JPH0455146Y2 - - Google Patents

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JPH0455146Y2
JPH0455146Y2 JP9073087U JP9073087U JPH0455146Y2 JP H0455146 Y2 JPH0455146 Y2 JP H0455146Y2 JP 9073087 U JP9073087 U JP 9073087U JP 9073087 U JP9073087 U JP 9073087U JP H0455146 Y2 JPH0455146 Y2 JP H0455146Y2
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curtain wall
wall unit
vertical
attached
arm
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JP9073087U
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JPS63198747U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ユニツトカーテンウオールを構成す
るカーテンウオールユニツト等のパネル体を建物
躯体に取付ける際に、パネル体を吊り上げガイド
する治具に関する。
〔従来の技術〕
ユニツトカーテンウオールは鉄骨等より成る建
物躯体にカーテンウオールユニツトを取付けたも
のであり、そのカーテンウオールユニツトを取付
けるには屋上あるいは地表に設置したクレーンに
よりカーテンウオールユニツトを吊り上げて取付
位置まで運搬して建物躯体に取付けるのが一般的
である。
しかしながら、カーテンウオールユニツトをク
レーンで吊り上げる際にカーテンウオールユニツ
トが揺れ動き危険であり、これから取付けるカー
テンウオールユニツトが既に取付けてあるカーテ
ンウオールユニツトに衝突してカーテンウオール
ユニツトをいためることがあるので、従来は、例
えば実開昭60−26542号公報に示すように、カー
テンウオールユニツトが揺れ動かないようにして
吊り上げできるようにした吊り上げ用ガイド治具
が提案されている。
つまり、第10図に示すように摺動子aを備え
たく字状のアームbと摺動子cを備えたブラケツ
トdをピンeで回動自在に連結すると共に、アー
ムbの中間部とブラケツトdの下部を係脱するロ
ツク機構fを設けてアームbをピンeを中心とし
て回動することで一方の摺動子aと他方の摺動子
cとを実線で示すように左右方向に位置をずらし
たり、二点鎖線で示すように同一位置としたりで
きるようにし、カーテンウオールユニツトを吊り
上げる時にはアームbとブラケツトdをロツク機
構fで係合連結して一方の摺動子aと他方の摺動
子cとを左右方向に位置をずらし、一方の摺動子
aを既設のカーテンウオールユニツトに沿つて摺
動自在とし、かつ他方の摺動子cを末設のカーテ
ンウオールユニツトに係合することで既設のカー
テンウオールユニツトに沿つて末設のカーテンウ
オールユニツトを吊り上げ、所定の取付位置まで
運搬したらロツク機構fを離脱してブラケツトd
をピンeを中心として回動して末設のカーテンウ
オールユニツトを建物躯体側に移動して取付ける
ようにしてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる吊り上げ用ガイド治具は、一方の摺動子
aと他方の摺動子cが建物躯体側に向いて突出し
ているので、カーテンウオールユニツトの縦部材
に前方に開口したガイド溝を形成する必要があ
る。
他方、通常のカーテンウオールユニツトの縦部
材には側方に開口した縦溝が形成されているが、
前方に開口したガイド溝は形成されていない。つ
まり、左右に隣接するカーテンウオールユニツト
相互間にシール材を装着するため、あるいは建物
清掃用のゴンドラをガイドするためなどに側方に
開口した縦溝が形成されているのが一般的であ
る。
したがつて、前述した吊り上げ用ガイド治具
は、室外側にブラインドを装着するようにした特
殊なユニツトカーテンウオールのように縦部材の
前方に開口したガイド溝を有するものには利用で
きるが、通常のユニツトカーテンウオールには利
用できない。
そこで、本考案は縦部材に、側方に開口した縦
溝を有する通常のユニツトカーテンウオールなど
のパネル体を取付けることができるようにしたパ
ネル体の吊り上げガイド治具を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
基枠1の後側左右両側に摺動子7を相対向して
内向きに取付けると共に、基枠1の前側左右両側
にアーム8を左右回動自在にそれぞれ枢着連結
し、この各アーム8に係合子10を相対向して内
向きにそれぞれ取付けると共に、アーム8と基枠
1とに亘つてアーム8を起立位置においてロツク
するロツク機構11を取付けた吊り上げガイド治
具であり、これにより、摺動子7を既設のカーテ
ンウオールユニツトA1の縦部材20に形成した
側方に開口する縦溝21に嵌合できると共に、左
右一対のアーム8を回動することで係合子10を
末設のカーテンウオールユニツトA2の縦部材2
0に形成した側方に開口した縦溝21に嵌合して
保持できる。
〔実施例〕
第1図に示すように、基枠1は左右一対の縦枠
2,2間に亘つて中間横枠3と下横枠4を横架連
結した形状であり、その縦枠2は前板2aと後板
2bと内板2cと外板2dとで矩形中空の長尺材
となつていると共に、その前板2aの上下中間に
矩形中空の取付横材5が固着され、この取付横材
5の下板5a、つまり下面に中間横枠3が横架連
結され、下横枠4は前板2aの下部間に亘つて横
架連結されている。
前記左右一対の縦枠2,2の内板2c下部には
縦板6が後方に突出してそれぞれビス6aにより
着脱自在に連結され、各縦板6の突出端には硬質
合成樹脂で形成した摺動子7が内向に相対向して
取付けてあると共に、この摺動子7の上下部7
a,7bは尖端形状となつている。
前記縦枠2には左右一対のアーム8の下部が横
ピン9で左右回動自在に枢着されていると共に、
このアーム8には硬質合成樹脂で形成した係合子
10が相対向して内向きにそれぞれ取着してあ
り、さらにアーム8の上部と縦枠2の上部とに亘
つてロツク機構11が取付けてある。
すなわち、アーム8は一側片8aと他側片8b
とでL型の長尺材となり、その一側片8aの下部
に取着したブロツク12と取付横材5の内板5b
に取着した一対のL型のブラケツト13,13と
に亘つて横ピン9が嵌合されてアーム8を左右回
動自在に縦枠2に枢着していると共に、一側片8
aの上部に係合子10がビス14で取着され、前
記ロツク機構11は縦枠2の前板2aと後板2b
とに亘つて係止ピン15を貫通し、その係止ピン
15をアーム8の他側片8bに形成したロツク孔
16に嵌合したものであり、第4図に示すように
係止ピン15はバネ17でロツク孔16に嵌合す
る方向に付勢され、かつ受片18が筒状のストツ
パ19に当接してロツク孔16に嵌合しアーム8
を縦枠2と平行となつた起立位置にロツクでき、
係止ピン15をバネ17に抗して引くことでロツ
ク孔16より抜き出すとロツクが解除されてアー
ム8は横ピン9を中心として左右に回動自在とな
り、その他側片8bの下部に形成した切欠8cが
取付横材5の上板5cに当接して外方に傾倒した
姿勢となる。
前記左右一対の縦枠2の上部にはフツク22が
取着してあると共に、前記摺動子7と係合子10
は同じ幅でアーム8が起立位置の時に左右方向に
同一位置となり、かつアーム8に取着した係合子
10が前方に位置している。
他方、カーテンウオールユニツトAを構成する
縦部材20には建物清掃用ゴンドラのガイド溝と
なる縦溝21が側方に開口して形成され、建物躯
体に取付けられた既設のカーテンウオールユニツ
トA1の縦溝21に左右一対の摺動子7がそれぞ
れ嵌合すると共に、これから取付ける末設のカー
テンウオールユニツトA2の縦溝21にアーム8
に取付けた係合子10が嵌合して保持するように
してある。
次にカーテンウオールユニツトの取付作業を第
5図〜第9図を参照して説明する。
第5図に示すように、地表より2段目までのカ
ーテンウオールユニツトを建物躯体Bに直接取付
けた後に、建物躯体Bの前方に足場などの支持枠
部30を直接取付けたカーテンウオールユニツト
と対向して配設し、この支持枠部30上に末設の
カーテンウオールユニツトA2を収納した保持台
車31を左右走行自在に取付ける。図示しないク
レーンで昇降されるロープ32にガイドローラ3
3を備えた吊り具34を係着すると共に、この吊
り具34に連結した第2ロープ36を保持台車3
1に収納された末設のカーテンウオールユニツト
A2の上部に係着し、この末設のカーテンウオー
ルユニツトA2をクレーンにより持ち上げながら
支持枠部30より突出した支持材37上に移載す
る。
この時、左右の係止ピン15をロツク孔16よ
り抜き出してアーム8をフリーとし、アーム8を
外方に回動して係合子10が末設のカーテンウオ
ールユニツトA2と干渉しないようにしてある。
次いで吊り上げガイド治具Cの左右一対の縦枠
2,2より外しておいた左右の縦板6,6に取着
された左右一対の摺動子7を、既設のカーテンウ
オールユニツトA1の縦部材20に形成した側方
に開口する縦溝21内に嵌合し、その縦板6,6
をビス6aで縦枠21に固定し吊り上げガイド治
具Cを組立てる。その後前記吊り具34に連結し
た第1ロープ35を吊り上げガイド治具Cの縦枠
2に取着したフツク22に係合する。
末設のカーテンウオールユニツトA2が吊り下
げ開始位置(第5図の位置)にある状態で左右の
アーム8を回動して起立することで左右の係合子
10,10を末設のカーテンウオールユニツト
A2の縦部材20の縦溝21に嵌合し、かつロツ
ク機構11でアーム8を起立位置にロツクして末
設のカーテンウオールユニツトA2を保持する。
つぎにロープ32を上昇して第1、第2ロープ
35,36を上昇させて吊り上げガイド治具Cと
末設のカーテンウオールユニツトA2とを吊り上
げる。
この時、吊り上げガイド治具Cの固定された摺
動子7が既設のカーテンウオールユニツトA1
縦部材20の縦溝21に沿つて摺動するから吊り
上げられている末設のカーテンウオールユニツト
A2が揺れ動くことがないと共に、吊り具34の
ガイドローラ33が既設のカーテンウオールユニ
ツトA1の縦部材20の前面に沿つて転動する。
この状態が第6図、第7図である。
第8図のように、末設のカーテンウオールユニ
ツトA2が取付位置まで運搬されたら、第9図の
ようにロツク機構11を解除してアーム8を側方
に回動して係合子10を縦溝21より離隔させて
末設のカーテンウオールユニツトA2の保持を解
放し、建物躯体B側に移動して取付ける。
この後吊り上げガイド治具Cを下降して前述と
同様にして次の末設のカーテンウオールユニツト
A2を保持し、再び既設のカーテンウオールユニ
ツトA1の縦部材20の縦溝21をガイドとして
上方に吊り上げる。
この動作を順次連続して最上方までカーテンウ
オールユニツトを取付ける。
次に保持台車31を左右に走行させて隣接する
既設のカーテンウオールユニツトA1と対向させ
ると共に、縦板6を取外して吊り上げガイド治具
Cを隣接する既設のカーテンウオールユニツト
A1まで移動させ、縦板6に設けた摺動子7を既
設のカーテンウオールユニツトA1の縦部材20
の縦溝21に嵌合し、その縦板6を縦枠2にビス
6aで固着して吊り上げガイド治具Cを組立て、
以後前述の動作を繰り返して行なう。
〔考案の効果〕
摺動子7を既設のカーテンウオールユニツト
A1の縦部材20に形成した側方に開口する縦溝
21に嵌合できると共に、左右一対のアーム8を
回動することで係合子10を末設のカーテンウオ
ールユニツトA2の縦部材20に形成した側方に
開口した縦溝21に嵌合して保持できる。
したがつて、縦部材20に側方に開口した縦溝
21を有する通常のカーテンウオールユニツトよ
り成るユニツトカーテンウオール等のパネル体を
躯体に取付ける際に、末設のカーテンウオールユ
ニツト等のパネル体を既設のカーテンウオールユ
ニツト等のパネル体をガイドとして揺れ動くこと
なしに吊り上げできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の実施例を示し、第1
図は外観斜面図、第2図は背面図、第3図は側面
図、第4図は一部破断平面図、第5図、第6図、
第7図、第8図、第9図は取付け作業説明図、第
10図は従来例の側面図である。 1は基枠、7は摺動子、8はアーム、10は係
合子、11はロツク機構、A1は既設のカーテン
ウオールユニツト、A2は末設のカーテンウオー
ルユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基枠1の後側左右両側に摺動子7を相対向して
    内向きに取付けると共に、基枠1の前側左右両側
    にアーム8を左右回動自在にそれぞれ枢着連結
    し、この各アーム8に係合子10を相対向して内
    向きにそれぞれ取付けると共に、アーム8と基枠
    1とに亘つてアーム8を起立位置においてロツク
    するロツク機構11を取付けたことを特徴とする
    パネル体の吊り上げガイド治具。
JP9073087U 1987-06-15 1987-06-15 Expired JPH0455146Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9073087U JPH0455146Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JP9073087U JPH0455146Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JPS63198747U JPS63198747U (ja) 1988-12-21
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