、モータMの駆動
軸が回転を開始し、駆動伝達系の歯車列61〜G6が駆
動力を伝達する。
ソレノイドSQLに一時通電されると、係止爪30はラ
ヂエツI・車28aのラチェツト歯部から離脱して係止
は一旦解除される。これによって一回転停止クラッチ2
8はモータMの駆動力を伝達し、出力歯車G6およびフ
ィードローラ軸27を回転させる。
出力歯車G6の回転より、カム部43は時計方向に回転
して、揺動レバー44の先端部44aは支軸44cを中
心にして第7図(A)に示す上方の位置から下降して第
8図(A)に示す下方位置に移行する。
第8図(A)、(B)は給紙状態のローラ給紙部の正面
図である。
■ 次いでソレノイドSQLがオンとなり、係止爪30
を引き、一回転停止クラッチ28の外周のラチェツト車
28aの係止を解除して回転可能にする。
これにより1回転停止クラッチ28は連結状態になり、
モータMからの回転駆動力は、歯車G7、G8に伝達さ
れ、フィードローラ軸27を回転させ、同軸上のフィー
ドローラ25は回転を開始し、同時に歯車09〜Gll
によりピックアップローラ24も回転を開始する。
■ また、前記一回転停止クラッチ28および歯車G6
.G7から成る中間軸29に設けたカム部材43も前記
駆動力接続により回転を開始し、該カム部材43に摺接
する揺動レバー44の一方の先端部44aが支軸44c
を中心にして揺動下降する。該先端部44bと一体をな
す他方の先端部44bも支軸44cを中心にして揺動し
て下方に退避する。これによってピックアップローラ2
4は自重によりフィードローラ軸27を中心にして下降
し、給紙カセット10A内の可動底板12上に積載され
た記録紙束Pの最上面に圧接する。
■ 前記ピックアップローラ24の駆動回転と、下降に
よる記録紙圧接とにより、給紙カセットIOA内に収容
された上部の記録紙Pが送り出される。
■ 送り出された記録紙Pは、フィードローラ25とリ
バースローラ26とにより、最上層の1枚の記録紙のみ
が捌かれて搬送される。
■ 前記中間軸29の軸上の歯車G6.G7.一回転停
止クラッチ28、カム部材43が1回転する間に、歯車
G7の1回転に対して、これに歯合する歯車G8は所定
数回転し、フィードローラ軸27およびフィードローラ
25およびピックアップローラ24は何れも所定数回転
する。該フィードローラ25およびピックアップローラ
24の所定数回転により、該ローラの円周に挾持される
記録紙Pは搬送されて、中間搬送ローラ34と従動ロー
ラ35とのニップ位置まで到達する。
■ 前記1回転停止クラッチ28が1回転終了間近にな
るとこれと一体をなすカム部材43が、揺動レバー44
の一方の先端部44aを持ち上げて(第5図(A)参照
)、これにより他方の先端部44bはピックアップロー
ラ軸45を持ち上げて、フィードローラ軸27を中心に
して時計方向に揺動させる。
ピックアップローラ24は、その揺動上昇により、記録
紙上面から離間する。
■ 上記用紙給送過程において、フィードローラ25は
フィードローラ軸27と一体となって駆動回転され、同
時にピックアップローラ24もギヤ列G9〜Gllによ
り動力伝達されて駆動回転される。即ち、フィードロー
ラ軸27と一体となって回転するワンウェークラッチK
lの凸部KIAの右端面は、フィードローラ軸27に遊
嵌するフィードローラ25のカラ一部材25Bの凹部2
5Cの右端に当接して、フィードローラ25をワンウェ
ークラッチKlと一体にして駆動回転させる。
[相] 前記第1給紙部20のフィードローラ25とリ
バースローラ26とにより1枚のみ給送された用紙Pは
、第2給紙部の駆動ローラと従動ローラとがら成る停止
状態にあるレジストローラlへ送り込まれるが、その前
にセンサー2により用紙Pの先端が検知され、その検知
信号に基づき第1給紙部20の駆動源が停止される。こ
の際、用紙Pはレジストローラ1のニップ部に突き当て
られるが、前記駆動源の停止後のタイムラグからループ
か形成され、該ループの復元力により用紙Pの先端かニ
ップ部にくい込むとともに、用紙の先端が整位され斜行
が匡正される。
■ かくしてレジストローラlに街えられ、かつ先頭部
が整位された用紙Pは、レジストローラlによって圧接
挟持されて搬送される。このレノストローラ1による用
紙搬送時には、前述の如く第1給紙部20は駆動停止さ
れていて、フィードローラ軸27およびピックアップロ
ーラ軸45は停止しているが、レジストローラlによる
用紙Pの搬送力によって、フィードローラ25は、リバ
ースローラ26に圧接したまま空転する。
このフィードローラ25の空転により、フィードローラ
25を構成するカラ一部材25Bの凹部25Cの端面は
、ワンウェークラッチK lの凹部K I Aの端面に
当接して図示のようにワンウェークラッチK Iを同一
方向に空転させる。なお、この間、リバースローラ26
は、ニップ部に用紙か1枚入っているときには順転し、
ニップ部に2枚以」二の用紙か入ると逆転して2枚目以
降の用紙を戻す。
■ 第9図は、先行搬送された用紙Pの後端が、第1給
紙部20のニップ部から通過した状態を示す図である。
図において、フィードローラ25とリバースローラ26
のニップ部から用紙Pか通過し終わると、リバースロー
ラ26の周面は、フィードローラ25の周面に直接圧接
し、このときリバースローラ26は矢印方向に逆転して
いるから、フィトーラ25はこれに従動して逆転する。
これによりフィードローラ25のカラ一部材25Bの凹
部25Cは反時#1方向に逆転され、凹部25Cとワン
ウェークラッチK Iの凸部K ] Aとのガタの分た
け逆回転し、逆転不可で停止しているワンウェークラッ
チK ]の凸部K I Aの端面(ストッパ面)に当接
して停止する。
」二連の各ローラの作動によって、先行の用紙Pが通過
した直後、前記ニップ部に送り込まれた後続の用紙Pま
たはニップ部近傍にある用紙I)は、フィードローラ2
5とリバースローラ26の逆転によって戻され、前記ガ
タ分たけフィードローラ25か若干回転したのち停止す
るから、用紙Pは一プ部から引き戻された位置で停止す
る。
なお、上述の用紙戻り動作中、前記ピックアップローラ
24は揺動上昇されて用紙の上方位置に退避しているか
ら、用紙Pは抵抗を受けることなく円滑にニップ位置か
ら給紙カセット側に戻される。
0 前記一回転停止クラッチ28か一回転駆動されると
、ソレノイドSQLに電圧か印加され係止爪3゜かラヂ
エツト車28aの歯部に突入して1回転か阻止されて停
止し、クラッチの連結は解除される。
■ このクラッチ連結解除により、駆動力伝達系の接続
が断たれ、歯車G7は停止するがら、歯車G7、カム部
43.1回転停止クラッチ28は停止し、フィードロー
ラ25およびピックアップローラ24は回転を停止する
以ト述へたように、ピックアップローラ24は、非給紙
時には揺動上昇されて記録紙面より上方位置に停止され
ていて、記録用紙の送り出し時にのみ、その都度揺動下
降して回転する。従って給紙不良や記録紙補充等を行な
うため、給紙カセットを前方に引き出しても、記録紙上
層とピックアップローラか干渉することはなく、記録紙
の損傷を生しることはなくなった。
また、ニップ部近傍にある記録紙Pは、リバースローラ
およびフィードローラの逆転により、給紙カセットを側
に戻されているから、フロントローディング方式の給紙
カセットを前方に引き出したとき、上層の記録紙かノヤ
ムを生しることはなくなった。
〔発明の効果〕
以−ヒ説明したように、この発明の給紙装置は、上記の
構成と機能を有するものであるから、給紙カセソ)・装
脱時に記録紙かピックアップローラや重送防止用ローラ
と干渉してジャムや用紙損傷を生しることはないから、
給紙は確実に行われ、カセット交換操作も容易である。
また、本発明の給紙装置は、給紙用ローラの回転と揺動
とを1個のソレノイドと1個の1回転停止クラッチによ
る作動と、カム部材に応動する揺動レバーによって構成
したものであるから、複雑な機構と同期を省略し得る。
更に、重送防止用のトルクリミッタの動力により、重送
防止後に後続用紙を戻すようになしたから、特定の駆動
源を要せず、構造が簡単であり、耐久性・安定性に優れ
、また装置の小型化と部品コストの低減に優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は記録装置本体の給紙部に給紙カセットを装着し
て給紙する状態を示す給紙装置の断面図第2図(A)、
(B)はこの発明に係る給紙装置の要部断面図、第3図
は給紙装置の駆動系の正面図、第4図は給紙装置の展開
平面図、第5図は給紙装流による給紙過程を示す部分正
面図である。 10Δ、10B・給紙カセット(用紙収納部)1ト力セ
ツト本体 12  ・可動底板 20・・・給紙部(第1給紙部) 22・・押上げレバー(押上げ部材) 24  ・・送り出し手段(ピンクアップローラ)25
・・フィードローラ 25B・・カラ一部材 25C・凹部     26・・リバースローラ27 
 揺動軸(フィードローラ軸) 28・・・一回転停止クラッチ(ばねクラッチ)28a
・・・制動輪部材(ラチェツI・車)29・・・中間軸
    30・・・係止爪33  中間ローラ軸 34
・・中間搬送ローラ35  従動ローラ G1. G2. G3. G4A、 G4B、 G5.
 G6. G7. G8・・・歯車P・用紙(記録紙)
M モータ SQL・・ソレノイド 1、に2  ・ワンウェークラッチ KIA・・・凸部 に3・・・トルクリミッタ 43・・・カム部材   44・・・揺動レバー44a
、44b・・・先端部 45・・・ピックアップローラ軸 46・・・枠体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚の用紙を積載して収納する用紙収納部内の
    用紙の最上層に圧接して該用紙を送り出す送り出し手段
    と、該送り出し手段による給送方向下流側で、用紙給送
    方向に回転するフィードローラと該フィードローラに圧
    接するリバースローラとから成る重送防止手段を備えた
    給紙装置において、 前記送り出し手段を揺動させて、用紙収納部内の用紙の
    最上層に圧接・離間可能にする揺動手段と、 前記フィードローラと、該フィードローラの回転を規制
    するワンウエークラッチとの接続部に、該フィードロー
    ラの正逆転遊び角を設けた正逆転規制部とを備え、 前記重送防止手段が1枚のシートを給送終了後、前記送
    り出し手段を上方に揺動させて、用紙との圧接を解除し
    て退避するとともに、前記リバースローラの逆転力によ
    り、前記フィードローラを前記遊び角だけ一時逆転させ
    て、後続の2枚目以降の用紙を戻すように構成したこと
    を特徴とする給紙装置。
  2. (2)前記リバースローラにトルクリミッタを接続し、
    該トルクリミッタの逆転力により、該リバースローラに
    圧接する前記フィードローラを前記遊び角だけ逆転させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
JP2162451A 1990-06-19 1990-06-20 給紙装置 Pending JPH0455226A (ja)

Priority Applications (2)

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JP2162451A JPH0455226A (ja) 1990-06-20 1990-06-20 給紙装置
US07/921,428 US5199696A (en) 1990-06-19 1992-07-31 Paper feeding unit

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