JP2000130055A - シャッター - Google Patents

シャッター

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JP2000130055A
JP2000130055A JP10305868A JP30586898A JP2000130055A JP 2000130055 A JP2000130055 A JP 2000130055A JP 10305868 A JP10305868 A JP 10305868A JP 30586898 A JP30586898 A JP 30586898A JP 2000130055 A JP2000130055 A JP 2000130055A
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locking
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Masayoshi Saeki
伯 正 義 佐
Mitsuyuki Nukui
井 光 之 温
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッター本体を取り付ける際の施工性の向
上を図る。 【解決手段】 扉体3を巻き上げて収納するボックス5
と、枠2とを備え、ボックス5に取付片5aを設けると
共に、枠2に取付片5aと係止してボックス5を支持す
るフック2aを設け、ボックス5と枠2との間に、ボッ
クス5の取付片5aと枠2のフック2aとの係止位置に
ボックス5を案内するガイド機構30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシと一体化し
たり、サッシに後付けしたり、あるいは、躯体開口に単
体で取り付けて、防犯や雨避けとして用いられるシャッ
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したようなシャッターとして
は、例えば、複数枚のスラットを連ねてなる鎧状の扉体
を巻き上げて収納するシャッター本体と、躯体開口に設
置されるサッシの竪枠を兼ねる枠を備えたサッシ一体型
のものがあり、このシャッターでは、フックを有する取
付具を枠の上端部に固定し、この取付具のフックにシャ
ッター本体の室内側に設けた係止孔を引っ掛けると共に
枠の上端部にシャッター本体の両側の下端部を載置する
ことによって、シャッター本体を枠に取り付けるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のシャッターでは、シャッター本体を枠に取り付ける
に際して、枠に固定した取付具のフックがシャッター本
体の室内側に位置している都合上、シャッター本体を一
旦取付具側に寄せてから、シャッター本体を持ち上げた
状態でフックに係止孔が係止するまで上下左右に移動さ
せなくてはならず、すなわち、勘に頼った施工を行わな
くてはならず、施工性が非常に悪いという問題があり、
この問題を解決することが従来の課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、シャッター本体を取り付ける際の施
工性の大幅な向上を実現することができるシャッターを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るシャッターは、扉体を巻き上げて収納するシャッター
本体と、躯体に装着する本体取付具とを備え、シャッタ
ー本体に係止部を設けると共に、本体取付具に係止部と
係止してシャッター本体を支持する受け部を設け、シャ
ッター本体と本体取付具との間にはガイド機構を設け、
ガイド機構によりシャッター本体を係止部と受け部との
係止位置に案内する構成としており、この構成のシャッ
ターを前述した従来の課題を解決するための手段として
いる。
【0006】本発明の請求項2に係わるシャッターは、
扉体を巻き上げて収納する一方のシャッター本体および
他方のシャッター本体と、一方のシャッター本体と他方
のシャッター本体との間において躯体に装着する本体取
付具とを備え、両シャッター本体の本体取付具側に位置
する各端部に係止部をそれぞれ設けると共に、本体取付
具に両シャッター本体の各係止部と係止してシャッター
本体をそれぞれ支持する受け部を設け、両シャッター本
体と本体取付具との間にはガイド機構を設け、ガイド機
構により両シャッター本体を各係止部と各受け部との係
止位置に案内する構成としており、この構成のシャッタ
ーを前述した従来の課題を解決するための手段としてい
る。
【0007】本発明の請求項3に係わるシャッターにお
いて、ガイド機構は、シャッター本体を前後方向に移動
可能に載置する前後方向ガイド部を具備している構成と
し、本発明の請求項4に係わるシャッターにおいて、ガ
イド機構は、シャッター本体の左右方向の位置決めを行
う左右方向ガイド部と、前後方向ガイド部上を後方側に
移動させたシャッター本体を下方向に移動させて係止部
と受け部とを相互に係止させる上下方向ガイド部とを具
備している構成としている。
【0008】本発明の請求項5に係わるシャッターは、
本体取付具を竪枠とし、シャッター本体の側面と当接す
る竪枠の側面をガイド機構の左右方向ガイド部とした構
成としている。
【0009】本発明に係わるシャッターにおいて、本体
取付具を装着する躯体には、例えば、門に立設する柱も
含むものとする。
【0010】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるシャッターに
おいて、シャッター本体を本体取付具に取り付けるに際
して、シャッター本体を本体取付具に寄せていくと、シ
ャッター本体がガイド機構によって、シャッター本体の
係止部と本体取付具の受け部との係止位置に案内される
ことから、係止部と受け部との係止作業を覗き込みなが
ら行える場合であるなしにかかわらず、本体取付具に対
して勘に頼ることなくシャッター本体を取り付け得るこ
ととなり、したがって、施工性の大幅な向上が図られる
こととなる。
【0011】本発明の請求項2に係わるシャッターで
は、本体取付具に対する一方のシャッター本体の取り付
けが勘に頼ることなく簡単になされると共に、一方のシ
ャッター本体を本体取付具に取り付けた後における他方
のシャッター本体の本体取付具に対する取り付けも一方
のシャッター本体と同じく勘に頼ることなく簡単になさ
れることとなる。
【0012】本発明の請求項3に係わるシャッターにお
いて、シャッター本体はガイド機構の前後方向ガイド部
に載置した状態で後方に案内されるので、この間、作業
者が一人であったとしても、シャッター本体を楽に支え
得ることとなり、施工性のより一層の向上が図られるこ
ととなる。
【0013】本発明の請求項4に係わるシャッターにお
いて、シャッター本体を本体取付具に取り付けるに際し
て、シャッター本体を後方に移動させる間、シャッター
本体を楽に支え得ることとなり、加えて、シャッター本
体が所定取付け位置の近傍に到達すると、ガイド機構の
左右方向ガイド部によりその左右方向の位置決めがなさ
れると共に、上下方向ガイド部によって下方向に移動し
て係止部と受け部とが互いに係止することとなり、その
結果、本体取付具に対してシャッター本体を簡単に取り
付け得ることとなる。
【0014】本発明の請求項5に係わるシャッターにお
いて、上記した構成としているため、シャッター本体の
側面が竪枠の左右方向ガイド部としての側面に当接する
と左右方向の位置決めがなされるので、すなわち、特別
な位置決め手段を設けることなくシャッター本体の左右
方向の位置決めがなされるので、部品点数およびコスト
の低減が図られることとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図3は、本発明に係わるシャッター
の一実施例を示しており、この実施例では、本発明に係
わるシャッターがサッシ一体型のシャッターである場合
を示している。
【0017】図1および図2に示すように、このシャッ
ター1は、躯体開口Sに設置されるサッシ10の竪枠を
兼ねる左右の枠(本体取付具)2,2と、複数枚のスラ
ット3aを連ねてなる鎧状の扉体3と、サッシ10の上
枠11および下枠12の間において左右の枠2,2に架
設される中枠13の上方に位置して扉体3を巻き上げる
巻き上げ軸4と、この巻き上げ軸4を支持しかつ巻き上
げた扉体3を収納するボックス(シャッター本体)5
と、左右の枠2,2の各室外側に取り付けられるガイド
レール6,6と、下枠12の室外側に取り付けられてボ
トムスラット(扉体3の下端部)3bと当接する水切り
7をと備えており、ボックス5は、その室内側の部分を
上枠11,左右の枠2,2および中枠13で囲まれる部
分に挿入した状態で左右の枠2,2に取り付けてある。
【0018】この場合、図3にも示すように、ボックス
5における左右側面には、各々の上下端部から側方に向
けて延出する取付片(係止部)5a,5aがそれぞれ設
けてあり、これらの取付片5a,5aに設けた上下方向
の調整代を有する長孔部22,22を挿通したボルト2
3,23が左右の枠2,2の各室外側面(正面)に上下
に間隔をおいて各々設けた孔部21,21にそれぞれね
じ込まれるようになすことにより、ボックス5を左右の
枠2,2に取り付けるようにしている。
【0019】また、このシャッター1は、左右の枠2,
2に、ボックス5の上側に位置する取付片5aと係止し
て室内外方向の移動を規制するフック(受け部)2aを
設けていると共に、取付片5aをフック2aに導くガイ
ド機構30を設けている。
【0020】このガイド機構30は、上枠11,左右の
枠2,2および中枠13で囲まれる部分に挿入されるボ
ックス5の側面と当接する左右の枠2,2の互いに対向
する側面(左右方向ガイド部)31と、左右の枠2,2
の各対向する側に位置してボックス5の下端部を室内外
方向に移動可能に載せて所定取付け位置の近傍まで案内
する載置部(前後方向ガイド部)32と、所定取付け位
置の近傍に到達したボックス5の下端部と嵌合すること
により取付片5aとフック2aとが相互に係止する方向
にボックス5を移動させる嵌合部33(上下方向ガイド
部)を具備している。
【0021】なお、図1および図2における符号14は
下枠12および中枠13に設けたレール12a,13a
に沿って移動する2枚の障子、符号15は下枠12およ
び中枠13に設けたレール12b,13bに沿って移動
する網戸である。
【0022】このシャッター1において、巻き上げ軸4
を支持するボックス5を左右の枠2,2に取り付けるに
際しては、まず、図3に一点鎖線で示す経路に従って、
上枠11,左右の枠2,2および中枠13で囲まれる部
分にボックス5を寄せていき、このボックス5の室内側
の下端部を枠2,2に設けたガイド機構30の各載置部
32,32に載せて押し込むと、ボックス5は、その側
面と左右の枠2,2の各側面31とが当接することによ
って左右方向の位置決めがなされた状態で所定取付け位
置の近傍まで案内されるのに続いて、所定取付け位置の
近傍に到達したボックス5の下端部が嵌合部33に嵌合
することにより下方に移動することから、ボックス5の
上側に位置する取付片5aが枠2,2の各フック2a,
2aに係止して、ボックス5は、その室内外方向および
上下方向の移動が規制された状態で左右の枠2,2に支
持されることとなる。
【0023】次いで、ボックス5側に設けた長孔部2
2,22を挿通させたボルト23,23を孔部21,2
1にそれぞれねじ込んで仮締めし、この状態でボックス
5の両端部を長孔部22,22の調整代の範囲で上下方
向にそれぞれ移動させて巻き上げ軸4が水平になるよう
にした後、ボルト23,23を締め付けると、巻き上げ
軸4の水平出しがなされた状態でボックス5の枠2,2
に対する取り付けが完了することとなる。
【0024】したがって、このシャッター1では、ボッ
クス5を枠2,2に取り付けるに際して、ガイド機構3
0によりボックス5が所定取付け位置に案内されて、ボ
ックス5の上側に位置する取付片5aが枠2,2の各フ
ック2a,2aに係止することから、枠2,2に対して
勘に頼ることなくボックス5を取り付け得ることとな
り、その結果、施工性の大幅な向上が図られることとな
り、上枠11,左右の枠2,2および中枠13で囲まれ
る部分にボックス5を押し込む際には、このボックス5
がガイド機構30の載置部32に載った状態で所定取付
け位置の近傍まで案内されるので、この間、ボックス5
を楽に支え得ることとなる。
【0025】また、このシャッター1において、上記し
たように、ボックス5を枠2,2の内側に挿入するのと
同時に、ボックス5の側面が左右方向ガイド部としての
枠2,2の各側面31,31に当接して左右方向の位置
決めがなされるので、すなわち、特別な位置決め手段を
設けることなくボックス5のの左右方向の位置決めがな
されるので、部品点数およびコストの低減が図られるこ
ととなり、加えて、所定取付け位置において取付片5a
のフック2aに対する係止が見ながらなされるので、枠
2,2に対するボックス5の取り付け作業性が向上する
こととなり、この後にボックス5を枠2,2にボルト2
3,23を用いて固定する場合には、ボックス5が手放
し状態で枠2,2に支持されているため、作業者が一人
であったとしても、ボックス5の取り付け作業が簡単に
なされることとなる。
【0026】さらに、このシャッター1において、スラ
ット3aが偏らないので、扉体3の昇降時や閉塞時にス
ラット3aがガイドレール6に干渉することが阻止され
ることとなると共に、ボトムスラット3bと水切り7と
の間に隙間が生じることが回避されることとなり、この
際、スラット3a同士の連結部の遊びを小さく設定し得
るので、風を受けた際のばたつき音が少なく抑えられる
と共に、扉体3の巻上げ力の軽減も図られることとな
る。
【0027】さらにまた、このシャッター1において、
上記したように、ボックス5側の長孔部22,22を挿
通させたボルト23,23を孔部21,21にそれぞれ
ねじ込んで仮締めした状態でボックス5の両端部を上下
方向に移動させるだけで、ボックス5の上下方向の位置
調整がなされることから、巻き上げ軸4の水平出しが簡
単な操作でなされることとなる。
【0028】図4および図5は、本発明に係わるシャッ
ターの他の実施例を示しており、この実施例では、本発
明に係わるシャッターがサッシ一体型のシャッターであ
り、かつ、連窓用のシャッターである場合を示してい
る。
【0029】図4に示すように、このシャッター41
は、鎧状の扉体を巻き上げて収納する一方のボックス
(一方のシャッター本体)45および図示しない他方の
ボックス(他方のシャッター本体)と、両ボックス45
の間でかつサッシ10の中枠13の上方に位置して躯体
の柱SPに装着する本体取付具50とを備えており、ボ
ックス45の本体取付具50側の端部には室内側面に向
けて開口する係止孔(係止部)45aが設けてあると共
に、本体取付具50にはボックス45の所定取付け位置
で各係止孔45aと係止してボックス45を支持する2
個のフック(受け部)50a,50aが左右に所定の間
隔をおいて設けてある。
【0030】このシャッター41においても、ボックス
45を所定取付け位置に案内してボックス45の係止孔
45aを本体取付具50のフック50aに係止させるガ
イド機構60が設けてあり、このガイド機構60は、本
体取付具50の室外側面に位置してボックス45の側面
と当接する突片(左右方向ガイド部)61と、本体取付
具50の室外側に位置してボックス45を載せる載置部
(前後方向ガイド部)62と、所定取付け位置の近傍に
到達したボックス45の下端部と嵌合することにより係
止孔45aとフック50aとが相互に係止する方向にボ
ックス45を移動させる嵌合部(上下方向ガイド部)6
3とを具備している。
【0031】このシャッター41において、一方のボッ
クス45および他方のボックスを本体取付具50に取り
付けるに際しては、まず、図5(a)に示すように、一
方のボックス45を本体取付具50に寄せていき、この
ボックス45の室内側の下端部をガイド機構60の載置
部62に載せて所定取付け位置の近傍まで押し込むと、
ボックス45の側面と突片61とが当接することによっ
てボックス45の左右方向の位置決めがなされるのに続
いて、図5(a)に示すように、所定取付け位置の近傍
に到達したボックス45の下端部が嵌合部63に嵌合す
ることにより下方に移動することから、ボックス45の
係止孔45aが本体取付具50のフック50aに係止し
て、すなわち、図4に一点鎖線で示す経路に従って係止
して、ボックス45は、その室内外方向および上下方向
の移動が規制された状態で本体取付具50に支持される
こととなる。
【0032】次いで、ボックス45に設けた固定部45
bをねじ46により躯体側に固定すると、ボックス45
の取り付けが完了することとなる。
【0033】次に、他方のボックスを上記した一方のボ
ックス45と同じ要領で本体取付具50に支持させた後
躯体側に固定すると、他方のボックス取り付けが完了す
ることとなる。
【0034】したがって、このシャッター41では、一
方のボックス45および他方のボックスを本体取付具5
0に取り付けるに際して、ボックス45がガイド機構6
0によって、ボックス45の係止孔45aと本体取付具
50のフック50aとの係止位置に案内されることか
ら、この係止作業を覗き込みながら行える一方のボック
ス45の場合は勿論のこと、係止作業を覗き込みながら
行えない他方のボックスの場合であっても、本体取付具
50に対して勘に頼ることなく取り付け得ることとな
り、その結果、施工性の大幅な向上が図られることとな
り、ボックス45を所定取付け位置の近傍まで押し込む
際には、このボックス45がガイド機構60の載置部6
2に載った状態で案内されるので、この間、ボックス4
5を楽に支え得ることとなる。
【0035】また、ボックス45を本体取付具50に支
持させた後、このボックス45の固定部45bをねじ4
6により躯体側に固定する場合には、ボックス45が手
放し状態で本体取付具50に支持されているため、作業
者が一人であったとしても、ボックス45の取り付け作
業が簡単になされることとなる。
【0036】上記した実施例では、本発明をサッシ一体
型のシャッターに適用した場合を示したが、これに限定
されるものではない。
【0037】また、上記した実施例では、ボックス5
(45)をガイド機構30(60)の載置部32(6
2)に載せて押し込んで、ボックス5(45)の下端部
を嵌合部33(63)に落とし込むことによって、ボッ
クス5の取付片5aと枠2のフック2aと係止させる構
成としているが(ボックス45の係止孔45aと本体取
付具50のフック50aとを係止させる構成としている
が)、この構成に限定されるものではなく、シャッター
本体を押し込みつつ左右方向に移動させることによって
係止部と受け部とを係止させたり、シャッター本体を押
し込むだけの操作で係止部と受け部とを係止させたりす
る構成とすることも可能である。
【0038】さらに、本発明に係わるシャッターの詳細
な構成は、上記した実施例に限定されるものではなく、
他の構成として、例えば、ガイド機構の前後方向ガイド
部をガイド溝とすることによって前後方向ガイド部に左
右方向ガイド部の機能を持たせたり、前後方向ガイド部
を傾斜面とすることにより前後方向ガイド部に上下方向
ガイド部の機能を保持させたり、上下方向ガイド部と左
右方向ガイド部とを組み合わせたりすることも可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求
項1に係わるシャッターでは、上記した構成としたた
め、係止部と受け部との係止作業を覗き込みながら行え
る場合であるなしにかかわらず、本体取付具に対して勘
に頼ることなくシャッター本体を取り付けることがで
き、したがって、施工性の大幅な向上を実現することが
可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0040】本発明の請求項2に係わるシャッターで
は、本体取付具に対して一方のシャッター本体を勘に頼
ることなく簡単に取り付けることができるのは勿論のこ
と、一方のシャッター本体を本体取付具に取り付けた後
における他方のシャッター本体の本体取付具に対する取
り付けをも極めて簡単に行うことができるという非常に
優れた効果がもたらされる。
【0041】本発明の請求項3に係わるシャッターで
は、上記した構成としているので、シャッター本体の係
止部と本体取付具の受け部とを係止させるまでの間、作
業者が一人であったとしても、シャッター本体を楽に支
えることが可能であり、本発明の請求項4に係わるシャ
ッターによれば、上記した構成としているため、本体取
付具に対してシャッター本体を簡単に取り付けることが
でき、本発明の請求項5に係わるシャッターでは、上記
した構成としていることから、請求項1〜4に係わるシ
ャッターと同じ効果が得られるうえ、部品点数およびコ
ストの低減を実現することが可能であるという非常に優
れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるシャッターの一実施例を示す縦
断面説明図である。
【図2】図1に示したシャッターの横断面説明図であ
る。
【図3】図1におけるシャッターのボックス(シャッタ
ー本体)を枠(本体取付具)に取り付ける要領を示す部
分斜視説明図である。
【図4】本発明に係わるシャッターの他の実施例を示す
ボックス(シャッター本体)を本体取付具に取り付ける
状況の部分斜視説明図である。
【図5】図4におけるシャッターのボックス(シャッタ
ー本体)を本体取付具に取り付ける要領を示す横断面説
明図(a),(b)である。
【符号の説明】
1,41 シャッター 2 枠(本体取付具) 2a,50a フック(受け部) 3 扉体 5,45 ボックス(シャッター本体) 5a 取付片(係止部) 30,60 ガイド機構 31 枠の側面(左右方向ガイド部) 32,62 載置部(前後方向ガイド部) 33,63 嵌合部(上下方向ガイド部) 45a 係止孔(係止部) 50 本体取付具 61 突片(左右方向ガイド部) S 躯体開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉体を巻き上げて収納するシャッター本
    体と、躯体に装着する本体取付具とを備え、シャッター
    本体に係止部を設けると共に、本体取付具に係止部と係
    止してシャッター本体を支持する受け部を設け、シャッ
    ター本体と本体取付具との間にはガイド機構を設け、ガ
    イド機構によりシャッター本体を係止部と受け部との係
    止位置に案内することを特徴とするシャッター。
  2. 【請求項2】 扉体を巻き上げて収納する一方のシャッ
    ター本体および他方のシャッター本体と、一方のシャッ
    ター本体と他方のシャッター本体との間において躯体に
    装着する本体取付具とを備え、両シャッター本体の本体
    取付具側に位置する各端部に係止部をそれぞれ設けると
    共に、本体取付具に両シャッター本体の各係止部と係止
    してシャッター本体をそれぞれ支持する受け部を設け、
    両シャッター本体と本体取付具との間にはガイド機構を
    設け、ガイド機構により両シャッター本体を各係止部と
    各受け部との係止位置に案内することを特徴とするシャ
    ッター。
  3. 【請求項3】 ガイド機構は、シャッター本体を前後方
    向に移動可能に載置する前後方向ガイド部を具備してい
    る請求項1または2に記載のシャッター。
  4. 【請求項4】 ガイド機構は、シャッター本体の左右方
    向の位置決めを行う左右方向ガイド部と、前後方向ガイ
    ド部上を後方側に移動させたシャッター本体を下方向に
    移動させて係止部と受け部とを相互に係止させる上下方
    向ガイド部とを具備している請求項3に記載のシャッタ
    ー。
  5. 【請求項5】 本体取付具を竪枠とし、シャッター本体
    の側面と当接する竪枠の側面をガイド機構の左右方向ガ
    イド部とした請求項4に記載のシャッター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012087456A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Sanwa Shutter Corp 外壁取り付けシャッターの防水構造
JP2014070400A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Lixil Corp シャッター付サッシ

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